移動平均線大循環分析における仕掛けの考え方です。 今回のチャートはNYダウの日足チャートです。 基本的な仕掛けは3つあります。 「トレンド転換の仕掛け」 「トレンド継続の仕掛け」 「もみ合い放れの仕掛け」 移動平均線大循環分析において仕掛けの基本は、第1ステージで買い、第4ステージで売り、です。 ここで、トレンドが大きな相場をしっかりと獲ることが出来るようになれば、次に、相場の状況に応じて仕掛けを替えていきます。 「トレンド転換の仕掛け」 大きく上昇(下降)した相場が反転して、下降(上昇)相場に転換するところを狙う仕掛けです。 相場が転換するかどうかは後にならないとわかりません。また、完全に転換してからでは相場が大きく上昇(下降)していることもあります。 よって、一手早く仕掛けます。「第6ステージで買い」「第3ステー...
IMM円 日足チャートです。 CMEで取引されている円の先物取引です。 普段見慣れているドル円のチャートは 価格が上昇するとドル高になり、円から見れば円安です。 価格が下落するとドル安になり、円から見れば円高です。 要は、ドルの視線から見ているチャートになります。 IMM円は円で見ているので、素直に、円の価値が上がれば上昇し、価値が下がれば下降します。 では、CFTC建玉明細を見てみましょう。(4/30現在) ダウ工業 24217枚(-448枚) S&P500 1239枚(-3845枚) 円建日経平均 28229枚(+2265枚) IMM円 -99599枚(-5185枚) IMMユーロ -105544枚(-126枚) ドルインデックス 28949枚(+194枚) 豪ドル -59005枚(-8556枚) 英ポンド ...
移動平均線大循環分析と大循環MACDの考え方を見ていきましょう。 上記のチャートはドル円の日足チャートです。 ローソク足を消していますので、年始の大きな下ヒゲもありませんね。 日々のトレードにおいて、ローソク足の存在が大きなヒントを与えてくれる時もありますし、 逆に、ローソク足の動きが邪魔になって素直なトレードが出来ないことがあるかもしれません。 通常のチャートを見ながら、移動平均線大循環分析と大循環MACDを使って大きな流れを確認するときは、 ローソク足を消して、大循環MACDの帯MACD(MACD3)だけにすると、見え方が変わります。 MACD3=(中期移動平均線)ー(長期移動平均線)、となります。 つまり、移動平均線大循環分析における帯の間隔をMACD3として表示しています。 移動平均線大循環分析での帯の動きを...
株式市場の動きを予測するときに、景気の先行指標としてウォッチされる銘柄がいくつかあります。 米国の株式市場では、 例えば、ダウ工業株30種平均とダウ輸送株20種平均、ダウ公共株15種平均との比較から 将来を予測する方法があります。 また、VIX指数の動きや 先日記載したGSRの動きなども景気の先行指標や先行銘柄といわれることがあります。 今回のCOPPER(銅)の動きも景気の先行指標としてウォッチする方が多いようです。 工業品として使われる銅は景気の動きに敏感に反応して動く傾向があります。 今回、銅価格が移動平均線大循環分析で、第4ステージとなりました。 赤色の折れ線グラフは、ダウ工業株30種平均株価です。 銅の価格が先行指標となるのか、ならないのか・・・ いつも、必ず先行指標となるわけではないので、あくまで参考...
フォーメーション分析 フォーメーション分析には大きく分けて 「天底を暗示するフォーメーション」 「相場の継続を暗示するフォーメーション」 の二つがあります。 天底は三尊天井(ヘッド・アンド・ショルダー)やダブルボトムなどなど~ 継続パターンは、ペナント(三角持ち合い)、フラッグ(平行四辺形)、ウェッジ(上昇(下降)三角形)などなど~ ある程度トレンドが出来ていて、そこから、三角持ち合いになる時は、トレンド転換ではなく、トレンド継続となることが多いとされています。 フォーメーション分析は、見た目で分かり易いのが特徴です。 ただ、ダマシに合うこともあるので決めつけるのは厳禁です。 エリオット波動や一目均衡表の値幅観測論、そして、フォーメーション分析などは、 パターンに入るとターゲット(予測価格)が明確になるところが便利で...
ユーロドル 週足チャート 移動平均線大循環分析は3本の移動平均線を使います。 大循環MACDは MACD1 MACD2 MACD3 3本のMACDを使います。 では、MACDとは何でしょう。 MACDを日本語にすると移動平均線収束拡散手法といいます。 MACDの最初のMAとは、移動平均線のMA、Moving...
しばらく、こういう形で監視していきたい。 今のところ、以下のような認識できでいる。 ・投機筋(Noncom)は、順張り的 ・Dealerは、逆張り的 差っ引きの残高だけでなく、 売り買いの増減にも注目すると良さそう。 チャートに入れた点線は、 オプションの取り組みが最も多い価格。 赤がputで、青がコール。
TradingViewでは、 CFTCの建玉明細を表示することもできます。 ・商業筋 ・投機筋 などのポジションが分かる "アレ" です。 見方は色々ありますが、 よく聞くのは以下の2つだと思います。 ・投機筋の思惑を知る ・積み上げられたポジションはいつか決済される 表示しているインジケーターは、以下です。 ※画像をクリックするとリンク先に遷移します ※表示している銘柄に応じたCOTレポートが表示されます ※見た目を調整して使っています ※日足で表示するともっとカクカクになるはずです ※COT=Commitment of Traders=CFTC建玉明細 インジケーターの検索で、 「COT」 「legacy」 などと入力すると他にも色々でてきます。
========================== <お詫びと訂正> クリプトマーケットキャップとは、時価総額のことです。 ビデオ内では、総出来高とか言ってますが、言い間違えです。 まぁ、誤解されるような方はいないと思いますが念の為… なんで毎回言い間違えしちゃうんでしょうね(T_T)/ 無意識に言葉を間違ってしまう… お詫びして、訂正いたします。 ========================== 最近のリップルの下落で露呈しました。 取引所によってチャート形状が異なる!...
(1951)協和エクシオ 日足チャート 今日は、初心者の方からメッセージを頂きました。 そこで、移動平均線大循環分析の基本的な考え方を見ていくことにしましょう。 移動平均線は価格が不安定に上下するのを移動平均線を引くことでトレンドの流れを分かり易くするために引きます。 そして、3本の移動平均線を使うことで、もみ合い相場(わかり難い波動)を避けて、 「エッジ」(優位性)のあるところを探し、トレンド(分かりやすい波動)が出ればそこをしっかりと狙うためのツールです。 「買い」にエッジがあるところは、移動平均線の順番が上から 「短期移動平均線」 「中期移動平均線」 「長期移動平均線」となります。そこを「第1ステージ」と呼びます。 「売り」にエッジがあるところは、移動平均線の順番が買いの逆になります。そこは「第4ステージ」と呼...
「FXの日足はトレンドフォローに向いていない」 と、思っていました。 なので、そういう投稿を書こうと思ったのですが、 チャートを見て、少し認識を改めました。 FXの日足は、 「トレンドフォローでやらない方が良い期間が多い」 ですね。 四角は、トレンドフォローでとるべき値動き (細かいのは除いています) 手描きの赤丸が、トレンドフォローでやらないほうが良い期間 株は、上手に銘柄選定すれば、 トレンドフォローだけでもいけると考えています。 FXだけで投資をするなら、 トレンドフォローで「やるとき」「やらないとき」 の "見極め" が重要かもしれません。 ※ 上記はすべて日足における考察です
今、何の通貨が強くて弱いのか そのとき最も「強い通貨」と「弱い通貨」を組み合わせると、 そこにはトレンドが発生しています。 例えば、今回は、 ・4時間足 ・週次のKu-Chart ・月次のKu-Chart を表示しています。 今月、とくに直近の2週間程度ですが、 ・ドルが強い ・NZDが弱い ということが分かります。 そこで、NZDUSDを表示してみると、 トレンドが発生していたことが確認できます。 Ku-Chartで、傾向をつかんで置くことで、 為替でもトレンドと出会いやすくなると考えています。
トヨタ自動車 月足チャート エリオット波動の基本的な部分を見てみましょう。 エリオット波動はフィボナッチを使いチャートの形状から次の展開を予測する分析手法です。 基本形 推進波の5波動(上昇に向けた波動) 「1波、2波、3波、4波、5波」 修正派の3波動(下降に向けた波動) 「A波、B波、C波」 5波動と3波動の8波動がワンセットとなり、この流れが続いていきます。 このチャートの形状が綺麗ですよね。 今回は目盛りを「通常」を「対数」に変えて 対数チャートで表示しています。 右側の目盛りのところをクリックすると、「対数」がありますよね。 エリオット波動分析のとき使うこともありますので、 エリオット波動を使いたい方は知っておきましょう。 ここから、少しずつ「エリオット波動」の世界を紹介していきます。 エリオット波動...
みなさんが思っている通り(^_-) GW前にこんなところに値が到達してしまいましたね…連休中になにか起こりそうな予感…(笑) 「ひとつ曲がり角 ひとつ間違えて 迷い道くねくね…♪」なんてことにならないように。 森の中で道に迷えば待っているのは【死】です。 常に『現在地』を確認しながらトレードするようにしてくださいね。 それでは Have a nice day !
今回はラインチャートでの比較チャートです。 昨年末の安値からの動きの比較チャートです。 上昇率の大きい順にみていきましょう 「ナスダック総合指数」 「ダウ輸送株20種平均」 「S&P500」 「ダウ工業株30種平均」 「ダウ総合65種平均」 「ダウ公共株15種平均」 となっています。 昔、ダウは30種平均以外にも色々とあることを初めて知った時は驚きました。 ダウ理論はこの工業株と輸送株の比較というのもあります。 やはり、値動きを比較するというのは誰もが考えることなのですね。 公共株の直近の動きは他よりは小さいですが、実は今年すでに史上最高値を更新しています。 さて、S&P500も史上最高値更新で、ナスダックやダウ工業株30種平均もあと僅かとなってきましたね。
ドル円 60分足 トライアングルを下抜けし、ロスカットを巻き込み一気に大きな陰線を付けてから、急転換で切り返す。 この流れ、今年の1月3日の流れに似ていますよね。 為替市場では、こういったロスカットを巻き込んだ動きが散見されます。 これを避けるために、逆指値を出さないというのは、リスクが高くなるので推奨は出来ません。 こういった時は致し方ないですよ。 ただ、チャートを見て適切な逆指値を出さなければいけません。 今回であれば、逆指値が約定した後に、大ストの切り返しで仕掛けると決済値よりも安く仕掛けることが出来ます。 当然、今回も逆指値は必須ですよ。 トライアングル下抜けからチャネルラインでサポートされて切り返す。 これが「ザ・相場」といった感じがしますね。
ドル円60分足 昨日の続きです。 60分足で見るとトライアングルを下に抜けてきましたね。 個人的には「上」で見ていましたが、下に抜けてきました。 相場は本当に面白いですよね。 下抜けした瞬間に一気に動きが早くなりましたね。 大きく下抜けてから動いていては遅くなりますので、トライアングルが長くなってくれば、 上下に逆指値を出しておきましょう。 そうすれば、ワンテンポ早く動けますからね。 では、移動平均線大循環分析で見ていきましょう。 60分足は第4ステージです。 240分足は第2ステージです。 日足で見ると第1ステージです。 週足で見ると第1ステージです。 ここから240分足、日足がトレンド転換するとみるのであれば、売り方針で対応でしょう。 60分足だけの調整と見れば、押し目買い狙いでしょう。 皆さんがここからどう見...
ANAホールディングス(9202)が、 三角もちあいから下放れたような感じです。 もみあい放れの定石パターンを 参考として記載してみました。 放れるとき、中心で ・支えられたり(上放れ) ・抑えられたり(下放れ) します。 ANAのチャートに戻って確認してみると、 ・200日EMA ・帯 などが、もみあいの中心になっていることが分かります。 移動平均線が横ばいのとき、 その期間のもみ合いの中心を表していることがよくあります。 ANAの場合は、 中心あたりで抑えられて下放れた格好です。