USD/JPY 2025年8月 第四週USD/JPY日足に、週足MA(グレー)月足MA(赤)表示
●ファンダメンタルズ
第三週ではドル買いとドル売りが交錯しレンジ形成。ドル買いと売りの要素をまとめてみました
PPI(生産者物価紙指数)の大幅な上振れ(先行指数)
米国債長期金利上昇(木曜日PPI発表後から)
CPI(消費者物価指数)ほぼ想定通りの数値(遅行指数)
ベッセント米財務長官発言、FRBへ利下げ要求、日銀へ内政介入のような利上げ要求
火曜日のCPIやベッセント発言などで週前半は下押し局面が強かったですが木曜日のPPIが予想以上に強い結果を受け、これがトリガーとなり金利の上昇が木曜、金曜日のニューヨーク後場で見られ、ドル買い反発した結果。
●テクニカル
先週の想定レンジゾーンでの動き、ただレンジ下半分での動き。日足ではレンジ下限付近147.092のラインを木曜日に一時大きく割り込む動きを見せましたが結局はライン上で日足が確定し金曜日も同様にライン上で引けています。
週足と月足のMAがサポートとして第三週の足は止められているので、第四週ではレンジ上限へ一旦上昇しやすいのではないかと考えています。
●総評
上記を踏まえて、第四週では、大きなヘッドラインがなければレンジボックス内での動きを想定、動き出し方向が決定するのは9月の雇用統計やFOMCあたりまでは大きく動きずらいのではないかと見ています。
上下に大きく振れやすい相場なので、無理してやる環境でありませんが、レンジ下限から真ん中、レンジ上限から真ん中あたりまでの小幅な値動きを狙うのはありかもしれません。
本格的なトレードはレンジボックスをどちらかに抜ければついていく方針です。
コミュニティのアイデア
トレンド転換の流れ(9501)東京電力HD 日足
トレンドが転換するときに、移動平均線(EMA)の並び順の変化をみることで、トレンド転換が成功するかどうかがわかります。
3本の移動平均線の並び順をみれば、現状を分析することができます。
20日移動平均線(EMA)
100日移動平均線(EMA)
200日移動平均線(EMA)
上から、20日EMA>100日EMA>200日EMAになっているところを「買い方の陣地」と呼びます。
買いを積極的に、売りは慎重になるところです。
上から、20日EMA<100日EMA<200日EMAになっているところを「売り方の陣地」と呼びます。
売りを積極的に、買いは慎重になるところです。
今年の4月と6月でダブルボトムのような形状になってから、20日EMAが100日EMAに対してゴールデンクロスしました。
その後、20日EMAが200日EMAに対してゴールデンクロスしました。
ここから、100日EMAが200日EMAに対してゴールデンクロスすれば、買い方の陣地に移行します。
現状は綺麗なトレンド転換に向けた動きになっています。
皆さんも、色々なチャートで移動平均線の並び順で陣地を確認してみましょう。
エリオット波動分析 – XAUUSD 2025年8月10日
1. モメンタム分析
• D1タイムフレーム: D1のモメンタムラインは依然として重なり合っており、反転の確認シグナルは出ていません。これは、今後1~2日以内に反転が発生する可能性を示唆しています。
• H4タイムフレーム: モメンタムが上昇しており、明日のアジアセッションでは価格が上昇トレンドを継続する可能性が高いです。
• H1タイムフレーム: モメンタムも上昇しており、アジアセッションでの上昇継続を裏付けています。
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2. 波動構造分析
• 現在の価格動向は重なり合っており、エンディング・ダイアゴナルが形成されているという仮説を裏付けています。
• この構造は黒の第5波または黒のC波の一部である可能性があります。いずれの場合も、12345のエンディング・ダイアゴナルであり、現在価格は青の第4波にあります。
• 確認シグナル: 急激で鋭い下落がエンディング・ダイアゴナルの終了を確認しますが、以前のプランで述べた通り、現時点ではまだ発生していません。
• この構造の終了目標は3412または3419のゾーンと予測されます。価格が3439を突破した場合、黒の第5波の終了が確認される可能性が高いです。
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3. 想定シナリオ
• シナリオ1: 現在の動きが**黒の5波構造(12345)**の一部である場合、第5波が終了した後、ABCの3波修正が発生し、3333付近を目指す可能性があります。
• シナリオ2: 現在の動きが黒の3波構造(ABC)である場合、C波終了後に5波の下降トレンドが発生し、3315を下抜けする可能性があります。
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4. モメンタムと波動構造の組み合わせ
次のことを考慮すると:
• D1は買われ過ぎゾーンにあり、1~2日以内に反転する可能性がある
• H4はモメンタムが上昇中
• 価格は青の第4波にある可能性が高い
→ 月曜日には、青の第5波を完成させるためのもう一段の上昇が発生する可能性があります。これは、3412~3419のターゲットゾーンでSELLを検討する好機となります。
この価格ゾーンは比較的広いため、エントリー前に明確な反転シグナルを待つことを推奨します。
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5. トレードプラン
SELLゾーン 1: 3411 – 3413
• SL: 3416
• TP1: 3400
• TP2: 3381
• TP3: 3342
SELLゾーン 2: 3419 – 3421
• SL: 3429
• TP1: 3400
• TP2: 3381
• TP3: 3342
USD/JPY 2025年8月 第三週USD/JPY 上方向(日足 / 1時間足) 下方向(日足 / 1時間足)
●上方向(下半分)
X波継続で、X-ⓨ-(c)波としてダイアゴナル上昇継続。
●下方向(上半分)
Y-ⓧ波が赤矢印で完了から、ⓨ波進行中のパターン、ⓨ-(a)がダイアゴナルになるのではないかと。
●8月第三週は特に大きなファンダメンタルズ要素がない限り、上に下に動きずらい週になるのではないかと。日足以上の動きが起きづらいのであれば、時間足のトレードですが、146.620 - 149.100のレンジゾーンあたりの小幅な動きとなるのではと見ています。
現在レンジゾーンのど真ん中ですが、第三週では上下方向のシナリオ共に149.10までは上昇するのであれば、ロングを検討。
動き出しは8月後半以降でしょうか。
●146円を下回る動きでは、下目線優勢と見ています。
GBP/USD 2025年8月 第二週GBP/USD 60min + 日足MA (赤) 表示
●先週までの下方向ターゲット1.32へは8月1日に到達し、現在リバウン調整の動き。
●前回のターゲットからもう一段下のSRまでの下落へダイアゴナル波形を広げています。
現在ダイアゴナル(iv)波のジグザグ波形展開中と見ていますが、
安値から 上昇 → 横ばい → 上昇 ともう一段上の1.3375あたりから最大で日足MAまでの上昇を予測してます。
今週はこの調整(iv)波の中の動きではないかと。1.322あたりへ表題の軌道ような動きの下落があれば、ロングをタイミングが合えば実行しようと考えてますが、合わなければ、来週以降のショートを検討しています。
●日足MAより上での推移、またはこのまま下落してしまうような動きではこのアイデアはキャンセルです。
長い上ヒゲには注意が必要!(8058)三菱商事 日足
ローソク足にはそれぞれ意味があります。
大陽線や大陰線は流れの変化や相場の加速を意味します。
今回は長いヒゲのローソク足の意味を考えてみましょう。
ヒゲはローソク足にある細い線の事です。
ローソク足の実体の上にあるヒゲを「上ヒゲ」、下にあるヒゲを「下ヒゲ」といいます。
上ヒゲはその日の高値を意味しますので、長い上ヒゲは、その日に高値を付けてから相当下がったということです。
つまり、その意味は、高値から下がってきたことで、下げ圧力が強まったことを示唆しています。
ただ、ポイントは1本のローソク足で決めつけないという事です。
翌日以降のローソク足が安値更新してくれば、流れが変わった可能性が高まります。
一方で、上ヒゲの高値を更新できるようであれば、そのヒゲはダマシとなります。
これだけのヒゲであれば流れが変わった可能性に注意が必要ですが、決めつけずに見ていくようにしましょう!
USD/JPY 2025年8月 第二週USD/JPY 1時間足チャートに日足MA(赤)表示 x 2
●週末の雇用統計、ISMなどの重要指標通過後、結果弱い材料を受けて大きくドル売り、ドル円も一気に3円下落、週の上昇分を全て吐き出した値動きに。
●左画面(PLAN A)
先週のアイデア継続で、現在ダイアゴナル iii波のジグザグⒷ波、来週以降ジグザグⒸ波の上昇でさらに高値更新の動きへ。上昇波はまだ崩れていません。
このiii波のⒶⒷⒸジグザグのⒷは、スタート地点から上下にエクスパンドしているフラット波(A)(B)(C)と見ています。
●右画面(PLANB)
ダイアゴナル iii波が151円の高値で完了して、この辺りから8月第二週では v波上昇。
こちらのケースでは、比較すると緩やかなダイアゴナル波形で152円程度でダイアゴナル完了すると見ています。
●いずれのプランにおいても、上昇波の根元から引けるトレンドライン及びダイアゴナル下値ライン、また日足MA(赤)を著しくブレイクし、これらより下の推移となる場合はこの上昇ダイアゴナルのアイデアは否定される可能性が高いと考えていますので、これらの上での推移を条件としています。
価格帯では146円付近のダイアゴナル ii 波の終点ラインを割れば完全崩壊です。
●もし日足MAを強く抜けての推移が濃厚な場合は、4時間足から上の波形の変更をし、別のシナリオも用意があるのでそちらへ移行します。
価格と移動平均線の関係を意識しよう!(6501)日立製作所 日足
買いに優位性があるか、売りに優位性あるかは、移動平均線と価格の関係でわかります。
まず、大局の買い方の陣地は「20移動平均線>100移動平均線>200移動平均線」
大局の売り方の陣地は「20移動平均線<100移動平均線<200移動平均線」となります。
次に買い方の陣地で、安定上昇するときは価格は20日移動平均線がサポートとなり上昇します。
売り方の陣地で、安定下降するときは価格は20日移動平均線がレジスタンスとなり下降します。
日立製作所を見ると、買い方の陣地ではあるものの、20日移動平均線を割ってきました。
これは、安定上昇が終わる可能性を示唆しています。
ここで、トレンドが終わるのかどうかに注意してみていきましょう!
ドル円はアップトレンド確定 #トレードアイデアラボどうも、トレードアイデアラボの猫飼いです。ドル円は長らくニュートラルな環境が続き、目先でもアップトレンドを“疑う”時間帯でしたが、やっと800MA上で高値安値の更新が観測され、アップトレンドのスタートと見て良いでしょう。
アリゾナルールでは、すでにスタートしているアップトレンドの走りが “どこで止まるか?“ を確認する時間帯です。まずは151円で止まるかどうか確認したいですね。
戦術はカウンタートレンドの売りですが、151円を目指す流れに乗ってトレンドフォローの押し目買いでも良いでしょう。ただし、大手のアルゴによって機械的に買いが入っておりしっかりとした押し目はもう形成しないでしょうから、 “FTNストラテジ” のセットアップを使って乗るタイミングを計りましょう。
と言っている僕も昨日はアルゴにしてヤラレてしまいましたが、、😢
TradingView上の無料のインジケーターだけを使い誰でも導入できるデイトレードのためのセットアップ “FTNストラテジ“ も関連アイデアでご紹介しております。
このストラテジはトレンドが発生した後の乗り場や、増し玉のタイミングを計る上で有益です。
アステラス製薬!トレンド転換の流れを理解しよう(4503)アステラス製薬 日足
下降トレンドから上昇トレンドに転換するときの流れを理解しよう。
チャート上のハイバンドやローバンドと記載しているのは「HLバンド」もしくは「ドンチャンチャネル」といいます。
20(緑色)は20日間、100(青色)は100日間のHLバンドとなっています。
このHLバンドを見ているとトレンド転換のステップがわかります。
チャートの左側に①から⑤をつけています。
まず、底打ちをしたら、
①必ずローバンドが横ばいになります。
②ハイバンド20が右肩上がりになります。直近のトレンド発生となります。
③ローバンド20も右肩上がりになります。(②と③は入れ替わることもあり、③が先に来ると②の予兆となる)
④ハイバンド100が右肩上がりになり、大局のトレンド発生をなります。
⑤ローバンド100も右肩上がりになります。(この時にハイバンド100も右肩上がりがトレンド継続の条件となり、ハイバンド100が横ばいの時は、もみ合い相場か、トレンド転換に注意)
直近を見ると④の段階まで来ています。
⑤となりハイバンド100が右肩上がりであれば大局のトレンド転換になりますので注目ですね。
また、上昇トレンドが終わる際は、必ずハイバンドが横ばいになりますので、ハイバンドが横ばいになったら、高値を付けたか、一時的な調整課を見極めましょう。一時的な調整なら再度ハイバンドが右肩上がりになります。
どのチャートでも上記の流れで推移することが多いので、是非、ご活用ください。
日産の未来は低迷か、飛躍か?かつて世界の自動車業界を牽引した日産自動車は、現在、複雑な状況を乗り越えようとしています。2025年7月30日、ロシアのカムチャツカ半島沖で発生したマグニチュード8.8の強力な地震により、太平洋沿岸地域に津波警報が発令されました。この地震を受け、日産は従業員の安全を最優先し、日本国内の複数の工場で操業を一時停止しました。この措置は必要不可欠でしたが、グローバルなサプライチェーンや製造体制の脆弱性を浮き彫りにし、生産目標や納期スケジュールに影響を及ぼす可能性があります。一方で、日産は経済、地政学、技術の各分野で生じる広範な課題にも直面しています。
自然災害以外にも、日産は財務面および市場シェアの大きな課題を抱えています。2023年度には営業利益と純利益が増加したものの、グローバル販売台数は344万台にとどまり、市場競争の激化を反映しています。2024年度の見通しでは売上高の減少が予測されており、2025年第1四半期の米国販売台数は前年比8%減となりました。インフレ、為替の変動、中古車価格の急落による数十億ドルのリース損失といった経済的圧力が、収益性を直撃しています。さらに、米国による日本車への24%関税の導入が現実となれば、日産にとって重要な北米市場に深刻な影響を及ぼすでしょう。
技術とイノベーション戦略の面でも、日産は試練に直面しています。1万件以上の有効特許からなる豊富な特許ポートフォリオを保有しているにもかかわらず、電気自動車(EV)の導入の遅れや技術的停滞が批判されています。新型EVの展開が遅延し、市場での影響力が限定的であることに加え、急成長するハイブリッド車市場での存在感がほぼ皆無であるため、競合他社に大きく後れを取っています。また、複数回のサイバー攻撃による顧客および従業員データの漏洩は、信頼の喪失と対応コストの増大を招いています。内部的には、カルロス・ゴーン元会長のスキャンダルの影響、経営陣の不安定さ、2025年7月に発覚したエンジンの欠陥による48万台以上のリコールなど、投資家の信頼とブランドの評判を損なう要因が続いています。こうした多様な課題を克服し、競争力を取り戻すための日産の道のりは、依然として不透明です。
大局の上昇トレンド発生となるか!?(8306)三菱UFJフィナンシャル・グループ 日足
チャート上の「ハイバンド20」、「ローバンド20」というのは、HLバンドといい、期間が20日間です。
「ハイバンド100」、「ローバンド100」といういのも、HLバンドで期間が100日間となっています。
上昇トレンドが発生すると、まずは、ハイバンド20(緑色)が右肩上がりになります。
次に、大局の上昇トレンドが発生すると、ハイバンド100(青色)が右肩上がりになります。
この銘柄の直近を見ると、緑色のハイバンド20が右肩上がりになっていますが、まだ、青色のハイバンドは右肩上がりになっていません。
また、ハイバンド20が横ばいになってきましたので、高値更新をしていないことがわかります。
もし、ここから、価格の下落が続くようであれば、今度はローバンド20が右肩下がりになります。
ローバンド20が右肩下がりになると、上昇トレンドが終焉したことを示唆します。
このように、HLバンドを見れば、今、どいうった投資行動を取ればよいかがわかります。
ハイバンド20が横ばいになってから、ローバンド20が右肩下がりになっているにも関わらず、買いポジションを持っていてはいけないという事を教えてくれています。
また、ハイバンド100が右肩上がりになれば大局の上昇トレンド発生を示唆しますので、買いで対応すべきことを教えてくれています。
HLバンドを活用しながら、チャートの推移に素直に対応していきましょう。
トレードは分かりやすいところを狙おう(3778)さくらインターネット 日足
トレンドは人気銘柄をすればよいというものではありません。
チャートを見て、トレードしやすいか、トレードが難しいかの判断が必要です。
今回は移動平均線に焦点を当てて、「買い方の陣地」「売り方の陣地」という話をしていきます。
チャートの表示している3本の移動平均線の並び順で、陣地を判断します。
買い方の陣地は、並び順が上から、20日移動平均線、100日移動平均線、200日移動平均線となります。
売り方の陣地は、並び順が下から、20日移動平均線、100日移動平均線、200日移動平均線となります。
ということは、2023年後半からは買い方の陣地となっていますね。
ここは、買いを積極的に、売りは慎重になるところです。
では、直近はどうでしょうか。
7月22日から、売り方の陣地になっていますね。
つまり、並び順は、20日<100日<200日となっていますね。
ここは、売りを積極的に、買いは慎重にというところです。
記事を記載している日(25年7月29日)は、現在ストップ安となっています。
売り方の陣地になってから1週間が経過してからのストップ安ですから、買いを検討する局面は無かったということですね。
陣地という考え方はシンプルな考え方ですが、ものすごく大事な考え方です。
陣地を意識してトレードしましょう!
USD/JPY 2025年7月 第五週USD/JPY 4H、日足MA(赤)、週足MA(緑)、週足キャンドル(薄グレー)オーバーラップ表示
●まずは第四週の値動きから。147.90付近から始まりましたが146円まで下落、日足MAで支えらえて、金曜日には週明けオープン価格付近へ行って来いの状態で引けました。これにより、週足のキャンドルでは若干陰線引けではありますが長い下ひげを伴うキャンドルで終了。
●環境認識として、週足のMA(緑)をメインで見ていますが、週足のキャンドルが今年2月に週足MAを下回ってから、実に23週ぶりに、7月前半にて回復しています。また第四週の週足も一旦は週足MAの下へ潜りましたが、急速に回復し週足MAの上でクローズ。
●この状況を受けて、7月最終週〜は積極的にロングの展開かと思われます。直上には148.686の抵抗帯が控えていますが、週足MAより上ではロングが有効と見ています。
●波形では、引き続き(c)波ダイアゴナルの iii 波が進行中と見ています。第四週では、i 波完了からの ii 波が日足MAまで、50%の修正を完了させて、反発上昇 iii 波へと見ています。
●表題のチャートでは156円を最大値としたダイアゴナル軌道を描いていますが、これより上値線が緩い角度のダイアゴナルになる可能性ももちろんあります。
●日足MAより下の展開ではこの見立てはキャンセルとなります。
ナスダック100先物、淡々と上昇今週の振り返り
今週も高値・安値ともに若干切り上げで最高値を更新しました。先週末時点の上昇シナリオでは「まだ上昇継続で一段上を目指せるなら、次は23,300~23,350あたりを見込みます」と書きましたが、下限の23,300は達成し、高値は23,328を記録しました。
7月22日(火)こそ長めの下落したが、その後はほぼ下げることなく週末まで上昇して新高値を更新しています。水曜日以降は私が見ている特殊設定のボリジャーバンド+2σをはって登る上昇トレンドを描いていました。
6月23日以降、今だに上昇トレンドが止まらず新高値を更新し続ける強さは健在です。上昇の余韻はまだ続いているがペースは鈍化している。いつ上昇が止まるかシグナルが出てこず淡々としています。
出来高は薄くなっていく夏枯れでポジネガどちらも材料待ちとなる。AIはM7の設備投資がどうなるか注目が集まり、関税は8/1の延期期限に向けてどのような報道が出てくるかに掛かる。決算は今のところはQ2も堅調で大きな調整材料はまだでてきていない。
上値を伸ばすならトレンドフォローでついていくしかなく、下落シグナルがでてくるなら機敏に対応するのは変わらず調整待ちとなりそうだ。
次週のシナリオ
①上昇する場合
上昇継続するなら、次は23,400あたりを見込みます。
②下落する場合
21日出来高加重移動平均線を明確に下抜けしてくるなら、フィボナッチ78.6%付近で値止まりする日柄調整程度かどうか確認したい。
トレンドの有無を確認する!(4063)信越化学工業 日足
今回はHLバンド(ドンチャンチャネルとも言います)について見ていきましょう。
HLバンドとは非常にシンプルなインジケーターです。
ある期間の高値を結ぶ。ある期間の安値を結ぶものです。
チャートには緑と青のHLバンドがあります。
緑は20日間(1か月)のHLバンドとなっています。
つまり、20日間の高値どうし、安値どうしを結んでいます。
ハイバンドは、高値更新したら右肩上がりになり、高値更新しなければ横ばいになります。
20日間以上高値更新しないと、右肩下がりになります。
ローバンドは、安値更新したら右肩下がり、安値更新しなければ横ばいになります。
20日以上安値更新しないと、右肩上がりになります。
青は100日間(1か月の5倍)、つまり、週足のHLバンドになっています。(考え方は同じです。)
この信越化学工業の直近相場を見ると、「ハイバンド20」が右肩上がりになったとに、「ハイバンド100」も右肩上がりになってきました。
しかし、その後、「ローバンド20」が右肩下がりになりました。
ということは、週足の上昇トレンドが発生してきたが、そのトレンドが終わった可能性が出てきたという事です。
HLバンドを見ると、トレンドの有無がわかります。
上昇トレンドが発生すると、ハイバンドが右肩上がりになり、トレンドが一休みになると横ばいになります。
上昇トレンドが終わると、今度はローバンドが右肩下がりになります。
こうして、現状を分析することができますので、是非とも、HLバンドを活用してみましょう!
EUR/JPY 2025年7月 第五週EUR/JPY 4時間足
●前回7月第二週の投稿では、現在の価格帯でインパルスの第 iv 波としてトライアングルを予測していましたが、月末に入り時間経過と共にそれらしき波形を形成しています。
約1ヶ月ほどのレンジもそろそろブレイクする可能性を見ています。
●この流れは一回り大きなアップトレンド(コロナショック以降)の現在第5波のiv波が、ちょうど、トレンドラインを延長したラインをトライアングル下値ラインと機能して、上値ラインは(b)(d)ラインが並行になるBarrier型のトライアングルとして見ています。
また、ii波とiv波で修正波のサイズ感も許容できるものとなってきていますし、オルタネーションも確認できます。
●トライアングル(d)波までは完了しているので、(e)波(下落方向)をつければ修正が完了して、v波として上昇を開始すると見てますが、この(e)波がどこで完了して反転するかは毎度ですが悩ましいところです。最低でもiii波の終点(172.282)までの下落はないと修正したことにならないので、この価格帯から(c)波終点未満となりますが、私の場合はトライアングルの場合、(c)終点あたりからポジションを仕込み、その直上(または直下)にストップを置いて放置することが多いです。
(トライアングル(c)をブレイクすれば見立てであるトライアングル波形が崩壊するため、リスクを最小限に軽減できるのと、(e)波がトライアングルラインラインまで未達で反転し、ポジションを取り損ねるのを回避する為)
ただし、多くの場合はトライアングル波形はどちらに抜けるかわからない性質もあるので、他条件が揃った場合のみ。
●よって、青矢印のトライアングル下値ラインタッチでロングポジションを仕込んでいますが、損切りはその下15pips ほどに置き、ロングターゲットはとりあえずは、昨年七月につけた、175.4付近にして放置です。ロング方向ですので、スワップマイナスではないので。
●尚、トライアングル(c)終点を割り込み他の波形へと変化する場合はこのペアでは様子見とし何らかの波形へと変化すればその段階で再度戦略を立てます。
対円でコモディティが上昇していて円売り継続 #トレードアイデアラボどうも、トレードアイデアラボの猫飼いです。選挙を受けて急落したもののドル円の環境認識はアップトレンドを”疑う”時間帯が継続しておりますね!戦略は押し目買いです。
ギャップ(エアポケットギャップ)を含んだ急落でしたので、ギャップを埋める(148.80円台)かどうかに注目です。IMMの投機的な円ポジションは引き続き円買いの残高が減少しております(ドル円上昇圧力)。
先物は146.97円にあり、もう少し下落する可能性もありますが、対円でビットコイン、XRP、金、銀、プラチナなどコモディティが上昇している(円を売ってビットコインを買う等)ため、強い円売り圧力となっておりますから、売り方向で取ろうと思っている方は要注意です。
/// ギャップには2種類ある ///
ひとくちにギャップ(窓)といっても2種類の状態があります。トレンド方向に生じた窓と、逆方向に生じた窓です。※単なるギャップアップ、ギャップダウンと分類するのは、その特性を理解していないことになります。
もっと細かく分類すると5種類あります。
トレンド方向の窓
・イグゾースチョンギャップ
・ランナウェイギャップ
・ブレイクアウェイギャップ
トレンドと逆方向の窓
・エアポケットギャップ
トレンドがない場合の窓
・コモンギャップ
特殊な意味を持つ窓
・アイランドリバーサルギャップ