移動平均線による平均値を目安に取引を行うトレーダーは多いことと思います。 割安、割高を判断したり、トレンドを把握するために移動平均線を用いるわけですが、メジャーな使い方としては、 移動平均線の上に価格がある場合(上に価格があり、移動平均線で跳ね返される場合)は買い、というもの。 では基準とする移動平均線の期間はどれが適正なのでしょうか。 短すぎる移動平均線を選択すると、価格が頻繁に上下に跨ぐため、コロコロポジションをひっくり返す必要が出てきて面倒です。 反対に長すぎる移動平均線を選んでしまうと、基準のラインまで滅多に価格が寄り付いてきてくれません。 ほどほどに価格が維持し、かつ乖離しすぎない期間の移動平均線を選ぶことが重要になってきます。...
皆さん、明けましておめでとうございます🎍 新しい年が始まったということで、今年一年の目標を新たに考えたり、昨年のトレードへの取り組み方を振り返ったりする方も多いのではないでしょうか。 今回は、特にビギナーの方向けに、効果を高めるトレードノートの書き方とノートに書く項目の例をシェアしたいと思います。 何をどのように書けば良いのかわからない方や、毎回三日坊主で終わってしまうという方、いまひとつトレードノートをつけるモチベーションが湧かない方々にとっては書く動機付けにもなると思います。 ■トレードノートの重要性 トレードノートを書く重要性は以下の二つに集約できるでしょう。 1.トレードの分析...
左上のように監視すべき指標を重ねたインジケーターを作り供給していますが、 見ている内容を分解すると、その他3つのチャートに表示した内容になります。 中長期トレンドの状況と方向の一致不一致を確認しながらボラテリティーが 低下してエネルギーが溜まった状態が打破され、程よく乖離し始める、 トレンドの初動に乗り、過熱による乖離を見てポジションを閉じる理想の トレードを目指します。 チキン利食いを防ぐため、サポートとして効いている移動平均線は現在 どの期間かを見極め利益を追求します。 中期・短期のボリンジャーバンドから両方トレンドが発生する場面は特に 利益を伸ばせる環境にあります。長期ボリンジャーは敢えて表示せず、 判断の遅れを防ぎます。 しかし長期移動平均線からは、中短期トレンドを阻害する、逆張り組による 圧力を受けるため意...
トレードの検証、verifyベリファイ、verificationヴェリフィケーションを行うとき、正しい方法で検証しないと、検証ですら迷子になってしまいます。 まずは、検証の目的を明確にしましょう。検証には順番がありますし、手法の検証とメンタルの検証は同時にはできません。 検証の目的は ・手法の検証 ・優位性の検証 ・トレードアイデアの検証 ・プラクティス(演習)方法の検証 ・メンタルの検証 ・永続性、継続性、マインドの検証 ※メンタルとマインドは違います。
ラインでトレードしている人は水平線や斜線でのサポレジ転換に注目していると思いますが、 ラインを使わない人、使えない人は、自動表示される移動平均線で起こるサポレジ転換に注目すれば ライントレーダー達と同じように、サポレジ転換を根拠に売買判断が行えます。 このチャートを見て頂くと分かるように、現在日足週足の長期トレンドに対し、逆行上昇(あるいは転換)している ユーロドルは強い抵抗帯でレジスタンスされてきた黒3ヶ月移動平均線を上抜け、その直後にリテストして3ヶ月線が サポレジ転換したことを短期で確認しています。 そして現在、時間をおいてもう一度3ヶ月線がサポートとして効くのかどうか試す動きとなっています。 ここでしっかりサポートされると、3ヶ月線はこれまでのような『高値の目安』から『安値の目安』に変化します。 つまりレジスタ...
このチャート、上昇トレンドに見えますが、 ・もっと長い時間足で見れば下落トレンド ・もっと短い時間足で見れば下落トレンド という状況です。 果たして、トレンドは上昇下落どっちなの? 確かにトレンドが長期的に発生し、安定トレンドに入っているものは上位足に従うのが理にかなっていますが、年がら年中いつもその見方が正しいとは限りません。 現在のダウのように長期間下げていたものが一旦下げ切って上昇を始めた場合、しばらくその流れが続きます。 この瞬間の1時間足では上昇トレンド。 しかしトレンドの最先端を作っているのは1分足や5分足といった短い足、極論秒足が作っています。 1分足が強い下落トレンドに入っていれば、1時間足が上昇するわけがありません。 ですから上位足トレンドに従うなら、短期足が1時間足の方向に揃うのを待つ必...
このチャートでわかるように、価格は移動平均線とエンベロープ(中心バンドになる移動平均線からの乖離率を示す)によって支配されています。 もちろんその他の水平線、フィボナッチ、トレンドライン、チャネルラインによっても分析を行なっている投資家が売買判断を行い価格が変化しますが、 それらは属人的で、描く人によって場所が変わるため客観性に乏しいと言えます。 それに対し移動平均線、エンベロープは自動表示でき、人によって位置が変わるこれらのラインと比べ絶対的です。 「でも移動平均線だって投資家達がどんな期間設定するかによって変わっちゃうから属人的じゃないの?」 そんな疑問が浮かぶ人もいるでしょう。(良い発想です!) そう、そこが移動平均線の1番の課題です。 私はその問題を解決するため、大多数が表示するであろう期間設定の移動平...
チャートを読み解き利益を出す方法は無数にありますが、初心者におすすめなのは何と言ってもトレンドフォロー。 正しいトレンドフォローとは、 「トレンドに逆行する動きの終わりを捕まえ、トレンド方向にエントリーすること」 を指します。 チャートに記した4つのパターンがあり、自分が得意な所だけを取りに行くのがコツです。 (間違ってもメイントレンド方向に逆行する動きを短期足だけを見てトレンドと勘違いしないよう注意!)
現在6ヶ月ボリンジャーバンドまで収縮が進んでいる状況。 1年BBはまだ収縮が進んでおらず、もう少し時間がかかるかもしれないが、 この後大きく動く相場がやって来る予兆のように感じる。
トレンド相場で大きな利益を出すのはこのやり方です。 調整期間には手を出さず、サポートからの反発でトレンド回帰する初動を狙います。 初動から入れなくても、早めの押し戻りを捉えれば利益が見込めます。 調整明けを狙う時は、1本の切り下げラインを引き、ブレイクする時か、 下位足でリテストの動きを見て入ると良いでしょう。 利確は天井を狙うなら短期or中期のエンベロープタッチ、伸ばす方向なら、 サポートに効いている移動平均線を割り込むまで、などルールを決めて行うと あれこれ考える必要がない。
今日から制限値幅が4倍になり、実質的には値幅制限がないのと同じになるダブルスコープ。 理論的には1円になる可能性もある、と話題になっています。 株式には流動性がなく、このように連日値がつかない事が起こるの事が最大のリスク。 Twitter上では信用取引で大きなポジションを持ってこの暴落に捕まり、 追証に苦しんでいる人を多数見かけます 。 他人事ではありません。明日は我が身。 高騰している銘柄の最後に飛びつくと、梯子を外され売るに売れず、このような火傷をする事を肝に銘じておきましょう。 高音掴みを避けるためにはエンベロープを表示するのが有効です。
移動平均線という抽象的な指標の表す意味を言語化し理解を深めましょう。 期間の違う移動平均線がどのように並んでいるか、クロスした場合は何を意味しているのか理解しましょう。 投資は割安を買い割高で売って利益を出します。 割安になったものが割高に向かっていく過程の早いうちを仕込む必要があります。 価格の複雑な動きを追うのが難しいという人は、移動平均線を参考に取引すれば良いです。 では移動平均線がどうなった時に仕込むべきか、グッと考えてみましょう。 ※このインジケーターで表示している移動平均線の種類 紫:24時間EMA 緑:1週間EMA 青:1ヶ月EMA 黒:3ヶ月EMA 黄緑:6ヶ月EMA
米利上げ、日銀緩和継続を織り込む上昇相場が終わったか。 原油価格下落からインフレ懸念後退、インフレを助長する、「ご法度」として共通認識になっていた金融緩和を来年から再開するのでは?と囁かれている。 米景気後退懸念から利上げは終わり、来年からまた緩和するのではないかというマーケットの推測で株高。為替はドルが売られ、円は買い戻される動きに傾いた。
利上げペース加速への懸念が後退、反対に リセッションを考慮した金融緩和への期待から株は上昇、戻り高値を超えてきた。 全体の流れはまだ下だが年明けからの急落相場は一旦終了。 8月のジャクソンホールに注目が集まる。
ビットコインの2万ドル、ユーロドルのパリティー(1.0ドル)に続き、今度はゴールドが安値目安として意識される節目到達。 一旦の上昇反発はあって然るべきところだが、転換するかどうかに注目が集まるシーン。価格に近いEMAの位置もスケッチしておいた。
金額は書けませんが、かなりです。 順張りも逆張りも、うまく行っています。短期の流れ、長期の流れの転換からうまく入っています。 アイデア更新欄に残り2枚も貼っておきます。 参考にしましょう!
青1ヶ月線、緑1週間線に挟まれた空間を推移。 ラインを引かなくても移動平均線による抵抗帯で取引できる。
30分足に表示しているエンベロープを例に説明します。 小波は短期移動平均線として選んだ、淡紫12時間線を中心バンドとするエンベロープによるバンド内を動いている。 中波は中期移動平均線として選んだ、緑1週間線を中心バンドとするエンベロープによるバンド内を動いている。 昨日の高値はそれに加え、黒3ヶ月線による抵抗から反落しているのがわかる。 移動平均線による抵抗とエンベロープでわかる乖離率による抵抗両方を意識してトレード判断を行う。