USDJPY4H足で分析。
今回から、ローソク足と段区分のみで分析したい。現状は、アメリカの利下げ、日本の利上げの日米金利差の縮小から下方向を見ていた巻き返しの状態。
年内に再び150に乗せるとは思わない動きであり、根底には日本経済の弱さ、アメリカのひとり勝ちによるドル高になっている。
個人的には、転勤やイスラエルのイラン攻撃がいつ行われるのかにより、相場が大きく動く可能性が怖く、ほとんどトレードをしないうちに上がってしまった。
ドル高要因として、トランプ元大統領が大統領選で優勢であること、中東、ウクライナの終わらない紛争がある。
日本経済は利上げしたくても、利上げ出来ない状態にある。政策的には円高株安、円安株高のジレンマも抱え、ジリジリと円安が続くのだと思う。
もちろん、円安が継続すれば、再び悪い面が強調されて、介入による下げもあるが、長期投資では下がったところでロングし、上がるのをゆっくり待つのがセオリーな気がしている。
短期的には上げ過ぎで、149辺りまで下げてもおかしくない。
今月、来月と日米の政治イベントが多く、自公政権の交代、トランプ勝利となれば160方向に進んでもおかしくない。