12月18日のドル円分析
環境認識
ー1時間足は下降トレンド
ー4時間足は上昇トレンド
ー日足と週足は、下降トレンド
ー1時間足レベルの下降トレンド後の勢いが無い
エントリーポイント
エントリーポイントは、2つあります。
1つ目は、緑色の意識される水平線を1時間足レベルで上にブレイクしたら、戻しを待ってのロングエントリーです。利確位置は、154.524円台の少しした辺りです。損切りは、153.326円台の少し下か、5分足レベルの下降トレンド転換が起きたら即撤退です。
2つ目は、青い水平線を1時間足レベルでブレイクした後の押し目を待ってのショートエントリーです。利確位置は、152.842円台の少し上辺りで損切りは1時間足レベルの最安値を作った起点の少し上です。
マルチタイムフレーム分析
移動平均線を使い「上位足の押し目」買い時間足をうまく使い分けてエントリーする方法を説明しますね。
①まず今回はドル円の1時間足(上段のチャート)を上位足とします。
1時間足では過去と現状の把握、戦略を立てます。
ドル円は1日平均線(紫24時間線)でサポートされてきた過去がありますが、昨夜それを割る流れになりました。
戦略としては、24時間線より深い位置にある緑1週間線で「下げ止まるなら」ロングしてみよう、というアイデアがあります。
②実際にその1週間線に価格が接近したら、下位足(5分足:下段のチャート)を見ます。
下位足では戦略に沿って、抵抗帯になりそうな1週間線付近で、現在の短期の下落が終わり、上昇転換するかどうかを観察します。
※このインジケーターでは、上位足1時間足で狙っていた1週間線が、下位足5分足でも同色で同位置に自動表示されるので、5分足を1時間足を拡大して見ている感覚になります。
③短期下落中は、オレンジ4時間線を超えれない動きだったので、4時間線を越え、支えられ始めたら、上昇に入るだろうという予測のもと、ロングするタイミングを見ます。
価格が4時間線を上抜け、緑の帯がオレンジに変化したら、流れが上昇に変わった合図です。
④その後の押しを待ち、4時間線上抜けが一時的なものではなく、サポートされて今後上昇していくと判断されたらエントリーです。
移動平均線、時間足をうまく使い、「上位足の押し目買い」を意識してエントリーしてみましょう!
※今回は上位足の上昇トレンドが長期間続いているため、押し目にならず下落転換してしまう可能性があります。
12月17日のドル円分析
環境認識
ー1時間足と4時間足レベルでの上昇トレンド
ー週足と日足の下降トレンド
ー1時間足レベルのトレンドラインを下にブレイク
ー15分足レベルでフラッグパターン形成
エントリーポイント
エントリーポイントは2つです。
1つ目は、15分足レベルのトレンドが上昇トレンドに変わったあとの押し目を待ってのエントリーです。利確位置は、直近の高値である154.47円台の少し下あたりです。損切りは、15分足レベルの最高値を作った起点の少し下辺りです。
2つ目は、1時間足レベルのトレンドが下降トレンド転換した後の押し目を待ってのエントリーです。利確位置は、152.842円台の少し上辺りで、損切りは1時間足レベルでの最安値を作った起点の少し上辺りです。
12月11日のドル円分析
環境認識
ー1時間足と4時間足は、上昇トレンド。
ー赤い水平線での反発。
ー15分足は、上昇トレンド。
ー上昇圧がすごく強い
エントリーポイント
エントリーポイントは1つです。(上昇圧が強くショートエントリーは控えたほうが良いため)
エントリーポイントは、赤い水平線で反発した後に15分足レベルで下降トレンドになった後、再度上昇トレンドに変わったら、押し目を待ってのロングエントリーです。利確は、152.136円か153.272円台の少し下辺りです。損切は、15分足レベルで出来た最高値を作った起点の少し下辺りです。
現在15分足レベルのトレンドは上昇トレンドですが、ほとんど押し目を付けずに上昇しているので、一度押し目をつけるまでエントリーは控えたほうが良いと思います。
12月10日のドル円分析 環境認識
ーレンジを上抜け(1時間足レベルでブレイク)
ー押し目を作らず上がってきた
ー最高値を1時間足と4時間足レベルで更新
ー日足ラインを1時間足と4時間足レベルでブレイク
エントリーポイント
エントリーポイントは二つです。
1つ目は、一時間足レベルの押し目を狙うトレードです。エントリーポイントは、15分足が下降トレンドになった後の押し目を狙ってショートエントリーです。利確位置は、150.695円辺りですが強い上昇トレンドが出ているので5分足レベルでトレンドが、上昇トレンドにかわたっら即時撤退しましょう。損切は、15分足レベルで最安値を作った起点の少し上です。
2つ目は、上位足への順張りトレードです。エントリーポイントは、1時間足レベルでの押し目を作った後に再度15分足が上昇トレンドに変わった後の押し目を狙らってのロングです。利確は152.136円台の少し下か、15分足レベルの下降トレンド転換です。損切は、エントリーした際の15分足レベルで最高値を作った起点の少し下です。このトレードは、1つ目のエントリーの後のトレードです。
12月6日のドル円分析環境認識
ー週足と日足は下降トレンド
ー1時間足と4時間足は上昇トレンド
ーフラッグパターン、ブレイク後の伸びがあまりない
ー4時間足のトレンドライン付近
ー1時間足はレンジ気味
エントリーポイント
エントリーポイントは二つあります。
ー1つ目は、15分足のトレンドが下降トレンドから上昇トレンドになった際の押し目を待ってのロングエントリー。利確は150.771円台の少し下、損切は15分足レベルで最高値を作った起点の少し下。
ー2つ目は、149.654円台の黄色い水平線を15分足レベルでブレイクした後の押し目を待ってからのショートエントリー。利確位置は、149.074円台の少し上か、148.639円台の少し上。損切は、15分足レベルの最安値を作った起点の少し下。
根拠
1つ目の根拠
ー1時間足や4時間足への順張りエントリー。
ーエントリーした後から利確までの間に目立った抵抗体が無い。
2つ目の根拠
ー週足や日足の順張り、(押し目になりそうな、151.276円台ですでに反発しているので、条件的には問題ない)
ー一度1時間足のレンジをブレイクすることによって、上狙いの根拠が減る
12月4日のダウ理論を用いたドル円分析 ドル円の環境認識
ー週足から1時間足までのトレンドはダウ理論的に下降トレンド
ー日足の目立つラインを4時間足レベルでブレイク
ートレンドラインに沿って落ちてきている
ー5分足は、上昇トレンド
エントリーポイントとその根拠
エントリーポイントは、トレンドライン付近反発後の5分足が下降トレンドが反転した後の押し目でショートエントリーです。損切は、15分足がトレンドラインを上に抜けて確定した後か、4時間足レベルの最安値を作った起点の上あたりです。利確は、意識されそうな148.639円か、148.228円辺りです。根拠としては全体が下降トレンドなのと日足のラインをその一つ下位足である4時間足がブレイクした所です。
12月のドル円展望気がつけば今年も残すところあと1ヵ月となりました!
相場の1年というのも、経ってみれば早いものですね。
トップに飾るチャート画面は1ヵ月足ですが、こうしてみると今年は上下共に大きな値動きが有りましたね👀
10月は一時下抜けていた月足20SMAを一気に上抜け、先月11月も前半はその流れを引き継ぎ、一時は156円を突破!そのまま160円を目指すのかと思う位の上昇も見せましたが、後半からは折り返して下落に転換。月足では上髭の長い陰線で確定しました。
初めて152円が意識された基準となる2022年10月の高値(凡そ152円)の意識ラインは、10月、11月共にこの時間軸のローソク足を見ても分かるように、足実体での上抜けが無く、髭での上抜けとなった事が現在は152円の「上抜け騙し」と思えるようなローソク足プライスアクションが見て取れます。
この事からも、今後もまだ152円というラインは強く意識されて来ることは間違いないでしょう。
所で、今年も残り1ヵ月となったわけですが、ここでちょっとまだ確定前の年足も見てみましょうか。
【年足】⇊
今年の年足は、現在は先ほど話した2022年の最高値ライン152円の下を推移していますね。
来月の12月の確定と同時にこの年足も決まる訳ですが、この長期間意識されている152円という価格は、超長期目線的にはその経過時間からもこれまでずっと意識され続けてきたレジスタンスラインだという事が解るのですが、この152円は「来月の確定足をもって」、その現在のレジスタンスという位置づけが「年足という最上位足レベルでも」今後も意識されて来るかどうかが決まるという風に言い換えられると私は考えています。
つまり、来月152円の上で確定しているか否かによって、来年以降152円というラインがどんな位置づけとなるかが決まるという見解です。
もし年足確定時に上抜けていれば、このラインは年~月足レベルの範囲ではそれほど長期間レジスタンスラインとしては意識されにくくなってくるし、
下抜けたままで確定していれば、来年もずっとまた今年の様に全時間軸でレジスタンスとして意識され続けるだろうという見解になります。
なので来月どの時間軸においても、最も意識しなければならないのはこの152円という価格。
月初めから終わりにかけて、近づいてきたときは各時間軸で意識すべきラインとなりますね。
まぁそんな感じで、来月の主戦略は主に、この「152円というラインに対して値動きがどの様にアプローチしてくるのか」という所に着目して流れを読んでいきたいと考えています。
ここまでの冒頭で話したお話では、先月の月足が騙し上げとなった事実を前提とした現在の環境認識として考えていく事になるのですが、ここからは早速その下の週足以下の足を見ていきましょうか。
【週足】⇊
今年ずっとお話していたエリオット波動のカウントでは、今の状況を見ると修正C波になってきた可能性があるのかなと思われます。
このエリオット波動による読みが正しければ、もしかしたらこれからA波の終わりの位置の安値付近、「140円台前半」位までは落ちていくのかなと思っています。
でも実は私、正直言うとこのエリオット波動のカウント自体が合っているかどうかはあまり自信ありません💦というか私自身、実戦ではあまりテクニカル分析にエリオット波動を取り入れて考える様にはしていません。
見る人によってはエリオット波動のカウントなんて全く違う見解かもしれないので、普段メインで使っているわけでは無い自分の考えるエリオット波動のカウントなんてあまり充てにはしていないのです。
ですが、そもそも私はその他のテクニカルを使った別の観点からも総合的に判断した上で、以前よりずっとこの下落相場への転換を考察のシナリオの中に入れて話していました。
その他のテクニカルと言うのは、フィボナッチリトレースメントによるものであったり、移動平均線であったり、ローソク足のプライスアクションであったりと、一つのインジケーターのみを使って話してきたわけでは無い事は、ずっと見て来ていただいているフォロワーの皆さま方は分かっているかと思います。
なぜエリオット波動の話をしているかと言えば、もしかしたら今の相場の流れを「エリオット波動で言い表せば」割と皆さんにも理解してもらいやすいかなと思って使っただけなのです。
私が本当に言いたいのは、相場の上がるか下がるかをテクニカルを用いて推測してトレードする為には、エリオット波動の今が何波なのか?とかを推測する事自体は、私にとってあまり関係ないし必要ない事だということです。
まぁがっかりしないでください。
私のここでの分析の中でトレードに必要なテクニカルは以下の3つ。
「移動平均線」と「意識されている水平ラインから割り出したフィボナッチリトレースメント」と「トレンドライン」を用いて、そのそれぞれの「線」に交差した際に起きるローソク足プライスアクションを、全時間軸でMTF分析するという事が私のトレード戦略における全ての判断基準となっています。
因みに一目均衡表も書いていますが、これもエリオット波動と同じく環境認識の為のおまけのインジケーターと考えて下さい。
極論ですが、これだけでも十分トレードできるし、実際これだけで私のテクニカルの全てが決まっているので問題ないです。
画面下のオシレーターとかは、もうおまけみたいなものです。何となくかっこいいから付けてみたwというのは嘘ですが、実際は殆ど見てないので消しても良い位なんですよね笑
もうここで色々とお話しさせて頂くのも何度目になるか分かりませんが、今までもその考察の根底にあったものは3つのインジとプライスアクションとそれらのMTF分析でした。
今迄色々試してきましたが、出た結論は、「チャートはシンプルな方が良いい」って事だと今では心底思っています。
話が脱線してしまい申し訳ありませんでした💦どうかここで辞めずに最後までよんでいただきたい🥺
わかりました…皆さんが気にしているのは、来週から相場がどうなるの?という事ですよね。
はい、結論を言うと...
「そんなことは私にも分かりません。」
ただし、上記3つのインジケータとローソク足プライスアクションをMTF分析して流れを読み進めていけば、今後どう立ち回るべきかが徐々に分ってくる筈だと私は思います。
私は先ほどから何度もMTF分析をすると言っているのですから、全時間軸における私の考察を全て書き足していきます。話はそれからです。
※(分足については細かすぎる上この記事内では不要と判断し、割愛します。)
ではもう一度、余計なものを省いた週足チャートから見ていきます。
【週足】⇊
現在の週足は先週の大陰線の終値が150円を割って確定しています。
その前の数週間の間には、(月足では髭となっていた部分ですね)週足で上髭の長い足が幾つか
立て続けに発生する現象が起きており、その上値もフィボナッチラインでいう0.786(157.163)までギリ到達する手前の156.751を付けた後は折り返してきた形となり、一度上抜けて来ていた0.618(153.404)のラインと、月足上昇トレンドライン緑、そして152円の意識ラインを一週間で全て一括して下抜ける大陰線というプライスアクションの発生となりました。
ただし、週足の20SMA赤の手前で留まる形となった事で週足レベルではまだその短期MAの上を維持しているので目線だけを言えば週足は下目線になったわけでは有りません。
週足の目線が変わるには少なくともこの20SMAの下を推移してくる必要があるので、もしかしたら先週までの下落がただの押し目になり再度上昇してくる可能性もあるとすら思えます。
又、このチャート上には月足レベルの20SMA紫が見えると思いますが、この上にも位置しているので超長期目線では上目線が継続中である事も見て取れます。
そもそも、7月の高値から10月の安値までに引いたフィボナッチラインの0.618を週足の実体が一度でも上抜けてきた事実が現在の超長期てきな上目線を捨てきれない要素になるんですよね。
私にとって20SMAの向きというのは超大事です。
その向きが現在の方向感を表していると言っても過言ではありません。
週足20SMAが下向きでも、月足20SMAが上向きなら上位足が上となる為、基本的にその上位足目線からすれば落ちてきた所は押し目となって上がって行く可能性が高いと判断できるので、このチャート画面だけを言えば恐らく下落余地は147円台位迄はあるものの、その辺りに来ると上位足目線のサポートが入ってくるだろうと大まかな予想は出来ます。
ただ、9月には既に月足20SMAを下抜けした事実も有るので、月足~週足をトータルで判断すると上位目線は上だが、下位目線は上よりの下目線という様な、少し曖昧な表現になってしまっていますね。
とは言え、ここ迄は私のトレードする時間軸にとってまだ環境認識レベルの話なので、とりあえず今はこれくらいにしておきましょう。
次に日足を見ていきましょう。
【日足】⇊
日足は前回の展望でもお話していた、転換の3要素を全てクリアし、このチャートに有る情報だけでも下降転換は確定しており、今後下降トレンド入りしてくる可能性が高い事が見て取れます。
しかし、まだ下降トレンドと言えるようなトレンドらしい値動きにはなっていませんね。
どういう事かと言うと、高値の156.751からは、明確な戻りの上昇(数日かけて上昇してくる流れ)が起きていないので、目立った戻り高値ラインが無く、明確な角度のトレンドラインが引けないのでそのトレンドの角度(トレンドにおけるレンジ幅(言い換えるとチャネル))がまだ決まっていないという事です。
日足レベルでは、押し安値ラインを割っているので、10月から2か月程続いていた上昇トレンドが終わっている事は確かです。
しかし、その方向感を表すとも言える20SMAが下を向き始めて来たばかりなので、20SMAとの乖離が広がっているばかりでまだ一度も20SMAまで回帰してきておらず、少し短期間では下げに傾きすぎているという印象が感じられます。
本来なら、綺麗なトレンドが起こる時は、抜けて来た20SMAに一度回帰して、そこからグランビルの法則が起こり再度順方向に動いていき、そしてジグザグした上下動の中にトレンドというものが見えてきます。
その中に押し目や戻り目と言った目安となる高安値が出来てきて、その値を基準にトレンドラインというものが引けるようになってきます。
もちろん例外もありますが、今回の9月から11月中旬までの上昇トレンドも、あまりその押し目と呼べる安値ラインが少なかった事で、今回の下落も天井からその目安となる安値までの価格が結構離れていた為、そこ迄の過程に強いサポートが少なく、割と一方方向へと伸びていきやすかったのではないかなと感じております。
だから先月末、思ったより早く大きく下落して来たなって感じた方も多かったかと思います。
その理由が、この押し目の少ない上昇トレンドに原因があったのではないかなと私は考えています。
因みに、金曜日に日足押し安値151.284を明確に抜けて来たばかりのドル円は、抜ける1日手前の木曜日に日足押し安値付近で一日だけ反発して陽線を作っているのが解ると思いますが、そのさらに前日では日足押し安値を下抜けしているけども、僅かな下抜けで終っているのが解りますよね?
この「少しだけ下抜け」という方向感に欠ける微妙なプライスアクションが、まだ下目線じゃない人も多かったという市場心理を表している様に当時私は思っていました。
現在は安値を更に更新してきた為、その辺りからの買いは一掃されている様にも思えますが、結局週足確定までに週足20SMAの上まででとどまった事は、まだ長期的には下目線になりきってないんだなという印象も感じられました。
まぁ結論を言うと、私の日足目線はもう下目線に切り替わっているんですが、多分来週中に再度152円のラインまで帰ってくる可能性が高いと思っています。それが短期的に152円を上抜けるかどうかはこのチャートだけでは判断できませんが、その時の戻りが戻り目となり、再度下落して、初めて明確な下降トレンドラインが引けるようになってくるだろうというのが、今の私の考える大局のシナリオだと思っています。
それまでの過程は、次の4時間足の考察で解説していきますが、ざっとしたシナリオをイメージして書き足した日足チャートの画像がこちらです⇊(白矢印のイメージ)
では次に、ここ迄の上位足の分析を基に、今度はトレードする時間軸でもある4時間足を見ていきます。
【4時間足】⇊
4時間足は、現在完全な下降トレンドの最中で、そのトレンドの確度は現時点では大枠の下降トレンドライン(赤)が引けています。
長期の200MAを短期の20MAがデットクロスしており、日足レベルの大枠でみた上昇トレンドライン(緑)(エリオット修正B波の流れでもある)も下抜けしてきているので、
日足とは違い今は既に完全に下目線になってきています。
ただ、こちらも長期の200SMA又は200EMAまでの回帰も起こっておらず、一方的に落ちてきている事から見ても、そろそろ下落余地は限定的で、一度時間と価格の調整が起きてもいい頃合いとなってきております。
というのも、画面上に見える149.4のラインは8月15日の戻り高値ラインであり、4時間足レベルでは一応今後意識されてくる可能性が高いラインですが、それよりもその付近の147円台後半から150円台前半にかけては、10月に上抜けてくる際に何度も上下し揉み合ってきたザラ場が密集している価格帯になります。
つまり、特段、上位足レベルでの意識ラインの様に目立ったところは無いものの、価格帯として見た場合147.5~150.5円台はレジサポ転換して買い支えの入りやすい「範囲」として見ることが出来そうです。
解りやすく図に書き足します。⇊
画像の様に、水色の枠内で囲っている範囲すべてがざっくりとしたレジサポ帯として機能してきやすい(ザラ場になり易い範囲)である可能性が高いと考えています。
既に先週末にこの枠内に入ってきていますが、その中でも上下し始めている事が解ります。
週明けは、この範囲内のどこかで、4時間足以下の短期足レベルで上昇転換してくる可能性が高いのではないか?又、その際は戻りの短期では買いの戦略が有効になってくる可能性が有るという事も検討しておくべきかと考えています。
なので下落余地は小さく、先週の時程短期間で大きく下落してくるというイメージはあまり持ってなく、ジワ下げで段々安値を更新してくるような流れが起きるか、又はこの水色枠内でもう一段位ガクッと落として、そこから急反発しその後はレンジ入りするか、のどちらかだと考えています。
ショートポジションをお持ちの方は、今後安値を更新してきたら、更なる下落にはあまり期待し過ぎず、細かく部分利確を検討しておくのがいいのかなと考えております。
って事で最後に1時間足を見ていきましょう。
【1時間足】⇊
1時間足は金曜日に一度戻り目を付ける位戻しましたが、その後は週末にかけ現在も1H20SMAの下を推移し続けてきており、短期的に見てもまだまだ下降トレンドが継続しています。
しかし、この時間軸では先ほど4時間足でも説明したように、既に150円台前半から広範囲のサポート帯の中を推移してきているという、上位足からの位置づけを意識しながら立ち回っていく必要があります。
仮にここから先に起こる1時間足レベルの上昇転換は、4時間足レベルでは先週からの下降波が一巡し、短期的に買い戻しが入ってくる流れになってきやすい地合いになってきているかも…という考えの基戦略を練っていきたいと考えております。
なので、転換の3要素を基に、今後そのような動きがみられた場合は、ショートの利食いに合わせ、短期上昇転換の初動を狙った短期逆張りロング戦略を狙っていきたいと思います。
ただ、現時点ではまだそのような動きは見られないので、週明けは1時間足の動きを追いながら、またSNSで発信していきたいと考えております。
と、今月12月の展望から週明けの戦略までのMTF分析は以上になります。
ここまで全て見て頂いてありがとうございます!☺
ちょっと気合いを入れて書いてみましたw
ここ迄長ったらしく書いているのは多分私だけだと思いますw
なので、本当にお疲れさまでした。
では今年最後の12月も、資産を減らさない様に頑張っていきましょう!!!
ドル円展望11/18~ドル円は先週末大きめの下落で終りました。
週足では長い上髭(ローソク足実体よりも髭が長いので、一応ピンバーという認識)が出来上がりましたね。
先々週まで髭のみが上抜けていたショート目線の最終防衛ラインとも言えるフィボナッチライン0.618(153.404)を週足確定で上抜けで確定している為、限りなく現在の目線は長期でも上に傾きつつありますがやはり15日の下落でできた上髭は無視できません。
先週書いたドル円展望でも話していましたが、現在上昇中であるドル円が下降転換し再度今年の安値を目指す勢いで逆行していく為には現在の上昇トレンドの下降転換(日足レベルでの転換)が必要になります。
勿論、日足レベルの上昇トレンドが終了するには、たった1日だけで起きた調整レベルの下落程度では事足りませんが、それは単に下落幅だけの話では無く、やはりそれなりのプライスアクションも必要になります。
つまり、今後もし日足レベル上昇トレンドが転換していく為には、天井圏のパターン形成をしていく必要があります。(~トップとか三尊的なもの)
トレンド転換の要素として、私が考える条件には以下の3つの条件が必要になります。
①20SMAを明確に抜けてくる事。
②今まで続いてきていたトレンドラインを明確に抜けてくる事
③直近の押し安値(戻り高値)を明確に抜けてくる事。
の3つです。
そして①~③のそれぞれには、その条件が揃った後共通して言えることが有ります。
それは抜けてきた線が「レジサポ転換する」という事です。
そして更に、この現象は必ず下位足から順に発生してくるという事です。
では、以上の条件が各時間軸で、今、どうなっているのかを週末の間に見て頂きましょう。
今回はいつもと違って【1時間足】から見ていきますね!※それ以下の足は省略します⇊
画像には
・1時間足20SMA(灰色)
・今まで機能していた直近の上昇トレンドライン(緑色)
・そして押し安値ライン(赤)1時間足レベルの押し安値は155.520。
それぞれを全て下抜けて、上記3つの条件が揃っています。
よって、1時間足レベルでは既に下降転換して、下降トレンド入りしていると言えます。
そして、以下の情報も読み取れます。
・1H200SMA(青)を下抜けしているが、騙しのプライスアクションとなって折り返し反発してきている事。
・青い上昇トレンド(もう少し長期目線で見た場合の上昇トレンド)が200SMAと重なっていますが、それも同時に騙し下げが発生していると考えられる事。
ですね。
※以上の状況から、恐らく1時間足レベルの早い流れで起こっている今の下落は、既に一巡している可能性が有るのではないかと見ています。
では次に【4時間足】を見ていきましょう⇊
・4時間足20SMA(黄色)
・上昇トレンドライン(青)(さっき1時間足でも説明していたものと同じに引いたライン)
・押し安値ライン154.341(赤)
4時間足では、条件の1つまたは2つが揃っていると考えています。
※ただし、トレンドラインは髭だけ刺さっているので条件未達成。
※押し安値ラインも下抜けてきてはいるものの、最後は陽線となって押し安値ライン154.341の上にぎりぎり戻りました。(現段階では、下抜けが騙しであった可能性が有る為、今後の動向を要観察と言った所)
そして、以下の情報も読み取れます。
・4時間足の一目均衡表はまだ三役好転中。
・上昇の過程に引いたフィボナッチライン0.618(153.903)で反発している事。
・抜けてきた押し安値ラインは154.341と考えてはいるが、その次は153.408、そしてもう更に一つ下の押し安値が152.142。(ただし前回までの上昇の過程は勢いが良く、4時間足で見た場合の「明確ではっきりとした押し安値」があまり無いので、最下部の152.142の押し安値と比べると上記2つのラインは明確であるかどうかが判断し難い事)
※明確ではない場合、そのラインは大衆の意識ラインとして見られていない可能性が有る為、そのライン抜けを条件達成できているとは断言できないという事です。
微妙ですよね?
でもこれで、4時間足を見てもまだ何とも言えないという事だけは分かりましたね。
そして、ここ迄の情報でハッキリして来た事は、『今は4時間足以下の目線では、強いサポートがある辺りで反発してきている可能性が高い』という事が解ります。
💡↑これは短期トレードをするにあたっては重要な項目です。↑💡
まぁそれはさておき。。。次は【日足】を見ていきます。⇊
・日足20SMA(オレンジ)
・上昇トレンドライン(白又はオレンジ)※これも判断が難しいです。
・押し安値ライン(赤)151.284その下は141.646(この間は断続的な上昇の為、押し目が無いので押し安値が離れています)
という事で、こちらの時間軸になってくるとまだ何一つ転換の条件に達していません。つまりはまだ現段階では明確に上昇トレンド中であると言えますね。
ただ、重要なのは上記の様に、日足レベルの押し目があまり多くない上昇をして来た為に、上昇トレンドライン白もオレンジも、どちらもそれぞれ2回づつしかタッチしていない為まだこれらのどちらが正しい日足レベルのトレンドラインと言えるのかどうかすら、まだ怪しい段階だという事です💦
基本的にトレンドライン含む全ての直線ラインは、ラインを引く際に最低でも2つ必要ですが、しっかり意識されていると断定付けられるのは3回以上反発してくる事が条件だと考えます。
そうなって初めて、大衆が意識ラインとして見始める事で、それが自ずとサポートラインやレジスタンスラインとして機能してくるのだと考えています。
※白ラインは、近くに寄せてみてみると明確には3回目が触れていませんので、まだ判断が難しい所です。拡大画像⇊
※オレンジのラインだと既にかなり下落した後の話になってしまうので、今の上昇のペースと比較するとトレンドラインとしてはかなり乖離している様に見えます。
なのでどちらかと言うと白の線を日足の上昇トレンドラインと仮定しておきたいかなと言うのが私の見解です。
という事で、今回は短期足から考察していきました。
全体的にいうと...
・まだ短中期的には上昇の可能性があり、今後は先ず短期的な下落が一巡してきている可能性が高く、又それを起点として再度短期足が上昇転換する可能性のある上位足のサポート帯に来ている事。
・中期目線がはっきりしない事。
・長期目線がまだ上である事。
・転換の兆しは下位足から起き始めている事←『コレ重要』
※これはあくまでも推測の段階ですが来週の週足が153.404(日足、週足チャートに引いているフィボナッチライン0.618)以下で確定した場合、フィボナッチライン上抜けが騙しとなったという事実が出来てくる事。←これも重要
この環境認識で次週は戦略を練っていきたい所存です。
※詳しい戦略についてはいつものSNSでの連投で!
では来週も頑張りましょう!!!
BTC これからの上昇シナリオ(エリオット波動分析)メインシナリオ2500万円到達jp.tradingview.com
1ポイントメッセージ
今は明らかな上昇トレンド。天井を探って、shortや現物売りを考えてはならないタイミングです。現物の人はガチホ/デリバティブの人はひたすら押し目ロングを狙いましょう。
ただ、短期的には下落する可能性があるので下記に詳細を記載します。
主要トレンドは現在③波(1波と比べて、3波が延長する形 計上はインパルスっぽい)
また現在は主要トレンド③の4波を形成中。
したがって、一時的に最大で1280万円程度までリトレイスする可能性がある。
現在の4波のリトレイスは1350~1280万円でストップする方向で戦略を立てます。
この後③-5波が形成されると、主要波の④波の形成があります。
④波のリトレイス幅としては、③波の23.6%~38.2%ほどになると考えられ、
また③-4波(これから形成する波)の終点付近になると考えられます。
したがって、主要波においても、この後1400万円台後半をつけた後、一時的に1200万円台に
下落する可能性があります。
そして主要波の⑤波で著しい上昇を見せる可能性があります。
◾️最も伸びない場合:1560万円(10万ドル)付近
◎根拠:主要波の①と同じ長さとなるため。波の均等性のガイドラインから蓋然性があります。
◾️メインシナリオ:2525万円(15万ドル)付近
◎根拠:主要波の③と同じ長さとなるため。波の均等性のガイドラインから蓋然性があります。
またBTCはさまざまなデリバティブ商品からの資金流入があるため、5波は加熱しやすく小さくなりづらい傾向があります。したがって、①波よりも③波と同じ長さになる蓋然性が高いと言えます。
またさらにいえば、⑤波が延長する可能性も考えるべきでしょう。下記に記載します
◾️楽観シナリオ:3046万円(20万ドル)付近
◎根拠:主要波の③の長さの1.618倍と同じ長さとなるため。波の延長のガイドラインからこのように考えました。
また、ビットコインは、さまざまなデリバティブ商品があることから加熱しやすく5波が延長しやすい性質があります。(2017年12月のBTCのチャートのような形)
正確には⑤波の副次波の5波が延長する形でアンテナピンのように伸びていくシナリオが考えられます。
いずれにしても、現在価格が一時的に下がっていますが、まだ上昇トレンドが続いていますので、売ってはいけない場面ですね。
このような場所で天井を探ろうとして現物を売ったり、ましてやショートを打ち込むと手痛い目に遭うので注意しましょう。
BTCは天井のサインは分かりやすく出してくれるものです。
明らかに今の上昇トレンドが止まったとわかるべき水準までホールドしましょう。
ドル円展望11/4~先週は週開けに大きな窓開けが起こり、その動きがテクニカルでは予想困難だった💦という事でドル円展望をお休みしていましたが、今週からはまた再開します!
私は分からない事は分からないとハッキリ言えるタイプなのでw
では先ずは先週までの値動きについておさらいします。
上の画面はドル円日足チャートになります。
衆議院選明けの結果を受けた影響で週明けは大きく上窓開け後154円直前まで値を伸ばすも、そこからは伸び悩み暫く153円台を推移していたドル円は、木曜の日銀金利政策発表後に一時152円を割り、空いた窓を全て閉じ、151.9円台まで下落。
その後は反発や下落を繰り返し、金曜日の雇用統計では結果が悪く再度安値に並んだが、151円台後半からの買い支えにより下落がストップ。
同日のISM製造業景況指数の発表後には何故か少し遅れましたが反応があり急上昇し、雇用統計発表直前の値を超え上昇。
終値は153円台手前で留まり、5日移動平均線の上で確定しました。
印象的だったのは雇用統計の結果が低かった事に初動下落で反応したドル円が瞬間的に同週の安値まで下落した所を安値更新するかどうかの所で巻き返す形でドルの買い戻しが入った動きでしたね。
界隈ではハリケーンの影響を受けてまだ正しい集計結果が出ていない可能性を示唆し、今回の数値にいずれは修正が入る事を予想し、今はまだ真に受けずに一旦元に戻そうという市場の判断がが反発の起点になったとも言われていますね。
因みに私もその分析については納得しているところです。
ISM直後のレスポンスの悪い急上昇についてもそれと同じような認識になった者たちが遅れて反応して急いでドル円を上昇させに来た様な感じだったのでしょうか?まぁ真意は分かりませんが、ファンダがあまり得意でない人でもそういうのを考えると、普段は小難しいな~と思う市場の値動きの理由やファンダメンタルズの分析をしていく事に、楽しさを感じ、興味をもって臨めそうな気がしてきますよね✨
私もあまりそっちの分野は得意ではないので💦できるだけ楽しさを見い出す様に心がけています
❕❕
では、次にテクニカル的な視点でドル円を見ていくとしましょう。
先ずは『週足』から⇊
ドル円週足は、こちらのチャートで見ると先週の足は陰線のクロスになっています。
週明けの窓開けスタートで、始値が終値よりも高い位置からスタートしたせいで起きている現象ですが、実際の中身は陽線だと思っています。
気になるのはその確定した位置ですが、このチャートから読み取れる情報は以下
①週足20SMAの上に戻ってきて確定している。
②2年間意識されているライン(152円付近)を超えて確定している。
③7月から9月までの下落幅に対して引いてあるフィボナッチリトレースメント、0.618(凡そ153.4)に交差後、その下で留まっている。
④一目均衡表では転換線は基準線の下を推移しており、遅行スパン線はローソク足の下で、価格推移は雲の上に乗っかっている状態で、2役逆転で1役好転の状態であること。
です。
また、先週の週足は陽線と判断しているので、現在は5週連続の陽線となり、7週間前の安値から上昇が続いてきている事になりますね。
上昇の過程であると同時に、そろそろ頭打ちか?とも思えなくもない位置に在ります。
ただ、この情報だけでは勿論長期の流れは愚か、これより下位足の動きは全然読めませんので、先ずはこれを環境認識として以上の各重要項目をとりあえず頭に入れておきましょう。
次に再度『日足』を見ていきます。⇊
日足は先ほど週足の分析でも話しているフィボナッチ0.618のラインで頭打ちして、そこから反落している動きがみられます。
木曜日の陰線とその手前までの小さなローソク足が連続している値動きを総合的に見た場合、上値が重い展開か暫く続いてきた事で153.4の辺りが天井として機能してへ反落しているという事が解ると思います。
しかし、目下では2年間意識されていた151.9円台というラインが硬く、金曜日の上昇でも反発の強い動きとなっている事が解りますね。
こうやって見ると、先週の値動きはこれらのラインの間をただレンジとして推移していただけだったのでは?とも見ることが出来るので、週足は陽線で上昇が続いていますが、日足レベルまで落とすことで若干ではありますが上昇に一定の一服感が有る様にも見えてきますよね。
そして、分析の為に必要なこの日足の中で、特に重要視しておきたいテクニカル的な項目を以下に書きます。
①200日移動平均線(200SMA)青が上抜けされた後、レジサポ転換となり今は下支えとして機能している。
②20日移動平均線(20SMA)オレンジとは乖離したままで推移しているが、ローソク足の上昇値が穏やかになりつつある為、今後20SMAの上昇が追いつき乖離が埋る可能性が高い。※ただし(来週も今のレンジ内で推移し続けた場合の話)
③先週久しぶりに5日移動平均線(5SMA)水色の下に抜けてきた。が、翌日にはその上に戻ってきた。
という所でしょうか。
日足レベルでは、直近で153.4と151.9の2つの意識ラインに挟まれている事と、日足レベルでの長期200、中期20、短期5のMAが各々意識されて機能している事が解ると思います。
又、長期の200SMAの乖離が埋り、短期の5SMAを一度下抜けした事で、短期的な上昇の一巡が起こっている事が解るので、今後中期の20SMAとの乖離も埋ってくる展開になればそれぞれが徐々に収縮してくる事が考えられる為、ここからどんどん上昇でもしていかない限りはやはり中期的な目線でレンジ相場になっていく可能性が高いと見ることもできますね。
ここ迄くると週足よりは情報が詳細になってきたので、段々と今の値動きが見えてきた感じがしますよね?
でも、値動きの予想も大事ですが、実戦的な部分についてはやはり更に下位足を見ていく必要がありそうです。
では、ここ迄の事が頭にはいったら、次は私のメインの時間軸でもある『4時間足』を見ていきましょう。⇊
4時間足では週末の反発上昇で大陽線を作りましたね。
最後の足の終値としては20SMA黄色の上まで戻して確定している事からも、今はだいぶ上目線な意識の値動きと思われます。
特に、151.9付近の上位足レベルの意識ラインでの強い買い支えによって底堅く、今はそこがサポートとして強く機能していると考えられます。
そして目先に有る抵抗ラインは153.8の高値を他に特になく、4時間足レベルで見れば先ほどの様な上位足レベルの意識ラインである週足で引いたフィボナッチ0.618(153.4)はあまり意識されているラインではなさそうと考えられますね。
💡上記のフィボナッチの様に、こういう所から分る事もあります💡
・見ている時間軸がさっきまでよりも下位足になった事により、もっと細かい情報が増えてきた事で、短期レベルでは長期レベルよりも意識されている部分が変化してきているという点ですね。
そして、次にここで知っておいて欲しいのは、4時間足レベルになってくると「騙し」というプライスアクションがとても重要になってきますし、且つ結構な頻度で出てくるようになることです。
見やすくするために拡大します。⇊
リアルタイムチャートで説明すると、先ずチャート上にある最後のローソク足の1つ前足、形は大陽線で包み足を形成しています。
過去に5回程、上位足レベルでも意識されて来た重要ラインを何度か突破しようと151.9に交差し、実体で割れずに複数回髭だけ作って堪えてきた後、最後にはそれらを全て全戻しする様に1回目に151.9に交差した時の足までを大陽線で包んでいますよね。(ここは上位足レベルの意識ラインが機能しています)
包み足等のあらゆるローソク足の反転パターンは、大体ローソク1~2本でそれが成立するものも多いですが、こういう動きがみられた場合、単なる強い反発の包み足とだけ解釈するのでは無く、ローソク足何本分を一気に包んできたか?という所にも着目すると良いと思います。
その本数が多ければ多いほど、瞬発的な反発では無く、長時間意識され続けてきた事に対しての騙しでもあると同時に、もしかしたら更に下位足の1時間足レベルなどでは、しっかり底値圏パターンを形成し上昇転換しているのでは?とも考えられるので、それはつまり単なる反発では無く「底固め」という認識に置き換える事も出来るからですね。
今回は、最後の方でドカンと下がってV字で急反発した時の包み足でもあり、更に直近のローソク足数本分を巻き込む形で包んだ包み足でもあるのですから、その掛かった時間分だけ、売り目線のポジションを巻き込む値動きになっている=今は先週中に152円台でショートを掴んで含み損の者が多数居る可能性が高い。
という事は、必然的にそのショートが諦めて手放すのはどこか?と考える必要が出てくるので、考えられそうなのは直近で出来てきた天井圏の高値ライン153.882が強く意識されてそう、と推測できる。
そしてこの時間軸のレジスタンスとしての意識ラインが、先ほど話した上位足のフィボ153.4では無く153.8付近だと想定していたので、この時間軸においてはその高値ラインを超えて上抜けた時は、ショートポジションのロスカットを巻き込み大きく伸びる可能性が高い=抜けたら後は上値がどんどん伸びる可能性もあるし、逆に騙し上げとなってそうはさせまいと手前からガンガン売ってくる連中も多数いる可能性がありそうだとか...そういう風に各意識ラインでの値動き時に考えられそうな大衆の市場心理なんかも思いつくようになるのですよね(笑)
で、それらの値動きの予想が出来たら、取引する時間に合わせてどこで買ってどこで売るか等の具体的なトレード戦略を練っていく。。。という流れでMTF分析によるシナリオ予想が構築されていくのです。
今日話したことは私が普段ドル円のシナリオを考えるときに常にリアルタイムで情報更新されながら頭の中で四六時中考察しているような事のほんの一角に過ぎませんが、私の中では今こんな感じですよって事を少し知っていただけたかと思います。
そうやって上位足の大衆の意識ラインを見つけ大きな動きの環境認識を行い、トレードしたい時間軸まで詳細にテクニカル分析し、そしてトレードする時間軸よりももっと下位足の動きを同じように分析してエントリーや利確損切のTPSLを決めて、しっかりその時が来るのを待ち、条件が整ったら躊躇せず動く。所までが計画的なトレードです。
あとこれはポジポジ病を解消する為にも有効な考え方だと私は思います。
今週のドル円展望に関する投稿内容はここまでですが、
一応、今見ている【1時間足チャート】も載せておきます。⇊
1時間足チャートでは三尊からの逆三尊の様に見えます。
というか市場ではそういう風に意識されている可能性が高いかもと考えています。
三尊も逆三尊も、本来は各々のトレンドの最後に起こるからこそ強く意識され、その形を造っていくのですが、今回の様に短期の上昇トレンドの天井となって出来た三尊天井の直ぐ後の段階で起こっているこの3ボトムは、逆三尊というよりはただ単に上下にレンジ推移しただけと捉えています。
なのでまだ上下するかのうせいが有るものと捉えています。
その可能性が高まるとすれば、今いる4H20SMAの上に有る価格推移が再度4H20SMAを明確に下抜けてきたときだと思います。
そして、1H20SMAと1H200SMAを上抜けて終わっているので、暫定的には今後はその2つのMAがサポートになってくる可能性が有ると考えています。
逆三尊では無く、ただのレンジ推移だった言えるのはその辺りのサポートが無くなった時かなと思います。
なので週明け直ぐはこの短期足の動きがどう方向を示していくかというのを、これまで説明して来た分析内容と合わせて常に情報を更新しながら、やはりMTF分析していくしかないです。
そのリアルタイム考察と分析内容は、いつもの通りSNSで連投していく予定なので、高評価もお願いします!
では今週も頑張っていきましょう!!
ドル円月足確定!上位足の見方について10月は大きな陽線で決まりましたね!
2022年の10月の高値ラインから2年間、意識され続けている151.946(凡そ152円)のラインとほぼ並んだ位置で確定しています。
厳密に言えば終値が152.042となっており、僅かにラインを超えて確定していますが私は10月の確定足でこれを明確に超えたという見方は敢えてしていません。誤差の範囲だと思うので。。。
ただし、月足では20SMAを一度下抜けてきた後、再度上昇しその20SMAを大きく上抜けして確定している事も有り、髭もほぼ無い状態。
と見ると、まだ20SMAがサポートとして効いていそうな感じもしますが、よく見ると暫く機能していた上昇トレンドラインは上抜けせず交差して髭となりその下で留まっています。
これらの状況を総合的にみたら、あくまでも私の見解ですが…
①今は上昇トレンド中の深い押し目になって上昇してきている最中で、これから162円までの高値を目指す動きになりそう。
②上昇トレンドは一服して、162円を上限値の目安とした天井圏の値動きが、今後予想されそう。
という感じの流れになっていくのかな?と想像しています。
つまり、ここからは大衆にも意識されてきやすいメジャーな形をイメージしてほしいのですよね。
すごく単純な考えに直すとですが、分りやすく言えばダブルトップであるとか、三尊であるとかの天井圏プライスアクションを想像してほしいのですよね。
ここで大事なのは、そうなるかも?って大衆の意識が一致してくればくるほどに、そういう形を想像した場合に自然と意識されて来そうなラインや価格帯っていうのがある程度決まってくるって事です。
例えば、仮にこれからダブルトップ天井を作っていくのではないか?と大衆が意識し始めて、今がその手前の段階まで来ているとします。
以下チャート画面で解説を書きます。↓
この画像はかなり簡易的なダブルトップであり、勿論こんなきれいな形になるとは思っていませんが💦
まぁあくまで予想の段階ではこういう風なイメージを大衆は持ちそうですよね?
※ここで伝えたいのはその値動きの事では無く、より大衆に意識されると誰でも考えられそうな重要ラインはどこか?というのを察知できるかどうかの判断力と観察力です。
このチャートが月足という大きな時間軸で見ているので、情報はそう多くありません。しかし、だからこそ、恐らく大衆のほとんどはこの足の中でも大事なライン、価格、その推移のこれまでの過程や、ローソク足1本の形、またその成り立ちまでを強く意識してくると考えられるので、それらの意識が集まったあらゆる情報は、今後の値動きの中で、特にこれよりも下位足では強く意識されてくる事が多くなります。
仮に今後ダブルトップになるかどうかの予想が正解かどうかは別にしても、ここから上昇していけば、必ずと言っていいほど次の目立った高値ラインは意識されますよね?それは多分みんなそうだと思いますよね?
つまり、そういうものが「大衆に意識されている」という事になるのです。
え?そんなの分ってるよって思いました?
確かにそう思うかもしれませんが、これは、『月足』だから簡単なだけなんです。
改めて聞きます・・・本当に分っていますか?・・・
大衆に意識されているラインっていうのは、その時間軸が下位足であればあるほど、意外と見つけるのが難しいです。
まぁ日足位迄は、「大衆」が意識しやすいラインは初心者でも見つけられると思いますが、それ以下の「時間足」や「分足」で、自信をもってこのラインは大衆が意識している!と言えますか?
私の予想ですが10人に聞いたら恐らく、半分以上は意見が分かれて、バラバラになって10人全員が同じラインを指さないと思います。
その割合が低ければ低いほど、意識されていないラインなわけですから、下位では判断が難しいのは当たり前ですよね💦
なのに、割と多くの方が下位足だけを見てトレードしがちです。
たまに上位足を見たとしても、常にそれが頭に入っているわけでは無いでしょう。
ですから、私が言いたいのは『上位足をもっとよく観ましょう!』って事です。
・自分のトレードするメインの時間軸における有効な上位足の最低でも一つ上の時間軸までは見ておきましょう。
各時間軸のなかでも、基本的に意識されている順は、時間の大きい方から順にいうと
月足/週足/日足/4時間足/1時間足/それ以下...
って感じだと思いますが、私は4時間足をメインのトレードに使う時間軸なので、日足は必ず毎日チェックするし、週足も勿論毎週確定毎にチェックするし、確定前でも、その上位足レベルで意識されていそうな価格帯にくれば必ずその時間軸のチャートを開いて、全体の動きと合わせてみていくようにしています。
こういうのをFTM(マルチタイムフレーム)分析では行います。
今回はこんな内容ではありましたが、これを見た皆さんが、上位足の重要性と、下位足でトレードする事の難しさというのを改めて考えて頂くきっかけとなればと思います。
最後まで見て頂き、有難うございました!
今後も機会が有ればこういった「チャート分析の基本」になりそうな記事を取り上げていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
ドル円展望10月2週目以降~9/7以降~先週の大陽線の長さは週足チャートで見てもここ一番の動きでしたね!
1週間分の変動幅は凡そ7.36円と、実はここ十年位の間でも中々見ることが無いかなりの大陽線でした。
まぁそれはただの数字として見てくれればいいだけの事なんですが、
私の経験上ではその時間軸でローソク足1本の動きが比較的以前よりも大きくなってきたとき、そしてそれが更に、上下に同じように頻発してきたとき、そろそろ相場の転換!?の合図となる場合が多いと感じています。
これは皆さんもよく見るであろう〇時間足レベルなんかでは本当に良く表れています。
上位足であればあるほど、その形成や転換の頻度は少なくなる為あまり見かけなくはなりますが、それでも必ずいつか転換は起こります。
今回はそれが週足っていう時間軸での規模になったものだと考えてみてほしいのですが、
そもそも、ローソク足の動きは下位足から上位足に向かってフラクタルな動きになる事が多いです。
「相場はフラクタル」
私がいつも使っているように、同じく MTF分析 をやっている人は知っているかもしれませんが、テクニカル的なチャートの見方として結構当てはまる大事な考え方の一つでもあります。
相場の流れには トレンド、レンジ、ブレイク という大きく分けて3つの値動きが有ります。
トレンドが終わりに近づくと、その後はレンジが待っています。
そしてレンジがブレイクして、再度トレンドを形成していきます。
その無限ループの中でチャートは形成されていきます。
そのループの中には、時に 「転換」 が起こります。
その転換が起きる前には、必ず天井、又は底を作って転換します。
天井や底では、売りと買いそれぞれが強く反発しあう為、 上下に複数の大きな値動き が発生します。
その大きな値動きが、時に大きなローソク足となって形作られていくのです
だから上下に同じように大きなローソク足が出てき始めたら相場転換かな?と想像してみてほしいのです。
まぁ、ここで一度ドル円の月足を見てみましょうか。
【ドル円月足チャート】⇊
このチャートに描いてあるのは、いくつかの高安値を示す水平ラインと、ざっくりとですが上昇トレンド(緑)下降トレンド(紫)、それと20SMA(白)、そしてローソク足が書いてあります。
そっけないチャートですが、
このチャートからみて思うのは、先ず 現在のドル円は2021年から開始している上昇トレンドが終了した可能性がある と思われる動きになってきている事です。
根拠はシンプルに2つ。
①上昇トレンドラインを下に割っている。
②20SMAの下に一度潜り込んでいる。
ですが、今月になって再度20SMAの上まで戻ってきましたね。
まだ10月が始まって1週間なので、今後それがどうなっていくのかは神のみぞ知る所ですが、
仮に、今月中にこの20SMAの下まで戻って月足が確定してきた場合、その時今の上昇分は騙しになっているであろうという事が予想できます。
以下は既に起きている事実の話ですが、
「少なくとも過去20年間の間は、上昇トレンドラインを下抜けした後は、数か月間一時的に反発上昇をしてきても、その直前の戻り高値を上抜けずに安値を切り下げて下降トレンドとなってきている。」という事が先ず一つ言えます。
その傾向からして、今はまだ上昇余地はあるものの、今後の可能性としては高値ライン161.950を上抜けすることなく反落して下降トレンドとなってくのでは無いか?という予想は出来ますよね。
まぁこれは更にもっと大きな足て見れば上昇トレンド中なのですが、今回それはさておき、私が書くのは今週の展望です。もう一度週足以下の話に戻しましょう。
【週足チャート】⇊
因みにさっきの月足で描いていた上昇トレンドラインというのがこの画面上に有る緑の右上がりの(緑)ラインです。
月足レベルの上昇トレンドが終了する際、トレンドの終了間際に下位足である週足では、天井圏を形成していく過程で上下に大きく価格推移し、その初動の値動きとしてトレンドラインブレイク後に 一旦底(139.579)を付けて1回目の反発で上昇してきた 所、と見ることができます。
因みに、「 底 」を付けたと判断する根拠は、更に下位足で起きている先週までの値動きで見て取れるように、既に発生している 日足の上昇転換の確定 になります。
それが、以前から申し上げている エリオット修正波B波確定の根拠 でもあるのですが、今週一番お話したかった事は、この エリオット修正B波はいつ終わり、そしてその上昇余地(高値)の位置はどこになりそうか? という事についてです。
お疲れさまでした。ここ迄が今回の前置きになります。理解できなかった人は何度か読み返してから次に行ってほしいと思います。
では、つぎにその上昇余地とその予想について解説します。
月足上昇トレンドラインは、それだけで強いテクニカル的な節目のラインとなる可能性が高いです。そしてその月足の20SMAも同じくそうです。
では、週足チャートに月足20SMAを表示した画面を添付します⇊
※このチャート画面では、月足20SMAは紫色にしています。
それぞれの位置は、現時点では凡そ20SMAが146.7辺りを推移中で、トレンドラインは151.9付近となっています。
これらは時間経過と共にその位置は変わりますが、時間経過とともに線を追いかけていくとこは出来ます。
私は、今回のB波、つまりその上昇波がこの付近の所で一旦終了するのではないかと考えています。その価格予想がまだざっくりではありますが 151~154円の間 位と予想しています。
この辺りには、今回終了した修正A波に対して引いた フィボナッチリトレースメントの0.5(150.765)や0.618(153.404) が有り、その他に 週足20SMA(赤) や 一目均衡表の転換線(青)及び基準線(赤)が丁度150.8辺りに重なって存在 しており、期間的にみて今月中であれば後半にかけて雲の中か又は雲の丁度上を推移してきそうなのが分かります。
又、日足チャートではフィボナッチリトレースメントで算出した今回の 反発上昇の目安である-0.5の149.952 や、 日足200EMA,200SMA 、等と、日足以上の足で見た 上位レベルのレジスタンス が数多く存在します。
【日足チャート】⇊
これらのテクニカル的抵抗帯が存在する150円前半では、一時的にでも上昇は抑えられる可能性は非常に高く、もし 「今月中に今上抜けしてしまっている月足20SMAの下に再度戻してくる」 ようであれば、それ以降は下降波である エリオット修正C波 へのカウントを検討していく必要があるのではないかと考えています。
以上が今週から今月以降のドル円展望になります。
最後までありがとうございました!!
参考になったらブーストもお願いします(^^♪
ドル円展望9/23の分(短期向け)皆さん三連休はどうお過ごしですか?
私は普通に仕事ですが...まぁ休める方はどうぞゆっくり休んでくださいね🍵
どっちにしろ土日の相場は休みなので、週明けの展望でも書いていこうと思います。
先週のFOMCでは利下げ、日銀では現状維持、それぞれの大イベントも終わり、来週からどうなっていくのか?まだ先の事は分かりませんね。
私はファンダメンタルについてあまり深くは言及しませんので、やはりどちらかと言うと得意な方のテクニカル分野において分析していこうと思います。
さて挨拶はこれくらいにして
【日足チャート】
ドル円は今月2回目の日足20SMAの上まで上昇し確定。
チャート内には日足の下降トレンドのなかの直近の下落波に対してフィボナッチリトレースメントを引いていますが、一つの目安と見た場合丁度61.8%に刺さった後止まって見えますね。
ただし、これはあくまでも目安、これだけを頼りにしたりなど愚かな事はしません。
又、8月上旬までの急落の角度は現在では少し落ち着き、下降トレンド中ではあるものの、紫色で見た以前までより少し緩やかな下降トレンドラインを、私はイメージしています。
先週末私はスイングのつもりで多少早めにロングを仕込んでいましたが、日足レベルで見ればまだ下降トレンド中です。
そして、そのトレンドラインまであと僅かの所迄来ています。
価格的には145円手前位の所ですかね。
その辺りまでくれば、短期的に売りが入ってくる可能性が有ると考えます。
日足の今はこんな感じですね。
現状、日足レベルのトレンドに逆らう形でロングをしていますが、今回はそのポジションについての話は一旦置いておきますね。
今日話したいのは、週明け23日月曜日からの短期目線についての分析投稿になりますので、ここまでの話はその為の上位足の環境認識と捉えて下さい。
少し話が逸れますが、MTF分析で大事なのは自分のトレードを行おうと考えている時間軸よりも上の時間軸です。勿論下の時間軸を見てより精度を高めるという考え方もできるに越したことはありませんが、大事なのは「上位足の動き」です。自論ですが覚えておいて欲しいと思います。
では次は4時間足を見ていこうと思います。
【4時間足チャート】
日足を長期足と見た場合、中期的な目線の4時間足では、現在は上昇トレンドへ転換済みの状態となっています。
上昇転換の条件である下降トレンドライン(赤)の上抜け、4H20SMAの上抜け、そしてそれをサポートとしてグランビルの法則で押し目を作り、高安切り上げとなり、ダウ理論が成立し上昇トレンドとなっています。
又、直近の最安値139.579を付ける前の戻り高値ライン143.044を実体で上抜けしている事も、上昇転換を明らかなものにしていると考えられます。
因みに、私はどの時間軸でもそうですが、トレンドの中に有る上下(ジグザク)は、同じ方向にローソク足が4本~6本位続いた場合にのみ、それらをハッキリとした押し目、戻り目と見るようにしています。
つまり、このチャートでいうと9/12の14時の143.044の戻り高値から、最安値を付けた9/16の14時の139.579まは、途中陽線も混じっていますが、最低でも4本連続して上昇し新値を付けているローソク足が無いので、それまでの範囲内には目立った戻り高値が無いと判断し、「ジグザクしていない物」一つの下降波として認識しています。この考えはとても大事なので覚えておいて欲しいと思います。
では見やすくするためにも、もう一度チャート画面を表示させます。
しかしながら、例外もまた有ります。
安値からの上昇を見ていただきたいのですが、高安切り上げで上昇転換していると言いましたが、そもそも高安値というのは先ほどの考え方(ローソク足4~6本以上の連続が連なる上下動で構成されるジグザク)があるからこそ高値を突破したとか、安値を切り上げた等と判別できます。
では今回の上昇トレンドにそれがぴったりと当てはまるかと言うとまだちょっと分かりませんよね💦?
分かりやすく、さっきまで説明した定理に従って高安値を線でつないでみると、このような青いジグザクが出来ます。
安値は切り上がっていますが、まだ、今回の上昇波の中にできてほしい次の高値(新値)がローソク足の髭では更新できているものの、ちゃんとローソク足実体では抜けていません。
「一つの波が連続した同方向へうごくローソク足」という考えの基ジグザグを作っていくと、本当にもう高値を切り上げたといって良いのかどうかが判別付きません。ただ、以前の下落中にできていた最安値を付ける直前のハッキリとした戻り高値ライン143.044は上抜けて更新しています。
今回は例外的に、これらが混ざり合って底値圏が形成されてきた為、右肩上がりの逆三尊のような形になりつつあるようにも、思えます。(まだ逆三尊が確定したとは考えていません)
下落から上昇転換する際に起きると転換後も上昇トレンドの優位線が高まるともされる逆三尊が成立する為には、先ずネックラインを突破する必要があります。
勿論それは、ローソク足実体でハッキリと騙しが起きなければそうなったとは言えず、髭での反発等、騙しが起きればむしろ、上位足レベルから見たらただの順方向への超絶良い戻り売りポイントとなる可能性が高まります。
さぁ、そろそろ何が言いたいのか分かってきましたか?
つまり、現在143円台ミドルから145円までの間は、長期目線の売りと、中期目線の買いがそれぞれ拮抗してきやすくなるエリアとなり、更に下位足である1時間足レベルのチャート等では方向感がとても出にくい状況となる事が予想されます。
既にその兆候は出始めています。
4時間足が数本、上髭の長いローソク足が出来ています。
これは上抜けチャレンジをするも、上値が重く強い売り圧がかかっている状態を示すプライスアクションです。
まぁ、1時間足を見てみるとより分かります。
【1時間足チャート】
1時間足レベルでは、ネックラインを実体抜けしていますが、これはあくまでも4時間足レベルの逆三尊になります。
なので、1時間足実体で上抜けしても、4時間足実体で見ればただの髭となります。
実際に、1時間足で見ても上抜け後の次のローソク足は陰線で包み足を形成していますし(紫矢印位置)どう見てもライン上抜けを抑止する売りが入っている状況に見えます。
日銀政策後の影響もあるとはいえ、そこそこ大きな値幅もあり、ボラは激しいです。
先週は日足20SMAを上抜けで何とか維持できていますが、現在144円台には4時間足レベルの逆三尊ネックラインや、4時間足200SMA、すこし上には4時間足200EMA又、日足レベルの下降トレンドライン(日足チャートの下降紫線)など、各時間軸におけるレジスタンスが多く、しかもほぼ同じ価格帯に存在しています。
つまり、先週の時点でロングできているのであれば、部分利確や全利確も検討しておく必要があるエリアでもあり、地合いでもあります。
そして、新規であれば売りポジションを持つ事を検討しても良いエリアでもありますね。
長々とお話ししましたが、それでは
{週明けの短期戦略(1時間足レベルのデイトレ)}
私ならば、週明け直ぐは
・144.5~145.0円の範囲になるべく引き付けてデイトレで短期のショートを日足20SMA又は143円前半位迄。
・143円台に有る日足20SMAがサポートになる想定での反発のロングを145円付近までというようなデイトレシナリオを考えます。
という事で、私は月曜日は仕事で張り付いてトレードは無理ですが、皆さんの中でそれが出来そうな人達がいればいいなと考えていますので、願わくば参考にしていただければと思います。
ではまた!👋
ドル円展望(エリオット波動)今回は、ドル円の長期目線週足から、短期目線4時間足までの展望を書いていきたいと思います。
トップの画像は9/20現在のドル円週足です。
2023年3月末からカウントしている週足レベルで続いていたドル円のエリオット(上昇の)推進波がいよいよ終わりました。
以前に投稿していた記事でも説明している様に、エリオット推進5波が終了する条件である「(上昇)推進2波と4波の安値を繋いだ白いラインを下抜けて確定した事」が今月9月に入って整ったことにより分かります。
そして同時に、推進5波終了の始まりとなる今年7月上旬に161.950円の最高値をつけていた所からの下落が、現在のエリオット修正波の「A波」であると断定できますね。
現在はまだ、そのA波の最中であります。
一目均衡表を見ても、先週時点で雲を下抜けし、三役逆転となっている状況から、ドル円がテクニカル的に見てだいぶ下落相場になっている事が感じられます。
週足のエリオット修正A波については、今週に入ってから現時点で、週足レベルの押し安値ラインと見ていた140.252を一時下抜け後、強い反発を受けて上昇して先週の陰線を包む形の陽線になりつつあります。
今週のこれがきっかけとなりA波終了となるかどうかは、今はまだ未知数ではありすが、少なくともA波終了のきっかけになりうる反発である可能性はありそうです。
それでは、これからMTF分析で修正A波~B波までの移り変わりについて考えていきたいと思います。
【日足チャート↓】
日足では、9/19/02:30現在、143円付近を推移しています。
20日移動平均線の下を推移しながら暫く続いている下降トレンドですが、今日の時点で一時的に日足20SMAを9/2ぶりに再度、交差しましたね。
しかしながら現時点では上髭となり144円からの上値は重い様子です。
日足のトレンドはこの20日移動平均線の向きと平均線に対して上下どちらに価格推移しているかである程度分かりますが、その見方で言えば現在はまだ日足レベルでは下降トレンドで、下落が優勢である可能性が高いと見れます。
ここで、現在の日足から読み取れる状況を整理します。
・今回は今月に入ってから短期間の間に日足20SMAへの2度目の上抜けチャレンジです。
・前回は、一度は20SMAの上まで日足のローソク足実体が上抜けています。
・ただし、前回はその後陰線で全戻しし、包み足となって20SMA上抜け「騙し」が発生。
・騙しが起きたからこそ、その時の戻り高値ラインは意識されやすくなります。
週足レベルの修正A波(現在の下降トレンド)の終了の条件とは、つまりダウ理論で今の日足レベルの下降トレンドを否定(終了のサインが出た時)した時です。
という事は、先ず、下位足からのトレンド転換が必要になります。
【トレンド転換に必要なテクニカル的条件】は、以下↓(異論は認めます、例外もありますので)
①ローソク足の20SMAの交差。
②戻り高安値ラインの突破(今回は下降トレンドからの転換なので戻り高値ライン)
③下降トレンドラインの突破。
以上の条件を日足チャートに当てはめてみると…
この様になります。
白矢印で表した様に、凡そ147.2を上抜けて確定した時が概ねトレンド転換したと思っていい時だと思います。
今からだとまだ5円以上、上昇してからの話ですね...。
まぁまだ道のりは長い様に思えますね。
※私の中では注意点として、それまでの間に「ローソク足実体で安値を更新した場合」は、下落継続となる為上昇転換は一旦無効、となります。
まぁその安値も、大衆に意識されているであろう週足の押し安値として意識されている所でもある事から、仮に下抜けした場合はもうどんどん下落していくのでしょうね。
しかしだからこそ、まだ髭でしか刺さっていない週足の押し安値ラインからの反発で起きた今週の反発上昇は、トレンド転換のきっかけとなる可能性を秘めているともいえるのですけどね。
テクニカルは基本は上位足が強いです。とはいえ、転換はいつも下位足から始まります。
であるなら、今起きている更に下位足の動きを追う事が重要ですね!
という事で次は4時間足を見ていきます。
【4時間足チャート↓】
4時間足では、昨夜のFOMC後の強い反発上昇から、本日9/19の内に、朝と夜に2度、日足20SMAに突撃しています。
ですが、どうしても上値が重いようで144円手前からの強い売りが上昇を阻んでいます。
現在は更に下位足から徐々に上昇転換し、先ほど説明したトレンド転換の条件を4時間足に置き換えてみれば、現在は4時間足20SMAのサポートを受けながら、戻り高値ラインを実体上抜けし「今の4時間足レベルでは上昇転換している可能性が高い」と見ています。
という事は、現在の上昇転換が次のステップに進む為の一つの条件は、今月に入ってからずっとその先の行く手を阻んでいる日足20SMAの上抜けです。
その後下降トレンドラインの上抜けと戻り高値ラインの上抜けが起きて初めて週足修正A波の終了(修正B波、つまり日足レベルの短期的上昇トレンドが開始する)と言えるのです。
勿論仮に今日の終値で日足20SMAの上に確定したからと言って、完全に4時間足軸で上目線が確定するという訳ではありませんし、冒頭から話をしている様に、先ほどから言っている上昇転換の話は全て、今回の週足レベルのエリオット修正波のA波終了か継続かを決める為に必要な過程の一場面を細分化して話しているに過ぎません。まだまだこの後の展開次第でも読みは変わってきます。
私の記事は大体、テクニカルに絞った話ではありますが、
願わくば、私の伝えるMTF分析が参考になり、各自の戦略に役立てばと思います。
最後までありがとうございました。
また書きたくなったら書いていきますのでよろしくお願いします。
[2024-09-11] BTCUSDT分析 日足攻防ラインvs4時間上昇波におけるロング戦略環境認識
・日足
20MAの下で推移しており下目線。ただし、日足攻防ラインは4時間実体で上抜けており、下落が終了した可能性が見えてきている。
・4時間足
ダブルボトムを形成し上昇に転換。日足攻防ライン付近で推移している。
狙い目
4時間足20MA付近でのロング。赤と青線で囲った範囲での三角持ち合いとなっており、4時間20MAが追いつく時間帯(本日の夜)あたりで決着がつくと予想される。上抜けると週足攻防ライン付近の61000が見えてくる。ただ、本日は21時半より米国の消費者物価指数発表があるので、そこで方向性が決まりそうではあるが乱高下に注意。下抜けると再度直近安値を目指す動きとなる。
[2024-09-05] BTCUSDT分析 1時間足エリオット5波終了と日足・4時間足戻り売りショート戦略環境認識
・日足、4時間足
先日4時間足戻り高値を超えたものの、大きく安値を更新して騙し上げとなった。
日足は20MAで抑えられており下落が継続しており、日足、4時間足とも下目線。
戻り高値は59800付近。
・1時間足
昨日一旦は大きく下落したものの、1時間足では上昇エリオット波動形成中。
少しわかりにくいが、一番伸びた波を3波とすると現在は5波であり、日足・4時間足の戻り売り(フィボ61.8付近)が入りやすいところ。
狙い目
4時間・日足の戻り売りショート。1時間足の上昇が終わるのであれば、日足レベルでは大きく下抜けた後なので再度安値を更新する動きが予想される。
ただ、4時間足の戻り高値を58200とするならば、4時間では戻り高値を上抜けているので1時間足の押し目57600を下抜けず、再度上昇する可能性があるので注意。
部分利確を57600付近で挟みつつ、残りは建値決済で伸ばす、などどちらに転んでも負けないように入れるとベスト。