ファンダメンタル分析
2/17トレードレポート〈昨日の振り返り〉
為替市場は円高・ドル高で円が一番買われた日でした。アメリカの卸売物価指数が発表された瞬間はドル高になりましたが、すぐに売り戻されました。そのためドル円、ユーロドルはすべて下落しております
米国株式市場と米国債券市場はアメリカの卸売物価指数の予想より結果が上回ったため株価が下落して終えております
〈ファンダメンタルズ〉
アメリカ卸売物価指数(PPI)前年同月比が予想5.4%に対して結果6%とかなり強い結果となりました。アメリカ消費者物価指数と続いて予想より強い結果になっております。そのあとにブラード米セントルイス連銀総裁とメスター米クリープランド連銀総裁の2人が3月のFOMCで0.5%利上げと発言が飛び出しました。
〈今日の重要な経済指標〉
今日の注目経済指標は特にありません
〈テクニカル分析〉
ユーロドル、ポンドドル、豪ドル米ドルのドルストレートが一目均衡表の雲の中に入っております。一目均衡表の雲に入るということはテクニカル的にはレンジになりやすいことを意味します。
〈今日のトレード戦略〉
2月のアメリカ雇用統計、アメリカ消費者物価指数(CPI)、アメリカ卸売物価指数(PPI)の経済指標が予想より強い結果となりました。もし3月もこれらの経済指標が予想より強い結果となった場合おそらく3月のFOMCでは0.5%利上げも有り得ると思います。
40年前にはなりますが、1980年のアメリカインフレ率が14.8%まで上昇してました。その後アメリカの政策金利の引き上げでインフレ率低下が進んでいったのですが、1981年1月に9.8%まで下がりましたが、その後2か月で11%までインフレ率が上昇してしまいました。その後8%、7%と順調に下がっていき1983年1月には2.9%までインフレ率が下がっていきました。今のアメリカのインフレ率の推移は40年前と似てる感じがしております。もしかしたら今回のインフレ率の上昇も1981年のような調整的な上昇なのかもしれません。今までの歴史と今回が同じようになるかはわかりませんが、経済の歴史というのは馬鹿にすることはできません。ですので、今回の上昇は一時的な物なのかと私は考えております。もしお時間がある方は『アメリカインフレ率の推移』で検索してみてもらえればアメリカの過去のインフレ率が見れるので面白いと思います
ドル円 上昇目線 押し目目途は133円付近かチャートは4時間足です。
14日発表されたアメリカの消費者物価指数と15日に発表された小売売上高の結果を受けてさらに上昇しました。
消費者物価指数は予想よりも低下速度が鈍化したことで、FRBによる更なる利上げを織り込んでドル高となりました。
15日の小売売上高も予想以上の高さでドル高を加速させました。
この先のドル円ですが中期的な上昇方向と予想しています。
雇用統計と言いまだまだアメリカの経済の強さがうかがえます。
よって今月中はどちらかというとドル高で見ています。
但し、今月中と書いたのは例えば来月の雇用統計の数字が急悪化するようなことがあればドルが大きく売られることになるので、あくまでも指標とのにらめっことなるのは変わりはないでしょう。
目先のドル円の売買戦略としては押し目買いです。
あまり深い押し目を作らずに上がる可能性もありますが、有力な押し目候補は下側のオレンジの水平線の133円付近でしょう。
ここまで下げてきたら買いたいと思います。
2/16トレードレポート〈昨日の振り返り〉
為替市場はドル高で推移しました。2/14のアメリカCPIで予想より結果が良かったのと2月全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数の結果が予想よりよかったのがドル高になった要因かと思います。ポンドは英CPIが予想より悪い結果を受けて売られたのだろうと思います。ユーロは軟調でした
米国株式市場はFRBの引き締めが意識される中にもかかわらず一時的に下落するが楽観的な買いが入って陽線で終えました
米国債券市場は下落しており、これで2日連続下落しております。債券市場はアメリカの金融引き締めが続くという見方が強いのかと思います
為替市場・株式市場・債券市場これらは全く相関性がない動きをしております
〈ファンダメンタルズ〉
アメリカの小売売上高が発表されましたが、予想の1.8%に対して3%とかなり強い結果が出ました。その後のニューヨーク連銀製造業景況指数と2月NAHB住宅市場指数も予想より強い結果が出ており、まだアメリカが好景気であることが示されております
〈今日の重要な経済指標〉
今日は22:303からアメリカ卸売物価指数(PPI)が発表されます。PPIはCPIの先行指標として注目されております。もしPPIで予想より悪い結果になれば、2~3か月後のアメリカCPIにも反映されるかと思われますので注目です
〈テクニカル分析〉
ドルストレートですが、今レンジを形成してるようなチャートになっております。エントリーするかはその人のトレードスタイルによって異なりますが、私は数日またぐスイングトレードなので、レンジ相場は向かない地合いとなっております。
〈今日のトレード戦略〉
2月に入って半分は過ぎましたが、大事な経済指標は通過しましたので、ここからはあまりそうそうに動かないかと思います。エントリーするかはその人のトレードスタイルなので今の地合いがいいとか悪いとかはないと思います。
今Fedウォッチではターミナルレートが5.25%となっております。Fedウォッチというのは債券トレーダーたちのアメリカ政策金利のコンセンサスを表したものとなっております。先月までは4.75%がターミナルレートとなっておりましたが、今は5.25%がターミナルレートとなっております。そうなるとドル買いがまた進んでいく公算が高いです。ですが、為替・株式・債券を見渡すとかなりちぐはぐな動きをしてるので、ドル安になったりする地合いが出てくるのかもしれません。その中での立ち振る舞いとしては明確な損切基準をしっかりと見定めてエントリーをするのと目線を固定することだと思います。為替では売りと買いが両方できるためどちらもやってしまいがちですが、そんなことをしては証拠金を減らしてしまいますので売りか買いかの目線を固定してタイミングを見定めてエントリーをすることが重要になってくるのかと思います
2/15トレードレポート〈昨日の振り返り〉
為替市場は昨日はアメリカ消費者物価指数(CPI)発表後ニューヨークタイムは終始ドル高になりドル円は上昇しました。オセアニア通貨は売られましたのでリスクオフの相場となりました。
米国株式市場は日足では陰線の十字線で終わりましたが、米国債券市場は下落して終えました
〈ファンダメンタルズ〉
アメリカ消費者物価指数が発表されました。前年同月比は6.4%、エネルギーと食品を除くコア指数の前年同月比は5.6%でした。発表時ドルは上昇しておりますが、アメリカ株式はあまり下げてないです。
今日16時にイギリス消費者物価指数が発表されました。前年同月比10.1%、CPIコア指数は5.8%でした。先月の結果から数値が下がっているのでもしかしたらイギリスはインフレがピークアウトしてるのかもしれないです。
〈今日の重要な経済指標〉
今日は22:30からアメリカの小売売上高が重要な経済指標になるかと思います。アメリカは個人消費がGDP7割を占めるためアメリカの小売売上高はアメリカの重要なインフレ指標になります。
〈テクニカル分析〉
USDJPYが昨日132円を上抜けして133円を突破しました。去年の年末からUSDJPYは132~128円をレンジしてましたが、昨日のアメリカ消費者物価指数で132円を上抜けしました。
〈今日のトレード戦略〉
昨年から日本以外の各国中央銀行がハイペースで利上げをしてましたが、各国政策金利のターミナルが段々と見えてきたところかと思います。アメリカに関しては5%を市場は織り込んでおりますが、ここからは年内の利下げがあるのかどうかが焦点になるかと思います。年内で利上げするかどうかでドルの行方が決まるかもしれません。
その中でただ日本は利上げをしてません。植田新総裁は金融正常化に持っていくというのがマーケットのコンセンサスになりつつあります。ただ植田新総裁に関しては何もわからないため当面はドル円。クロス円はまだ様子見をしていき、トレードするならドルストレートでトレードしていこうと思います
2/14トレードレポート〈昨日の振り返り〉
為替市場は1日を通して円安でした。植田新総裁が先週「当面は金融緩和を続ける必要がある」と認識を示したのが要因と思われます。ユーロドルも反発。欧州連合(EU)の欧州委員会がユーロ圏の2023年の実質成長率を0.9%と前回の0.3%から上方修正したことで、欧州経済の先行き懸念が和らぎユーロ買いが優勢となりました。
米国株式はSNS大手のメタが「新たに人員削減を計画している」との報道を受けてメタの株価が上昇とさらにほかのハイテク株も上昇しました。こういう人員削減の報道が出ると、その会社が資金確保ができるという観点で株が上昇します。
米国債券相場で長期ゾーンは3日ぶりに反発。1月米CPIの発表を明日に控える中、売りが先行。利回りは一時3.7531%前後と1月5日以来の高水準を付けた。ただ、ニューヨーク連銀の最新調査で3年後のインフレ期待が2年3カ月ぶりの低水準だったことが伝わると、買い戻しが優勢となりました
〈ファンダメンタルズ〉
昨日はボウマン米連邦準備理事会(FRB)理事が「我々が望むほどのインフレ緩和は見られない」「労働市場は依然として非常に堅調」「次のFOMCまでの間には多くのデータが得られる」「インフレを2%の目標に戻すために利上げを継続する」といったタカ派発言が出たもの相場の反応は限定的でした。
〈今日の重要な経済指標〉
今日はアメリカ消費者物価指数(CPI)が注目です。今回の前年同月比の予想は6.2%です。前回の結果が6.5%となっており、-0.3%差となります。気になるのが前月1月のCPIでは、前々月の結果が7.1%で予想が6.5%と0.6%差があったのに今回は前月の結果と予想の差が縮小してるところです。アメリカCPIの結果次第ではアメリカ政策金利のターミナルレートが上昇する可能性があるため注目です
〈テクニカル分析〉
ドルストレート3通貨ペアがアメリカCPIを前に節目に到達しております。EURUSDは1.08、GBPUSDは1.22、AUDUSDは0.70という節目です。どれストレート3通貨ペアが同時に節目を上抜けするには強力なドル安が必要だと思います。それが今日のアメリカCPIで上抜けするか注目です
〈今日のトレード戦略〉
日銀の新総裁が決まってUSDJPY・クロス円は値動きが落ち着くと思います。植田新総裁はタカ派でもハト派でもない中立なタイプの人間という報道が目立っております。ですが私個人としてはいまだにUSDJPY・クロス円はいまだにトレードはできないです。植田新総裁はタカ派でもハト派でもない中立なタイプと今まで予想してた人ではないダークホースのためどういう政策をしてくるかが全く見えてないためです。そのため当面はドルストレートを中心にトレードはしていこうと思います
ETH/USD 200日線のサポートがどれくらい機能してくるか!?イーサリアムは1500ドル前後の動き、移動平均は200日線を上抜けしているので、1500ドル前後のサポートを見ていきたい。
一目均衡表は雲の上、オシレーターを見ていくと日足のRSIは80オーバーで若干過熱気味だったが、40前半までの調整、このあたりで盛り返せるなら綺麗な調整と言えるだろうか!?
1200ドル前後くらいまではチャネルライン下限のサポートがあり、ボックス相場入りするなら、最終サポートはこのあたりまでを見てみたい
しばらくはボラの無い小動きとなってきそうだが、1600ドル前後のレジスタンスラインを明確に上抜けしてレジサポ転換出来れば、一旦は中期トレンドが上向きに変わったというように見ても良いのではないだろうか
クリプト界隈のファンダを見ていくと、SECより「BUSDは証券」として警告を受けたPaxosの問題が浮上しており、Paxos側も「必要なら訴訟も辞さない」という強行姿勢は見せるものの、ステーブルの信用不安からバイナンス不安に繋がり、冷や水が入ると再びクリプトからの資金抜けが懸念される状況も見てとれる。
最近は収まりを見せたが、テザーUSDTの信用不安に始まり、BUSDやUSDCのステーブル問題がクリプト界隈の一番の懸念点というか、2023年も常にこの問題は付いて回りそうに見える。
重要なインフレデータを前にしたGBP/USDの予測
2つの非常に重要なインフレデータ報告を前に、ポンドに対する米ドルの強さを調べることは賢明なことです。1つ目は、水曜日の午前2時30分(NZDT)に発表される米国のインフレデータです。そして2つ目は、水曜日の夜8時(NZDT)に発表される英国のインフレデータです。2023年1月までの米国の年間インフレ率は、2022年12月の6.5%から約6.2%に低下し、そうすることで消費者物価の下落が7カ月連続で継続すると予想される。しかし、英ポンド/米ドルは先週1.2400から1月6日以来の安値となる1.2030割れまで下落し、上昇トレンドラインを突破したため、米国のインフレデータの低下が予想より小さければ、もう少し強気を振り切る可能性があります。英国のインフレ率の低下は10.55から10.2%に低下すると予想されていますが、過去2回の発表では予想を上回り低下しているため、今回も上回りGBPを再び前線に立たせる可能性があります。
ポンド/米ドルは、先週木曜日、1.2015でサポートを確立後、反発を試みましたが、200-EMAを上抜けすることができませんでした。この失敗により、GBP/USDは、200-EMAを越えて移動しようとした前回の強気なローソク足を巻き込み、大きな赤いローソク足で週を終えることになりました。200本EMAが棄却されたことは、1.2121付近にレジスタンスが存在することを意味し、下落トレンドの下限高値と考えることができます。
米国のインフレ率が予想を上回った場合、または英国のインフレ率が予想を下回った場合、GBP/USDは1.2018を下抜けし、1.1900が下降目標となる可能性があります。トレードの反対側では、GBP/USDはスイングの観点から1.2189、または1.2318まで上昇する可能性があります。そのためには、200-EMAと1.2121のレジスタンスエリアを上回る終値に注目しましょう。
2/13トレードレポート〈昨日の振り返り〉
為替市場は日銀次期総裁の報道でロンドン初動は円高になりましたが、その後円が下がっていきニューヨークタイムではほかの通貨と変わらず横ばいになりました。カナダドルが22:30から上昇していきカナダドルが一番買われた通貨となりました。アメリカ株ナスダックは下落しましたが、S&P500とダウは上昇して引けてます。アメリカ債券は下落して引けました
〈ファンダメンタルズ〉
昨日は16時頃に報道された日銀次期総裁の報道でマーケットの話題は持ち切りとなりました。日銀の時期総裁に元審議委員で経済学者の植田和男氏を指名し、副総裁には日銀理事の内田眞一氏と金融庁長官の氷見野良三氏になりました。今回の日銀人事はかなりのサプライズでマーケットも驚いたと思います。雨宮氏に最初は次期日銀総裁を打診したようですが、雨宮氏は断っていたみたいです。
22:30からのカナダの雇用統計が発表されましたが予想1.50万人に対して15万人とという結果になりましたが、その後修正されて6.92万人になりました。最初発表時は15万人と発表されてカナダドルがかなり買われました。その後修正されたのですが、それでも予想を上回る結果となりました。
〈今日の重要な経済指標〉
今日は特に重要な経済指標はないです。明日はユーロの10-12月期のGDPとアメリカ消費者物価指数が注目です。ユーロの10-12月期のGDPが予想よりいい結果であれば4月のECBでも0.5%利上げがあるかもしれません
〈テクニカル分析〉
今の為替市場・アメリカ株式・アメリカ債券の動きが一致せずわかりづらい相場となっています。こういうときは焦ってトレードをしても無駄なので、様子見に徹するのが一番です
〈今日のトレード戦略〉
2/10に日銀次期総裁が発表されてたのでクロス円・ドル円の乱高下は収まるかと思います。日銀の新メンバーの顔触れを見ると大体ハト派な人が多い印象を受けます。次期総裁の植田氏に関してはタカ派でもハト派でもない中立な人とのことで、あのサマーズ元米財務長官も植田氏に関しては決断力があると評価しておりました。もし雨宮氏が次期総裁であれば年内での政策転換はないと思っていたのですが、もしかしたら植田次期総裁で年内の金融正常化はあるかもしれません。ですがドル円に関しては目先のアメリカ消費者物価指数を通過してみてからでないとトレードはできないと思っております。もしアメリカ消費者物価指数で下がっていることを確認取れたらドル円のショートもありかもしれません。
GBPUSD 連日の経済指標でポンド安が加速するかポンドドルは、しばらく上昇が続いていましたが、
利上げペースの鈍化やIMFがG7の中で唯一マイナス成長との見解を示したことで、1.24000を上抜け出来ずに下落。
テクニカル的に日足チャートを見ると、1.24000を上辺、1.19000を下辺としたレンジになっている。
ただ、先週は一時的にもたついており、正直やりやすい環境とは言いにくい状況ではある。
しかしながら、カレンダーを見てみると英国は来週、14(火)雇用統計、15(水)CPI、17(金)小売売上高、と
連日のように経済指標発表を控えている。
CPIに関しても米国の翌日でもあるので、比較対象にもなりやすい。
ここで利上げペース鈍化や景気後退が示唆されるようであれば、再びポンド安に向かいやすいのでは。
ドルストレートは、全体的にドル安傾向ではあるので、
対ドルだけではなく、欧州通貨との比較で、ポンドがどういった状況なのかを見てみると、
EURGBP【日足】
対ユーロに関してみると、日足で800MAの上にいて、高値安値を切上げ続けている。
また、直近では62EMA(赤ライン)がレジスタンスとなっていて、キリの良い場所と合わせると、
0.88000または少し行き過ぎて62EMAで反発してきて、まずは0.90000を目指していく展開になりそう。
次に、対スイスフランを確認してみると
GBPCHF【日足】
1.11000で下落が止められているものの、
144EMA(黄ライン)がレジスタンスとなり、高値を少しずつ切下げていて、ディセンディングトライアングルのようにも見える。
この1.11000を切り下げてくると下方向に行く可能性が高い。
ともすると、欧州通貨の中でもポンドが売られる要素は多いように感じる。
最後に英国債利回りの状況も確認してみると、
英国債利回り【日足】
先週、3.00%で反発して少し上昇しているものの、
ずっと62EMAが意識されていて、現在も上抜いたとはまだ言えない状況ですし、
やはりこちらも高値を切下げてきていて、3.00%という場所が節目になりそう。切下げるかどうかはわかりませんけど。。
こういった事を考えると、ポンドドルも
14日(火)米国CPIで一時的に上に動く可能性もありますが、まずはレンジ下辺の1.19000を目指すのではないだろうか。
さらにブレイクしていくのであれば、再びダウントレンドに入っていく可能性も十分にあるのではないかなと思います。
いずれにせよ、動き出すのはおそらく火曜日以降になるので、それまではゆったりと構えていれば良いのかなと思います。
USDJPY 方向感のない、ゆったりとした週明けになるかドル円は、下方向のレンジ(チャネル)がしばらく続いていましたが、3日(金)米雇用統計で一気に上昇して、
チャネル上辺を少し切り上げた場所で週末を迎え、翌週(先週)の13日(月)に大きく窓を開けてスタート。
しばらく続いていた、わかりやすい円高方向(下方向)が一旦終了。
USDJPY【日足】
また先週1週間は、10日(金)がSQということもあり、窓埋めも含めて大きく上下動しながら131.00に収束する展開に。
USDJPY【1時間足】
あわせて
昨年11月から横ばいが続いていた米国1年国債利回りもレンジ上辺を上抜け。
5.000%を目指していくように思いますが、直近では4.900%で止められていて、まだ少し余白は残している状況。
米国短期国債(1年)利回り
【日足】
【4時間足】
ドル円自体は、SQの影響もあり、131.00に収束していて横ばいの状態。
現時点で、上に行くのか下に行くのか判断は難しい。
週明け月曜日も、ピボットポイントが、おそらく131.00付近になると思うので、やはり131.00付近をフラフラする展開になるだろうか。
カレンダー的には、
14日(火)米国CPI
15日(水)米国小売売上高
と注目される経済指標発表がある。
ここである程度の方向感が出てくるのではないだろうか。
CPIの事前予想では、
前回よりもインフレが鈍化している内容⇒利上げペース落とす⇒ドル売り
というシナリオで、市場は織り込み済みと言いつつ、サプライズで一気にドル高にしてくる可能性も大いにある。
そうなると、やはり14日(火)米国CPIを待って方向感を確かめてから、勝ちやすい環境で戦いたいなと思う。
2/10トレードレポート〈昨日の振り返り〉
為替市場はドルがロンドンタイムで下げたが、ニューヨークタイムで持ち直しをしてどの通貨も大差がなく引けました。アメリカ株と債券も下落しております
〈ファンダメンタルズ〉
昨日の前週分失業保険継続受給者数が予想より悪い結果となりました。雇用が悪くなっていることを示す内容です。ここから雇用が悪化して景気後退するか注目です
〈今日の重要な経済指標〉
今日はミシガン消費者物価指数が発表されます。最近ミシガン消費者物価指数でボラティリティが発生するため要注意です。
〈テクニカル分析〉
今日はこれといったテクニカルがないため割愛します
〈今日のトレード戦略〉
来週のアメリカCPIまで様子見の相場になると思います。今日日銀の次期総裁に上田和男氏がほぼ確実という報道が出て円高になっております。今回の人事はかなりサプライズであるのと、一切候補で上がってない人のためどうなるかは予想がつかないです。次回のレポートで次期総裁と副総裁については触れていこうと思います
2/9トレードレポート〈昨日の振り返り〉
昨日の為替市場はポンド高でした。おそらくポンドの買戻しではないかと思います。ドルと円は横ばいで推移して引けました。アメリカ債券とアメリカ株はどちらも下落して引けました。ここ最近の相場は為替・株式・債券が連動取れてないような動きが続いております。
〈ファンダメンタルズ〉
昨日はニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁、ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁の発言があり、どちらもタカ派な内容でした。ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁はターミナルレートまで引き上げた後数年間は推移する必要があるとかなりのタカ派発言でした。だが為替市場はあまり反応してなかったようです
〈今日の重要な経済指標〉
今日も特にこれといった経済指標がないでです
〈テクニカル分析〉
ユーロドルですが、1.07~1.095の間にオプションが集中しており値動きが乏しい状況です。今週はこれといった経済指標がないため今週いっぱいは乏しい値動きとなるかもしれません
〈今日のトレード戦略〉
昨日のニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁、ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁のタカ派発言があったのにも関わらず、為替市場は無風状態でさらに今日はドル安・株高・債券高となっております。おそらく今マーケットはリスクオンをやりたがっていると思い、リスクオンになる材料を探してるのかもしれないです。そのためリスクオフの材料が出てもあまり反応せず、少しのリスクオンの材料が出たら動くかもしれないです。今週は様子見をしておいたほうがいいと思います
2/8トレードレポート〈昨日の振り返り〉
為替相場は円高と豪ドル高・ドル安の1日でした。アメリカ株は株高でアメリカ債券は下落しました。昨日はパウエル議長の発言がありましたが、ドル安・株高で推移しました。
〈ファンダメンタルズ〉
昨日はパウエル議長の発言がありましたが、2/1のFOMCとあまり内容が変わらない発言内容でした。マーケットとしては2/3の強い雇用統計の結果を受けて、ターミナルレートの引き上げをするかと警戒をしてましたが、パウエル議長が2/1のFOMCとそんなに遜色のない発言内容を受けてドル安で推移されました。
昨日はオーストラリア中央銀行政策金利が発表されました。結果としては予想通り0.25%利上げで3.35%となりました。その結果を受けて昨日は豪ドル高になりました。
〈今日の重要な経済指標〉
今日の重要な経済指標は特になしです
〈テクニカル分析〉
ドル円が日足で包み足となってます。包み足というのは前回の陰線
の場合、次回のチャートが陽線ですべてを埋めてしまうというテクニカル指標です。その場合は下降に転じるかもというテクニカル指標となってます。ドルストレートは各通貨ペアが節目で下落をしてます。ユーロドルは1.09、ポンドドルは1.24、豪ドル米ドルは0.70の節目かと思われます。
〈今日のトレード戦略〉
次の重要な経済指標はアメリカCPIと日銀の次期総裁と副総裁の発表になります。アメリカCPIは2/14となっており予想が6.2%となっております。もし6.2%を上回ればドル高となるかと思いますが、僅差となった場合はそんなに動かないかもしれないです。
日銀の次期総裁と副総裁に関しては、次期総裁は雨宮副総裁か山口氏のどちらかだと思われます。次期副総裁の候補がもし翁さんになった場合は円高で反応するかもしれないです。あくまでも想定するシナリオにしか過ぎないので、シナリオと全く違う結果になってシナリオにない動きをすることもあります。その場合は目の前のチャートがすべてなので、その目の前のチャートについていく、それがトレーダーのあるべき姿だと思います。
2/7トレードレポート〈昨日の振り返り〉
昨日の為替相場はドル高で円が独歩安でした。アメリカ株はS&P500が0.80%と小幅な下落でアメリカ債券もほぼ同じく0.80%の下落でした。
円が独歩安になった要因は政府与党の雨宮副総裁に次期総裁の打診をしたという報道を受けてかと思います
〈ファンダメンタルズ〉
昨日は政府与党の雨宮副総裁に次期総裁の打診で終始円安でした。ただ今日になって雨宮副総裁に次期総裁の打診報道を鈴木財務相などの財務相が否定してるという報道が出ました。
〈今日の重要な経済指標〉
今日は26:00からパウエル議長発言が予定されております。先週の雇用統計についてのコメントがあるかもしれないので注目です。
〈テクニカル分析〉
ドル円が先週の雇用統計と政府与党の雨宮副総裁に次期総裁の打診をしたという報道で128円から132円まで上昇しましたが、今日の政府与党の雨宮副総裁に次期総裁の打診否定報道で下がり始めてます。おそらく今ドル円は128円から132円のレンジになる可能性があります。
〈今日のトレード戦略〉
今ドル円・クロス円は日銀報道で乱高下するためかなりやりづらい相場となっているかと思います。そのため今個人的にはドルストレートのショートでエントリーをしていきたいと思っています。
今の日銀についてですが、雨宮副総裁の次期総裁打診報道は政府が日銀に書かせたリーク記事かと思います。理由としてはマーケットの反応を確認しておきたかったのかマーケットの急激な動きをなくすために事前に情報を流したのではないかと思います。各国の政府要人や中央銀行も行う常套手段とはなっております。ただ雨宮副総裁の次期総裁打診否定報道が出た際の鈴木財務相は「財務省として打診したことはない」と発言したり、磯崎仁彦官房副長官は「そのような事実はない」と発言をしており、あまり強くは否定してるニュアンスではないのでまだ雨宮副総裁の次期総裁の可能性はまだあると思います。誰が次期総裁になったとしても対応するのはトレーダーの仕事ですし、それらに対して事前にシナリオは複数想定したいです
MONA/JPY バイナンス取り扱いの思惑再燃、JPY建てで一時80円に迫る急騰を見せたモナコインが長らく停滞した60円前後のラインから急騰、円建てで一時80円に迫る急騰を見せた
移動平均は200日線を上抜け、一目均衡表は雲の上となる
今回の急騰はチャート的にも一旦底打ち感もあり、バイナンス取り扱いの思惑が再燃して噴き上げた感じとなるだろうか
再燃と書いたのは、すでに昨年末にバイナンスがサクラエクスチェンジを買収した際に同じように思惑買いが発生したので、再燃と言えば再燃に感じるが、個人的に動きの好きなモナコインにボラが出るのは嬉しい限り
チャートの回復もあり、ファンダ再燃と思惑で噴き上げているように見えるが、値が軽く日本勢だけでスイッチが入りやすい性質もあるのがモナコイン
ただし、モナコインは過去を見ても噴き上げと落ち込みの差が激しく、一時的な噴き上げに終わる事も多々ある為、これまで緩やかな下げによるチャートを見ても上値は決して軽くないように見える
一旦レンジを見ていくと100円より上は相当な糞ポジ量となり、現物の糞ポジ化が多く見えるだろうか
ひとまず100円前後までを上限に見つつ、今回の急騰がどの程度続くか見ていきたい
2/6トレードレポート〈昨日の振り返り〉
2/3の為替相場は雇用統計の結果を受けてアメリカドルが上昇して終始ドル高で推移してました。アメリカ株と債券市場は下落してますが、雇用統計の結果を受けて、S&P500が日足で0.46%の下落でアメリカ債券は日足で0.97%の下落でした。アメリカ債券はそれなりに下落してますが、アメリカ株がそんなに下落してないという感じです。アメリカ株は下落するときは4%下落することもありますのでそれと比較するとあまり下落をしてないという感じです
〈ファンダメンタルズ〉
2/3のアメリカの雇用統計ですが、1月非農業部門雇用者数変化(前月比)が予想18.5万人に対して結果は51.7万人でしたが、後に26.0万人に修正されました。他の指数も後に上方修正をされました。
雇用統計の次に発表されたISM非製造業景況指数ですが、予想50.4万人に対して結果が55.2万人でしたが、のちに49.2万人に修正されました
〈今日の重要な経済指標〉
2/6は特に重要な経済指標はないのですが、今週は2/7の26:00からパウエル議長の発言があります。今回のアメリカ雇用統計の結果を受けてパウエル議長がマーケットに対してどうコミュニケーションをとってくるかが注目です。
そして2/10あたりで日銀の次期総裁の発表があると思われます。候補としては雨宮正佳副総裁と山口広秀氏の2人です。雨宮副総裁は今の黒田総裁を支えてきたナンバー2の位置の人になります。雨宮副総裁は今日銀が行っているYCCの発案者と言われてる人で、もし雨宮副総裁が総裁になった場合は金融緩和は継続されると思います。
もう一方の山口氏ですが、おそらくですが、岸田政権の差し金ではないかと囁かれている人物です。山口氏はタカ派の人物で金融正常化にしたいという考えを持っております。岸田首相も今の日銀の金融政策に対しては、おそらくマイナス金利を脱却して他国同様金融正常化にしたいと考えております。そのため岸田首相としては山口氏に次期日銀総裁になってほしいと考えているのかもしれません。
〈テクニカル分析〉
ドルストレートですが2/3の雇用統計を受けて大幅な下落をしております。ドル安ポジションを持ったトレーダーの損切が食わされたと思います
〈今日のトレード戦略〉
今週に予定されている日銀人事ですが、今後の円の動きを占う経済指標となっていると思います。もし雨宮正佳副総裁が次期総裁になれば金融緩和継続が濃厚なため円安になって、山口広秀氏が次期総裁になれば円高になると思います
ドル円に関しては、雨宮副総裁が次期総裁になった場合は132円を上抜けするかどうか、山口氏が次期総裁になった場合は128円を下抜けするのかをが注目です。
率直なところを申し上げると、誰が次期総裁になったとしても日本はいづれ金融正常化にしないといけないという使命はあるのかと思いますが、雨宮副総裁と山口氏のどちらが次期総裁になるかで金融正常化の時期がかなり変わってくるのと思います。
ただ日本が金融正常化をしたとしても今のアメリカみたいに政策金利を4.5%まで引き上げるなんていうのはまずできません。アメリカは経済大国といわれるだけあって経済が強い国ですので4.5%に引き上げができるし、4.5%になっても失業率が低水準のままの状態です。
ですので日銀の金融正常化のトレンドの後はまた円安トレンドが再開されると思われます