銅はドクターと呼ばれるコモディティだ。なんのドクターかというと景気を一番敏感に示す指標ということだ。特に中国の景気に連動すると言われる。その銅が下げだした。 上記のローソク足は銅価格、それに対して、折れ線グラフが上海総合だ。こうやって見比べてみるとその連動性がよくわかる。今年になって上昇していた銅が4月末から下げだした。右肩下がりで帯が広がっている。下降トレンドが出現しそうだ。中国の経済が再び厳しい状況になっていってることがよくわかる。 しばらく、銅の動きに注目していきたい。 ■小次郎講師指数 第1ステージ:15%、第4ステージ:80% ※小次郎講師指数とは世界40か国の平均株価をもとに第1ステージの国が何パーセント、第4ステージの国が何パーセントかを示したもの。 小次郎講師
ポンドドルの週足チャートを見てみましょう。 アイデア投稿をご覧いただいている方から、 「ポンドドル」の現状分析をどう見るかというコメントを頂きました。 では、まず移動平均線大循環分析(イド大)で見てみましょう。 現在第4ステージの下降期となっています。200EMAが右肩下がりとなっています。 帯は細いですが下降帯でです。 大循環MACD(大マク)や大循環ストキャス(大スト)で見ると、それぞれ下降の流れが継続しています。 「売り」にエッジがある状態ですね。 では、ここに水平線やトレンドライン、補助線を入れてみました。 底値で出てくるヘッド・アンド・ショルダーズ・ボトム(逆三尊底)のパターンのような形状です。 では、ここからどう見るかを検証してみましょう。 現状のチャート形状が逆三尊底の形だからといって買い目線で見ると、...
リップルもビットコインと同じような状況ではありますが、 ある程度大きな値幅で動いていますので、セットアップが完了してから仕掛けても十分チャンスがあります。
移動平均線大循環分析とトレンドラインの関係を考察して見ましょう。 移動平均線大循環分析はステージの変化を見ながら、エッジ(優位性)のあるところを狙っていきます。 トレンドラインは主な高値と高値、安園と安値を結んでラインを引きます。 そのラインを上抜け(下抜け)したところを変化の兆しとして捉えていきます。 それぞれ移動平均線大循環分析とトレンドラインを組み合わせることでヒントを探していきます。 丸印を2か所つけましたが、移動平均線とトレンドラインの変化が重なっています。 移動平均線もトレンドラインもステージの変化やラインの上抜け(下抜け)が大事なだけでなく、 その変化がもう直ぐ起きそうだということが分かることが、実は重要なポイントなのです。 皆さんもたくさんラインを引いていきましょう。
(9735)セコムの週足チャートです。 業績は安定していますが、 チャートの形状に注目したくなる形が出てきました。 まだ未完成ですので、決め付けは厳禁です。 三尊天井とか、ヘッド・アンド・ショルダーといったりします。 ポイントは青の横線のネックラインになります。 割れば三尊の可能性が高まります。 割らずに切り返す場合は、中段保ち合いになりますね。 まずは、ここを割るか維持するかに注目して見ていきましょう。
移動平均線大循環分析と大循環MACDを考察しましょう。 チャートの銘柄は、ユーロ円 240分足です。 移動平均線大循環分析でチャートを見ると、安定下降期であることが分かります。 そして、下降トレンドに勢いが出て加速しているところは、下降帯が拡大していきます。 大循環MACDを見ると、MACD3(帯MACD)も下降してMACDの帯も拡大しています。 MACD1やMACD2も右肩下がりの動きとなっています。 縦線の赤い点線のところ(帯MACD)からは帯MACDが反転しています。 しかし、価格は下降トレンドを維持しています。 このMACDの動きは何を示しているのか。 MACDが上昇(下降)しているときは、車で例えると加速しているところ(時速がどんどん上がっているイメージ)です。 MACDが横ばいとなっているところは、車で例え...
ここのところ急激な上げ下げが多く、面白くもあり怖くもある相場が続いていますね。 今回はビットコインのMACDを見ていきます。 ※フィネチャートです。 日足のMACDを見てみると、ピンクのラインを強く抜けているのがわかります。 この基準を突破したのは2017年のバブル期のみ。 つまり、かなり強い買いの動きになっていることがわかります。 また、5/16~5/18にかけてMACDラインが下向きになっていました。 しかし5/19にデッドクロスを回避し、再度上向きになっているようです。 当たり前ですがチャートでもそういった動きになっていますね。 では週足のMACDも見てみましょう。 ...
移動平均線大循環分析(イド大)で分析すると、第4ステージの下降期が続いています。 トレンドラインは主要な高値と高値、安値と安値を結ぶとこでトレンドラインが引けます。 そして、それは、価格に対してラインを引きますが、オシレーターにもラインを引くこともあります。 今回のラインで見ると、幾つかヒントが出てきていますね。 まずは、価格とMACDの関係を見ると、ダイバージェンス(変化の兆し)が発生しています。 通常は、価格の動きとMACDの動きが一致します。(価格が上昇(下降)するとMACDも上昇(下降)する) ダイバージェンスは価格とMACDの動きが逆行します。 ダイバージェンスが発生したからトレンドが転換するとは限りませんが、変化の兆しとしてヒントとなります。 次に、高値と高値、安値と安値を結んだラインをトレンドラインといい...
TDV手法のインジケーターセットです。 説明は動画などで。 といっても、ボリバン当たってスパイク出て反転したら逆張りってだけですけど。 あ。手法公開しちゃいましたw
(米先物取引委員会(CFTC)発表のファンドのポジション状況です) CFTC建玉明細(5/14現在) ダウ工業 22360枚(-8340枚) S&P500 -1288枚(+895枚) 円建日経平均 28022枚(-1994枚) IMM円 -61580枚(+30137枚) IMMユーロ -95301枚(+10804枚) ドルインデックス 26677枚(-1556枚) 豪ドル -64046枚(-6997枚) ポンド -3318枚(+3561枚) NY金 124536枚(+49125枚) WTI原油 487808枚(-6528枚) ビットコイン-945枚(+94枚) CMEの先物取引にビットコインが上場していますが、 上のビットコインのチャートは日足、 下のドル円のチャートは月足です。 銘柄も日柄も全く違いますが、チャートの...
昨日の10万幅下落はさすがにビビりましたねw たまたま乗れていたので良かったですが、久々の衝撃でしたw さて、現在は値幅大きく上へ下へと動いている状態。 短期トレードが捗りそうな時合になっている気がします。 とりあえず短期でどういうふうにしようかな~ってところをメモ書き程度に残しておきまっす。 まず1時間足。 ...
(2602)日清オイリオグループ 大きく分けて相場には、上昇相場、下降相場、トレンドの無い相場、の三つがあります。 多くの方は、上昇相場、下降相場、しかも、そのトレンドが大きい銘柄に興味を持たれることでしょう。 残念ながら、長期もみ合い相場の銘柄は、人々の関心を惹きつけません。 しかし、しかしです。 相場が上昇の次に下降、下降の次に上昇と順番であれば、簡単です。 むしろ、上昇→もみ合い→上昇(もしくは下降)となるのでややこしい。 故に、もみ合い相場の後は、上昇か下降か分かりませんが、 トレンドにつながりやすいので私はこういった銘柄は大事にウォッチリストに入れておきます。 これが私の銘柄選びの一つです。
NZドル/円 240分足 移動平均線大循環分析では第4ステージの安定下降期です。 短期移動平均線の動きにはまだ大きな変化はありません。 大循環MACDで見ると、価格とMACDの関係がダイバージェンス(逆行現象)となっており変化の兆しが出てきています。 大循環ストキャスで見ると、ボトムゾーンから何度も上抜けしダマシが連続して続いています。 ダイバージェンスが発生したから売りから買いの替わると考えて「買い」エントリーするのではなく、 ここから価格とMACDの動きが順行(MACDの切り返しに価格も追随する動きになる)ところを狙いたいですね。 ダマシ覚悟でダイバージェンスのところを狙う戦略もあるかもしれませんが、 その時はリスクが高いところを狙っていることを認識しロスカットを厳しくする必要があります。...
日経225の日足チャートです。 トレンドラインを引こうシリーズの日経225バージョンです。 トレンドラインを引くとチャートが「ごちゃごちゃする!」という方もいらっしゃるかもしれません。 ましてや、フィボナッチを入れると尚更かもしれません。 確かに一理ありますが、ラインを引くことでヒントを探すこともできますので私はいつもラインを入れます。 また、フィボナッチも予測やシナリオ作成のために使います。 相場は上がるか下がるかを当てる予想のゲームではありません。 買い方と売り方のバランスが崩れるところ(エッジが発生するところ)を探し、そこを狙い澄ます。 それを「大数の法則」に基づいて確率のビジネスとしてトレードする。 これが小次郎講師流のトレードです。 そのためには、買い方と売り方の均衡が崩れるところを探すためのヒントが必要です...
今回は8画面の為替を見てクロス円を中心に比較してみましょう。 ドルストレートのドル/円も入れましたが、他の7銘柄はクロス円です。 米中の貿易摩擦が激化して、マーケットはリスクオフの動きになっています。 マーケットが大きく動いているときに、様々な銘柄を比較することでどの銘柄が強く、どの銘柄が弱いかが見えてきます。 要は強い通貨と弱い通貨を合わせれば変動率の高い通貨ペアを探すことができます。 では、まず基本的なことですが、上記で出てきたワード、ドルストレートとクロス円とは何かをみてみましょう。 ドルストレート・・・ユーロ/ドル、ポンド/ドル、のように、米ドルと各通貨の組み合わせ。ドル/円もそうですね。 クロス円・・・ユーロ/円、ポンド/円、のようにドル円以外の円を介する組み合わせ。 8つの通貨ペア(4時間足)を比較し...
野村総合研究所の日足チャートです。 今日は日曜日で株やFXは休場ですのでじっくりとチャートを見ていきましょう。 今回は移動平均線大循環分析で一歩踏み込んだ分析をしてみましょう。 直近の第1ステージのところではなく、昨年の200EMAを下回る局面のところと、二番底を付けて切り返す二つの局面を見ていきましょう。 この二つの局面の意味を理解することが出来れば、初心者の方は中級者にレベルアップできます。 ここは非常に重要なところですので、理解できていない方は何回も読んでチャート何回も見て理解できるようにしましょう。 そうすれば一気にレベルアップできます。 まずは、200EMAの局面を見ていきましょう。200EMAは大局の強気と弱気の分岐点となるといわれています。 この200EMAの流れに沿って素直にトレードすることが大事です。 ...
ここ最近、 CFTCやオプションの取組高を 追いかけながら考えた、 米国のインデックスの違いです。 ※ 確かめてないので、話半分でお読みください CFTCの建玉明細は、 それぞれに、異なる値で破線を引いています。 これは、過去の最高水準の取組高から引いたものです。 この値を比べることで、 例えば、投機筋の取引規模が分かりますね。 >> 投機筋の取組高 - ダウ 90,000 - S&P 100,000 - ナスダック 800,000 これに、現在の価格を掛けると、 ざっくり規模感が分かります。 >> 投機筋・ざっくり規模感 - ダウ 90,000 × 26,000 = 23億4000万ドル - S&P 100,000 × 2,900 = 2億9000万ドル - ナスダック 800,000 × 7,600...