(EURUSD) ユーロドル 日足チャート ユーロはECBによる金融緩和継続と12月に追加の金融緩和を行うというメッセージによりユーロ安の動きになってきました。 9月1日の高値を付けるまでは、わかりやすい動きでした。 買いを持ち続けるだけで大きく上昇しているわけですから分かりやすい動きですよね。 ところが、その動きが終わると急に難しい動きになっています。 相場は分かりやすい動きと難しい動きが混在して展開していきます。 では、ここから考えられる展開はどうなるでしょうか。大きく分けて二つの展開が考えられます。 一つは暫く難しい動きになるということです。上昇や下降しながらも難しい動きになるか、もみ合い相場となるかですね。 もう一つは分かりやすい動きです。上昇トレンド復活か、下降トレンドへの転換かです。 直近の動き...
(4062)イビデン 週足 先日の決算発表がいい意味でサプライズになっていたので取り上げてみました。 今回は、2019年の前半からのトレンド転換の流れについて見ていこうと思います。 今回みていくトレンド転換のポイントはざっと4つだと思っています。 まず、下降トレンドが続いている中で、週足はもみ合い弱含みの展開のようでした。 上値抵抗線や下値支持線を引くと、拡大型のトライアングルにも見えるような形状です。 その下降の流れから変化が出てくるときには多くの銘柄で決まった特徴が出てきます。 まず、安値更新をしなくなる。(二番底を付ける)【ポイント1】 次に、一番底と二番底の間の高値を上抜けていく。そして、上値抵抗線を突破する。【ポイント2】 そこから一旦反落するもサポレジ転換(下のアイデア投稿を参照)する。【ポイン...
(DJI)NYダウ 日足 大局の動きに変化が出てくるのでしょうか。 考え方としては、9月に高値をつけてから反落し、9月24日に安値をつけました。 移動平均線大循環分析のステージが第1ステージから第3ステージに移行しました。 今回の動きのポイントは短期移動平均線の動きです。 5月から短期移動平均線は上昇帯を下回ることはありませんでした。 そこから第3ステージなったことで短期移動平均線が上昇帯を下回りました。 そこから、今度はあっさりと短期移動平均線が上昇帯を上回りました。 上昇トレンドが復活かと思われましたが、高値を更新できずに再び短期移動平均線が上昇帯を下抜けてきました。 つまり、現在の動きで分かることは上昇帯が抵抗にも支持にもなっていないということです。 ということは、上昇トレンドの勢いが無くなり、もみ...
(USDJPY)ドル円 週足 CFTC建玉明細の建玉明細です。 ファンドのポジションを確認することが出来ます。 毎週、火曜日の段階でのファンドや商業筋のポジションの状況を金曜日に発表されます。 このポジションでトレードすることはありませんが、ヒントにすることは出来ます。 ファンドは上昇しているときは買いのポジションを持ち続け、トレンド転換した時はすかさず売り転換していきます。 ですから、ファンドの動きを見ていると、大局の展開をある程度は推測できるのです。 ここから、売り越し枚数が増加するのか、買い枚数が増加していくのかを注目していきましょう。
(9843)ニトリホールディングス 日足チャート 今年を振り返ると、コロナショックで下降しましたが、 巣ごもり需要やリモートワークなどからコロナショック前を大きく上回る上昇を見せました。 8月に高値を付けてからは調整局面の動きとなっています。 9月に安値を付けてから、膠着状態の動きになっています。 ここで中間波動に入って横ばいの動きになるのか、 それとも、9月の安値を割ってトレンド転換の動きに向かうのでしょうか。 予想をしてみ意味がありませんので予想はしませんが、今回の「島忠」に対するM&Aの報道が出てからはチャートが重たくなっています。 移動平均線の帯が細く横這いになってきているので、トレンドが無いことが分かります。 こういう時に今まで上昇が続いていて高くて買えなかったという人が、安くなったからという理由...
(DEU30)ドイツのDAX 日足チャート ドイツのDAXを取引しよという話ではありません。 こういう時はどう考えるかということです。 このチャートでいうと、9月3日に高値を付けました。 そこから、9月3日の高値を更新することもなく、7月30日の安値も割ることもなく推移しています。 では、どういった動きになっているかというと、高値が切り下がり、安値が切り上がるという動きです。 つまり、トレンド相場か中間波動(もみ合い相場)かでいうと、中間波動となっています。 私は中間波動の研究をしています。 なぜ、中間波動の研究をしているかというと、多くの方は今のDAXのチャートを見ても魅力を感じずに関心を持たないと思います。 でも、私はその考え方が逆で、中間波動が終わればトレンド相場になるケースが多いのだから、ここからど...
(MOS)マザース指数 日足チャート 日本株の中では日経225やTOPIXなどよりも、マザーズ指数の動きが堅調に推移しいています。 7月末に一度、第3ステージになりましたが、それ以降は第1ステージを維持しています。 ここからの動きがどうなるかをみるときに、MACD(マックディ)の動きが参考になります。 ではMACDとはどういったものでしょうか。 それは、2本の移動平均線の間隔を見ているオシレータです。 2本の移動平均線の間隔が上昇しているときに広がれば上がり、狭くなると下がります。 そして、2本の移動平均線がクロスするところは、間隔がゼロになりますので数値は「0」となります。 ゴールデンクロスするとMACDは「0」を上に伸びて、デッドクロスすると「0」を下に伸びていきます。 MACD1=短期移動平均線と中期...
(9022)東海旅客鉄道 週足 2019年に高値を付けてから大雑把にいうと大局は安定下降しています。 細かく見ると、ところどころ反発したり、動きが小さくなったりしています。 2019年の高値を付けてから結果的には下降しているわけですが、途中の動きがあるがゆえに持ち続けることが難しくなります。 こういった途中での反対方向の動きを「中間波動」として私は研究しています。 これらの動きを完ぺきでは無くてもある程度理解しておけばトレードに活かせることができますね。 さて、2020年の8月からも切り返しを見せています。 下降相場において価格が反発するケースで考えられることは二つです。 一つはトレンド継続の時に出てくる一時的な反発。 もう一つは、トレンドが転換するときの反発です。 今回の反発がそのどちらになるかをしっか...
ここではマーケットの不確実性についてまとめたいと思います まず,次のようなチャートがあるとき,人はこれをどのように認識するでしょうか 一つの見方としては日足レベルのダブルトップ形成から,更に高値を切り下げ,4Hレベルでもダブルトップを形成してきているようにも見えるので高値際からは売りを仕掛けたいと考えているトレーダーがいるかと思います もう一方の見方としては日足レベルのダブルボトム形成から更に安値を切り上げ,4Hレベルでもダブルボトムを形成してきているようにも見えるので安値際からは買いを仕掛けたいと考えているトレーダーがいるかと思います このように,マーケットではそれぞれの思惑によりチャートを形成しています この後は結果的に直近安値を割ることで下降トレンドに入り,一段の下げに繋がっています ...
FX:GBPUSD ローソク足より平均足の方がトレンドが分かりやすいです!平均足は、前足の終値より平均値が上か下で陰線陽線が決まります。1日移動平均線みたいな感じです。 よって、MACDやパラボリックよりも早くトレンドの始まりを見極められます。陰線ならショート、陽線ならロングのサインとしても見れる。だましは多いですが、トレンドが継続しているかどうかがかなり直観的に分かります。ちなみにポンドドルは日足ではまだぎり上昇トレンド。
ここではMTF(Multi TimeFrame)についてまとめたいと思います 前回と前々回でダウ理論とグランビルの法則についてトレード足レベルのチャートで確認してきました MTFとはこれらの理論と法則を各時間足に当てはめる分析のことを指します 一般的に長期,中期,短期で分析を行い,デイトレードであれば一例として1D,4H,1Hもしくは4H,1H,15Mと言うような組み合わせで行います ここでは一例として1D,4H,1Hの組み合わせで行います 日足レベルでは大きく高値を切り下げてきているものの安値も切り上げてきており,直近では方向感が見出しにくい状況 4Hレベルでは高値を切り下げ,直近安値を割ることで下降トレンド形成開始 その中で次の高値切り下げポイントを作ってくるかという状況 ...
(9432) NTT 週足 今回、親会社のNTTが子会社のNTTドコモを、TOBにより完全子会社化すると発表しました。 ニュースで話題になっていましたね。 そこで、NTTのチャートを検証してみようと思います。 まず、皆さんがトレードするときにその銘柄がトレードし易い時期なのか、それとも、トレードが難しい時期なのかを見極める必要があります。 では、どうやって見極めるのかというと、日足でトレードしている人は週足チャートを、1時間足でトレードしている人は4時間足のチャートを見ます。 そして、その大きな足のチャートがトレンド相場となっているのか、中間波動(もみ合い相場)になっているのかを見ます。 NTTを見れば、2017年の高値を付けるまではトレンド相場でした。 2017年の高値のあとの2018年の安値を付けてからは...
アップルのチャートを作成して、特定のローソク足の形状を自動的に見つける新しい方法であるローソク足パターンに加えた更新をご紹介します。簡単で高速です。Bearish Engulfing candle (弱気の抱き線) から Shooting Star top (流れ星天井) までほぼすべてのローソク足パターンを検出する事ができます。 ご利用されるには、はじめに「インジケーター&ストラテジー」のメニューを開いて、その中の「ローソク足パターン」のタブをクリックし、ご利用されたいパターンを選択します。ローソク足パターンが自動的に検索されると特別なラベルがチャートに表示されます:...
ここではグランビルの法則についておさらいと何故有効なのか, どのように手法に組み込むかについてまとめたいと思います 4.グランビルの法則 グランビルの法則は以下の通り 買いパターン ①移動平均線が「水平または上昇中」でレートが上抜け ②移動平均線が「上昇中」でレートが一時的に下抜け後,再度上昇 ③移動平均線が「上昇中」でレートが下抜けせずに再上昇 ④移動平均線が「下降中」でレートも下落,乖離が発生 売りパターン ①移動平均線が「水平または下降中」でレートが下抜け ②移動平均線が「下降中」でレートが一時的に上抜け後,再下降 ③移動平均線が「下降中」でレートが上昇せずに再下降 ④移動平均線が「上昇中」でレートも上昇,乖離が発生 このように見ると①②③に対して④だけ毛色が違うのが分かります これは①②③がトレンドフォローな...
ここではこれまで理解してきたトレードにおけるテクニックをまとめていきたいと考えています 1.トレード目的 トレードにおける私の目標は次の通りです 一度に大きな利益を上げたい,ファンダメンタルズ分析を主にしている方には当てはまりません マーケットから退場せずに長期的に成功するためのテクニカル分析,手法のまとめとなります 1.1再現性のある手法およびマインドセットの獲得 相場自体には再現性はありませんが,手法に対しては一貫性が必要です そのための手法構築と徹底したマインドセットの確立 1.2損小利大の徹底 これが最終的なターゲット 如何にリスクを抑えられる局面でのみエントリー出来るようになるかが目標です 1.3複利への理解 一度で大きな利益を上げることはロットを上げ,リスクを取れば誰でも出来るわけです 長期的に...
(GBPJPY) ポンド円 4時間足 今回は価格とMACDのダイバージェンスについて見ていきましょう。 ダイバージェンスとは「逆行現象」といい、今回であれば価格が右肩下がりになるのにMACDが右肩上がりとなり、 価格とMACDの動きが逆行する現象のことです。 そして、このダイバージェンスは変化の兆しとなりトレンドが転換するかもしれないというヒントを与えてくれます。 では、このダイバージェンスがどうやって発生するのかというメカニズムを見ていきましょう。 MACDとは移動平均線の間隔を見ているオシレータです。 例えば短期移動平均線と長期移動平均線の間隔が下降相場において間隔が広がればMACDは下がっていきます。 そして、その間隔が下降相場において狭くなればMACDは上がっていきます。 2本の移動平均線の間隔が広...
(9735)セコム 週足チャート チャートを見るときに、まず大局をみて大きな流れを確認します。 次に目先の動きを確認します。 その方法は足種をかえるというのもありますが、一つのチャートで見る時にも見方があります。 まずは大局を見るために、200本EMAの方向性を見ていきます。 今回は緩やかな右肩上がりの動きになっていますので、非常に分かりやすい動きになっているというのが200本EMAからは分かります。 次に、目先の動きを確認するために移動平均線大循環分析の帯を見ます。 中期移動平均線と長期移動平均線の間を帯と呼び、黄色の帯を上昇帯、水色の帯を下降帯といいます。 そして、この帯の動きを見ると、上昇帯と下降帯が短期間で入れ替わっているのが分かります。 特に直近の相場は値動きも大きく、振り回されやすい相場展開にな...
ユーロドル (先ほどの補足) 価格帯別出来高をみても、ここから下は出来高が薄いことがわかる。 TradingViewのインジケーターを活用していこう。 平行ライン チャネルライン 出来高 リターンムーブ など