トレンドライン
1/14更新/今週~ドル円展望・MTF分析今回は今週以降の週足~1時間足までの各時間軸におけるドル円展望をMTF分析しながら書いていきます。
【週足】
ドル円展望を先週のドル円が上下髭を付けて陽線の十字になりました。
先々週の反発で出来た大陽線で円安方向の流れが継続し何とか陽線で続いていますが、中では時折大きく売られる場面も有りましたね。
現在週足レベルでは大きく見て高安切り上げの状況を踏まえると、去年末からの下落が続いていましたが今年に入ってからは(先々週の大陽線発生地点が押し目地点と見た場合)ダウ理論的にはまだ去年までの上昇トレンドが継続しているとも見れます。
・【週足目線の戦略】長期のスイングトレード戦略としては、その下位足の日足の流れを追っていきますが、現在週足20SMAの下を推移しているので、基本的には日足より上位足である週足20SMAの流れに沿う様にトレードする考えなので、週足20SMAまで上昇(この場合ローリバ)していった後終日かけて週足20SMAに阻まれてくれば、下位足レベルの日足では直近安値140.252を目指す流れで下落、安値を更新し下降トレンドに転換していく事を想定したメインシナリオを立てました。
少し長い目線ですが、去年2023年は一昨年の2022年の高値と並び(厳密には僅かに低い値で終わっている)目先の天井が152円手前であることは明白です。
今年はまだ目立って下落していく流れが起きていませんが、だからこそ今年のトレンドは去年までの週足レベルの円安トレンドが「一時的に」終了していく見込みが高いと考えています。
ですので週足20SMA到達後からは、それを背にし売り方向にスイングポジションを入れていきたい考えです。
日足チャート↓
【日足】
先週も中盤まで高値を更新する流れが続いていましたが、週末にかけては円高が伴い、下落して終了しています。
エリオット修正C波の上昇余地としては予想値として週足20SMA辺りまでの上昇余地を残していて未だ継続中と見てはいますが、水曜日に大きく上昇し、日足の戻り高値ライン144.905を実体で更新した後は実体レベルでは2日連続の陰線が出ています。
現状日足レベルでは下降トレンドは一時終了していると見ており、日足20SMAの上を推移している為目線は上になっています。
ですが先ほど上記に書いてある週足での話と同様、20SMAを上抜けした後に起こる20SMAまでの押し(下落してローリバしてくる動き)があったかどうか判断が付けづらい状況です。火曜日の下落で戻している様にも見えますが、まだ何とも言えません。
・【日足目線の戦略】
日足20SMAの向きはまだ横向きで方向感がはっきりしていません。下降トレンドは現在終了していますし、上昇トレンドに転換したとも言えない状況なので現在の目線は中立。
トレンドフォローのトレードは出来ないので「今はまだレンジ相場」と割り切って見ていく必要が有ると思います。
日足の方向が出るとしたら直近安値を更新すれば↓(この場合現在の修正C波終了と新しく下落推進1波のカウント開始となる見込みです)又は、前回の下向きエリオット推進派の4波の戻り高値146.592を更新出来れば↑になると言えそうです。
なので当面は下位足での短期トレードをメインにやっていきたいと考えています。以降は短期目線でエントリーしたポジションの一部を日足レベルのトレード様に残していく考えは有りますが、日足レベルのトレンドフォローは出来ないので今は分かりやすいプライスアクション発生までは基本的に待ちの一手ですね。
4時間足チャート↓
【4時間足】
先週はフィボナッチ0.382(143.791)の実体下抜けが騙しとなって上昇し、CPI後には大陽線で高値を更新。
その後CPI発表時にできていた下髭の安値を翌日のPPI発表後までには確定足で下抜けし、同時に200EMAも僅かながら下抜けしています。(大陽線分を全戻し)
その後も連続して下落するかとも思っていたんですが底値も硬かったようで、144円後半では強めの買い支えが入り、ピンバー陽線が発生し最終的には4時間足押し安値ラインの下に留まっています。
ローソク足実体同士を繋いだ青の上昇トレンドラインを下抜けしていますが、大外の安値(髭先)を繋い引いた場合の緑の上昇トレンドラインは交差後に反発で反応しています。又、高値同士を繋いだ下降トレンドラインを表示しています(この下降トレンドは1時間足レベルで見た場合の短期下降トレンドラインです。
現時点ではっきりとは分かりませんが、月~火曜にはある程度底値の硬さが本物かどうかが分かりそうですね。
先週のPPI発表直前まではトレンドは上昇中、目線は上でしたが、この時間軸でも4H20SMAの下に位置している事で流れは下に向かってき始めている事と、下位足の1時間足レベルでは既に下降転換してきているので、先週末の直近安値144.352を下抜ければ下位足の下降トレンド継続で再度押し目探りへ移行と考えます。
逆に安値更新せず(更新しても髭だけの場合はノーカウント)144円中盤~145円前半で底固めして今度は下位足が上昇転換すれば、この価格帯が現在の4時間足レベルの上昇トレンドの押し目となるか?が決まってきそうと考えています。
【4時間足目線の戦略】
・上昇トレンド(日足のエリオット修正C波)として見るなら下位足の1時間足レベルが上昇転換するのを待って146.416の高値更新を視野に押し目買いロング。
・下降転換していくと考えるなら4H20SMAを上抜けない限り目線を下に固定して見ながら4H20SMAの流れに沿う様にそれを背に戻り売りのショート。
いずれも4時間足だけでは判断が難しく、エントリータイミングをつかむ為には以下の【1時間足】を同時に確認しながら検討していきたい考えです。
1時間足チャート↓
【1時間足】
1時間足では現在下降トレンド中です。1H20SMAがその流れを示していますが上位のサポートである1H200EMAからは再度反発も起こっています。前回折り返したのもこの1H20EMAからでしたが、無視はできないサポートですね。
とは言え高安を切り上げて上昇転換するまでは下降トレンドと見ていくし、ダウ理論の基本原則である「トレンドは明確なサインが出るまでは継続する」が常に正しいという考え方が私のトレードの根底にあるものの1つなので、目線、ポジション共に今は売りで考えています。
上昇トレンドライン青の下にブレイクしてからは、現在上位足である4H20SMAの下↓に位置している事、下降トレンドラインが引けている(下降トレンドが起きている)事、大きな大陽線を否定してからそれらが発生してきた事等、少なくとも今はロングを保有している事に期待を持てなくなってからは、先週の初めに入ったロングポジションを決済しました。
【1時間足目線の戦略】
・上位足との兼ね合いも見ていかなければいけませんが、1H200EMA,SMA(価格的に分かりやすく言えば144.352)を下抜けすると上位足の4H200EMA,SMAも同時に下抜けしていく事となります。この価格帯のサポートは確かに硬いですが、そこからの下落余地は少なく見ても日足20SMAまであり、リスクリワードは結構良いです。更にそれを下抜けてきた場合の下落余地と期待値が大きい事も有って、現在はここから更に上位足レベルが順に下降転換して行くシナリオを考えながら短期~長期へ向けて売りポジションを構築していきたい考えです。
以上になります。
今週の投稿ももし参考になっていれば、いいね/ブーストよろしくお願いします。
ドル円展望12/18~今週のドル円戦略は、テクニカル的に基本目線は下と見てます。先週の陰線も大きく、まだまだ下落する余地が有ります。
↓週足↓
ただし金曜日の日銀会合に際してそれ迄何かしら急なヘッドライン等が流れて来ることが有れば、それが仮に円安ドル高に反応した場合、先週の下落幅が大きかった事も有って市場がドル円は買い戻され上昇となる局面は来ると思っておいた方が良いでしょう。
そうでなくとも反発上昇の可能性は有ります。
先週末現在はテクニカル的に見て上値が重いながらも、日足レベルでは未だ141.626の安値を実体で更新しておらず、特に今は141.4台が硬く底値も硬い為そこから142.4台までのおおよそ1円幅で短期のレンジにて推移しています。↓1時間足チャート参照↓
その上、上昇余地も割と大きくあるので現在の短期レンジを上に突破した場合は各抵抗帯までの短期間のデイトレでロングして行く戦略も検討できます。
先週安値を更新するまでは、安値を背にしたロングは有り寄りの有りだと思います。
でもそれは現在のトレンドに逆張りとなるので、順張り目線のショートという基本戦略ではないので、上位足がしっかりと底固め出来たと判断できるまでは、今はまだ予備戦略的なトレードとして考えて置きたいです。
レンジを上抜けると、現在レジスタンスとなっている日足200SMAも同時に上抜ける事となり、短中期目線では上昇余地として4時間足20SMA辺りか、又は以前から暫く作用してきている下降トレンドライン付近までの戻りの上昇はあると想定しておいて良いと思います。
※146円台まで上昇していくと目線が変わってきますが、今月中にその辺りまで上昇していく可能性もまだあります。
基本は下目線で、今週中には再度安値を更新し、反発を想定している140.0付近を抜ける辺りまでは下落する想定でいます。
それまでの間に戻りの上昇が起こった場合、上昇した先の各抵抗帯(4H20SMA、下降トレンドライン、日足200EMA及び日足20SMA等)から、戻り売りを狙っていく戦略をメインとしたいです。
↓4時間足↓
今週の焦点となる日銀政策発表、日銀会合と、テクニカル的節目と見ている140.0に差し掛かった時の動き次第で今後のドル円の方向性が明らかになってくると思っています。
今週は大事な相場ですが、今年もあと僅かです。勝っているなら勝ち越して来年を迎えたいですよね?ですからあまり無理せずに行きましょう!
ドル円展望11/27~今回はざっとテクニカルのみに絞った分析と考察になっています。
・週足は20SMAの上を維持し、反発し下髭を付け陰線で確定。強い反発は有るが転換のサインとまでは言えない位の微妙な下髭ピンバーという印象。
・現在は日足チャートで見ると上昇トレンドラインまでの調整下落の過程で、先週起きた日足20SMAの下方ブレイク後の20MAまでのロールリバースによる戻しの反発上昇の最中と仮定している。
今週以降、もし日足20SMAの下を維持して価格が推移するならば、日足レベルでも下降トレンドを形成していく可能性を示唆していると考える。(少なくとも先週の安値ではまだ完全には底をつけてはいないと思っているので、今週更に安値を更新するか、又は2番底をつけに再度安値ライン147円前半、もしくは日足レベルの上昇トレンドライン付近、又は週足20SMAがサポートしてくる辺りまでは下落する予想)
・4時間足チャートに大まかな予想シナリオを描いた。
※紫、赤は下落するシナリオ。(日足20SMA、フィボナッチ0.618付近での反応)
※白は各MA間に挟まれたジワ上げ又は狭いレンジシナリオ。
※青は下落を否定して上昇するシナリオ。
・1時間足チャートには現在、安値を切り上げながらの三角持ち合い(この後上昇ブレイクの可能性が高いアセンディングトライアングルの形)に見える。
週明け、まずは先に上方ブレイクがあると考えているが、日足20SMA以下に存在する各抵抗帯で阻まれれば、上方ブレイクが騙し上げとなってその辺りからの急反落(赤シナリオ)、又は高値圏で揉み合って徐々に高安を切り下げ、現在の短期上昇トレンドが終了後、下降転換する(白シナリオ経由の紫)又は揉み合いせず急反落でもなく、素直に転換し下落する紫シナリオ。
又はそれらを否定して上昇継続の青シナリオを予想している。
戦略①:日足20SMA、及びフィボ0.618付近からの反落を想定したデイ、スイングでの売り戦略。利確目安は直近安値147円前半。
戦略②:①が否定された場合(日足20SMAの上に日足が確定で乗ったら)その際出来たレジサポ転換ラインまでの戻りを待ってから、それらを背にロングに切り替え。利確目安は直近高値151.4部分利確、年初来高値付近の152.0まで。
戦略③:戦略①が成功した後、それが2番底を付けたと確認できた場合のみ狙う。エントリーは短期で反発を確認出来た後、日足20SMA到達までに利確。
以上です。
更新変更などあれば適時書き足していきます。