外国為替アラート:FRB当局者の6時間スピーチマラソン 外国為替アラート:FRB当局者の6時間スピーチマラソン
今週の取引終了間際、米連邦準備制度理事会(FRB)の高官が多数登場し、市場を揺さぶることになるのだろうか。
今週は外為市場が閉まるまでの6時間、ロリー・K・ローガン(ダラス連銀)、ラファエル・ボスティック(アトランタ連銀)、ミシェル・W・ボウマン(理事会)、トム・バーキン(リッチモンド連銀)の順で発言する予定である。
これだけ連続して登場すると、トレーダーは情報過多になり、市場を避けるようになる可能性がある。あるいは、月曜の朝の取引に備えるため、通常、出来高の少ないこの時間帯に市場に飛び込むかもしれない。後者の場合、週末のFRB当局者の発言を消化する時間が必要な他の市場参加者に先んじることが期待される。
水曜日、ミネアポリス連銀のニール・カシュカリ総裁は、25ベーシス利上げ後の2月のインフレと雇用統計に懸念を表明した。カシュカリ氏は、次回の25ベーシスポイントまたは50ベーシスポイントの利上げについて「オープンマインド」であると指摘した。この件に関する他のFRB関係者のセンチメントは、今週金曜日と翌週のトレードポジションの設定に役立つはずだ。
EUR/USDとGBP/USDのトレーダーは、今週、欧州中央銀行とイングランド銀行の関係者も講演することに興味があるのではないでしょうか。ECBのイザベル・シュナーベルは木曜日(EST)のECB金融政策会合決算発表時に、BOEのヒュー・ピルはその数時間後に講演を行う予定である。米国FRBのクリストファー・ウォラーもピルの後、木曜日の午後4時(米国東部時間)に講演を行う予定である。
ファンダメンタル分析
3/1トレードレポート〈昨日の振り返り〉
為替市場はドル高・円高で推移しました。その他の通貨はまちまちな動きでした。
米国株式市場は陰線で終え、米国債券市場は陽線の十字線で終えました。FRBの金融引き締めをかなり真に受けてるかと思います
〈ファンダメンタルズ〉
昨日は注目するファンダメンタルズはありませんので割愛します
〈今日の重要な経済指標〉
9:30からオーストラリアのGDPが発表されます。今アメリカ以外の各国で0%やマイナスになる中オーストラリアは予想が2.7%とまだ強い数値が予想されております。あくまでも予想なので結果が0%近辺やマイナスに振れる可能性はありますが、まだ予想値が2.7%と出るのはまだオーストラリアはまだ経済が強いとアナリストたちは思っているのだろうと思います。同時に発表されるオーストラリアのCPIにも注目です
そのあと17:55からドイツPMI、24:00からアメリカISM製造業景況指数の発表がありますので注目です
〈テクニカル分析〉
ドル円が136円まで到達したあと反発して下がってきました。この136~137円ゾーンは月足でもかなり強い節目となっております
〈今日のトレード戦略〉
今日から3月になりました。今月は黒田総裁最後の日銀政策決定会合があります。今回の日銀政策決定会合は静観するのではという予想が多く出ておりますが、どうなるかは正直わかりません。我々トレーダーどうなるかを予想するのでは、どうなってもいいようにシナリオ構築をする事が仕事だと思います。どうなるかを予想するのは投機ではなくギャンブルとなってしまいます。そんなことをしていては資金がいくらあっても足りません。シナリオをいくら構築してもチャートは想定外の動きもします。その時は潔く損切りをすればいいと思います。そうすることで資金は守られて1年・2年と続けていけば収益を残せるようになると思います。皆さんもシナリオ構築に私が毎日アップしてるトレードレポートを参考にしていただけると幸いです。
ポンド円 北アイルランド問題解決でポンド上昇 足元のポンドはポジティブチャートは日足です。
昨晩、イギリスがEUと北アイルランド議定書をめぐる問題で合意したと報道がありました。
イギリスはブレグジットでEUから離脱をしているのですが、北アイルランドは北アイルランド議定書により同じ英国内にもかかわらず、北アイルランドに入る品物には通関検査が導入されるなど英本土との間に「経済上の国境」が生まれていました。
その北アイルランド議定書を猛反対しているのが、イギリスの保守党のBrexit強硬派と北アイルランドの親英派の最大政党であるDUP党です。
イギリスの保守党のBrexit強硬派で、特に強硬派なボリス元首相は反対派ですが、
その重鎮であるラーブ副首相が先週末に「数日以内に合意の発表ができるかもしれない。」と前向きな発言をしました。
一方で、DUP党のドナルドソン党首は英・EU間の合意について「特筆すべき進展」と評価しつつも、党としての決定は急がないとして「経済の特定の分野において、EUの法律が北アイルランドでも適用されるという事実を覆すことはできない」と述べ、今後はDUP党の動きに注目が集まることになります。
まだ不確定要素が残りつつもかなり前進し始め、また足元のイギリス経済も前回のPMIの数字から見るに思ったほど弱くなく、インフレ率も少しずつ落ちていることから、これまで織り込まれてきたイギリスのスタグフレーション問題の巻き戻しでポンドは上昇するのではないかと考えています。
また日銀の強硬な緩和スタンスからポンド円は上昇方向と見てポジションをとりました。
直近で200SMAとチャネルラインの中値、赤色のサポートラインを根拠にロングポジションを取りました。
もしかしたら上髭だけ抜けてレジスタンスになって落ちるかなと思ったのですが、しっかりとサポートされて上昇したのでエントリーしました。
第一ターゲットは166円付近、第2ターゲットは168円半ばでいています。
損切りは既にトレール注文で建値まで引き上げてしまいましたが、163.8円で設定していました。
ご参考まで。
2/28トレードレポート〈昨日の振り返り〉
為替市場はイギリスとEUの北アイルランドの問題解決報道が出て18:00からポンドが独歩高になり、ニューヨークタイムの終わりまでポンドが独歩高で終えております
米国株式市場ダウは自立反発で上昇したが、S&P500とナスダックは下落して終えております。
米国債券市場は上昇して終えております
〈ファンダメンタルズ〉
昨日イギリスとEUが北アイルランド物流懸念決着報道が出ました。これによりEU加盟国であるイギリスから北アイルランドへの物流に対する煩雑な検査や書類手続きの負担がEU域内向けに比べて軽減されたり、北アイルランドからイギリスへの物流、ペットや小荷物の移に従来課してきた条件も撤廃されるとの事。これはEU側が譲歩したものとなっております。
1月米住宅販売保留指数(仮契約住宅販売指数)の前月比予想が1.1%に対して結果8.1%とかなり予想より高い数値となりました。まだアメリカ経済の強さを象徴してると思います
〈今日の重要な経済指標〉
今日は特に重要な経済指標はないです
〈テクニカル分析〉
ドル円が136円台となっております。この136~137円あたりはかなり強い節目となっているのと週足三尊のネックラインとなっているところです。2/28 11:29時点ではドル円は下がっていますが、134円80水準に200日移動平均線もあるためどちらかに抜けるのかレンジ推移するのか注目です
〈今日のトレード戦略〉
昨日1月米住宅販売保留指数(仮契約住宅販売指数)の前月比予想が1.1%に対して結果8.1%とかなり予想より高い数値が出たにも関わらず、S&P500とナスダックは下落しております。FRB金融引き締めの強まりを受けてアメリカ株式がようやく真に受けたのではと思います。為替市場もアメリカ株の影響を色濃く受けるため、アメリカ株が下落するとなるとアメリカドルは上昇すると思います。さらに円に関しては植田日銀総裁候補が金融緩和継続の考えを示してるため円売りになると思います。ドル円が137円を抜けた場合週足三尊が崩れるチャートとなるためドル円ロングは面白いかもしれません。ただ3/10に日銀政策決定会合が控えており、サプライズ警戒はしておかないといけないためドル円をエントリーするかは相当なトレード戦略をもって臨んだほうがいいと思います。
日銀の新総裁就任で円トレーダーはチャンスをうかがう 日銀の新総裁に就任した上田一夫氏が、前任者の超金融緩和政策をどこまで踏襲するのか、トレーダーは注目している。日本のインフレ率は40年ぶりの高水準に達しているにもかかわらず、日本の金利は据え置かれ、過去1年間で大幅な円安を招いた。上田は公聴会で、現在の超低金利政策に若干の批判を行ったが、日本銀行の全権を掌握した際の選択肢を狭めないために、明示的・具体的な言及はしていない。しかし、上田は「日銀は現状に対応する工夫を続けながら金融緩和を続けることが適当」とも述べており、前任者の政策は「やむを得ない」とも述べている。
上田氏のスピーチは曖昧であるため、状況が明らかになった時点で、日本円ペアで取引機会が生まれる可能性がある。多くの市場関係者は、上田氏がその役割に慣れた後、より「柔軟」になり、将来的にいくつかの「政策ラチ」を実行する予定であると見ている。2月上旬に上田氏のサプライズ指名が話題になり、円相場がやや急騰したときも、トレーダーの間では当初このように考えられていた。しかし、為替市場に与えた影響は短く、ドル円は上昇を続け、年初来高値を更新している。次の大きなハードルは136.500と137.500である。
今週中に国会で承認されれば、上田氏は2023年4月8日に就任することになるが、それまでの間、上田氏の公の場での発言が注目される。また、2005年に出版された手記「ゼロ金利と闘う」での、7年間日銀政策委員を務めた際の発言など、過去の発言も検証されるであろう。
2/27トレードレポート〈昨日の振り返り〉
2/24の為替市場は植田総裁候補の所信聴取を受けてロンドンタイムから円が売られました。反対にアメリカドルはFEDの金融引き締め長期化を意識されて一番買われて終えました。ドルと円以外の動きはまちまちとなっております。
米国株式市場はS&P500は4000割れて、ナスダックは12000を割れて終えております。S&P500とナスダックは強い節目を割ってはおりますが、レジスタンスとなってしまったらFEDの金融引き締め長期化が意識されて売られていくかもしれません
米国債券市場も下落しておりますがアメリカの長期金利が4%という節目に到達しようとしております。もし長期金利が4%を抜けるととなるとその逆相関となる債券はさらに下落すると思います
〈ファンダメンタルズ〉
まずは8:30から発表された日本の消費者物価指数ですが結果4.3%でした。コアが結果4.2%、コアコアが結果3.2%でした。ほぼ予想と一致しております。
その後に9:30から行われた植田日銀候補の所信聴取が行われました。植田日銀候補からはタカ派な発言は見受けられず、マーケットに安心感を与えて円売りが加速しました。
22:30から発表されたアメリカPCEデフレーターですが前年同月比5.4%、前月比1.8%、コア前年同月比4.7%、コア前月比0.6%でした。すべて予想を超えた結果となっており、マーケットではFEDの金融引き締め長期化が強く意識されたと思います
〈今日の重要な経済指標〉
2/27は特に重要な経済指標はありません
〈テクニカル分析〉
ドル円が2/24の終値が136.49水準で引けて終えてます。植田総裁候補の所信聴取を受けてドル円は上昇しました。次は137円というかなり強い節目を抜けるかどうかが注目です。137円というのは昨年のドル高トレンドで137円で一度レジスタンスで下げており、その後は137円を上抜けしております。さらにドル円の137円は三尊のネックラインになってるためおそらく市場参加者達も注目してる値位置ではないかと思います
〈今日のトレード戦略〉
植田総裁候補が初めて公の場で発言をした所信聴取ですが、私個人としては黒田路線の継続になるのではという印象を受けました。ドル円は137円という大きな節目に到達してるため今週一週間は137円を抜けられるかが注目です。私的には137円を抜けるにはさらなる新しい材料がないと上抜けできないのではないかと思っております。ただ137円というのは大きな節目になっているので137円を背にしてエントリーするというのは面白いのではないかと考えております。もちろんファンダメンタルズが背景にあるのかも確認はします。ですがまずは2月の月末リバランスがあるためすぐにはエントリーはせず、3月に入ってからの流れを確認してからエントリーするかどうかは決めていこうと思います。
金銀比を理解する金銀比を理解する
金銀比は、トレーダーが金と銀の相対的な価値を評価するために使用する重要な指標です。この比率は、金の価格を銀の価格で割ることによって計算され、これらの貴金属のいずれかが過小評価されているか過大評価されているかを判断するために使用されます。つまり、金1枚で銀何枚を購入できるかを示しているのです。金銀比を理解することによって、トレーダーは金と銀の相対的な強さを洞察し、どの金属を取引するか、いつポジションを開始または終了するかについて情報に基づいた取引の意思決定を行うことができるのです。
金銀比率は、何世紀にもわたって、これら2つの貴金属の相対的な価値を示す尺度として使用されてきました。歴史的に、比率は47と80の間で変動しており、比率が高いほど金は銀に比べて相対的に高価であり、比率が低いほど銀は相対的に安価であることを示しています。
例えば、金銀比が上昇し、金価格が銀価格より速く上昇した場合、トレーダーは金が過大評価されていると判断し、その瞬間は銀の方が価値があると判断するかもしれません。また、金銀比率が下がれば、銀が過大評価されていると判断することもできます。これは必ずしも正しいことではありませんが、一つの結論です。しかし、金銀比を注視することで、トレーダーは相対的な価値に基づいてどの金属を買うか、売るかの判断をすることができます。
金銀比率はまた、より広い市場動向についての洞察を提供することができます。例えば、金銀比率が上昇している場合、投資家がリスク回避の姿勢を強め、相対的に安全な金を求めていることを示唆している可能性があります。逆に、比率が低下している場合は、投資家が経済成長に対してより楽観的になり、より多くのリスクを取るようになっていることを示している可能性があります。
USDJPY4H足で分析。ようやくドル高基調に戻して来た。米雇用統計、CPIの強さ、インフレの高止まり予想から、米金利のターミナルレート、利下げ時期等の思惑が予想よりも高くなり、利下げ時期が後伸ばしになる等の理由から、ドル高状態。
チャート上でも直近安値を切り上げ、短期線が長期線を下抜けすることなく短期線でサポートされている状態である。
現在、135円にタッチし、反落はしているが、これは135円付近での頭押さえで重く、これを抜けるのに暫く時間がかかりそうである。
しかし、日銀新総裁が当面現状の政策を変更しないと予想できること、ウクライナ紛争の長期化、貿易赤字の増大、日米金利差の拡大を考慮すれば、緩やかな上昇曲面に入り、140付近まで上昇してもおかしくない。
2/24トレードレポート〈昨日の振り返り〉
為替市場はどの通貨も大差のない動きとなりました。
米国株式市場はS&P500は4000を一瞬割れましたがすぐに4000を回復して終えております。
米国債券市場は小幅な下落で終えております
〈ファンダメンタルズ〉
22:30から発表されたアメリカの10-12月期四半期GDP個人消費・改定値の結果1.4%、10-12月期四半期コアPCE・改定値(前期比年率)の結果4.3%、10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)(前期比年率)の結果2.7%でした
同時刻に発表されたアメリカの前週分失業保険継続受給者数の結果165.4万人でしたが、修正され169.1万人となりました
〈今日の重要な経済指標〉
22:30からPCEデフレーターが発表されますが値動きはないと思います。インフレ率の経済指標系は一番アメリカCPIが注目されます。ですが、FED高官らはCPIではなくPCEデフレーターと雇用統計を見てると明言してるので、今後のFOMCの動向をみるという上ではPCEデフレーターは注目したほうがいいかもしれないです。
〈テクニカル分析〉
マイナー通貨ペアですが、AUDNZDが1.09という節目に到達しております。1.09というのは2018年8月からずっとレジスタンスラインとして意識されてました。ですが2022年5月に上抜けをして1.14ミドル水準まで上昇しました。その後下落をして1.07ミドル水準まで下落をしてまた1.09を抜けて再び1.09に挑戦をしております。もし1.09がレジスタンスになれば1.12や1.14ミドルまでまた上昇するかもしれないです
〈今日のトレード戦略〉
今為替相場・米国株式・米国債券ともに値動きが乏しくなっております。要人の発言も飛び出してくるのですが、反応しなくなっております。各国の要人達もデータを見ない事には今後の金融政策が決まらないのだろうと思います。アメリカに関してはターミナルレートがなんとなく見えてきており、ここからのマーケットはアメリカがいつ利下げをするのかに焦点が集まると思います。そうなるとドル円・ドルストレートがまた動くのかもしれません。それまでは様子見を貫いて、トレンドが生まれそうであればなるべく初動でついていきたいと考えております。とにかく今は様子見をしてシナリオを複数構築していきたいです。
ダウ大幅下落 遠のくリセッションで債券金利上昇チャートは日足です。
今回は珍しくダウ指数のチャート分析です。
個人的に積み立てNISA開始時期を模索している都合上、最近はよく株価指数を見ています。(笑)
直近はダウ指数のほかS&P500やナスダック総合指数も下落してきています。
その要因はリセッション期待というとポジティブな言い方にはなりますが、株式市場においてリセッションというのは利下げを期待することで、
実は株高要因になります。(極端な景気後退、ショック的なものではない限り)
なぜなら景気が悪くなるとFRBは景気をよくするために利下げや金融緩和をして、市場にお金を流します。
そうすると、その先の景気や企業業績の回復を見込んで株価は上昇するためです。
去年FRBは急速に政策金利を引き上げて、株価は下落しましたが10月ごろから今年末の利下げなどを織り込み急上昇してきました。
あれだけの利上げをしてリセッションは間違いないと思われたのですが、足元の経済・雇用などの指標はとても強いです。
そのため昨年では利上げが3月で止まるとの観測が強かったですが、今となっては5月・6月まで利上げするというのがコンセンサスになってきています。
その為最近の株価は下げてきました。
個人的には積み立てNISA開始時期模索中でもっと下げてほしいところですが、リセッションが来るのかどうか、またいつリセッションが浮上しだすかも分からないので、下値目途を検討付けてNISA開始したいかなと思った次第です。
2/23トレードレポート〈昨日の振り返り〉
為替相場はニュージーランドドルが一時的に買われたが、全体を通してみれば横ばいで終えました
米国株式市場はニューヨークタイム午前中は上昇するが、FOMC議事要旨が発表されてから売られてしまいましたが、陽線で終えております。
米国債も米国株式同様陽線で終えております
〈ファンダメンタルズ〉
2/24早朝4時に発表されたFOMC議事要旨ですが、ほとんどの当局者が25ベーシスポイントの利上げで適切であるとに賛同されましたが、『数人は50ベーシスポイントを支持するもしくは支持してもいい』や「すべての当局者はインフレ目標達成のために必要なさらなる利上げに同意」、「自信を持ってインフレ率が2%に低下するまでは、制限的な金融政策が必要。そのプロセスには時間がかかる可能性が高い」などタカ派な内容でした。
〈今日の重要な経済指標〉
今日は22:30からのアメリカ前週分新規失業保険申請件数が一番の注目になります。今アメリカは景気が強い状態ですが、予想より悪い結果になるとアメリカ国債やアメリカ株が売られる可能性があると思います。併せて22:30からアメリカGDP確報値も発表されるので注目です
明日の9時から植田新総裁の所信表明演説が予定されております。これが植田氏が日銀総裁に決まってからの初の発言となります。
〈テクニカル分析〉
ユーロドル、ポンドドル、豪ドル米ドルの通貨が節目に到達しかかっております。ユーロドルは1.05、ポンドドルは1.20、豪ドル米ドルは0.67ですこれらの節目を抜けるには材料が必要ですが、正直今はそういう材料はないのではないかと思います。そうなるともしかしたらドルストレートはレンジになるのかもしれません
〈今日のトレード戦略〉
明日の9時から植田新総裁の所信表明演説ですが、金融緩和を継続するというようなハト派な内容になるのかと思っています。明日ドル円は植田総裁の発言でAIがチャートを乱高下させてくると思いますが、トレンドが生まれるきっかけにはならないと思います。とはいってももし思わぬタカ派発言をしたりしたら、その時はついていこうと思います。
海外勢は植田新総裁は利上げをすると思っているのだろうと思うのですが、植田新総裁になってもすぐにYCC撤廃や利上げは行われず金融緩和は継続されていくと思います。
今の日銀は日本の国債を日銀が半分を購入しており、もし海外勢にYCC撤廃や利上げが見透かされたら日本の国債価格が下がってしまうため、今の日銀としてはハト派を装って突然タカ派なことをしてくると思うため、そういう意味ではまだドル円やクロス円はヘッドラインで振らされる相場が続くかもしれません
米連邦準備制度理事会(FRB)会合後、米ドル指数は104.820をターゲットに?米連邦準備制度理事会(FRB)会合後、米ドル指数は104.820をターゲットに?
1月31日から2月1日にかけて開催された前回のFOMCでは、ほぼすべての米連邦準備制度理事会(FRB)幹部が25ベーシスポイントの利上げを支持したことが分かった。
50ベーシスポイントの利上げを支持した、あるいは「支持してもよかった」と述べた関係者はごく少数にとどまった。それでも、今回の会合では、12月の会合と比べると、ハト派的な文言が多く語られた。しかし、利上げの一時停止を検討するところまではいかなかった。この話題が出たのは、海外の中央銀行とその潜在的な戦略について言及したときだけである。
もちろん、利上げによってインフレ圧力が緩和され始めたとはいえ、インフレをコントロールするにはまだまだやるべきことがたくさんあり、十分なことができないリスクも認識しているとの認識で一致しており、ドービッシュな見通しがタカ派を追い越すまでしばらくはドービッシュな言葉の垂れ流しが続くだろうとの義務的な注意も示された。特に、今回の会合は、予想を上回る1月の雇用統計と小売売上高の発表前に行われたため、ハト派的な見通しがタカ派的な見通しを上回るまで、しばらく続くだろう。これは、短中期的に米ドルをサポートするのに役立つかもしれない。
議事録発表後の DXY を見ると、米ドル指数が 104 台半ばまで上昇し、そこで抵抗に遭っているように見える。104.700を突破すれば、直近1週間の高値を超え、月初高値に戻ることになる。104.820は、200EMAと1月に到達したいくつかのピークに一致する。
ポンド円は今週後半にかけては下落目線チャートは日足です。
昨晩のイギリスのPMIが予想を大きく上回る改善でポンドは急騰しました。
まさかの結果で正直想定外でしたので、サプライズでした。
その結果を受けてポンド円は2円以上上昇しました。
ポンド円はちょうど良いクラスターポイントで止まり反発しているのが現在です。
そのクラスターポイントというのは赤色で引いた線あたりです。
日足の200SMAもあり、164円のレジサポラインです。
ここは反発ポイントになりやすいと判断し売りポジションを入れました。
損切りはもちろん164円の少し上です。
今週金曜日に植田次期日銀総裁や次期日銀副総裁の発言があり、マーケットの注目度は大変高いです。
いきなりタカ派な発言は出てこないとは思っていますが、異次元金融緩和を正常な金融緩和にといったような金融緩和の内容を少し変えるようなニュアンスなどが出てくると円高に振れる可能性があると思います。
また今日、日銀の田村審議委員の発言が出ており、「金融政策の枠組みや物価目標のあり方を含め、点検・検証を行い、政策の効果と副作用のバランスを改めて判断することが必要」とのことですが「金融引き締めを企図したものではない」とも発言しました。
金融引き締めはないとマーケットをけん制をかけていますが、今週金曜日には日本の消費者物価指数も発表されます。
ここでも市場予想よりも上ブレた場合は円高に反応しやすくなるので要注意です。
そういったことを踏まえると、円安リスクよりも円高リスクの方が大きいのかなと考えて、今週末は円高方向のポジションを持つのに至りました。
2/22トレードレポート〈昨日の振り返り〉
為替市場はポンドが一番買われました。イギリスのPMIが好結果を受けてのポンド買いです。その次にアメリカドルが買われました。アメリカのPMIも予想よりいい結果となってポンド以外の通貨に対してドルが買われました。
米国株式市場はS&P5001.66%、ナスダック2.03%、ダウ1.67%の下げとなりました。3指数共今年一番の下げ幅といってもいいと思います。
米国債券市場も下落で終えました
〈ファンダメンタルズ〉
昨日はフランス、ドイツ。ユーロ、イギリス、アメリカのPMIが発表されました。イギリスのPMIとアメリカのPMIはサービス部門、製造業部門どちらも50を上回りました。この結果を受けてポンドが買われてその次にドルが買われました
〈今日の重要な経済指標〉
2/23早朝4時にFOMC議事要旨が発表されます。FOMC議事要旨はFRBがマーケットに伝えたいことを要約した物となります。
〈テクニカル分析〉
ドル円・ポンドドル・豪ドル米ドルが200日移動平均線に差し掛かっております。200日移動平均線はマーケット参加者の大半が見てる移動平均線となっており、強く反発するかもしれないです。もし200日移動平均線を抜けるようなことがあれば強い流れになるきっかけとなると思います
〈今日のトレード戦略〉
アメリカPMIの結果を受けて、米国株式と米国債券が下落しました。特にアメリカ株は今年一番の下げ幅となったのですが、ここにきてアメリカの金融引き締めの長期化を意識したものだと思います。Fedウォッチは5.25%まで金利を引き上げ後年内は維持する予想となっております。ただ為替市場はドル買いが進んでいるので、数百pipsを取りに行くスイングトレーダーの私としてはドルを買いたいとは思わないですし、今からドル売りを仕掛けても損失を被ると思っており、今は様子見をしてます。もしどこかでアメリカの経済指標の結果が悪くなったり、インフレ率が2%まで下がる見込みが出ればドル安地合いになるのでその時にドル安で張るのは面白いかと思います
2/21トレードレポート〈昨日の振り返り〉
為替市場は豪ドルが独歩高となり、それ以外の通貨は横ばいでした。豪ドルの独歩高はおそらく売りポジションの巻き戻しかと思われます。
米国株式市場と米国債券市場は小幅な下落となっております。米国が祝日で休場となったので値動きはありませんでした
〈ファンダメンタルズ〉
ECBメンバーのレーンフィンランド中銀総裁が夏の間にターミナルレートに到達するだろうと発言しました。発言が出た直後はユーロは動いてないのですが、次のロンドンタイムで値動きが出るかもしれないです
〈今日の重要な経済指標〉
今日は多くの国でPMIが発表されます。17:15からフランスPMI・17:30からドイツPMI・18:00からユーロPMI・23:45からアメリカPMIが発表されます。PMIも景気を測る経済指標として注目されており、ボラティリティも生まれるので注目です。
〈テクニカル分析〉
ドル円が週足で三尊を形成しております。ネックラインは137円付近かと思います。ファンダメンタルズの観点では日銀がYCC撤廃や金融正常化の動きを見せればドル円は下方向に一気に走ると思います。
〈今日のトレード戦略〉
ドル円が三尊という下落のテクニカルを見せております。必ず下落するとは断定はできないのですが、下落のテクニカルにファンダメンタルズの根拠が合わさればドル円が下方向に一気に走る可能性は高いです。ファンダメンタルズとしてドル円が下落するかもしれない要因として、2/24に植田次期日銀総裁の所信表明が予定しております。この日が植田氏が次期日銀総裁としての初めての発言となっており、そこでYCC撤廃や金融正常化の発言が飛び出せば、ドル円は三尊と合わさって一気に下落するかもしれないです。
ですが今回のドル円のようにテクニカルが下落を示したとしても絶対に下落するとは限らず、ドル円は上昇するかもしれません。その時に三尊のネックラインである137円付近を上抜けできるか注目したいです。
NZDのダブルボトムが次の動きを予感させる?NZDのダブルボトムが次の動きを予感させる?
ニュージーランド準備銀行が2023年2回目の利上げ決定を行う。決定内容は水曜午後2時(NZDT)(日本時間火曜午後8時)に発表される。興味深いのは、同国がサイクロン「ガブリエル」に襲われたばかりで、インフラや個人資産に120億NZドル以上の被害が出たと伝えられている点だ。そのため、一部の市場関係者は、RBNZの利上げが一時停止する(あるいは減速する)と予測しているが、コンセンサスは依然として50ベーシスポイントの利上げを予想している。市場に存在する不確実性により、NZドル/米ドルはこのRBNZの決定を前に、少し脆弱に見えるかもしれません。
NZD/USDは現在、1月に設定された0.62249のサポートエリアを試しており、次の動きを予測する上で非常に重要なポイントとなっています。このサポートエリアが維持されない場合、短期ターゲットには0.61648、長期ターゲットには0.61000が挙げられます。NZD/USDはまた、200-EMAを下回っており、弱気トレンドを示唆しています。価格が現在のサポートエリアで拒否することに成功した場合、下降トレンドを継続する前に、200-EMAの期間を再テストするためにバウンスする可能性があります。しかし、0.62249でサポートが維持されれば、ダブルボトムのパターン形成となり、少なくとも短期的には強気トレンドであることを示します。反転の勢いをつけるには、0.63523と0.63000の間の過去の統合エリアをクリアーし、最終的に0.63523のレジスタンスエリアをブレイクしてから上昇を継続する必要があります。
NZD/USDの上昇は、米国から発表される強力な経済データによって抑制される可能性があります。さらに、米国は月曜日がプレジデンツデーで休場となるため、おそらく水曜日NZDT/火曜日ESTにペアの売り込みが発生することが予想されます。
2/20トレードレポート〈昨日の振り返り〉
ドル円は135円まで上昇するがそこから下落して134.16水準で終えております。ユーロドルは1.06前半まで下げるが反発して1.07水準まで戻して終えております。
米国株式市場はダウ30銘柄以外は下落しております。FRBのタカ派発言や経済指標の強い結果で引き締め観測が高まっているため下落したと思います。金融引き締め観測が出てるときはナスダックが下げやすいです。ナスダックの構成銘柄はアメリカのグロース株(成長株)が多くそれらの成長株は融資を受けてるためです。金融引き締めになると融資が受けづらくなり成長株から売られていくというのが理由です。
米国債券市場は4日ぶりに上昇しております。
アメリカ市場はは18~20日まで休みと3連休になるため、そのポジション調整かもしれません
〈ファンダメンタルズ〉
アメリカのFRB高官の発言はタカ派ですが、マーケットはあまり反応してないです。今マーケットは経済指標の結果を重視してるのだろうと思います
〈今日の重要な経済指標〉
2/20は特に注目の経済指標はないのですが、2/21はイギリス・フランス・EUのPMIが発表されます。PMIは卸売物価指数ですが、CPIの先行指標になりますので注目です
〈テクニカル分析〉
ドル円が135円まで上昇しましたが下落しております。このまま下落して132円を割るのか、135円を上抜けしていくか注目です。
〈今日のトレード戦略〉
20日はアメリカが祝日になるためアメリカ市場は休みとなります。そのため21時当たりからはマーケットは閑散としてくると思いますのでこの日はトレードしてもメリットがないかもしれないです。
2月も重要な経済指標が終えたので、3月までは閑散とすると思います。
日銀のYCC撤廃が23年前半で行われるという予想が多く出ております。日銀がYCCを撤廃してもまだマイナス金利の状態ですし、そこから利上げをしても0.25%の利上げを1~2回行うのが限界ではないかと私個人的には思います。もし日銀が政策金利を1~2%もしくは3%まで利上げしたとなれば、かなりの円高トレンドが生まれると思います。その時にアメリカの利下げ観測が出た場合はドル円が100円割れもあるかもしれません。それはあくまでもテールリスク(起こる可能性は低いが起こったらかなりのリスク)と考えております。個人的はおそらく年内でYCC撤廃をして、その時は円高トレンドが生まれると思いますが、日銀の利上げを行っても0.25%利上げを1~2回行うだけと思っており、それが海外勢に見抜かれた途端また円安トレンドに戻るというのがメインシナリオで考えております