ファンダメンタル分析
ビットコイン 上値、下値ポイントビットコイン 上値、下値ポイント
米株市場はリスクオンで終えて
土日の動きへの期待もありながら、小動きでの展開
上値、41-42万台
下値 41-40万台
と挟まりながら、小動き推移
ブレイクの様子見 やや買い目、積み立てを想定です。
週明けも、米国金利の低下傾向、JGBは1%へ向けた展開予想から
上下に挟まれる予想となり、ビットコインは小動き予想です。
他市場に関心が移り
米国債、米株、JGB ドル円 商品高 中国株
への関心が集まり、リスクオンを予想です
今年の夏は面白い、これが合言葉になっており
特に、中国、ロシア関連含めて
回復、上昇再開を想定です。
そこから、人民元 MCHIの動意から、
ビットコイン 資源通貨、ゴールドの連れ高になってゆくかにも注目です。
7月31日からのドル円展望先週末、YCC修正報道から金曜にかけてドル円は乱高下の荒れ相場でした。
YCCの柔軟化という発表を受けて日本の金利幅は0.5%から1%となり、実質的な金利上昇事態を行ったわけでは無かったものの、現状の0.5%から上昇できる幅を持たせたことによって相場は円高に反応。
その後金曜日の海外勢参入からは、金曜夜中2時のYCC修正報道で急激に買われた円を再度売る形の円安で、円全戻しの反応になりました。
(円インデックス/JXY参照)
一方ドルは木曜のNYタイム時21時頃からの上昇後の水準からほぼ動いておらず、一時金曜の欧州タイム17時辺りから上下し、ドル安に反応した瞬間も有りましたが、結局同じ水準まで戻り、ドル高を維持するような形で先週は幕を閉じました。
(ドルインデックス/DXY参照)
上記の円とドルのそれぞれの動きを観察し、ドル円が今日までどのような動きをしてきたかを見直してみた所、先週の金曜日2時に141.1付近から急に始まったドル円の下落から週足確定までの上昇までの一連の流れの殆どが円単体の動きによる乱高下だったと分かりました。
私は常々、ドル円の本質的なトレンドの向きには【ドル】の向きが主軸になっていると考えています。なのでたまにドルと円の単体の動きをそれぞれ観察していますが、先週末の日銀前後の乱高下には、その主たるドルの動きはほぼ絡んでなかった事が判明したので、ドル円の今後のトレンドについては現在ドル安になっていない事を考慮して、来週は中長期目線で上昇中のドルを基準とした上目線に固定し、ドル円は押し目買いの戦略に主軸を置いていこうと考えました。
ただ、急な円高の反動とは言え、昨日の上昇には円安になった動き自体にも急を伴っているので、週明けの反応としてはそのまま高値更新して更に上昇というよりは、 一瞬高値を更新したとしても 、ファンダ要因による急な円高が無いとも限りませんし、そのような懸念を持っている市場が一定数いると考えられる以上は安易にロングは出来ません。
また、 週明け31日は月末フローも出てくる と考えられます。
現状、円高要因が無くなったわけではなく、むしろYCCの内容に修正が有った分、今後経済物価情勢の上振れ懸念が有った場合は金利を上げると言っているのですから、ヘッドラインでの報道やその際は日米金利差の乖離が少なくなる為、ドル円は円高にも過敏に反応し金利差の減少に伴い下落するという考えは常にある状態です。
それ等を加味し、一旦どこかでまた大きめに調整下落が入る流れを想定して高値をガッツリ更新するまでは、142円から139円位迄の大きめのレンジ相場がもうしばらく続く線が濃厚とみています。
どちらかに大きくトレンドができるまでは一応目線は上の考えで行きますが、それまではレンジ相場として割り切って見た場合のトレード戦略と、その中でもできるだけ良い位置で入れた押し目買いポジションを主軸のドル円上目線を根拠に育てていく考えを合わせた上で、トレードしていくようにしたいと思います。
という事で今週の展望にはドル円1時間足と、4時間足、それと1時間足でDXYとJXYの表示をさせています。
ドル円の週足、日足については今回は省いていますが、週足の長い髭付き陰線と日足大陽線もドル円の上目線を支持するプライスアクションだと今は認識しています。
また、シナリオについては先週まで話していた橙のシナリオをメインと考えている事に変更は有りません。ただ、直近の動きが乱高下過ぎたため、少し予想がしにくい状況です。
それについては分かってきたら都度更新していきますのでよろしくお願いします。
ドル円 来週のトレード戦略初心者なりのドル円相場分析
昨日は日銀の政策金利発表がありドル円は乱高下。
一度は下落したものの、最終的に日足で大きな下ヒゲをつけ、
141.1円付近で終了しています。
■現在の価格帯
先週に引き続き、日足の21SMA(赤線)が意識され止まっているように見えます。
今週はずっと日足の21SMAが効いていますね。
また145円からフィボを引いたときのちょうど50%の戻しが、141円付近となっており、
意識されやすいポイントとなっています。
※日足画像参照
■週明けの予想
昨日かなりの勢いで上昇を続け、現在の位置まで来ています。
・現在の位置が、前述の通り意識されやすいポイントである
・昨日一本調子で上昇を続けている
・RSIが64と買われすぎエリア付近
以上のことから、一旦調整の下落を想定していますが、
中長期の目線は上目線。
週明けはまず現在価格付近からのショートを狙って行きたい。
利確目標はオレンジ丸付近。
・141.43付近
フィボ23.6%,直近の値動きで意識されていそうなライン
・140円付近
フィボ38.2%であり、キリ番でもある。
1H足21SMA(赤線)もきている
・139.6円付近
フィボ50%であり、直近の値動きで意識されていそうなライン
※ここまでの下落を想定しておくが、
月曜の段階でここまでいく可能性は低いと思っている。
上記目標まで下落したら、そこからはロングを狙う。
ショートの利確目標付近が、それぞれレジスタンスになりえるので、
プライスアクションを見て利確していきたいが、
目標値は141円とする。
※1H足画像参照
■今後の動向を予想
日銀の政策金利で乱高下したが、基本的には上目線。
YCCの実質修正はあったが、緩和修正の警戒要因の解消により、
ドル高に動いているとみている。
テクニカル面では、
日足で引けるチャネルライン(青線)が効いていると見ており、
これに沿って上昇をするものと予想するが。
米の利上げも最終局面を迎えているため、
今後の経済指標が利上げの材料となるほど、
良い結果ではない限り上値も重たいと見える。
※日足画像参照
経済指標次第で142円以上も考えられるが、
大きな要因がない限り、
142円を上限
日足チャネルライン下限
として推移すると見ている。
【ドル円】2023年下半期見通し -上限147円・下限120円2023年も(欧米基準では)第三四半期·下半期に突入したということで、今回は2023年下半期のドル円見通しについて共有したいと思う。
基本的には、昨年末に投稿した2023年ドル円見通し、2月に投稿したアップデートの流れを引き継ぐものであるが、より最新の情勢を踏まえて上限と下限の目処を修正した。(過去投稿のリンクは下記を参照)
現状確認
チャートはドル円の月足である。
まず上半期の動きから振り返ってみると、過去半年は年初につけた127.20円を下限、6月末につけた145円を上限とするレンジ内で動いている。(チャートの破線水平線)
また、この下限の価格は2021年から2022年までドル円が上昇した時の半値でもある。
下半期の上限・下限目処
上値の目処については昨年末の投稿では142円付近としていたが、これは破られてしまったため147円に修正した。
これは年足の戻り高値が控える水準である。
基本的には2023年中にこの水準は超えないものと見ている。
次に2022年のドル円相場の急上昇の要因の一つである日米金利差に目を向けてみたい。
まず米国側はインフレの鈍化が見え始めており、利上げ停止と据え置きのフェーズが意識され始めている。
もちろんこれから再びインフレが上振れするリスクもあるかもしれないが、22年のように米ドルが一方的に買われる動きはメインシナリオとしては考えていない。
また、現在まで米国の景気は強さを見せ続けており、ソフトランディングシナリオが有望視されているが、下半期にこれまでの利上げの遅行効果が現れ始め、雇用の悪化や企業活動の落ち込みが顕在化するようであれば、それこそ利下げの観測が台頭し、ドルの上値を重くすると見ている。
なお、筆者は2023年中の米国の利下げは想定していない。23年は据え置きで終わると見ている。
一方の日本側については、7月28日にYCCのサプライズ修正が行われたことで、今後もYCCの撤廃やマイナス金利の解除といった金融政策の修正観測が残り続けるのではないかと見ている。特に145円以降は昨年政府の介入が行われた水準ということもあり、上値が重たくなってくるであろう。
仮に147円を月足の終値でブレイクするような事態となれば再び見通しを修正することとしたい。
それが起きる場合のシナリオは、米国側については、インフレはやっぱりまだ退治できませんでしたという事態が起こりFRBの利上げが再開していくこと、そして日本側は、7月28日にYCCの修正が行われたものの、その後は特に何も変更がなく大規模緩和継続といった場合が考えられるだろうか。これは今回のメインシナリオからは外れるので、その時にまた考えることにしたい。
下値の目処は120円とした。
これはなかなか悩ましいところなのだが、テクニカルと日米金利差の二つの観点から見ていきたいと思う。
テクニカル
まず前提として、筆者は以下のチャートに示した通り2021年から2022年の上昇に対する調整がどこまで行われるかという目線で見ている。
つまり昨年の152円手前から現在2023年7月までに至る値動きは全て①に対する調整と見ている。
週足
チャートの横軸に引いたフィボナッチ比率に注目していただくと、現在は1.414のポイントに位置しており、2021-2022年の2年の上昇に対して約半年経過したポイントである。
そして横軸の1.618のポイントがちょうど2023年末と重なり、2年の上昇に対して1年かけて調整したポイントでもある。
調整の時間軸としては良い塩梅である。この辺りが調整の終了地点になるのではと見ている。
次に価格の観点で見ていくと、青のボックスで示した2022年10月からの下落の1.272のポイントが120円水準となる。
調整波の水準としてはよくあるレベルであり、その観点から120円を一つの目安とした。
またこの水準は2021年から2022年の上昇のフィボナッチ61.8%水準とも重なる。
日米長期金利差の行く末
最後に、今後半年間で米国が利上げ停止・据え置きを行うとなった場合に、日米長期金利差はどのように変化するかを考えてみた。
これについては正直検討もつかなかったので、過去にFRBが利上げ停止した時に米国の長期金利(ここでは10年国債利回りとする)がどの程度変動したのかの事例を参考に計算してみた。
以下のチャートは、米国10年国債利回りの月足にFRBの政策金利(下段)を表示したものである。
過去直近3回の利上げ停止場面を青のボックスで示している。
(ご覧いただいてわかる通り、利下げ局面では長期金利は大きく下がるものの、据え置き場面ではそれほど大きな変動は発生していない。)
これによると、過去の利上げ停止局面では概ね12%から22%の下落幅になっていることがわかる。
もちろん長期金利に影響する要因はいろいろあるので、あくまで参考として見ていることはご了承いただきたい。
この数値を元に、仮に下半期のFRBの利上げ停止局面で、10年国債利回りが20%下落すると仮定してみる。
投稿執筆時点での10年国債利回りは3.9%なので、ここから20%下落した場合は3.12%水準となる。
さて一方の日本側であるが、7月28日の日銀金融政策決定会合では、長期金利変動幅を0.5%を”目処”(という文言が追加された)とし、指値オペ実施の金利を0.5%から1%に引き上げるという修正が行われた。
植田総裁の発言では長期金利が1%を絶対に超えることがないように国債買い入れを行うそうである。
それに基づき日本側の長期金利が1.0%まで上昇していくと仮定してみると、日米金利差は3.12% - 1.0%で2.12%となる。
米国側の長期金利の振れ幅を考慮して、2.0%-2.5%の範囲に日米金利差が収まっていくものと仮定してみる。
では日米金利差がこの範囲で推移するとき、ドル円レートはどのようになると考えられるだろうか?
以下のチャートはドル円の月足に、日米長期金利差(10年国債利回り差)(中段)と日、米の長期金利(10年国債利回り)(下段)を表示したものである。
中段には、日米金利差=2.0と2.5のラインを引いている。
2020年以降の値動きにおいて、日米金利差がこの二つの水準だった時のドル円レートを見てみると、
金利差2.5の時 : 高値139.38, 安値132.50, 半値135.94
金利差2.0の時: 高値125.10, 安値114.64, 半値119.87
となり、金利差2.0の時の半値が120円となりテクニカルで導いた水準と一致する。
あくまで参考として計算してみたが、テクニカルで導き出した値と同じような結果になったことから、案外この程度に収まるのかもしれないと個人的には腑に落ちた。
ということから、120円という水準が下半期に到達し得る下限の一つの目処として妥当な数字なのではと判断した。
振り返ってみると、この数字も昨年末の投稿と同じ結果となったが、下半期はやはり米国の景気動向に利上げの影響がどう表れるかが最大の注目ポイントと見ている。
どのような方向に動いても楽しみに相場を観察していきたいと思う。
7/28短期マーケット目線 SPX 株価と金利7/28短期マーケット目線
TLT 下目線 下限ポイント100を打診 下落加速なら、株安加速の可能性
JNK 下目線
DXY 上目線
US10Y 上目線 上限近い 反転注意
米株主要3指数 中立 やや買い目 調整売りに要警戒
ドル円 クロス円 下目線
ユーロドル 下目線
ゴールド 中立 売り目
原油 上目線
ビットコイン 下目線 戻り売り目
SPX 株価と金利
中立 やや買い目
金利と株価動向を見てからになります。
FOMC ECB BOJを終えて、材料の先行した折込を消化しながら、次なる展開予想となります。
昨日の深夜は、日経の飛ばし記事等で、上下に振られ、市場も傷んでる様子から、トレーダーも休む人が多い印象です。夏前でもあり、無理せず、分析が中心になりそうです。
金融政策の週は休みを中心に、夏休みになった場合にどうなるか?自動売買だけの機械だけの相場が有利になりながら、
債券市場が優位となり、他市場が売られ、金利高、株安を想定ですが、調整範囲でとどまり
次なる、新展開を想定です。
ややリスクオフの流れをイメージしながらになります。改めて再考です。
Frbが金利を22年ぶりの高値に引き上げた後のAUDドルの傾向Frbが金利を22年ぶりの高値に引き上げた後のAUDドルの傾向
連邦準備制度理事会は、25ベーシスポイントで金利を引き上げることを決定し、5.25%から5.50%の範囲に達し、22年で見られる最高レベルをマークしています。 Frbが引き締めキャンペーンを再開したため、市場参加者はこの動きを広く期待していました。
Frbは声明の中で、経済活動が緩やかなペースで拡大していることを認め、経済成長に関する前向きな見通しを表明しました。これは、これまでの「緩やかな」成長の特徴からの微妙な改善です。 消費者物価に焦点が当てられており、Frbはインフレ率が引き続き上昇していることを強調しており、政策立案者は前月からの評価を反映して、それがもたらすリスクを注意深く監視する予定である。
連邦準備制度理事会の決定の発表に続いて、米ドルは軒並み後退した。 ドルのこの動きは金価格の上昇に貢献し、すぐに焦点が$1,973マイナー抵抗とfurther1,978さらに上になりました。
一般的な傾向の例外はオーストラリアドルであり、データが第二四半期に国内インフレが予想よりも減速したことを明らかにした後、トレンドを覆した。 インフレのこの減少は、さらなる政策引き締め措置を実施するためにオーストラリア準備銀行への圧力を減少させた。 データは、オーストラリアの消費者物価指数が6%上昇し、第一四半期に記録された7%から減速し、市場の予想6.2%を下回ったことを示しました。 その結果、オーストラリアドルは約0.676ドルに弱まりました。
ドル円 材料待ちで小幅なレンジに 最後はどっち?!チャートは4時間足です。
ドル円は今週は指標で少し動く場面もありましたが、141.50円を挟んで小動きとなっています。
動きが小さくなっているのは、今週後半のFOMCと日銀の政策発表待ちだからでしょう。
昨日ニック記者が「たとえインフレ率が2度目の追加利上げに疑問を抱かせるほど減速したとしても、「パウエルFRB議長が2度目の追加利上げを否定するだろう」という市場予想を裏付けるには、経済成長があまりにも強すぎる」とツイートし、今回のFOMCはタカ派な内容ことを示唆する内容でした。
一方日銀は先週金曜日のブルームバーグの記事で関係筋から「日銀は現時点でYCC修正の必要性乏しいとみている」との報道が伝わり、今回の日銀は政策維持するとの見方が強まっていると考えられます。
また、昨日の記事では「日銀、23年度物価見通しを2.5%程度に大幅上方修正の公算大」の報道もありましたが、「24、25年度については現在の2.0%、1.6%から小幅の修正にとどまる見通しだ。このため、持続的・安定的な2%の物価目標の実現を展望できる見通しにはならず、日銀は大規模な金融緩和政策の維持を決める可能性が大きい。」とのことなので、依然として政策変更の可能性は少なそうです。
今週のドル円の予想はかなり難しいですが、現在ショートポジションを持っている状況で一旦日銀までは下目線、それ以降は上目線かなとイメージしています。
理由としては、FOMCでは当然タカ派の内容が出るかと思いますが、インフレ率の低下を見てその次の会合では個人的には様子見で政策変更なしになるのではと考えていて、そういったニュアンスも含めてアナウンスしてくるのではと思っており、金利があまり上昇せず、ドル円も大きく下落はしないと思いますが直近で上がっていた分、やや下げる形になりそうかなと考えた次第です。
なので下げたところは拾って日銀で持ち越すアイデアを頭に入れて今週末はトレードしたいと思っています。
金融政策の大当たり:中央銀行の決定を監視する金融政策の大当たり:中央銀行の決定を監視する
今週、世界で最も注目されている中央銀行の三つは、彼らの金融政策の決定を発表する予定です。 連邦準備制度理事会は、水曜日の午後2時00分にその発表を行う最初のものとなり、木曜日の午前8時15分にECBが続き、その後木曜日の午後11時00分(NY時間)に日本銀行が発表する。 このような中央銀行の活動の収束は、潜在的な取引機会につながる可能性があります。
アナリストの間でのコンセンサスは、連邦準備制度理事会が25ベーシスポイントで借入コストを引き上げ、金利を5.25%-5.50%にするということです。 この利上げは広く期待されているので、トレーダーは銀行の政策見通しにもっと焦点を当てるでしょう。 銀行のスタンスがどのようにタカ派またはハト派であると認識されているかは、EUR/USDのペアに影響を与える可能性があります。 米国のインフレ率は最近緩和されているため、Frbは将来の利上げの潜在的な一時停止を示唆する可能性があります。
約18時間後、ECBは25bpsのレート増加をもたらすと予想されています。 もう一度、トレーダーは銀行の見通しを注意深く見ているでしょう。 ECBはさらなる引き締めにコミットすることから後退する可能性がありますが、米国に見られるようにユーロ圏で同様のインフレ軟化がないことは、こ
EUR/USDチャートを見ると、ペアはすでに1.10700のテクニカルサポートレベルを下回っており、1.10500の心理的レベルは明確に見えています。
トレーダーらは、3つの中央銀行の中で、日本銀行が市場を驚かせる可能性が最も高いと考えています。 日本銀行がイールドカーブコントロール政策を調整する可能性があるという憶測があります。 このシナリオが展開されれば、日本円は通貨市場でのカムバックを試み、米ドルとユーロに対する以前の損失の一部を逆転させる可能性があります。
来週はFOMC(7/25〜26)年内の利上げはあと何回?2023/7/21
ドル円 141.8円
■来週はFOMCが7月25日〜26日に開催される
今回のFOMCにおける利上げの決定は織り込み済みで、市場の関心は次回のFOMC(9月19日〜20日)以降の利上げの有無や、最初の利下げ時期に移っています。
利上げは7月で打ち止めとなり、その後しばらく金利は据え置き来年3月19日〜20日のFOMCで利下げが開始されるとの見方が優勢のようです。
■FF金利の誘導目標は5.00%~5.25%
7月に25bpの利上げが決定された場合、年内に25bpの利上げされる可能性は残っています。
米国の雇用情勢は安定していて個人消費も底堅いことを考えると、利上げ打ち止めを示唆する内容となる可能性は低いかもしれません。
■7月と9月か、7月と11月か
年内に2回利上げするのか、パウエル議長の記者会見に注視したいと思います。
記者会見で利上げ終了が強く意識されれば「ドル安」となり145円意識は遠のき138円へ下落する可能性もあります。
いまはニュートラルでFOMCを待つ
ドル円 来週のトレード戦略初心者なりのドル円相場分析
昨日の要人発言を受け、
ドル円は142円付近まで上昇しました。
金曜は141.8円で終わりを迎えています。
現在の価格帯ですが。
どうやら日足の21SMA(赤線)が意識され止まっているようです。
※日足参照
また145円からフィボを引いたときの61.8%の戻しが、142円付近となっており、
戻り売りのポイントとして意識されやすい場所かと思います。
※4H足画像参照
週明けの予想。
現在アセトラのような形を形成しているようなので、
週明けもう少し上昇はしそう。
ただ、前述した通り142円は戻り売りを
意識されるラインだと思うので、ここで反発されることを予想。
ファンダ的にも142円を超えて上昇しそうな材料はまだない認識。
4H,1H足ともにRSIは70近いので、一度調整の下落を想定する。
よって、
週明けは142円からの戻り売りを狙って行きたい。
利確目標はオレンジ丸付近。
・141.23付近
フィボ38.2%であり、要人発言の下落ときに、
反発した価格帯である。
・141円付近
フィボ50%であり、キリ番でもある。
142円をブレイクして上昇した場合、
142円のサポートを確認した上でロングしていきたが。
今の状況で素直に上昇してくのは考えにくいので、
ロングを入れたとしても長くは持たないようにしたい。
その時の状況をみて、保有時間は決めたい。
来週の日銀会合でのYCC撤廃の可能性は
低いと見られており、警戒も弱まっている。
要人発言も度々ありましたね...
基本的には上目線でよさそう。
ドル円 139~141円揉み合い後は月末に向けて下方向の可能性チャートは日足です。
今週と来週でドル円に置いて特に注目度が高いのが日本のCPIと日銀の政策金利決定会合です。
CPIは前回が3.2%に対し今回の予想が3.4%と少し高めに出ることが予想されています。
それよりも高い数字が出た場合には政策変更の可能性が示唆され、円高になると予想されます。
また、予想よりも低く出た場合は政策変更の思惑が払拭され、円安に動くと考えられます。
ただ、18日のG20財務相中銀総裁会議関連の会合で植田総裁は「持続的、安定的な2%のインフレ達成にはまだ距離がある」とコメントし、7月の政策変更はないと見て円は売られました。
その動きは続かなかったものの、政策変更期待などから先週大きく下落した分は戻りやすいんじゃないかと思っているので、CPIの結果が低めに出れば140円を突破する動きも考えられることは留意しておきたいです。
今月の日銀の政策変更が無い前提で、CPIが予想通り付近であればドル円は日銀発表で少し上がったのち引き続き138円あたりまでの下方向と考えています。米国と相反して日本のCPIは上昇しているということになるので、日銀の政策変更の思惑は続くと思われるからです。
今週はなかなかやりづらい相場で、現在ノーポジで静観しています。
139円の前半は目先のレンジの下限でありクラスターポイントなので買いやすいかなと思っています。なので入るとすればそこから一旦ロングを考えています。
ドルインデックス 100ドル付近で反発 ドル安トレンドは継続かチャートは日足です。
先週ドルインデックスは101ドルを割れて勢いよく下落しました。
現在100ドル付近で反発している状況です。
それに伴い特にドルストの通貨は下落しています。
ここからの動きですが今週はアメリカの指標は特に大きなものはなく、一旦このあたりで揉み合うのではと考えています。
そして来週にはFOMCがあるのでそのあたりから動きが出てくると考えています。
方向性としては引き続きドル安トレンドになるのではないかと思っています。
理由としては次回のFOMCは25bpsの利上げはほぼ確定かと思いますが、インフレ率は前回3.0%と予想よりも低い数字となり、今後は金利を維持する形になると思っています。
あと一回利上げをするかしないかはインフレ率が何かしらの要因で再燃した時にそれを抑える形で実施するのではないかとぼんやり考えています。なのでもしかしたら今回の利上げが最後になる可能性もあるとも考えられます。
その為これ以上ドルが買われる理由も少ない為どちらかと言うとドル安トレンドは継続かなと思っている次第です。
どこまで戻るかを考えたときに101までの戻りは想定して後は今週の動きを見て判断したいところです。
230718米国相場分析2022年初に暴落を始めた米国株は昨年10月頃に200週移動平均で見事に踏みとどまり、最近のS&P500は最高値の90%ぐらいのところまで回復している。サイクル的には中間反騰で終わるかと思っていたところで2022年11月にChatGPTが公開され、AIブームとなって元々想定されていなかった世界線に突入した。
私も御多分に漏れずAIブームが来ることは想定できておらず、半年前までは完全に下目線で考えていたので大外しである。ブームによっては経済サイクルから想定される相場をも突き破る勢いが生まれうることは大きな学びとなった。
この半年はまぎれもなくNQやSP500などの総合指数は上昇トレンドであり、中間反騰だと主張するにはあまりに上昇しすぎているためその言い方はチャート的にもはや不適切だと思っている。
だがここで疑問が生じる。AIブームによって上昇トレンドになっているのは間違いない。だた、それはあくまでAI関連の株および事業の調子が良いだけだったり、他を含んだ経済指標にまで影響して本当にサイクルにも影響しうるのかと。つまり経済指標・サイクルと株価を分けて考えた際に、本来それらは連動するはずだが、AIブームによって株価だけが吊り上げられ、実体経済が伴っていない可能性はないだろうかという純粋な疑問である。
①仮に実体経済が伴っていないのであれば…失業関連の指標が悪化するのでは?
一段目にSP500と失業者数および新規失業保険申請数を表示している。グレーの部分はリセッションである。
過去を振り返っても失業率が上昇したところでリセッションとなり、多くの個所でその時期にSP500は底値を付けている。またこれまでは失業率の低下が緩やかになってから1年程度で失業率が急増するというサイクルを繰り返してきた。しかし現状は低下が緩やかになったにもかかわらず、珍しく急増の兆しは見られていない。
一方で新規失業保険申請数はというと、失業者数と比べると明らかに上がり始めているように見える。保険なのだから失業する前に申請するのが当たり前で、過去を振り返っても失業者数の推移より半年から1年程度先行して動き始める傾向があることが見て取れる。ただ絶対値は全くもって当てにならないので、あくまで黄色信号点灯といったところだろうか。まだノイズの域を出ていないが、保険申請者数がもう100k人くらい増えると、これまで失業者数の増加を伴わなかった個所は少なくとも過去50年では見つからない。
②仮に実体経済が伴っていないのであれば…受注関連の指標が悪化するのでは?
二段目に耐久財および消費財の新規受注数を示している。AIブームであればそれを動かすためのサーバーなりPCなりの耐久財が増え、それらにとどまらず経済全体が活性化しているのであれば衣類や食料品などの非耐久財を含めた消費財が増えるだろうという仮説でこれらを選んでいる。これらは基本的に相関して動いているように見えるが、直近では逆方向に動き始めているように見える。消費財と比べると耐久財はだいぶnoisyなためもう少し経たないとはっきりは言えないところではあるが。
受注関連としてもう一つ、小売売上高の年率推移を示していある。通常の小売売上高の発表値は名目値であるが、そのままだと近年の高インフレ下での実態を見誤るため、インフレ率を差し引いて実質値としてある。これを見ると過去に小売売上高が0もしくは負値のところではここまで見てきた指標群は中立or悪化を示している。直近の実質小売売上高も負値であり、売上がインフレに追い付いていないことを表している。これらをまとめるとAIブームにより関連する耐久財の受注は伸びているが、それ以外の領域の受注や売り上げには波及しきれていないと言えるだろう。
念のためインフレ状況も見ておこう。
三段目にインフレ率および金利関連の各種データを載せている。
一番目立つところとして、まず家賃インフレ率が突出している。よく話題になるコアインフレ率が1年前くらいから前年比で下がり始めていたのに対し、家賃だけは半年前くらいにようやく落ち始めてきたばかりで、前者と比べるとまだ全然下がった内に入らない水準となっている。さすがSTICKYと言われるだけある。
家賃だけではなく住宅ローン金利(固定)も酷いことになっている。これは常時10年金利+αで推移しており、一時はコアインフレ率とともに下がり始めたかと思いきや、再び上昇して現在約7%である。日本のローンの感覚から比べるととんでもない水準である。30年ローンというのは全ローンを毎年1/30=3.3%ずつ返せと言っているわけであるが、ローン金利7%ということは今家を買うと最低でもその倍以上に払わないと30年で払いきれないということになる。そんな状況ではそもそも家なんか買おうと思わないかもしれないし、買ったとしても消費に積極的になるのは難しいだろう。
もう一つ注視しておきたいのはトリム平均PCEである。トリム平均というのはあまり聞き慣れないかもしれないが、ばらつきを減らすために上位および下位のいくつかを除いた平均のことで、ダラス連銀などが毎月発表している。ばらつきが小さいのはコアインフレ率と比べると一目瞭然である。コアインフレよりこっちを見るべきかと言われたらそういうわけではないのだが、少なくともFRBが注目しているのはPCEであり、これが高止まっている以上インフレが落ち着いてきたとみなすのは早計だろう。
ここまではファンダメンタル的に見てきたが、ここまで見て皆さんの目にはどう映っただろうか?
最後にテクニカル的にもVanguardのセクター別ETFを使って見ておきたい。下にチャートを追加した。
見えている範囲内での最高値・最安値には印をつけてある。また私の過去記事から220625時点での主要構成銘柄を、加えて別途S&P500を占める比率(230331時点)も参考までに下に併記している。
4段に分けて表示しているのは単純に見やすくするためで、比較的値動きが近い者同士でグルーピングしている。それ以上の意図はない。
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引用元:過去記事「米国株 全セクター比較」より
■1段目
(1位)VGT 情報技術 26.1%(APPL:アップル、MSFT:マイクロソフト、NVDA:エヌビディア)
(5位)VIS 資本財 8.7%(RTX:レイセオン・テクノロジーズ、UNP:ユニオン・パシフィック、UPS:ユナイテッド・パーセル・サービス)
■2段目
(3位)VFH 金融 12.9%(BRK:バークシャー・ハサウェイ、JPM:JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー、BAC:バンク・オブ・アメリカ)
(4位)VCR 一般消費財 10.1%(AMZN:アマゾン、TSLA:テスラ、HD:ホーム・デポ)
(6位)VOX 通信サービス 8.1%(META:メタ・プラットフォームズ、GOOGL:アルファベット、VZ:ベライゾン・コミュニケーションズ)
(11位)VNQ 不動産 2.6%(AMT:アメリカン・タワー、PLD:プロロジス、CCI:クラウン・キャッスル・インターナショナル)
■3段目
(7位)VDC 生活必需品 7.2%(PG:プロクター・アンド・ギャンブル、KO:コカ・コーラ、PEP:ペプシコ)
(8位)VDE エネルギー 4.6%(XOM:エクソンモービル、CVX:シェブロン、COP:コノコフィリップス)
(9位)VPU 公益事業 2.9%(NEE:ネクステラ・エナジー、DUK:デューク・エナジー、SO:サザン)
■4段目
(2位)VHT ヘルスケア 14.2%(JNJ:ジョンソン・エンド・ジョンソン、UNH:ユナイテッドヘルス・グループ、PFE:ファイザー)
(10位)VAW 素材 2.6%(LIN:Linde PLC、SHW:シャーウィン・ウィリアムズ、FCX:フリーポート・マクモラン)
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セクター別でみると、1段目で素材セクターのみが最高値を更新し、続いてAIブームに乗っている情報技術セクターが最高値に迫っていることが分かる。
昨年10月ごろに底値が集中しているためその近辺を起点としてみた場合、エネルギーセクター以外は確かに上昇しており、短期では上昇トレンドだと言えるだろう。だが2022年初から始まった暴落からの期間で見ると、先の2セクターを除いてすぐに最高値を更新できるほどの勢いがないことが見て取れる。2023年初からの短期で見てもいくつか下降トレンドに戻っているものすらある。
直近の上昇トレンドがAIブームによってけん引されているものだとすると、情報技術セクターが最高値付近に到達した今現在は、少なくともそれが上値抵抗線を超えるまでは反落の可能性が高まっていると言える。もちろん上にブレイクアウトできればまた買い場とみなして良いが、仮に反落すると全体をけん引してきただけに他を巻き込んで下落しうるのでいったん注意したほうが良いだろう。
かつてなく長い記事となってしまった。
結論としてはいくつか黄色信号が点滅しており、チャート的にも一時停止推奨ゾーンに突中といったところだろうか。少しでも参考になれば幸いである。
クランチ時間:売り手は障壁を破るのだろうか? GBPUSDに焦点を当てていますクランチ時間:売り手は障壁を破るのだろうか? GBPUSDに焦点を当てています
トレーダーらは、英国ポンドに大きく強気であり、ネットロングポジションはなんとexceeding4.7億を超えています11,半ば以来の最高レベル-2014. トレーダーらは、米国の金利がピークに達する危機に瀕しているという印象の下で、イングランド銀行が追加の金利引き上げを実施するための期待を高めています。 注目すべきことに、米国連邦準備制度理事会は、7月26日の会合に先立って「停電期間」に入っています。 その結果、この感情は米ドルに下押し圧力をかける可能性があります。
一方、英国のインフレ率は、今週注目すべき主要なリスクイベントです。 インフレ率の低下(8.7%から8.2%へ)が期待されていますが、イングランド銀行の公式目標よりも四倍高いままであると予想されます。 英国のインフレデータは水曜日の午前2時(NY時間)に予定されています。
チャート上では、GBPUSDは先週の金曜日のデイリーチャートで1.31465付近の高い目標のテストに続いて、より低いレベルを探求し続けています。 市場は先週の金曜日、そして今週の最初の取引日に、緩やかな修正的な下方への動きを見ました。 これにより、20日間の移動平均は価格行動に追いつくことができました。 大きな問題は、売り手が英国のインフレデータのリリースに先んじて心理的に重要なレベルの1.3000を下回る価格を押し下げることができるかどうかで 購入圧力の存在は、状況に不確実性を追加します。
USDJPY今週のJPYのファンドのポジション動向を分析すると140.37近辺で大口とレバレッジファンドはロングもショートも減少、小口はロング減少、ショート増加、アセマネはロング増加、ショート減少となっています。ネットポジションは小口とレバレッジファンドはネットショート増加となっており、大口とアセマネはネットショート減少となっています。以上の観点から相変わらず大口とレバレッジファンドはネットショート積み上がりすぎの水準を維持しており、一部のレバレッジファンドのプレイヤーは140.37でJPYショート(USDロング)を更に積み増したことから、この近辺まで再び上昇してくるのであれば上値が重くなるのでしょうか。まだJPYショートがかなり積みあがっているため、これらを巻き戻す形で更に続落する可能性も視野にいれる必要がありそうです。
現状は、エリオット4-3とABC調整後の下落となって中長期の下落5波目スタートの両シナリオを想定しており、短期的にはエリオット下落3波目継続中、もしくは4波目に移行したように見えるため、まだ続落してもおかしくないように見えます。但し、これだけ3波で強く下落するとフェイラーすることもあるので微妙なところではありますが、買いを検討するのであれば再度136~137.30まで下落して下値が固いようであれば買いを検討するのが良さそうです。もし、強く下落した場合は135.10~133.70に引き付けて買いを検討するのが良さそうです。
BTCUSD今週は先週の市場予測よりも弱い雇用統計(非農業者部門)に続き、6月の米PPIは、前年同月比0.1%上昇、前月比も0.1%上昇とともに予想に届かなかったことによって市場では複数回の利上げは難しいとの見方が一段と強まり、金利が低下する方向に動きました。市場は「利上げ」よりも景気後退度合いを気にし始めてきている様子が伺えます。実質金利も一時は1.7%台後半まで上昇したものの、今週は1.6%まで低下して終えています。これにより実質金利乖離率は若干ではあるものの下ザヤとなっていることから向かい風は一旦止んだといえるでしょう。
BTCとETH両方を見ても、ロングがまだ大量に積みあがっていることからアセマネ勢は依然としてロング目線ではあるものの、上値が重い状況が続いていることを見て若干ロングポジションを落として、ややヘッジショートを行っている様子が伺えます。
CMEの取組高を見ると過去最高値のところまで上昇して取組高が減少しており、USDベースで見ても2021年後半のコロナ金融緩和相場以外で2回頭を抑えられたポイントまで来て取組高が減少しています。ここを超えるにはブラックロックのETFが承認されるなどのポジティブニュースがないと、更に取組高は積まれにくい水準まできているため、万が一ブラックロックのETF承認が却下されるのであれば、逆にトップとなる可能性には注意が必要です。特にアセマネが過去2週連続で大幅にロングを増加させた$30480~31105を超えないうちは要注意。
素直に見れば株価や銅、実質金利に対しても下ザヤとなりはじめているのでサポートが入りやすいため$29940~30345で「買い」という選択肢になるのでしょうが、下ザヤ度合いも顕著に下ザヤになっているわけではなく、上述した通り株価がそろそろ調整入りしてもおかしくない場所まで来ているため、買いを検討するにしても、もう少し下に引き付けて買いを検討するのが良さそうです。
買いを検討するのであればアセマネのロング平均価格が集積している$27320~28210で下値が固いようであれば買いを検討するのが無難そうですが、まずは$29265~29835に引き付けて買いを検討するのが良いでしょう。これまでも述べてきた通り、$31545~32500には週足100SMAと2022年3月28日の高値と11月21日の安値を結んだリトレースメントの50%が位置しているため、ここを抜けてくれば次は$35185~36530をトライする動きとなるでしょう。
先週の値動きと来週の見通し【先週のまとめ】
先々週の雇用統計で予想22.5万人のところ、結果は20.9万人。その結果においてドルが売られた。それに引き続いて今週発表されたCPIの結果はコア・総合ともに小幅に下落。雇用統計と相まって、今週はドルが大幅に売られた。
【ドルストレート】どの通貨ペアも大幅に上昇。しかし、ドル/カナダに関しては今週のカナダ金融政策で予想一致の5.00%利上げの発表のため、カナダドル買い勢力が強くなく、週末の調整で大きく戻されたことで微小の下げとなった。
【クロス円】どの通貨ペアも下ヒゲ長めの小幅な陰線・陽線で確定。週前半は円高の流れだったが、週の半ばからドル安の影響でドルストレートが大幅高の流れで巻き戻されたことでピンバーのような形である。しかし、円が激しく売りたたかれているわけではないので、安易に逆張りはしづらい。
【米金利】長・短期ともに大幅に下落。ドルストレート同様先々週の雇用統計とCPIの予想下振れの影響で下落している。だが、金曜日発表されたミシガン大学消費者態度指数・速報値で大幅な上昇値が発表され底堅いインフレ懸念再発で上昇。そのため、下ヒゲを長・短期ともにつけている。
【株】米株は、中程度で上昇。先々週の雇用統計と今週のCPIの結果を受けて大きく続伸するかと思いきや、そこまでの伸びは観測できなかった。要因としては、経済の後退の結果を受けて、企業の成長が見込めない点と年度最高値の警戒感が米株の買いを抑えたのではないかと考えられる。
日株は、実線短めの陰線で確定。先月の大口のリバランス以降から引ける下降チャネルから出られず下値更新の下落トレンドを形成しており、買いの流れは完全に一服感がある。木曜には少し大きめの買いがあったが金曜で不完全な包み足で売り戻されている。ドルに集められた資金の受け入れ先には日株は選ばれなかった模様...。
【原油】週足で陽線で引けている。これでWTIのCFDは3週連続での上昇。今週のインフレにかかわる指標はまちまちであったが、減産の影響も相まって未だ上昇を続けている。だが小幅な値動きであるので注目度は低い。
【金】週足で、陽線で確定。米経済指標におけるインフレ懸念の下落から米に保有されていた資産の受け入れ先となった。きんにっ発表されたミシガン消費者態度指数を受けてもそれほど大きな下落は見受けられなかった。今後資産として保有してもよいかも?