FRBによる利上げが加速するとの思惑から10年再利回りの上昇が止まりません。 為替はドルが強く、特に金融緩和継続の日本の通貨とのペア、ドル円の上昇は月足高値に迫っても止まらないかもしれない様相です。 一方、株式市場はこの10年債利回り上昇に対し、ある程度までは好感していましたが、金利上昇を嫌気し始めており、 特に借入が多い新興企業が組み込まれているナスダックの下落が目立ち始めました。 債券利回りと株価の関係は、その時々の状況により変化するので、マーケットが今どのように利回りの状況を見ているか、 為替やインデックスの反応を見たり、アナリストの分析を参考にして把握する必要があります。
一目均衡表のオシレーター(インジケーター)を作ってながめていたのですが、意外なことがわかってきました。 上段がS&P500指数のチャートと一目均衡表、 中段が 終値ー先行スパン1 下段がMACD です。 すべてパラメーターは標準値です。 終値と先行スパン1との関係を強調するために、上段の一目均衡表は先行スパン1を強調し、 遅行スパンを消去しています。 わかったのは、 株価が先行スパン1とクロスするときと、MACD線が0ラインとクロスするときがほぼ等しい...
豪ドル/円は強い上昇トレンドが継続。 前回の投稿以後、3/29の高値をブレイク寸前まで行き反落しましたが、 短期調整となり再度上昇してきています。 基本的には前回と見方は同じで、3/29高値をブレイクした場合は 97円まではレジスタンスがありませんので当面はこれが目標になります。 さらに97円到達後は100円の大台、2014年高値の102.80あたりが大きな目標になります。 ドル/円、カナダ/円、ポンド/円も好調で、円全面安です。 引き続き、この大きな円安トレンドに乗っていきたいと思います。 (もちろん、時々は調整も入ると思います) 一方、3/31安値を割るほど調整が進んだ場合は、調整が深くなる可能性があります。 *豪ドル/円については、毎週火曜日投稿が基本です。
チャート上段:ドル円 チャート中段:日米5年国債利回り格差(ドル円相関) チャート下段:日米3ヶ月国債利回り格差(ドル円相関) ドル円と日米金利格差は歴史的に相関関係が強い。 米国金利が上昇すればドル円は円安に進み、米国金利が低下すればドル円は円高に進む。 ではここでいう日米金利格差とはどの金利をみれば良いのだろうか? 結論を言うとそれは「日米5年国債利回り格差」だ。 「日米5年国債利回り格差」が最もドル円と相関関係が強いと言われている。 上記のチャートをご覧いただきたい。 中段が「日米5年国債利回り差」と「ドル円」の相関係数。 下段が「日米3ヶ月国債利回り差」と「ドル円」の相関係数を表している。 チャートを見て分かる通り、 中段チャートの5年債相関係数は「0」よりも上、つまりドル円と一定の正の相関関係がある...
US10Yの月足です。アメリカの10年国債の金利です。 テクニカルとしてSMAを表示しました。また、そのMAのラインを上抜けた期間は短いんだよ。という事を表現するためにMACDを表示しました。 過去の傾向は長い下降トレンドです。その傾向から言えばもう天井圏まで上がってきんじゃないの?と思える所までは上がって来たと思っています。 ただ、前回安値は金利としては底と言える0%にかなり近いので今後は下落トレンドというよりはレンジという展開になる可能性も高いかと。 その場合は値幅的には上が3%で下が0%付近というのも無理があるとは言えないんじゃないかとチャートを見ているだけの素人としては思ってしまいます。 なにせ今の所は上昇している真っ最中なのでまだ上がると仮定して見ていく時だと思うんですがそろそろ天井を予想していくところかと思います。
ドル円が125円を超えられず頭が重くなっています。 前回125円を超えたのは2015年の6月。 米ドルの強さと円の安さが目立ち、日本全体の弱さを象徴しているようにも思えてしまいます。 強い米ドル。投資家のセンチメントを確認してみても買いが強い状況は変わっていません。 このまま150円までいくとの声も聞こえてきますが、大口ロングポジションも溜まってきています。 積極的なロングには慎重になってしまいます。 過去のチャートを振り返ると、前回のポジション量まで到達した後は下落してきた歴史があるので、慌てずにチェックしていきたいと思います。
くら寿司USAが2Qの決算発表を行いました。 ■決算 ・売上高 予想:$30.36M 結果:$31.3M ・EPS 予想:$-0.21 結果:$-0.19 ・FY22ガイダンス 予想:$133.98M 結果:$130M〜$140M ・ハイライト 既存店売上高:+183% 新規店舗:3店 各数値とも予想クリアで良いですね。 2022年度には新たに8〜10店舗展開予定とのことで、さらなる拡大も見込めそうです。 ■チャート 決算発表は無事通過に思えましたが、発表後の株価は急落。 なんと-12.00%の大幅下落となりました。 現在の株価はは200日移動平均線付近にあり、そのすぐ下に50日移動平均線も迫っています。 今はくら寿司USAに限らず全体的に軟調なので、今すぐに買い向かうのではなく少し様子を見たいですね。 中長期的...
ドル円週足 ボリンジャーバンド2σをサポートに続伸 前週の上ヒゲを追いかける形(ヒゲの追っかけ) FRB高官によるタカ派発言が続いており、金利上昇からのドル高が支え。 上目線継続。売りからの参戦はまず考えられない 懸念材料としては、ドルストレートの下落シナリオを考えておきたい ドル高によるドルストレート下落がクロス円下落を誘引し、クロス円下落がドル円の足を引っ張る展開 ドルストレートのチャートもしっかりチェックしておくようにしたい
800MAから下落してからは横ばいの動きが続いています。今はまだ下落トレンドになったわけではなく、ニュートラルな環境と言えると思います。そのため、動きをしっかりと確認してから本格的にトレードしていきます。 また、4時間足に落としてみると、1.3500~1.3050でのレンジとなっており、現在どちらに向かうかを見ていく時間帯です。 (ここ3日ほどでは1.3100~1.3050でのレンジにも見える) 場所の情報 1.3150→キリ数、800MA、レンジ上辺 1.3100→キリ数 1.3080→本日ピボット 1.3050→レンジ下辺 現在は下辺付近に位置していますので、1.3050の割り込みでレンジ下辺ブレイク戦術を検討。 ブレイク戦術では引っ張らず、利益確保を優先していきましょう。 ブレイク後は再度戻り売りする場所までの戻...
この投稿では最近ニュースで話題になっている逆イールドについて、そもそもイールドカープとはなんぞやというところから、その発生要因、経済・相場へのインパクトまで図解したいと思います。 債券の世界はこのイールドカープを始め、スティープ化やフラット化といったカタカナ用語が多く登場し、難しいと感じている人も多いと思いますので、イメージとともに理解するのがオススメです。 以下の流れで解説をしていきます。 目次 ・イールドカーブとは何か? ・逆イールドとは何か? ・なぜ逆イールドが発生したのか ・なぜ逆イールドは景気後退(リセッション)のシグナルと言われるのか? ・過去に逆イールドが発生した時の動き ・イールドカーブとは何か?...
右がドル円週足チャート 左がドル円日足チャート になります。 今回は 週足からどこがドル円の上値抵抗になり得るのかを考え つつ、 日足から今後の数ヶ月スパンの値動きも予測 していきたいと思います。 まず週足からわかること ・大きな上昇(円安)トレンドに入っているということ ・次の抵抗線は2015年につけた125.86円であること。 ・このラインをブレイクすると、2003年まで約20年遡り、130円台となるということ。 ...
ナス100の4時間足チャートがダブルトップをつくり ネックラインを下回って掘ってきている。 赤いバンドのサポートラインも下に抜けたところ。 ついでに一目均衡表の雲も下に抜けています。 さてこれから夜中の3時にFOMC議事要旨が発表されます。 内容によっては上下どちらかに大きく動く可能性ありますが、 チャートはすでに崩れ始めています。 また4月15日に米国の確定申告期限があり、出来高は少ない。 12日に米国CPIが発表され、高いインフレが予想されます。 ブレイナード理事のタカ派転換を材料に売られるところを見ると、 利確や売り圧力が強くなっているようにも見えます。 FOMC議事要旨の内容にかかわらず、他の不安材料で売り圧力が強まっていく可能性があります。
一目均衡表が好きでよくつかっているのですが、オシレータ系のトレンドインジケーターとして表示してみたいと思うようになりました。そこでオシレーターを作ってみることにしました。 ここで表示しているのは 1.ヒストグラム:転換線ー基準線 2.水色線:現在値ー先行スパン1 3.ピンク線:現在値ー先行スパン2 4.茶色線:水色線の9日移動平均線(シグナル線) です。これらはそれぞれ、 1.短期トレンド 2.中期トレンド 3.長期トレンド (4.中期トレンドのシグナル) のオシレータになっています。 (ここでいう短期、中期、長期というのは相対的なものです) 2.現在値ー先行スパン1 3.現在値ー先行スパン2 がどういう意味なのかわかりづらいと思うので少し説明します。 先行スパン1は転換線と基準線の半値を(今日を含めた)26日先に表...
・環境認識 日足で確認すると800MAから押し目を付けながら上昇中。 高値安値更新し続けている 4時間足では 三月半ばからの上昇後、0.6900~0.7000の間で 横ばいになっていたが、わずかに高値安値を 切り上げていくので、ここから上昇すると判断。 ・戦略戦術 押目買い A案 そのまま上昇し、本日のピボットを超えれば上昇の確立が高い B案 一時的に0.6900付近まで下降しても 上昇に対するFR38.2%付近である事と、 一昨日の午後からタッチしていないピボットなどの 場所の情報があるので、 そこから反転上昇すると考える。 いづれにしても押目が落ちすいて、上昇が再開したことを 確認してエントリーする。 ・追い風情報 USDJPY 上昇 NZDUSD 上昇 日経225(先物、ダウ)上昇
①通貨強弱→ドル:円:ユーロのみ表示 ②ドルインデックス(DXY/TVC) ③ユーロドル ④ドル円 ドル円が横ヨコの動きなのになんでユーロドルが落ちているのとか思った事はありませんか? 自分もドルインデックスの存在を知るまでは不思議に思っていました。 今日のパターンはドルと円が(通貨強弱)が同じ動きをしているためドル円は横ヨコ。 しかしドル単独では強いためユーロドルが下落していると言った感じです。 (※実際はもう少し複雑ですが) 少しでもご参考になれば('◇')ゞ
GMMA チャートでトレード 4月の期初なので週足でチェックをしようと思います。 先週月曜日に日銀指値オペがあり、円安になり利益確定をしました。 ユーロ円ですが、週足で長い上ヒゲとなりました。たまたまですが、利益確定が正解だったことになります。 利益確定した時は、押し目買いをしようと思っていましたが、この上ヒゲが気になります。 あわせて、欧州の代表的な株指数であるDAXの週足を載せています。 週足で同じく上ヒゲ。しかも週足の売りポイントでしっかりと売られています。 米国に目を向けると米国債が2年と10年が逆イールドとなりました。 3月は円安が分かりやすい相場でしたが、4月はセルインメイも視界に入ってくる、DAXの戻り売りでいきます。
【カレンダー】 重要な経済指標なし 今週の火曜日(4月5日) 23:00 ISM非製造業指数 【環境認識】 日足での環境認識は 800MA→上 高値安値→切り上げで○ 戻り→適度ではない 現状は高値安値を切り上げで更新し続けているため 方向性はアップトレンド(上昇方向)。 現在は安値更新するかを見守る時間帯。 安値更新が確定した場合、 フィボナッチエクスパンションを引いてみると 次に目指しているのは1.1250付近。 それまでは押し目買いでついていく。 【戦略】 押し目買い 【戦術】 順張りスイング 短期逆張りデイトレ売り 【場所の情報】 1.1050 キリ数、本日ピボット、移動平均線(144MA) 1.1100 キリ数、OP(4日、5日、6日)のNYカット 1.1250...
ギャンと経済指標の組み合わせがとても取引しやすいと思うので投稿しときます。 ギャンの見方として円弧は全てレジスタンス・サポートラインとなります。 特にギャンスクエアでオレンジ色、青色の部分。ここを突破するということは、それだけ強い相場と捉えることができる。逆に弱い時は力なく円弧に沿って落ちていく。 つまり、実際のトレードにおいては、タイムサイクルに来た時、円弧に差し掛かった時、この2つの時は局面といえ、そこでローソクがどのような形を作って次の足に進むのか見極める、大事な時間がいつなのか事前に把握することができる。このようにして、今この通貨がどのような状況に置かれているか把握し、次に相場が動きそうな時間を知ることで、適切なエントリーポイント、損切りポイントが定まる。