〈昨日の振り返り〉 為替市場はドル高・円高で推移しました。その他の通貨はまちまちな動きでした。 米国株式市場は陰線で終え、米国債券市場は陽線の十字線で終えました。FRBの金融引き締めをかなり真に受けてるかと思います 〈ファンダメンタルズ〉 昨日は注目するファンダメンタルズはありませんので割愛します 〈今日の重要な経済指標〉 9:30からオーストラリアのGDPが発表されます。今アメリカ以外の各国で0%やマイナスになる中オーストラリアは予想が2.7%とまだ強い数値が予想されております。あくまでも予想なので結果が0%近辺やマイナスに振れる可能性はありますが、まだ予想値が2.7%と出るのはまだオーストラリアはまだ経済が強いとアナリストたちは思っているのだろうと思います。同時に発表されるオーストラリアのCPIにも注目です そ...
チャートは日足です。 昨晩、イギリスがEUと北アイルランド議定書をめぐる問題で合意したと報道がありました。 イギリスはブレグジットでEUから離脱をしているのですが、北アイルランドは北アイルランド議定書により同じ英国内にもかかわらず、北アイルランドに入る品物には通関検査が導入されるなど英本土との間に「経済上の国境」が生まれていました。 その北アイルランド議定書を猛反対しているのが、イギリスの保守党のBrexit強硬派と北アイルランドの親英派の最大政党であるDUP党です。 イギリスの保守党のBrexit強硬派で、特に強硬派なボリス元首相は反対派ですが、 その重鎮であるラーブ副首相が先週末に「数日以内に合意の発表ができるかもしれない。」と前向きな発言をしました。 一方で、DUP党のドナルドソン党首は英・EU間の合意について「特...
〈昨日の振り返り〉 為替市場はイギリスとEUの北アイルランドの問題解決報道が出て18:00からポンドが独歩高になり、ニューヨークタイムの終わりまでポンドが独歩高で終えております 米国株式市場ダウは自立反発で上昇したが、S&P500とナスダックは下落して終えております。 米国債券市場は上昇して終えております 〈ファンダメンタルズ〉 昨日イギリスとEUが北アイルランド物流懸念決着報道が出ました。これによりEU加盟国であるイギリスから北アイルランドへの物流に対する煩雑な検査や書類手続きの負担がEU域内向けに比べて軽減されたり、北アイルランドからイギリスへの物流、ペットや小荷物の移に従来課してきた条件も撤廃されるとの事。これはEU側が譲歩したものとなっております。 1月米住宅販売保留指数(仮契約住宅販売指数)の前月比予想が1.1...
日銀の新総裁に就任した上田一夫氏が、前任者の超金融緩和政策をどこまで踏襲するのか、トレーダーは注目している。日本のインフレ率は40年ぶりの高水準に達しているにもかかわらず、日本の金利は据え置かれ、過去1年間で大幅な円安を招いた。上田は公聴会で、現在の超低金利政策に若干の批判を行ったが、日本銀行の全権を掌握した際の選択肢を狭めないために、明示的・具体的な言及はしていない。しかし、上田は「日銀は現状に対応する工夫を続けながら金融緩和を続けることが適当」とも述べており、前任者の政策は「やむを得ない」とも述べている。 上田氏のスピーチは曖昧であるため、状況が明らかになった時点で、日本円ペアで取引機会が生まれる可能性がある。多くの市場関係者は、上田氏がその役割に慣れた後、より「柔軟」になり、将来的にいくつかの「政策ラチ」を実行する予...
2月相場も早いものでまもなく終わります。ドル円は1月7円以上・2月8円以上と大きな変動が続いています。昨年は3月2週目頃より一気に上昇を開始し、ボラティリティの高さに至っては現在まで続いている感じです。今年も「節分天井彼岸底」アノマリーで株価指数の動きと連動しながら一方的なトレンドを示してくれるのか!?
〈昨日の振り返り〉 2/24の為替市場は植田総裁候補の所信聴取を受けてロンドンタイムから円が売られました。反対にアメリカドルはFEDの金融引き締め長期化を意識されて一番買われて終えました。ドルと円以外の動きはまちまちとなっております。 米国株式市場はS&P500は4000割れて、ナスダックは12000を割れて終えております。S&P500とナスダックは強い節目を割ってはおりますが、レジスタンスとなってしまったらFEDの金融引き締め長期化が意識されて売られていくかもしれません 米国債券市場も下落しておりますがアメリカの長期金利が4%という節目に到達しようとしております。もし長期金利が4%を抜けるととなるとその逆相関となる債券はさらに下落すると思います 〈ファンダメンタルズ〉 まずは8:30から発表された日本の消費者物価指数で...
金銀比を理解する 金銀比は、トレーダーが金と銀の相対的な価値を評価するために使用する重要な指標です。この比率は、金の価格を銀の価格で割ることによって計算され、これらの貴金属のいずれかが過小評価されているか過大評価されているかを判断するために使用されます。つまり、金1枚で銀何枚を購入できるかを示しているのです。金銀比を理解することによって、トレーダーは金と銀の相対的な強さを洞察し、どの金属を取引するか、いつポジションを開始または終了するかについて情報に基づいた取引の意思決定を行うことができるのです。 金銀比率は、何世紀にもわたって、これら2つの貴金属の相対的な価値を示す尺度として使用されてきました。歴史的に、比率は47と80の間で変動しており、比率が高いほど金は銀に比べて相対的に高価であり、比率が低いほど銀は相対的に安価で...
4H足で分析。ようやくドル高基調に戻して来た。米雇用統計、CPIの強さ、インフレの高止まり予想から、米金利のターミナルレート、利下げ時期等の思惑が予想よりも高くなり、利下げ時期が後伸ばしになる等の理由から、ドル高状態。 チャート上でも直近安値を切り上げ、短期線が長期線を下抜けすることなく短期線でサポートされている状態である。 現在、135円にタッチし、反落はしているが、これは135円付近での頭押さえで重く、これを抜けるのに暫く時間がかかりそうである。 しかし、日銀新総裁が当面現状の政策を変更しないと予想できること、ウクライナ紛争の長期化、貿易赤字の増大、日米金利差の拡大を考慮すれば、緩やかな上昇曲面に入り、140付近まで上昇してもおかしくない。
〈昨日の振り返り〉 為替市場はどの通貨も大差のない動きとなりました。 米国株式市場はS&P500は4000を一瞬割れましたがすぐに4000を回復して終えております。 米国債券市場は小幅な下落で終えております 〈ファンダメンタルズ〉 22:30から発表されたアメリカの10-12月期四半期GDP個人消費・改定値の結果1.4%、10-12月期四半期コアPCE・改定値(前期比年率)の結果4.3%、10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)(前期比年率)の結果2.7%でした 同時刻に発表されたアメリカの前週分失業保険継続受給者数の結果165.4万人でしたが、修正され169.1万人となりました 〈今日の重要な経済指標〉 22:30からPCEデフレーターが発表されますが値動きはないと思います。インフレ率の経済指標系は一番...
チャートは日足です。 今回は珍しくダウ指数のチャート分析です。 個人的に積み立てNISA開始時期を模索している都合上、最近はよく株価指数を見ています。(笑) 直近はダウ指数のほかS&P500やナスダック総合指数も下落してきています。 その要因はリセッション期待というとポジティブな言い方にはなりますが、株式市場においてリセッションというのは利下げを期待することで、 実は株高要因になります。(極端な景気後退、ショック的なものではない限り) なぜなら景気が悪くなるとFRBは景気をよくするために利下げや金融緩和をして、市場にお金を流します。 そうすると、その先の景気や企業業績の回復を見込んで株価は上昇するためです。 去年FRBは急速に政策金利を引き上げて、株価は下落しましたが10月ごろから今年末の利下げなどを織り込み急上昇して...
〈昨日の振り返り〉 為替相場はニュージーランドドルが一時的に買われたが、全体を通してみれば横ばいで終えました 米国株式市場はニューヨークタイム午前中は上昇するが、FOMC議事要旨が発表されてから売られてしまいましたが、陽線で終えております。 米国債も米国株式同様陽線で終えております 〈ファンダメンタルズ〉 2/24早朝4時に発表されたFOMC議事要旨ですが、ほとんどの当局者が25ベーシスポイントの利上げで適切であるとに賛同されましたが、『数人は50ベーシスポイントを支持するもしくは支持してもいい』や「すべての当局者はインフレ目標達成のために必要なさらなる利上げに同意」、「自信を持ってインフレ率が2%に低下するまでは、制限的な金融政策が必要。そのプロセスには時間がかかる可能性が高い」などタカ派な内容でした。 〈今日の...
米連邦準備制度理事会(FRB)会合後、米ドル指数は104.820をターゲットに? 1月31日から2月1日にかけて開催された前回のFOMCでは、ほぼすべての米連邦準備制度理事会(FRB)幹部が25ベーシスポイントの利上げを支持したことが分かった。 50ベーシスポイントの利上げを支持した、あるいは「支持してもよかった」と述べた関係者はごく少数にとどまった。それでも、今回の会合では、12月の会合と比べると、ハト派的な文言が多く語られた。しかし、利上げの一時停止を検討するところまではいかなかった。この話題が出たのは、海外の中央銀行とその潜在的な戦略について言及したときだけである。 もちろん、利上げによってインフレ圧力が緩和され始めたとはいえ、インフレをコントロールするにはまだまだやるべきことがたくさんあり、十分なことができない...
チャートは日足です。 昨晩のイギリスのPMIが予想を大きく上回る改善でポンドは急騰しました。 まさかの結果で正直想定外でしたので、サプライズでした。 その結果を受けてポンド円は2円以上上昇しました。 ポンド円はちょうど良いクラスターポイントで止まり反発しているのが現在です。 そのクラスターポイントというのは赤色で引いた線あたりです。 日足の200SMAもあり、164円のレジサポラインです。 ここは反発ポイントになりやすいと判断し売りポジションを入れました。 損切りはもちろん164円の少し上です。 今週金曜日に植田次期日銀総裁や次期日銀副総裁の発言があり、マーケットの注目度は大変高いです。 いきなりタカ派な発言は出てこないとは思っていますが、異次元金融緩和を正常な金融緩和にといったような金融緩和の内容を少し変えるような...
〈昨日の振り返り〉 為替市場はポンドが一番買われました。イギリスのPMIが好結果を受けてのポンド買いです。その次にアメリカドルが買われました。アメリカのPMIも予想よりいい結果となってポンド以外の通貨に対してドルが買われました。 米国株式市場はS&P5001.66%、ナスダック2.03%、ダウ1.67%の下げとなりました。3指数共今年一番の下げ幅といってもいいと思います。 米国債券市場も下落で終えました 〈ファンダメンタルズ〉 昨日はフランス、ドイツ。ユーロ、イギリス、アメリカのPMIが発表されました。イギリスのPMIとアメリカのPMIはサービス部門、製造業部門どちらも50を上回りました。この結果を受けてポンドが買われてその次にドルが買われました 〈今日の重要な経済指標〉 2/23早朝4時にFOMC議事要旨が発表さ...
〈昨日の振り返り〉 為替市場は豪ドルが独歩高となり、それ以外の通貨は横ばいでした。豪ドルの独歩高はおそらく売りポジションの巻き戻しかと思われます。 米国株式市場と米国債券市場は小幅な下落となっております。米国が祝日で休場となったので値動きはありませんでした 〈ファンダメンタルズ〉 ECBメンバーのレーンフィンランド中銀総裁が夏の間にターミナルレートに到達するだろうと発言しました。発言が出た直後はユーロは動いてないのですが、次のロンドンタイムで値動きが出るかもしれないです 〈今日の重要な経済指標〉 今日は多くの国でPMIが発表されます。17:15からフランスPMI・17:30からドイツPMI・18:00からユーロPMI・23:45からアメリカPMIが発表されます。PMIも景気を測る経済指標として注目されており、ボラテ...
NZDのダブルボトムが次の動きを予感させる? ニュージーランド準備銀行が2023年2回目の利上げ決定を行う。決定内容は水曜午後2時(NZDT)(日本時間火曜午後8時)に発表される。興味深いのは、同国がサイクロン「ガブリエル」に襲われたばかりで、インフラや個人資産に120億NZドル以上の被害が出たと伝えられている点だ。そのため、一部の市場関係者は、RBNZの利上げが一時停止する(あるいは減速する)と予測しているが、コンセンサスは依然として50ベーシスポイントの利上げを予想している。市場に存在する不確実性により、NZドル/米ドルはこのRBNZの決定を前に、少し脆弱に見えるかもしれません。 NZD/USDは現在、1月に設定された0.62249のサポートエリアを試しており、次の動きを予測する上で非常に重要なポイントとなっています...
〈昨日の振り返り〉 ドル円は135円まで上昇するがそこから下落して134.16水準で終えております。ユーロドルは1.06前半まで下げるが反発して1.07水準まで戻して終えております。 米国株式市場はダウ30銘柄以外は下落しております。FRBのタカ派発言や経済指標の強い結果で引き締め観測が高まっているため下落したと思います。金融引き締め観測が出てるときはナスダックが下げやすいです。ナスダックの構成銘柄はアメリカのグロース株(成長株)が多くそれらの成長株は融資を受けてるためです。金融引き締めになると融資が受けづらくなり成長株から売られていくというのが理由です。 米国債券市場は4日ぶりに上昇しております。 アメリカ市場はは18~20日まで休みと3連休になるため、そのポジション調整かもしれません 〈ファンダメンタルズ〉 アメリカ...