2022/11/28 USDJPY分析直近の反発位置がよく分からなかったの引き直してみました。
上昇の角度に対してしっかり引っ掛けてから落ちています。
直近安値の壁を抜けるまでは油断できませんが、下目線でいます。
きれいに三尊右ネックを作ってから落ちるのか
ここまま落ちて三尊否定されて一回上がるのかなんとも見極めにくいところです。
どちらにせよショート目線!
しっかりとタイミングを見計らってから売っていきたいところです!
45分足で見た流れです。
介入のタイミングからだんだん高値を切り下げているような形になります。
意識されるであろう赤のラインはすでにタッチして落ちてきました。
大事なのは次はどの角度が意識されるのか。
緑のラインが意識されるかと思って引いてみましたがまだみたいですね!
てことは前に効いていた赤のラインなのか
そんなところも考えながらトレードしていきます。
コミュニティのアイデア
221127 米国経済現状分析最近市場ではまた楽観ムードが広がりつつある。理由はご存じの通りインフレがピークアウトしたように見えてきたからだ。
久々の投稿となってしまったがここで再び米国経済の現状を確認しておこう。
最上段のチャートでは現代のSP500の最高値に過去の大暴落時の最高値をオフセットをかけて重ねている。
10/13のPCI発表時に一瞬底をついた後に急浮上して今に至る。
チャートを一目見ただけでも分かるが、ちょうど斜めの抵抗線に接するあたりまで上がってきたのでまた暴落を警戒し始める時期に来ている。
金融サイクル論に習うと下記のようにちょうど今が中間反騰にあたるのかもしれない。
「逆金融相場」 -> インフレ鈍化 -> 「中間反騰」 -> 失業率/企業業績悪化 -> 「逆業績相場」
青線の第一次OSのチャートだけ一時的にこの斜めの抵抗線を大きく超えているのが見て取れる。
これは当時インフレがピークアウトして見えたときにFRBがFF金利を下げたときに起こっている。
しかしその後再びインフレが加速再開してしまったので現FRBは当時のこれを失策とみなし、同じ轍は踏まないと明言していることは周知のとおりである。
そう考えるとチャート的にもファンダメンタル的にも、この時のようなレベルの中間反騰にはならず(させず)また近いうちに下落していくつもりで見ておいた方が安全そうである。
図示していないがSP500はちょうど先日11/24に200日移動平均線にぶつかりレンジに入っている。
なお日足で見てみると斜めの抵抗線にぶつかるのは4100ポイントあたりであり、まだ少しだけ上昇する余地は残っている。
過去の大暴落の軌跡を参考にすると最高値から25%以上落ちたところから暴落が加速している。
ドットコムバブルとリーマンショック時のチャートを現代に当てはめるとこの暴落は次の12月に始まることになる。
リーマンショックのチャートに沿って進むと来年の5月に大底をつけることになるが、この時はチャート的に下がってきたところで下にブレイクアウトしていた。
今回は目下上昇気流の中にいるため、12月に何かがあっても一発でブレイクアウトすることは考えにくい。
前回の下降トレンドの傾きを当てはめてみると12月に下落開始した場合、-25%ラインを下回って暴落するのは来年の1月ごろと見積もれるが果たしてどうなるか。
ところでインフレピークアウトというが、インフレ率がプラスである以上、物価は上がり続けていることに注意したい。
ピークアウトという響き的にはあたかも高すぎた物価が下がってきたかのように錯覚しそうになるが(私だけ?)
実際には正の値である以上、それはただの高止まりである。
2段目の図の前年比のグラフだけ見ると視覚的に山を下りてきたように見えてしまうので、誤認防止のために前月比も並記しておく。
前年比だと一年前の物価上昇率が今の物価上昇率より急な場合、相対的に今のインフレ率がピークアウトして見える。
一方で前月比では正の値が続いている限り積分的に物価は毎月加算されていることになる。
丸を付けたあたりで確かに一度0%付近まで落ち着いたが、再び正の値に戻っていることに注意されたい。
つまるところアメリカの物価はいまだ高い水準を維持しており、賃金水準が追い付かない限り高い食費等の苦しい生活は続く。
3段目に失業率を示している。前回の記事で示したようにここ最近は歴史的な消費者マインドの低下が起こっており、今後失業率が増加する可能性が高いことを示した。
案の定今月に入ってアマゾンをはじめとする様々な企業の大規模解雇のニュースが出てきている。
ただいきなり明日から解雇とはならず、もちろん段階的に解雇されるため、失業率に大きく反映されるのは次回か次々回かは分からない。
一方で来月12/2の予想失業率は3.7%で前回と同じ予想になっているようだが、これらのニュースを見てこの数字を信じている人はもはや多くないだろう。
もしやたらと高い失業率が発表されれば逆業績相場に向けた最初のトリガーになりうる。
ここで前述のインフレが米国民にどれぐらい痛手となっているのかを別の角度から確認するため、4段目に貯蓄率を示した。
Investopediaに書かれた貯蓄率の定義を見る限り、日本の定義と同様に下式で定義される。
貯蓄率 = 貯蓄÷可処分所得 = (手取り-支出)/手取り = 1 - 支出/手取り
ここでいう貯蓄とは手取りからクレジットカードの支払いなどを引いたものであり、残高としては現金だけでなく投信などの投資分も含まれているようだ。
※貯蓄率は月々どれぐらい貯蓄に回せるかているかのレートであり、これまでためてきた貯金トータルが分子になるわけでないことに注意。
つまり貯蓄率を見ると、直近ではどれぐらい銀行に現金を預金できたかを表すだけでなく、投信含めてどれぐらい株を買う力があるのかを見る指標にもなると考えられる。
貯蓄率が下がるには上式より手取りに対して支出が大きくなる必要があるが、これが大きくなる要因としては次の3つがある。
①消費者マインドが高く、ガンガンお金を使える。
②支出は変わらず不景気で手取りが減る。
③手取りは変わらないのに物価上昇の影響で支出が増える。
今回については①ではないのは既知である。また下段に示した企業収益の統計的にもまだ前年比プラスを維持しているので②もない。
消去法的に、また直感的にも高インフレで③の影響で貯蓄率が下がっていると考えるのが自然だろう。
なお本来は貯蓄があれば自発的な退職が増える。お金の余裕があれば大学に入り直したりする人が増えるためである。もちろんFIREもしかり。
これも前回記事で述べたが、貯蓄があれば自発的失業者が生まれるため失業率の期待値は0にはならない。
そう考えると現状の低すぎる失業率は景気がいいのではなく、単にお金に余裕がないことの裏返しといううがった見方もできてしまうのは面白い。
また繰り返すが貯蓄率は投資力として見ることもできる。
現在はリーマンショックが起こる前くらいの水準まで投資に回す現金がなくなっており、購買意欲の以前に購買力がないようだ。
そのうえで高インフレにより日々の家計に打撃を受け続けているため、生活費をねん出するには預金の切り崩しだけでなく投資の売りも起こるだろう。
米国民が一斉に貯蓄の切り崩しを始めたら、その預けられていた資金で運用していた金融機関には一体何が起こるだろうか。嫌な予感しかしない。
最下段に企業収益を示した。経済カレンダーに出てこないのでマイナーなものかと思っていたが、確認したところBEA(アメリカ合衆国商務省経済分析局)というGDPなどのデータを作成している機関が発表するもので、アナリストたちがよく見る重要な指標らしい。
ここで考えたいのは、例えば株を買う場合、財務の何を見るだろうか?よく見るのは「売り上げが毎年伸び続けているか」ではないだろうか。
ここで示している企業収益(前年比)もまさにその傾向を示したものである。
統計データであるこの企業収益が下がれば、それは企業全体的に売り上げが前年比で落ち込んできていることを示している。
これが昨年6月の時点でピークアウトし、そろそろマイナスに転じかけるぐらいまで下がっていることに注意したい。
ついこの間の2Qの決算シーズンでは、ここで示している企業収益もギリギリプラスを保っている通り、好決算が都合よく解釈されて株高をサポートした。インフレにとっては逆効果となるにも関わらずである。
インフレピークアウト+好決算で株価が上がっていたところに、近い将来業績悪化+失業率増加が起これば、再度暴落が始まるだろう。
ここまでくると物価は勝手に下がってくるので、インフレの話はもうどうでもよくなっているかもしれない。
仮に予想以上に中間反騰が続いたとしても、それもどこかのタイミングで短期のインフレピークアウトバブルとなり、どこかで崩壊する。
とまあなんとも悲観的な記事を再び書いてみたが、前回自分でも述べたようにデータの見え方は言い方によって如何様にも印象を変えられる。
あくまで私は悲観的に見ているが、今回用いたのと同じデータを使って真逆の論述をすることも可能だろう。
今の上昇を見て「インフレもピークアウトしてきたみたいだしそろそろ株買ってみるか?」と迷っていた方が、バンドワゴンに乗る前にもう一考する機会になったと捉えて頂ければ幸いである。
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来週のドル円、ロング目線日足は上昇トレンド中のショート
四時間足は下降トレンド
一時間足は安値更新の手前でレンジ中
相関の強い米国債利回りは下降トレンド中
テクニカルだけを見ればショート局面だが
ファンダメンタルでは米国金利がすぐに下降するとも思えないのでまだロング目線で見ている
週足のトレンドラインに反応して日足レベルのダブルボトム、もしくはアセトラを形成しているように見える
このまま上昇を続けるなら今月中にWボトムを作って来月からは上に放たれそう
142.3-140.7を超えずに下に垂れるようならアセトラを形成して長いレンジになる可能性もある
142.3を上抜けるまではショートの可能性も見ながら慎重に対応するのが良さそう
仮想通貨は冬入りどころではなく、氷河期入りする可能性を考えてみる現在仮想通貨全般が弱気相場の中にあるが、実はこの弱気相場はかなり長く続くのではという可能性を考えてみたいと思う。
タイトルにある通り、冬どころではなく、氷河期規模になるのではというものだ。
以前投稿したアイデア「【ビットコイン】大幅調整期は来るのか?過去10年の動きから見る上昇と調整のサイクル」(下記リンク参照)では、ビットコインの過去10年間の動きには 2-3年サイクルで上昇と80%ほどの調整が続いているという特徴が見られることを紹介したが、これはこれで一つのシナリオとして引き続き想定する一方で、今回はアナザー・ストーリーとしてもう一つのシナリオを考えてみたい。
(なおこのアイデアは、決して昨今の取引所破綻を始めとするネガティブなニュースを受けてのものではなく、純粋にチャートを基にしたアイデアである。)
全体像
以下のチャートはビットコインの月足(ログスケール表示)。
仮想通貨の代表とも言えるビットコインを例として、このアイデアの全体像をチャートに示した。
まず、ビットコインは使用が開始された2009年から10年弱をかけて、3段上げの上昇を築いてきた。(①)
この3段上げというリズムはあらゆる資産クラス、金融商品で非常によく見られるサイクルであり、坂田五法というのは本当にすごいものだと関心せざるを得ない。
さて、この3段上げを以って10年間かけて形成された超長期の「推進波」が終了(チャート下部)。
今後はこの10年の上昇に対する調整波(②)が形成されていく可能性がある、というのがこのアイデアの根底にある見方である。
つまり、今後発生するであろう②の調整波が終了して初めて、2009年から始まった一つの波動サイクル(チャート上部矢印)が終了し、次のサイクルで最高値69000ドルを更新していくというシナリオだ。
10年の上昇に対する調整となれば、かなり長い調整期間となることが考えられ、それこそ氷河期になり得るわけだ。
月足押し安値ブレイクは史上初
ここでチャートを少し細くみてみたい。
以下もビットコインの月足チャートだが、2021年末からの下落で月足の押し安値をブレイク(赤のライン)。
つまり月足レベルで下目線転換しており、10年弱続いた上昇トレンドが完全に終了している。
また、月足で押し安値をブレイクしたのはビットコイン史上初であり、チャートの歴史はまだ10年ちょっとしかないが、ここからは調整波動が発生する可能性は決して小さくない。
過去の投稿で言及した最高値からの80%調整ラインは14000ドル水準(青のライン)だが、仮にこの価格帯から反発したとしても、適度に戻りを形成したところから再び調整の下落波でさらに安値を更新する可能性も考えられる。
氷河期はどのくらい続くのか?
仮に氷河期のような長期弱気相場が今後続いていく場合、それがどれくらい続くのかは誰にもわからないが、ここでは相場のフラクタル性に着目して推測してみたい。
冒頭のチャートに、3段上げを形成した3つの上昇波:Ⅰ、Ⅱ、Ⅲのそれぞれの推進、調整期間を記したものが以下のチャートである。
これを見ると、各上昇波の推進、調整期間は概ね
推進:調整=2:1 または 3:1
になっていることがわかる。(といってもまだ過去3回しかなく、かつⅢについてはまだ調整終了したかどうかがわからないのだが。)
相場はフラクタルなので、仮にⅠ~Ⅲに現れたような推進、調整の期間が上位の波動にも現れると仮定すると、
10年の上昇に対する調整期間は3年から5年くらいになると考えられる。
現在の弱気相場が始まったのが2021年11月なので、そこから3-5年というとだいたい2024年から2026年くらい。
このくらいの時間をかけて10年間の上昇の調整が行われ、そこから史上最高値69000ドルを超える上昇サイクルが再び始まるというシナリオである。
チャートが10年ちょっとしかないからこそ、今後仮想通貨の長期足がどのように形成されていくのかを追跡できる、非常に楽しみな数年間となるだろう。
[プラクティスマスター] 5-3 解ったつもりでも、なかなかトレードに活かせない場合のTIPSもし、自分のトレード技術が「あとちょっとなんだけどな...」と感じているなら、以下の記事をご参考になさってください。
手法が確立されているとして、同じ間違いをしてしまうとか、トレードアイデアを立てる時間に毎回ばらつきがある、トレードの精度が悪いという解決すべきマイナスの要因がある場合には、正しい演習(プラクティス)の手順を身につける必要があります。
正しい演習の手順とは、以下の通り
1. トレードアイデアを立てるための必要十分な情報収集
2. 環境認識
3. 環境に合った戦略
4. 戦略を構成する複数戦術
5. 自分のスタイルに合ったその日の戦術を選ぶ
6. 5で選んだ戦術と相反するプラン(戦術)に切り替わる場合の条件を確認する
7. それぞれの戦術を仕掛ける場所(さらに損切り、利確ポイント)を特定する
8. アラートを設定する必要があればその場所と、アラートの目的を決める
9. トレードアイデアを描く
どこかで時間がかかりすぎているか、6の相反するプランの条件を明確に想定していないと、「やはりそっちだったか!」と、つねに相反するプランのほうを選べばよかったと感じてしまいます。
※ロットサイズは損切りポイントまでの幅が決まれば自ずと決まります。
※トレードアイデアは時間をかければ良いものが出来上がるというものではありませんし、より短時間(5~15分)で立案することが望ましいのです。
チャートを見る時間が長ければ長いほどよくわからなくなってきます。
※メンタルの問題によってトレードが不安定な場合や、手法が確立されていない場合には対処法が異なります。
波動分析 〜トライアングル〜こんばんは。たわみこです。
前回投稿からヨコヨコしている状態です。
波形の認識としてはトライアングルに見えますね👀
以前から見てくださってる方は、既にご存知だと思いますがここでトライアングルについて今一度整理しましょう!
出現場所は覚えていますか?
”トライアングルは、通常いつも一つ大きな階層の波の最後のアクション波の直前に位置に出現する”
この事から、例えばインパルス4波やジグザグB波など(他にもありますよね)が出現場所ですね。
インパルスでは2波にトライアングルは出ません!
ですのでこのようなカウントは出来ないという事になります。
あと、ちなみにダイアゴナルには出ませんよ😵💫
トライアングルは過去投稿でもご確認下さいね。
トライアングルはどちらに抜けるか分からないですね。この為、基本的にトライアングルを認識したらどちらに抜けても対応出来るようにカウントの準備はしておきましょう。
例えば下に行くのであれば、このようなX波トライアングルなどがありますね。
またトライアングルの難しいところは完成したと思ってもこのようにまだD,Eが残ってたりもありますね
上に行くカウントであれば、例えばこんなB波トライアングルなどがありますね。
上記のカウントであれば
ダイアゴナルの4波が始まっているカウントになりそうですね。
下に行くようであってもまだダイアゴナル3波が続いているカウントなども
インパルスとカウントも出来ますので
このような2波ダブルスリーのカウントも
これはこのように5波もインパルスのカウントと考えられますね
このように、想定が色々と考えられますのでどこを抜けたらトライアングルが完成するか、破綻するかを考慮しながら注意深くカウントしていきましょう。
今回のおさらい
・トライアングルはどちらに抜けてもいいようにカウントを考えましょう!
・トライアングル完成と思っても実はまだC波の途中などありますので柔軟に考えましょう!
来週の注目ポイント
・トライアングルの抜ける方向の確認
・5波の形(インパルス?ダイアゴナル?)の確認
追記
表題のWXYを消し忘れちゃいました!
表題のチャートは先入観の無いように何も印つけないで載せようという意図でした😅
だんだん収縮していってるからトライアングルかなって想像をしてほしかったんです🙇
そのようなご理解をお願いします🙏
チキン利確を防ぐには?以前投稿したコツコツドカンに関する投稿(下記リンク参照)が多くの方の好評を頂いたので、今回は関連したテーマで、チキン利確を防ぐにはどうしたら良いかという点で僕なりの見解を共有してみたいと思います。
コツコツドカンの投稿では、損失側と利益側に分けて原因を分析してみるというアプローチを紹介したのですが、今回はその利益側の原因に関する内容です。
恐怖がチキン利確を駆り立てる
チキン利確をしてしまう原因は何かといえば、それは「恐怖」に尽きるでしょう。
恐怖と聞いて、えっ?と思う方もいるかもしれませんが、
・今ある含み益が消えて無くなる恐怖
・今ある含み益が含み損に転じる恐怖
があるからこそ、ちょっと利益が乗ったところでポジションをクローズしてしまうといったことに繋がります。
恐怖のところは、痛みと言い換えても成り立ちますね。まさにプロスペクト理論で言われている通りです。
とはいっても、僕らは仙人ではないので恐怖を完全に消し去ることはできません。
この恐怖とうまく付き合ったり、恐怖に対処するための訓練をしていくしかないわけですが、ここではその訓練の方法として二つほど対処法を紹介したいと思います。
対処法
1.ロットを下げる
ここに大学を卒業したての新入社員トレーダーAさんがいたとします。
Aさんの月給は20万円ほど。
この状態でトレードで含み益が10万円あったらどう感じるでしょうか?
金銭感覚というのは人によって大きく違いが出る分野ではありますが、一般的には社会人になりたての人からすれば大金でしょう。トレード的に見れば、それがたとえリスクリワード1にも満たないトレードであっても、目の前の金額に目が眩んで今すぐ利確だ!となってしまうかもしれません。
でもこれが1000円だったらどうでしょうか。
1000円であれば大学生時代のアルバイトの時給相当です。
この金額であれば痛みもそれほど感じないので、であれば最初に決めたポイント(例えばリスクリワード3のポイント)まで利益が伸びるか様子を見てみよう、と考えられるかもしれません。
痛みを感じはするけれど、決して寝込んでしまうほどではないというレベルにまで恐怖レベル(=ロット)を落とし、しっかりとシナリオで立てた目標まで利益を伸ばす練習をする、というのは脱チキン利確のための一つの対策です。
2.利確目標に指値注文を置く
上のAさんの例ではないですが、目の前で含み益が増減するのを見ているとどうしても耐えられないという場合は、指値注文の活用がおすすめです。
ポジションを持つ前に、しっかりと分析してシナリオを立て、ここぞというところでエントリーしたら、損切りと利益確定の指値を同時にセットして、あとは放置。
結果は相場の神様に委ねる、という方法です。
はじめのうちはこのように指し値注文で利益確定を行うようにし、慣れてきたら徐々に値動きを見ながら決済していくという方法にシフトしていくのが良いのではと思います。
伝説のトレーダー集団は利確が許されなかった
最後に、一つエピソードを紹介したいと思います。
皆さんはタートルズというトレーダー集団をご存知でしょうか?
タートルズは、アメリカの投資家リチャード・デニス氏とその友人であるビル・エックハート氏が、「優れたトレーダーは生まれか、育ちか」説の議論に終止符を打つために、素人トレーダーを公募して、トレード手法を伝授するという実験的取り組みの中で生まれたトレーダー集団です。
タートルズは5年間で1億7千5百万ドル以上を稼ぎ出したと言われる他、メンバーの中には、その後ビリオネアになった人や、ヘッジファンドを運用するまでに資産を築いた人もいて、デニス氏の”優れたトレーダーは育成できる”という仮説が証明された実験だったわけですが、タートルズのトレーダー達は、デニス氏の資金を運用することができる一方で、勝手に利益確定をすることは許されていなかったそうです。
おそらくデニス氏は、上に紹介したような人間が本来持つ恐怖心から、新米トレーダーたちがすぐに利益確定に走ってしまうことを見抜いて、このようなルールを課したのでしょう。
デニス氏の莫大な資産を運用するという条件下であっても、チキン利確を繰り返していたらここまでの成績は残せず、伝説のトレーダー集団にはなっていなかったかもしれませんね。
ビットコインは長期足で面白い位置に足を踏み入れつつあるかもしれない単純に週足だけをみていくなら、どう考えてもビットコインをコントロールしている人がいると思える位に、長期足は面白いチャートしていますよね
今ビットコインを積んでいっていますが、何故積んでいっているのかを簡単に説明したいと思います。
以下①~⑧で簡単にまとめました
①山の形が似ている
②調整期間は2回とも1年+α
現在の調整期間365日が経過したところ
③平行の横期間+上げ相場の期間は1060日程度
(約3年間)
次のATHの山のトップは2025年?
④過去のチャートに倣うなら、調整期間で言うと今の時期から年始まではばっちりのタイミングに入りつつある
⑤このセオリーが正しいとすれば現在~来年は底チャートを作っていく可能性がある
緑の期間が始まってもすぐに上昇ラリーが始まるわけではないので焦ってもしょうがないが、知らない実に実は面白そうなところにいる可能性は十分にある
⑥ATHからの下落率は2回とも85%前後
今回はまだ78%、あと10%の位置
ちなみに85%は10000ドル前後の水準
つまり面白い位置に来ていますよね。という事。
⑦こんなことを考えながら毎日少しずつつBTCの積み立てをしています。間違っている可能性ももちろんあります。幸いにも2021年末に資産を逃がしたのもあってまだ余裕がある方だと思います。保守的に考えるなら市場の条件が整うまで労働というマイニングをしながら待つというのも良いかもしれません
👑トレードアイデア 金GOLDは1790に大きなOpen Interestがありバリアに。金GOLDの相場解説をしていきたいと思います。よろしくお願い致します。
昨日(11/15)の金チャートは三回ほど上値を試したものの1790の手前で強く落とされています。
金オプションには11月18日(金)期日の大きな建玉(Open Interest)が1790にあり、逆にそれ以外の価格には何もないという買い意欲の少ない空間におりますので動きにくい展開です。
来週11月22日(火)期日のオプションは1800より上の価格に小中の買いが並んでおります。
買っておいて週明けまでホールドするか、11月22日(火)に1800を上抜けすればスイスイと上昇していくように思います。
私は昨日はわずかな幅でしたが、下落の過程で断続的に買いを入れ今朝一旦利確をいたしました。今も1本買いを入れており、昨日の高値付近1780を超えてきたら更に買い増ししたいところ。それは来週火曜以降ではないかと思っておいたほうがいいですね。
「いつ起きるかを予想することは、何が起きるかを予想することより、何倍も難しい」フィリップ・フィッシャー
言い得て妙です。しかし難しいですが、合理的根拠を積み上げればトレードアイデアの精度があがり、「いつ」ということもある程度予測できるようになってきます。
債券市場とは?債券市場とは?
金利市場は大きく2つに分けられます。
1つは短期金利の市場で、もう1つは債券市場です。
※前者についてはこちらのアイデアをご確認ください。
債券というのは日本でいうと国債、公社債、社債なども含め大体5年や10年などの満期で、いろいろな債券が存在します。
その中で最も注目度が高くて、多くの方が参考にするのが国債の市場になります。
金利が上昇するときに長期金利は先行して動くこともありますが、逆に金利の動きだけではなくて、需給の問題も考える必要があります。
例えば、今のように日本は短期金利が0%で、政策金利としてはマイナス金利が導入されています。そして10年物国債というのが0.25%に抑えられています。
※政策金利についてはこちらのアイデアをご確認ください。
例えば米国債は10年物の金利が日本で0.25%に対して、今の米国の場合3.5~4%の間ぐらいのところで動いています。(2022年10月3日時点)
そうすると、機関投資家の人たちは何を考えるのかというと、米国の金利は日本の金利に比べて少なくとも3.25%以上は高いことから、為替でリスクを取ってでもアメリカの国債を買った方が利回り的に良いと考えます。
今、日本では歴史的な円安を迎えていますが、これはドルとしての資産を持ってると為替の利益も得られるということになりますが、加えて機関投資家が米国債を買うためにドルを買うという動きがありますので、このようなドルの独歩高、そして米金利のさらなる上昇といったことが起こり得るということです。
(続く)
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