X-indicator
RCI:上昇トレンド時におけるRCIの使い方RCI(順位相関指数)
RSIが「相場が相対的にどちらに傾いているのか」を教えてくれるオシレーターに対して、
RCI は「 株価の過熱感 」を教えてくれるオシレータ系のテクニカル指標です。
RCIはレンジ相場の時に有効なオシレーターと言われ、上昇トレンドや下降トレンドでは使いにくいと言われますが、
RCIの長期線と中期と短期線を組み合わせて見ていけば、上昇トレンドの「押し目」を見つけることができます。
RCIの 長期線(白) は上昇トレンドに入ると、上に張り付きます。
その時に、 短期・中期線 が「0ライン」や「−80ライン」に来た時が押し目になることが多いです。
チャートに チャネルライン や トレンドライン を引いておけば、更に見つけやすくなります。
トレンド継続か、トレンド転換か?(6199)セラク 週足チャート
右肩下がりの時代から右肩上がりの時代に移行しているチャートです。
右肩下がりの時代は高値切り下げ、安値も切り下げとなっています。
その動きに変化が起きます。
どういった変化かというと、安値を更新しなくなり、今度は高値を切り上げていきます。
どういったところがポイントとなります。
右肩下がりの時代は高値が切り上がり、安値も切り上がります。
2020年10月に高値を付けてからは高値が切り下がり、安値も切り下がっています。
こういった動きのときに、この変化がどういった変化かを見極めなければいけません。
トレンド転換の動きなのか、それとも、一時的な調整の動きかということです。
この判断は難しいところなので、何度もチャートを見て判断力を高める必要がありますが、
基本的な考え方は、高値の位置、安値の位置を気にすることが重要です。
高値や安値が切り上がっていた動きに変化が起きたり、切り下がっていた動きに変化が起きます。
そこにいち早く気付くかどうかです。
この銘柄もそういった意識でチャートを見ていきましょう。