ポンドドル 日足 ポンドドルの日足チャートを見て皆さんは何を感じるでしょうか? 移動平均線大循環分析で見ると、ステージが下降期の第4ステージから第5ステージ、第6ステージ、そして、第1ステージへと移行してきました。 ここでトレンド転換していくかどうかは分かりませんが、第4ステージから第1ステージへの移行するときのパターンを学びましょう。 まずは、下降帯が傾きを持って間隔が広がっていっていたのが、帯が横ばいになり、帯が狭くなってくると 価格が帯に突入してから短期移動平均線が帯に突入していきます。 このときの移動平均線の変化とMACDの変化を理解しましょう。 価格とMACDのダイバージェンス(逆行現象、変化の兆し)が発生することがあり、MACD1やMACD2のダイバージェンスもそうですが、 MACD3にダイバージェンスが発生...
米国10年債利回り 週足チャート 個人的には米国債利回りが、これからの相場展開のカギを握っていると感じています。 先週ECBが3年半ぶりの量的緩和を決定しました。 今週は、FOMC、日銀と金融政策決定会合という大きなイベントを控えています。 金利が下がり続けて未知への世界に突入してしまうのか、 それとも、切り返して金利高の世界に戻るのか、 非常に重要な局面に差し掛かっていると見ています。 チャートをエリオット波動的に分析してみました。 上昇5波動に、下落3波動と見ています。 そして、最後のC波の中に、細分化された5波動が入っているという見方もできるとみています。 そこから大きな陽線が立ちましたが、これが、反転のトリガーとなるのか、単なる一過性の動きで2016年の安値を割ってくるのか・・・ この違いは天と地の違いと...
北海ブレントオイル 日足チャート 石油が急騰しています。 チャートでも目が覚めるような大きな、大きな大陽線が立っています。 ニュースで出いますが、日曜日にサウジアラビアで石油施設が攻撃を受けました。 国営サウジアラムコの2カ所の石油施設が攻撃を受け、サウジアラビアの生産量の半分がストップするというとんでもない事件です。 当然、これを受けて供給懸念もさることながら、地政学的リスクへの懸念などから原油価格が急上昇しています。 この攻撃の背景にイランが関与しているといった話も出ているからです。 では、チャートを見てみましょう。 我々はこの急騰を先読みして買いを入れることは不可能ですが、相場の流れに変化を感じることはできたかもしれません。 上下にトレンドラインを引いています。 上値抵抗線を超えてきて、下値も切り上がってきてい...
日経225 日足チャート 小次郎講師と出会う前ですから、何年も前になりますが、 出会う前にテクニカルアナリストとして活動していた時に、私が使っていたオシレーターを表示して見ました。 移動平均線は単純移動平均線を使っていました。 やはり、こうやって比べると単純移動平均線よりも指数平滑移動平均線の方が滑らかだとはっきりと分かりますね。 MACDは大循環MACDではなく、通常のMACDを使っていましたね。 大循環MACDは、移動平均線大循環分析との相性が抜群に良いですね。 通常のMACDも使えますが、移動平均線の間隔を見ているわけですから、移動平均線との相性も必要ですよね。 通常のMACDにおけるMACDとシグナルのゴールデンクロス、デッドクロスやダイバージェンス(逆行現象、変化の兆し)をサインとして使っていました。 そし...
(4521)科研製薬 週足 チャートを見ると、弱含みのもみ合い相場のようです。 長い時間をかけて膠着しているのが分かります。 さて、皆さんはこのチャートを見て「凄い!凄すぎる!!」と感じるか、 それとも、「動いていないね。つまらないね。」と思うか。 自分の胸に手を当てて考えてみていください。 私は、このようなチャートを見ると、ワクワクしてきます。楽しくなってきます。 勿論、トレードはしませんが、自分のウォッチリストに入れてもみ合い相場銘柄としてチェックしておきます。 相場はトレンド相場と中間波動で出来ています。 中間波動が終わればトレンド相場となります。 この膠着相場もいずれ終わりの時を迎えます。 そして、終わると同時に始まります。そうです。トレンド相場が始まるのです。 そう考えると、ワクワクしませんか。 直近の動...
日経平均 週足 トレーダーは利益を上げるためにトレードします。 利益を上げるためには、相場という「上がるか下がるか」という2分の1の確率を当てなければいけません。 そのために、多くのトレーダーが上がるか下がるかを予想、予測します。 初心者の方も、「相場に絶対は無い」ということを理解はしていても、絶対に近い確率で当たる銘柄があると信じている方が多いように感じます。 はっきりと申し上げると、相場に絶対は無く、絶対に近いこともありません。 上がるか下がるかの確率は2分の1ですので、50%が基本です。2回すれば1回は負ける確率です。 上がるか下がるかは結果論であって、上がるか下がるかを予想、予測すればするほど、相場観が固まってしまう傾向があります。 縦横無尽に対応できるトレーダーはOKですが、残念ながら多くのトレーダーは上がる...
ユーロドル 月足 個人的には、マーケットに変化が起きているように感じます。 なぜなら、下降していた株式市場が上昇し始めてきました。 下降していた金利が反転し、上昇していた貴金属も反落、為替も動き出しました。 このように、マーケット全体が一斉に動き出したときには変化が出てくることがあります。 勿論、だからといって、方向性を決めつけてポジションを過度に取るのは厳禁です。 一過性の場合もあるからです。 ただ、このように小さな変化を感じたら、次に大局を確認しておく必要があります。 なぜ、大局を確認するのかというと、小さな変化から大きな変化へと移行するのであれば、 値動きが大きくなってくる可能性があるからです。 値動きが大きくなるということは、値ごろ感を持ったトレーダーが一番大きくやられてしまいます。 特に、ポジションが逆にい...
米ドル/日本円 240分 8月から9月の動きを見てみましょう。 8月の前半は105円まで円高が進行しました。 そのときには、価格とMACDの動きに、ダイバージェンス(逆行現象、変化の兆し)が発生していました。 そこから大陽線が一本立ったことで、トレンド転換するのではないかと感じさせる動きとなりました。 ところが、その大陽線の高値(ヒゲのところ)を更新出来ずに、もみ合い相場に移行しました。 帯は下降帯から上昇帯に移行しましたが、大陽線の高値は更新出来ずに推移していました。 今度は、大陰線が出てダイバージェンスが発生したところの安値を更新してきました。 長い下ヒゲから一気に価格が切り返してきました。 今年の年初にもありましたが、強制ロスカットがヒットしたような動きとなりました。 買い方が振るい落とされてから切り返す動きはFX...
NYGOLD 週足チャート COMEX取引所に上場しているGOLDの週足チャートです。 CFTCは毎週金曜日(日本時間土曜日の朝)に火曜日時点のファンドや商業筋などのポジションの発表が行われます。 今回のチャートは商業筋ではなく、ファンドのポジションの動きを見てみましょう。 そうすると・・・ ファンド(オプションを含む)のロング(買い残)が積み上がっているのが分かります。 この勢いが続けば上昇トレンドが継続しますが、一旦流れが変われば積み上がったファンドの買いの決済(売り注文)が一気に噴出してきます。 ここからどうなるのかに注目しながら見ていきましょう。 TradingViewでは、CFTCも表示できるので便利ですよね。 活用していきましょう。
上記のチャートは 上海総合指数 240分足 ゴールド/ドル建て 240分足 ポンド/米ドル 240分足 米10年債利回り 240分足 これらのチャートの変化を見て、私はマーケットに何か起きているのではないだろうか。といった雰囲気を感じます。 米中貿易戦争の影響を一番受けていた上海総合が切り返しています。 弱かったポンドも反発しています。 下落が続いていた金利が反発しています。 強かったゴールドが反落しています。 日経225がもみ合いを上放れたとか、ドル円も直近のもみ合いを上反れてきたとか・・・。 何かが起きているのであろう。といいたくなるようなチャートの変化。 それとも、単に気にし過ぎなだけで一過性の反応なのでしょうか。 絶対にチェックしなければいけない銘柄がこのように反転しています。 どうしても何かがあったとし...
ポンド円 日足チャート 英国のEU離脱の可能性からポンドが大きく売り込まれていますね。 移動平均線大循環分析で見ると、第4ステージとなっています。 5月から安定下降期となっていましたが、ここにきて小さな変化の兆しが出始めてきています。 ポンド円をトレードするときに、3月から5月のディセンディングトライアングル下抜けと、 移動平均線大循環分析で第4ステージの状態が重なっていますので「売り」狙いになっていますね。 そこから下降の角度が変わりチャネル的な動きとなりましたが、ステージに変化が出ることなく角度が急になって下降しました。 チャネルのところは注意しながら見ていくところでしたが、チャネルを下抜けですので売り継続ですね。 そして、8月に安値を付けてから切り返して、その高値と安値のところに水平線を引きました。 その水平線の...
(4825)ウェザーニューズ 週足 大局上昇トレンド3段上げという綺麗なチャートを形成していますね。 そこからゴチャゴチャした動きとなっています。 多くの投資家が陥りやすい投資行動が二つあります。 一つは仕掛けの間違い。 もう一つは銘柄選びの間違い。 では、ひとつひとつ見ていきましょう。 まずは、仕掛けの間違いですが、これは上昇トレンド3段上げをしていますが、一段目、二段目の上昇相場、もしくは三段目の上昇相場に乗れていればOKです。 ところが、残念ながら大相場に乗り切れなかった方は、次こそはと押し目が入ったところから仕掛けてしまい、その後の中間波動(調整局面)で苦戦するのです。 そして、「私が買えば下がる」といった認識を持ってしまいます。 もう一つは銘柄選びですが、このように綺麗な上昇三段上げの銘柄を見ると、もし買っ...
豪ドル/米ドル 240分足 移動平均線大循環分析(イド大) 大循環MACD(大マク) 大循環ストキャス(大スト) この三つを使ってトレンド相場をしっかりと獲り、もみ合い相場も獲りに行くというのが複合トレードです。 複合トレードを上手く活用するためのヒントは、イド大の帯、大マクの帯MACDにあると見ています。 どういうことかというと、イド大の帯の傾きや間隔の違いでイド大をベースにトレードするか、大ストをベースにトレードをするかを判断します。 イド大の帯の角度の変化を見ていきましょう。 角度が急で大マクの帯MACDが大きくなっているときはトレンド相場になっていますので、イド大をベースにトレードをしていきます。 角度が緩やかになってくれば、大マクの帯MACDが小さくなってきますので、大ストの出番が多くなってきます。 上記...
XAUUSD (ドル建てゴールド) 日足チャート 先日のチャートはダウ工業株とダウ公共株の比較チャートでした。 ダウ理論では工業株と輸送株を比較しますが、今回もダウ理論からチャート見てみましょう。 ダウ理論に「トレンドは継続する」という言葉があります。 大底を打った相場は天井を打つまでは様々な動きを見せながらトレンドが継続するということです。 そして、明確な天井打ちのサインが出てからやっと反転するのです。 それまでは、とことんトレンドが継続していきます。 大きく分けて日柄調整と値幅調整、 中間波動としては、「フラッグ」や「ペナント」などの形状を見せます。 これらは、天井を打ったと感じさせるフェイク(ダマシ)の動きを見せます。 このフェイクの動きに惑わされてはいけません。...
ダウ公共株15種平均 日足チャート 米国の一番メジャーな株価指数は、「ダウ工業株30種平均」ですね。NYダウと言ったりもします。 そして、ダウは工業株だけでなく、ダウ輸送株20種平均、ダウ公共株15種平均の3つがあります。 それらを合わせた、ダウ総合65種平均があります。 通常、日本の投資家はであれば、日経平均は見ているでしょうが、TOPIXなどと動きを比べたりといったことをしている方はぐっと減ってくると思います。 ましてや、米国のダウ工業株を見ている人はさらに減るでしょうし、さらにこういったダウ工業株以外の物を見ている人はほとんどいないかもしれませんね。 これらを見ている方はさすがです。 これらを比較することで、マーケットの動きにどういったことが起きているかのヒントを見つけることが出来ます。 例えば、米中の貿易戦争が...
ドル円 4時間足 大きな変化があったきは大局を確認して俯瞰的に見ることが必要です。 そこから今度は小さな変化が起きるかどうかを確認しながらクローズアップしてみていきます。 どういうことか具体的に見ていきましょう。 大きな変化が起きたときは、大陽線や大陰線など、大きな動きが出てくるので多くの投資家が冷静さを失います。 そして、そこが高いのか安いのか、ここからどうなっていくのか、といった判断ができないまま振り回されやすいトレードをしてしまいます。 ですから、その大きな変化がトレンド相場の始まりか、それともトレンド相場の終わりなのかを確認しなければいけません。 つまりは、中間波動(調整局面)の終わりなのか、それとも中間波動の始まりなのかを大局を見てヒントを探していきます。 大局での移動平均線大循環分析でのステージを確認します...
(2897)日清食品ホールディングス 週足 相場はトレンド相場と調整局面とに分かれます。 トレンド相場は分かり易く、調整局面はわかり難い動きとなる傾向があるといった特徴があります。 大きな利益を狙うにはトレンド相場をしっかりと獲る必要があります。 調整局面は動きが難しく大きな利益も取り難いところです。 ですから、そのトレンド相場と調整局面の違いをはっきりと見極めなければいけません。 トレードをするのであれば、常にその点を意識する必要があります。 その見極めが出来ればトレンド相場だけをしっかりと獲ることが出来るようになります。 勿論、その見極めは簡単ではありませんが・・・ トレンド相場か調整局面か、トレンド転換かトレンド継続か。 常にその点を意識することで、トレンド相場を獲ることに意識が向きますので、大きなチャンスを手に...