S&P500先物、最高値から5%の下落今週の振り返り
今週も偏っていたM7への投資が引き上げられ、指数は先週からの続きで下落した。
7月16日の高値から5%まで下落となりました。
週足では高値・安値の切り下げ。
先週末には「次週、フィボナッチ23.6%を下抜けて下がっていく場合は下落継続で、もう少し値幅調整があるだろうと見る。」「値幅調整となる場合、フィボナッチ38.2%付近の5,450~5400がサポート機能するか確認したい。」と書いていた。
今週の安値を付けた7月25日(木)安値は5432.5で、上記で書いた範囲内で下落が収まっている。
7月26日(金)は安値から反発を続けて7日出来高加重移動平均線まで上がった。
木曜日の高値を上抜けられず上ヒゲを形成しており、このあたりの水準は攻防があったようだ。
この短期間ではそれなりの値幅調整したので、ネガティブな材料がなければ、次週もう少し反発上昇が続いてほしいところだ。
反発の上値となる目ぼしいポイントの候補は、右下に下がる上値のトレンドラインと、21日出来高加重移動平均線、フィボナッチ23.6%あたりとなる。
高値圏での売り圧力の強さや日柄調整を考えると、上記3ポイント前後での反落が起きやすいと推察する。
次週のシナリオ
①上昇する場合
まずは右下に下がるトレンドライン(白)の前後まで上がるかどうか。
次にフィボナッチ23.6%、21日出来高加重移動平均線の前後が目安となる。
上記を明確に上抜けできるなら、5,650あたりをみておきたい。
②下落する場合
7月25日(木)安値を下抜ける場合は、下落継続として次はフィボナッチ50%あたりが意識されやすいポイント。
値幅としてはもう少し強くありそうなので、下落の勢いが強い場合は5,300~5,330くらいがサポートになるか確認したい。