押し目、安くなれば買い増し:AAPLブランド力
使い慣れたOS
Macのシェア、2026年に10.7%になる
ios世界シェア27.61%のiPhone
決済(Apple Pay, Apple Card、Apple Cash)、
ゲーム(App Store、Apple Arcade)、
メディア (Apple TV+、Apple Music、Apple News)、
マッピング (Apple Maps)、
クラウドと電子メール・サービス(iCloud)、
広告 (App Store Search Ads)。
ハードウェアの専門技術
ソフトウェアを扱う大企業は数多く存在するが、
何十年もハードウェア製造してきた企業はない
(アップルのみ)。
信頼(個人情報)
アップルご自慢のiOS新機能であるトラッキング変更
研究開発費
資本金 2021年、
アップルは930億ドルという驚異的なフリーキャッシュフロー(
営業キャッシュフローから資本支出を引いたもの)を生み出した。
それは新たな可能性に配分できる資金となり、220億ドルの研究開発費に上乗せされる。
ファンダメンタル分析
押し目買い銘柄:WMTWhite Mountains Insurance Group, Ltd. は、子会社を通じて、米国で保険およびその他の金融サービスを提供しています。
同社は、HG Global/BAM、Ark、NSM、Kudu、およびその他の事業の 5 つのセグメントで事業を展開しています。
HG グローバル/BAM セグメントは、学校、公益事業、輸送施設などの公共目的の資金を調達するために発行された地方債の保険、および再保険保護サービスを提供しています。
Ark セグメントは、再保険と保険のポートフォリオを作成します。これには、財産、海運とエネルギー、事故と健康、死傷者、および特殊商品が含まれます。
NSMセグメントは、専門輸送、不動産、社会サービス、ペットを含むさまざまな分野への専門財産および損害保険の管理総代理店およびプログラム管理者として運営されています。
Kudu セグメントは、世代間の所有権の譲渡、経営陣の買収、買収および成長資金、レガシー パートナーの流動性、および投資先への戦略的支援のためのブティック アセットおよびウェルス マネージャーに資本ソリューションを提供します。
その他の事業セグメントは、ブローカー チャネルを通じて、消費者に直接販売する保険ソリューションを旅行業界に提供します。
また、大災害債、担保付再保険投資、および第三者クライアントの業界損失保証を含む、保険にリンクされた証券部門の個別口座およびプールされた投資ビークルを管理しています。
White Mountains Insurance Group, Ltd. は 1980 年に設立され、バミューダのハミルトンに本社を置いています。
押し目買い銘柄:ACLSAxcelis Technologies, Inc. は、米国、ヨーロッパ、およびアジアで半導体チップの製造に使用されるイオン注入およびその他の処理装置の設計、製造、サービスを提供しています。
同社は、さまざまなアプリケーション要件に対応する高エネルギー、大電流、および中電流の注入装置を提供しています。
また、中古工具、スペアパーツ、機器のアップグレード、保守サービス、顧客トレーニングなど、アフターマーケットのライフサイクル製品とサービスも提供しています。
直販部門を通じて半導体チップメーカーに機器とサービスを販売しています。
同社は 1978 年に設立され、マサチューセッツ州ビバリーに本社を置いています。
1/20トレードレポート〈昨日の振り返り〉
昨日は為替市場は豪ドルとNZドル以外は小動きで豪ドルとNZドルは売られました。アメリカ株は2日連続で下落しました。アメリカ債券市場も2日連続下落しました。
〈ファンダメンタルズ〉
昨日はECBラガルド総裁の発言がありましたが大枠タカ派な内容でした。そのあとのECB議事要旨も発表されましたが「多くのメンバーが0.75%の利上げを希望していた」や「インフレ見通しに対するリスクは引き続き上方向」などの内容からしてECBはまだ引き締め方向の内容と読み取れるものでした。
その後FRBのブレイナード副議長の発言がありましたが、タカ派な内容でした。ですが今FRBのタカ派な内容にマーケットは動いてなかったです。
今日8:30から発表された日本消費者物価指数の結果:4%と予想と一致した内容でした。日本の消費者物価が4%になるのは41年ぶりとの事です。今日ブルームバーグの記事にありましたが、2013年の共同声明の見直しをする可能性があると思います。
〈今日の重要な経済指標〉
今日は24:00からアメリカ中古住宅販売件数が発表されます。景気後退するときはまず住宅販売件数が悪くなので、景気後退してるかの先行指標になると思いますので注目です。
〈テクニカル分析〉
どの通貨ペアもテクニカル的な値動きがなく為替全般的に小動きとなっております
〈今日のトレード戦略〉
日銀の政策金利決定会合を通過してから為替市場は小動きとなっております。こういう小動きの中でトレードをしてもあまり利益が出ないのでお勧めはできないです。自分は数日~数週間で100~200pipsを取りに行くスイングトレードですが、こういう値動きでトレードをしても無駄にしか感じないです。もちろん短期トレーダーであればある程度のレンジを想定してのトレードはできると思います。こういう値動きが乏しいときはトレードをせず静観するのが一番だと思います。今はチャートは見ますが休む時期と割り切って、トレンドが出たらついていくのが利益を出せるのだろうと思います
ドル円 方向感なくレンジに推移 次の方向を探るチャートは4時間足です。
今週の日銀会合で相場が大荒れし、現在小動きとなっています。
日銀の結果を受けて上昇したのは予想通りでしたが、全戻しするとはまさかの動きでした。
他のアナリストの記事を見ていると、海外勢は日銀による政策変更の可能性をまだ持っており、円高と見ているようです。
現在は安値付近で1円ほどのレンジで推移しています。
次の材料待ちと言ったところでしょうか。
来週は欧米のPMI発表やアメリカのPCEデフレーターの発表がありますが、予想と大きな乖離が無ければそこまで大きな動きにはならないかなと思っております。
その次にある大きなイベントと言えば2月1日のFOMCです。
なので来週にかけてはその時次第ですが、スイングのポジションを取りにくい相場になりそうだと思っています。
FOMCの予想やその後の方向感については来週のアイデア投稿で、その時の相場を見ながら投稿したいと思います。
よって今週は日銀トレード以降ノーポジになりそうです。
1/19トレードレポート〈昨日の振り返り〉
昨日は日銀政策決定会合で円が単独で売られましたが、その後円が買い戻されました。その他通貨は小動きでした。アメリカ株は下落、アメリカ債券は上昇しました
〈ファンダメンタルズ〉
昨日はイギリスの消費者物価指数が結果:10.5%と予想と一致、ユーロの消費者物価指数の結果:9.2%で予想と一致の結果でした。欧州圏はまだまだインフレが低下してるとは言えない数字となっております。この様子だとまだ利上げが必要だと思われます。その後FRBの高官らの発言がありましたが、マーケットは反応してないです。そしてマイクロソフトが雇用1万人削減を発表しました。アメリカは去年の急激な利上げを行いましたが、雇用がダメージを受けてると感じます。2020年のコロナ禍でグーグル・アマゾン・アップル・メタ・マイクロソフトなどのIT企業を中心に株価が急上昇をしました。これらのIT企業はバブルとなりましたが、アメリカの急激な利上げを皮切りにバブルが弾けてしまい人員削減ラッシュとなっております。これら一連の人員削減ラッシュによってアメリカの雇用は悪化していきますが、今のFRBはこの状況を望んでいると思います
さらに昨日アメリカの卸売物価指数・小売売上高も軒並み悪くなっていると所を見ると、アメリカの利上げ到達地点も4.75~5.0%で見えて来てると思います
〈今日の重要な経済指標〉
今日は9日03:15からブレイナード副議長がシカゴ大学ブース・スクール・オブ・ビジネスで講演を予定しております。今回の講演内容が「経済見通し(Economic Outlook)」というものなので、2月のFOMCを占う発言が出てくると思いますのでかなり注目です
明日にはなりますが、日本の消費者物価指数があります。今年は日銀の金融正常化の可能性があるためかなり注目です
前年同月比予想:4% 前回:3.8% 生鮮食料品・エネルギー除く(前年同月比)予想:3.1% 前回:2.8% 生鮮食料品除く(前年同月比)予想:4.0% 前回:3.7%
〈テクニカル分析〉
USDJPYが128円でサポートをされて小動きになっております。
〈今日のトレード戦略〉
昨日の日銀政策金利決定会合も通過したので、FOMCまではマーケットは静かになると思います。FOMCに関しては0.25%の利上げになるというのがマーケットのコンセンサスになっており、その後は利上げを停止して維持していくという見方になっております。今日もブレイナード副議長の発言はあると思いますが、そんなに動かないと思います。昨日もFRB高官らの発言がありましたが、値動きはありませんでした。今年2023年のマーケットはアメリカの利下げがいつになるのかと日銀の金融正常化がマーケットの焦点になってくると思います。アメリカが利下げをするにはインフレ率2%まで低下が見込めることが条件になると思いますが、果たしてインフレ率がどこまで下がれば利下げに踏み切るのかが焦点になると思います。今アメリカのインフレ率は前年同月比6.5%ですが、5%を割ってからなのか、4%を割ってからなのか、それとも3%を割ってから利下げを発表するのか、または2%まで下がってある程度推移してから利下げになるのかなどどこで利下げをするのかが注目されると思います。
日銀に関しては次回の日銀政策決定会合が3/10なのですが、この時が黒田総裁最後の日銀政策決定会合になります。今のところは3/10も政策変更なしがマーケットのコンセンサスとなっておりますが、もしかしたらサプライズもあるかもしれないと頭の片隅で思っております。例えば次の総裁のことを考えてYCCの上限幅を引き上げるとか、次の総裁が金融正常化をやりやすいように、急に金融正常化を匂わせるような発言が飛び出すなどがあるかもしれません。本来は政策を転換する際は事前にマーケットに織り込ませるのが普通なのですが、黒田総裁はマーケットとのコミュニケーションがあまり上手ではないのでマーケットに織り込ませることはできないと思います。その証拠に2022年の12月のYCC上限引き上げがその最たる例です。その点FRBのパウエル議長はマーケットとのコミュニケーションや市場参加者のコントロールがすごく上手です。自身の発言でマーケット参加者に事前にアナウンスしたり、FRBのブラックアウト期間中はFEDの番記者であるニック・ティミラオス記者にリーク記事を流させたり、今ならアメリカ株が上がるとインフレ再燃をする恐れがあるので、タカ派とハト派を織り交ぜた発言をして、マーケットを上手にコントロールしております。黒田総裁もぜひパウエル議長を見習ってほしいと思います。
話はそれましたが、マーケットが動くときは直近では2/1のFOMCで、その次が2/10に発表される日銀人事で動くと思います。日銀人事は総裁と副総裁2人が同時期に入れ替わるのでどういう人事になるか注目です
1/18トレードレポート〈昨日の振り返り〉
昨日は為替相場・アメリカ株式相場・アメリカ債券相場小動きでした。今日は日銀の政策金利決定会合を中心に書きたいと思います
〈ファンダメンタルズ〉
昨日はニューヨーク連銀製造景気指数が-32.9という結果でした。アメリカの景気後退が進んでいるという数字です
今日日銀の政策金利決定会合は据え置きでした。そしてそのあとの15:30からの黒田総裁の記者会見ですが、黒田総裁は相変わらずハト派な姿勢でした。前回の日銀政策決定会合ではYCCの上限幅を0.5%まで引き上げましたが、今日の記者会見ではYCCの上限幅引き上げに対して否定的な姿勢でした。おそらく前回のYCC上限幅引き上げは黒田総裁は本当は反対だったのだろうと思います。ただ何者(おそらく政府)かの圧力があって仕方なくYCC上限幅を引き上げたのだろうと思います。日銀は毎回政策金利の決定は全会一致となってます。アメリカのFOMCやECBなどは全会一致とはならず割れております。日銀の場合は反対意見をを出すとはじき出されるからです。過去に白川総裁の時に日銀の政策金利で反対意見を出した人がいたのですが、その人は日銀のメンバーからはじき出されてしまいました。そのため毎回日銀の政策金利は全会一致となっております。
〈今日の重要な経済指標〉
今日はアメリカのPPIと小売売上高が注目です。もし弱い数字となればドルが一段と売られるかもしれないです
〈テクニカル分析〉
EURUSDの1.08、AUDUSDの0.70これらはかなり値位置的に強い節目となっておりますが、どちらも抜けられるかどうか注目です。USDJPYは日銀政策決定会合で128円から130円まで上昇したもののロンドンタイムで日銀の上昇の7割を戻しております
〈今日のトレード戦略〉
日銀の政策金利も通過しましたが、USDJPYは130円まで上昇した後下落しております。おそらく海外勢は日銀がいずれ利上げに踏み切るだろうという思惑で円買いになったのだろうと
思います。そうなるとUSDJPYは130円が強いレジスタンスになるかもしれません。今日の日銀の展望レポートでは2022年度の消費者物価指数は3.0%、2023年度消費者物価指数は1.9%となっております。日銀側は2023年に物価は2%以下になるので、政策金利の変更は必要ないとう見解を示しております。ただ岸田首相は金融正常化を掲げており、次期総裁は岸田首相の息がかかった山口さんではないかという予想になっております。つまり黒田さんが総裁を務める今年4月までは政策金利の変更はなしで、次期総裁になってからYCC撤廃やマイナス金利解除という動きが出てくるのだろうと思います。もしそうなるとUSDJPYは120円を確実に割ってくるだろうと思います。その後一時的に上昇しても120円を割った後はレジスタンスになるかもしれないです。さらにアメリカのインフレが十分に下がってインフレ率2%を見込めた場合はアメリカの政策金利低下に踏み切ると思います。その場合、FRBは事前にマーケットに織り込ませに来ると思います。そのなるとマーケットは期待でドルを売って株やビットコインなどのリスク資産を買ってくるのだろうと思います、もしアメリカの政策金利の低下の思惑と日銀の利上げが重なった場合はUSDJPYは2022年の年初来の安値である114円を下回るかもしれません。もし今年も日銀の政策金利変更なしでアメリカも政策金利利下げなしとなれば、128~132円のレンジだと思います。今年も日銀の政策金利変更なしでアメリカの政策金利が低下すれば125円を割ってくるだろうと思いますが120円近辺でサポートされると思います
US100 2023年2月前半まで■マクロ(ファンダメンタル)
金利:
10年:3.5%程度
2年:4.2%程度
イールドカーブも金利も低下傾向である。
株価との相関が薄れてきているがこの先どうなるか。
インフレ:
低下傾向。
懸念点は翌月発表予定のCPIで前月比の値があまり下がらなさそうなこと。※
粘着性のある品目については全く低下していない。
※クリーブランド連銀CPINow参照
VIX:
19.36。ここ1週間20を下回っている。1/13に18.35を記録。
昨年でいうと20以下になった後、再び上昇して株価が下にどんどん下がっていく傾向にあったが
ややトレンドに変化の兆しが見えるか?
5-day average put/call ratio:
0.92。昨年でいうと0.85あたりまで行くと再び上昇(株価下落)している
その他:
・1月19日に債務上限を迎えるとのこと。直ちに影響はないだろうが市場に+に作用はしないだろう。
・FOMCメンバーの発言予定が目白押しだが、株式市場に対する影響力は落ちてきている。
インフレは着実に低下しているように見えるし、金利はすでに高い水準まで上がっているので
「現行水準以上の金利を維持する必要がある」以上に余計なことを言える状況にないのでは。
突拍子もないことを言わないかだけ注意。
・原油価格がじりじり上昇している
・何度もうわ抜けに失敗している12000ドルゾーンを突破するには
1.パウエル議長のハト発言
2.注目企業の決算やガイダンスが概ね良い
が必要だと思うが
1.については、パウエル議長が現段階でハトに転じることは考えにくいのではないか。
FOMCまでに上昇トレンドが維持されてしまったば場合なおさらである。
2.はテスラやアップルアマゾンなどから生産縮小や人員削減など既に良くないニュースが流れてきており、
決算内容は明暗分かれると思われる
個人的な注目イベント:
1/18:PPI
1/19:失業保険申請件数
1/24:サービス業購買部協会景気指数
製造業購買管理者指数
PMI*
1/26:GDP
1/27:PCE*
1/28:ミシガン*
1/31住宅価格
シカゴ購買部協会景気指数
雇用賃金
2/1:消費者信頼感指数
FOMC
2/2:ISM*
2/3:雇用統計
PMI*
個人的な注目企業決算:
1/19:ネットフリックス
1/24:ジョンソン・エンド・ジョンソン
1/24:マイクロソフト
1/24:ダナハー
1/25:テスラ
1/26:インテル
1/26:ビザ クラスA
1/26:マスターカード
1/27:シェブロン
1/31:マクドナルド
1/31:エクソンモービル
1/31:ファイザー
2/01:メタ・プラットフォームズ
2/01:クアルコム
2/02:アマゾン
2/02:グーグル
2/02:アップル
■テクニカル
1/6からの上昇トレンドがいつまで続くか。もう少し続いてもおかしくはないが天井はそう遠くないのではないか。
・11850当たりに月次ピボットがある。昨年末あたりに押さえつけられてきた価格帯でもある。
・短期間でピボット付近まで上昇すると200日移動平均線が待ち構えている。
・短期間でピボット付近まで上昇すると日足のRSIが70付近になると思われる。
現状のの価格帯でグダグダしてると上昇余地なしと判断され下に向かう恐れがあり、
ピボット付近まで上がってしまうとテクニカル的にはそろそろ危ないな(利益確定してに売りに転じたいな)というような状況になっていき
ネガティブサプライズで一気に反動が来やすくなるのではないか。
(決算やFOMCが近づいているのでなおさらである。)
1/17トレードレポート〈昨日の振り返り〉
昨日は為替市場は円以外は小動きで、円は独歩安でした。おそらく海外勢による円の買戻しかと思います。アメリカ株式市場・債券市場はアメリカが祝日のためほとんど値動きはありませんでした
〈ファンダメンタルズ〉
昨日のファンダメンタルズはありません
〈今日の重要な経済指標〉
特になし
〈テクニカル分析〉
AUDUSDが0.70という節目に週足の200日移動平均線がかかっているので、どういう動きをするのか注目です
〈今日のトレード戦略〉
今日はアメリカが祝日明けですが、特に経済指標もないため特に注目する点はないのですが、明日は日銀政策金利会合があります。私の日銀に向けての考えは昨日のレポートに詳しく書いてるので興味ある方はそちらを見てもらうようお願いします。明日は値動きが激しくなるので資金を溶かす危険性が大きいです。もちろんこういう大きいイベントに向けて仕込むことは否定はしませんが、どこで損切りするかしっかり決めるのと、事前にシナリオ構築をしっかりできてるかが大事だと思います。
一人勝ちする欧州株 これほど強気な4つの理由欧州株の勢いが止まりません。
米国株が弱気相場から抜け出すのに四苦八苦しているのに対し、欧州株は昨年後半から非常に力強い動きを見せています。
英国のFTSE100はすでに昨年高値を更新、他の主要欧州株価指数も2022年の下落の8割近くを戻すなど、指数によっては最高値試しの動きが射程圏内に入ってきています。
この投稿ではなぜ欧州株はそこまで強気なのか、主要欧州株価指数のチャートとともに4つの理由を解説していきたいと思います。
■ 主要欧州株価指数(全て週足)
まずは主要指数のチャートです。
ユーロストックス50(欧州)
ユーロストックス50はユーロ圏先進11カ国の上位銘柄で構成される株価指数です。
米国株同様に2022年年初から下落を始め弱気相場となっていましたが、すでに2022年年初からの下落の80%を戻しており、2022年10月からの上昇率は28%に昇ります。
アメリカのライバルとも言える同期間のS&P500の上昇率が18%前後であることと比較するとその差は歴然です。
DAX(ドイツ)
ドイツの株価指数DAXのチャートはユーロストックス50とほぼ同じです。BMW、SAP、シーメンスといった有名ドイツ企業はEU50にも採用されていますし(2022年末時点データ)、ドイツが欧州経済に及ぼす影響力が大きいことからも納得でしょう。
FTSE100(英国)
イギリスの株価指数であるFTSE100は、すでに昨年2022年の高値を更新。2018年以来の高値7800に到達し、史上最高値更新まであと数十ポイントと、欧州株価の中で抜きん出たパフォーマンスを見せています。
CAC40(フランス)
フランスの株価指数CAC40もEU50,DAXと似た形状をしていますが、最高値までの距離は3指数の中で最も短く、今年前半中にも史上最高値を試す動きが出そうな気配です。
欧州株上昇の理由
自分自身もなぜここまで欧州株が強いのか疑問に思ったので、海外のメディアを中心に調べてみました。
報道されている内容は概ね以下にまとめることができます。
1.底堅い欧州経済
年初に発表されたドイツの2022年通期GDP速報値は1.9%増。第4四半期は横ばいとなり、22年第3四半期もプラス成長だったことから、リセッション回避の期待が高まっています。
イギリスでも22年10月と11月のGDPがプラス成長と、依然10%を超える高いインフレ率の中ですでにリセッション入りしているとの見方とは反対の明るい兆しが見えたことが材料視されているようです。
2.欧州全域での歴史的な暖冬
ドイツでは1881年以来初めて年末年始の最高気温が20度を超え、フランスでも昨年12月30-31日の気温が統計開始以来の最高となるなど欧州全域で暖冬が続いています。
この気温上昇で暖房用ガスの需要が減少したため、天然ガス価格の下落(以下3)につながり、ロシアが欧州へのエネルギー供給を減少させて以降ガス価格の高騰に苦しんできた欧州各国にとって渡りに舟となっています。
3.ガス価格下落
以下のチャートは欧州における天然ガス取引指標のオランダTTFの先物チャート(週足)ですが、価格はロシアのウクライナ侵攻が始まった2022年2月水準を割り込むまで下落しています。
オレンジのライン:ユーロストックス50
ガス価格下落の背景には上記の温暖な気候の他に、欧州が世界各国からLNGを輸入したことでガス貯蔵率が大幅に改善したことによる供給懸念の後退もあると言われています。最近ではEUが天然ガス料金に上限を設けることで合意したということもあり、ガス価格高騰への懸念は和らぎそうです。
いずれにしても欧州株の上昇が始まった昨年10月(赤の縦線)からの動きを見ると、ガス価格と欧州株価が逆相関を見せていることもわかります。
ガス価格の下落により欧州のインフレ率が落ち着いてくるという期待も、株価にとってはプラスに働く面があるでしょう。
4.中国のコロナ規制解除
上記の要因に加え、欧州圏の主要貿易国の一つでもある中国がゼロコロナ政策から舵を切ったことも経済を後押しする材料として見られています。
と、ここまで見てくると年明けを飾るのに相応しい明るいニュース盛りだくさんですが、依然高いインフレ率の中でこのままプラス成長が維持できるのかどうかを疑問視する見方も存在しますし、欧州圏のリセッションは時期が遅れるだけで到来は免れないという見方もあります。
ちなみに金融業界の恐竜ゴールドマン・サックスは欧州圏のリセッションはもはや想定していないと、強気なスタンスにシフトしたそうです。
何れにしてもチャートは各資産クラスの中で最もエキサイティングと言っても良い動きを見せています。
米国株に先駆けて史上最高値を攻めるような展開になるかどうか、今年は欧州株からも目が離せない年になるでしょう。
USDJPY 反転上昇するか日銀金融政策に注目ドル円は、12日(木)の朝に、日銀が実質的な利上げに舵を切るのではとの報道を受け、米CPIの結果を待たずに下落を開始。
米国が本日16日(月)が祝日であったため、先週の金曜日が3連休前で、
加えて上方向に大きなオプションがあったため、動きにくい相場になるかなと予想していましたが、止まることなく下落が続いていました。
そういった状況で迎えた今週ですが、注目としては下落がこのまま続くのか、または反転して調整の時間帯に入るのか、といった点かなと思います。
まずは、ドル円の日足チャートを確認してみると、直近の下落が方向感のあるレンジ(チャネル)を形成しているように見えます。
USDJPY【日足】
今現在は、ちょうど下辺付近にいて、テクニカル的には反転上昇を疑う状況。
価格帯としては、キリの良い127.50がチャネル下辺と重なり意識されやすいのではないかなと思います。
19日(木)期日で非常に大きなオプションが132.00に設定されていますし、
9日(月)・12日(木)・13日(金)のピボットがまだ回収されずに残っています。
チャネル下辺から反転上昇していくのであれば、ターゲットとしてこの辺りが意識されやすいのではないかな。
4時間足のチャートで見るとこのようなイメージ。
USDJPY【4時間足】
値動きのイメージとしては、
19日(木)のオプションに向けて反転上昇していき、触れなかったピボットを回収。
19日(木)オプションがある132.00とチャネル上辺が、ちょうど重なって来そうですし、
場所としてもキリの良い場所で、直近でも何度も意識されているところ。
USDJPY【日足】
これがメインのプランで、反転上昇を確認できれば短期的な買いで仕掛け、132.00から戻り売りを狙っていきたい。
ただ、この円高の源泉としては、日銀が金融緩和を緩和?。。実質的な利上げに舵を切るのではないかとの思惑で動いている可能性が高い。
そして、今週18日(水)に日銀金融政策決定会合を控えていて、まだどうなるかは分からない状況。
本日16日(月)は米国が休場ですので、流動性も下がっている状態。
他のトレーダーも、黒田総裁の発言次第で動きが変わるような状況で、積極的にポジションを持って仕掛けてくるとも考えにくい。
オプションも現在の価格付近にはなく、やはり現状では、上に行く確率、下に行く確率ともに同じように感じますし、まだ判断できない。
先週の流れのままに、チャネル下辺を切り下げていく可能性も十分にあり、
その場合は、前回一度止められた127.00付近が一旦は意識されるのではないかなと思います。
USDJPY【日足】
まずは、トレードアイディアを上下ともに用意しておき、場所の情報をいくつか超えて行けば、その方向を疑い出すスタンスで。
カレンダー的にも仕掛けにくいので、18日(水)の答え合わせをしてからでもいいかなと思っています。
サッとする分には大丈夫かと思いますが、中途半端な状況で資金を減らしたくはないので、慌てる必要もないかなと。
また動きが出てくれば改めてアイデアを投稿していきたいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました!
1/16トレードレポート〈昨日の振り返り〉
1/13の相場は為替は円以外は小動きで円だけ独歩高でした。アメリカ株・アメリカ債券・
ビットコインが上昇とリスクオンの1日でした。
〈ファンダメンタルズ〉
先週から日銀の政策点検報道が出てから海外勢は1/18のBOJで政策を変更するのではという機運が高まってますが、国内勢は1/18のBOJでは政策変更なしという予想が多く出ています
〈今日の重要な経済指標〉
今日の重要な経済指標はなく、アメリカがキング牧師生誕記念日のため株式市場・債券市場どちらも休みとなっており、あまり値動きがないと思います。
〈テクニカル分析〉
ドル円が128円で反発の上昇をしております。ドル円の128円は2022年のドル円が152円まで上昇したトレンドをフィボナッチリトレースメントで引いたら0.618%のところになっております。
〈今日のトレード戦略〉
今日はアメリカが休場なのでトレードをする意味がない日だと思います。
1/18のBOJの内容がYCC撤廃となれば125円まで下落をするかもしれません。極端ですが、日銀が利上げをするとなったら120円台を下回るかと思います。もし政策金利変更なしとなれば、海外勢の円買いの巻き戻しで135~137円あたりまで戻すかもしれないと思っております
USDJPY為替はあまり詳しくないが、備忘録的に現時点の考えをまとめる
■マクロ
金利:
・米国金利の天井が見えつつある(5%程度)
・最近日銀金利上限の変更があったが、従来の金融政策が黒田総裁退任後に
変わる可能性はあると思う。
とはいえ、賃金増分を上回るインフレ下にもかかわらず政府は増税を示唆しており、
それに加えてさらに金利改定をするとなると
日本経済はさらに冷え込むことは目に見えているので上半期は動きにくいのではないか。
・日本は金融政策の変更といざというという時の為替介入をちらつかせ、
米国はFRBなどによる極端なドル安回避の動きをするとすらならば
今年のような一方向に高いボラティリティで動き続けるということはないと思う。
■テクニカル
日足:
・明確にダウントレンド中
・20日移動平均線と200日移動平均線がデッドクロス
・RSIは売られすぎ(30)水準付近でうろうろしている
週足:
・ここ数年のRSIを見ると下限は33程度
・2022年の安値-高値のフィボナッチリトレースメントを見ると
直近価格の下の線(128ドル付近)をあまり時間をかけずに落ちていくとRSI33以下になり得る
・目線は下だが日足レベルでRSI30付近をうろうろしている期間が長くなってきていることもあり、
ここから早い段階で、トレンドラインを突き抜けて上がる期間が発生しそう。
・ここからいきなり上に動いたりレンジが長期間続くということももちろん考えられるが
下落トレンドに入ってからの値動きを踏襲するならトレンドライン(20日移動平均線)に接近
→急落という動きになり、急落後週足RSIが33程度になっていればその後は一旦上がるか。
その後はレンジかダウントレンド再開するのか読みにくい
1/12トレードレポート〈昨日の振り返り〉
昨日は通貨が円が独歩高でドル安、アメリカ株続伸、アメリカ債券は債券高でした。円に関しては読売新聞オンラインの金融緩和副作用の見直しが出て1日中円高でした
〈ファンダメンタルズ〉
昨日のアメリカCPIの結果
前年同月比 結果:6.5% 予想:6.5% 前回:7.1%
前月比 結果:-0.1% 予想:0% 前回0.1%
CPIコア指数前年同月比 結果:5.7% 予想:5.7% 前回:6%
CPIコア指数前月比 結果:0.3% 前回:0.3% 前回:0.2%
昨日はアメリカCPIの結果は予想と一致してたのにも関わらず、発表後ドル安で推移してました。おそらくマーケットはインフレ率が減少してると思ってドル安になったのだろうと思います。
〈今日の重要な経済指標〉
今日は24:00にミシガン消費者態度指数が発表されますが、昨日のアメリカCPIで動いたので、今日はシガン消費者態度指数でよっぽどの結果にならない限りは動かないと思います
〈テクニカル分析〉
昨日のアメリカCPIでドル円が130円割れと日足の200日移動平均線をした抜けしましたが、128円でサポートされております。
〈今日のトレード戦略〉
昨日のアメリカCPIを通過して、次は1/18のBOJ(日銀政策決定会合)が注目されます。今のドル円は128円でサポートされておりますが、ドル円がさらなる下落をするには日銀がYCC撤廃やマイナス金利解除をしないと128円以下は下がらないと思います。もし日銀が1/18のBOJで政策変更なしとなった場合は、おそらく円安に振れると思いますが、その時のドル円は130円さらに132円がレジスタンスになってくれるのか、あるいは132円を上抜けして136円あたりまで上昇するのか個人的に注目したいところです
1/13 #テクニカル分析 マーケット 短期目線 #USDJPY のシナリオ 中長期の目標値 2-3か月はお休み?1/13 #テクニカル分析 マーケット 短期目線
TLT 上目線
JNK 上目線
DXY 下目線
米株主要3指数 上目線
ドル円 下目線
クロス円 下目線
ユーロドル 上目線
資源通貨 上目線
ゴールド 上目線
原油 中立 BOXの可能性
ビットコイン 上目線 ターゲット 2479383 2530429 2648347 達成感から下落警戒
#USDJPY のシナリオ 中長期の目標値
下目線
ターゲット フィボナッチ分析により、127.269 126.36
カウンターライン
再考ライン 132.51
失効ライン 134.26
CPIの結果から、株高、ドル安が加速です。
目先のターゲットは127ライン 126 125ラインを割り込む場合は急落可能性もあります。
円安が終わり、円高に苦しむ時代が予想されます。
短期のテーマとして、来週は、BOJの出口戦略がどうなるか?期待が先行した円高です。
やや過熱的な印象から、何もない場合は、高騰反発に警戒です。
中長期のテーマとしては、FRBの利上げの打ち止めが時期が重要になり
経済指標が好調が続くことで、利上げ打ち止めの可能性などから、
上下の値幅が広い展開が予想され、難しい相場となります。
2-3か月はお休み?
米国の利上げ打ち止めまで、様子見も、また戦略の一つとして、検討しています。2-3か月はお休み?
ユーロ経済の動向など不透明感もあり、ユーロドルも難しい判断となっています。
中国の経済再開からどのぐらいのペースで回復するのか?
コロナ後の世界から、過去に事例から考えても、世界的な緩和政策が終わる世界経済の展開は予想できず。
アナリスト泣かせの展開です。そのため、わからないは手を出さない
立ち戻るかもしれません。
1/12トレードレポート〈昨日の振り返り〉
昨日はスイスフラン以外は値動きが乏しく、スイスフランだけ独歩安でした。アメリカ株とアメリカ債権も値動きがなかったです
〈ファンダメンタルズ〉
デーリー総裁がアメリカCPIについて注目するのは『住宅を除いたコア・サービス指数』という記事がブルームバーグで出ました。米ボストンのコリンズ総裁は1/31-2/1のFOMCは25ベーシスポイント(0.25%)利上げを支持すると方向に傾いてるとのことです。ただし『あくまでデータ次第だ』と発言をしてるので、今日のアメリカCPIの結果などが強い数字が出れば50ベーシスポイント(0.5%)利上げになるかもしれません。
今日読売新聞オンラインで『日銀、大規模緩和の副作用点検へ』というタイトルの記事が出ました。これは今まで日銀はYCCを実施してきており、それによって金利上昇を抑えて金融緩和していったが、それに伴って物価上昇が起きてしまいます。日本もインフレは進んでおり、2%に近づくか達するかの見通しが出てるので、このままYCC政策をとって金融緩和を続けてもいいのかという物です。つまりこれは日銀が今まで敷いてたマイナス金利脱出を意味する物となり、今日はこの読売新聞の記事が出てから東京タイムから円高で推移しております。今日のアメリカCPI同様、1/18の日銀政策金利に注目が集まってきています
〈今日の重要な経済指標〉
今日はやっぱりアメリカCPIが注目です。デーリー総裁の発言にあった住宅を除いたコア・サービス指数に注目という発言があったので住宅を除いたコア・サービス指数には特に注目したほうがいいと思います
〈テクニカル分析〉
S&P500指数とアメリカ10年国債が日足の250移動平均線に近づいております。今日のCPIの結果でドル安・アメリカ株高・アメリカ債券高になった際にS&P500指数とアメリカ10年国債が日足の250移動平均線を抜けるのかどうかが注目です
〈今日のトレード戦略〉
アメリカCPIの前年同月比で予想6.5%となっており、前回7%という結果からかなり強気な予想値となっているため6.5%を下回るのかどうかでS&P500指数とアメリカ10年国債が日足の250移動平均線を抜けるのかどうかが決まると思います。