ドル円週足以下の展望4/15~【週足】
先週はついに2年弱続いていた152円のレジスタンスを確定足で突破。
終値は153円台で確定しました。
重要な節目のラインを突破してきた事で、市場からの反応でも徐々に150円台から次の160円台が現実味を帯びてきたと感じています。
先週の主な上昇のきっかけとなったのは4/10の米CPI(消費者物価指数)。
結果が予想より上振れた事で、レジスタンス突破と共に大きくドル高に反応。
ファンダメンタルを伴ったドル高の発生で起きた値動きにより、週足のローソク足が確定してきた事でより上位足のテクニカル的な根拠も揃い、やっと本質的に方向感を示す動きを見せ始めたとも感じています。
とは言え、円安は一国民として容認し難い事ではありますが、1人のトレーダーとしては今週以降の動きが活発化する事に期待したいですね。
次に、ドル円と合わせてJXY、DXYチャートの日足も確認していきます。
【ドル円日足】
【JXY日足】
【DXY日足】
ドル円日足は2022年からの高値ラインを明確に超えてきました。
DXYも日足で先週までの直近高値105.0台を更新。(ドル高)
JXYはドル円と同じく2022以降ずっと下抜けされずに意識されたいた安値65.81をそれぞれ更新。(円安)
これによりドル円も先週まで高値圏でもみ合っていた時間足レベルのレンジもブレイク。
相場は基本、~「レンジ」→「ブレイク」→「トレンド」→「レンジ」~のサイクルを繰り返して出来ていますよね。
先週はレンジ→ブレイク...すると次は、今週からはトレンドの発生!?となるかどうかですよね。
テクニカル的には、先週初めに気になっていた一目均衡表の転換線も再度下抜けることなく、大きく上昇してきたことにより、再度上昇目線が強まってきています。
ファンダを伴った上昇要因で高値ラインも明確に突破した事で、市場参加者の殆どが更なる上値を意識している事は間違いないでしょう。
ただ、同時に先週時点では口先までにとどまっている、「為替介入」への警戒感もより強まる事になりました。
今は、それがどこでいつ起きるのか?を議論する方も多い事でしょう。でもね、そんなのはその時になってみないと分かんない事です。
私も周りと同じように強く意識はしていますけど、それ自体をトレードのネタ(材料)→トレード根拠とまでは考えていません。
それと、中東問題によるリスクオフの動きは無くなっていません。週末もそういう動きはありました。(4/13~14のサンデードル円の下落でも動きが分かります)
下落の要因が無くなったわけでは無いし、上目線だからって2年前の様にどんどんロングすりゃいいって相場でもないです。というか、今はそれとは全く違う相場ですから。
つまり、ハッキリ言うと私は介入期待で入れるショートは初めから入るつもりはありませんが、やるなら介入後のカウンターでロングをしたい派です。
しかし、中東問題でのリスクオフへの警戒や、勿論為替介入への警戒心は強く意識した立ち回り方をしていきたい。※ショートしない、できないとは言っていない。
カウンターロングをどこでいつやるか等は今回ここではお話しませんが、冒頭でも話した通りすでに先週時点でファンダを伴って目線は上であると方向感も出てきている以上は、よほどその状況が覆されない限り、為替介入は押し目と考える方が優位性が高いと考える側の人間ですので...。
ただね、これだけ為替介入が起こる可能性が高まっている以上、そのボラを狙う人も少なくないとは思います。実際に、153円を突破しても尚多いショートポジションが市場から消えてない事がそれをものがたっていますよね。
為替介入狙いのナンピンショートは頑張ってお金を積めば(含み損に耐えきる資産を準備すれば)もしかしたら当たるかもしれない宝くじと思えば、実際に宝くじを買うよりは良いとも思いますが、百歩譲ってそれを投機として見ても、それくらいギャンブル要素が多い手段であるという事は覚悟して取り組むべきだと思いますね。
宝くじは当たりが発表されてから当たり券を現金に交換するまでに1年の猶予がありますが、
もし介入が起きたとして、下落後に利確までどれくらいの期間の猶予があるのでしょうね?凄まじいボラで常に変動するレートの中で、一体どこで利確するつもりなのかですよ。
下手したら、微益で終わるとか、建値迄戻ってくるか、逆に損切...なんてこともあるかもしれません。これで分かった事は、少なくともFXは当たった時点で当たりが確約されて換金までの猶予も設定されたしかも非課税の宝くじではないって事ですねw。当たり前ですが。
まぁこんな風に言ってますが、私だって勿論、下落した場合の事はちゃんと考えています。
そうでなければ介入後にカウンターのロングなんて狙えないですからねw
先週書いたドル円展望では大きく下落した場合「どこまで落ちるのか?」という事は既に先んじてお話しています。
ですからショートする事、している方を煽るつもりは全く無いです。ロングだってそれは同じ事ですからね。
だらだらと色々話をしましたが、結局どんな事が起きるか分からないのが相場です。
だからこそ、常に逆の立場になってあらゆる方面から最悪のシナリオまで想定するのが優秀なトレーダーです。
時間足レベルの展望は、いつもながらまた別のところでやっていきたいと思います。
今回は先週までの週足と日足の振り返りを書きました。
今回も最後までありがとうございました。
サポート&レジスタンス
続伸か調整か先週末金曜日にゴールドは続伸
当初行って2077までかと思っていましたが2088まで伸びました。
久々の1%以上の動きとなり行き過ぎるところもゴールドらしい動きでした。
とはいえフォークは効いているようです。
今日の戦略
・一旦ショートです。RSIの調整に伴う調整下げがあるのではないかと考えています。
・調整のさなかで急に上げたりしますがそこがロング玉の誘い出しになることが多いです。
・もちろんそのまま上昇していく可能性もありえますが、5分の移動平均線をみつつ2084近辺でショート、損切は浅く2065のサポレジチェックゾーンをゴール設定とします。
ショートが伸びた場合は2060です。
・ローソクを見ながら底でロングを積んでいく。ゴールは2120.
こんな感じです。
トレンドレスの中で出てきたチャートパターンここ最近値動きの荒いレンジとなり苦労の多いトレードが続いています。
方向感が無くチャートパターンですら出現していません。
そして先日の雇用統計。正直インチキだと思っています。
ゴールドというよりはドルの価値が正念場になっているのでしょうね。
円は一方的に弱いので議論の余地がありません。
さてゴールドですが
4時間レベルでのヘッドアンドショルダーが出ていました。
ネックラインは2029付近
35ドル程の下げる可能性を考えました。
しかしながら昨日の指標でまた相場が乱れました。
その結果リバースヘッドアンドショルダーが30分レベルで出現しています。
ネックラインは2027付近
15ドル程の上げ余地です。
当然大きな足で出たチャートパターンのほうが確率は高いです。
今日の焦点としてはどちらかの三尊が決まるというよりは
2027~2031付近のもみ合いをどう形成するかです。
上下ともに背中になりやすいポイントです。
リスクも当然高いのでロットは積みにくいかなと考えています。
本日雇用統計。2088への押し目探し昨日は私にとって悔しい日でした。
最近の傾向で押し目を探してからのロングになるだろうと思っていたので2030付近でエントリーしたのですが、指標が絡んでいることもあって守備力を高めにした結果、建値に置いたストップを刈ってから上昇しました。
追いかけてのロングも考えたのですが自重。その結果取り逃がしてしまいました。
守備力を高めるのは悪いことではないのですが、やはりリスクリワード。
ある程度の損失許容があるからこその利益を取れるものだと思います。反省です。
【今日の戦略】
下降トレンドからの脱却が顕著になっていますので直近高値の2088をどう目指すかを考えます。
気になるのは押し目。
エントリーポイントはしっかり背中を見定めたい。
最近はその背中が非常に難しいです。
下げフォークの100%ライン付近に4時間転換線、1時間基準線が来ています。
まずはそこがエントリーポイント。
ただし4時間基準線まで見に来ることも想定されます。
2047付近で反発が弱い場合、買い移動平均線の上昇具合を見て4時間基準線の2040付近を背中として考えます。
(8304)あおぞら銀行○トレンド分析○
(8304)あおぞら銀行
決算発表を受けてストップ安となった同社について簡易テクニカル分析
まず、ここ数年間でチャートを見た場合2020年につけた株価1687の最安値から今年2024につけた株価3301の最高値付近から急落し本日ストップ安となり、引けの株価表記が2557となっている
この期間のみでチャートにフィボナッチを描いた場合に株価2500付近が半値ラインであることとキリ番で心理的節目となりやすいことから、まず最初の反発ポイントと考えられるが、このラインはなかなか厳しそうである
そうなると現在価格から約10%減の株価2300付近が過去にも意識されているラインなので直近では、大きな本命反発ポイントになると思われる
しかし更なるFUDも相まって、投げ売りが加速すれば2300ラインも突き抜けてしまう懸念点もある…
短期的なリバ取りであればまさに落ちるナイフ銘柄につき、損切設定は必須である
正直すごいしんどい展開昨日はいよいよ2035を上方ブレイクするかという期待がありましたが23:45の指標発表の瞬間に叩き落され、現在まで支えてきたサポートをブレイクしてフォーク線まで下落しました。
相場に絶対はないのですが、あまりにも雑な動きに落胆しています。
【今日の戦略】
・4時間288を背中にしたショート戦略
・4時間RSIがしっかり押さないと上昇できないのかなと考えています。
・ゴールは2000 4時間500EMA、日足75EMAをしっかりと確認することが条件です。
・その線は必ず一度反発しますのでそこでロングに切り替えます。
・それでも上値が重い場合1978まではあり得ると考えています。
ドル円について-2024/1/25-ドル円の4時間足です
太緑の平行チャネルは週足レベルで引けるもの
白色は4時間足レベルで引けるもの
週足レベルでは上昇をキープしてますが、4時間足レベルで考えると
割り込んできており、ちょうどネックライン付近にいます。ネックラインが147.60銭あたりでしょうか。
セオリー通りで考えると売ってもいいのかなと思っています。
下では買いたい人も多いのかなと考えていますが、これから月末に向かう点や31日にFOMCがある点も考慮するとポジション調整が起こりやすいのではないかと思ってます。
ターゲットになりそうのは、年末からの上昇と直近の最高値の148.70銭あたりからのフィボナッチ38.2%の145円ミドルあたりでしょうか。
この辺りに週足レベルの平行チャネルの下限も重なってきそうなので、いい買いポイントになるかもしれません
下げ圧が強いはずのに下げフォークのチャネルを切り上げている不思議昨日は2030付近を超えることができず反落、しかしサポートも固く下髭を付けながら徐々に落ちるという展開でした。
下げ優勢にも見えますが、大きく下げているわけでもないのでピッチフォークでは横滑りをしている状態です。
本当にトレードがしにくい環境です。
【今日の戦略】
見てるしかない状況です。
どちらかというと移動平均線が上に来ているのでショートのほうが背中が見えやすくとりやすいのかなという感じ。
ただ下も限定的な感じもします。
対してロング目線で見たとしても2017付近の固さが背中になるのかという状況。
いわゆる根拠が乏しいのです。
今日は本当に見てるだけになるかもしれません。
2025~2033の攻防ドル円の続伸によりゴールドの上昇トレンドが一服、一時は2000台を割る勢いの下落になりました。
今週はさらに続落するか、再度上昇するかの分岐点になると考えています。
【今日の戦略】
・タイトル通りの2025~2033の攻防になるでしょう。
・下位足の移動平均線が支えているのが2025付近となります。先週の最安値から上昇を続け現在この付近がサポートになっております。
・また上位足のレジスタンスになっているのが2029~2033付近、この付近は猛烈な売りがたまっているはずです。安易にラインブレイクからのロングに入るとすぐ刈られる可能性があります。
・売りも買いも損切の背中を定め押し目戻りを狙ったエントリーが良いと思います。
15分~1時間で三尊が見えているところもありまずが、ピッチフォークを見ている分にはチャネルを一段買い上げているようにも見えサポートがやや機能しているほうが優勢かなと考えています。
USDJPY 4時間~ 1/22~フィボナッチ分析ドルの展望:
米経済指標が低調な内容が予想され、ドル売りの圧力が予測されています。
24日の米製造業PMI、非製造業PMI、25日のGDP速報値、26日のコアPCE価格指数が注目ポイント。
低調な指標が出れば、ドルの長期金利低下を見越した売りが期待されます。
ドル円の見通し:
テクニカル的には強い買いシグナルが示唆され、底堅い展開が予想されています。
日米金利差の早期縮小観測が後退し、植田日銀総裁の修正の可能性に注意が必要。
日銀金融政策決定会合での超金融緩和の現状維持が予想され、円買いが加速する可能性も。
週足:
23.8%ラインを抜けて上昇が強まり、再び150円を狙う動きが継続されます。
日足:
61.8%ラインからの押しで上昇し、138.2%ラインで修正の動きになっています。Targetは161.8%までを想定しています。
4時間足:
上昇の流れが継続中で、押しは38.2%から61.8%ラインになりますが、突破すればTargetは150も考えられます。明日の日銀総裁金融政策発表には変化が見られないと予想し、上昇が強まると考えています。
緩和修正発言があれば円買いが強まるので、注意しましょう。
1時間足:
先週末は、下降フィボナッチ23.8%を下抜いて売りの動きになっています。上位足が上昇継続しているため、戻り売りは短期利食い優先・流れは押し目買いが強まるので61.8%からの買いの動きを注視しています。
23日の日銀政策発表が大きく動くので、それまでは米国債券利回りの流れに沿った動きも注視しましょう。
債券利回り