移動平均線
2021/04/19 _ナスダック・銅先物・米国債10年利回り・豪ドル米ドル久しぶりに4チャートのチェックをしてみました。 史久しぶりに4チャートのチェックをしてみました。
史上最高値を更新しているダウやS&P500に比べ、一旦の調整の入っていたNASDAQですが、ここに来て、史上最高値を更新するか!?と言うところまで来ています。
景気の先行指標と言われる銅の先物価格は、緑色の四角で囲った練自体を抜けてきて、ここからまた、しっかりとした上昇トレンドとなるのか注目したいですね。
豪ドル米ドルは、ちょっと弱めですが、NASDAQや銅先物と同じく直近上げてきているので、上げていくのを確認してエントリーできたらよいですね。
一方、一つだけ違う動きになっているのが、米国債利回りが1.568と下げてきています。
ドルがここから下げていくのかも注目していきたいですね。
簡単トレード手法の紹介(その1)ボリンジャーバンド(の±0.6シグマゾーン)と基準移動平均線を使った、簡単トレードをご紹介します。
ルールは簡単。
目線を固定する1か月EMAを基準線とし、価格がそれより上の時は買い目線、下の時は売り目線と決め、エントリー方向を固定します。
買い目線の時、短期ボリンジャーバンドのグレーゾーン(±0.6シグマゾーン)を価格が上抜けてきたらエントリー、戻ったら決済がトレードタイミング。
上手い人は、より有利な位置、例えば基準線で有る1か月EMAタッチを狙い、押し目買いするなどして割安なところを仕込むと、ストップが置きやすいですね。
でもグレーゾーンを出てきた場合は伸びやすいので、押し目買いが苦手な人はこの方法でええやん😂
高値の抵抗帯を長期足で予め見つけておいたり、エリオットを数えておいてトレンドが終わったり転換しそうな場所は意識しておくようにしましょう。
僕が開発して提供しているインジケーターは色々な設定ができ、自分のトレードスタイルに合わせてカスタマイズできます。興味ある人はいるかな??
※投稿したらサブチャートが表示されちゃったのでアイデア更新欄のスクショ見てください。。
【EURUSD】ユーロドル 下落からの反発がどこまで続くのか?今回は、ユーロドルに関してより大局的な分析を、ということで週足、日足をマルチタイムフレーム分析してみます。
前回の日足と4時間足のマルチタイムフレームは下の「関連するアイデア」にありますのでよかったら参照にして下さい。
前回までを軽くおさらいしておくと
「下落傾向が強まっており、最後の砦 を抜けたら更に下落が加速する可能性が高い」というものでした。
現時点では大きく反発して「最後の砦」には向いませんでした。
では
・「最後の砦」をブレイクする可能性はあるのか
・今後の予測は
といった所に焦点をあてて解説していきます。
まず、上位足の週足ですが一つ気になる値動きとして、2016年を起点に
高値、安値共に切り下げ収束してきているという点があげられます。
これはP波動といいます。
(逆に高値は切り上がり、安値を切り下げながら拡散していく値動きはY波動と呼ばれます。Y波動は拡散していくため、ダウ理論が成立せず、トレンドを取りにいくのが難しい為、Y波動に入ったと早めに認識することが大切になります。)
さて今回の値動きがP波動であった場合には上下動の幅を縮めながら収束して、どちらかへ、ブレイク、という流れになります。
あくまでもチャートの形状から気になった程度ですので、収縮してきたら思い出してもらえれば幸いです。
さて前置きが長くなりましたが
今回の分析に入ります。
なお、以下では日足でトレードするならどんな戦略が考えられるか、という視点で見てください。
・移動平均線&ダウ理論での分析
上位足である週足では12EMAが26EMAをデッドクロスするかどうかの瀬戸際にきています。
デッドクロスすれば本格的に下落トレンドが形成される可能性が高まります。
また、52週EMA(黄色)で反発していることから一定のレジスタンスとして意識されていることが伺えます。
一方、日足に目を移すと
上から
90EMA
75EMA(3ヶ月)
25EMA(1ヶ月)
5EMA(1週間)
と綺麗な下落トレンドへの並びが形成されつつあります。
200EMAもフラットになってきています。
一般的にトレンドは一本調子に下げる(又は上げる)ことはありません。波打ちながら上下動を繰り返し下げて下げる(又は上げて)いきます。
ですので、
トレンドが継続しているかは非常に大切です。
この際に注目して欲しいのがダウ理論です。
ダウ理論の詳細については過去の投稿「2018年5月 6日FXBTCHPY BitFlyer 今朝の下落の影響は?」を参照下さい。
下降トレンドなら高値安値が共に切り下げているか(上昇トレンドなら切り下げているか)をみていきます。
今回の相場だと、
青丸が高値
赤丸が安値
になります。
両方とも切り下げていることから、下げのダウ理論は成立しているということになります。
よって引き続きショートと予測します。
・水平線・価格帯別出来高での分析
現時点では上昇して再度ネックラインを上抜けするのか、それとも届かず下落に転じるのかという点が焦点になります。
その観点からみると
3月初旬からの上下動によりネックラインよりやや下には価格帯別出来高が多くあります。
そこで買った人は、上昇してくると売りで手仕舞いしたいので下げ圧力は一定程度働きそうです。
そうするとネックラインには達せず再度下落していくというのが私の見立てです。
よってもみ合いつつもやがてポジション消化されショート継続と判断します。
・フィボナッチリトレースメントでの分析
フィボナッチリトレースメントは、高値と安値を結んで、どこで反発するかをみる指標です。
今回は2月高値と3/31安値を結んでいます。
直近2日間は38.2%の所で止まっています。
38.2%の押し目で反発するとこの後も下げが長く継続するパターンが多いです。
仮に50%つまり半値押しまでくると、そこからの下げ幅は弱いものになりやすいです。
ですので、
日足を見ると今後を占う上で重要局面に差し掛かっていると言えます。
・まとめ
移動平均線、ダウ理論からはショート継続。
水平線・価格帯別出来高からはすぐに下げ継続とはならない可能性があるが建玉が解消されるにつれてショート継続。
フィボナッチリトレースメントからはここ数日が重要局面であるが、38.2%押しで止まっている点は評価できるということでショート継続。
いずれもショート継続ですが、やや弱いショート継続に判断切り替えとします。
最後に
チャートを見る上でのメンタルなのですが、自分がポジションを持っている場合にはつい自分の都合の良いようにみてしまいがちです。
しかし、相場は日々刻々と変わり続けています。
過去の分析に固執することなく、フラットな目線で現状を分析することが大切だと感じています。
私などはTradingViewに投稿をしていますので、尚更意識しています。
過去言っていたことと、違う展開になることは当然ある。
だからこそ
「現在、ポジションを持っていなかったらどういう投資行動をとるか」
と自分に問うてみることは大事になってきます。
過去の自分の行動に固執することは、マーケットを素直にみれていない、すなわち損失を拡大させる要因に繋がるからです。
ということで
今回の相場をフラットに見た結果、
ショート継続ではあるが、一気に下落とはいかなくなった可能性が高い
との判断変更に繋がっています。
【EURJPY】ユーロ円 週足と日足 大局を分析するとユーロ高へ。しかし、抵抗帯も多い。ユーロ円が大きく上がっています。
ユーロドルが下げているのとは対照的です。
ドルは殆どの通貨に対して ドル高が進行 しています。
(気になった方は私の3月25日の投稿「 ドルストレート比較①顕著なドル高傾向が加速中 」を参考にして下さい。)
一方で、円は殆どの通貨に対して 円安が進行 しています。
(気になった方は同じく、私の3月25日の投稿「 クロス円比較①円安が進行中 」を参考にして下さい。)
つまり、ドルは高く、円は安い。
ではユーロはというと相対的な価格として
ドルには安くなり、円には高くなっている状態と言えます。
ユーロ個別の事情でユーロ安ドル高、ユーロ高円安が進んでいるわけではない、ということです。
しかし、大局的な流れである週足を見ると2009年から三角持ち合いになっていたのが分かります。
それを2021年2月末から3月にかけて上抜けてきた。
よって
ユーロの価値自体を分析すると
ユーロ円の上昇は一筋縄ではいかない可能性が高いものの
大局的には大きな上下動の中から抜け出し、上昇へ転じた可能性があることも頭に入れておく方が良いでしょう。
では実際にテクニカル分析をしてみましょう。
なお、以下では日足でトレードするならどんな戦略が考えられるか、という視点で見てください。
・移動平均線での分析
上位足の 週足 のパラメーターは
26EMA(半年)
52EMA(一年)
90EMA(為替で意識されやすい90を使用)
200EMA(大局的なトレンドを見る際によく使われる200を使用)
取引する足である 日足 のパラメーターは
25EMA(1ヶ月)
75EMA(3ヶ月)
90EMA(為替で意識されやすい90を使用)
200EMA(大局的なトレンドを見る際によく使われる200を使用)
としています。
では週足からみていくと
上から26EMA、52EMA、90EMAと綺麗な形を築いています。
(200EMAは90EMAの上にあるものの傾きは上向いている)
一方、日足も
25EMA、75EMA、90EMA、200EMAと綺麗なパーフェクトオーダーとなっています。
よって移動平均線からは上昇と予測。
・水平線、価格帯別出来高での分析
水平線では右下がりのダブルボトムから2020年6月にネックラインを超えて上昇。7月にかけてリターンムーブ(プルバック)を経験するも再び上昇。
2017年8月に支持帯として機能(赤丸)した水平線が、サポレジ転換して青丸で抵抗帯として機能。
2021年1月にも抵抗を受けるもこなしていき上昇し、今に至ります。
さてこれからの展開ですが、2018年に上下を繰り返した価格帯であり、多くのの"しこり"が残っています。
次の目標目安として
過去の高値である黒ライン②(133.486円)を表示しましたが、到達するとしても日柄(時間)を要するでしょう。
一方、
黒ライン②(133.486円)を抜けると価格帯別出来高は急減します。
よって、
仮に黒ライン②(133.486円)を抜ければ
黒ライン③(137.506円)へは短期間で達するものと予測します。
・まとめ
ユーロと円の価値でみると
円の動向次第で様子見と言えます。
また、水平線、価格帯別出来高からは短期間(数週間単位)での上昇は難しいが
週足の三角持ち合いブレイク、移動平均線からは上昇を示唆しています。
よって
色んな角度から見ると、様子見、上昇と予測が分かれますので
総合的には中立と判断します。
エンベロープというインジケーターについて、銘柄、相場つきに対しマルチにフィットできるツールを開発しましたのでご紹介します。エンベロープは中心バンドの移動平均線からの乖離率を示すインジケーターです。
移動平均線は、トレンド方向に逆行する動きに対しサポートするラインとなりますが、移動平均線から離れていく値動き(トレンド方向に伸びていく動き)に対しては目安を表示できませんね。
そこで移動平均線からの乖離率を見て、トレンド方向の動きが反転する目安とするためにエンベロープを使います。
エンベロープはこのように、移動平均線が描かれていない空間に反転の目安を表示してくれるため、大変便利なインジケーターなのですが、扱いが非常に難しいインジケーターでもあります。
同じ銘柄でも時間足毎に乖離率の設定を変える必要がありますし、同じ時間足でも分析する銘柄を変えるとやはり乖離率の設定を変えなければ機能しません。
更に、相場つき、つまり強い相場や弱い相場でも跳ね返ってくる乖離率が違うため、乖離率をアジャストしてやる必要が出てきます。これふだけデメリットがあるのでは一般化しないのは無理もありませんね。
しかし、エンベロープのこの問題を解決できれば、非常に有要なインジケーターになり得ます。そこで今回、上記の問題をクリアするオリジナルインジケーターを開発いたしました。
動画で詳しく説明していますので、ぜひご覧下さい。