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教科書に載せたい対局のトレンド転換のチャート(8035)東京エレクトロン 日足
大局のトレンド転換のパターンがよくわかるチャートとなっています。
大局のトレンド転換のパターンを頭に叩き込み、何も見なくても図を描けるように覚えましょう。
上昇トレンドが始まると、価格は200日EMAから放れていきます。
押し目を付けても200日EMAでサポートされます。
そして、高値を切り上げながら200日EMAも右肩上がりの動きになっていきます。
その動きに変化が起きるときは、まず、高値を更新しなくなります。
高値が切り下がっていきます。
そして、200日EMAが横這いになっていきます。
価格が200日EMAでサポートされますが、徐々に下回り始めます。
そして、価格が200日EMAを明確にした抜き、200日EMAも右肩下がりになっていきます。
価格は200日EMAから放れながら下降トレンドを形成します。
200日EMAが抵抗線になっていきます。
この一連の流れを理解しましょう。
最後に直近を見ると、上に200日EMAがあります。
価格の下に帯があります。
こういう局面を「運命の分かれ道」といいます。
どちらに進むかで対局のトレンドが見えてきますので注目しましょう。
どうなれば、どうなるかは、上記の説明で理解しましょう。
トレンドラインを引いてみよう(9502)中部電力 週足
今、カルテルの問題で話題の中部電力のチャートを見てみようと思います。
チャートは週足なので、緩やかに推移している赤い線が200週EMAとなります。
チャートの左側は右肩下がりとなっていますので、下降トレンドがあったということが分かります。
その後は200週EMAが横這いに近い動きで価格が200週EMAを超えたり割ったりと、トレンドが無い状態が続いているのが分かります。
こういうトレンドが無い状態を「中間波動」と呼んでいますが、中間波動が続いている限りトレンドは発生しません。
逆に、中間波動が終わればトレンドが発生してきます。
ということは、中間波動の終わりを把握すればトレンドの初動を狙うことができるようになります。
では、どうやって初動を狙うのか?
そのヒントの一つがトレンドラインとなります。
今回、青い線でトレンドラインを2本引きました。
そうすると、下向きの鋭い三角形になっているというのが分かります。
高値と安値の幅が徐々に狭くなっています。
この上のトレンドラインと下のトレンドラインがくっつくまでに中間波動が終わるということがラインを引くことで見えてきます。
このチャートもそれなりに煮詰まってきています。
そろそろ、中間波動が終わりそうに見えます。
上下どちらかのトレンドラインを抜けたところが一つのサインとなります。
どちらに抜けるかに注目してみていきましょう。
200日移動平均線の役割 (8035)東京エレクトロン 日足
今回は200日EMA(指数平滑移動平均線)について見ていきましょう。
200日EMAは約1年間の平均線です。
移動平均線には短期や中期などがありますが、200日EMAの場合は長期とか超長期を見ている移動平均線ということです。
もともと、平均するということは、価格の方向性を見やすくするためのものです。
なので、仮に短期のEMAであればローソク足の代用としてみたりします。
とすると、200日EMAは何を見ているかというと、長期(超長期)の相場の方向性を見ているということになります。
200日EMAが右肩上がりの時は当然、長期トレンドは上昇ということになり、右肩下がりの時は長期下降トレンドということになります。
長期トレンドが上昇の時は、200日EMAがサポートとなります。
長期トレンドが下降の時は、200日EMAがレジスタンスとなります。
そのときに、200日EMAが横ばいになるところがあります。
その場合は、200日EMAがサポートにもレジスタンスにもなり難い時期ということです。
つまり、200日EMAが横ばいになる時には価格はあっさりと200日EMAを更新するという子です。
このチャートで見てもそのことがよく分かります。
このように、200日EMAをみることで長期の流れの変化も捉えやすくなりますね。
足種を変えると見方が変わる(7203)トヨタ自動車 月足
2022年になってからは日本の株式市場はパッとしな動きが続いています。
しかも、米国の株式式市場は2022年が始まってからずっと右肩下がりの展開となっています。
そして、ニュースを見ていると、米国の中央銀行が金融引き締めに動きているので
リセッションに陥るという話しても出てきており、株式市場に懸念を持っている投資家も多いかもしれません。
ただ、そういうときこそ、チャートをしっかり見ることが大事になってきます。
なぜなら、ニュースを見ていると勝手にマインドコントロールされていまうからです。
なので、ニュースで判断するのではなく、チャートの形状で判断する必要があります。
また、それを、日足で見るのではなく、時には週足や月足で見ることで大局の動きが見えてきます。
今回のトヨタの月足を見ると、移動平均線大循環分析ではまだ第1ステージ(上昇期)だということです。
月足で第3ステージ(下降相場の入り口)になれば注意が必要になりますが、それまでは、大局の押し目であるということを理解すると、見え方が変わってくきます。
皆さんも、色々な銘柄で確認してみましょう!
値幅調整と日柄調整(8306)三菱UFJフィナンシャル・グループ 日足
現状を見ると、陰転していたものが陽転してきました。
200日EMAを突破出来るかどうかがカギとなります。
今回は、値幅調整と日柄調整という点について考えます。
直近の下落をトレンド転換と読むのか、それとも大きな上昇の調整とみるかによって戦い方が変わりますよね。
実際は、その両にらみでトレードする必要があります。
話が逸れましたが、値幅調整とは価格が大きく下がって調整をする。
日柄調整は、日柄だけがどんどん経過して調整をするケースです。
チャート上に横向きの三角保ち合いが出れば日柄調整の可能性が高いです。
トレードをする上で調整局面をどう捉えるかがカギとなりますので、このチャートのどこの部分が値幅調整で、どこが日柄調整かを各自チェックしてみましょう。






















