DJI(NYダウ) 日足チャート 移動平均線大循環分析とはどういったものか。 そもそも移動平均線は、買い方(売り方)がどこで買い(売り)、その損益がどうなているかを見るツールです。 そして、移動平均線を3本使うことで、その買い方と売り方の攻防の軌跡を追いかけ、エッジを浮き彫りにするツールです。 エッジとはやや買い方や売り方が有利になるところです。 買い方が有利になるところが第1ステージです。 上から短期移動平均線、中期移動平均線、長期移動平均線の順番に並びます。 売り方が有利になるところが第4ステージです。 下から短期移動平均線、中期移動平均線、長期移動平均線の順番に並びます。 3本の移動平均線の並び順は6つだけです。それ以外はありません。 第1ステージ(上昇期)・・・・・・・上から、短期、中期、長期 第2ステージ(...
GBPUSD 日足チャート 移動平均線大循環分析と合わせて、下降トレンドからトレンド転換していく流れを確認しましょう。 下降トレンドが継続すると移動平均線大循環分析では第4ステージが続きます。 そして、価格の反転からステージに変化が出てきます。 ここでは第4ステージから第5ステージへとなりました。 また大循環MACDを合わせてみると、MACDも同様に上昇してきました。 そこから、価格は再び下降して第4ステージに戻りました。 そのときに、価格は安値を更新しましたが、MACDは更新しないという「ダイバージェンス(逆行現象)」が発生しました。 このダイバージェンスは、「変化の兆し」です。 そして、第4ステージから、第5、第6、第1ステージへと移行していきました。 今度は200日EMAが意識されるところまで上昇しました。 一先...
(4689)Zホールディングス 週足 移動平均線大循環分析でみてみましょう。 大きな三角保ち合いを下に抜けてから2019年前半は保ち合い相場となっていました。 そこから、ZOZOの買収などから注目度が高まり第4ステージから第5、第6ステージへと移行して、 今回、LINEとの経営統合があったことも重なり現在第1ステージへと移行してきました。 2019年のもみ合い相場を上抜けて200週EMAを超えてきました。 ここを確りと超えて上昇トレンドが継続するのか、それとも、200週EMAが抵抗線となって反落するのかが注目されますね。 トレンドラインを引いていると、過去のラインが復活してくることがあります。 今回も前回の三角保ち合いの下値支持線が復活してきました。 上昇が続けば上値抵抗線が復活します。 下降すれば水平線が復活します...
IXIC ナスダック総合指数 週足 RSI(繕編)では、計算式を覚え、その計算式の意味を理解しました。 後編では、RSIが計算式を基にどこを見ているかを学びましょう。 RSIは期間の間の値動きの中で、上昇幅と下降幅の合計の内で上昇幅がどれだけあるかを見ているので、50%が強気と弱気の分岐点であることを学びました。 ということは、50%を超えたところから買いが優勢になり、50%を割ってきたところが売り優勢になるということが分かります。 一般的なRSIは70%以上が買われ過ぎ、30%以下が売られ過ぎということで、売買サインとなっているものもありますが、 それは間違いであることがわかりますよね。 値動きの70%以上が上昇幅になっているということは買いの勢いが強いことを示しているだけで、天井を示しているわけではないのです。 相...
DJI NYダウ 日足 移動平均線大循環分析で見ると、第1ステージの上昇期となっています。 第1ステージは買いを持ち続けるところです。 ところが、現在史上最高値の更新が続いていますので、高値警戒感も出てきます。 現在の価格が高いかどうかを判断するオシレーターの一つに、RSI(相対力指数)があります。 普段から使っている方も、使っていない方も、一緒に学んでみましょう。 RSIとは現在の価格が相対的にどの水準にあるのかを見ていくオシレーターです。 では、まずは計算式を覚えましょう。 RSI=A÷(A+B)×100 A=(N日)の間の値上がり幅の合計 B=(N日)の間の値下がり幅の合計 仮にN日が3日間のRSIを計算するとして、1日目が50円値下がり、2日目が50円値上がり、3日目が50円値上がりとすると、 A=100円(...
USDJPY ドル円 日足 移動平均大循環分析で見ると、第1ステージの上昇期となっています。 短期移動平均線が上昇帯に接近して生きていますので、そのまま第2ステージとなるのか第1ステージを維持するのかが注目となります。 切り返してから5波動のウェッジとなっており、下抜けしてきたような動きですので「ウォルフ波動」となるのかどうかを見ていきましょう。 大きな陰線により下値支持線をしっかりと割ってくれば、ウォルフ波動完成となって1波と4波を結んだところがターゲットとなる可能性が高まります。 考え方としては、大きな陰線で下抜けした後に陽線が出て「はらみ線」となっています。 この線は弱気継続となりやすい動きですが、この後の動きが重要となってきます。 大きな陰線を上に抜けてくると「はらみ線」が打ち消される可能性が高まり、陰線を下抜...
(XAUUSD)ゴールド/ドル建て 月足 エリオット波動的にゴールドを見てみました。 エリオット波動は分かり易いようですが、波動の見方が一つ違えば上昇と下降が真逆になるので大きな間違いになることがあります。 故に、私は上昇するのであれば、こうなる。下降するのであれば、こうなる。と上昇と下降の両方の大きなイメージを抱くのにエリオット波動を使っています。 このゴールドのチャートは40年以上の超長期のチャートです。 これをエリオット波動的に見ると、1980年の当たりが第1波となり、1999年か2001年のところが第2波となるのでしょう。 そして、ポイントは2011年のところを第3波と見るか、第5波と見るかで見解が変わってきます。 第3波とするのであれば、次の第5波はイレギュラーが無ければ第1波の高値を割らずに第3波の高値を更新...
・4時間足レベルでの短期上昇チャネル+日足レベルの200MAが重なった ・重なりのタイミングで比較的、わかりやすい逆三尊を形成 ・ネックラインブレイク後に多いな上昇をみせている ・チャートパターンを使ったエントリーは、ほとんどしないので今回も指をくわえているだけです。 チャートパターンが得意は、チャートパターンに補助輪をつけると精度が上がると思います。 三尊だけをエントリー根拠にすると、三尊否定での大きなトレ転に巻き込まれるケースがあり 三尊に対する不信感から、自信のないエントリーにつながる可能性があります。 また、三尊というのはエリオット波動で考えると、修正波としてとらえることができ 4波動目か5波動が終わったタイミングの可能性があります。 2波動目の調整は価格的な調整のケースが多いため、三尊のように時間のかかる調整が...
(BTCJPY)ビットコイン/円 日足 まずは、現状分析から見ていきましょう。 移動平均線大循環分析で見ると第2ステージです。 帯が細く横這いですのでトレンドの勢いはありません。 また、200日EMAのところで推移していますので、もみ合い相場になることも想定できますね。 ということは、どちらに抜けてくるかを見ていく必要があるということですね。 では、高値からの動きを振り返ってみましょう。 高値と高値を結んだ線、安値と安値を結んだ線がトライアングルとなってから下抜けました。 そこから、大きく下落せずに再度切り返して安値と安値を結んだ線を上に抜けてきました。 サポレジ転換が機能しなかったという動きです。 このようなときに、どう考えるかということを今回は見ていきましょう。 サポレジ転換が機能しなかったときは前回のトレンドライ...
(4661)オリエンタルランド 日足 順調に推移していたオリエンタルランドに変化を感じますね。 まずは、移動平均線大循環分析で見てみましょう。 第1ステージの安定上昇期でしたが、ここにきて第3ステージへと移行し下降相場の入り口となってきています。 第3ステージは買いの手仕舞いをするところです。 ここへの移行をトレンドラインと水平線の動きからも確認してみましょう。 上昇トレンドの基本は高値と安値が共に切り上がります。 そこから、高値を更新しなくなります。そのときにトレンドラインを引きます。 上昇トレンドが続くときは、そのトレンドラインを上抜けていきます。 逆に、弱い相場の時は高値から引いたトレンドラインを上抜けできずに、安値のところに引いたトレンドラインを下抜けていきます。 上記のチャートではトライアングルになったとこ...
ドル円 8時間足 移動平均線大循環分析で見れば、第1ステージの上昇期になります。 それまで200EMAの下で推移していたのが、200EMAを上抜けしてきました。 大きな流れに変化が出てきたことが分かります。 次に、高値と高値を結んだ線をレジスタンスライン(抵抗線)、安値と安値を結んだ線をサポートライン(支持線)といいます。 そのレジスタンスラインとサポートラインを結ぶとトライアングルが出てきます。 これがチャート上に浮かび上がるヒントとなります。 なぜ、トライアングルがヒントになるかというと、それぞれのラインを更新すると流れに変化が出てきたということが分かるからです。 それに、トライアングルが収束するときは、トライアングルの終わりが予測できるからです。 終わりが予測できるということは、変化に対する準備ができるということ...
NYダウ 日足 昨夜の米国市場でNYダウが史上最高値を更新しました。 その前にS&P500やナスダックが史上最高値を更新していました。 それまでは、NYダウが高値を更新していなかったので、ダイバージェンス(逆行現象)が起きていました。 ダイバージェンス(逆行現象)は大きく二つに分かれます。 価格とオシレーター(ストキャスやMACDなど)の関係が逆行するのをオシレーターダイバージェンスといいます。 例えば、価格が上昇しているのにオシレーターが下降するなどの場合です。 同業種の異銘柄の関係が逆行するのを異市場間ダイバージェンスといいます。 今回のS&P500が高値を更新するもNYダウは高値を更新しない場合などがその例です。 ダウ工業株とダウ輸送株の異市場間ダイバージェンスなどを見ている人も多いですよね。 今回は、ダイバ...
ポンド円 240分足 前回、トライアングルの「相場は放れにつけ」という内容の記事を作成した時にコメントを頂きました。 そこではトライアングルの記事を書くつもりだったのですが、ポンド円のチャートがポイントに差し掛かっているので やや「フラッグ」のようであり、チャネルラインを放れたようなのでポンド円の記事を書かせていただきます。 トライアングルや持ち合いは「放れに付け」というのが鉄則です。 そして、相場の流れを確認します。 ポイント1 トレンドラインを更新する ポイント2 トレンドラインでサポレジ転換する ポイント3 高値(安値)を更新する ポイント4 高値(安値)でサポレジ転換する では、ポンド円を上記の1~4の流れに沿ってみていきましょう。 141円を超えるまでは上昇トレンドが続いていました。 そこから、利益確定売り...
ソフトバンクグループ 週足 今話題のソフトバンクグループのチャートです。 ファンダメンタルズでもお騒がせしているようですが、 チャートも複雑な形状になってきており注目に値するパターンになってきています。 上昇トレンドの基本系は、高値と安値が共に切り上がります。 下降トレンドの基本系は、高値と安値が共に切り下がります。 今回のチャートを見ると、高値が切り上がり、安値は切り下がっています。 「Y波動」という言い方や、「拡大トライアングル」といった言い方をします。 このパターンが週足チャートで出てきているのも面白いところです。 拡大トライアングルであれば、中段保ち合い(トレンド継続のパター)で再上昇の可能性があります。 これが、ブロードニング・フォーメーションやダイアモンドフォーメーションのパターンであれば、天井打ちとな...
日足レベルのスイングトレードをしています。今回は週足で見てます。 9月の直近の高値を超えそうな勢い。そして7月の史上最高値を更新するかもしれません。 超えたら確実に28000が意識されます。そこからどう動くのか。 バブルのような急激な上昇もありえるのかも。
NYダウ(DJI) 日足チャート FRB(米連邦準備制度理事会)は、FOMC(米連邦公開市場委員会)で政策金利を0.25引き下げました。 7月、9月に続く3連続の利下げとなりました。 利下げは今回で打ち止めであるといったニュアンスも含ませながら、景気の下振れリスクがあればFRBは適切に対応するということですから 更なる利下げにも含みを持たせているという内容ですので「ハト派的な」内容だったようですね。 では、チャートを見てみましょう。 すでにS&P500(SPX)は高値を更新していますが、NYダウは未だ更新していませんね。 前々回の高値から見ると3回目の挑戦ですので、「三山」といった見方をしてる方もいるかもしれません。 個人的には下値が切り上がっていますので、トライアングルを形成しているように見えますね。 トライアング...
ドル円日足チャートに日米金利差チャートを入れました。 米国の10年債利回りは「US10Y」 日本の10年債利回りは「JP10Y」 日米金利差チャートを出すときは「US10Y-JP10Y」となります。 まず、通常に「USDJPY」を出します。 次に、「⊕」比較を出してそこに「US10Y-JP10Y」を入れます。 そして、目盛りを左右に分ければ上記のチャートになります。 このようにして比較チャートを出すと、ドル円と日米金利差チャートの相関性が高いことがよく分かります。 では、直近の動きを見てみましょう。 ドル円も日米金利差も8月から9月の同時期に安値を付けてから切り返しました。 そこから10月にドル円と日米金利差が二番底を付けました。日米金利差はwボトムのような形状になりました。 しかし、ドル円は直近高値を更新しましたが...
東証33業種 TOPIXE(電気機器) 日足 黒色の折れ線チャートが日経225ですので、こうやって比較すると電気機器は日経225との相関性が今は高いということが分かりますね。 相関性が高い銘柄であれば、日経225の動きに合わせてトレードし易いことが分かります。 そして、その業種の中からチャートを見て選択することで銘柄選びの時間が短縮できますよね。 さて、チャートは日経225と共に年初来高値を更新してきました。 高値、安値が近くにあるときは水平線を意識しますが、更新した時は次の高値、安値やチャネルラインなどが意識されやすくなります。 今年は上昇帯と下降帯とが交互に入れ替わるもみ合い相場の様相でしたが、ここにきて変化が出てきています。 トレンド相場は上昇でも下降での「N」波動が連続します。 「N」とはアルファベットの「N」...