トレンド分析
ユーロ/ポンド、節目来るよ 線と波の話 6週足なので、決着は、今週か、来週を過ぎてから決まりそうです。
ところで、(高値、安値)切上げ線、切下げ線はなぜ、引くことが出来るのでしょう?
理由は、チャートが高値と安値で波を描いているからです。
だから、高値と高値、安値と安値に線を引くと切上げ線、切下げ線が引けます。
「当たり前だろ」と思いましたか?
大切なことは、『コロンブスの卵』みたいに、知ると「なんだ、そんな事か」と、
思いがちです。
ところで、転換の条件の一つに、私は、(出来れば、2本以上の)切上げ線、切下げ線のブレイクがあると思っています。
もちろん、ブレイクしたからといって、必ず、転換するわけではありません。
レンジの可能性や、トレンド継続もあります。
上昇トレンドの中の安値は押し目です。下降トレンドの中の高値は戻りです。
押し目や、戻りが無ければ、切上げ線、切下げ線は引けません。(まあ、陽線の下ヒゲや始値同士をつないで引く方法もありますが)
切上げ線、切下げ線を引けないと、転換をとらえることが、少し難しくなります。
また、切上げ線、切下げ線を引けない状況というのは、押し目や戻りが、まだ来ていないとも言えます。
押し目や戻りが全くない状態というのは、ほぼありえないです。
もちろん、全値押し、全値戻しというのもありますが、基本は、押し目、戻りを作りながら、トレンドを形成し、押し目、戻りを繋いだ、切上げ線、切下げ線をブレイクして、転換します。
ですので、押し戻りが無い状態で、陽線陰線のローソク足の色が、変わった場合は、転換というより、「これから、押し目、戻りをつけます」というサインであることが多いです。
トレンド、レンジって何ですか?波形のとらえ方によって、トレンドやレンジの見え方は変わりますが、私は左下の赤い長方形を上抜けてから、長期的には上昇トレンドに入ったと捉えています。
長方形で囲ったレンジを積み重ねたような動きで上昇してきているのが、面白いですね。
当然、下位足では、そのレンジ内で、上下にトレンドを造っていて、たまに、オーバーシュートして、またレンジに戻ってくるような動きも見られます。
また、今回はフィボナッチ・リトレースメントの0と1と1.618を数か所引いてみました。
オーバーシュートが1.618で止まっていたり、次のレンジのレジサポが、1.618になっていたりして、面白いです。
今回は、トレードの初歩的なキーワードのひとつでもある、トレンドとレンジ、及びその関係について再考しました。
どの時間足でレンジを造って、どの時間足でレンジの中で、トレンドを描いているかというのは、マルチタイムフレームの大切な視点だと思います。
フィボナッチ・リトレースメントが、なぜ効くのか?フィボナッチ・リトレースメントが機能しやすい理由について解説します。
結論は、チャートの中の黄金比やその他のフィボナッチ比率を、可視化してくれるからです。
今回は、チャートに4つのフィボナッチ・リトレースメントを引いています。
左から2つ目の、0と1と1.618を表示した場合などは、高値と安値にフィボナッチ・リトレースメントを当てると、黄金比である1.618まで、価格が伸びています。
また、一番左のフィボナッチ・リトレースメントは、となりの0と1.618に合わせています。
すると、0.618と1がとなり同士で同じ位置に来ます。
これは、1.618と0.618という黄金比をかけると、限りなく1に近づくからです。
左から3番目は、オーソドックスに戻りを測っています。
一番右は、以前紹介した、ダマシになりやすい1.272を測っています。
1.272は1.618の平方根です。
ちなみに、フィボナッチ・エクステンションやエクスパンションには、いくつか言葉の意味があって、機会があれば解説したいと思います。
今回紹介したフィボナッチ・リトレースメントの1以上の数値の部分をエクステンションと呼ぶ場合もあります。
また、どの比率がフィボナッチ比率であるか、ないのかという点についてもいくつかの考え方があります。
1.272も、フィボナッチ比率に含めないという考えの方もいるかもしれませんが、半値の0.5や、倍の2などと同じく、意識され、機能する数値であれば、仮にフィボナッチ比率でなくても、私は使います。
1.272 ダマシについて①フィボナッチ・リトレースメントを使って0と1と1.272を表示しています。
水色の〇は、ブレイクアウトを狙ってエントリーしていたら、負けそうなポイントです。
反対に、下位足で反転を確認してエントリーしたり、1より内側に戻ってからエントリーをして、水色の〇のローソク足の少し外に損切を置けば、リスクリワードの良いトレードが出来そうです。
1.272はダマシの判断基準に使ったり、逆張りのエントリーポイントの候補に使えることが多いです。
トレードで、全てのダマシが事前に分かるわけではありません。
そもそも、ダマされたと思った動きが単なる下位足のノイズであることも多いです。
ただ、ダマシの判断基準や、パターンを知ることにより、ダマされにくくなり、ダマシの動きを逆に利用できるトレーダーになれると考えています。
ドル円環境認識ダウントレンドからアップトレンドの転換点は?USDJPYドル円(日足)を見て検証していきます。
2021年のUSDJPYドル円の日足の画像ですが
2020年6月8日を起点にすると
ダウントレンドでした。
2021年1月5日までは
分かりやすいダウントレンドでしたが
2021年1月29日に
62EMAを上抜けました。
それまでは62EMをタッチしたら
下落してましたが、環境が変わったかもしれない。
800MAに向かっていくのか?
という
環境に変化していきました。
一段づつ上抜けするか
認識する必要があり
それ以降は
高値と安値を切り上げながら
144EMAを上抜けし
200MAを上抜けした後は
800MAに向かっていく上昇の流れ。
2021年3月5日に
800MAにタッチしました。
800MAにタッチしましたので
そこで一旦トレンドがリセットされます。
3月5日以降のトレンドは
ダウントレンドが終焉を迎える
ニュートラルなフェーズの環境認識になります。
ダウントレンドのフェーズから、
MA同士がクロスし
(どこか1箇所でもクロスすれば)
ダウントレンドが弱まったことを疑います。
このチャートですと
まだMA同士がクロスをしてないが
間隔が狭くなっているので
ダウンドレンドは弱まったと判断。
まずは
62EMAが800MAの上に出たなら、
アップトレンドの転換を疑うフェーズであり、
62EMAがまずは144EMAを切り下げたなら、
ダウントレンドの再開を疑うフェーズ。
このチャートを見る限り
ニュートラルなフェーズということになります。
ニュートラルな環境が2021年9月末まで続いて2021年10月中旬に直近の高値をブレイクして
アップトレンドへ転換していきました。
V字回復社会においてV字回復が出来た企業は、その後も大きく伸びることが多い。業績が頭打ちになり、ストーンと下がって来た状況を見事回復させた経営者には賞賛の声が絶えることはない。
チャートはポンド円1時間足。2024/12/19の相場。直近の値動きとしては4時間足の下降フィボナッチリトレースメント61%付近でこれまでの上昇の力が頭打ちし、そこから値動きが下がってきたところ。一応、上昇トレンドではあるし、1時間足の上昇フィボナッチリトレースメント23%もあり、トレンドラインも引け、200MAも近くにある。おそらく押し目はこの辺りかな?と思えるが、直近のストンという直線的な下降の値動きが気になる。
押し目になりそうなエリアは特定し、根拠を固めるツールも複数あるが、なかなか手が出せないでいると、V字回復が起きた。さっきまで、「4時間足の下降フィボナッチリトレースメント61%から下げてくぞー!」的な勢いが感じられる値動きだったが、まるで「やっぱり下げるのはやめます」というような手のひら返し……。ここで「あぁ61%の壁を突破するんだな」と判断し、エントリーをした。
利益確定は1時間足フィボナッチエクステンションの161%。限界に思われた壁を突破した後は賞賛のエントリーが絶えることはない。当然、大きく伸びる。でも一応、損切りは直近安値にした。
陽線(陰線)についてトレードの基本は押し目買いと戻り売りであり、それを行うためにトレーダーは様々なツールを使う。
フィボナッチリトレースメントは、その代表格だと私は思っている。フィボナッチリトレースメントには、多数の数値が存在するが、主になるのは38%と61%である。
具体的に、上昇の値動きが発生した場合、その上昇に対し38%もしくは61%まで下降してきたら買い、というふうに使う。とても簡単で便利なものである。
しかし、数値が多数存在するために「何%がエントリーポイントなのか?」という問いを明確にする事が出来ない。
そこで、フィボナッチリトレースメントには相棒が必要となる。相棒には、エリオット波動やフィボナッチエクステンション、トレンドライン、200MA等、いろいろといるが、その一つが陽線(陰線)である。
ローソク足にもいろいろ種類はあるが、ここで扱うのは「大陽線(大陰線)」。
トレード中、「いったいどの数値が押し目(戻り目)なのか……」と判断に困っているのなら、フィボナッチリトレースメントの数値付近で、そのローソク足が出ていないかを確認し、出ているのならトレードをすれば良い。
値動きの基本ユーロ/ドル、日足です。
高値を作ったローソク足の下に緑の水平線、安値を作ったローソク足の上に赤の水平線を引いてみました。
それぞれの水平線をブレイクしたら、反対方向に価格が動いているのが、分かるかと思います。
直近の値動きは、まだ安値を作ったローソク足をブレイクしていないので、判断できません。
あと、今回は、全てのローソク足を白色にしてみました。
チャートの読解力を鍛えるためです。
陽線、陰線が色分けされていない状態で、どれが陽線でどれが陰線か分かりますか?
ヒントは、一本前のローソク足の終値が、次のローソク足の始値になることが、ほとんどだということです。
過去のチャートを見て、なぜ、その値動きになったのか?なぜ、反転したのか?
未来の値動きを予想して、ここまで伸びるのではないか?次のローソク足は、陽線または、陰線になるのではないか?
このような疑問の正解は一つではないかもしれません。トレーダーごとに解釈が違って当然でししょう。
ただ、思考を繰り返すことにより、読解力は成長していくと確信しています。
仮想通貨の現物取引におススメの売買方法 例えば、リップルの現在価格が350円付近ですが、
350円で5枚、250円で10枚、150円で15枚、50円で20枚と買いの指値注文をいれて、全て約定した場合、平均取得単価150円で、50枚のリップルを購入できます。
今度は購入したリップルを、400円で5枚、500円で10枚、600円で15枚、700円で20枚売却した場合、平均の売却単価は600円となり,
平均取得単価と平均売却単価の差額の450円×50枚で、22,500円の利益となります。
分かりやすいように、注文価格や枚数を簡素化し、注文も全て約定したという前提で説明しましたが、平均取得単価さえしっかり把握して、何パーセントの利益を求めるかを考慮したうえで、売り注文を出せば、価格上昇局面では、簡単に利益を出せます。
コツは、計画的ナンピンです。価格が下がれば、より多くのコインの買い注文を出し、売る時も、値段が高いほど、売るコインの数を増やしていきます。
チャートに三角形を上下に描いた、砂時計のような図を描きました。
縦軸が価格で、横軸が数量(コインの枚数)のイメージで、2つの三角形の間に、平均取得単価があると考えて、下(低価格)に向かうほど、多く買っていき、上(高価格)に向かうほど、多く売っていくという、簡単な売買方法です。
移動平均線を使い「上位足の押し目」買い時間足をうまく使い分けてエントリーする方法を説明しますね。
①まず今回はドル円の1時間足(上段のチャート)を上位足とします。
1時間足では過去と現状の把握、戦略を立てます。
ドル円は1日平均線(紫24時間線)でサポートされてきた過去がありますが、昨夜それを割る流れになりました。
戦略としては、24時間線より深い位置にある緑1週間線で「下げ止まるなら」ロングしてみよう、というアイデアがあります。
②実際にその1週間線に価格が接近したら、下位足(5分足:下段のチャート)を見ます。
下位足では戦略に沿って、抵抗帯になりそうな1週間線付近で、現在の短期の下落が終わり、上昇転換するかどうかを観察します。
※このインジケーターでは、上位足1時間足で狙っていた1週間線が、下位足5分足でも同色で同位置に自動表示されるので、5分足を1時間足を拡大して見ている感覚になります。
③短期下落中は、オレンジ4時間線を超えれない動きだったので、4時間線を越え、支えられ始めたら、上昇に入るだろうという予測のもと、ロングするタイミングを見ます。
価格が4時間線を上抜け、緑の帯がオレンジに変化したら、流れが上昇に変わった合図です。
④その後の押しを待ち、4時間線上抜けが一時的なものではなく、サポートされて今後上昇していくと判断されたらエントリーです。
移動平均線、時間足をうまく使い、「上位足の押し目買い」を意識してエントリーしてみましょう!
※今回は上位足の上昇トレンドが長期間続いているため、押し目にならず下落転換してしまう可能性があります。