米ドルの支配は終わりを告げるのか? 世界の主要な基軸通貨である米ドルの地位は、各国がワシントンの影響から逃れようと躍起になっているため、揺らいでいる。 何十年もの間、ドルは世界の通貨システムを支配してきた。現在、中央銀行が保有する外貨準備高の約60%は米ドルであり、すべての通貨取引の90%近くがドルの使用によるものである。...
ドル円の月足は今年の1月に昨年最高値の151.944円から61.8%戻しを超えて下落するも1月に月足のミドルラインでサポートされ反発。3月に底値から31.8%戻しの水準で揉み合い135〜137円で停滞。ここまではテクニカル的な値動き。 3月10日シリコンバレー銀行の破綻、同15日にクレディ・スイスの経営危機等の材料が発表され、その後もドイツ銀行の金融危機等もあり、一気にリスクオフへ。インフレ退治のための異常なスピードでの利上げの経済への影響がここに来て現れ始めた。 リスクオフの局面で買われるリスク通過(ドル、円、スイスフラン)のうち、米ドル(シリコンバレー銀行)とスイス・フラン(クレディ・スイス)二つの通貨の価値が下落し、年内の利下げ観測まで起こり円高となる。しかしアメリカのクレディスイスへの支援対策やドイツ銀行危機の...
ユーロドルはドル売りもですが ジワジワとユーロ買いの地合いも続いています。 クレディ・スイスの問題などで 上昇を全て否定される動きも 何度も起きていますが スグに元の上昇トレンドへ 戻っています。 水色で表した三角保ち合いは シンメトリカルトライアングルで どちらに抜けるかなと見ていましたが しっかり上に抜けました★ 今から高値圏でもみあえば 紫で表した アセンディングトライアングルで 上昇三角保ち合いとなり さらに上に抜けやすい型となるので 注目ですね★
ジワジワと下降トレンドの 平行チャネル内で推移していますが 本日の南アフリカ中銀は 予想を上回る0.5bpの利上げで上昇 しかし、前日から上がっていて 大陽線2本目・陽線では3本目 ココから上に抜けれるかどうか 高値を切り下げ続けるなら 絶好の売り場になる
金が2,000ドルに到達する希望はまだあるか? 金価格は、1,971ドル/オンスの高値をつけた後、後退し、1,960ドル以上のサポートが見つかりました。株式の上昇と国債利回りの上昇により、XAU/USDが最近の上昇を継続することは困難である。また、より広範な銀行の伝染病に対する懸念も和らぎ、安全な資産に対する需要が損なわれている。市場は、ファースト・シチズンズ銀行が破綻したシリコンバレー銀行の全預金と貸付金を買い取ることに合意したことを歓迎している。連邦準備制度理事会のマイケル・バー副議長(監督担当)は、SVBのトラブルは「ひどい」リスク管理によるものであり、孤立したケースである可能性を示唆しています。 ...
銀行の混乱が収まるとビットコインは上昇するのか崩壊するのか? ビットコインは先週のレンジをどちらに抜けるのでしょうか?画面では、29,000ドルから26,700ドルまでの価格帯を強調しましたが、これは1週間のレンジ期間の高値と安値を表しています。価格は26,500ドルまで下降する可能性がありますが、27,000ドルを下回る確信的な終値はまだ発生していません。 ビットコインは3月、米国の地方銀行数行とスイスの巨大企業クレディ・スイスの破綻で世界の銀行システムに対する信頼が揺らいだことから急騰した。現状では、他の銀行が経営破綻するリスクは沈静化しているようで、ビットコインの上昇の可能性を今後抑制する可能性もあります。もし、上値が重くなるようなことがあれば、30,000ドルという物理的な水準は、強気派にとって高すぎる目標かもし...
OANDA:EURUSD 【市場環境】 ・クレディ・スイス・グループを巡る危機(リスクオフ)→UBSグループ買収により市場に安心感(リスクオン) ・市場の動向は今週のFOMCに注目 →強い経済指標を受けて引き続き利上げを行うのか? →米地銀倒産から利上げ停止→利下げの動きとなるのか? 【 シナリオ】 *ドル安 →FED利上げしても0.25% 年内利上げ停止から利下げの流れへ ・FEDは米地銀の倒産などを受け利上げペースを落とす、もしくは据え置くシナリオ ・もしFOMCでの大幅利上げや、ドットチャートでのFFレートの誘導目標が現状よりも高い推移を示唆し継続的な利上げを意識された場合の 景気後退を織り込むドル高には注意をしたい 【 テクニカル】...
普段あまり見ない物差しで現状の米国経済がどのような水準にあるのか確認してみた。 きな臭い金融不安のニュースが連日流れているが、仮に今後どんな流れになるにせよ、SP500のように超長期で見れば絶対にいつか上がるのだという安心感を持ちながら投資を楽しみたい。 1段目に水色線でSP500をBEA(米商務省)が提示する企業収益で割ったものを示している。この線で示すのは企業収益に対して現在の株価は割高なのか否かということである。 目安となるよう、この線のおよそ中心あたりににくるよう水平線を引いている。 この線を見ると2000年ごろのITバブルの時がいかに異常だったかというのがよく分かる。2022年初ごろも近年ではITバブルに次ぐ割高感だったことが見て取れる。 それが直近ではだいぶ落ち着き、もうじき中立ぐらいの水準に戻りそうなところ...
OANDA:USDJPY 中長期で152円→127円→138円の値をつけ下方向へ向かったドル円ですがここに来て127への全戻しが意識される水準まで下げつつあります。 今日の22:45の指標で乱高下するかもしれませんが、大きな流れとしては全戻し、あるいは直近安値の128円までは辿り着くのではないでしょうか。 現状 ・金融不安によって金利上昇がドル高へ連動できていない ため、ドルが強くなるためにはなにがしかのニュースを待つ状況なのもこの志向を後押しすると思います。
チャートは4時間足です。 ポンド円は赤色のトレンドラインで書いているように三角保合になって推移しています。 現在下限にタッチして少し反発していますが、目先はここから上昇して162円手前を目指す動きをイメージしています。 ただ今回はロングポジションを見送りました。 なぜなら、日足と4時間足の200SMAが今のレートより上にあり、また今年の後半にかけてポンドドルは下落目線と考えているので基本的には戻り売りで狙いたいと思っているからです。 今日発表された日本のCPIは前回より1%近く下落し、このまま金融引き締めを行わなくてもインフレ率は2%台まで低下すると考えています。 コアコアのCPIはまだ上昇傾向なので、そこの数字には注意ですが、日銀が出口戦略を講じる必要性が遠のくことになります。 去年のように必要性を迫られていたさなか...
OANDA:USDJPY 相次ぐ銀行破綻からクレディスイス銀行救済まで、株安がドル安に連動していましたが、米株が戻りを見せてもドルはそれほど高くなっていません。 中央銀行が金融不安払しょくのため流動性供給に走るならば利上げにストップがかかるだろうという想定のためです。 そのため、ドル円は下降トレンドラインに沿いつつまたオプションにつかず離れずしながら下降する事になるでしょう。 131.5より上にオプションがないこともまた、この傾向を後押しするのではないでしょうか。
〈昨日の振り返り〉 為替市場は3大マーケットを通じてアメリカドル全面安で円がロンドンタイムから買われており、ニューヨークタイムでも引き続き買われて引けております。 米国株式市場は3指数下落しており、ダウが一番下落しております。ファーストリパブリック銀行株が30%超下落してるなどが背景にあると思います。 米国債券市場は上昇しており、金融システム不安がまだまだ拭えておらず、その不安感で債券が買われてるのだろうと思います 〈ファンダメンタルズ〉 23:00から発表されたミシガン大学消費者物価指数速報値が予想67に対して63.4となりました 〈今日の重要な経済指標〉 本日3/20は特に重要な経済指標はないのですが、今週は3/22にFOMCと3/23にBOEの政策金利発表が控えております。FOMC・BOEどちらも予想利上げ幅は...
1:30か1:500のレバレッジ?どう決める? トレーダーとして、適切なレバレッジレベルを選択することは、あなたの取引結果に大きな影響を与える可能性があります。最も一般的なレバレッジの選択肢は、1:30と1:500の2つです。しかし、どのようにして自分に合ったものを選べばいいのでしょうか? 1:30と1:500のレバレッジの違いを理解するために、1ロットのEUR/USDを取引する例で説明します。1:30のレバレッジでは、トレーダーは$3,333.33(ポジションサイズの30分の1)の証拠金を必要とし、1:500のレバレッジでは、必要証拠金は$200(ポジションサイズの500分の1)です。 1:30のレバレッジの方が安全な可能性があるという意見もありますが、1:500のレバレッジは、取引口座に少額のお金しか入金できない人...
①米国10年債利回りは、2月初めから中局の上昇トレンドである。 →市場予想のFFレートのターミナルレートの引き上げと利上げ停止時期の延期、利下げ開始の延期がFEDWatchから分かる。 (※2/3雇用統計をきっかけに、ISM、CPI、PCEの結果が後押し) ※前提としている認識、知識 中央銀行は政策金利のコントロール→政策金利に連動して市中金利が上下する。(日本を除く)→市中金利に反応して株や通貨が上下する。 ②基本的に、三角持ち合いはその前のトレンドに準ずる。 →2月の逆三尊は有効だった。 →米国10年債利回りにテクニカルは有効。 ①、②より、米国10年債利回りは来週前半は上で見ている。 ~~~~~~~~~ 大局は下なので、難しいところ。 だが、ババ抜きのババが金曜日までない状況。 ISMが予想値より上だったが、1...