S&P500先物、イベント通過で6,000超えの最高値更新今週の振り返り
先週末時点のnoteでは「次週も5,700~5,724で支えられるか、下抜けて値幅調整するのか様子見ではないでしょうか。」と書いていました。11月4日(月)に週足安値5,724.25まで下げてそこから反発上昇しています。書いていた通りにサポートされ、その後大統領選がトランプ快勝で大きく上昇しました。
大統領選でトランプ勝利、11月7日(木)はFOMCで25bpの利下げが決定しイベント通過しました。好感したマーケットは非常に強い買い圧力で上げ続け、節目の6,000を突破して最高値を更新しました。10月17日の最高値で揉み合うことなく長大陽線で突き抜け、節目の6,000も止まらず上昇している点には強さがありました。ただし11月7日(木)~11月8日(金)は出来高が減少しており、短期的な上げ幅を見ても上限まで上げたと見える。
次週以降は今週と同じようなペースで上がるよりは、ペースダウンして進行していくのではないだろうか。横ばいからやや下げて日柄調整があってもおかしくはなさそうだ。とはいえ今のところは値幅調整の下落が起きるような状況ではなく、今後ゆっくりと上昇していくタイミングではないでしょうか。
次週のシナリオ
①上昇する場合
次週も上昇を継続できる場合は、まずは6,052。その次まで行けるとして節目6,100が短期的には上限いっぱいと見る。
②下落する場合
節目6,000超えからの利益確定売りがあるなら、前回高値の5,927~21日出来高加重移動平均線のゾーンあたりまで下げていくのも一考。