移動平均線
【原油急落!】どう捉える?■WTI原油 歴史的暴落
昨晩のWTI原油は2020年4月の大パニック以来の大幅な下げでした。
私は前回の投稿通り、ショートポジションを取っていたので、この大陰線を上から下まで取ることができました。
ただのラッキーです。
問題はここから。
この暴落後、どう対処する?
です。
■移動平均線乖離率を見る
こういう場合、行き過ぎたパニックか、適正なパニックか、を判断するために私は移動平均線乖離率(20日移動平均)を使用しています。
私は東商原油の標準偏差を過去(2020/1/1〜2021/1/6)で計算したことがあるのですが、1Zが5.30%。
つまり、68.26%の確率で移動平均線乖離率は5.30%以内に収まるということです。
現在の東商原油の移動平均線乖離率は約9.4%。つまり1.77Zです。
発生確率としては10%くらいでしょうか。
ただ、東商原油の移動平均線乖離率が1.5Z〜2Zの範囲になること自体はそこまで珍しいことではなく、直近では今年の10月18日移動平均線乖離率9.3%を記録しています。
「市場は行き過ぎている。原油はここまで売られる必要はない!」と判断するにはまだ早い、と考えます。
結論
ここまで長い陰線が出現したら利確、あるいは、カウンタートレンドしたくなりますが、以上の理由から、鉄のハートで引き続きショートで。
南アフリカ変異株のニュースにマーケットはどう反応したか。🔥相場の今を簡単解説🔥先週ユーロ圏のコロナ拡大のニュースから軟調に推移していた世界株式が今週大きく動きました。
11/27金曜日朝に伝わった、南アフリカ変異株のニュースから、まず日本市場がネガティブに反応、日中先物は900円を超える下げに。
為替はリスクオフの円買い、リスク通貨であるオージー、ポンドが売られました。ずっと下げてきたユーロは反発。
コモディティーは週明けから金が高値を売り込まれ、大きく下落し週末に戻しかけていましたが、金曜日のアメリカ市場で現物株が売られる展開と同時にまた急落という展開に。
原油は各国が備蓄している原油の放出といったニュースから上昇がピークアウトしていましたが、コロナ再燃による需要不足懸念からか急落する展開になりました。
また債券は買われ、急上昇していた米国債10年ものの金利は一気に低下。株などのリスク資産から安全資産である債券にお金が流れた形になっています。
今週はアメリカ市場が、木曜日が休場、金曜日が半日取引ということで、取引量が少ない事が事前にわかっていたため、多くの投資家が今週末来週明けは、動かない相場とその後のボラがある相場を予測していたのではないかと思います。その流動性がない2日間の間に、世界経済停滞の原因となる変異株のニュースが伝わり、急激な動きに繋がったと推測されます。
週明けのマーケットが今週の反動でリバウンドするのか、週末に変異株について多少ポジティブなニュースが出てリバウンドがあるのか、まだわかりませんが、チャートの形が大きく変わってしまっていますので、まずはテクニカル分析をしっかりして、ファンだによる影響を週明けから確認していきたいと思います。
週明け月曜日の状況を織り込んだチャートを見ながら、毎週火曜日19:00から行っているライブ配信で、また解説を行ってまいります。
※解説で表示しているインジケーター(EMA)をプレゼントしていますので、先週行った3日間のセミナー動画を見られた方は申請してください。
毎週火曜日のライブ配信と週末の動画配信の内容がより理解しやすくなり、配信と同じインジケーターを使っての取引が可能になります。
日経225先物 11/19(金)日中 デイトレ シナリオ現状は29,720からの下落が29,430まで
60分足は下降トレンドで75MA下
15分足はトレンドレスで75MA上とトレンドが揃っていない
この状況を基に
A:29,720より上:60分足は上昇トレンドで75MA上で上有利、15分足上昇トレンドで75MA上で上有利
60分足、15分足のトレンドが揃い、あや押し、押し目で60分足75MA支持すれば買い場探し
B:29,720~29,430:60分足、15分足のトレンドが揃っていないので様子見
C:29,430より下:29,380を下回ると60分足、15分足共に下降トレンドに転換しあや戻し、戻り売り場探し
ETHUSDT調整長引くか【2021年11月13日】ごきげんよう
surumegohanことshowです
ETHUSDTを見ていきます。
2つの画面はETH/USDTとETH/BTCの日足です。
前回のアイデアETHさすがに失速の後に、また上昇していったETH
日本円だと50万円を一時的に超えた買い方もありました。
USDT建て、BTC建てのどちらでみても上昇傾向は続いており
USDT建ての方は短期移動平均線を下回ってもなんとか終値では巻き返すという状態です。
ここ数日それが続いていますが、MACDとRSIをみるとやはり勢いに陰りが見えます。
BTC建てに関しては長期的には上がっていきそうには見えますが勢いが弱まってしまっています。
大きく値下がりするようなことはないとは思いますが、買いまし・ロングをするならばもう少し様子見をしてからでも良いでしょう。
【EURUSD】ユーロドル 1h足 サポートライン割れで下落トレンドが明確に。今回はユーロドルを1h足でトレードする際に見ていきたいポイントを解説します。
まず一番大きな特徴は日足レベルで注目されていたL2のライン(詳しくは下の”関連するアイデア”を参照)を割り込んできたこと。
そしてその際にある程度大きな出来高を伴ってきたことから勢いを感じさせます。(オレンジの丸)
またトレードする際に注目しておきたかったのは緑の丸です。ここでは移動平均線が密集しています。
トレンドができるときは
移動平均線の密集→下落(上昇)→移動平均線の密集→下落(上昇)
を繰り返していきます。
これはなぜかというと
一旦大きく下落(上昇)すると、ある程度の所で利食いが入り、その結果として一時的に価格の下落(上昇)が止まります。
それから一定期間は、もみ合いもしくは弱含み(強含み)の相場が展開され、再び移動平均線が密集してきます。
するとマーケット参加者の合意として「価格の変動幅が小さくなってきたから、これから動くぞ」という共通認識が生まれ、再度、下落(上昇)していきます。
勿論、大前提として投資の世界で絶対はないのでそこは注意はして欲しいのですが、優位性のある局面であることに違いはありません。
今回は典型的な形だったので狙って大きな値幅を取れた人も多いのではないでしょうか。
そしてL2割れに話を戻すと
1h足という時間軸でみても価格帯別出来高の谷間にありました。
よって相当の勢いがないと続落しないのではないかと思っていましたが、勢いよく割ってきた。
直近6時間ほどはもみ合い状態にありますが、L2割れの勢いをみるとまだまだ下げていく余地はあると感じています。
その際には上で言及した’移動平均線が密集してきたか’を一つのポイントに加えてもらえると、より精度の高い取引ができるでしょう。
日経225先物 11/11(木)日中 デイトレ シナリオ現況は下降トレンドの60分足の調整終了から再下落開始29,000まで下落して安値更新、下降トレンドの継続追認、
実質下降トレンドの15分足のあや戻し
この状況を基に
A:29,190より上:15分足75MA上になり、実質下降トレンドで上有利のトレンドレスと判断して様子見
B:29,190~29,130:15分足のボトム29,000確定で15分足の調整、抵抗29,190、29,140辺りからの下落で売り場探し
C:29,130~29,000:15分足のあや戻しからの下落で売り場探し
D:29,000より下:下値は追わずにあや戻し、戻り売り場探し