コミュニティのアイデア
6月7日の225VWAPスロープ戦略
※5分足チャートは投稿できないので、15分足表示にしています。皆さんは5分足でチェックしてください。
今日は8時55分から9時のバーは陽線(売り方向を考える)、VWAPスロープは下降(売り方向を考える)。よって、バイアス(傾向)的には、下目線で考えていくことになります。
日中の相場はVWAPよりも下で動くことが多かったものの、キラメキの発想の中で紹介した9時から15時15分の範囲では、今日の下目線は残念ながら失敗でした。現物市場の引け前に戻してしまいましたね。
ただし、今日の225ミニ先物市場は下記のとおりに考えると上手くトレードできる可能性もあるでしょう。
昨日の投稿でも述べたとおり、エントリーはVWAPまでの戻りを待ちたいところ(7割程度の確率でVWAPタッチまで戻る)。特に、今日の寄付き(8時45分)は黄色の下方バンドよりも下であり、VWAPまでの距離もあるので、初動での戻りが想定できます(昨日の逆)。
よって、9時以降のVWAPまでの戻りを短期のロング狙い、もしくはVWAPまでの戻りを待ってからショートという流れが考えられます。
その後は、キラメキの発想でも触れた通り、過去検証によると下落方向は振れが大きいので、こまめに決済を考えていくことも必要ではないでしょうか。
マルチタイムフレーム(MTF)スプレッドボリンジャー
いつもご覧頂き、ありがとうございます。6月7日にも触れたマルチタイムフレーム(MTF)版スプレッドボリンジャーについてです。
多くの皆さんがご存じのとおり、マルチタイムフレームとは2つ以上のタイムフレームを見てトレードの判定を行っていく考え方です。たとえば、長い方の足を日足、短い方の足を60分足といったイメージです。
スプレッドボリンジャーは2銘柄のスプレッドをボリンジャーバンド化したインジケーターで、通常のボリンジャーバンドのように、標準偏差バンドを利用した順張り・逆張りのトレード手法が考えられます。MTF版では2銘柄のスプレッドを日足に加えて、それよりも短い足でも利用してトレードを行っていきます。
トレードの仕方としては、
・日足順張り、日中足順張り
・日足順張り、日中足逆張り
・日足逆張り、日中足順張り
・日足逆張り、日中足逆張り
という4種類の方法が基本的には考えられるでしょう。
これを利用して、MTF版スプレッドボリンジャーでユーロドルを取引したチャート例を示しています。ご存じの方も多いと思いますが、ユーロドルと金は相関が高い組み合わせとして知られています。スプレッドボリンジャーを利用しても両銘柄を使ったトレードは優位性を示しています。今回は日足と60分足を利用し、MTF版スプレッドボリンジャーで取引を行っています。
スプレッドボリンジャーを利用していない方々も、ユーロドルと金の価格に着目し、相関を利用したトレードを行うことで優位性のある取引を行える可能性があるでしょう。
6月14日の225VWAPスロープ指標
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
※投稿の関係でチャートは15分足を表示していますが、皆さんは5分足をご覧ください。
今日の225VWAPスロープは下降(売り目線)、8時55分から9時までの価格は上昇(売り目線)、両者が一致しているので、9時からは売り目線で見ていくことになります。
寄り(8時45分)はVWAPの下、9時の時点でVWAPまで戻りましたので、5分足では比較的分かりやすい下落方向への動きになっています。
初動で150円弱の下落になっているので、ショートは上手く利確できると良いのですが。。キラメキの発想でも示した通り、こまめなストップが必要です(特に売りは)。
また、初動で利確できなくても、もう一度エグジットするチャンスはありましたね。
昼過ぎの日銀会合の結果もあり、9時から15時15分までの通しの結果は残念ながら上手く行きませんでした。
6月3日のキラメキの発想出演以来、225VWAPスロープ戦略の結果や考え方を投稿してきましたが、来週からは金曜日を目途に一週間程度の結果を投稿していきます。VWAPスロープは日経225以外にも利用できる指標です。ぜひ研究してみてください。
そして来週からは、かつて「マーケット航海図」という動画の配信をしてきましたが、それをトレーディングビューを使って行っていき、VWAP以外にも出来高指標のさらなるテクニックをご紹介していきます。引き続きよろしくお願いいたします!
今週の225VWAPスロープ
今週の225VWAPスロープ戦略です。
17日は取引無し、18日は買い方針で±0、19日は取引無し、20日取引無し、21日売り方針で-5、でした。今日も上下の振れが大きく、トレードしにくい一日でしたね。
VWAPを使って取引する場合、225先物では、
・VWAPスロープの方向に動きやすい
・VWAPの上で始まった場合はVWAPまでの押しを待つ姿勢、
・VWAPの下で始まった場合はVWAPまでの戻しを待つ姿勢、
特にバンドの外側で始まった時には、初動の押し/戻りを利用した短期の逆張りをしやすい環境、
というのが基本の考え方です。当然、毎日そうなるとは限りませんが、まずはそういう目線で見ていき、そこからは応用ですね。
今回はトレーディングビューで利用できる価格帯別出来高を表示していますが、こういったインジケーターも組み合わせて、サポートやレジスタンスなどを特定していくことができます。
ドル円とクロス円の関係を波動の観点から改めて2020年3月から今日までの4年間の円の動きを見てみると随分と円安が進行したと感心させられます。
一体円はどこまで売られるのか?直近の動きを見ても青天井に感じますよね。
FXCMのチャートでは1970年代からの長期チャートが見ることができますが、その当時はブレトンウッズ体制が崩壊して、固定相場制から変動相場制へ円が移行した時期からのチャートが表示されてます。
波動を読むとはその全体像から現在地を知るナビゲーションのようなものと認識してますが、より、過去から現在、そして近い未来を予測する上で、ドル円なら、その合成通貨のクロス円も同時で見てあげることで、それ単体で見るよりも予測の精度が向上することがあります。
今回、ドル円とクロス円からは、カナダ円を比較してどのような動きの相違があるのか、波動の観点から見てみます。
別にどのクロス円でも良いのですが、比較的カナダ円が他のクロス円ペアより比較しやすかったので、選びました。
コロナ安値から現在までの波動は以下の通りです。
ドル円 インパルスの5波動
カナダ円 ダブルジグザグ(WXY) ジグザグが2つ合わさった、複合系。
波動の種類は違えど、二つ並べると、ポイントとなる節目では近い時期に頂点をつけたり、又転換したりとタイミングが似ていますし、波形自体も当然ですが、同じような流れになってます。
どちらのペアも同じくコロナ安値からの一連の波動のゴールが近い可能性があると分析できますが、特に2023年夏頃から直近の動きは波形がほぼ同じ動きになってます。
それぞれ、波動が違うものなので、ナンバリングは別のものとなりますが、直近の波形から、
カナダ円なら、二つ目のジグザグ、Ⓨ- (C) - 5波動目の動きで最高値を更新する動き
ドル円なら、インパルスの ⑤ - 5波動目で同じく高値更新
そんな風にも読み取ることができますね。
もちろん、100%正解がないのは他のテクニカル同様なので、波動がまた別なものと判断されれば、その都度変更していくものですが、他のクロス円の波動も同様にみていくことで、単体で見るよりは精度は上がります。例えば、スイスクロスペアなら、ドルスイスと比較したりと。また波動の分析が間違っていた場合でもいち早く軌道修正がしやすくなるメリットはあります。
どんなに正確に波動を分析しても必ず間違えるものですが、その精度を上げるのにチャートを比較することによりより良いトレードの優位性が向上するものと考えてます。
私自身、波動は直接エントリー根拠としては使用してなく、他のテクニカルと組み合わせて分析してますが、現在地を知るナビとして少しばかりの塩胡椒としては大変役に立ってます。
細かい作業なのでなかなかどうして難解ですが、リラックスして、気の利いた音楽でも聴きながら、パズルのような気楽な感覚でみるとなかなか興味深いオカルトですよw
それでは良い週末をお過ごしくださいませ。
ドル円展望6月4週目~なんですが...今月も残り1週間となりました。
ドル円は今年行われた為替介入前の高値160円を目前とした位置まで上昇して来たようです。
特に先週はずっと日足で陽線続きで、後半に来るにしたがって上昇幅も次第に大きくなってきています。
週足としては大陽線となり、短期足では浅めではありましたが時折押し目も作りながら先週の引け迄ずっと上げ続けてきました。
そして、158円を超える辺りからは更に介入警戒感も高まる中、結局先週は介入が有りませんでした。
ドル円が下落する可能性のあるファンダ要素でもあるフランスのEU離脱問題も現在はなぜか沈静化していますが、結局まだ何も終わっていませんし、アメリカの経済指標悪化からくるドル安の動きもまだ健在です。(ドル安は現在の円安程では有りませんが、今の円安程一辺倒な動きでは有りませんので今後もアメリカの各データ次第でドルは単体で見た時指標結果に応じて上下すると思います)
円は今も兎に角安く、今年に入ってからは為替介入時に買われた時以外はほぼ円安で続いていますが、この円安が終わるまではドル円が上昇するという大筋の流れに変わりはなさそうです。
ドル円が下落する理由となるのはやっぱり、円高になる為替介入ですが、これはもうどこで入るかは全く読めませんよね💦
つまり、今のドル円の立ち回りで重要なのは、テクニカルでは無くあくまでもファンダメンタルの行先とその事実、及び信憑性になります。まぁ勿論テクニカル無しで闇雲にはトレードできませんけどね...。
EU問題に関するヘッドラインに耳を研ぎ澄まし、アメリカの経済指標の結果と事実を精査し、介入への警戒感を最大限行い、それぞれの情報に対しての信憑性を素早く且つ正しく判断して反応していく事がこれからのドル円の動きを読む上で最重要項目になります。
まぁつまり、毎日見ているチャートと共にニュースやヘッドラインをしっかり観察して常に最新の情報をアップデートしておきなさいよって事なんですが…突発的に起こったりするヘッドラインを寝ずに監視するなんて不可能なので...じゃあどう立ち回るかって言えば簡単です。
【TPSLを明確化】する。特に、「損切ラインを明確に決めてしっかり逆指値を指す事」です。
実はこれやってない人、未だいるんじゃないかと思うんですけど、心当たりのある人居ませんかね?
私は損切ラインを決めずにトレードするなんて有り得ないですし、利確の指値もそうですが、TPSLを決めてトレードするなんて事は、トレーダーとして至極当然だと思っています。
正直、こんな話をわざわざここで書く事でもないと思ったんですけど...最近ご新規さんが増えた事や、もうそれなりに長くトレードやってらっしゃる筈なのに、未だに損切にビビッて下手な決済してる人とか、懲りずにルール度外視の無理なギャンブルトレードになってしまっている方々をNSNとかで結構多く見かけるので、今週のドル円がどうの…と言うより先ず、今回はトレードをするにあたってめっちゃ大事な事でもあり超基本的な事でもある損切の明確化とその厳守について話します!
先ず初めに言っておきたいのは、私は以前から暫く長期的にドル円はロング、上目線で見ています。
勿論「FX」なので、短期的にショートはしていますが、ドル円の大局であるファンダ的要素から見ても長期的な目線自体は変わらずずっと上のままです。
勿論、為替介入があっても目線は上です。
今回新たにフランスのEU離脱の問題が浮上しましたが、これも一時的なものと捉えているので、仮にこの話が再燃化して一時的なドル円下落要素に発展したとしても、それが落ちつけばまたドル円は上に向いていくと見ています。
ドル円が長期的に下に向かっていくとしたら、よほどのアメリカの指標悪化やそのデータ次第で下振れしていくか、日米の金利差の動向次第かと思いますが、それもまだ今の所は大きな変化はありません。
そこで、この先大きな変化があるまでの間のメイン戦略として、ドル円は(各時間軸で話は多少変りますが)とりあえず今の大局のファンダに従ってロングしとく、という考えです。
その中には、各時間軸におけるテクニカル的な節目でのエントリーや決済をしていく訳ですが、それはいつもの投稿でやってますので今回ここでは割愛します。
ここ迄はドル円についての環境認識と方向性の話でしたが、ここからが本題。
今回の話のメインは損切の設定とその厳守についてです。
正直、ここまでの前置きの方が長くて、この後話す事などほぼ無いのですが...。
要するに何が言いたいかと言うと、今は堅調に推移しているドル円は、この後いつ、どのタイミングで事態が急変するかもしれないドル円の下落要因となる残り時間が不明な時限爆弾を背負っています。
為替介入であったりEU問題であったりアメリカの指標内容であったりと、それらがいつ爆発(起きる)するかを予想するのは難しいです。
まぁ、アメリカの指標について言えば、内容までは予想出来なくとも、いつそれが発表されるかは分かりますから良いのですが、介入やEU問題については全く読めませんよね?
その2つは、完全な不安要素であり、未知数なリスクです。
そのリスクに対しての対策が損切の明確化と徹底ですが、答えを言うと...
・アメリカの指標前にロングでエントリーした場合は、必ずその指標で起こりうる下落を想定した許容範囲を超える位置には逆指値を指す事。(判断材料は個人差があると思いますが、私ならテクニカル的なサポートを割った時などですかね。)
・介入を意識してもしょうがないので、いつ介入が来ても良いようにだけしておく。
つまりは、例えばとりあえずその時点で節目となりそうな過去の目立った高値付近と思われる位置の近くからや、ジワ上げの最中、急上昇に乗じた飛び乗りでロングエントリーすることは避け、どの時間軸でやるにしても必ず許容できる損切位置を決めた上で、それになるべく引き付けてリスクリワードを良い状態に持っていける様に「待つ」事を意識し、下位足の押しを待って優位性の高い押し目買いエントリー狙いを心がける事。
・EUに関しても介入時の対策と同じです。
皆、難しく考え過ぎてませんか?
こういわれたら簡単な気がしてきませんかね?
当たり前過ぎる事ですが、いつだってFXはリスクと隣り合わせです。
リスクなしでは勝つ事は出来ません。
大事なのは、そのリスクとどう向き合っていくかということです。
という事で今回は「リスク管理」の一言に集約された事の一つをかみ砕いてお話させていただきました。
勿論リスク管理には資金管理等も含まれますが、それはまた別の機会に...。
では今週も頑張って無理せずにいきましょう!!!
日経225ミニの価格帯別出来高チャート
日経225ミニ先物の価格帯別出来高チャートです。
青の水平ラインは、ネイキッドPOC(Point of Control)。POCはその日その日の価格帯の一番多く取引された価格をいいます。POCはチャートの右側に延ばして表示していくと分かりやすいと思います。これらのラインは突破されるまで意味がありますが(逆に、突破されてしまうと意味を無くします)、突破される前のPOCラインを「ネイキッドPOC」と呼んだりします。
これらは意識され、抵抗線や支持線として機能することが多いです。過去のチャートを見ると、多くの場面で、POCラインが抵抗線や支持線として機能していることが分かると思います。そして、直近では、40,145、その上に40,790の辺りに突破されていない抵抗線(ネイキッドPOC)があります。この辺りの価格帯は、今後、意識されるポイントなので、覚えておくと良いと思います。
日米10年債金利差とドル円チャートの乖離が拡大チャートは日足で、日米10年債金利差とドル円(オレンジ折れ線)の比較チャートです。
今年の頭から徐々に乖離してきており、日米10年債金利差は下落トレンドになってきていますが、ドル円は上昇トレンドのままで、ダイバージェンス化しております。
下に相関係数を表示しておりますが、日米10年債金利差とドル円は相関しやすい特徴があります。相関係数が1.00にある時は相関、-1.00にある時は逆相関、0にある時は相関していないという見方ですが、4月後半あたりからは相関度が徐々に下がり、0を前後し現在0に近いところに位置しております。
このことから、現在はドル円は金利差以外の要因で上昇していることが分かります。
前回のFOMCでは、ドットチャートで前回よりも利下げ回数が後退し、中立金利も上昇しました。しかしその後に発表された米CPIは予想よりも低下。
米長期債金利は下落が継続しておりますが、ドルは堅調です。
欧州やスイス、カナダと他国では利下げが始まっており、他国に対して金利を維持しているドルは強い、しかし円は引き続き弱い(買う理由がない)ということから、ドル円は上昇しているのではと推測します。
まだしばらくは、ドル円は上昇するのではないでしょうか。
EURUSD 2024年6月 第二週〜 波動分析金曜日の雇用統計で下方向へ下げて、この下げはじめの価格からダウントレンド方向へ反転すると見てます。
波動では、前回まで、ダイアゴナルの5波動目からの下げとしてましたが、他通過とユーロドルのチャートを比較して今回からトライアングル波動終了からの下方向へと変更しました。
どちらにしても下げはじめのポイントは変わりません。(特にポンドドルとはかなり似たチャート波形となってます)
ショートの戦略としては、赤曲線の軌道のような、
一旦直近押し安値ブレイクから反発して、Monthly SR Zone付近へ、再度Re-testするような動きとなれば、ここは、所謂チャートパターンでは三尊の右肩となり、抵抗帯に抑えらえて、下落しやすい形だと思います。
現在押し安値のあたりに、日足の200日MAまた、表示してませんが、日足の雲などがピッタリ、居座っている状態なのでここは注意する価格帯です。この価格帯1.07800あたりのレートを下に力強く抜けていく足が日足で確認できれば、さらにダウン方向へ優位性が増すと思います。
日足から上の波では、ユーロドル以外のドルストレート、またはドルインデックスの波動を考慮すると、ドル買い方向へ波動がシフトしたように見てます。
もしその場合、昨晩金曜日の雇用統計がトリガーになった可能性が高いです。
来週からの値動きが楽しみな展開です。
もし参考になれば、ブーストボタンよろしくお願いします🙏
それでは。良い週末を!
植物油市場が巨大な原油市場の先行指標にjp.tradingview.com
大豆油などの植物油は、WTI原油やその精製品の先行価格指標となっています。大豆油の市場規模は原油市場の約1/25で、原油相場が植物油の価格に連動するとは信じがたいです。
この一年を振り返ってみると、2023年5月30日、大豆油は50%を超える上昇を始め、7月24日にピークをつけました。原油は6月24日から9月27日まで約40%上昇し、大豆油の上昇に約2カ月遅れました。大豆油価格は2023年8月から9月にかけて急落し始め、イスラエルとハマスの間で戦争が勃発したにもかかわらず、9月下旬から2024年秋まで続いた原油価格の下落を先取りしました。
大豆油価格が原油価格をリードしているとすれば、問題はその理由です。大豆油はバイオディーゼルとしての利用が拡大しているため、その価格は原油の需給動向の変化に敏感に反応する可能性があります。
これは私見ですが、市場の中心にいるのは世界最大の石油精製会社で、彼らは近い将来、原油と精製製品の供給が過剰になるか不足するかを判断する上で、他のどの会社よりも有利な立場にいます。精製製品の需要に対して原油供給が不足すると感じれば、バイオ燃料で原油供給を補うでしょう。大豆市場は原油市場の約25分の1の規模なので、その後の原油価格の動きに先行して上昇したように見えます。
もちろん、先行指標通りに原油相場が動くとは限りません。このパターンがいつまで続くかはわかりません。
大局のトレンド転換(4507)塩野義製薬 日足
大局のトレンド転換の流れを理解しましょう。
大局の流れが上昇トレンドになる時は、200日EMAに対して、まずは、価格がゴールデンクロスします。
次に短期EMA、そして、上昇帯がゴールデンクロスします。
その時の並び順は、上から、価格、短期EMA、上昇帯、200日EMAとなります。
それが、大局のトレンド転換となる際には、価格が200日EMAに対してデッドクロスします。
次に短期EMA、下降帯の順番でデッドクロスしていきます。
その時の並び順は、下から、価格、短期EMA、下降帯、200日EMAとなります。
このように、今、どういった変化が起きているのかをそれぞれの並び順で見ると、整理できると思います。
現在は、価格、短期EMAがデッドクロスしていますので、大局のトレンド転換の最終局面を迎えています。
ここで、下降帯が踏ん張るかどうかがポイントとなります。
ただ、この価格の下げ方からすると、よほど、強烈に反発しないと難しいという事も分かります。
このように、価格と短期EMA、帯、200EMAの関係を意識することで、大きな変化なのか、大したことない変化なのかを見極める事が出来るようになります。
皆さんが取り組んでいる銘柄がどうなっているのかを検証してみましょう。
ドル円 引き続き買い目線チャートは4時間足です。
本日発表された雇用統計が非常に強く、月初から下落していたドル円でしたが巻き戻してきました。
目先157円付近はフィボナッチが2本重なるポイントなので一旦止まりそうなポイントです。
ここから勢いが止まらずに上昇する場合は、157円がサポートされた段階で買い、もしくはここから下押しした場合は156円付近もフィボナッチ2本と200SMAが重なるポイントなので、そこのサポートから買いたいです。
来週は米CPI、FOMC、日銀会合と重要指標が並びます。
予想としてはドル円は上方向を予想しています。
CPIはおおむね予想通りの結果であまり動かないと予想。
FOMCは9月利下げの可能性を示唆されるとドル安方向も警戒は必要ですが、雇用統計の結果も強く、CPIも大きく下がらなければそこまでハト派な内容は出てこないのではと考えています。
日銀会合は、国債の減額が期待されてきているので、期待以下の結果となれば当然円安で、思い切った減額もしないのではと考えています。
また、今後の利上げに対する言及やタカ派な発言も、日本の消費者物価指数が下落しているあたりを考えると前回よりも強まるイメージがあまり湧かないため、やはり円高にはなりづらいのかなと考えています。
よって、ドル円は堅調な見方を維持しています。
金を追う!出遅れNY銀(シルバー)をスプレッドボリンジャーで検証
金(ゴールド)の価格が高値圏で推移。金と連動して売買されやすい銀の価格差が拡大し、銀を割安とみた投機筋の買いも入っているようです。そこで今回は、出遅れ感のあるNY銀(シルバー)をスプレッドボリンジャーで検証した結果です。
銀と比較するスプレッドボリンジャーの比較指標は、世界の機関投資家がコモディティ市場におけるベンチマークなどとして幅広く利用している商品指数を利用します。
スプレッドボリンジャーは逆張り・順張りの使い方があることはこれまでもご紹介してきましたが、今回は順張りトレードで優位性を確認することができました。具体的には、
買いルールは、日足スプレッドボリンジャーのインジケーターが上方バンドを上回っているときには銀CFD(XAGUSD)を買い、
売りルールは、日足スプレッドボリンジャーのインジケーターが下方バンドを下回っているときには銀CFD(XAGUSD)を売り、
というスプレッドボリンジャーでの順張りトレードでの取引結果を示しています。
スプレッドボリンジャーは、コモディティ市場でも銘柄間の組み合わせ次第で、良好なパフォーマンスを実現することが可能です。
また、今回の結果はNY金(ゴールド)でも同様に良好な結果を確認できています。