注文方法の違いについて皆さんこんにちは!👋
本日は、市場に参加する際の主な3つの注文方法をご紹介し、それらがどのような役割を果たし、どのような場合に役立つのかをもう少し詳しく説明したいと思います。
準備はよろしいでしょうか?では早速始めましょう 🚀
TradingViewのプラットフォームで取引を行う際の様々な注文方法についてご説明する前に、そもそもほぼすべての市場がどのように機能しているかを理解することが重要です。
どのような市場でも、常に「ベスト・ビッド(最良買い気配)」と「ベスト・アスク(最良売り気配)」があります。 🔢
ベスト・ビッドとは、ある資産に対して誰かが支払うことを望んでいる最も高い価格であり、ベスト・アスクとは、ある資産を誰かが売ることを望んでいる最も低い価格です。
もう一度考えてみましょう。例えば、株式の場合、証券会社はある銘柄の注文をまとめたマーケットプレイス(オーダーブック)を提示します。あなたがAppleの株を買いたいとして、その株が175.50ドルで「取引されている」ことを見ました。これは何を意味しているのでしょうか?
これは、誰かがApple株を売りたいと思っている最安値は175.52ドル前後で、誰かがApple株に払いたいと思っている最高値は175.49ドル前後であることを意味します。💹
これらの市場参加者はどのようにして自分の意思を伝えているのでしょうか?それは指値注文を出すことによってです。⌛
1.) 指値注文とは、特定の価格で売買したいときに市場に出す注文の一種です。
上記のAppleの例では、Appleを買いたいけれども、175.25ドルよりも1円でも高い金額は払いたくないとします。この注文を入力して「送信」をクリックすると、注文は市場に出され、175.25ドルの価格でオーダーブックに登録されます。これで有効となり、マーケットに参加したことになります。証券会社は、注文が有効な間、その注文を約定するために必要な現金をあなたの購買力から差し引きます。
次の質問です: もし人々が指値注文を既にオーダーブックに出していた場合、どうすれば価格はあなたのところにまで届くでしょうか?🔽
これにはいくつかの方法がありますが、最も一般的なのは「成行注文」です ⌚
2.) 成行注文とは、実勢価格で資産を売買するために、市場に送信されて直ちにアクションが取られる注文のことです。
多くの人が成行注文を利用していますが、これは事実上、希望する結果のポジションを即座に得られることを保証しているからです。しかし、いったん成行注文を出すと、約定される価格をコントロールできないというデメリットがあります。瞬時に価格が変動し、希望しない価格でポジションを持つことになるかもしれません。
先ほどの例に戻りますが、AAPLを175.25ドルで買う注文が約定するのを待っている時、成行注文で支払う人は誰でも、おそらくスプレッドを越えることになります。💵
今度は、AAPL株を175.25ドルで買う注文が約定し、株価が175ドル以下で取引される場合にはポジションを解消したいとします。この場合は、逆指値注文を使います。🛑
3.) 逆指値注文は、NASDAQ/NYSEのサーバーの市場に送信する注文です。トリガー価格が設定されており、トリガー価格に達した時点で、入力した内容に基づいて指値注文または成行注文を実行します。これが、ストップリミット注文(逆指値付指値注文)とストップマーケット注文(逆指値付成行注文)です。
複雑に聞こえますが、実は思われるよりも簡単です。
もう一度、例を挙げてみましょう。AAPLの買いが175.25で約定した後、逆指値注文が174.99でヒットしたとします(株価が175を下回った場合にはクローズしたかった為)。
この逆指値注文が成行注文の場合は、価格に関わらずポジションが解消されてしまいます。単純な話ですね!✅
来週は、プロのトレーダーがより良い価格を得るために使っている注文テクニックをご紹介します。🦾
お気をつけてお過ごしください!
-チームTradingView 👀
テクニカル分析以外
優れたトレードプランに見られる要素トップ3みなさん、こんにちは!👋
今月は新年を迎えるにあたって、しっかりトレードプランを立てるというコンセプトをテーマに記事をお送りします。最初の投稿では長期的な成功を予測する要因について皆さんに考えていただきましたが、2回目の今回は、なぜトレードプランが大事かについて考察しています。どちらの記事も末尾のリンクからお読みいただけます 👇
さて「何」と「なぜ」の次は「どのように」というお話です。
今日は優れたトレードプランに見られるトップ3の要素をご紹介しましょう!
1️⃣ 要素1:優れたトレードプランには勝つ理由が必ず備わっている。
トレードにおいて重要なのは2つの変数、勝率とリスクリワードです。
► 勝率とは、トレードに勝つ割合のことです。勝率90%のトレーダーは10回の取引のうち9回勝つことができます。
► リスクリワードは平均的な損失に対して平均的な利益がどの程度あるのかを示しています。リスクリワードが0.5のトレーダーは利益の大きさの2倍になる損失を出しています。
これらの数字を掛け合わせると「期待値」になります。
たとえば勝率が50%(半分勝ち)で、リスクリワードが1(損失が利益と同じ)の場合は残念ながら「損益0」のトレーダーになります。
長期的に稼いでいくためには、この掛け算をプラスにすればよいのです。「損益0」のトレーダーは、リスクリワードが一定であれば勝率51%にすれば稼ぎ始めることができます。
☝🏽優れたトレードプランとしては、この「期待値」をプラス領域へと持っていくために、優位性の高い取引機会をシステマティックに探し出す工夫が必要となります。どんな方法をとるかは完全にトレーダー次第ですが、基本としては、価格変動の繰り返しパターンやファンダメンタルの観察、マクロなトレンドの見通しなど、その他様々なパターンやサイクルに根ざしたものになります。トレード戦略のアイデアが、時間を経過してもなお通用するかどうかを判断する材料として、バックテストを活用する方法もあるでしょう。
つまり、どのような形であれ、優れたトレードプランは資金をリスクにさらす前にどこに優位性があるのかを明確にしているのです。ビジネスプランなくしてビジネスを起こすことなどがあるでしょうか?
2️⃣ 要素2:優れたトレードプランにはトレーダーの感情的な特徴が必ず考慮されている。
定量化するのが極めて難しいのですが、優れたトレードプランが持つ大変重要な特徴であることには間違いありません。それはトレーダー個人の長所と短所をうまく調整する能力です。銀行やヘッジファンドの場合は監視の下で意思決定が行われるため、この点はあまり重要にはなりませんが、個人トレーダーの場合、その欠点を調整してくれる人が周りにいないのです。
やりたいことなら何でもできる! ー でも、それは責任という名の両刃の剣であって、トレードプランにはそのための用意が必要です。
つまり、取引履歴を見れば自分のどこが精神的に一番弱いのかがわかるということです。これは誰にも代わりができないことなので、自分で気づく必要があります。けれども、トレードプランから感情に伴うリスクを取り除くことで、その努力に見合った報酬を手にすることができるのです。
😱 すべての取引に恐怖は付き物です。機会損失の恐怖と資金損失の恐怖 ー どちらの恐怖が強いかを知っている必要があります。どちらが強いかを見極め、それに従ってプランを立てましょう。
ある戦略を理解して、他の人がそのやり方で儲けているからといって、あなたがそうできるようになるとは限りません。 100%の効率でも10%の確実性でしかトレードできないのならば、30%の効率でも100%の確実性を持ったトレードを実行することの方が大事です。 自分を楽にしましょう!
3️⃣ 要素3:優れたトレードプランには必ずリスクも考慮されている。
1,000ドルでも10億ドルでも、リスクを無視してしまうと金銭的にも感情的にも振れ幅が大きくなり、長い目で見て収益に大きな悪影響を及ぼすことは間違いありません。ここでは銀行、ヘッジファンド、プロップファームがリスクを大幅に削減するために使用している、簡単に実行できる仕組みをいくつかご紹介します。優れたトレードプランには必須の仕組みです。
💵 ストップアウト
読んで字のごとく、資金の一定割合を失ったら取引をストップ、ポジションを清算し、何が問題だったのかを振り返ります。問題が解決されたと確信できた時点で、ようやく市場に再び参入することが許されます。この数字は業界では一般に10%とされています。
💵 リスクの分散
たとえ複数の商品に分散している場合でも、一つだけの「賭け」に集中しすぎることがないようにする方法です。例えば、同じセクターの企業を複数保有している場合、製品やサービスが異なっていたとしても、そのパフォーマンスにはある程度の相関があるはずです。この種のリスクに対してはハードキャップを追加することで、リスクが高く過度に集中した割当を大幅に減らすことができます。
💵 ポジションによるリスク
プロのトレーダーやヘッジファンドの多くは、リスク管理のために「フリーキャピタル」という概念を用いています。「フリーキャピタル」とは、口座にある現在の資本金とストップアウト金額との間で緩衝材の役割をしている現金の額です。
例えば、ある銀行の為替トレーダーが口座のストップアウトを10%にして、1000万ドルの為替帳簿を作成していた場合、上司に呼び出されて話をするまで、実際には100万ドルしか「損失」できないことになります。この場合「フリーキャピタル」は100万ドルです。そして1回の取引につき、フリーキャピタルの1〜5%のリスクしか負わないようなポジションサイズを設定するのです。こうすれば最低20回連続で失敗しても、悪い結果を招かずに済みます。ポジションごとに「フリーキャピタル」のリスク制限を導入することで、失敗できる余地を山ほど確保することができるのです。
もちろんこのやり方だと一晩で口座の金額が2倍になることは普通はありませんが、それが目標ではありません。やはり長期にわたる収益こそが目標となります。
このポジションごとのリスクは「1R」(1リスクユニット)と呼ばれることもあります。
☝🏽どのようなものであれ、リスク管理を含めてトレードプランを立てることは、「実際に」リスク管理をするためには必要不可欠です。もしこうしたプランが書かれず実行されないとすれば、リスク管理は往々にして無視されてしまうことになるでしょう。
🙏🏽 最後までお読みいただきありがとうございました。2022年が皆様とともに記録に残る年になることを楽しみにしています。📈
もし、この記事から何かを得たのであれば、ぜひ友人とシェアしてください。そして一緒により良きトレーダーとして、2022年へと突入していきましょう!🍀
- TradingView チーム ❤️❤️
購買力平価とドル円実質為替レート、日米の実質金利差引き続き、計算が間違っているかもしれませんが、勉強のために、日米の購買力平価と実質為替レートの推移を算出してみました。
<上の図>
購買力平価(オレンジ)=日本消費者物価指数JPCPI ÷ 米国消費者物価指数USCPI
実質為替レート(ブルー)=USD JPY÷(USCPI÷JPCPI)
<下の図>
日米の実質金利差=(USインターバンクレートーUSCPI前年同月比) - (JPインターバンクレートーJPCPI前年同月比)
これを見ると、長期的には上の図の購買力平価に寄せられていることが分かりますが、
中短期的には、日米の実質金利差に揺さぶられているようです。
短期的には、実質金利差のマイナス幅(ドルー円)が拡大していますが、
円高にならないのは、米国のインフレが一時的と捉えられているからでしょうか。
ただ、購買力平価に基づくと、もう少し円高に振れても良いのではと思いますが、円が買われない(売られている)ということは、
足元では、将来的な成長期待の小ささを理由に「日本回避」の動きが進んでいるということでしょうか。
(私は経済の専門家ではなく、遅まきながら勉強中の身であり、誤認・見当違いな点が多々あるかもしれません)
ブローカーアワードがついにやってきました!皆さん、こんにちは 👋👋
今年もこの時期がやってきました: ブローカーアワードの開催です!
昨年、私たちはプラットフォームに統合された最高のブローカーに8つの賞を贈りました - 皆様の投票で決定されたものです!
しかし昨年のアワード以降、統合されたブローカーの数がほぼ2倍になったため、皆様の投票がこれまで以上に重要な意味を持つようになりました!このアワードでは、どのブローカーが栄冠に輝くか、熾烈な競争が繰り広げられます。もし、あなたが統合されているパートナーを利用したことがあるようでしたら、そのブローカーのページにぜひフィードバックを残しておいてください!あなたのレビューは賞を決定するものであり、また他の方が資産運用に関して十分な情報に基づいた意思決定をするのに役立ちます。 今すぐ行いましょう !
今年は、以下のカテゴリーがあります:
ブローカー・オブ・ザ・イヤー
ベスト・マルチアセット・ブローカー
一番人気のブローカー
ベスト先物ブローカー
ソーシャルチャンピオン
ベストFX & CFDブローカー
最も革新的なテクノロジー
ベスト暗号資産ブローカー/取引所
受賞者は1月20日に発表されますので、ぜひご注目ください。
真面目なお話しです: まだお気に入りのブローカーにレビューされていない場合には、 このページにアクセス して、それぞれのアイコンをクリックすると、そのブローカーのプロフィールに直接アクセスできます。
今年は、どのブローカーが栄冠に輝くのか楽しみですね!
ぜひ覚えておいてください: ご利用のアカウントをいずれかの素晴らしい統合ブローカーに接続すると、TradingViewから直接取引することができます。開始するには、チャートの下部にある「トレードパネル」のボタンをクリックしてください。
アラートを使いこなす3つの方法 ⏰みなさん、こんにちは!👋
それでは、本日のトピック、 アラート へと移りましょう。
アラートはトレードにおいて多くの可能性を秘めていますが、うまく機能するシステムを構築するには時間と工夫が必要なため、十分に活用されていないケースがあります。それでは、早速始めてみましょう。
1. 良い習慣を身につけることができます 💪
すごい儲け話を聞きつけると、すぐさま市場に繰り出して、何のプランもなしに資産を購入してしまう……この話に聞き覚えがある場合には止めるに越したことはありません。
これで成功することもありますが、長期的に成功するための優れた戦略ではありません。実際、プランなしにポジションを持ち効率よくトレードするのは至難の業です。束の間の欲や恐怖に駆られてポジションを閉じることになるのが関の山で、そんなことをしていればトレードに一貫性が無くなり、長期にわたって収益を得ていくのは難しくなります。
アラートが優れているのは、ポジションを建てたり手仕舞う際に当てずっぽうな推測を防ぐことができるからです。自分が希望する価格にアラートをセットして条件が揃った場合にのみトレードを行うだけです。あとは市場の動きと確率に成り行きを委ねましょう。
アラートを利用することで、トレードの経験は、常にアイデアを探し求めて後手に回っている状態から、あらかじめ決めた条件が整うのを待ってから行動を起こすリラックスした仕事に変わります。つまり、アラートを利用することで、市場の上昇や下降に対する準備をより整えることができます。
2. 自由を増やし、不安を減らします 🧘
「ネガティブな感情はポジティブな感情の倍ほど強く感じられる」というトレードや人生についてよく知られた格言があります。この格言は様々な場面で利用されますが、トレーダーはそれを理解することが特に役に立つでしょう。
次のような投資家を考えてみましょう:
証券会社から届いた四半期レポートをチェックする歯科医
月に一度ポジションをチェックするポジショントレーダー
週に一度ポジションをチェックするスイングトレーダー
1日に1回以上ポジションをチェックするデイトレーダー
市場で経験する自然なボラティリティーを考えると、どの市場参加者が最も怒ったり動揺したりする可能性が低いでしょうか?答えは歯医者です。なぜでしょうか?それは、彼が市場から受け取るデータの数がより少ないからです。たとえ世界トップクラスのデイトレーダーであっても、自分ではコントロールできないボラティリティの結果として、日々、自分が所有するポジションについて数十回、数百回のネガティブな状況にさらされています。このような多くのネガティブな刺激は、メンタルヘルスやトレードの有効性を低下させてしまいます。
しかしアラートを使えば、優位性のある準備万端なトレーダーは市場から一歩離れて、トレードをすることができるのです。
3. アラートで何かを見落とすことはありません ✅
前述の2つのポイントは価格アラートについてのメリットでしたが、私たちのアラートは利便性についても大幅に向上させることができます。お気に入りのトレードのセットアップがあれば、トレンドラインやテクニカルインジケーター、カスタマイズ可能なスクリプトなどにアラートを設定し、お気に入りのセットアップを見逃さないようにすることができます。
これには、長期投資家がダウ30銘柄にRSIアラートを設定して深い押し目を狙うような単純なものから、日中に先物スプレッド取引をするスキャルパーが上位40銘柄の価格の乖離にアラートを設定するような複雑なものまであります。
私たちのカスタマイズ可能なアラートを使えば、トレーダーはあらゆる機会を捉えることができるでしょう。
ご覧いただきありがとうございました。体調に気をつけてお過ごしください。
TradingViewチーム
移動平均線を使ったトレンドフォロー型エントリー先のりする条件は、上位の流れ(30分足使ってるなら少なくともその足の中期長期雲が価格や短期雲の下にありサポートに回っている事)を条件にすべきですね。
価格の上にあり蓋をしている形の時は、上昇が逆行なので。
転換の場合、上にあっても抜けて行くわけですが、その場合は
・転換しそうな節まで落ちて来た後の動きなのか
・下げの波でかなりの工程(波の数と期間)を使ったか
を長期足で確認でき、下げ止まったっぽいから転換かもな、という見立てが必要になります。
しかしこれは初級者には難しい分析になるため、自分にはまだ難しいという人は無理せず、捨てたら良いです。
初めは後のりで構いません。
慣れてきたらやることが決まってきますからより有利なところ、損切りが置きやすい所から入ってみるトレーニングをやっていきましょう。
【図解】バランスシート縮小とは?テーパリングと何がどう違う?明けましておめでとうございます。
2022年最初の投稿は、昨年12月のFOMCの議事録で明らかになったバランスシートの縮小について解説したいと思います。
バランスシート縮小って何?テーパリングとどう違うの?という疑問を持っている方はこの機会に図解でイメージとともに理解してしまいましょう。
金融緩和のサイクル
下の図は金融緩和から引き締めまでのサイクルを示したものです。
バランスシート縮小とは、各国中央銀行が金融緩和フェーズで購入した国債や社債などの資産を売却し、市場に流通するお金を減らすことを言います。
以下、サイクルの①〜④まで順番に見ていきます。
①景気が悪くなると、お金周りが悪くなるので中銀は市場に流通するお金を増やすために、国債や社債といった資産を購入することでお金を市場に流通させます。これが①の量的緩和です。
②経済回復の兆しが見えてくると、量的緩和のペースを縮小し市場に供給するお金の量を徐々に減らす対策を行います。これがテーパリングと呼ばれるものです。
テーパリングは英語のTaper(徐々に先細るの意味)から来ています。裾の細いジーンズをテーパードジーンズと言いますが、それと同じ語源です。
現在アメリカのFRBが実施しているのがこの②のテーパリングのフェーズですね。
大規模金融緩和によって貨幣価値が下がり、その結果インフレが過熱するのを懸念して、昨年年末くらいから引き締め方向に舵を切ったという経緯があります。
テーパリングは資産購入の規模は縮小するものの、まだ購入は継続するため、図に示したように中銀のバランスシートの資産は緩やかですが増加を続けます。
③テーパリングが終了すると、資産購入がストップするため残高は一定になります。これが③のフェーズです。
ニュージーランド中銀は昨年7月時点で資産購入プログラムの終了を宣言し、昨年2021年にすでに利上げを実施。カナダ中銀も量的緩和終了を宣言しているのでこのフェーズに入ります。
④景気回復が進展し過熱感を帯びてくると、金融緩和フェーズで購入した資産を売却することで、市場に流通するお金の量を減らす対策を行います。これが④のバランスシート縮小です。
将来再び経済危機や不景気になった時に緩和策を実施できるよう、非常事態モードから正常モードへ向けて動き出す段階と言えます。
市場への影響と前回のバランスシート縮小
さて気になるのが市場への影響です。
アメリカのFRBを例に挙げると、昨日2022年1月5日に公開された昨年12月のFOMC議事録では、参加者の幾人かが利上げ後の早期バランスシート縮小開始が適切とする内容が公開されました。
2022年の(3回という回数含めた)利上げの可能性がより高くなったと受け止められ、議事要旨公開後は株安・ドル高で反応。FRBがより一層タカ派になるのを警戒した向きもあるかもしれません。
以下のチャートはドルインデックスの月足です。
前回リーマンショック後の金融緩和を経てバランスシートの縮小が行われたのが、2017年10月から2019年7月にかけてですが、この時のドルの動きを見るとドル高一直線であることがわかります。(ブルーの帯部分)
当時と今では相場状況は異なるものの、2020年のコロナショックにより金融緩和でドルが過剰に供給されてドル安になっていたものが、金融正常化の過程でドルの供給量が削減され、結果としてドルの価値が上がるという動きになる可能性はかなり高いと考えられます。
皆さんも自分が投資している資産や銘柄の値動きを振り返ってみると、何かしらの発見があるかもしれません。
投資のプランニングにもなることでしょう。
トレンドフォローの誤解トレンドフォローはトレンドに逆らわず流れの方向にポジションを持つこと。
これは誰でも知っていることですが、トレンドフォローで利益を出す方法は意外と知らない。
短期足で、現在のトレンドを追いかけた場合、流れの方向にポジションを持ってもすぐに短期的な逆行の波がやってきて損を出す。
だから短期足で追いかけるエントリーを続けるトレーダーは一生やられることになりますね。
正しくはメイントレンドに対し逆行する短期トレンドが終わりそうな所を逆張るのがトレンドフォローで利益を出すための方法です。
まだ気がついていなかった、という人は今日からそういう目で見てみてください。トレードがうんと変わって来るはずです😄
ゲーム株の売買における注意点エイチームの株価が最近すごく下がりましたので、自分の見解を述べたいと思います。
ゲームが大好きな人たちがいます、一般の大衆に比べてゲームについて詳しくて業績の予測にも長けています。
だとしても、 新作のリリースのタイミングに合わせて株式の売買をしないことをおすすめしています。
なぜなら、理由として、以下の2つがあると考えられます。
①一般論として、株式投資は半年より前に先回りして織り込むものであり、リリースのタイミングこそ、うまい連中の利益確定の売り場となるから、買わないほうがいいです。
いわゆる、「Buy the rumor, sell the fact」です。一方で、ご祝儀相場があることも多いから、安易に売ると痛い目に遭います。相場の鉄則は、Fast in Fast outなので、出来高とともに重要な節目をブレイクした頃に買うべきです。
②①を前提にしてさらに深堀りしてみると、最適な投資のタイミングでいると、開発進捗を知った上で公式な告知が出る前に買うことになりますね。
それは、インサイダー取引でしかできないことですから、やらないでくださいね。加えて、証券会社のアナリストの予測なんかは外れまくっているから、信用できません。 自分を信じればこそ、人生に掛けるに値するものです!
さてさて、エイチームの話に戻すと、11月17日時点で新作リリースがわかるから、2日間前に大きく下がったこともあって、値頃感で買いたくなりますよね。基本的には、そこは材料出尽くしたので、最良の買い場ではないですが、どうしても買いたいときがありますよね。
買うポイントは、翌日に前日高値を当日終値ベースで超えたことを確認してから、買うことです。買った後、買った日の安値を割り込んだら躊躇せずに切ることです。運よく順行したら、損切りをあげてトレンドに乗りましょう。
この相場の話を戻しますが、うまい連中は絶対買いはしませんが、売れる者もなかなかですね。
なぜなら、11/18にBreakout away Gapが起きており、売りサインとみなされからです。また、近くに800MAという強いサポートラインもあるので、通常はそれにタッチして戻りを待ってから売りのがセオリーです。
アカウントを保護するためのヒントとツールセキュリティとプライバシーは、私たちにとって非常に重要です。 そのための専門チームがあります!私たちは、すべてのメンバーの方に、ご自身のアカウントを安全に守るための必要なツールが揃っていることに絶対的な自信を持ってほしいと思っています。それでは始めましょう。
当たり前のことですが
同じパスワードを様々なサービスで使用しないでください。1回の侵入ですべてのアカウントが漏洩する可能性があります。個別のパスワードで、簡単には推測できないものにしましょう。強力なパスワードを使用し、利用できる場合には、@ # ! / < ? % などの特殊文字を使用してください。
詐欺に遭わないようにしましょう!リンクをクリックするときは、必ず二重三重のチェックをしてください。ログイン情報は誰にも教えないでください。役立つヒントとしては、ブラウザに公式の jp.TradingView.com のホームページをブックマークしておきましょう。また、iOSまたはAndroidでTradingViewのモバイルアプリを利用していることも確認してください。第三者の模造品をダウンロードしないでください!公式のTradingView.comプラットフォームとアプリのみを使用してください。
ご利用可能なツール
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• 2段階認証の有効化
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• すべてのデバイスからのログアウト
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ボーナスヒント
2段階認証は、究極のセキュリティレベルを求める方に必須の機能です。2段階認証とは、スマートフォンなどの別のデバイスや認証アプリを使って、ログインを毎回確認することを意味します。
セキュリティ機能の詳細を知りたい方は、ヘルプセンターをご覧ください。例えば、こちらの記事では、 ご利用のアカウントを保護するための一般的なヒント をご紹介しています!さらに ヘルプセンター では、マーケットやTradingViewに関する情報をどなたでも無料でご覧いただけます。
ご覧いただきありがとうございます!
- チームTradingView
高品質なトレードアイデアを作成する方法今週は、質の高いトレードアイデアを作成して投稿するために必要な要素をご紹介します。
多くの人が、優れたトレードアイデアは、流動性が高く変動のある資産で、確率の高いチャートのセットアップを見つけることに始まりそれで終わると考えていますが、「最高」のトレードアイデアは、マクロ経済分析、ファンダメンタル分析、テクニカル分析、またはそれらの組み合わせなど、複数の分野を組み合わせて1つにまとめたものであることがよくあります。これらのファクターをすべて思考プロセスに取り入れる習慣をつけることで、コミュニティで共有するかどうかに関わらず、より質の高いセットアップが可能になります。
早速始めてみましょう!
質の高いアイデアを生み出すためには、自分自身に問いかけるべき質問がいくつかあり、それはお馴染みの5つの質問に集約されます:
誰に、何を、どこで、いつ、なぜ、です。
まずは「誰」から始めましょう。
誰に --
そのトレードアイデアは誰のためのものですか?トレードアイデアを投稿する時は、そのアイデアが万能であると思い込まないでください。この点でTradingViewが役立つ最も明白な方法は、資産クラスごとに投稿を分類することです。FXトレーダーは主にFXのアイデアを見ますし、暗号資産の投資家が商品先物のスプレッドにさらされることはありません。もっと細かく見ることもできます。トレーダーや投資家によってトレードスタイルが異なることが多いため、同じ資産クラスであっても、長期的な投資アイデアが短期トレーダーには当てはまらないことがあります。トレードアイデアを作成する際には、そのアイデアが誰のためのものであり、どのような戦略に最も適しているのかを読者(そして自分自身)に明確にすることが大切です。
何を --
ほとんどのアイデアは、この質問に見事に答えています!それはとてもシンプルです: 最も重要なのは、このアイデアは何のものであるか?ということです。そのアイデアが株式市場のショートでも、暗号資産のロング/ショート・スプレッドの構築でも、あなたのアイデアがトレードの核心が何であるかを明確に示しているかを確認してみてください。
なぜ --
これは、優れたトレードアイデアの核心です。誰かがあなたのビジョンに沿って資金を投入し、お金をリスクにさらすべき理由は何でしょうか?トレーダー、特に新人トレーダーは、この質問に対して、プライスパターン、インジケーター、チャートの描画を組み合わせて、それらの方向性が合致することで、すべてのシステムがうまくいくからと考えるのが一般です。特に資産に強いトレンドがある場合には、この方法が「なぜ」という問いに対する妥当な答えになることもあります。
しかし往々にして、このアプローチだけでは十分に深く掘り下げられないことがあります。チャート上でロングのテクニカル・セットアップが、企業の業績見通しが悪化している銘柄であったらどうでしょうか?あなたがトレードしようとしているディセンディング・トライアングルが、より大きな強気相場の中で発生しているとしたらどうでしょうか?このように、ファンダメンタル分析やマクロ経済の理解など複数の分野の知識を取り入れることで、トレードアイデアの質を高めることができます。取引対象の資産を取り巻く状況のいくつかを理解することで、確率を有利にすることができるでしょう。
肝心なのは、どの市場においても現在の価格は将来に対するコンセンサスを織り込んだものであるということです。ですからその価格が大幅に間違っている可能性があるという「理由」を説明することが重要です。
どこで/いつ --
なぜ「今」が、そのアイデアを実行するのに適切な時期なのかを説明することが重要です。ここではテクニカルが非常に役に立ちます。大まかに言って、ほとんどの資産のファンダメンタルデータは、数週間に一度程度の更新で頻繁には発表されません。株式の場合、ファンダメンタルデータが発表されるまでの期間はさらに長くなります。このため、プライスパターンやインジケーター、ローソク足チャート、その他のテクニカル分析を活用することは、リスクを定義し、エントリーをピンポイントで行い、全体としてより効率的なトレードを行う上で非常に役立ちます。
これは、クリーンなチャートの出番でもあります。トレーダーのポジショニング、需要と供給のゾーン、その他のファクター(テクニカルが説明するのに役立ちます)が、アイデアのタイミングとリスクにどのように影響するかを特定することが重要ですが、TradingViewでアイデアを公開する際、チャートはこれらの情報を伝えるための最も見やすく、一般的な方法の一つです。これらの項目を明確に定義することで、トレードアイデアの質を大幅に向上させ、重要な情報を明確に伝えることができます。
以上が、優れたトレード・アイデアの核となる重要な質問です!このフレームワークが今後の投稿にどのように反映されるのかを楽しみにしています。
他にも質の高いトレードアイデアを生み出すために必要なものがあると思われる方は、以下にご投稿ください!
また、トレードアイデアのエディターズ・ピックへの掲載をご希望の場合には、編集チームでの検討の為、こうした公開チャットに投稿してください: jp.tradingview.com
よろしくお願い致します!
- TradingViewチーム