逆Cカーブのトレンドの後は、 移動平均線とローソク足の間の間隔が 大きく離れていることがほとんどです。 その状態から通常の状態に戻るために、 移動平均線がローソク足に近づく形で 逆Cカーブが一段落することがあります。 この場合、しばらくの間価格の変化がほとんどなく、 ローソク足が横ばいに推移することになります。 その間に移動平均線が移動平均線に近づくという流れです。 このようなパターンの場合、 一時的に価格変化が落ち着くので、 MACDが0ラインに近づいたり、 ストキャスティクスが50%付近に近づいたりします。 このケースは急落ほど少なくなりますが、 このような変化をすることもあると 知っておくことは良いことです。 また、多くの場合は、通常の状態に戻るために、 ローソク足が移動平均線に近づく形で トレンドと反対方...
ナスダック 日足チャート マーケットに変化の兆しが出てくると、 「ヒンデンブルグオーメンが点灯した。暴落予兆だ!!」といって、紙面がざわつきます。 こういった派手なコメントは読者受けが良いですから、ニュースになりやすいのでしょう。 では、この「ヒンデンブルグオーメン」とは何なのでしょうか? これは、株価予測のためのテクニカル分析指標で、このサインが発生すると1か月間は有効とされています。 そして、サインが発生した場合は、80%弱の確率で5%以上の下落が起きるとされています。 故に、市場関係者の間では、株価大暴落の前兆、証券市場における呪いの指標とも言われることもあるようです。 これだけ聞くと、サインが発生したとなると慌てる人が増えるかもしれませんので、どのようにサインが出るのかを見ていきましょう。 このサインが発生する...
レンジ相場(もみ合い相場・ボックス相場)の後のトレンド相場は 逆Cカーブと呼ばれる急激な勢いで変化するトレンドが発生することがあります。 今回のドル円のチャートも逆Cカーブの下降トレンドになります。 そして、上矢印のある所で一つだけ大きな陽線がありますね。 これによってローソク足と移動平均線の間の間隔が狭まりました。 このような変化は逆Cカーブのトレンドでよく起きる特徴的な変化の1つです。 この後の変化のパターンは ①トレンドが継続する。(今回の場合は下降トレンドが継続すること。) ②トレンドが終了する。(今回の場合は下降トレンドが終了すること。) があります。 この2つのどちらになるのかを判断することは 難しいのですが、とても重要なことです。 その時のポイントは、次のものがあります。 新しく、ゴールデンクロスやデ...
A 長らくゾーンに挟まれた領域での推移をしていた豪ドル円ですが、レジスタンスゾーンを下に突き抜けると、一気に下落していきました。 やはりゾーンを抜けたときの動きは大きいです。 次のゾーンは、 かなり遡って、2010〜2012年にわたって形成されたゾーンが、サポートゾーンになります。 このゾーンは、2016年にはサポートしてしっかり機能していました。 現在は、そのゾーンさえも下に抜けてきているので、 ここを明確に抜けてしまえば、あとは、リーマンショック後の歴史的な安値圏までは、サポートがありません。 基本的に、下落トレンドが強いので、戻り売りがメインですが、 72円上に戻れば、サポートが機能したとして、反発狙いの買いも考えます。
FX:USDJPY 長らくゾーンに挟まれた領域での推移をしていたドル円ですが、ついに均衡が破れ、一気にレジスタンスゾーンを下に突き抜けていきました。 次のゾーンは、かなり遡って、2018年初め頃に形成されたゾーンが、サポートゾーンになります。一方、これまでサポートゾーンとして働いていたきたゾーンは、新たなレジスタンスゾーンとなります。 トレードアイデアとしては、 ・サポートゾーンの中で反発してくれば買い。 ・レジスタンスゾーンの中で下落してきたら、売り。 これらが、機能すると考えています。
最近よく使っているインジケータのセットです。 デイトレ専用5分足専用。 トレンドが出にくいけれどボラティリティのある相場に向いてます。 MTFMAの水平線は、30分,1時間、4時間です。 MAの方向と同じ方向を順張りとし、 順張り方向と逆行してPivotやMTFMAの水平線にタッチしたところで逆張りします。
ドルインデックス 日足チャート トランプショックで円高ドル安となっていますが、 実はドル自体はそれ程大きく下落はしていません。 それはなぜわかるかというと、ドルインデックスを見れば分かります。 ドルインデックスとは何かというと、一般的には、ユーロや日本円、英ポンド、カナダドル、スイスフランなど 複数の主要通貨に対する「米ドルの総合的な価値」を示す指標です。 これを見れば、円高でもありますが、ドルも堅調に推移しているのが分かりますね。 つまり、円もドルも強いのですが、さらにドルよりも円が強いということです。 このように主要通貨をインデックスでみるとその通貨の動きがよく分かります。 ちなみに ドルインデックス、「DXY」 円インデックス、「JXY」 ユーロインデックス、「EXY」 ポンドインデックス、「BXY」 豪ドルイ...
「マハリクマハリタ マハリクマハリタ 幸せを運んでくる蝶になーれ♡」とチャートに『魔法』をかけておきました。 見事に魔法がかかった美しい蝶は ひらひらと僕にいっぱいのhappyを運んできてくれました☆ そして上手に魔法が使えるようになった僕に 今度はチャートが祝福してくれます。 「さぁー今度はジェットコースターに乗せてあげるよ♡」って☆ 「テクマクマヤコン テクマクマヤコン」でも「ラミパス ラミパス ルルルルルー」でも「エロイムエッサイム エロイムエッサイム」でも… まぁー色々違ったのもありますけど こんな幸せを運んで来てくれる素敵な魔法なら そのうちのいくつか覚えてみても悪いことは何一つありませんので頑張って勉強してみてください♪ 正しい勉強をすることで『引き寄せの法則』が働き あなたに幸せがどんどん舞い込んでくるよう...
ドル円 4時間足 主要通貨の比較チャート トランプ米大統領の発言から為替市場が急変しています。 ほぼすべての中国製品に関税を課す「対中制裁第4弾」が発動されることとなりました。 9月1日が発動日となるようです。 約1カ月の猶予がありますが、5月の時もマーケットは一時急落しましたので、 暫くは不安定な動きとなる懸念があります。 新たな制裁対象は約3000億ドル分(約33兆円)、関税率は10%。 これに伴い、主要通貨に対して円高になっているのが分かりますね。 直近で見れば、ドルが一番強くポンドが一番弱い動きを見せているのが分かりますが、 昨日のトランプ発言から円が主要通貨に対して買われました。 ここで、この比較チャートの作り方を記載します。 まず、ドル円チャートを出します。 そして、チャートの種類を替えます。 一番上...
7月22日時点までのレンジの上限を 7月22日の18時以降に上抜けて上がってきました。 そのタイミングでレンジ相場が終了したと判断してよかったのでしょうか。 結果としては、ダメでしたね。 でも、これは7月22日時点では分からなかったことです。 今現在(8月1日)にとって7月22日は過去なので、 レンジ相場が継続していると知っていますが、 7月22日、その時は、過去でなく、現在(未来)のため、 上昇トレンドが発生する可能性も十分あり得ました。 仮に、上昇トレンドがこの後発生すると判断したとしても、 損切りをしっかりと行うことができれば、何も怖くありません。 レンジ相場の終了の判断に明確な正解はないので、 自分なりの根拠を持ち、自分で判断をすることがとても重要です。
日経225 日足チャート 相場はトレンド相場ともみ合い相場が合わさって波動が出来ています。 そして、多くの投資家が陥るケースがあります。 それは、もみ合い相場やレンジ相場を気付かづにトレードして上手くいかないケースです。 綺麗なトレンド相場を探して、その銘柄が調整局面入りしてからエントリーするもそこからは調整局面入りしているので上手くいかない。 そういった経験をされたことがある方も多いのではないでしょうか。 「私が買うと下がる。」「売りと上がる」ありませんか? そこで、もみ合い相場を見抜き、そのもみ合い相場が終わるところを狙うのがトレンド相場を獲ることがポイントとなりますね。 もみ合い相場を見抜く方法は、トレンドラインを引くことでも探せますが、 実は、一目均衡表もトレンド相場ともみ合い相場を見分けるのに適しているの...
ドル円 日足チャート チャネルラインを上抜けていたドル円ですが、チャネルラインのレジスタンスライン(抵抗線)が サポートライン(支持線)にかわる「サポレジ転換」を起こして切り返しています。(チャートに赤丸を付けているところです) トレンドラインやチャネルラインを引き続けていると、サポレジ転換が頻繁に起きているということがよく分かりますね。 そこから価格が切り返していますが、現在の価格が直近の高値と安値の間で推移している場合、その直近の高値と安値に水平線を引きます。 その水平線とトレンドラインによって、それまで隠れていたトライアングルが浮かび上がってきます。 そのトライアングルの上下どちらに抜けてくるのかが目先の最大の焦点となりますね。 直近の動きを見ると、6月25日が一番底として7月18日が二番底となるのであれば、ト...
SPXUSD 米国株式指数S&P...
USDJPY ドル/円は、レジスタンスゾーン、サポートゾーンに挟まれた動きが続いています。依然としてゾーンが有効に働いていることがわかります。 即ち、多くの市場参加者に意識されているということになります。 ここ1週間ほどは、上昇してきていて、EMAもGC(ゴールデンクロス)しそうになってきています。 今後も、ゾーンに阻まれた動きが続いていくことをメインシナリオにしていますので、ゾーンの中での逆張りトレードが有効だと考えます。 ただし、109円を上抜けて行った場合には、大きな変化(トレンド転換)が起きる可能性があるので、そこには注目しています。
WTI原油 日足チャート 中段保ち合いに関しても、お陰様で反響が多かったところですね。 今回は中段保ち合い(中間波動)の基本的な3パターンについて見ていこうと思います。 今日は「ペナント」「フラッグ」「ウェッジ」を見ていきましょう。 トレンド相場と調整局面が交互に混ざり合って波動が出来ています。 その波動を簡潔にいうとわかりやすい波動とわかり難い波動となります。 そして、そのわかり難い波動が調整局面であり、その時にできる形の基本系の3つが「ペナント」「フラッグ」「ウェッジ」となります。 では、それぞれ見ていきましょう。 ペナントとは、三角形の形の調整局面の動きです。野球で使うペナントレースのペナントと同じ意味です。横向きの三角形の旗の形ですね。 フラッグとは、旗のフラッグのことで、平行四辺形の形の調整局面の動きです。 ...
トレーディングビューにはローソク足を非表示にする機能があります。 左上の通貨ペアの表示を左クリックすれば表示/非表示の選択が出来ます。 移動平均線の分析ではゴールデンクロスやデッドクロスのほかに傾きや、複数の移動平均(長期・中期・短期など)の位置関係の比較などで相場環境を判断します。 ローソク足を非表示にすることでローソク足の陰線・陽線や細かな値動きなどを気にせず移動平均での相場判断をすることが出来ます。 一度、ローソク足を消したチャートをしばらく眺めてみると今までと違った相場の見方が見つかるかもしれません。
WAJJMART 週足チャートです。 先日、中段保ち合いの記事を作成しました。 今日は日柄調整と値幅調整の違いを見ていきましょう。 ※(「フラッグ」「ペナント」「ウェッジ」はまた、次回に記事を作成します。) まず、上昇(下降)トレンドが続いた後は、調整局面となります。 その調整には二種類があって、日柄(時間)をかけてじっくりと調整するケースと、日柄(時間)をかけずに一気に価格が変動して調整するケースがあります。 日柄調整のところは「ペナント」となっており赤い線でラインを入れています。 値幅調整のところは「ウェッジ」となっており青い線でラインを入れています。 価格変動の違いがわかるでしょうか。 値幅調整の場合は、価格が大きく変動しますので調整局面と感じたとしてもポジションを維持するには難しい動きを見せます。 そして...
マイクロソフト 週足チャート 中段保ち合いを理解すると、トレードの幅が広がりますよね。 中段保ち合いとは、トレンドがあるところから一旦調整局面となりますが、 トレンド転換とならずにトレンドが継続するケースの時に出てきやすいチャートパターンです。 基本的な中段保ち合いは、フラッグ、ペナント、ウェッジという形があります。(詳細はまた後日に。) 相場の多くは大天井(大底)を打つまでは、中段保ち合いを挟みながら相場が展開されていきます。 その中段保ち合いは、基本的には二つの調整のパターンがあり、一つは日柄調整、もう一つは値幅調整です。(この詳細も後日に。) 要は、基本形が3つの形があり、調整の仕方も日柄と値幅があるために、変則系も入れると非常に多くのパターンが出てきます。 故に、ここの局面で振り回される方が増加するのです。...