トレンドライン
EURUSD 日足 ドル高が加速するかどうかの重要局面 このライン(水準)に注目昨年来続いてきたドル安が今年に入り一服しています。
このままドル高の方向へ向かうのかをテクニカル面から分析してみます。
今回は
・CM Super Guppy(GMMAの進化版)
・ライン分析
・フィボナッチリトレースメント
を使用します。
CM Super Guppy(GMMAの進化版)からみた考察
まずCM Super Guppyの説明から。
短期線グループ7本、長期線グループ15本、超長期線1本の合計23本で構成されています。
1.長期および短期のEMAがすべて上昇トレンドにある場合。
短期EMA群 =水色
長期EMA群 =緑
2.短期および長期のEMAがすべて下落トレンドにある場合。
短期EMA群 =オレンジ
長期EMA群 =赤
3.条件1または2 を満たさない場合
シルバー
となります。
ここで2020年6月からは安定的に上昇トレンドを維持してきたものが9、10月の調整を経てさらに上昇。
現状はシルバーになっており、保ち合いになっていることがわかります。
よって現状は様子見
ライン分析からの考察
青の水平線がいずれも強い支持帯となっていることが確認出来ます。
(上の水平線をA
下の水平線をBとする。)
また赤線と青線を挟んだ間で若干三角保ち合いに近い形状になっていることが分かります。直近2、3日は陰線が出ていますが、ちょうどAに差し掛かっていることから注目したい所です。
現状は様子見で、上か下方向へブレイクした時点で仕掛けていきたいところ。
フィボナッチリトレースメントからの考察
①2020年5月安値と2021年1月高値を結んだリトレースメントでは23.6%戻しがBと一致していることが確認出来ます。
一方、
②上昇一服から再度上昇を始めた
2020年11月安値と2021年1月高値を結んだリトレースメントでは50%戻しのラインがB及び②の23.6%と一致してきています。
現在値は上昇継続か
下落トレンドへの転換かの瀬戸際になります。
下落トレンドへいく場合は
2021年1月高値
2021年2月高値から形成されるダブルトップの形になります。
この時にネックラインになるのがBということから
Bのラインを割るかどうかは非常に重要な転換点となり得ますので注視したい所です。
まとめ
現状は様子見だが、Bの水平線を下へ割るならショート
、赤のトレンドラインを上へブレイクするならロング
で仕掛けていきたいですね。
GBPAUD 日足分析3/1~① 週末の急上昇が続くのかGBPAUD 日足分析3/1~①
週末に大ブレイクで終了しました。
ポンドだけが強くて上昇したわけでは無く AUDUSDの調整売り が走り
GBPAUDの上昇に向かったと判断しています。
GBPUSD/AUDUSD両通貨が高値を更新したので買いトレーダーのポジション整理だとみています。
2日間で400Pipsの上昇、売り方を一掃し3月は(C)から新たな動きを作ると考えます。
今回はフィボナッチリトレースメントとファンの組み合わせです。
① フィボナッチリトレースメント高値-安値を意識。ファンは50%から組合せて上昇の押しを計っています。
② フィボナッチリトレースメント61.8%まで上昇、1.7925辺りからの押し狙い。
③ 新上昇継続は押し狙い(C)から(B)を抜けたら上昇波
④ (C)を下抜き(A)も下抜くなら下降トレンドへ
※GBPUSDは上昇中ですが上髭をつけてきたのでもう少し調整が入ると
思います。
ドル円は浅めの押し目待ちか長かった下降チャネルをブレイクして上昇トレンドに転換したように見えます。
株も、2月安値の懸念を否定するかのような上昇で、相場全体としてリスクオンが続きそうです。
こういう局面では、押し目待ちに押し目来ず、という状態になるかもしれません。
ストップを浅めに置いて、短めの時間足でエントリーで食らいつく、というのが王道戦略だと思います。
ただ、"浅めのストップ"と書いたものの、強い押し目を作らずに上がってしまった相場では、エントリー根拠も、損切りも根拠が薄くなります。
とはいえ、どうにか食らいつくのであれば、例えば、短めの足の50や100程度のMAを基準にエントリー&損切りを考える、もしくは、画像のようにフィボナッチを引いて半値程度で押し目を探るのがいいかもしれません。私はMAは信用してないので、フィボナッチや過去に注目された価格に注目します。
リスクリワードの観点でいえば、逆張りの方が勝率は悪くとも大きな値幅が取れる場合があるので、節目節目ではショートを入れるのも良さそうです。
RRR3、勝率4割くらいで十分じゃないでしょうか。
ともあれ、久しぶりにトレンドが出てきて嬉しい限りですね。