トレンドライン
ドル円は浅めの押し目待ちか長かった下降チャネルをブレイクして上昇トレンドに転換したように見えます。
株も、2月安値の懸念を否定するかのような上昇で、相場全体としてリスクオンが続きそうです。
こういう局面では、押し目待ちに押し目来ず、という状態になるかもしれません。
ストップを浅めに置いて、短めの時間足でエントリーで食らいつく、というのが王道戦略だと思います。
ただ、"浅めのストップ"と書いたものの、強い押し目を作らずに上がってしまった相場では、エントリー根拠も、損切りも根拠が薄くなります。
とはいえ、どうにか食らいつくのであれば、例えば、短めの足の50や100程度のMAを基準にエントリー&損切りを考える、もしくは、画像のようにフィボナッチを引いて半値程度で押し目を探るのがいいかもしれません。私はMAは信用してないので、フィボナッチや過去に注目された価格に注目します。
リスクリワードの観点でいえば、逆張りの方が勝率は悪くとも大きな値幅が取れる場合があるので、節目節目ではショートを入れるのも良さそうです。
RRR3、勝率4割くらいで十分じゃないでしょうか。
ともあれ、久しぶりにトレンドが出てきて嬉しい限りですね。
USDJPY チャネルラインから上へブレイクするも上値は重いか・チャネルラインからの考察
2020年3月末から形成してきたチャネルラインを大きく上離れた。
チャネルラインでは円安方向へ向かうと考える。
・zig zagからの考察
2021年初頭までは比較的高値安値共に切り下げるダウ理論が成立していた。
しかし2021年1月中旬より安値の切り上げ。
そして現在高値の切り上げに差し掛かるステージにある。
zig zagでは円安方向へ向かうと考える。
・サポートライン、レジスタンスラインからの考察
青線が以前はサポートラインとして働いており(オレンジの丸)、現在はレジスタンスラインとして機能している。(赤の丸)
現時点では上へ抜けているが完全に抜け切ったとは言えず反発する可能性を残している。
サポートライン、レジスタンスラインでは様子見と判断する。
・価格帯別出来高からの考察
実は現在値より上は、下と比べて遥かに多くの注文が溜まっている。
その為、相当程度のエネルギーが溜まらないと、この残ポジションをこなして本格上昇していくことは難しい。
よって価格帯別出来高では様子見と判断する。
・以上を踏まえた総合的な判断
上方向(円安ドル高)へ向う動きは強いものの、抵抗帯となり得るものがかなり揃っている。
よって、このまますんなりと円安ドル高へは向かわないと考える。
仮に円安ドル高へ向かうとすれば
104円から106円をもみ合いながら、残ポジションを消化しつつ上昇するシナリオが可能性としては高い。
【XBTUSD】BBとトレンドラインからシンプルに分析→超短期〜短期(1、2ヶ月程度まで)の取引は危険性含むボリンジャーバンドからの考察
1/21,22のマイナス2σから急騰して38730ドルをつけるも上ヒゲ長い。
現時点では下ヒゲ長い十字線を形成しており、マーケットの迷いが感じられる。
トレンドラインからの考察
1月初旬から下落トレンドラインが引けていたが、そのラインを1/21から上方向へブレイクしている。
ただし、実体できっちり抜け切ったわけではないので、はっきりと下落トレンドラインを否定は出来ない。
総合分析
ボリンジャーバンド、トレンドライン、共に明確な下落トレンドからの転換のサインは見られない。
そして、ここ数日のボラティリティの高さはマーケットでの思惑が感じられる。
少なくとも超短期から短期(スキャルピングから1、2ヶ月)は様子見をしたい所。
価格帯別出来高から
3700ドルから4500ドルの範囲で掴んでいるマーケット参加者が一定数いることも考えると
2900ドル以下まで下げ始めた際には、買い方の決済売りを巻き込み、更なる下げも予想されるため要注意である。
当面は
安易なエントリーは避けたいところ。