メガテック牽引でジリ高のナスダック100今週の振り返り
9/13高値を底に底堅いレンジ推移から、今週は一段上のゾーンでやや上向きに値動きした。
現状は上値も下値もトレンドラインの範囲内でジリ高しています。
水曜日のCPI発表でディスインフレが確認された後、直近の上値ゾーン(赤色ボックス)を上抜けた。
その後のPPIも通過でジリ高進行。
金曜のミシガン大学消費者態度指数の悪化、5年期待インフレ率が高水準だったことで、13,400のレベルに到達した後はやや調整を見せ、反落して引けている。
しかし、実体は赤いゾーンを上回って、極短期的には押し目となって終了している。
債務上限問題プロレスや地銀再燃で金融市場はややリスクオフに傾きつつある中、ナスダックはジリ高している。
メガテック流入が支えているように見えるが、来週移行もメガテックへの流入が続くかどうかが今後の展開のポイントとなるでしょう。
次週のシナリオ
①上昇気流が続く場合
ターゲットラインは変わらずだが、次の順でテストしていく。
また、上のトレンドラインを上抜けるかも確認したい。
節目:13,500
8月高値:13,727
相場環境が悪くなるときには一時的な高値止まりで反落する可能性は残る。
②調整される場合
以下の順でテストされる想定ライン。
2番目のレンジ下限を実体で下回っていくとレンジ破りの下落になっていく可能性はあるが、強い材料が必要か。
ごく短期的な浅い調整:13,145~13,060
9/13高値:12,880
フィボナッチ61.8%:12,765