ネガティブセンチメント下でのポンドドル:短期売り回転の狙い方今回はポンドドルの相場解説です。現在、イギリスの中央銀行であるBOE(Bank of England)は、利下げに対して多少積極的なスタンスを取っています。この影響で、次回の政策金利発表までは市場全体のセンチメントがネガティブになっています。簡単に言うと、利下げの期待感が高まっているため、ポンドに対する売り圧力が強まっているんです。
ただ、注目していただきたいのは、先物が1.3127付近で推移している点です。この付近では、売りが入ってもなかなか価格が下がらない状況が続いています。つまり、下がりそうで下がらない、いわゆる底堅い動きが見られるわけですね。
こんな状況で僕が推奨したいのは、13の戦術の1つである『短期逆張りデイトレード戦術』を使った売り回転です。どういうことかというと、今の市場では、上昇トレンドが出にくい状態であるため、短期的な価格の反発を狙って、こまめに売りポジションを回転させる手法が有効です。要するに、小さな反発で利を積み重ねる戦術です。
特に、下がりきらない場面では短期的に逆張りを仕掛けることで、リスクを抑えつつ利益を狙うことができます。こうした相場環境では、無理に大きな利益を狙うのではなく、小さな動きに対応するデイトレード戦術を活用していくことが重要です。
ポンドドルの今後の動きに注目しつつ、冷静な判断でトレードに臨んでください。
コツコツドカンを防ぐための感情コントロール術
トレードの失敗の大半は、余計なトレードによる獲得利益の剥奪、いわゆる“コツコツドカン”という現象です。私の経験から言っても、1円も稼げなかったから撤退したという人は見たことがありません。なぜなら、トレードは売るか買うかの2択ですから。では、この余計なトレードとは何でしょうか?それは、計画にない、感情的で衝動的なトレード。
皆さんも経験があるかもしれませんが、金曜日が雇用統計でしたし、土日もトレードできませんから月曜日の午前などは、なんとなくでトレードしたくなるものです。
その感情の根底にあるのは“損得勘定”です。私たちはそれを“損得感情”とも呼んでいます。
まず、損得勘定とは何か?それは、自分中心の考え方であり、相場を客観的に見ることができなくなる原因です。相場で成功するには、己を滅して、相場を中心に考えなければなりません。
例えば、こういった感情が芽生えることはありませんか?
• 損したくない
• 儲け損ないたくない
• モトを取りたい
• 人よりも得したい
• ただでもらいたい
• 取り返したい
• 勝たなければいけない
• 相手を利用したい
• 焦りや恨み、妬み、人の不幸を喜ぶ
これらは、すべて損得勘定に基づく感情です。損得勘定は私たちの本能でもあり、後天的なトラウマや性格、人生経験からくる歪んだマイルールも影響します。
ビジネスの世界では損得勘定をなくすべきだというのは、ある程度周知の事実です。しかし、その作動原理や解決方法を実践的に教えている場所は限られています。精神的な修行を推奨する場所もありますが、実際にどうすれば損得勘定をコントロールできるかは、具体的な方法が必要です。
では、損得感情が発生する脳の部位について少しお話ししましょう。損得感情は、島皮質(とうひしつ)という脳の非常に古い部位で生じます。ここが活発に働くと、感覚器官を総動員して防御反応が起こり、すぐに損得で物事を判断し、努力ができなくなります(東大生などに多いと言われています)。一方で、活動が弱い人は努力はできるものの、その努力が裏目に出ることが多く、特にネガティブな感情のもとになります。
ちなみに島皮質は女性の方が活発だとされており、生理的に無理!とかお得、お買い得、ポイント還元などの損得勘定に反応しやすいのも納得です。
さらに、お金(損得勘定)は高次報酬の一種であり、私たちの脳の「報酬系」領域がその価値を判断します。例えば、線条体や側坐核、扁桃体といった部位では、感覚情報とドーパミンによって報酬の価値が統合されており、これが私たちの行動に影響を与えます。損得勘定は、こうした脳のメカニズムが深く関わっているのです。
じゃあ、どうすれば損得感情をコントロールできるのか?解決方法をいくつか提案します。
1. トレードの遮断:物理的にトレードを中断させる方法として、予定を入れたり、趣味に没頭する時間を作ることが効果的です。
2. ギブの精神を体得する:積極的に無償で提供したり、寄付をすることで、損得感情を麻痺させることができます。
3. 目的意識を持つ:他者の利益を報酬源とし、人を喜ばせることを喜びに感じることが大切です。
4. マインドフルネス:自分の感情を客観的に認識するトレーニングを行いましょう。感情をコントロールするにはまず、感情を知ることが必要です。
5. 確率論を学ぶ:損得勘定を鈍らせ、理性的に判断するためには、世の中がすべて確率で動いているという認識が必要です。トレードも、確率のゲームであることを忘れずに。
皆さん、トレードという仕事は、損得勘定があると成功しません。だからこそ、自分の感情に気づき、それをコントロールできるようになることが重要なのです。
テクニカル分析以外
オプションSQと未到達ピボットに向けたユーロドル戦略:タイミングが勝負こんにちは、トレードアイデアラボの猫飼いです。先週の米雇用統計では、予想を上回る結果が出て米ドルが急騰しました。その影響で一時的にドル高に振れましたが、今後は先物価格が1.1000近辺にあるため、この水準へ戻ってくる可能性が高いと見ています。さらに、週末にはオプションSQが控えており、オプションも1.1000に設定されています。このオプションの効力は11日まで続くため、相場はこの価格帯を意識するでしょう。
注目したいのは、未到達のピボットポイント(Missed Pivot)です。現在、1.1055にありますので、そこまでの上昇を想定し、その後の戻り売りを狙っていきたいところです。ただ、狙い目は明確でも、実際にトレードをする上で一番の課題は「タイミング」です。これはトレーダーにとって最も難しい3つの悩みの1つと言っても過言ではありません。
そこで、タイミングを捉えるために必要な3つの要素を意識しましょう。それは「場所」「時間」、そして「プライスアクション」です。この3つを正確に判断できれば、どのタイミングで仕掛けるべきかが見えてきます。トレードでは、このバランスをうまく取ることが成功の鍵です。
ですので、今回のトレードチャンスを生かすには、週明けの上昇は早い動きが予想されるためタイミングが取りにくく1.1055までの上昇を待ち、そこからの戻り売りのタイミングを見計らっていくことが大事です。
(閑話休題)ご覧頂いている方へ注意喚起(前回の4時間上昇3波ロングトレードについて)私のだらだらした投稿を、もし詳しくお読み頂いている方がいれば、
一点だけ注意を喚起したいです。
(いらっしゃればですが、、、)
前回のUSDJPYロングトレードについてです。
今の私の1時間足チャートでいうと、赤色2(4時間上昇3波の起点)で、
私は1分足まで一時的に降りて、その上昇転換を見て買いました。
その根拠は以前記載したとおりです。
ですが、そのエントリーを真似しようとは思わないでください。
勝手にお名前を出して恐縮ですが、例えば100億円トレーダーさんが
直近YoutubeやXに投稿されているようなエントリータイミングが、
まさにスタンダードです。
敢えてはっきり言うと、これが正解だと思います。
是非見てください。
私の場合は、単に性格の問題を抱えていて、
底を拾える優位性があると思っているのに拾いに行かないのが、
どうしても嫌なだけです。
本当なら100億円さんのような標準形トレーダー(高勝率)に
なりたいものです。
私が使ったようなエントリー方法を用いると(私も多くは1時間足で
エントリーしますが、一部のトレードで1分を使います)
では、究極の高勝率トレーダーにはなれません。
エントリー時に1回や2回の負けは、もともと所与のもので、
結果的にR/Rが10を超えるのも当たり前、のようなポジションを
構築できればそれでよしという考え方です(1分足エントリーについては)。
総合すれば、低~中勝率&ハイリスクリワードのトレーダーです。
とはいえ、環境認識は比較的プレーンだと思いますし、
エントリーに癖があるだけですので、主に環境認識を
ご参考にされてください。
閑話休題でした。
ユーロ円のトレードアイデア:先物価格を確認しながらの賢い売り方どうも、トレードアイデアラボの猫飼いです。ユーロ円のトレードアイデアについてお話しします。ユーロ円はクロス円ですから、当然ながらドル円の動きに大きく影響を受けます。しかし、今注目すべきはユーロドルの下落基調です。ユーロドルが下落しているということは、ユーロ円も影響を受けてくるということですね。
では、どこでエントリーするか? 答えは明確です。PPピボットポイント160.00まで価格が戻ってくれば、それが絶好の売り場になります。ピボットポイントというのは、サポートやレジスタンスの目安として多くのトレーダーが見ているポイントです。ここまで戻れば、売りで狙っていくのが一つの戦略です。
さらに、ユーロ円の先物価格も現時点では158.05と下に位置しており、しかも今後の先物価格もさらに下(156.55)を示しています。こういった状況を考えると、ロットを大きく張る必要はありません。むしろ、ロットをセーブしながら売りポジションを持っておけば、自然に利益が積み上がるような状況と言えるでしょう。タイミングでみんな悩むわけですが、ロットを下げるだけでタイミングは悩みの種ではなくなります。※もちろん勝率の高い手法が大前提ですが。
このように、シンプルなトレードアイデアこそが、長期的に安定して利益を生む秘訣です。難しい理論や複雑な手法ではなく、基本に忠実で、しっかりとした根拠を持つことが重要です。FXは確かに何十倍にも増やせる可能性を秘めていますが毎月、倍にするだけで良くないですか?
1万円→2万円→4万円…..このまま計算してみてください。1年後にはまとまった資金になるはず。
このように1万円を丁寧に回して増やしていく体験が自信にも繋がるはずです。
皆さんもぜひ、このトレードアイデアを参考にして、ユーロ円の動きをチェックしてみてください。そして、次のトレードチャンスをうっかり見逃さないようにしましょう!
では、皆さん、引き続き頑張っていきましょう!
株式市場の暴落を予測した「ヒンデンブルクの予兆」。株式市場の暴落を予測した「ヒンデンブルクの予兆」。
「ヒンデンブルクの予感」は、潜在的な大幅な下落や株式市場の暴落を予測するために設計された財務分析のテクニカル指標です。
このインジケーターについて覚えておくべき主な要素は次のとおりです。
定義と起源
1990年代にジム・ミーカによって導入されました。
予期せぬ災害を象徴する、1937 年のヒンデンブルク飛行船事故にちなんで名付けられました。
機能している
- ヒンデンブルクの予兆は、株式市場で複数の条件が同時に満たされた場合にトリガーされます。
- 多数の銘柄が 52 週間の新高値と安値の両方を記録しています (通常、銘柄の 2.2% 以上)。
-新高値の数は、新安値の数の 2 倍を超えてはなりません。
- 株価指数は上昇傾向にある必要があります (50 日移動平均または 10 週間移動平均がプラス)。
-マクレランオシレーター(感情指標)はマイナスでなければなりません。
解釈
-これらの条件が満たされると、オーメンは潜在的な市場の不安定性と大幅な下落リスクの増加を示唆します。
-シグナルは 30 営業日間アクティブのままです。
信頼性
-インジケーターは、1987 年のようないくつかの歴史的なクラッシュを正確に報告しました。
-しかし、多くの誤った信号も生成するため、その信頼性には議論があります。
使用
-通常、売りシグナルを確認するために、他の形式のテクニカル分析に加えて使用されます。
-トレーダーは、ポジションを調整したり、市場監視を強化するためのアラートとして使用したりできます。
他のテクニカル指標と同様に、ヒンデンブルグ オーメンは確実ではないため、他の分析ツールと組み合わせて使用する場合は注意が必要であることに注意することが重要です。
次の写真では、ダウ・ジョーンズで「ブラック・スワン」高調波図が検出されました。これは株式市場の暴落または強い調整の前兆です。
カナダ政策金利発表前です 米・カナダ金利差はちょうど良い状態トレードアイデアラボさて、今日の相場解説です。まず、注目すべきは米ベージュブックとカナダの政策金利発表です。
カナダについては、インフレが緩和されていることから、6月と7月の2回の会合で連続して政策金利を引き下げることを決定しました。現在の4.75%から4.5%に引き下げると発表しています。カナダ銀行が利下げを行うのは、4年3か月ぶりに利下げに踏み切った6月に続いて2回連続でしたね。今日もまた利下げが行われる可能性がありますが、米国債の金利と比べて見ても以前は米国債利回りを上回る勢いでしたが、なんとかカナダの金利は低め安定で落ち着いています。これ以上利下げするとカナダから資金が逃避しかねないため追加の利下げはしないだろうと思っております。
どちらにしても今日に関してはカナダドルはやめた方がいいかもしれませんね。バイザルーモア、セルザファクト(噂で買って、事実で売る)になりかねません。
米国債の方も見ておきましょう。ここのところ、米国債への資金流入で利回りが低下していましたが、最近では金利が戻ってきています。年内の追加利下げは無いという見方が強まってきているため、4.1%から4.5%で落ち着くでしょう。そのため、米ドルは不安定な動きが続く可能性があります。ドルストレートの取引はやりにくい状況ですね。
最後に、要人発言についても触れておきます。皆さん、各国の要人発言はチェックしていますか?意外と見ていない人が多いですが、各国の中央銀行の総裁がタカ派なのかハト派なのかくらいは把握しておくべきです。これは今後の相場を読む上で非常に重要なポイントですよ。以上、今日の相場解説でした。
トレーダーに必要な13の要素をコンプしない限り負けるリスクがある。
皆さんも熱心にFXの勉強されていることと思います。しかし、書籍をいくら買い漁っても、所詮はエントリーレベルの知識か、著者の宣伝広告目的に過ぎないことが多いです。勉強の一助にはなりますが、職業としてトレーダーを目指す場合には、これだけでは到底不十分です。また、インジケーターや自動売買に頼って、「これが自分の代わりにトレードをしてくれる」なんて幻想を抱いていると、相場の中で植物状態になっているようなもので、自然の猛威に晒され朽ち果ててしまうでしょう。
重要なのは、本を読んで満足することではありません。もちろん本やブログで学ぶことは良いことですが、本当に大事なのは、自分をプロレベルに引き上げてくれるような、本当のプロトレーダーを見つけることです。トレーダーとして独立するための要素は13ありどれかが欠けても上手くいきません。モグラ叩きのように、1つ課題を解決するとまた1つ問題が出てくるというイメージ。ですから、ネットやこのTradingviewでひたすら他人を観察し、これだ!と思う人物や、信頼できる情報源を探し出し、それに基づいて成長していくことが、成功への近道です。ですから、ただ知識を詰め込むのではなく、プロの視点を得るために、本当の情報源を見極める目を養ってください。
プロトレーダーはフィボナッチやピボット、移動平均線、メンタルなどについても独自の見解や相場観を持っているもので、ちょいと質問するだけで初心者さえもなるほど!と納得させられる見識と説得力があるものです。
トレーダーとして独立するための13の要素:
・トレード倫理
・正しい手法
・ツールの使い方
・環境認識
・トレード戦略
・9つの場所の情報
・13の戦術
・5つの防御
・精度の高いトレードアイデア
・正しい演習方法
・メンタルコントロール
・資金管理(予算管理、ポジション管理、正しいロット計算)
・トレードの永続性
中央銀行の金融政策が金相場に与える影響jp.tradingview.com
中央銀行の利下げ割合が金価格の上昇のトリガーになっているが、低金利だからと言って金価格が上昇を続けているわけではない。低金利時代に突入すると、金相場は他のアセットクラスとの比較によっては買い支えられないことがある。
最近では、カナダ銀行、欧州中央銀行、イングランド銀行、中国人民銀行など、金利引き下げに踏み切る中央銀行が増加している。
また、最新のFOMC(米連邦公開市場委員会)では、パウエル議長が経済指標次第では9月に利下げの可能性があると指摘した。実際、FedWatchツールでは、9月の利下げを確実視している。FRBに追随し、今後はより多くの中央銀行が利下げに踏み切ると予想され、金価格の上昇につながる可能性がある。
一方で、日本銀行は更なる利上げの可能性を示唆した。今後、注目すべきはドル建て金先物相場と円建て金先物相場のスプレッドなのかもしれない。
S&P500 指数チャート左にリーマンショック時、右側に現在のチャートを並べてます。
奇妙な一致ですが、2007年も今年も7月16日を起点にどちらも10%程度の大きめな下落を経験してます。
下落を起こす前の価格の上昇も似たような形ですね。
2007年のリーマンショック時は、7月16日の12%下落から急回復して若干高値を更新したのが約3ヶ月後の10月11日です。そこを起点にリーマンショックと呼ばれる歴代最大級の下落の一つとして世に周知されました。
今回の7月16日からの下落も8月5日に底を打って急回復している姿はなんとも2007年に類似してます。
米国の失業率の上昇、史上2番目に長く深い逆イールド、また最近ではサームルールの発動など不安定要素も米経済にちらほらみられ始めた昨今、クラッシュだけはなんとか避けていただきたいものですが、チャートに目を移すとなんとも気持ちが悪い一致です。
恐怖指数が示す市場の不安:日経平均ボラティリティ指数を読み解くjp.tradingview.com
8月7日の東京株式市場で日経平均株価が激しい値動きとなっています。取引開始直後は一時900円超下げる場面もありましたが、急速に持ち直しました。
日銀の金融政策決定会合での植田和男総裁の「タカ派」発言が日本株急落の要因の一つでしたが、北海道函館市で開かれた金融経済懇談会での日銀の内田副総裁は、「金融資本市場が不安定な状況で、利上げをすることはない」と述べました。「当面、 現在の水準で金融緩和をしっかりと続ける必要があると考えている」とも語り、追加利上げに対する株式市場の警戒感が和らぎました。
政府・日銀高官の発言に振り回されている株式市場ですが、「恐怖指数」とも呼ばれる日経平均ボラティリティ指数を分析したところ、数値は7月23日に45.63となり、Warning(警告)レベルを超えていました。これは、株式市場が非常に不安定な状態にあることを示しています。ボラティリティの急速な変化を事前に知ることができれば、資金とトレードの管理が容易になり、市場の波にのみ込まれることが少なくなります。
警告レベルは40を超えたときだけではなく、20を下回ったときも市場参加者は注意が必要です。数値が20を下回ると「嵐の前の静けさ」と言える状況に陥り、市場の動きが読みづらくなります。例えば、普段は市場全体の動きと連動する騰落銘柄数の変化が、この状況下では連動しなくなることがあります。
今回のような荒れた相場は滅多に起きませんが、それでも、市場参加者はいざというときの準備を怠るわけにはいきません。
ドル円とCFTC 円投機ポジションの長期推移から見るドル円の売買タイミングCFTCの円投機ポジション(IMM円先物投機筋ポジション)からはドル円のセンチメントを読み取ることが出来ます。
円投機ポジションが極端に偏っているとドル円は急速に逆方向に動きやすい傾向があります。
ネットポジションが大きくプラスの場合にはその後ドル円は上がりやすく(円安に振れやすい)、
逆にネットポジションが大きくマイナスの場合にはその後ドル円は下がりやすい(円高に振れやすい)
といった傾向を読み取れます。
例えば2007/6や2024/7はネットポジションで-18万を記録しており、それまでに積みあがっていた円ショートの巻き戻しもあると思いますが
その後大きなリバウンドもなく10円20円の円高になっていることが分かります。
逆にグラフの各所に見えるネットポジションで+5万を記録したあたりが円高のピークになっており
その後円安に傾きだしていることも分かります。
ただしこれらはあくまで過去の情報から読み取れる範囲ではそうだったというだけで
今後も必ずしもそのようになるというわけではない点にはご注意ください。
このアイデアにある円投機ポジションの可視化チャートは当初はスクリプトとして公開したかったのですが、
TradingViewのハウスルール上、スクリプトとして公開することができませんでした。
そのため、以下に全コードを記載していますので各自でpineスクリプトを作成してみてください(コピペでOKです)
ここから----
//@version=5
indicator("CFTC: JPY speculative net positions", precision=0, timeframe = "1W")
import TradingView/LibraryCOT/2 as cot
var cftcCode = cot.currencyToCFTCCode("JPY")
maLen = input.int(40, minval=1, title='Weekly SMA Length')
// Function to request COT data.
dataRequest(metricName, direction) =>
tickerId = cot.COTTickerid('Legacy', cftcCode, false, metricName, direction, "All")
value = request.security(tickerId, "1D", close, ignore_invalid_symbol = true)
if barstate.islastconfirmedhistory and na(value)
runtime.error("Could not find relevant COT data based on the current symbol.")
value
// Positions
nonComLong = dataRequest("Noncommercial Positions", "Long")
nonComShort = dataRequest("Noncommercial Positions", "Short")
nonComNet = nonComLong - nonComShort
comLong = dataRequest("Commercial Positions", "Long")
comShort = dataRequest("Commercial Positions", "Short")
comNet = comLong - comShort
totalLong = dataRequest("Total Reportable Positions", "Long")
totalShort = dataRequest("Total Reportable Positions", "Short")
totalNet = totalLong - totalShort
nonRepLong = dataRequest("Nonreportable Positions", "Long")
nonRepShort = dataRequest("Nonreportable Positions", "Short")
nonRepNet = nonRepLong - nonRepShort
sma = ta.sma(nonComNet,maLen)
plot(nonComLong,"Noncommercial Long",color=color.new(color.green,50), display=display.none)
plot(-nonComShort,"Noncommercial Short",color=color.new(color.red,50), display=display.none)
plot(nonComLong-nonComShort, "Noncommercial Net",color=color.blue, style=plot.style_columns)
plot(comLong,"Commercial Long",color=color.new(color.fuchsia,50), display=display.none)
plot(-comShort,"Commercial Short",color=color.new(color.orange,50), display=display.none)
plot(comNet, "Commercial Net",color=color.maroon, display=display.none)
plot(totalLong,"Total Long",color=color.black, display=display.none)
plot(-totalShort,"Total Short",color=color.yellow, display=display.none)
plot(-totalNet,"Total Net",color=color.navy, display=display.none)
plot(nonRepLong,"Nonreportable Long",color=color.new(color.teal,50), display=display.none)
plot(-nonRepShort,"Nonreportable Short",color=color.new(color.olive,50), display=display.none)
plot(nonRepNet,"Nonreportable Net",color=color.silver, display=display.none)
plot(sma, "MA: Noncom Net", color=color.lime, linewidth=2)
----ここまで
ショックイベント時の各通貨の動向
先週の雇用統計を受けて、いよいよ暴落が訪れる?などというきな臭い話題があちらこちらで聞かれるようになりましたが、今回の株価の低迷が一時的な調整なのかそれとも本格的な下げ相場の入り口なのか、時間が経過しないとそれはわかりませんが、仮に何らかのショックイベントだった場合のために各通貨の動きをおさらいしてみました。
チャートに表示した期間は2020年のコロナショック時の各通貨の動向とSP500指数を下に表示してます。
まず最初に見るべきは、ドルインデックスの動きですが、初動から中盤にかけて、大きくドル売り、そして中盤から後半にかけて大反発する動きが確認できます。
これは、リスクオフ通貨(スイスフラン、ユーロ、円)が初動で大きく買われるため、ドル売り方向に動きます。一方、リスクオン通貨であるポンドや資源国通貨であるオセアニアとカナダドルの合わせて4国の通貨は比較的緩やかな下降が初動から中盤にかけて観測され、中盤以降は本格的な下落となります。
このような傾向のために、米ドルの動きとして、初動は、リスクオフ通貨の強烈な買いに押されてのドル売り、そして一巡して暴落中盤以降は、リスクオン、オフ通貨の両方が同時に売られる局面を迎えるため、強烈なドル買いを起こしています。
ちなみに、金利が現在と近かった、リーマンショックの時の各通貨の動きも同様に確認してますが、若干の誤差はありますが傾向としてはコロナショック時と同様な動きです。
先行して、7月に入ってから円とスイスフランの大きな買いが入ってます。円の買いに関しては、他にも色々な側面があるとは思いますが、フラン買いは先月から注目してましたし積極的にトレードを展開していましたが、クロスフラン通貨ペアなどをみても一足先にリスクオフの展開を予言しているような動きでした。
もしも今回の下げが一時的なものでなく、何らかのショックだった場合、株価の下げはまだ入り口の初期段階であり、その点をショック時の各通貨の傾向と照らし合わせると、この先、更なるリスクオフ通貨の買いによって、ドル指数は急低下、そして、暴落の中盤から大きな巻き返しのドル買いなんていうシナリオも考慮しながらマーケットの動向を注視してます。
金ゴールドのトレードアイデア 7月限月最終取引日通過で2:00から再上昇 #トレードアイデアラボ金は昨日までポジション調整の売り方向でしたね。本日は直近限月の最終取引日を通過して2:00より上昇に転じました。待ち構えてロングし手仕舞いです。
このトレードで今月は終了し予算も達成しました。さっそく次月の予算を立てましょう。
トレーダーはれっきとした職業ですので予算を立てることができます。
予算を立てられないと思っている人は、なぜトレードをするのでしょうか?
得られる収益を知らずにトレードをするのはギャンブルだと思っている証拠です。
とはいえ、予算のベースとなるのは正しい手法ですから、
手法が確立されていないなら予算は立てられないと言えます。
そもそもトレード手法とはどのようなものか?
手法というのはトレードアイデアを立案するための必要十分な情報を目の前のチャート(または外部の)から集めるための手順に過ぎません。この手法が確立されていれば勝率は50~60%と安定します。さらに優位性を身に着け勝率を70~85%に上げていきましょう。
ご自分の手法を検証したり試行錯誤している最中であれば、必要十分な情報が何と何かわかっていない可能性があります。これは電子書籍やYOUTUBEで探しても教わることはできませんので常に資金を失う危険性をはらんでいます。
僕らは1数年前からTradingViewを使っておりますが、手法は何ら変わらず継ぎ足し継ぎ足しで同じ味を守りつづけています。
対ユーロのフランのレートは0.9500 スキャル戦術を中心に #トレードアイデアラボフランは対ユーロのレートにとても憂慮しており、ユーロフランが下がらないようにしている。0.9500が防戦のラインですが、スイス中銀も売り圧力を一旦解消してからフランの売り支えをするかもしれませんので注意が必要です。
0.9500を中心とした戦術をしばらく続けましょう。
上下どちらかの急激な動きに注意です。
ぼくがトレビューで情報発信し続けて12年になる理由。
それは、プロとして安定した利益を出し続けるには、トレビュー(TradingView)のような包括的な情報ツールが不可欠だと確信しているからなんだ。
最初は、誰だってツールなんていらない、自分の直感や経験だけで十分だと思うもの。でも、いずれ必ずその限界にぶつかる。市場はそんなに甘くないからね。トレーダーのその日の計画書とも言うべき“トレードアイデア“を立てるにはトレビューでしか手に入らない情報が必要なんです。
トレビューを使い始めると、その便利さと情報の豊富さに驚くだろう。チャートの分析から、トレードのアイデア、コミュニティのサポートまで、すべてが一つのプラットフォームに集約されているんだ。FXだけじゃないよ、株式相場や債券相場、先物相場などおよそトレーダーが必要とする情報が全て手に入る。
え?FXトレーダーだから株式はやらないって?そういう人にこそ伝えたい。FXと株式は相互に関連し合ってるからFXトレーダーこそ株式も勉強する必要があるんだよね。
初心者だって、使い続けるうちに気づくことがある。それは、ただ情報を受け取るだけじゃなくて、アウトプットすることの重要性だ。自分の考えやアイデアを発信することで、より深く学べるし、他のトレーダーとの交流も生まれる。これが、自発的に気付いてくれるということなんだよ。ここではSNSと違ってトレーダーのレベルが丸裸にされちゃう。いい加減なトレード講師はトレビューには存在し続けることできないよ。
ぼくの理想の同志っていうのは、まさにそんなトレーダーたち。自分の成長のために、ツールを使いこなして、どんどん情報を発信していく。彼らが自分の力で成功をつかむのを見るのは、何よりの喜びだ。だから、これからもずっとトレビューで情報発信を続けていくつもりさ。自分の経験をシェアして、少しでも多くの人がトレードで成功できるようにね。
乗り遅れや早過ぎを防ぐ:トレードのタイミング術トレードで途中下車することって、よくありますよね。自分のスケジュールだったり、思いがけず利が乗った場合なんかがそうです。でも、ここで大事なのは、次に乗る場所を自分でいつでも合理的に決められるかどうかなんです。これができないと、降りたあとに苦悩することになってしまいます。
例えば、利が乗ったと思って降りたものの、その後も利がどんどん伸びていたらどうでしょうか?「ああ、あのまま持っていれば…」なんて後悔することになりますよね。逆に、乗り遅れたり、早すぎたりしてタイミングを逃すこともあります。これではトレードの醍醐味を感じるどころか、むしろストレスが溜まるばかりです。
獲りそびれた利益を悔しく思うこと、ありますよね。でも、それを改善しない限り、永遠にこのような負のスパイラルが続いてしまいます。だからこそ、次に乗る場所を冷静に、合理的に決めるスキルが必要なんです。これができるようになれば、トレードの一つ一つがもっと意味のあるものになり、結果として成功に近づくことができるんです。
トレードは、常に学びと改善の連続です。途中下車するのも一つの戦略ですが、その先を見据えて行動することが、本当の成功への鍵なんです。
最初からプロを目指せ!FXトレードで成功するための必須知識FXトレードを始めたばかりの初心者の皆さん、こんにちは。今日は少し辛口な話をしますが、最後まで読んでください。あなたの未来のトレード人生を守るための大切なアドバイスです。
ぼくはずっと不思議に思っていました。プロのトレーダーになりたいと熱く語る人が、まるで幼稚園のような「初心者向けトレードYOUTUBEチャンネル」を喜んでみているんだろうって。
YOUTUBEの「FX初心者チャンネル」を見ているあなたへ
まず最初にお尋ねしますが、YOUTUBEの「FX初心者チャンネル」や「これ見てダメならFX諦めましょう」という動画ばかり見ていませんか?確かに、こうした動画は初心者にとって手軽に情報を得る手段かもしれません。しかし、トレードは学校の勉強とは違います。あなたが相場に参加した瞬間から、そこはプロの世界なのです。
トレードはプロの世界
FXトレードは、趣味や遊びではありません。プロフェッショナルたちが真剣に取り組んでいるビジネスです。もちろん、掛け金が少なければ全額負けても大した痛手にはならないかもしれません。しかし、負けるということは、稼げないということです。そして、稼げないことは、時間と労力の無駄に繋がります。
初心者が陥りがちな罠
私がかつて指導した初心者トレーダーの多くは、YOUTUBE動画や書籍、ネット広告に惹かれてFXを始めました。ある程度の基礎知識を得た気になり、実際にトレードを始めます。しかし、ほとんどの人がすぐに大きな壁にぶつかります。なぜなら、そこで得られる情報は表面的なものが多く、実際のトレードに必要な深い知識や技術は身につかないからです。
プロの知識と技術を学ぶ必要性
例えば、パン屋さんになるのに本だけで開業する人はいないでしょう。実際には、専門学校で技術を学び、現場での経験を積んで初めてプロとしてやっていけるのです。FXトレードも同じです。YOUTUBE動画や書籍、ネット広告で知った胡散臭いFX教材ではなく、ちゃんとしたFXの専門学校で学ぶことが重要です。
本物のプロ知識を手に入れるために
FXトレードで成功するためには、最初からプロレベルの知識と技術を学ぶことが不可欠です。これは単に知識を詰め込むだけではなく、実践的なスキルを身につけることを意味します。専門学校や信頼できるトレードコーチから学ぶことで、あなたは実際に勝てるトレーダーになるための道を歩むことができるのです。
具体的な学びのステップ
まずは、基本的なFXの仕組みや用語を理解することから始めましょう。これには、主要な通貨ペア、取引時間、スプレッド、レバレッジなどがあります。そして、次にテクニカル分析とファンダメンタルズ分析の基礎を学びます。これらは、チャートの見方や市場の動きを予測するための重要なツールです。
テクニカル分析の基本
テクニカル分析では、チャートを用いて過去の価格動向を分析し、未来の価格を予測します。主要なテクニカル指標としては、移動平均線、ボリンジャーバンド、RSI(相対力指数)などがあります。これらの指標を理解し、実際のトレードにどう活用するかを学ぶことが重要です。
ファンダメンタルズ分析の基本
一方、ファンダメンタルズ分析では、経済指標やニュース、政策などをもとに市場の動向を予測します。例えば、GDP成長率、失業率、中央銀行の金利政策などが重要な指標となります。これらの情報を収集し、分析することで、テクニカル分析と組み合わせてより正確な予測が可能となります。
実践的なトレードスキル
知識を身につけたら、次に実践です。デモトレードを活用し、実際の市場でのトレードをシミュレーションします。これにより、リスクを取らずに実際のトレード環境で練習することができます。デモトレードで一定の成果を上げられるようになったら、少額のリアルトレードを開始します。
リスク管理とメンタルコントロール
トレードで成功するためには、リスク管理とメンタルコントロールも重要です。どんなに優れた戦略を持っていても、リスク管理ができていなければ、大きな損失を被ることになります。また、メンタルコントロールができていなければ、冷静な判断ができず、感情に振り回されるトレードをしてしまいます。
専門学校や信頼できるコーチの重要性
以上のような知識とスキルを身につけるためには、専門学校や信頼できるコーチから学ぶことが不可欠です。彼らは実践的な経験と知識を持っており、あなたがプロのトレーダーとして成功するための道を示してくれます。
成功するための道のり
最後に、成功するための道のりは決して平坦ではありません。多くの試行錯誤と失敗を経験することになるでしょう。しかし、その過程で得られる知識と経験は、あなたを強いトレーダーに育ててくれます。焦らず、じっくりと学び続けることが成功への鍵です。
まとめ
FXトレードで成功するためには、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析の両方をバランスよく活用し、リスク管理とメンタルコントロールを徹底することが重要です。そして、信頼できる専門学校やコーチから学ぶことで、プロのトレーダーとしての知識とスキルを身につけることができます。
YOUTUBE動画や書籍、ネット広告に頼らず、本物の知識を手に入れましょう。あなたのトレード人生が成功することを心から願っています。
ドル円展望6月4週目~なんですが...今月も残り1週間となりました。
ドル円は今年行われた為替介入前の高値160円を目前とした位置まで上昇して来たようです。
特に先週はずっと日足で陽線続きで、後半に来るにしたがって上昇幅も次第に大きくなってきています。
週足としては大陽線となり、短期足では浅めではありましたが時折押し目も作りながら先週の引け迄ずっと上げ続けてきました。
そして、158円を超える辺りからは更に介入警戒感も高まる中、結局先週は介入が有りませんでした。
ドル円が下落する可能性のあるファンダ要素でもあるフランスのEU離脱問題も現在はなぜか沈静化していますが、結局まだ何も終わっていませんし、アメリカの経済指標悪化からくるドル安の動きもまだ健在です。(ドル安は現在の円安程では有りませんが、今の円安程一辺倒な動きでは有りませんので今後もアメリカの各データ次第でドルは単体で見た時指標結果に応じて上下すると思います)
円は今も兎に角安く、今年に入ってからは為替介入時に買われた時以外はほぼ円安で続いていますが、この円安が終わるまではドル円が上昇するという大筋の流れに変わりはなさそうです。
ドル円が下落する理由となるのはやっぱり、円高になる為替介入ですが、これはもうどこで入るかは全く読めませんよね💦
つまり、今のドル円の立ち回りで重要なのは、テクニカルでは無くあくまでもファンダメンタルの行先とその事実、及び信憑性になります。まぁ勿論テクニカル無しで闇雲にはトレードできませんけどね...。
EU問題に関するヘッドラインに耳を研ぎ澄まし、アメリカの経済指標の結果と事実を精査し、介入への警戒感を最大限行い、それぞれの情報に対しての信憑性を素早く且つ正しく判断して反応していく事がこれからのドル円の動きを読む上で最重要項目になります。
まぁつまり、毎日見ているチャートと共にニュースやヘッドラインをしっかり観察して常に最新の情報をアップデートしておきなさいよって事なんですが…突発的に起こったりするヘッドラインを寝ずに監視するなんて不可能なので...じゃあどう立ち回るかって言えば簡単です。
【TPSLを明確化】する。特に、「損切ラインを明確に決めてしっかり逆指値を指す事」です。
実はこれやってない人、未だいるんじゃないかと思うんですけど、心当たりのある人居ませんかね?
私は損切ラインを決めずにトレードするなんて有り得ないですし、利確の指値もそうですが、TPSLを決めてトレードするなんて事は、トレーダーとして至極当然だと思っています。
正直、こんな話をわざわざここで書く事でもないと思ったんですけど...最近ご新規さんが増えた事や、もうそれなりに長くトレードやってらっしゃる筈なのに、未だに損切にビビッて下手な決済してる人とか、懲りずにルール度外視の無理なギャンブルトレードになってしまっている方々をNSNとかで結構多く見かけるので、今週のドル円がどうの…と言うより先ず、今回はトレードをするにあたってめっちゃ大事な事でもあり超基本的な事でもある損切の明確化とその厳守について話します!
先ず初めに言っておきたいのは、私は以前から暫く長期的にドル円はロング、上目線で見ています。
勿論「FX」なので、短期的にショートはしていますが、ドル円の大局であるファンダ的要素から見ても長期的な目線自体は変わらずずっと上のままです。
勿論、為替介入があっても目線は上です。
今回新たにフランスのEU離脱の問題が浮上しましたが、これも一時的なものと捉えているので、仮にこの話が再燃化して一時的なドル円下落要素に発展したとしても、それが落ちつけばまたドル円は上に向いていくと見ています。
ドル円が長期的に下に向かっていくとしたら、よほどのアメリカの指標悪化やそのデータ次第で下振れしていくか、日米の金利差の動向次第かと思いますが、それもまだ今の所は大きな変化はありません。
そこで、この先大きな変化があるまでの間のメイン戦略として、ドル円は(各時間軸で話は多少変りますが)とりあえず今の大局のファンダに従ってロングしとく、という考えです。
その中には、各時間軸におけるテクニカル的な節目でのエントリーや決済をしていく訳ですが、それはいつもの投稿でやってますので今回ここでは割愛します。
ここ迄はドル円についての環境認識と方向性の話でしたが、ここからが本題。
今回の話のメインは損切の設定とその厳守についてです。
正直、ここまでの前置きの方が長くて、この後話す事などほぼ無いのですが...。
要するに何が言いたいかと言うと、今は堅調に推移しているドル円は、この後いつ、どのタイミングで事態が急変するかもしれないドル円の下落要因となる残り時間が不明な時限爆弾を背負っています。
為替介入であったりEU問題であったりアメリカの指標内容であったりと、それらがいつ爆発(起きる)するかを予想するのは難しいです。
まぁ、アメリカの指標について言えば、内容までは予想出来なくとも、いつそれが発表されるかは分かりますから良いのですが、介入やEU問題については全く読めませんよね?
その2つは、完全な不安要素であり、未知数なリスクです。
そのリスクに対しての対策が損切の明確化と徹底ですが、答えを言うと...
・アメリカの指標前にロングでエントリーした場合は、必ずその指標で起こりうる下落を想定した許容範囲を超える位置には逆指値を指す事。(判断材料は個人差があると思いますが、私ならテクニカル的なサポートを割った時などですかね。)
・介入を意識してもしょうがないので、いつ介入が来ても良いようにだけしておく。
つまりは、例えばとりあえずその時点で節目となりそうな過去の目立った高値付近と思われる位置の近くからや、ジワ上げの最中、急上昇に乗じた飛び乗りでロングエントリーすることは避け、どの時間軸でやるにしても必ず許容できる損切位置を決めた上で、それになるべく引き付けてリスクリワードを良い状態に持っていける様に「待つ」事を意識し、下位足の押しを待って優位性の高い押し目買いエントリー狙いを心がける事。
・EUに関しても介入時の対策と同じです。
皆、難しく考え過ぎてませんか?
こういわれたら簡単な気がしてきませんかね?
当たり前過ぎる事ですが、いつだってFXはリスクと隣り合わせです。
リスクなしでは勝つ事は出来ません。
大事なのは、そのリスクとどう向き合っていくかということです。
という事で今回は「リスク管理」の一言に集約された事の一つをかみ砕いてお話させていただきました。
勿論リスク管理には資金管理等も含まれますが、それはまた別の機会に...。
では今週も頑張って無理せずにいきましょう!!!
不確実性の尺度であるボラティリティjp.tradingview.com
ある資産クラスへの投資がリスクが高いと見なされれば、当然、より大きなリターンへの期待も高まります。しかし、リスクの定義や定量化は容易ではありません。リスクを測定する最も合理的なアプローチの一つはボラティリティでしょう。
チャートは、WTI原油先物(CL)価格と原油ETFのボラティリティ(OVX)指数です。わずかながらも目に見える逆相関を示しています。価格が上昇または安定している相場ではボラティリティが低い傾向にあり、その逆もまた同様です。
原油価格の急落は、ネガティブな需要ショック、またはポジティブな供給ショックによって引き起こされるという仮定は、合理的かつ根拠のあるものです。価格ショックとは、まさに予期せぬ出来事や市場全体に影響を与える出来事を指します。
予期せぬショックが原油市場に発生すると、CL価格が急落し、OVXが急騰することがよくあります。
特徴として、CL価格が上昇している時はOVXが安定、もしくは下降していることが多いです。
現在、OVXは低水準にあり、ボラティリティは低い状態です。嵐の前の静けさかもしれませんが、需要が供給を上回ることを示唆する経済指標が発表されれば、CLの上昇相場が始まる可能性があります。
ビットコインと金の価格動向:投資家にとって重要なポイントjp.tradingview.com
ビットコイン価格は、2023年から金の動きを約1週間遅れて追随しています。 これは、投資家にとって重要な情報です。
金価格は、ビットコイン価格の先駆けとなる可能性があります。 つまり、金価格の動きを観察することで、1週間後のビットコイン価格の動きをある程度予測できる可能性があります。
最近、金価格は横ばいから上昇に転じました。 これは、ビットコイン価格も今週中に上昇に転じることを示唆しています。
金価格は新高値を目指している可能性が高いです。 しかし、ビットコイン価格も必ずしも同じように上昇するとは限りません。
ビットコインと金は、奇妙な関係を持っています。 投資家は、この関係を理解し、分散投資の戦略に活かす必要があります。
金とビットコインへの投資は、必ずしも分散投資にならない可能性があります。 両者の価格動向が連動しているため、暴落時には両方の価格が下落する可能性があります。
投資家は、リスク管理を徹底し、慎重に投資判断を行う必要があります。
SPY/GLD: S&P 500 vs. 金jp.tradingview.com
SPY/GLDは、米株式市場と金市場の相対的なパフォーマンスを比較する指標です。
SPYはS&P 500のETFで、GLDが金相場連動型のETFです。この指標は、具体的には、以下の情報を提供します。
**1. リスクとリターンの関係**
* 高いSPY/GLDは、株式市場が金市場よりも高いリスクとリターンの特性を持っていることを示します。これは、投資家がより高いリターンを求めて株式市場に資金を流入していることを意味します。
* 逆の場合、低いSPY/GLD比は、金市場が株式市場よりも安全な投資先と見なされていることを示します。これは、投資家がリスク回避のために金市場に資金を逃避している可能性を示唆します。
**2. 経済状況**
* 一般的に、景気拡大期にはSPY/GLDが上昇し、景気後退期には下降します。これは、景気拡大期には投資家がリスク許容度が高く、株式市場に資金を流入する傾向があるためです。一方、景気後退期には投資家はリスク回避志向になり、金市場に資金を逃避する傾向があります。
**3. インフレ**
* インフレ懸念の高まりは、インフレに対するヘッジとして金市場に資金を流入させるため、SPY/GLD比を低下させる可能性があります。
**4. 地政学的リスク**
* 地政学的リスクの高まりは、安全な資産として金市場に資金を流入させるため、SPY/GLD比を低下させる可能性があります。
**SPY/GLD比を分析することで、投資家は以下のような判断をすることができます:**
* 株式市場と金市場のどちらに投資するか
* 投資ポートフォリオのリスクとリターンのバランスをどのように調整するか
* 現在の経済状況と今後の見通し
(1)の時点では、SPYが下降トレンドに突入していましたが、現在(2)、株式市場は上昇トレンド維持しています。しかし、史上最高値を更新する米株式市場を横目に、金のパフォーマンスが急上昇しています。そのため、SPY/GLDは下降してきています。これは潜在的なインフレ圧力がまだ鎮圧されていないことを意味しているようです。そして、マーケットは、好調とされているアメリカ経済に対する警戒感を強く感じているということでしょう。
CL(オイル)目標地点86.6ドルとして取れるリスク幅はどれくらいか許容リスクを算出するにあたり大事な項目は2つ。
許容リスクと想定リターン(PF)
勝率
・想定リターンは今回日足の前回大きな高値に設定しました。
高値のどの部分まで狙うかは微調整できるとおもいます。
・勝率は今まで取った記録から本人はご存じだと思います。
今回は勝率50%として考えていきたいと思います。
勝率50%でも勝てるPFは1.0(許容リスクに対する想定リターンは同じ)となります。
想定到達点86.6ドル、現在価格80.0から6.6ドルの上昇を見込んでます。
PF1.0想定なのでとれるリスクは同じく6.6ドルなので現在価格から6.6ドル引いた価格である73.4ドルに損切ラインを引けばよいということになります。