MACDと一目均衡表の意外な関係一目均衡表のオシレーター(インジケーター)を作ってながめていたのですが、意外なことがわかってきました。
上段がS&P500指数のチャートと一目均衡表、
中段が 終値ー先行スパン1
下段がMACD です。
すべてパラメーターは標準値です。
終値と先行スパン1との関係を強調するために、上段の一目均衡表は先行スパン1を強調し、
遅行スパンを消去しています。
わかったのは、
株価が先行スパン1とクロスするときと、MACD線が0ラインとクロスするときがほぼ等しい 、
ということです。チャートの垂直線で示しています。
つまり、MACDがプラスに転じるとき、つまり12EMAが26EMAを上抜けるとき、
ほぼ時を同じくして株価が先行スパン1を上抜けするということです。
先行スパン1は(今日を含めた)過去26日の半値を26日先に描くものです。
そのため、現在の株価と先行スパン1との差をとると、DPOのような動きをします。
実はこの株価と先行スパン1の差で作った線は、DPOと同時にRSIにもよく似た動きになるのですが、
それについてはまたの機会に書きます。
MACDを使うことの利点の1つはダイバージェンスをみられることですが、
この株価と先行スパン1との関係からもダイバージェンスはみられるようです。
上のチャートで、赤色のトレンドラインで確認できます。
MACD線とシグナル線との関係が一目均衡表でみられるか気になるところですが、
全く同じ動きをするものはないようです。しかし、おおよそのサインでみると、
株価と転換線との関係に近いようです。つまり、
MACDのゴールデンクロスは、株価が転換線を上抜けするときに近く、
MACDのデッドクロスは、株価が転換線を下抜けするときに近い、ということです。
普段、一目均衡表を見ている人も、MACDを見ている人も、これを覚えておくと、
現在のトレンドがわかりやすくなるかもしれません。
コミュニティのアイデア
超シンプルなチャートで分析・トレード!!強い上昇トレンド継続。97円〜100円が当面の目標豪ドル/円は強い上昇トレンドが継続。
前回の投稿以後、3/29の高値をブレイク寸前まで行き反落しましたが、
短期調整となり再度上昇してきています。
基本的には前回と見方は同じで、3/29高値をブレイクした場合は
97円まではレジスタンスがありませんので当面はこれが目標になります。
さらに97円到達後は100円の大台、2014年高値の102.80あたりが大きな目標になります。
ドル/円、カナダ/円、ポンド/円も好調で、円全面安です。
引き続き、この大きな円安トレンドに乗っていきたいと思います。
(もちろん、時々は調整も入ると思います)
一方、3/31安値を割るほど調整が進んだ場合は、調整が深くなる可能性があります。
*豪ドル/円については、毎週火曜日投稿が基本です。
【ドル円】分析③ 日米金利格差チャート上段:ドル円
チャート中段:日米5年国債利回り格差(ドル円相関)
チャート下段:日米3ヶ月国債利回り格差(ドル円相関)
ドル円と日米金利格差は歴史的に相関関係が強い。
米国金利が上昇すればドル円は円安に進み、米国金利が低下すればドル円は円高に進む。
ではここでいう日米金利格差とはどの金利をみれば良いのだろうか?
結論を言うとそれは「日米5年国債利回り格差」だ。
「日米5年国債利回り格差」が最もドル円と相関関係が強いと言われている。
上記のチャートをご覧いただきたい。
中段が「日米5年国債利回り差」と「ドル円」の相関係数。
下段が「日米3ヶ月国債利回り差」と「ドル円」の相関係数を表している。
チャートを見て分かる通り、
中段チャートの5年債相関係数は「0」よりも上、つまりドル円と一定の正の相関関係があることがわかる。
対して下段チャート、3ヶ月債相関関係を見るとそこにはドル円との間に相関関係は存在しない。
3ヶ月国債の金利は直近の政策金利に近い数値となるが、つまり直近FOMCで利上げが行われた、行われなかったということはドル円トレードの参考にならないということが分かる。
米5年国債利回りは将来の金利予測をもとに価格が決まる。
将来の金利予測はどの様に確認するかというと、米政策金利FFレート先物を見れば分かる。
意外に知られていないが米政策金利FFレートは先物商品として日々マーケットで取引されている。
(商品シンボル:ZQ)
昨日2022年4月8日(金)時点、米政策金利FFレート先物「ZQ12月限月」は2.45%をつけている。
つまりこのことをFOMCに置き換えると2022年、残り6回行われるFOMCにおいて3回の0.5%利上げ、残りは0.25%の利上げをマーケットは折り込んでいることになる。
ドル円と相関関係の強い、米5年国債金利が更に上昇するにはこれ以上強い、タカ派なFOMCでの利上げが必要となってくる訳だが、そうした強い利上げの可能性はあるだろうか?
恐らく、よりタカ派な、強い利上げがFRBにより行われる可能性は十分にあるだろう。
FRBとしては、現在既に危険値に達しているインフレ率をいち早く沈静化させたいという思いがある。
その中で兎に角、早いうちに政策金利を中立金利となる2.4%あたりまで引き上げたいという考えがあるはずだ。
その場合、今後のFOMCでは
2022年5月のFOMC:0.5%利上げ
2022年6月のFOMC:0.5%利上げ
2022年7月のFOMC:0.5%利上げ
2022年9月のFOMC:0.5%利上げ
2022年11月のFOMC:0.25%利上げ(政策金利2.5%到達)
2022年12月のFOMC:0.25%利上げ(年末政策金利2.75%)
といったシナリオが考えられる。
実際にFOMCでこうした利上げが行われるかは別として、金利先物市場では一旦この水準を折り込みに向かうことが十分に想定できる。
この場合、米5年国債金利は3.0%を超える水準に達する可能性が高い。
(米5年国債金利、現時点は2.759%)
ということはまだドル円は円安の余地を残しているということだ。
但し、米5年国債金利の上昇余地も2.759% → 3.0%強程度で、前回のドル円分析②「日本経常収支」と併せて考えても精々ドル円130円あたりまでの押し上げ効果しか無いように思われる。
ここで誤解の無いように、ドル円は130円が売り時だと言いたい訳では無い。
日米金利差の観点から見ると、米5年国債3%辺りをつけた水準がドル円の売り時だという事だ。
その時、ドル円が128円なのか、130円なのか、132円なのかということは分からないし問題では無い。
話は逸れるが、今後一度のFOMCで0.75%以上の利上げが行われる可能性はあるだろうか?
FOMCでの一度に0.75%幅以上の利上げは1994年以降行われておらず、どれだけ経済に悪影響を与えるのかは未知数だ。
よって流石にFRBもそれには踏み切れず、0.75%幅の利上げは今後も無いものとして考える。
(もし0.75%以上の幅で利上げが行われる場合には投資シナリオを全て再考しなければならない。)
以上、これまで数回に渡りご説明してきたドル円のファンダメンタルズ「経常収支」「日米金利差」からは、ドル円はまだ円安の余地を残しているが、その伸び代はそれほど多く無いことが分かる。
ただ申し訳ないが、これで話は終わりでは無い。
次回5月3-4日で発表される見通しのFRBのバランスシート縮小「QT」について触れない訳にはいかない。
今週4月6日に発表されたFRB議事要旨から、5月よりQTが開始される見通しで、その規模は前回2017年の倍額規模となることが明らかとなった。
この来月以降のQTは場合によっては、国債価格の暴落を招き、米5年国債金利を4%、5%と押し上げてしまう可能性がある。
その場合にはドル円は140円、150円台が視野に入ってくるだろう。
ドル円140円、150円台が起こりうるとしたら、このQTによる米国債金利急騰がメインシナリオだろう。
少し長くなってしまったので、今後のQTに関する分析・考察はまた次回書いていきたい。
それとその前に、米政策金利FFレート先物の見方についての詳しい記事を書くかもしれない。
米政策金利FFレート先物をあなたのトレードウォッチリストに入れておくことは間違いなく役に立つ。
あなたが株式トレーダーだろうが、FXトレーダーだろうが、デイトレーダーだろうが、スイングトレーダーだろうが、日々のFFレートの動きを見ることは間違いなく参考になるだろう。
このことについても詳しい解説の投稿を行おうと思う。
尚、私の投資アイデア投稿はファンダメンタルズ分析とは、どのように行えば良いのかということをお伝え出来ればと思い執筆している。
ファンダメンタルズ分析は非常に重要だが、そのやり方はあまり知られていないように思う。
どういった観点からファンダメンタルズ分析を行えば良いのかということを学んでいただくための教材となる自負はある。
ファンダメンタルズ分析を学び、専門性を高めて欲しい。
特に、若い次世代のトレーダー育成に繋がれば嬉しい限りだ。
暫くこのトレーディングビューで投資アイデアの執筆を続けていこうと思う。
アメリカの10年物国債金利はどこまで上がるんでしょうかね。US10Yの月足です。アメリカの10年国債の金利です。
テクニカルとしてSMAを表示しました。また、そのMAのラインを上抜けた期間は短いんだよ。という事を表現するためにMACDを表示しました。
過去の傾向は長い下降トレンドです。その傾向から言えばもう天井圏まで上がってきんじゃないの?と思える所までは上がって来たと思っています。
ただ、前回安値は金利としては底と言える0%にかなり近いので今後は下落トレンドというよりはレンジという展開になる可能性も高いかと。
その場合は値幅的には上が3%で下が0%付近というのも無理があるとは言えないんじゃないかとチャートを見ているだけの素人としては思ってしまいます。
なにせ今の所は上昇している真っ最中なのでまだ上がると仮定して見ていく時だと思うんですがそろそろ天井を予想していくところかと思います。
【KRUS】くら寿司USAが決算発表!!くら寿司USAが2Qの決算発表を行いました。
■決算
・売上高
予想:$30.36M
結果:$31.3M
・EPS
予想:$-0.21
結果:$-0.19
・FY22ガイダンス
予想:$133.98M
結果:$130M〜$140M
・ハイライト
既存店売上高:+183%
新規店舗:3店
各数値とも予想クリアで良いですね。
2022年度には新たに8〜10店舗展開予定とのことで、さらなる拡大も見込めそうです。
■チャート
決算発表は無事通過に思えましたが、発表後の株価は急落。
なんと-12.00%の大幅下落となりました。
現在の株価はは200日移動平均線付近にあり、そのすぐ下に50日移動平均線も迫っています。
今はくら寿司USAに限らず全体的に軟調なので、今すぐに買い向かうのではなく少し様子を見たいですね。
中長期的には期待できると思います。
GBPUSD 2022.4.8 レンジ中800MAから下落してからは横ばいの動きが続いています。今はまだ下落トレンドになったわけではなく、ニュートラルな環境と言えると思います。そのため、動きをしっかりと確認してから本格的にトレードしていきます。
また、4時間足に落としてみると、1.3500~1.3050でのレンジとなっており、現在どちらに向かうかを見ていく時間帯です。
(ここ3日ほどでは1.3100~1.3050でのレンジにも見える)
場所の情報
1.3150→キリ数、800MA、レンジ上辺
1.3100→キリ数
1.3080→本日ピボット
1.3050→レンジ下辺
現在は下辺付近に位置していますので、1.3050の割り込みでレンジ下辺ブレイク戦術を検討。
ブレイク戦術では引っ張らず、利益確保を優先していきましょう。
ブレイク後は再度戻り売りする場所までの戻りを待ち、間近安値である1.3000を狙います。
【図解】景気後退のシグナル?逆イールドとは何かこの投稿では最近ニュースで話題になっている逆イールドについて、そもそもイールドカープとはなんぞやというところから、その発生要因、経済・相場へのインパクトまで図解したいと思います。
債券の世界はこのイールドカープを始め、スティープ化やフラット化といったカタカナ用語が多く登場し、難しいと感じている人も多いと思いますので、イメージとともに理解するのがオススメです。
以下の流れで解説をしていきます。
目次
・イールドカーブとは何か?
・逆イールドとは何か?
・なぜ逆イールドが発生したのか
・なぜ逆イールドは景気後退(リセッション)のシグナルと言われるのか?
・過去に逆イールドが発生した時の動き
・イールドカーブとは何か?
イールドカーブとは横軸に国債の償還期限、縦軸に金利(利回り)をプロットしてできるラインの事です。(下図の黒の折れ線)
チャート1
イールドカーブ関連の話題が出た時は、上の図をイメージするとニュースなどで報道されている内容がわかりやすくなります。
まず国債には償還期限の短いもの(2年など)から長いもの(20年、30年など)まで様々なものがあります。
これらを横軸に償還期限、縦軸に金利としてプロットしていくと図の黒の折れ線のようなグラフができます。
これをイールドカーブと言います。
通常は償還期限の長い国債の金利が高く、短い期限の金利が低くなっており(*)、結果としてイールドカープは右肩上がりのグラフになります。これを順イールドと呼びます。順イールド=年限の長い国債の金利が年限の短い国債金利より高い状態ということですね。
(*年限が長いものはそれだけ資金が長期間固定化されるリスクがあるので投資家はより高いリターンを求めるため)
ちなみに、長い年限の国債金利と短い年限の金利差が広がっていくことを、イールドカーブのスティープ化(差が広がるので傾斜がきつくなる)、逆に縮小することをフラット化(差が縮まるので平坦になっていく)と言います。
これもよく出てくる用語なので上の図をイメージするようにするとわかりやすくなると思います。
・逆イールドとは何か?
逆イールドとは順イールドの逆、つまり、年限の短い国債金利が、年限の長い国債金利より高くなる状態のことを言います。(上の図で赤のライン)
図ではわかりやすくするために、年限が長くなるにつれて下がる表現としていますが、実際には、2年国債の金利が5年国債金利を上回るなど、一部分で金利の逆転現象が起きた場合も逆イールドと呼ぶようです。
・なぜ逆イールドが発生したのか
今回米国2年債の金利が10年国債の金利を上回る逆イールドが発生したことが、景気後退の前触れサインということでちょっとした騒ぎになっています。
では、そもそもなぜ逆イールドが発生したのでしょうか?
理由としてはFRBの積極的な金融引き締め姿勢が挙げられます。
ご存知の方も多いと思いますが、FRBは米国内で高まる歴史的インフレ圧力を抑えるために積極的な金融引き締め・利上げ姿勢を見せています。3月以降もFRB高官のタカ派発言が続いており、2022年中には全てのFOMC会合での利上げも予想されているほどです。
こうした背景もあって、年限の短い2年国債が大きく売られ、結果として2年国債金利は上昇(国債価格と金利は逆相関)し、10年債の金利を上回ったという因果関係が理由として挙げられます。
2年債が売られる理由は、年限の短い国債は中央銀行の政策金利の影響を受けやすく、FRBが積極的な利上げ姿勢を見せている中、価値が下がると思われているためです。
・なぜ逆イールドは景気後退のシグナルと言われるのか?
逆イールドとは短期国債金利が長期国債金利を上回ることでした。国債金利が変動すると銀行の貸出金利にも影響します。
つまり短期金利が長期金利を上回ることで、企業の短期借り入れコストが長期の借り入れコストを上回ることを意味するため、企業の資金調達コストが高くつき、結果として企業は設備投資を抑制しがちになります。
また、一般消費者の借り入れコストも上昇することから、個人消費も減速。経済は次第に縮小することが懸念されることになります。
・過去に逆イールドが発生した時の動き
最後に、過去に逆イールドが発生した時の相場の動きを見ていきます。
以下のチャートは、下段に米国10年国債金利と2年国債金利の差を、上段に景気のバロメーターとも言える米国株SP500の週足を表示させたものです。
逆イールドとなった場所をオレンジの丸で示しています。(青のラインが金利差ゼロ)
チャート2
2000年のタイミングでは逆イールド発生から半年後くらいに株価は下落に転じています。この時は経済危機ではありませんが、9.11もあった時期です。
2006-07年頃には逆イールド発生から約1年後ぐらいに株価が下落局面入り。2008年のリーマンショックへとつながりました。
直近の逆イールドは2019年8月。その半年後にはコロナショックが発生し、こちらも経済危機ではないものの景気が冷え込んだのは事実です。
このように直近3回の逆イールド発生タイミングとその後の動きを振り返ると、概ね逆イールド発生から1年後には景気減速期が訪れていることがわかります。
4月に入って米国企業の第1四半期決算発表が始まります。インフレが高まる中で企業業績がどのようなパフォーマンスとなっているのかは、今後の行く末を左右する大きな要素となりそうです。
【USDJPY|ドル円 日足】更なる円安の可能性右がドル円週足チャート
左がドル円日足チャート
になります。
今回は 週足からどこがドル円の上値抵抗になり得るのかを考え つつ、 日足から今後の数ヶ月スパンの値動きも予測 していきたいと思います。
まず週足からわかること
・大きな上昇(円安)トレンドに入っているということ
・次の抵抗線は2015年につけた125.86円であること。
・このラインをブレイクすると、2003年まで約20年遡り、130円台となるということ。
これを踏まえて日足の戦略を考えていきます。
・3月に入ってからの上昇トレンドは堅調に推移している。
・しかし、加熱感もある。
・数日の値幅が大きかったがフィボナッチで38.2%近くまでは戻してきている。
↓
一気に125.86円を抜いて130円をターゲットに上がる可能性もありますが、私はどちらかとその可能性は低いと考えています。
一旦はフィボナッチで38.2%戻しを付けたものの、日柄が浅いです。移動平均線からの乖離も大きい。
<結論>
上記を考えると125.86円を抜いていくなら数週間、数ヶ月の時間をかけて、ポジション消化しながら抜いていくのではないかと予測しています。
ただ、大きな流れとしてこの円安はマクロ経済と関連していますので、いつもはテクニカルのみで分析を終わらせているのですが、今回は少し補足をします。
マクロ経済分析
・日本はコロナ禍からの経済正常化への道筋をつけられておらず、それでいて輸入物価も上がっているため金融緩和を継続せざるを得ない。
一方
・アメリカはコロナ禍は続いているにせよ経済を回すステージに入っています。そんな中で物価が上昇してきているので金融引き締め方向へ。
日本が金融緩和から簡単には抜け出せない以上、ある程度の長期的スパン(半年から年単位)で円安は進んでいく と考えます。
その中でもトレンドが強く出る時期がありますので、それを上手く捉えていきたいですね。
本日は以上です。 ご覧いただきありがとうございました。
ナス100がダブルトップのネックラインを割り込むナス100の4時間足チャートがダブルトップをつくり
ネックラインを下回って掘ってきている。
赤いバンドのサポートラインも下に抜けたところ。
ついでに一目均衡表の雲も下に抜けています。
さてこれから夜中の3時にFOMC議事要旨が発表されます。
内容によっては上下どちらかに大きく動く可能性ありますが、
チャートはすでに崩れ始めています。
また4月15日に米国の確定申告期限があり、出来高は少ない。
12日に米国CPIが発表され、高いインフレが予想されます。
ブレイナード理事のタカ派転換を材料に売られるところを見ると、
利確や売り圧力が強くなっているようにも見えます。
FOMC議事要旨の内容にかかわらず、他の不安材料で売り圧力が強まっていく可能性があります。
一目均衡表のオシレータを作ってみた一目均衡表が好きでよくつかっているのですが、オシレータ系のトレンドインジケーターとして表示してみたいと思うようになりました。そこでオシレーターを作ってみることにしました。
ここで表示しているのは
1.ヒストグラム:転換線ー基準線
2.水色線:現在値ー先行スパン1
3.ピンク線:現在値ー先行スパン2
4.茶色線:水色線の9日移動平均線(シグナル線)
です。これらはそれぞれ、
1.短期トレンド
2.中期トレンド
3.長期トレンド
(4.中期トレンドのシグナル)
のオシレータになっています。
(ここでいう短期、中期、長期というのは相対的なものです)
2.現在値ー先行スパン1
3.現在値ー先行スパン2
がどういう意味なのかわかりづらいと思うので少し説明します。
先行スパン1は転換線と基準線の半値を(今日を含めた)26日先に表示するもの、
先行スパン2は(今日を含めた)52日の半値を26日先に表示するもの、
となっています。
そのため、現在値と2本の先行スパン(同時)との関係はDPO(トレンド除去プライスオシレータ)のような
オシレータ指標になっています。どういうことかというと、
2.先行スパン1と現在値との差は、9日と26日の半値の半値、つまり25日平滑移動平均線(EMA)のような線があって、その線の25日前の値から今日までにどのくらい上下に動いたか、を示しています。
3.同様に、先行スパン2と現在値との差は、52日移動平均線のような線があって、その線の25日前の値から今日までにどのくらい動いたかを示しています。
よりそれっぽく言えば、先行スパン1は短期+中期投資家の買い方と売り方の中間を示していて、それが25日前から今日までにどのくらい変化したかを示していて、先行スパン2は長期投資家の買い方と売り方の中間がどのくらい変化したかを示しています。そのため、2.水色線、3.ピンク線 がプラスになるということは過去25日の動きで中期投資家と長期投資家の買い方が優勢になったことを意味します。
実際のところ、水色線がマイナスからプラスに転じるところではMACD線がマイナスからプラスに転じるところとほぼ同じです。見比べていただくとわかると思います。
買いサインと売りサインは一目均衡表に準じていくつかあると思います。
買いサインの例:
1.ヒストグラムが赤→緑(転換線が基準線を上抜け)
2.水色線かピンク線の両方がプラ転(現在値が雲を上抜け)
3.水色線がシグナル線を上抜け
売りサインはこの逆です。
ご存じのように、一目均衡表は買いサイン、売りサインが遅めにでるので、シグナル線を加えて、早めに判断できるようにしています。
NZDUSD 押目を付けながら上昇中・環境認識
日足で確認すると800MAから押し目を付けながら上昇中。
高値安値更新し続けている
4時間足では
三月半ばからの上昇後、0.6900~0.7000の間で
横ばいになっていたが、わずかに高値安値を
切り上げていくので、ここから上昇すると判断。
・戦略戦術
押目買い
A案
そのまま上昇し、本日のピボットを超えれば上昇の確立が高い
B案
一時的に0.6900付近まで下降しても
上昇に対するFR38.2%付近である事と、
一昨日の午後からタッチしていないピボットなどの
場所の情報があるので、
そこから反転上昇すると考える。
いづれにしても押目が落ちすいて、上昇が再開したことを
確認してエントリーする。
・追い風情報
USDJPY 上昇
NZDUSD 上昇
日経225(先物、ダウ)上昇
GMMA チャートでトレード 4月の期初なので週足でチェックGMMA チャートでトレード 4月の期初なので週足でチェックをしようと思います。
先週月曜日に日銀指値オペがあり、円安になり利益確定をしました。
ユーロ円ですが、週足で長い上ヒゲとなりました。たまたまですが、利益確定が正解だったことになります。
利益確定した時は、押し目買いをしようと思っていましたが、この上ヒゲが気になります。
あわせて、欧州の代表的な株指数であるDAXの週足を載せています。
週足で同じく上ヒゲ。しかも週足の売りポイントでしっかりと売られています。
米国に目を向けると米国債が2年と10年が逆イールドとなりました。
3月は円安が分かりやすい相場でしたが、4月はセルインメイも視界に入ってくる、DAXの戻り売りでいきます。
EURUSDユーロドル 1時間足 安値更新でアップトレンド確定か【カレンダー】
重要な経済指標なし
今週の火曜日(4月5日)
23:00 ISM非製造業指数
【環境認識】
日足での環境認識は
800MA→上
高値安値→切り上げで○
戻り→適度ではない
現状は高値安値を切り上げで更新し続けているため
方向性はアップトレンド(上昇方向)。
現在は安値更新するかを見守る時間帯。
安値更新が確定した場合、
フィボナッチエクスパンションを引いてみると
次に目指しているのは1.1250付近。
それまでは押し目買いでついていく。
【戦略】
押し目買い
【戦術】
順張りスイング
短期逆張りデイトレ売り
【場所の情報】
1.1050 キリ数、本日ピボット、移動平均線(144MA)
1.1100 キリ数、OP(4日、5日、6日)のNYカット
1.1250 キリ数、FE100.0、OP(7日NYカット大きめ)
【エントリー】
順張りスイング買い①
buy 1.1050
TP 1.1250
SL 1.1000
順張りスイング買い②
buy 1.1100
TP 1.1250
SL 1.1050
【追い風情報】
EURJPYユーロ円 上昇
GBPUSDポンドドル 上昇
USDCHFドルフラン 下落
【その他】
まだ安値更新してないため
積極的に買いという場面ではない。
様子を見て、追い風情報を確認しながら
仕掛けるタイミングを待ちましょう。