チャート分析には様々な分析がありますが、チャートの形から分析するのをフォーメーション分析といいます。 三尊天井とかダブルトップというのがそれにあたります。 ただし、残念ながら多くの方はチャートのパターン(形)だけを見て、フォーメーション分析を使っています。 なぜ、その形になり、なぜ、ポイントとなる価格を更新するとサインが発生するのかといったところが重要なのですが、理解していない方が多いですよね。 それを知っている方は、今回のチャートを見ると、うなってしまうはずなんです。 では、見ていきましょう。 移動平均線大循環分析では、第1ステージですので買いにエッジがある状態ですね。 200日EMAの動きと合わせてみてみましょう。 ボックス相場ではありますが、200日EMAが徐々に切り下がっていましたが、そこから横ばいになり価格が2...
トヨタ自動車 週足チャート 皆さんはこのチャートを見て何を感じますか? 私には、非常に興味深いチャートに見えます。 これぞ、チャート分析の醍醐味だと感じるチャートです。 高値と安値が収斂してきています。 別の表現でいうと膠着している相場に見えます。 これは週足チャートですから、日足で見るとまた違った見え方がします。 けれども、週足チャートが収斂しているわけですから、日足で大きな大きなトレンドになることはありません。 大きなトレンドになるためには、乗り越えていくべきポイントがあり、そこを超えてきたときに大きなトレンドの可能性が出てくるのです。 2015年までのようなトレンド相場は分かり易いですよね。 大きな利益を獲るチャンスでした。 その後の動きは、上手く立ち回らないと対応できない動きでした。 そのような動きになった時...
日経225先物 週足チャート 日経225の動きをみると、今年はパッとしない動きが続いていますね。 相場はトレンド相場とトレンドが無い相場の二つです。 2016年から上昇トレンドが続ていました。 ダウ理論での高値と安値が共に切り上がる動きだったからですね。 そして、昨年の秋から価格が反落し上昇トレンドが破綻しました。 そこから、下降トレンドに移行するには、高値と安値が共に切り下がる必要がりましたが、そうはなりませんでした。 つまり、トレンド相場からトレンドの無い相場になったのです。 その後の価格推移を見ていきましょう。 高値が切り下がり、安値も切り上がる収束の動きになっていました。 ところが、10月に入ってからその動きに変化が出てきました。 切り下がっていた高値が切り上がってきたのです。 この変化にいち早く察知する...
BTCJPY 2018年と同じく今年2019年もディセンディングトライアングル下抜け、 対称三角保ち合い、シンメトリカルトライアングルを下抜けました 100日線割れ、200日線割れです bitFlyer:BTCJPY...
NZDJPY 240分足 トレンドラインを引くことで何が分かるのか。 流れに変化が出てきたところ、変化の兆しを感じることができます。 小さな変化から大きな変化につながるところを探していきます。 直近のトレンドラインと大きなトレンドラインを引くことで、変化を感じましょう。 最初の変化は直近の動きのトレンドラインを更新してきます。 次に、切り返した価格が直前の価格を更新しなくなります。 今回の図の場合、直近のトレンドラインを上抜けたところが、一つ目のヒント、 反落した時に安値を割らないところが、二つ目のヒント、 次にその安値と安値の間の高値を超えてきたところが、三つ目のヒントとなります。 その三つのヒントが連続してくると、大きな変化に繋がっていきますね。 そうです。相場はフラクタルなんです。 さて、直近の動きを見てみまし...
(9041)近鉄グループホールディングス 週足チャート 移動平均線大循環分析でチャートを見ると、第1ステージの安定上昇となっているのが分かります。 これを日足で見ているだけならば気が付かないことも、週足などを見ることでヒントが出てくることがあります。 高値と高値と結んだライン、安値と安値を結んだラインをトレンドラインといいます。 その2本のトレンドラインがトライアングル(三角形)の形を作ることがあります。 そのトライアングルには基本的には3種類あるのですが、今回の形状は「アセンディングトライアングル」という形状のようです。(赤色のトライアングル) 下値が切り上がってきていますので、上げる力が徐々に強くなってきているので上抜けるケースがやや多いとされる形状です。 パターン通りに上抜けてきたのですが、これが壮大な「アセン...
GBPUSD ポンドドル 4時間足 日々アイデア投稿をしていると色々なご質問やコメントを頂きます。 本当にありがたいことで、日々のアイデア投稿の励みになっています。本当に有難うございます。 その中で今回のポンドに関するご質問を頂きましたのでポンドドルのチャートを分析してみます。 ポンドドルの4時間足を見ると、直近の上昇局面のところにトレンドラインを2本入れました。 1本目のところでは、トレンドラインを上抜けするも伸びきれずに反落しました。 けれども、サポレジ転換をして横這いの推移となっていました。 そこから、大循環ストキャスの買いサインが発生し、2本目のトレンドラインも上抜けてきました。 この2本目のトレンドラインを上抜けたところの大陽線のところでは仕掛けていきたいですよね。 暫くしてから移動平均線大循環分析でも、第...
日経225先物 日足チャート トレンドライン・水平線と沢山引きました。 普段の投稿の時はここまでラインを入れませんが、慣れていない方にとっては何を表しているかさっぱりわからないかもしれません。 「なるほど!!」と感じる方もいらっしゃれば、「なんじゃこりゃ!!」という方もいらっしゃると思います。 トレンドラインや水平線をその都度入れていくと、このようにゴチャゴチャしている場合は、トレンド相場ではなく中間波動(調整局面)となっていることを表しています。 トレンド相場であれば、もっとシンプルなラインしか入りません。 中間波動の場合は、このようなゴチャゴチャした動きとなります。 では、この沢山引いたトレンドラインを紐解いていきますね。 青色の右肩下がりの高値からのラインが、8月までのトレンドライン(上値抵抗線)でした。 そ...
EURUSD(ユーロドル) 日足 大局の流れに中に中局の流れがあり、その中に更に小さな小局があります。 つまり、大局や中局がトレンドがあれば、小局もその流れに追随するのがベターです。 逆に、大局や中局にトレンドが無ければ小局もトレンドはありません。 現在、ユーロドルの大局は下降チャネルライン(青色のチャネルライン)となっています。 その中に中局のチャネルラインが入っています。 因みにチャネルラインとは高値と高値を結んだライン、安値と安値を結んだラインが平行になったラインの事です。 直近の動きを見ると、チャネルライン(黒色のチャネルライン)で推移していたのが、少し上抜けしてきたような動きです。 この小さな変化が大きな変化に繋がるかどうかに注目ですね。 このように大局、中局、小局と相場をフラクタル的に見ていくとこで ...
GBPJPY(ポンド円) 日足チャート ポンド円を見ると今年の8月まで下降トレンドが継続していました。 そして、その下がる角度を見るとトレンドの特徴を理解することができます。 トレンドに勢いが出て下降しますが、一先ず下降する角度が緩やかになっています。 ここの動きで多くの方が気持ちが少し緩みます。 そこから、角度が鋭くなって逆Cカーブのような動きから下落しました。 ここでは特に買い方が慌てますね。 この下降トレンドの角度の違いを様々なチャートを見て研究してみましょう。 これに近いパターンが多いことに気づくと思います。 そして、一旦切り返しますが再び下降しますが安値を更新せずにダブルボトムのような形になります。 そして、トレンドラインを上抜けてから戻り高値を超えてダブルボトムが完成した形状となりました。 そのまま上昇...
米10年債利回り 日足 トレードをするときに基本的には金利の動きは直接的には関係ありません。 しかし、金利の動向はマーケットに大きな意味を成すことが多くあります。 だから、私は声を大にして伝えたいことがあります。 それは、「トレードをするのであれば金利をチェックしよう」ということです。 為替をトレードするときは、金利差が拡大したり縮小したりして、それが為替に影響することがありますのでチェックする人もいるでしょう。 ところが、株式をトレードする人の多くは金利の動きは見ていない方や気にしていない方が多いのではないでしょうか。 確かに直接的な影響は少ないかもしれませんが、金利の動きがマーケットに多大な影響を与えていることは間違いありません。 また、TradingViewでは、株も為替も金利も見ることができるわけですから、必ず...
底・天井・・・ 語られている時間足で、底も天井も違います。 では、どの時間足を気にしてトレードしたら良いのでしょう。 または、アイデアに注目したら良いのでしょう。 それは、自分のトレードスタイルによって変わってきます。 今日は、予測アイデアを見るときには、時間足に注意しましょう、 というテーマでビデオを作りました。 それでは、また! その他チャートや仮想通貨の補足 --- 的中アイデアもチャートアイデアの参考になります。 jp.tradingview.com ==================== アクビお気に入り7つテクニカル道具 ==================== ①RSI・MACDダイバージェンス理論 ②アクビ・ウォルフ波動 ③フィボナッチエクスパンション ④一目均衡表 ⑤移動平均線(EMA/GMMA)...
(7951)ヤマハ 週足チャート 混同されやすいのですが、オートバイの会社ではありません。 元々は一緒でしたが、オートバイはヤマハ発動機、 ヤマハは楽器や音響の会社ですね。 チャートを「ダウ理論」をもとに見ていくと、トレンドが見えてきます。 トレンドが見えてくると、トレードのレベルがアップしますね。 では、「ダウ理論」の基本的な考え方を学んでいきましょう。 上昇トレンドは高値切り上げ、安値切り上げの流れとなります。 下降トレンドは高値切り下げ、安値切り下げの流れとなります。 それ以外はトレンドがはっきりとしていない状況ということです。 チャートでトレンドの有無を確認しましょう。 2018年10月には直近高値を更新したものの、 その後の反落で直近安値を割り込み上昇トレンドが破綻しました。 次に下降トレンドに移行するに...
日経225先物 日足チャート 相場はトレンドがある相場とトレンドが無い相場(中間波動)が混在しています。 振り返ると大きなトレンドがあったのに、それを丸ごと取りきることは難しいといったことがあります。 日経225も昨年の秋までは上昇トレンドがありましたが、現在は中間波動の動きとなっています。 トレンドの基本をおさらいしましょう。 上昇トレンドであれば、高値が右肩上がり、安値も右肩上がりとなります。 下降トレンドであれば、その逆ですね。 そのトレンドが破綻すると中間波動となります。 ただし、中間波動はトレンド継続のパターンとなります。 故に、トレンド相場が破綻した時に、トレンド転換かトレンド継続かを見極めていかなければいけません。 そして、中間波動の可能性を感じたら、トレードを控えるか、手法を変えるかをしなければいけませ...