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トレードに決め付けは厳禁!~大きな損を出さないために~(4689)Zホールディングス 日足チャート
Zホールディングスというと馴染みがない方もいるかもしれませんが、ヤフーといえば分かりますよね。
また、LINEといえば誰もが使っているものですので分かると思います。
このチャートを見ると、高値、安値が広がっていて拡大型の波動と捉えることもできます。
でも、相場は「明日どうなるかは誰にもわからない」ものです。
上がるか、下がるかを予想することはトレードにおいてはナンセンスです。
では、どうすればよいのか。
それは、現状のチャートが発信している情報を冷静に分析し、そこから考えられるメインのシナリオでトレードしながら、思惑取りに動かなった場合のシナリオも準備しておくことが大事になってきます。
では、まずは拡大型の波動であれば、大きな上昇トレンドが期待できます。
しかし、2021年に天井打ちで大局の下降トレンド入りとなれば大きな上昇は期待でしません。
では、どういうトレードがよいのでしょうか。
ここでは、移動平均線大循環分析で見ると、上昇期である第1ステージになっています。
しかし、短期移動平均線は下向きです。
なので、短期移動平均線が上向きになれば買い目線でトレードをし、拡大型であればラッキーで大局の下降トレンド入りを警戒しながら、その流れを感じれば素早く決済をするということになります。
一方で、このまま下降期である第4ステージに移行するのであれば、素直に売り目線で対応することになります。
このように、トレードは決めつけるのではく、柔軟に今のチャートに素直にトレードすることが大事であるということを理解しましょう。
200日EMAは大局のトレンドを見ている(6920)レーザーテック 日足
この銘柄は200日EMAをサポートラインとして安定上昇していた銘柄です。
それが、2022年になって200日EMAを割り込み大局の下降トレンドへと移行しました。
今回は、200日EMAの役割と帯をどう見るかという二つについて解説します。
まずは、200日EMAについて見ていきます。
200日EMAがどのように推移しているかで、その銘柄の大局の動きが分かります。
200日EMAが右肩上がりの場合は大局が上昇トレンドです。
ということは、当然ですが買いを中心にトレードを組み立てるべきですね。
200日EMAが右肩下がりの場合は大局が下降トレンドです。
この場合は、売りを中心にトレードを組み立てるということになります。
200日EMAが横ばいの場合は大局のトレンドが無いことを示していますので、トレードを休むか短期トレードに切り替えることが必要となります。
今度は帯について見ていきます。
帯には上昇帯と下降帯があります。
トレンドが変わる時にはその上昇帯と下降帯が入れ替わります。
そのときに、入れ替わった帯が横ばいに近い状態であればその相場はそれ程勢いはありません。
逆に、入れ替わった帯が鋭い角度で反転しるときは勢いがある状態です。
直近の上昇帯を見ると勢いがあるのが分かります。
最後にポイントを確認しましょう。
上昇帯になってきましたが、今のところ勢いがりますが、それが継続するかどうかです。
それから、200日EMAが待ち構えています。
それを突破するかどうかです。
この二つに注目して見ていきましょう。
中間波動はチャンスにつながる!(3765)ガンホー・オンライン・エンターテイメント 週足
株価が中間波動になっているのが分かります。
安値と安値を結んだ線。
高値と高値を結んだ線。
これによってトライアングルが形成されています。
この形は、高値も安値も収束し買い方と売り方の戦いが膠着していることを示します。
そして、どこかで膠着状態が終わります。
そのときに、トレンド相場になりやすいのです。
なぜなら、この膠着状態で売買していた方も、相場が動き出すことで反対方向に動けば決済する注文が出てきます。
例えば、もみあいが上放れると売りを持っている人は買い注文を出して決済します。
それが、上昇のエネルギーになります。
また、それまで、様子を見ていた人たちが相場が動き出したと感じて、買ってきます。
よって、トレンド相場になりやすいのです。
直近は、赤色のトレンドラインを上抜けてきたような動きです。
ここから青色のトレンドラインを上抜けて、トレンドが発生するかどうかに注目しましょう。
200日移動平均線と価格の関係(9501)東京電力ホールディングス 日足
今回の投稿では2つのテーマを書いていきたいと思います。
一つは、200日移動平均線と価格の関係。
もう一つは、直近相場の動向についてです。
ではまず、200日移動平均線と価格の関係について見ていきましょう。
ここでは基本的な事を記載します。
我々がチャートを見る時には200日移動平均線の動きに注目するべきです。
そして、どこに注目するかというと、200日移動平均線の傾きと価格の関係です。
200日移動平均線が右肩上がりなのか、右肩下がりなのか、横ばいなのかということです。
これで、何が分かるかというと、大局の動きが分かります。
右肩上がりであれば大局が上昇トレンドであるということ。
ということは、第1ステージが中心となって推移し易いということです。
右肩下がりはその反対で、横ばいの時はステージがコロコロと変わりやすいということです。
これだけで、どういった戦略を組み立てればよいかが分かりますよね。
次に、直近相場について見ていきます。
現状は、上昇期である第1ステージですが、短期移動平均線が帯に接近しています。
これは、上昇相場が一息ついて、次の展開がどうなるかを確認する時間帯になっているということです。
ここから、更に上昇トレンドが継続するのであれば、上昇帯でサポートされて短期移動平均線が上向きになり高値更新していきます。
一方で、上昇トレンドが終了するのであれば、短期移動平均線が上昇帯を下抜けてきます。
そのときにはステージが2→3→4と変化します。
つまり、現状はその結論待ちの重要局面であるということです。
短期移動平均線と帯の関係に注目しましょう。
大局と小局を理解する ~セブン&アイHD~(3382)セブン&アイ・ホールディングス 日足
チャートには目先の動きと大きな動きの両面を見る必要があります。
このチャートを見れば、2020年終盤から価格が200日EMAを上抜けて、200日EMAも右肩上がりになっているのが分かります。
その後、直近と前回と2回、200日EMAに接近してきています。
この動きをどう判断するかで、今後のトレードが大きく変わっていきます。
どういうことかというと、200日EMAに価格が接近するということは、ステージは第4ステージ(下降期)になっています。
下降期は売りにエッジがありますから、トレードは売りが中心になります。
しかし、そのときに考えることは、この売りが大きなトレンドを狙う売りなのか、一時的な下げを狙う売りなのかということです。
まずは、トレンドが発生すると、小さな押し目を形成しながら上昇トレンドを形成します。(赤の線)
ところが、それなりに上昇すると、纏まった売りが出てきます。
これが、小局で見れば売り局面なのですが、大局で見ると一時的な押し目となるのです。
そして、200日EMAでサポートされて上昇トレンドが再開されるのです。(青の線)
やっかいなのは、それが時にはトレンド転換となり、大きな下降相場に移行することです。
よって、大局の押し目と決めつけて第4ステージになっているのに買いを維持するのは得策ではありません。
第4ステージになれば、一先ず買いを決済し、試し玉として売りで攻めながら、大局の押し目だった時には直ぐに買い直せる準備をしておくことが大事になります。
大局と小局を意識しながらトレードをしていきましょう。
底抜けしたNYダウ(DJI)NYダウ 日足
コロナショックでの大幅安局面では、大きなショックとなった方も多かったのではないでしょうか。
また、その後の上昇も追随出来ずに、ただ見ているだけという方も多かったかもしれません。
2022年はずっと右肩下がりの展開となっていますが、この流れに乗れている方はどの程度いらっしゃるのでしょうか。
昨年、米国株高の流れに追随できなかったという方は、今年の下降する動きを見て安くなったから買っておこうとういう投資行動を取られた方も多いかもしれません。
しかし、結果はずっと右肩下がりの展開になってきています。
徐々に、米国株に投資をしていても大丈夫か?という声も聞こえてくるかもしれません。
相場は、みんなが買えば天井になり、みんなが諦めたら底を打つものです。
どこまで下がるのか、どこで底打ちをするかを確認していきたいですね。
はっきり言えることは、チャートからはここで買うのはギャンブルだということですね。
チャートの変化を捉えていきましょう。
そのカギを握るのは短期移動平均線と帯の関係ということになります。
大きく見れば中間波動~目先の動きだけで判断しないように~(1928)積水ハウス 日足
直近の動きを見ると下降期である第4ステージから、上昇期である第1ステージに移行してきたので流れが変わってきたようにも感じます。
しかし、もう少し大きな流れを見ると、高値を付ける前の安値とその後の高値に2本の水平線を引くと、まだ、どちらにも抜けていないことが分かります。
こういった相場展開を中間波動といいます。
大きな流れは上昇トレンドとはなっていません。
第1ステージに移行していたことは評価できます。
ただ、トレンドは未だ発生していないということも合わせて理解しておきましょう。
2本のどちらかのオレンジの水平線を抜けてきたところが新たな展開の入り口となりますので、どんな展開になるのかを見定めていきましょう。
トレンドレスな相場に手を出すな。【取りにくいトレンドレスな相場に手を出すな】
ボリンジャーバンドやADXをフィルターとして使い、トレンドがある相場の時期を炙り出しましょう。
トレンドが出ている期間の押し目買い戻り売りはもちろんですが、
続いていたトレンドレスな状態からトレンドが出ていくところに乗ると、トレンド相場の初動を捉えられますね。
抵抗帯からの反転を捉える、難しい先乗りはまだ苦手、という人でも、伸びやすい相場を選別できれば後のりで勝機はあります。
トレードで一番やられるのは方向感、ボラがない時に手を出し、買ってやられ、売ってやられを繰り返すパターン。
トレンドレスな相場つきに付き合わないのも技術のうちです。
チャートに表示しているのはオリジナルインジケーターです。