NZドル/円 240分足 移動平均線大循環分析では第4ステージの安定下降期です。 短期移動平均線の動きにはまだ大きな変化はありません。 大循環MACDで見ると、価格とMACDの関係がダイバージェンス(逆行現象)となっており変化の兆しが出てきています。 大循環ストキャスで見ると、ボトムゾーンから何度も上抜けしダマシが連続して続いています。 ダイバージェンスが発生したから売りから買いの替わると考えて「買い」エントリーするのではなく、 ここから価格とMACDの動きが順行(MACDの切り返しに価格も追随する動きになる)ところを狙いたいですね。 ダマシ覚悟でダイバージェンスのところを狙う戦略もあるかもしれませんが、 その時はリスクが高いところを狙っていることを認識しロスカットを厳しくする必要があります。...
日経225の日足チャートです。 トレンドラインを引こうシリーズの日経225バージョンです。 トレンドラインを引くとチャートが「ごちゃごちゃする!」という方もいらっしゃるかもしれません。 ましてや、フィボナッチを入れると尚更かもしれません。 確かに一理ありますが、ラインを引くことでヒントを探すこともできますので私はいつもラインを入れます。 また、フィボナッチも予測やシナリオ作成のために使います。 相場は上がるか下がるかを当てる予想のゲームではありません。 買い方と売り方のバランスが崩れるところ(エッジが発生するところ)を探し、そこを狙い澄ます。 それを「大数の法則」に基づいて確率のビジネスとしてトレードする。 これが小次郎講師流のトレードです。 そのためには、買い方と売り方の均衡が崩れるところを探すためのヒントが必要です...
今回は8画面の為替を見てクロス円を中心に比較してみましょう。 ドルストレートのドル/円も入れましたが、他の7銘柄はクロス円です。 米中の貿易摩擦が激化して、マーケットはリスクオフの動きになっています。 マーケットが大きく動いているときに、様々な銘柄を比較することでどの銘柄が強く、どの銘柄が弱いかが見えてきます。 要は強い通貨と弱い通貨を合わせれば変動率の高い通貨ペアを探すことができます。 では、まず基本的なことですが、上記で出てきたワード、ドルストレートとクロス円とは何かをみてみましょう。 ドルストレート・・・ユーロ/ドル、ポンド/ドル、のように、米ドルと各通貨の組み合わせ。ドル/円もそうですね。 クロス円・・・ユーロ/円、ポンド/円、のようにドル円以外の円を介する組み合わせ。 8つの通貨ペア(4時間足)を比較し...
野村総合研究所の日足チャートです。 今日は日曜日で株やFXは休場ですのでじっくりとチャートを見ていきましょう。 今回は移動平均線大循環分析で一歩踏み込んだ分析をしてみましょう。 直近の第1ステージのところではなく、昨年の200EMAを下回る局面のところと、二番底を付けて切り返す二つの局面を見ていきましょう。 この二つの局面の意味を理解することが出来れば、初心者の方は中級者にレベルアップできます。 ここは非常に重要なところですので、理解できていない方は何回も読んでチャート何回も見て理解できるようにしましょう。 そうすれば一気にレベルアップできます。 まずは、200EMAの局面を見ていきましょう。200EMAは大局の強気と弱気の分岐点となるといわれています。 この200EMAの流れに沿って素直にトレードすることが大事です。 ...
ここ最近、 CFTCやオプションの取組高を 追いかけながら考えた、 米国のインデックスの違いです。 ※ 確かめてないので、話半分でお読みください CFTCの建玉明細は、 それぞれに、異なる値で破線を引いています。 これは、過去の最高水準の取組高から引いたものです。 この値を比べることで、 例えば、投機筋の取引規模が分かりますね。 >> 投機筋の取組高 - ダウ 90,000 - S&P 100,000 - ナスダック 800,000 これに、現在の価格を掛けると、 ざっくり規模感が分かります。 >> 投機筋・ざっくり規模感 - ダウ 90,000 × 26,000 = 23億4000万ドル - S&P 100,000 × 2,900 = 2億9000万ドル - ナスダック 800,000 × 7,600...
ドル円の60分足チャートです。 まず、現状分析をしてみましょう。 移動平均線大循環分析では第5ステージとなっています。 安定下降期である第4ステージから変化してきました。 大循環MACDで見ると、価格とMACDの動きが逆行するダイバージェンスとなっています。 ダイバージェンスは変化の兆しです。 大循環ストキャスでもダイバージェンスとなってボトムゾーンから上抜けてきました。 移動平均線大循環分析の基本では買う局面ではありませんが、早仕掛けをすると仮定します。 その時に、資金管理をどうするか考えてみましょう。 投資用資金が100万円とすると、どれくらい買うのが適切でしょうか。 資金管理にはユニットという考え方があります。 1日に取るリスクは1%と考えます。 そうすると100万円の1%は1万円です。 次に、1日の平均的な値動...
ダウ、S&P、ナスダックそれぞれの先物価格と、 オプションの取組高が多い価格を描画しています。 赤い点線が Putオプション(売る権利) 青が Callオプション(買う権利)です。 点線の右には、 「銘柄コード」「限月」「取組高」が書いてあります。 取組がある価格は、 実際にお金が乗っている価格であるため、 強い根拠になる価格だと考えています。 どういうことかと言うと、 「赤の点線あたりで買い支えたい人が多そう」 ということです。
横河電機(6841)の週足チャートです。 三角持ち合いが大好物な私ですが、この形状も大好きです。 まだ確定していないので決めつけは禁物ですが・・・ この形状は「ダイヤモンドフォーメーション」となりそうな形をしています。 これは天井圏で稀に出ているフォーメーション分析の一つです。 逆三尊やダブルトップなどもフォーメーション分析です。 海外で人気のハーモニックもそうですよね。 こう考えると、フォーメーション分析って非常に興味深い分析ですよね。 果たして、「ダイヤモンドフォーメーション」が完成するのか、しないのか・・・ 大注目ですよね。
一目均衡表です。 チャートは米国株のアマゾンの日足チャートです。 一目均衡表の基本を確認しましょう。 一目均衡表は5本の線から出来ています。 転換線・・(過去9日間の最高値+過去9日間の最安値)÷2 基準線・・(過去26日間の最高値+過去26日間の最安値)÷2 遅行スパン・・当日の終値を26日過去にずらして描画 先行スパン1・・(転換線+基準線)÷2を26日将来に描画 先行スパン2・・(過去52日間の最高値+過去26日間の最安値)÷2を26日将来に描画 一目均衡表はそれぞれの5本の線の均衡点が一目で分かります。 そして、その均衡が崩れてくるところを見るツールです。 一目均衡表も奥の深い世界ですよね。
トランプ米大統領が世界のマーケットに冷や水を浴びせました。 中国に対して関税引き上げを突然表明したことが要因です。 株式市場は失速、安全通貨の円が買われる動きとなりました。 円は主要通貨に対して概ね円高となっています。 赤色の実線を下回ってきました。 赤色の水平線が3月の安値ですので、ここからは、この水準を維持するか、割ってくるかが焦点となりそうです。 割ってくれば、今度は上値抵抗線を引いて見ていくことになりそうです。 大循環ストキャスはトップゾーンからボトムゾーンに入ってきました。 ここからリスク回避の動きが続くのでしょうか。 注目しましょう。
上下2分割のチャート画面。 同じ通貨の違う時間足を表示し、セッション区切りを表示させる。 セッションの幅を揃えれば上位時間足のローソク足とその中での下位時間足を視覚的に見ることが出来る。
6時ごろ発表のオーダー情報と 11時ごろのオプションの取組高をもとに チャートを作成しました。 ▶ ドル円 大きめオプション・カットが出てきました。 気になる存在です。 オプションについては、以下の補足がついています。 > オプション設定水準の手前では防戦の売買が、抜けたところではストップロスの売買が活発化しやすい。また、期限(カットオフタイム)に向けて設定水準に収れんする動きを見せる場合もある。 > オプション数量表現の目安 ・大きめ:10億通貨単位以上 ・非常に大きめ:20億通貨単位以上 ・極めて大きめ:30億通貨単位以上 10億通貨単位以上・・・。スゴイ数字ですが、ドル円の世界ではよくある数字何だと思います。おそるべし。 ▶...
移動平均線大循環分析における仕掛けの考え方です。 今回のチャートはNYダウの日足チャートです。 基本的な仕掛けは3つあります。 「トレンド転換の仕掛け」 「トレンド継続の仕掛け」 「もみ合い放れの仕掛け」 移動平均線大循環分析において仕掛けの基本は、第1ステージで買い、第4ステージで売り、です。 ここで、トレンドが大きな相場をしっかりと獲ることが出来るようになれば、次に、相場の状況に応じて仕掛けを替えていきます。 「トレンド転換の仕掛け」 大きく上昇(下降)した相場が反転して、下降(上昇)相場に転換するところを狙う仕掛けです。 相場が転換するかどうかは後にならないとわかりません。また、完全に転換してからでは相場が大きく上昇(下降)していることもあります。 よって、一手早く仕掛けます。「第6ステージで買い」「第3ステー...
IMM円 日足チャートです。 CMEで取引されている円の先物取引です。 普段見慣れているドル円のチャートは 価格が上昇するとドル高になり、円から見れば円安です。 価格が下落するとドル安になり、円から見れば円高です。 要は、ドルの視線から見ているチャートになります。 IMM円は円で見ているので、素直に、円の価値が上がれば上昇し、価値が下がれば下降します。 では、CFTC建玉明細を見てみましょう。(4/30現在) ダウ工業 24217枚(-448枚) S&P500 1239枚(-3845枚) 円建日経平均 28229枚(+2265枚) IMM円 -99599枚(-5185枚) IMMユーロ -105544枚(-126枚) ドルインデックス 28949枚(+194枚) 豪ドル -59005枚(-8556枚) 英ポンド ...
移動平均線大循環分析と大循環MACDの考え方を見ていきましょう。 上記のチャートはドル円の日足チャートです。 ローソク足を消していますので、年始の大きな下ヒゲもありませんね。 日々のトレードにおいて、ローソク足の存在が大きなヒントを与えてくれる時もありますし、 逆に、ローソク足の動きが邪魔になって素直なトレードが出来ないことがあるかもしれません。 通常のチャートを見ながら、移動平均線大循環分析と大循環MACDを使って大きな流れを確認するときは、 ローソク足を消して、大循環MACDの帯MACD(MACD3)だけにすると、見え方が変わります。 MACD3=(中期移動平均線)ー(長期移動平均線)、となります。 つまり、移動平均線大循環分析における帯の間隔をMACD3として表示しています。 移動平均線大循環分析での帯の動きを...
株式市場の動きを予測するときに、景気の先行指標としてウォッチされる銘柄がいくつかあります。 米国の株式市場では、 例えば、ダウ工業株30種平均とダウ輸送株20種平均、ダウ公共株15種平均との比較から 将来を予測する方法があります。 また、VIX指数の動きや 先日記載したGSRの動きなども景気の先行指標や先行銘柄といわれることがあります。 今回のCOPPER(銅)の動きも景気の先行指標としてウォッチする方が多いようです。 工業品として使われる銅は景気の動きに敏感に反応して動く傾向があります。 今回、銅価格が移動平均線大循環分析で、第4ステージとなりました。 赤色の折れ線グラフは、ダウ工業株30種平均株価です。 銅の価格が先行指標となるのか、ならないのか・・・ いつも、必ず先行指標となるわけではないので、あくまで参考...
フォーメーション分析 フォーメーション分析には大きく分けて 「天底を暗示するフォーメーション」 「相場の継続を暗示するフォーメーション」 の二つがあります。 天底は三尊天井(ヘッド・アンド・ショルダー)やダブルボトムなどなど~ 継続パターンは、ペナント(三角持ち合い)、フラッグ(平行四辺形)、ウェッジ(上昇(下降)三角形)などなど~ ある程度トレンドが出来ていて、そこから、三角持ち合いになる時は、トレンド転換ではなく、トレンド継続となることが多いとされています。 フォーメーション分析は、見た目で分かり易いのが特徴です。 ただ、ダマシに合うこともあるので決めつけるのは厳禁です。 エリオット波動や一目均衡表の値幅観測論、そして、フォーメーション分析などは、 パターンに入るとターゲット(予測価格)が明確になるところが便利で...
ユーロドル 週足チャート 移動平均線大循環分析は3本の移動平均線を使います。 大循環MACDは MACD1 MACD2 MACD3 3本のMACDを使います。 では、MACDとは何でしょう。 MACDを日本語にすると移動平均線収束拡散手法といいます。 MACDの最初のMAとは、移動平均線のMA、Moving...