底抜けしたNYダウ(DJI)NYダウ 日足
コロナショックでの大幅安局面では、大きなショックとなった方も多かったのではないでしょうか。
また、その後の上昇も追随出来ずに、ただ見ているだけという方も多かったかもしれません。
2022年はずっと右肩下がりの展開となっていますが、この流れに乗れている方はどの程度いらっしゃるのでしょうか。
昨年、米国株高の流れに追随できなかったという方は、今年の下降する動きを見て安くなったから買っておこうとういう投資行動を取られた方も多いかもしれません。
しかし、結果はずっと右肩下がりの展開になってきています。
徐々に、米国株に投資をしていても大丈夫か?という声も聞こえてくるかもしれません。
相場は、みんなが買えば天井になり、みんなが諦めたら底を打つものです。
どこまで下がるのか、どこで底打ちをするかを確認していきたいですね。
はっきり言えることは、チャートからはここで買うのはギャンブルだということですね。
チャートの変化を捉えていきましょう。
そのカギを握るのは短期移動平均線と帯の関係ということになります。
X-indicator
大きく見れば中間波動~目先の動きだけで判断しないように~(1928)積水ハウス 日足
直近の動きを見ると下降期である第4ステージから、上昇期である第1ステージに移行してきたので流れが変わってきたようにも感じます。
しかし、もう少し大きな流れを見ると、高値を付ける前の安値とその後の高値に2本の水平線を引くと、まだ、どちらにも抜けていないことが分かります。
こういった相場展開を中間波動といいます。
大きな流れは上昇トレンドとはなっていません。
第1ステージに移行していたことは評価できます。
ただ、トレンドは未だ発生していないということも合わせて理解しておきましょう。
2本のどちらかのオレンジの水平線を抜けてきたところが新たな展開の入り口となりますので、どんな展開になるのかを見定めていきましょう。
トレンドレスな相場に手を出すな。【取りにくいトレンドレスな相場に手を出すな】
ボリンジャーバンドやADXをフィルターとして使い、トレンドがある相場の時期を炙り出しましょう。
トレンドが出ている期間の押し目買い戻り売りはもちろんですが、
続いていたトレンドレスな状態からトレンドが出ていくところに乗ると、トレンド相場の初動を捉えられますね。
抵抗帯からの反転を捉える、難しい先乗りはまだ苦手、という人でも、伸びやすい相場を選別できれば後のりで勝機はあります。
トレードで一番やられるのは方向感、ボラがない時に手を出し、買ってやられ、売ってやられを繰り返すパターン。
トレンドレスな相場つきに付き合わないのも技術のうちです。
チャートに表示しているのはオリジナルインジケーターです。
トレンド転換のパターンを理解しよう(6098)リクルートホールディングス 日足
今回はトレンド転換の基本系を理解しましょう。
上昇相場が下降相場の切り替わるところが転換期となります。
それまで安定的に上昇していた相場が、突如姿を変えて上がってもそれ以上に下げる動きに変化する。
買い材料が出ても下がる。
このリクルートHDのように過去最高の決算発表が公表されても株価が大して上がらずに下降する。
やはり、株価はニュースにではなくチャートの動きが大事だなと感じさせてくれます。
いずれにせよ、トレンドが転換する時の基本を確認しましょう。
まずは、
1,上昇トレンドで天井を付けると、そこから陰線が増えます。
2,そして、次の切り返しで高値を更新出来ない。
3,そこから、今度は直近の安値を下抜けていく。
4,1~3が繰り返されていく
この高値と安値の位置をしっかりと確認するだけで、トレンドの流れが分かり変化を捉えやすくなります。
このパターンをしっかりと頭に叩き込んでおきましょう。
1.7兆円の大赤字のソフトバンクグループ(9984)ソフトバンクグループ 日足
株価のチャートとファンダメンタルズの推移の違いというのは、非常に興味深いと言わざるを得ません。
なぜなら、昨年ソフトバンクグループの最終利益はざっと5兆円という過去最高の利益だったにもかかわらず、そこから、株価は急反落していきました。
過去最高の利益というものをマーケットは決算発表のときには、株価に織り込まれていたということでしょう。
そして、決算発表が行われると、「知ったらしまい」で売られて一気に下落していきました。
次に、先日1.7兆円の大赤字の決算を発表したら、今度は株価が急反発しました。
まだ、下降トレンドの流れは変わっていませんが、大赤字の決算発表の後に株価が上昇すると動きもファンダメンタルズでは、読み取れない動きです。
なので、チャート分析に基づいて分析することが大事ですよとお伝えしておきます。
では、そのチャートを見ると、ここからは非常に重要な局面になってきていると言えます。
なぜなら、3月15日の安値(4210円)が一番底になれば、トレンド転換の可能性が浮上するからです。
一方で、底抜けすれば、反転が遠のくということになります。
ここからの動きに注目していきましょう。
ギャンチャートの見方(゚Д゚)ノ最近ギャンチャートの見方が分からないとメッセージをもらうので、簡単ですが動画を撮りました。
喋りは得意ではないのでわかりにくいかと思いますがリプレイを参考にしてください(*‘ω‘ *)
それと、たまにアンチコメントを頂くのですがその方々は目が疲れていると思うのでアロンアルファを点眼してみてください。
ストレスが減ると思いますよ(・ω・)ノ
ギャンの見方として円弧は全てレジスタンス・サポートラインとなります。
特にギャンスクエアでオレンジ色、青色の部分。ここを突破するということは、それだけ強い相場と捉えることができる。逆に弱い時は力なく円弧に沿って落ちていく。
つまり、実際のトレードにおいては、斜めの白線、タイムサイクルに来た時、円弧に差し掛かった時、この3つの時は局面といえ、そこでローソクがどのような形を作って次の足に進むのか見極める、大事な時間がいつなのか事前に把握することができる。このようにして、今この通貨がどのような状況に置かれているか把握し、次に相場が動きそうな時間を知ることで、適切なエントリーポイント、損切りポイントが定めることが出来ます。
トレンド転換の基本を知ろう!(8056)武田薬品工業 週足チャート
週足チャートの動向を見ると、大局の下降トレンドになっているのが分かります。
ただし、2020年からは安値を更新しなくなっており、厳密に見ると、下降トレンドから中間波動になっているのが分かります。
トレンド転換する時のケースは幾つかありますが、大きく分けて3つのパターンがあると思います。
一つは、「V字型」に反発して一気にトレンド転換するケースです。
チャート的には後から見ると分かり易く反発しているように見えます。
実際は、上昇のスピードが速いと、ついていけない方が多く出るパターンです。
次に、安値を付けた後にもう一度同じような安値を付けたり、安値は割っていないが近いところまで下がってから反発するパターンです。(もしくは3回目があるケースも)
ケースとしてはこのケースが多いように感じますね。
もう一つは、ずるずると底ねりしてから反発するパターンです。
今回は2019年の高値を更新するまではトレンド転換したとは言い難いのですが、現状では二番底を付けて反発が始まったように見えます。
トレンド転換か、否か、注目していきましょう。
【ドル円】分析① 実需の円買い急増。チャート上段:ドル円
チャート下段:シカゴIMM先物ポジション
昨日ドル円のシカゴIMMドル円先物ポジションが発表された。
(※3月29日取引終了時点集計値)
結果、投機筋累計-102,100枚の円売り越しと円安過熱水準の目安となる-100,000枚に達した。
今回注目したいポイントは、一週間で23,600枚という大きなポジションの増減があったことだ。
一週間で23,600枚の増減はかなり大きな数字で過去を見ても上位10%以内に入る数値だ。
投機筋の23,600枚の円売り増加は、逆に実需筋の23,600枚円買い増加を意味している。
つまり直近の円安進行局面で、日本輸出企業や長期投資家といった実需筋は歴史的に見てもかなり強い円買いを実施していることが分かる。
ニュースでは「実需の円売りで円安進行」などといった報道もされているが騙されてはいけない。
ドル円120円以上の水準では実需は明らかな「円買い」スタンスだ。
投機筋の円売りポジションはいずれ円買いの反対売買が行われる。
円安を追う投機筋、気にせず円を買い続ける実需筋。
投機筋の円売りクライマックスセリングがドル円の天井となることを需給面は示唆している。
次回【ドル円分析②③】ではドル円の大きなファンダメンタルズである「日本経常収支」と「日米金利差」について書いていきたい。
尚、拙者は数ヶ月にかけてポジションを保有するポジショントレードの投資スタイルであり、投稿アイデアはそうした中期的な視点での価格分析であることをご理解いただきたい。






















