フィボナッチ
USDJPY 4時間~ 1/15~フィボナッチ分析
週足:
• テクニカル的には、様々な指標が好転し、円売りが継続しています。
• ファンダメンタルズ的には、日本の生産活動の落ち込みや政府の復旧対策により、経済状況が影響を受けています。
• 日銀の金融政策の正常化は難しいとの見方があり、賃金と物価の好循環の条件が遠い状況が円売りを支持しています。
週足の結論:
• 米CPIが市場予想を上回り、FRBはインフレの低下が停滞した場合には引き続き利上げの用意があると発言しています。
• 米FRBによる利下げ開始時期の後ずれが観測され、ドル買いが期待されています。
• 週のスケジュールにはFRBの関係者による経済見通しや金融政策についての講演が控えており、これらの発言にも注目が集まります。
• 日銀の金融政策の正常化は難しいとの見方があり、賃金と物価の好循環の条件が遠い状況が円売りを支持しています。
• 今週も23.8%ラインを注視し、チャネル割れにも注意。23.8%を上抜ければ150円を狙う動きが継続が予想されます。
日足:
• 年始からの反転上昇が継続中で、上昇フィボナッチ61.8%を抜いて100%タッチからの戻り売りが観測されています。
• 上昇フィボナッチは修正されており、61.8%を上抜いて買い→100%で一旦利食いするという動きが見られます。
• 再度100%を抜くと買い目線が継続し、Targetは161.8%=150.47になりますが、長期的な買いは考えていないので下位足での流れを注視します。
• 押しが欲しいので100%から61.8%ラインからのシナリオが構築中です。
4時間:
• 上昇フィボナッチチャネルを割ると上昇から下降に転換し、61.8%を下抜くと100%がTargetとなる売り目線のシナリオが検討されています。
• 戻り売りはWトップ形成を確認し、61.8%を下抜いてから売りと考えられています。
• 23.8%を上抜くと再度上昇になるため、現状様子見の姿勢がとられています。
• 流れ的には上昇背景が強いので、下位足も注視が必要です。
1時間:
• 下降フィボナッチ61.8%を下抜いて売り→再度下抜いて100%も下抜きTarget161.8%にしていますが、押されて上昇で100%に来ています。
• チャネルを上抜くと手仕舞いをシナリオに上昇転換を視野に考えており、上昇はボラティリティも低いため短期の買いシナリオが期待されています。
• 上昇フィボナッチ61.8%を抜けた場合は買い目線で、Targetは最初に100%を考えています。しかし、下降チャネルが継続しているため注意が必要です。
EUR/USD展望(下落目線)01/15~ ※やや長期【月足】
現在下降トレンドを形成し、自分が注目しているトレンドラインが2つ存在している。
①1つは、2009年11月(12月)の最高値から結べるライン(図中緑破線上側)。
②もう1つは、2007年11月の最高値から結べるライン(図中緑破線下側)である。
高値抑えの頻度としては、②のほうが頻度としての機能性が高いが、抑えの継続は1~2ヶ月程度のものが多い。
それに対して、①はやはり下落トレンドの上部を支えるラインだけ合って、接触したさいの下落はかなり長期に渡っている。
2023年12月に②のトレンドライン上抜けを試したが、いずれも失敗。しかし、ほぼ1~2ヶ月後に抜かれるという展開が多いため、今回もそのようになると想定している。
数ヶ月の下落後、①のトレンドラインを試しに行くのではないか。
……というのも、ここで反発し、下落をしていくと、再び0.9500という強烈なキリ番を目指す可能性が高くなる。
2022年終の最安値から、最低価格付近で大量の買いポジションを持っている長期トレードをする大口にとっては、これから0.9500まで下落すると利益が少なくなる可能性が高い。となると、現在形成されているレンジ(図中フィボナッチ0.5~1.0間)で他者に(売り)ポジションをとってもらい、その損切を巻き込んで、上方向に伸びてもらったほうが、より大きな利益が得られる。
※現に、2015年3月から2018年1月にかけて、1.0500付近を下限として、似たようなことが行われている。
よって、チャートメイキング的には、再度下落し、反発、その後、再度①と②トレンドラインを試しに行く可能性が高い(エリオット4波の完成)と推察(憶測・妄想笑)する。
【日足】
※一目均衡表+BBあり
※一目均衡表なし
週足レベルでは、安値の切り下げが起きているが、高値の切上げ途中とも切上げ微妙に失敗とも取れる(図中緑太線+赤太線)。
日足でみると、緩やかに安値が切り上がっている。
しかし、これは1月3日からの下降の修正(第2波)のための一過性の上昇という解釈もでき、下落の可能性のほうが高いと考えている。
(※2023年7月起点の下落を中期的な第1波と捉えているため、全体的には下落方向と捉えています。)
よって、個人的には下落と見ているが、、経済指標などが目白押しの来週のプライスアクションを見てトレードを考える。少なくとも、月曜日に日足レベルのエントリーを前提としたトレードは控えたほうがよい。
分足・時間足できれいなトレンドが出始めたら、適度に乗るつもりであるが、価格変動の目線は下落なので、上昇トレンドには慎重に行きたい(最低でも、移動平均線20MA200MAが明確な上方向+押し目+1つ上位足も同等の場合のみに取引を限定する)。
さいごに
能登半島地震により、被災された方、この寒い冬の時期に大変な思いをされていると思います。
自分自身も東日本大震災で極寒の避難所を経験しましたし、大切な人も亡くしました。
現在、生き延びていらっしゃる方は、何とか命を繋いで下さい。
諦めなければ、時間はかかるかもしれませんが、かならず復興を果たせると、信じています。
せめて今私にできることは、募金などの現金のみになります。頑張ってトレードで利益を出し、少しでも寄付をさせていただき、それらが復興の一助となればと思います。
NYダウ先物、NYダウは、先週比で223ドル安(-0.59%)でした。
4時間足で見たときの移動平均線の方向性は、
24SMAは下向き、75SMAに接触、200SMAは緩やかな上昇です。
NYダウ先物は早期利下げを織り込む形で、
比較的に長い上昇波を続けていました。
イエレン財務相はソフトランディングを自信を示したようですが、
チャートのお絵かき勢としての見方ですが、短期調整局面かもしれません。
左のチャートはいつもの4時間足
右のチャートは日足
この2つのチャートを結び付けているのは、
4時間足で見たときの75SMAと日足で見たときの13SMAです。
念のため、フィボナッチ分析を追加しています。
売買アルゴリズムの判定ラインは23.6戻しの36518のラインです。
2023年10月末を基準とした、指数への寄与度ランキングですが、
上昇寄与度5社は、いつものメンバーです。
①GS:562.19ドル、②CAT:414.43ドル、③BA:409.81ドル
④HD:396.43ドル、⑤CRM:331.45ドル
下落寄与度3社は、
①WMT:-40.20ドル、②PG:-17.20ドル、③CSCO:-10.81ドル
以前に言及しましたが、ショート型の売買スクリプトです。
勝率70%くらい、PFは1.03~1.1くらいです。
USDJPY 4時間~ 1/8~フィボナッチ分析先週の主な動き
• 能登半島地震により、早期マイナス金利解除への期待が後退し、円売りが主体となった。
• 米雇用統計の上振れがあり、米10年債権利回りが急上昇し、これによりドル買いが強まった。
• ただし、米ISM非製造業景況指数の下振れにより米10年債権利回りが急低下し、再びドル売りが進行した。
今週のドル
• ドルは、良好な経済指標により米FRBによる利下げ開始時期が後ずれる可能性が高まり、ドル買いが優勢。
• 米12月CPIと米12月PPIが注目され、上振れの場合は米長期金利上昇からのドル買い期待。
• ドル円では、技術的な観点から好転のチャート形状が見られ、日銀の大規模緩和政策の堅持と日米金利差拡大がドル円の上昇をサポート。
月足
月足は23.8%からの戻り売りが優勢と考えています。
週足
23.8%タッチから戻されています、今週も23.8%ラインを注視し指標次第では38.2%を下抜くことが予想されます。
日足
上昇フィボナッチ61.8%タッチから戻り売り→61.8%を抜いてくるか注視。
61.8%を抜いてくると上昇継続で100%をTargetに見えますが150円ラインまでの条件はないと考えているので、長期的な買いは注意
4時間
上昇フィボナッチ200%まで上昇から反転下落中で、右下降フィボナッチ61.8%タッチで戻されています。
基本Resistanceを起点に売りが強まるか、再度買いから売りになるか? 23.8%を抜いて上昇すると買いが強まるので注視しましょう。
流れ的には上昇背景が強いので、下位足も注視しましょう。
1時間
下降フィボナッチ61.8%を再度下抜くとTarget100%→反対に23.8%をResistanceに買いが強まると先週高値まで意識する動きも警戒。
23.8%付近からは売りのシナリオも考えています。2波の動きを注視しましょう。
ドルスト→ドルが上昇基調
債券利回り
今年も年初から爆上げできるのか?BTC 2024年1月の状況🎍新年あけましておめでとうございます🎍
昨年に続き、ビットコインが好調な滑り出し。
一昨年は下げ相場、昨年は上昇相場で、$45,000タッチ後は年末にかけやや調整を挟んでいましたが、
年明けから上昇に転じ、一時的に割っていた1ヶ月平均線を回復し、あっという間に昨年最高値を更新してきました。
チャートに書き込んだチャネル上限付近に到達しており、ここを抜けて上段のチャネルに戻れるかが焦点と見ます。
史上最高値更新の流れに入って行くようなら大チャンスですね。
目先は$45,000を固め、$50,000ドルに向かって動き出すかどうか。
更に高値の目安は、最高値$70,000付近、キリ番の$100,000、調整幅の2倍の値幅が出た場合、MAX$120,000あたりでしょうか。
夢のあるBTCの今後に期待ですね!
皆さん今年も宜しくお願いします!
USDJPY 4時間~ 12/25~フィボナッチ分析
週足:
38.2%での攻防は変わらず、安値が更新されていくと61.8%ラインが目標です。
日足:
日銀政策発表後に上昇し、38.2%から売られています。上値が重いため、戻り売りのシナリオは継続しています。買いは下位足での短期のトレードが有利と考えます。
4時間:
戻り売りが継続しており、フィボナッチチャネルは下降の流れです。平行チャネルに沿った動きで下降トレンドが続くと見ています。
上昇フィボナッチ61.8%まで上昇後に売りの流れが続いています。赤矢印がSupportを下抜くか、注視が必要です。
1時間:
下降フィボナッチ100%が先週上昇開始ラインになり、ここから61.8%値からの売りが入る動きが懸念されますので、注意が必要です。
今週は今年最後の週末であり、休日が多いので、ポジションは抑えた動きが良いでしょう。
債券利回り
先週の主な動き
ドル
• FOMC(米連邦公開市場委員会)後、米国での早期利下げの観測が広がり、これがドルの売りにつながっています。
• 今週の米国の経済指標(住宅価格、製造業活動指数など)が注目され、これらのデータが市場の動向に影響を与える可能性があります。
ドル円
• テクニカル面では、ドル円はさまざまなテクニカルポイントを下抜けており、強い売りシグナルが示唆されています。
• ファンダメンタル面では、日銀総裁の講演や日銀の金融政策決定会合が注目されています。
• 植田日銀総裁は引き続き大規模な金融緩和政策を示唆し、マイナス金利解除についての発言が市場を動かす可能性があります。
流動性
• クリスマス休暇により、25日は多くの国で市場の休場があり、26日も一部の国で休場となっています。これにより市場の流動性が低下し、注意が必要です。
GBPUSD 4時間~ 12/18フィボナッチ分析ポンド (GBP)
• ポンドドルはBOEが政策金利の維持を示し、早期利下げ観測が後退。下げ渋りが予想されます。
• ポンド円は日銀の金融政策次第。日銀が緩和政策を維持すると日英金利差からポンド買い。逆にマイナス金利解除が議論されるとポンド売り。
• 今週の英国指標: 20日英11月CPI、英11月RPI、22日英11月小売売上高、GDP
4時間足
• 下降フィボナッチ23.8%を上抜くと再上昇の可能性あり。一方、38.2%を下抜くと61.8%までの下落が予想される。指標は後退している。
日足
• フィボナッチ100%から陰線で修了。日銀会合の政策が継続される場合、ドル買いからのポンド売りが予想される。
1時間足
• 下降フィボナッチ61.8%まで下落中。この水準を下抜くとTargetは100%。戻り売りのポジションが考えられる。
GB10Y
利回り下降
USDJPY 4時間~ 12/18~フィボナッチ分析4時間足:
赤のレジスタンスから売りの流れが続き、安値を更新。今週の日銀会合では緩和政策の維持が予想されるが、事前予告やフォワードガイダンス修正で円買いが加速する可能性があるため、注意が必要。
先週の主な動き
前半日銀が早期の政策修正を見送るとの観測後退に伴い円売り、11月企業物価指数が市場予想を上回り、日経新聞が日銀がマイナス金利政策を12月に解除する可能性を報じたことから円買いが加速。さらにFOMCはドット・チャートを大幅に下方修正し、パウエル議長が利下げタイミングを協議しているとの発言が伝わり、ドル売り・円買いが加速しました。。
日足:
下降フィボナッチのターゲットは161.8%。ただし、4波から5波に移行している可能性があり、調整波で反発も考えられるため注意が必要。
戻り売りが継続する見通し。
週足:
38.2%を下抜いたため、売りは継続。ただし、今週は日銀の政策決定会合があり、現行緩和が維持される見通し。会合時は様子見が重要。
1時間足:
前回の安値更新後、反発してレンジの動き。戻り売りは61.8%まで、上抜ければ上昇が続く可能性がある。日銀会合まで注意が必要。
30分足:
61.8%と4時間のレジスタンスからの売りが基本。ただし、指標次第で100%まで上昇する可能性があるため、日銀会合は注意が必要。会合後にシナリオの構築を検討。
今週の動き
ドル (USD)
• 総体的にドル売りの流れ: FOMCでの早期利下げ観測が高まり、ドル売りの流れが続いています。ただし、ニューヨーク連銀総裁のタカ派的な発言により、ドル買い戻しも見られています。
• 今週の米国指標 (19日-22日): 住宅着工件数、建設許可件数、米GDP、景気先行指数、失業保険継続受給者数、11月PCE総合価格指数、新築住宅販売件数、ミシガン大学消費者信頼感指数、耐久財受注が注目されます。
ドル円 (USD/JPY)
• 解除を事前予告し、フォワードガイダンスを同時に修正した場合は波乱: 日銀金融政策決定会合では現行の緩和政策を維持する見通し。ただし、解除を事前予告し、フォワードガイダンスを同時に修正すれば円買いが加速する可能性があるため、注意が必要。
• テクニカル面: 日足ローソク足が複数のテクニカルポイントを下抜けており、地合いは弱いとされています。
注意点
• クリスマス休暇: 25日は多くの国でクリスマス休暇となり、市場の流動性が低下することが予想されます。26日も一部の国で休場となるため、この期間はポジション調整が進む可能性があります。
ドル円の2024年は136円~148円レンジこんにちは!大野です。
そろそろ来年の事を考えておくべき時期になりました。
ドル円の2024年レンジは136円~148円が適切でしょう。
理由は様々ありますが、FEで表現すればこのようになります。
今のところ小レンジは140円~146円です。
当然ながらどちらへ動いても良いように対策しておくべきですから、
私の場合は「売りながら下がったところでは買う両建て戦略」を取っています。
※146円売り、(先週は)141円台買い
136円を割れた場合は133円では買いが入るでしょう。
148円越えはあまり考えていませんが越えたら154円がポイント。
また、今週は
日銀金融政策決定会合があるのでドル円と日経平均は注意すべきタイミングですね。
GBPUSD 4時間~ 12/11フィボナッチ分析ポンドの結論としては、週初めにはドルに対するポンドの弱さが見られましたが、週中には好調な経済指標の影響で反発しました。その後、週末には日銀の政策修正への期待から円買いが進み、ポンド円は反発上昇しました。米10年債権利回りの上昇や良好な米雇用統計を受けて、ドル買いが進む一方で、ポンドはユーロやドルに対して揉み合いとなりました。総じて、ポンドは相対的には変動が激しく、他の通貨との相対的な強弱が週によって変化しているようです。
週足は大きな陰線で終了し、フィボナッチ23.8%を上回るまで売りの傾向が続く見通し。
ただし、日足チャートでは100%ラインからの売りの流れで61.8%がサポートとして機能し、上昇トレンドが考えられる。
4時間足では下降61.8%を下抜いており、短期的には売りが強まるとの予想。
1時間足では売りからの調整の上昇段階であり、買い目線ではないとされています。
総合的には、週足を中心に売りが主体となりつつも、日足や4時間足では一時的な上昇も考えられるとみられます。
12月4日から8日までの市場では、東京では円買いが先行し、米10年債権利回りの上昇で円売りが戻り、欧州とNYではドル円が上昇しました。原油価格の下落や資源国通貨の安さも影響し、一時的に円高基調が続く場面もありました。週の中盤にはリスク回避の動きからドル円やポンドドルでのドル買いが進み、欧州各国と英国の好調な経済指標が市場に反発をもたらしました。しかし、米10年債権利回りの低下などにより、ドル売り・円買いが一時的に優勢となりました。
週の後半では、本邦10年債権利回りの上昇や日経平均の大幅下落からのリスク回避が円買いを牽引し、植田和男日銀総裁の発言がドル売り・円買いを後押しし、市場は政策修正への意識が高まりました。週末には本邦のGDP下方修正により円売りが発生し、日銀のマイナス金利解除への期待から円買いが進行しました。良好な米雇用統計を受けてもドル買いが継続し、週全体では米国の金利動向や経済指標、日本の金融政策に関する期待が市場を左右し、荒い展開が続きました。
USDJPY 4時間~ 12/11~フィボナッチ分析2023年12月4日(月)から12月8日(金)までの市場では、
ドルの動きは複雑で変動が激しかった。週初めは円買いが先行し、米10年債権利回りの上昇で円売りが戻る展開が見られました。週を通じて、原油価格の下落や資源国通貨の安さが影響し、一時は円高基調が続く場面もありました。
中盤に入ると、リスク回避の動きからドル円での円買いやポンドドルでのドル買いが進み、欧州各国と英国の好調な経済指標が市場に反発をもたらしました。しかし、米10年債権利回りの低下などにより、ドル売り・円買いが一時的に優勢となりました。
週の後半では、本邦10年債権利回りの上昇や日経平均の大幅下落からのリスク回避が円買いを牽引。特に植田和男日銀総裁の発言がドル売り・円買いを後押しし、市場は政策修正への意識が高まりました。
週末にかけては、本邦のGDP下方修正により円売りが発生。日銀のマイナス金利解除への期待から円買いが進行し、米10年債利回りの上昇によりドル買い・円売りが反発しました。また、良好な米雇用統計を受けてもドル買いが継続しました。
総じて、週全体では米国の金利動向や経済指標、日本の金融政策に関する期待などが市場を左右し、荒い展開が続きました。
日足:
フィボナッチエクステンションでは161.8%に到達から調整の買い戻し。リトレースメントは100%を下抜いてTargetに161.8%を目指す動きを想定。
週足:
38.2%タッチから反発しており、38.2%を割る動きが出るまでレンジを想定。
4時間足:
大きく下落して上昇中。戻り売りは継続。61.8%(145.23)からの動きを注視し、上昇してくると100%までの空白を埋める動きを想定。短期での買いや赤のレジスタンスからの売りが考えられる。
1時間足:
上昇に転換中で61.8%を抜いているため、100%をレジスタンスにした動きが予想される。100%を抜いてくると売りに注意が必要で、その際は100%からの売りは利食い優先のトレードで流れを待つことが勧められる。
30分足:
波動3波を形成する動きになっており、100%を抜いた状態で3波を138.2%辺りと想定して売りを仕掛けるシナリオも考えられる。
US10Y
GBPUSD 4時間~ 12/4フィボナッチ分析
月足は上昇に転換中で61.8%をレジスタンスに意識した動きと考えます。抜いてくると上昇が強まると考えます。
週足は下降に切替えていますが再上昇中で23.8%ラインを意識した動きと考えています。先週はドル売りからのポンド買い・ユーロ売りからのポンド買いで上昇しています。
4時間
チャートは上昇に転換しています、23.8%を抜いてきたので買いが強まっていますが注視して日足フィボナッチ100%を抜いたのを確認してから考えたいと思います。
1時間
レンジからの動きで方向性は上昇狙いですが上値が重いので注意
ポンドはファンダメンタルでは売りサインもありですが、ドル売りの流れから買いに転換しています。
下記のポンド情勢に注意しましょう。
今週のポンドは、英国の経済が不安定であるとの見方から、ポンドは弱い傾向が続いています。特に、英国の消費者物価指数(CPI)が低下しており、市場では既に利下げが期待されている状況です。しかし、一方で英国中央銀行(BOE)は金融政策を引き締める考えを崩しておらず、利下げの期待には慎重なスタンスを取っています。
インフレ率の低下が市場に影響を与え、BOEのトップであるAndrew Bailey総裁は利下げの検討段階ではないと繰り返しています。他の委員たちも金利を長期間高い水準で維持すべきだとの立場を示しており、利下げの余地はないとの見解が広がっています。
今週の重要な経済指標は非製造業PMI、建設業PMI、ハリファックス住宅価格で、これらのデータが市場にどれほどの影響を与えるかは限定的と考えられています。ポンドは引き続き経済の不透明感から軟調な展開が続く可能性が高まっています。
USDJPY 4時間~ 12/4~フィボナッチ分析為替の見通し
週足:
2週連続の陰線形成。
11月の終値は前月比▲3.497 (▲2.3%) で、Wトップ形成に向かう可能性。
月足:
11月は始値151.714、高値151.911、安値146.672、終値148.217。
上昇フィボナッチ161.8%到達後、調整の下落の動き。
日足:
下降フィボナッチ61.8%を下抜いたことから、次のターゲットは100%。
戻り売りのシナリオが継続して考えられる。
4時間足:
下降フィボナッチ161.8%がTarget。レンジの下値をサポートにしているので注意。
戻り売りのポジションは61.8%ラインをレジスタンスに。
1時間足:
下降フィボナッチ161.8%がTarget。
戻り売りのポジションは61.8%ラインをレジスタンスに。
総括:
週足や月足ではWトップ形成の可能性があるが、日足や4時間足、1時間足では下降フィボナッチのターゲットを意識。
下降フィボナッチ23.8%が重要なサポート。下抜ければ61.8%までの調整が予想される。
### ドル円に関して:
1. **米国債利回りの動向:** 米国債利回りが続くように上昇すれば、ドル円の上昇圧力が増す可能性があります。逆に、利回りの低下が続けば、ドル円の下落が継続する可能性があります。
2. **米経済指標への敏感度:** 米国経済指標の結果によって市場の期待が変化するため、特に雇用統計やFRBメンバーの発言に注目が必要です。
3. **技術的な要因:** 移動平均線や価格のポイントが注目されているため、これらのレベルでの反応が将来の動きに影響を与える可能性があります。
**FOMCの方針:**
FOMCの今後の金融政策や利上げの可能性に対する期待が、ドル全体の動きに大きな影響を与えるでしょう。