大循環MACDの考察(CHFJPY)スイスフラン 1時足
移動平均線の動きとMACDの動きを理解すると相場の変化を察知することが出来るようになってきます。
通常は価格の動きとMACDの動きは順行します。
つまり、価格が上昇するときはMACDも上昇します。
ところが、価格が上昇しているにもかかわらずMACDが下降するところが出てきます。
こういった価格の変化とMACDの変化の違いに気づくことができれば、マーケットの変化に一手早く対応できるようになりますね。
このチャートは時間足ではありますが、三尊天井のような動きになっています。
価格の推移がどうなっているのかを理解しましょう。
高値が更新し、安値も更新する動きから、高値を更新しなくなり、今度は安値を更新していく動きになっていっています。
この一連の変化の前にMACDがいち早く変化の兆しを教えてくれています。
この動きが出れば必ず変化するのかというと、答えは「NO!」です。
あくまでも変化の兆しを教えてくれるということだけで、更に上昇することもあります。
ただ、変化の兆しを教えてくれることで、変化した時に準備ができますよね。
このようにMACDの動きを考察していくことで、移動平均線の変化、価格の変化をいち早く察知できるようになります。
X-indicator
CFTC建玉明細 ~ファンドのポジションを確認~(EURUSD) ユーロドル 週足チャート
ファンドとか大口投機家という表現をしますが、トレードにおいてファンドの動きが分かればトレードのヒントになることもあります。
そのファンドのポジションをチャートの下に表示しています。
詳細は6月8日の記事にも記載しています。
下の関連するアイデアへリンクをクリックしていただければその記事を読むことができます。
これで見ると、ファンドは3月の頭から売り越しから買い越しに移行していましたが、
遅れて価格が上昇しているのが分かります。
そういう意味では、ファンドの動きも参考になることがあるということを知っておきましょう。
ファンドの動きが絶対ではありませんが、参考になることもありますね。
前回の買い越しは2017年の5月辺りから3カ月ほどの期間でした。
今回はどうなるのでしょうね。
注目していきましょう!
時には大局的に見てみよう ~フィボナッチリトレースメント~(7545) 西松屋チェーン 月足チャート
直近の日足チャートを見ると、物凄く上昇しているように見えるので、大局的に捉えてみました。
業績好調に伴い株価が上昇しています。
日足チャートだと、コロナショックの前の高値を更新していますので、堅調な動きであることが分かります。
これを月足チャートにかえると、大局の高値から安値の値幅の切り返しが38.2%戻りにも達成していないことが分かります。
日本では大きく下落した後の切り返しとしては、3分の1戻りや半値戻し(2分の1)、3分の2戻りなどといいます。
これをフィボナッチ(欧米的)で見ると、38.2%戻り、50%戻り、61.8%戻りといい、そういった数値が意識されやすくなります。
マーケットにおいては、より多くの投資家が意識しているところが、抵抗線や支持線となり易い傾向があります。
このチャートを月足で見て多くの投資家が意識しているとすれば、38.2%のところも意識されるでしょう。
そうでなければ、2016年の半ばの高値が意識されやすいでしょう。
なぜなら、2016年の高値はこのチャートを見る多くの投資家が意識し易い高値だからです。
このように、多くの投資家がどこを意識しているのかを見ることによって、抵抗線、支持線がどの辺りになりそうかのヒントが見えてきます。
フィボナッチは素晴らしい考え方なので、是非とも使いこなせるようなりましょう。
ただ、盲目的に使うのではなく、多くの投資家がどこを意識しているのだろうという考えを持ちながら使っていきましょう。
これは、トレンドラインや水平線、インジケーターも一緒ですね。
ボリンジャーバンドで見てみよう(EURUSD) ユーロドル 日足チャート
今回はボリンジャーバンドで見てみましょう。
TradingViewでボリンジャーバンドを表示するときは、一つのシグマの表示になりますので、
2シグマまで表示するのであれば、2つを表示してパラメーターを変更します。
今回は3シグマまで表示していますので、3つを表示してパラメーターをそれぞれ、1シグマ、2シグマ、3シグマと変更しました。
次に、バンドワイズチャートと、%Bチャートを下に表示しました。
簡単に説明すると、バンドワイズチャートはバンドの幅を見ています。
バンド幅には下記の二つがあります。
「スクイーズ」・・バンド幅が最も縮小しているところ
「ボージ」・・バンド幅が最も拡大しているところ
これらはバンドワイズチャートを見ればすぐに分かります。
バンド幅が拡大しているところはトレンドが発生しているところ、
バンド幅が縮小しているところは動きが膠着していることですね。
%Bチャートはバンド幅の中で現在価格がバンド幅の下から何%のところにいているかを見ています。
これによって「バンドウォーク」を発見していきます。
バンドウォークとは一番利益を獲りやすいところであり、上昇ならば+2シグマ、下降ならば-2シグマ近辺で推移しながら
わかりやすくトレンドを形成していくところです。
ユーロドルをボリンジャーバンドで見ると、バンド幅が拡大の時間帯から縮小の時間帯に移行しているのが分かります。
ということは、ここからバンドが上向きに拡大していくのか、下向きに拡大していくのかを見ていく必要があります。
チャート分析は、それぞれの特徴がありますので、それぞれを理解するとより深い分析ができるようになりますね。
中間波動を攻略しよう!~トレンド相場(縦の動き)と中間波動(横の動き)(GBPUSD) ポンドドル 4時間足
ポンドドルは8月の第一週に高値を付けてから横ばいの動きになっています。
こういった局面というのは年間通じて沢山あります。
この局面の結果は必ず同じになるわけではありませんが、ある傾向があります。
こういった局面を私は中間波動として研究しています。
相場はトレンド相場と中間波動に分かれます。
中間波動はどういった足種であってもトレードは難しいですね。
勿論、トレンド相場はトレードし易いわけですが、気が付けばトレンドが発生していてついていけないというのもあるともいます。
そこで、トレンド相場をしっかりと狙うために、中間波動の終わりを狙うように意識することで、トレンド相場の初動を狙うことができるようなってきます。
中間波動が終わっても必ずトレンド相場になるわけではありませんが、トレンドを狙いやすくなります。
ポンドドルは横の動きなっていますので、中間波動であることが分かります。
ここから反転してトレンド転換となるかもしれませんし、高値更新してトレンド再開となるかもしれません。
ここからの動きに注意して見ていきましょう。
クセが強い銘柄のクセを見抜く(6645)オムロン 週足
街の薬局から体温計が無くなりましたが、体温計も作っている企業です。
それだけではありませんが、チャートを見ると高値更新しています。
ただ、こういった動きが乱高下しやすい銘柄はトレードするときには難しいというところがあります。
移動平均線大循環分析のステージを週足で見れば、
わかりやすいように見えますが、日足だと非常に難しく感じるところがあります。
こういった銘柄がどのような特徴があるのかを確認することで、わかり難い銘柄を少しわかりやすくすることができます。
長期もみ合い相場でトレードが難しいという銘柄の多くは、もみ合いながら上昇したり、下降したりしていることが多いです。
こういった難しい銘柄にはチャネルラインを入れることでヒントとなることがあります。
今回引いたラインが意識されるのか、それとも、意識されずに更に上昇していくのかも見ながら、どういったチャートを形成するのかに注目ですね。
異市場間ダイバージェンスが解消!(DJI)NYダウ 日足チャート
経済対策に対する期待感から株価が上昇し、NYダウは6月8日の高値を更新してきました。
今回のタイトルにもありますが、「異市場間ダイバージェンス」が解消と書いています。
これを分解して解説していきます。
まず、ダイバージェンスには「異市場間ダイバージェンス」と「オシレーターダイバージェンス」の二つがあります。
オシレーターとは、RSIやストキャスティス、MACDなどのことです。
そして、そのオシレーターと価格の推移は通常は同様に動きますので、価格が上昇するとオシレーターも上昇しますが、
価格が上昇しているのにオシレーターが下降する動きのことを「ダイバージェンス」といい、日本語で言うと「逆行現象」といいます。
価格の動きとオシレーターの動きが逆行しているので、「変化の兆し」となります。これがダイバージェンスですね。
次に、異市場間ダイバージェンスとは、今回であればダウとS&P500と違う指数ではありますが、通常は似た動きを見せます。
例えば、直近の高値をダウが更新したらS&P500も高値更新します。
ところが、今回のようにS&P500が6月8日の高値を更新するも、NYダウが高値更新しないといった状況を「異市場間ダイバージェンス」といいます。
先週までは「異市場間ダイバージェンス」となっていましたが、昨日の上昇によって、それが解消されました。
これにより、NYダウもS&P500の両方とも6月8日の高値を超えてきました。
今度は史上最高値更新に向けて挑戦する展開となるのか、それとも、ここで上昇限界となるのでしょうか。
「異市場間ダイバージェンス」が解消されたことにより、高値更新に向けた動きが少し高まってきました。
もちろん、決め付け厳禁ではありますが注目していきましょう!
チャネルラインの活用(2269)明治HD 週足チャート
トレードをしていてわかりやすい動きとわかり難い動きがあります。
このチャートでいえば、2016年の高値まではわかりやすいチャートですので、大きな利益を獲りやすいところです。
ところが、その後のチャートを見ると、価格が帯を上抜けたり下抜けたりと、緩やかに下降しながらのもみ合い相場になっているのが分かります。
こういうところは、難しいところですね。
後から振り返ってみて、ここは難しいところだったので、手を出すべきではなかったというのはあります。
しかし、その過程で気づいて対応するのは、至難の業かもしれません。
ここにチャネルラインを入れました。
チャネルラインとは、下降しているときは、高値と高値を結んでトレンドラインを引きます。
そこから、安値のとこに平行な線を引くのをチャネルラインといいます。
これを入れることで、チャートの動向がわかりやすくなります。
多くの投資家はわかりやすい動きをしている銘柄の後追いをします。
そして、このようなわかり難い銘柄は避けていきます。また、チャートも見なくなります。
でも、わかり難いチャートに変化が出ると、わかりやすいチャートになり易いとか、
わかり易いチャートに変化が出ると、わかり難いチャートになる傾向があるとすれば、考え方をかえる必要が出てきます。
わかりやすいチャートとわかり難いチャートがどのように構成されているのかを研究してみましょう。
マザーズは終わったのか? ~3種類のラインを使いこなそう~(MOS)マザーズ 日足チャート
トレンドライン(青い線)
チャネルライン(黄色の2本の線)
水平線(紫の線)
3種類のラインを引いています。
それぞれ意味があるのです。
トレンドラインは上昇(下降)のトレンドを見ています。
そして、トレンドが転換するかもしれないというときにトレンドラインを更新し変化の暗示となります。
チャネルラインは相場の強弱を見ています。
勢いが加速するときは、チャネルを飛び越えていきます。勢いが弱くなる時はチャネルまで到達しません。
水平線は高値、安値を更新するかどうかを見ており、トレンドが継続するか転換するかのサインとなります。
では、マザースはどうでしょう。
6月26日の高値、7月2日の安値のどちらも更新していません。
トレンド転換か、トレンド継続かの決着は未だついていません。
ただ、目先のトレンドラインを上抜け、直近の水平線も超えてきました。
ということは、最終決着はついていませんが、どちらかというと、買い方が息を吹き返してきたといった動きになってきています。
6月26日の高値、7月2日の安値のどちらかを更新すると、目先の攻防の決着がつくと見ています。
さて、どうなるのでしょうね。
ブレイクが本物か否か ~トライアングル~(GBPJPY) ポンド円 日足チャート
今回はラインの本数が多いので、みにくい、わかり難いと感じている方もいらっしゃるかもしれません。
ですから、一つずつ見ていきましょう。
まずは、2019年から2020年はじめのところです。
下値支持線を割り込んで、一気に円高に振れました。
そこからは、黄色のチャネルラインに沿って推移しているような動きです。
6月に移動平均線大循環分析のステージが第1ステージとなり、200日EMA(赤い線)を超えてきましたが、直ぐに反落しました。
第1ステージから第4ステージとなるものの、7月から再び第1ステージへと移行していきました。
200日EMAを超えてきてました。昨年からの高値と高値を結んだ上値抵抗線を超えてきたような動きです。
この上値抵抗線を直ぐに下回るようであれば、上値抵抗線を超えたことがダマシとなります。
ダマシとならずに、チャネルラインの中心線を超えてくるようであれば、トレンドに勢いが出てきます。
今度は、昨年の下値支持線が抵抗線として待ち構えています。
この下値支持線が上値抵抗線として待ち構えている局面のところもポイントとなります。
ここを更に上抜けるようであれば、「サポレジ転換」が起きることとなり、上昇トレンドに更に勢いが出てきます。
「サポレジ転換」とは、下値支持線(サポート)と上値抵抗線(レジスタンス)が入れ替わることをいいます。
さて、一先ず、200日EMAを超えて、上値抵抗線を超えてきました。
6月5日の高値も待ち構えています。
今回のブレイクが本物かどうかを見ていきましょう。
~原油はここからどうなる?~ 膠着しているからこそ注目しよう(USOIL) WTI原油 日足チャート
水平線2本とトレンドライン2本を引くと、基本的な分析ができるようになります。
原油はこの2カ月くらいは動きが小さくなっており、膠着状態になってきているのがよく分かります。
その膠着状態に伴って2本のトレンドラインを引いていました。
昨日、米国のGDPがマイナス32.9%と大幅悪化となったことで、株式市場も売られ、原油市場も売りが優勢となりました。
そして、下値支持線として引いていたトレンドラインを割ってきました。
これは、小さな変化のサインであり、買い方は注意が必要ですよということを暗示する変化です。
私のイメージでは、トレンドラインを割ったから直ぐに売りとするよりは、注意喚起として見ていく方がダマシも回避し易いと感じています。
(トレンドラインよりは水平線を更新した方が重要だと感じています。)
再び、原油が上昇して、下値支持線に引いたトレンドラインを引きなおすことになるのか、
それとも、下の水平線をも割ってトレンドに変化が出てくるのかを見ていきましょう。
動きの小さな銘柄はどこかで収束の限界点がやってきます。
その限界点を超えると今度は動きが大きくなる傾向があります。
その動きが大きくなるところを狙っていきたいですね。
さて、原油の動きが大きくなるのか、まだ、膠着が続くのでしょうか。
トレンド転換のヒントを探す(4951)エステー 週足
天井圏や底値圏というのは、トレンド継続のパターンとは違った形状が出てくることがあります。
今回の天井圏では拡大トライアングルから天井を打ちました。
拡大トライアングルとは高値が切り上がり、安値は切り下がるという動きです。
天井を打ってからは大きく下がっていき、最後は逆Cカーブの下落となり底を打ちました。
そして、大きな陽線2本が出現して反発してきました。
ただ、その段階では移動平均線大循環分析のステージは第4ステージですので、底打ちの可能性といったところです。
それが、底打ちの可能性が高まるところが、丸印をつけたところです。
ここがどういう意味で底打ちの可能性が高まったのかを理解している方はしっかりと勉強されている方ですね。
第4ステージから第6ステージに移行してから、200週EMAに挑戦しました。
しかし、200週EMAの抵抗を受けて反落しました。
そこで、今度は帯がサポートとなって切り返して200週EMAを超えていきます。
この帯でサポートされて反発するところがポイントとなるのです。
決算内容が良かったことで大きく上昇していますが、そのきっかけはその前にあったということですね。
トレンド転換のパターン、トレンド継続のパターンを理解することで、チャートのヒントを探しやすくなりますね。
ドル円が動き出したのか!?(USDJPY)ドル円 日足チャート
ドル円は動きが小さい。
そう感じている方も多いと思います。
ここにきてドル円に動きが出てきたのでしょうか。
今年の5月と6月に付けた106円辺りの節目を今月になってしっかりと割ってきました。
次に、どの価格が意識されるのかを把握するためにチャネルラインを引いてみました。
そうすると、次に意識されやすい値位置が浮かび上がってきました。
二つのチャネルラインを引きましたが、ここをもし下回れば3月の101円台が意識されます。
ユーロ円や豪ドル円などを見ていると、円が強くて円高になっているのではないようです。
ドルの独歩安によって結果的に円が高くなっているという動きのようです。
円が主要通貨全てに対して強くなるようであれば、ドル円においても円高が加速しそうです。
ここからどうなるかは分かりませんが、重要な水平線を超えたり割ったりしたときは、
トレンドラインやチャネルラインを引くことでヒントが見えてきますね。
皆さんもチャート上に沢山ラインを引いていきましょう。
私のアイデア投稿をコンプリートした方からのリクエスト(BA)ボーイング
先日、私のアイデア投稿を読破してコンプリートしましたという、嬉しいコメントをいただきました。
そこで、記念に分析してほしい銘柄を伺うと、(BA)ボーイングを希望ということで現状分析をしてみようと思います。
私のアイデア投稿をコンプリートしたという方で、希望銘柄があればご連絡ください。
もし、多くの方からご連絡をいただいた場合は、ご希望に添えない可能性もありますので、その時はご了承ください。
では、まず月足チャートをみてみましょう。
2019年まではしっかりとした上昇を見せていましたが、「ダイヤモンドフォーメーション」のような形状から反落しました。
形は綺麗ではありませんが、高値を付けるまでの過程が高値切り上がり、安値切り下がりとなっています。
その後は安値切り下がり、高値切り上がりとなっています。
これで見ると、コロナショック前から力強さが無くなっていたのが分かります。
次に週足チャートをみてみましょう。
下降帯の抵抗を受けているようであり、下値支持線を1本引きましたが、割るかどうかの分岐点となっています。
最後に日足チャートをみてみましょう。
トライアングルが二つあります。
この二つの意味合いは全く違います。
最初のウェッジはトレンド継続のパターンですので、どちらかというとやや上抜けしやすいパターンで、その方向に動きました。
次のアセンディングトライアングルは、どちらかというとやや下に抜けやすいパターンです。
もちろん、上に抜けることもありますので、決め付けは厳禁となりますが、注意したいチャート形状です。
このチャートから見えてくるのは、月足からは天井打ち、週足からは安値からの切り返しが入っています。
日足からは、下抜けに注意が必要な形状。もし、上抜けの場合は大局が下降から上昇に転換の可能性が出てきます。
下抜けた場合は、一番の安値を割って下降の流れが続くのか、それとも、2020年5月が2番底でそこまでも下がらないのかを見極めなければいけません。
チャートの変化を慎重に見ていきましょう。
トライアングルのアペックスに接近のその後を見てみましょう(BTCJPY) ビットコイン 円建て
前回の記事ではトライアングルのアペックス(三角形の頂点)に接近しているという記事を作成しました。
さて、そこからどういった推移をしているか見てみましょう。
トライアングルの上値抵抗線を超えて綺麗に上放れしてきています。
上昇トレンド完全復活!とまではいきませんが、移動平均線大循環分析では第1ステージになってきています。
さて、ここからの展開として、もう1本線を引きました。
6月の高値のところに水平線を引きました。
この高値をしっかりと超えてくるということは、大きな上昇トレンドが再開する可能性が高まります。
高値を更新出来ないようであれば、もみ合い相場か、下降トレンドに移行する可能性が高まります。
もちろん、もっと、複雑な動きになることもありますが、基本としては幾つかのシナリオを考えておいて準備をすることが大切です。
トライアングルは絶対ではありませんが、本当に芸術的な動きをすることが多いと感じます。
皆さんも、チャート上に浮かび上がるトライアングルを探してみましょう。
トライアングルを理解することでチャートの読解力が向上しますよ。
【XAU/USD】過去チャート(2011)から学ぶ今後のゴールドの予想されうる値動き
【現在のゴールドの目線】
どっちに行こうとしているかは僕には分かりません。
これが本音です。
と言うか現状エントリーしてもたまたま勝ちはあっても
優位性を見極めてのエントリーは出来なさそうに見えます。
【ゴールドの現状と今後の戦略】
トレンドの向きから見て上の可能性は高いです。
ただ2011年の高音もすぐ目の前にいます。
その点を考えるとここから「買いで入るのか」「売りで入るのか」
おそらく考えても答えは出ないように思います。
そもそも僕にはわからないので優位性の高いエントリーはできません。
そして、おそらくここからエントリーはしません。
では分からないなら次の値動きへの準備
つまりは「ゴールドの下落に備える」方が合理的だと僕は考えます。
そこで過去の最高値であった2011年までタイムスリップしてみたいと思います。
【過去チャートから学ぶ 2011】
《2011年の環境認識》
さてでは2011年のチャートに飛んできたわけですが
2011年も現在同様
1XAU=1900USDで取引されています。
そしてそこが天井になっているわけです。
《テクニカル的視点①》
⑴BB上限(オレンジ)を大きく上抜け・乖離
⑵乖離後BB内に戻す値動き
⑶この時約1ヶ月で400ドル(4000pips)の戻しを見せています
⑷この値動きをされると恐らくメンタル的が持たない
⑸よって下落の一波目は見逃すのもあり
⑹短期で狙いにいくのはあり
⑺その場合は下位足の優位性の高い形を見極める
《テクニカル的視点②》
⑴僕が狙うのはピンクの矢印の値幅
⑵BB上限タッチ
⑶直近安値を底に三角形の形成
⑷ここが抜くだけで300ドル(3000pips)
⑸メンタル的な安定と高値切り下げ安心感を武器に握り切りたい場面
⑹もちろん部分利確は必須
これらを前提に時間軸を現在に戻す
【現在のゴールド】
《テクニカル的視点①》
⑴2011年高値近辺
⑵下落の気配なし
《下落の環境認識》
⑴BB上限から大きく乖離 ◎
⑵BB内への入り込み ×
⑶MAの実体下抜け ×
⑷高値切り下げ ×
⑸下落一波目 ×
これらの条件が全て◎となるまで基本的に下方向を検討することはありません。
ただ前述の通り僕には取れる相場でもないのでチャンスがくるまでしっかり待ちたいと思います。
【動画版】
※動画内で2011年リーマンショックなどとほざいていますが、リーマンショックは2008年です笑
【動画版】2011年の相場から考えるゴールドの今後の値動き正直今後ゴールドは上なのか下なのかなどはわからないです。
「チャート的には上」
「直近天井的には下」
と言う見方が出来るかと思います。
ただそこを考えても現状の相場から見て
ロングで入っても取れる値幅が狭いこと
ショートで入っても逆張りになること
ならば次の相場の転換に備えどんなところが取りやすいのかを
前回高値であった現在と同じような形をしている
2011年から学んでいこうと言うことをテーマに動画をとってみました
※動画内で2011年「リーマンショック」と言っていますが2008年らしいです。笑
突発的に撮って適当なこと言ってしまいすみません。
ドルの独歩安 ~インデックスを見るとすぐわかる~通貨の強弱を見るのに便利な方法が比較チャートとなります。
比較チャートの表示方法は簡単です。
まず、ドルインデックス(DXY)のチャートを出します。
次に、そのチャートをローソク足からラインチャートに切り替えます。
どうするかというと、チャートの上に左から銘柄、足種、そして、三つ目にチャートの種類があるので、そこで切り替えます。
ラインチャートに切り替えたら、今度はその右側に比較できるところがあります。
そこをクリックすると、比較する銘柄コードを入力する画面が出てきます。
ここに、
(JXY)円インデックス
(EXY)ユーロインデックス
(SXY)スイスフランインデックス
(BXY)ポンドインデックス
(CXY)カナダドルインデックス
(AXY)豪ドルインデックス
(ZXY)ニュージードルインデックス
上記を入力すると、上記ののようなチャートになります。
これを見ると、明らかにドルインデックスが弱いのが分かります。
ここから、マーケットがリスク選好の動きになっているというのが分かります。
ドルの次が円となっていますので、7月の動きは豪ドル、ポンド、NZドルを中心に買われています。
月に1回くらいはインデックスの比較チャートもチェックしてみましょう。
ラインを引くとヒントが浮かび上がる(MOS)マザーズ 日足
現在価格が直近の高値・安値のどちらも更新していないときは、2本の水平線を引くことでヒントが見えてきます。
コロナショック後のマザーズの動きはしっかりとした動きをみせていましたが、ここにきて動きが膠着しています。
直近の高値と、安値に2本の紫色の水平線を入れました。
この2本の水平線を引くことで何がわかるのでしょうか。
それは、トレンドが継続するか、それとも、トレンドが転換するのかということが分かるようになります。
もちろん、100%絶対的なものではありませんが、流れの推移を見やすくしてくれます。
2本の水平線を上抜けたときは、トレンド継続の可能性が高まります。
2本の水平線を下抜けたときは、トレンド転換の可能性が高まります。
では、ここからどういった展開が考えられるのかを見ていきましょう。
2本の水平線と共に、2本の青色のトレンドラインを引きました。
これで見ると、高値が切り上がり、安値も切り下がっているのが分かります。
この高値切り上げり、安値切り下がりの動きを、拡大トライアングルとか、Y波動という言い方をします。
動きが大きくなっているということを示唆しています。
ここから水平線を上抜けると、トレンド継続の動きから更に大きく上昇する可能性が高まります。
水平線を下回ると、トレンド転換の可能性が高まるわけですが、チャートの形状から三尊天井となるかもしれません。
ここから上がるか下がるかを予想するのではなく、動き出した方向に素直にトレードする準備をしておきましょう。






















