逆Cカーブの上昇(4574)大幸薬品 日足チャート
中国を中心に新型肺炎が大流行の兆しを見せていますが、これを受けて大幸薬品が大きく上昇しています。
チャートで見ると、上昇の角度が逆Cカーブの様相を呈しているのが分かります。
2018年から1年半ほどの長い下降チャネルラインを上抜けしてから、
じりじりと上昇を続けていましたが今年に入り一気に加速していきました。
やはり、長い期間のチャネルラインやもみ合い相場がどちらかに抜けてくると大きな動きになり易いですね。
抜けたから必ず大相場になるとは言えませんが、膠着状態というのはエネルギーが蓄積されている時間帯と考えると
膠着状態が長いほど、大きなエネルギーが溜まっていると考えられます。
さて、大きく上昇した相場ですが、ここからの動きにも注目です。
反動が出てくることも想定できますし、暫く高値膠着も考えられます。
どのようなチャートを形成するかが次の展開を考える時のヒントになります。
大きく動く銘柄は振り回されやすいので注意していきましょう。
X-indicator
2/11~2/19日本日までの GBPUSDポンドドル15分足チャートでの変動の確認(トレード含め)
今一度、
ここに、
先週から1週間近くのチャートの動きや
ポンドドル相場の変動を確認する上でも、
チャートを掲載します。
一つやりたい作業として、
トレード内容等からのコメント等の記載等を削除し、
主要なラインだけでも、
チャートが見れトレードが出来ることを
検証したい意味合いもあり、
アイデア投稿に残してみます、
🌟🌟
スッキリさせてみた同じGBPUSDポンドドル15分足でのチャートがこちら
★見ての通り、
このライン引きの考え方から、
これだけでも、
十分なトレード戦略が出来き、
実践でも、
トレードが出来ても来ると思います。
チャートから、
何を見、意識しているか?
何を思考し、判斷し対処行動しているか?
チャート分析、トレード戦略、TPや損切りカットの逆指値、
それらから逆算したリスク管理の仕方 etc
ほんとうに、
基礎基本が大切ですよね。
それだけでも、十分なくらいです(ΦωΦ)
やれ小難しい知識や手法や計算式等を使わなくとも
巷に出回っている小手先だけの商材手法に、
翻弄されないことを願い、
これをアイデア投稿の教材としてみました。
【ユーロドル】ユーロドルはここが分かれ道【コメント】
ユーロドルはフィボナッチ数列の計測ポイントラインに差し掛かっている
ここで止まらなければエリオット波動のカウントを改める←カウントは相場の進行とともに変化することはよくあること
その場合、前回提示したフラクタル構造を元に際カウントを行えばいい
間違えたカウントのままトレードを行えば自滅行為となるので、
柔軟に相場に適応していく必要がある
78.6%のリトレースメント付近でエントリーしていた人は安値を割った瞬間撤退しているとはずなのでパターンエントリーをしっかり守っていればほぼ無傷だろう
トレードではこのようにどれだけ無傷でトレードを終了できるかがカギとなる
水平線とトレンドライン(9616)共立メンテナンス 日足
水平線とチャネルラインを入れると、仕掛けと手仕舞いのヒントが見えてきます。
また、それと同時にそれぞれのラインを超えたり、割ったりすることで相場の状況を理解することができます。
これをもう少し細かく見ることで小さな変化も見ることができますよね。
水平線は抵抗線であり、支持線となります。
また、トレンドが転換するところと継続するところを示しています。
チャネルラインを入れると、相場の強弱を教えてくれます。
このようにラインを入れることで、何もなかったチャートに様々なヒントを教えてくれます。
そして、どこのラインを超えたり割ったりしたら、どのような変化が出てくるのかを考えましょう。
どこがトレンド転換なのか、
どこがトレンド継続なのか、
もしくは、加速していくとすればどこなのか。
そういった目線でチャートを見ていくと見え方が変わってきます。
見え方が変わればトレードにも変化が出てきますよ。
ニュースを見れば見るほど買えない相場です(NK2251!)日経225先物 日足チャート
新型コロナウイルスにおいて日本で死者が出て、感染者が増加してきています。
日本に限らず世界の景気に対する懸念が増加してきています。
日本の国内総生産(GDP)が発表されました。
2019年10~12月期のGDP速報値、
物価変動の影響を除く実質で前期比1.6%減、年率換算では6.3%減。5四半期ぶりにマイナス成長に。
消費増税前の駆け込み需要の反動減が影響したそうです。
また、大型台風や暖冬によって消費が伸びなかったようです。
このようなニュースが出れば買う意欲が削がれるばかりか、売りを検討する方もいらっしゃるかもしれません。
では、チャートはどうなっているでしょう。
まず、移動平均線大循環分析は、第1ステージの上昇期を維持しています。
ただ、帯が横ばいで細くなっていますので、勢いが弱くなってきています。
大循環MACDを見ると、昨年から価格とMACDの動きが逆行する「ダイバージェンス」になっていました。
ダイバージェンスとは勢いが弱くなってきたことを示しており、変化の兆しとなっています。
青色の2本の線を入れていますが、チャートは「Y波動」という拡大トライアングルの形状となってます。
買い方と売り方の激しい攻防が続いています。
ニュースの内容だけ見れば、移動平均線大循環分析の第4ステージの下降期のような状況です。
でも実際は第1ステージですので、ニュースに惑わされないようにしなければいけません。
ローソク足のトレンドライン、MACDに引いたラインのどちらに動き出すのかを注目していきましょう。
チャートが綺麗なビットコイン(BTCJPY) ビットコイン 日足
チャートが綺麗なのが仮想通貨ですね。
暗号通貨とかクリプトといった方が良いかもしれません。
移動平均線大循環分析でチャートを見たときに、
もみ合い相場ではあるのですが下降しながらのもみ合い相場になっています。
いわゆる、もみ合い弱含みの動きになっています。
トレードするには難しいとされる動きです。
ここにトレンドラインを2本入れると、ダイアゴナルトライアングルの形状で下降しているのが分かります。
一気にチャートが分かり易くなります。
そして、逆三尊底を形成して反発しました。
ダイアゴナルの終盤に逆三尊が出てくるという分かり易い動きを見せました。
そして、逆三尊のネックラインを超えてターゲットプライスまで反発しました。
ここから反転するのか、ダイアゴナルのスタートラインまで反発するのかが注目されます。
ビットコインのチャートはトライアングルが分かり易く沢山出てきます。
皆さんもチャート上に浮かび上がるトライアングルをラインを引きながら探してみましょう。
トレードのヒントが見えてきます。
フォーメーション分析 ~パターンを決め付けてはいけない~(9984)ソフトバンクグループ 週足
チャートを見ていると、「チャートは芸術」だと感じることがあります。
チャート上に様々なラインを引いていると、そこに様々な形状が出てきます。
正三角形、二等辺三角形、正方形、平行四辺形、台形、そして、「菱形」など。
夜空に星座が出来上がるように、日々変化するチャートにも色々な形状が出来上がります。
星座の位置は恐らく変わることがないのでしょうが、
刻々と動くチャートにも似た形状が出てくるというのは、もしかしたらチャートは普遍的なものかもしれませんね。
さて、フォーメーション分析の中に「ダイヤモンドフォーメーション」というパターンがあります。
菱形の形をしたパターンです。
高値を切り上げ、安値を切り下げて買い方、売り方が激しい攻防を繰り返した後、
高値が切り下がり、安値が切り上がり、買い方と売り方の攻防が収束していき完成するパターンです。
このパターンは「天井形成パターン」として出てきますが、
三尊天井もそうですが、ダイヤモンドフォーメーションも中段で出てくることがあります。
そうです。どちらもあるのです。
これが、パターンを決めつけてはいけない根拠なのです。
なぜなら、天井と中段ではポジションが真逆になるからです。
上昇相場の天井ならば「売り」、上昇相場の中段ならば「買い」になるのです。
パターンを知ることは大事なことです。
ただ、決め付けてはいけないのです。
移動平均線のゴールデンクロスは「買い」のサインですが、「買い」ではありません。
禅問答のようですが、ゴールデンクロスは「買い」のサインなので、そのサインが本物かどうかを見極めていかなければいけません。
そして、本物であれば「買い」になるのです。
その見極める作業がチャートの読解力を高めてくれるのです。
屁理屈のようですが、価格の変化を柔軟にとらえて流れに素直に対応することを心がけましょう。
相場で意地を張ってはいけません。
変化を意識する(AUDUSD)豪ドル/米ドル 日足チャート
長期安定下降の相場が続いていました。
昨年10月から切り返し底打ちムードが出ていました。
そこから直近安値を割りチャネルラインを割り込んで再び下降相場に移行しました。
さらに、10月の安値をも割ることで長期下降相場継続の流れとなりました。
さて、ここからの展開がどうなるかがポイントとなります。
まずは移動平均線大循環分析で見ると、第4ステージの下降期であることが分かります。
次に、大循環MACDを見ると、帯MACD(MACD3)の幅が広がっていますので勢いがあることが分かります。
そして、大循環ストキャスを見ると、20を割り込んだ状態が続いていますので、セットアップの状態ということが分かります。
安値を付けてからは2本陽線が出てきました。
ここから切り返すのか、それとも、切り返しが一過性で再び反落するのかがポイントですね。
ただ、どちらに動くかを予想しても意味が無いので、上に動くケースと下に動くケースのチャートの状態を考えましょう。
買い方と売り方の力関係を考えてみましょう。
そうすると、上がった場合の値動きの予測、下がった時の値動きの予測が出てきます。
ポイントはそれが当たるとか外れるということではなく、実際の価格が予測と比べて強いのか弱いのかを見ていきましょう。
それを繰り返すことで、チャートの読解力がついてきますのでトレードの向上につながります。
ユーロ円の1時間足と、一目の転換線と基準線のクロスは非常に相性がよい。ユーロ円の1時間足と、一目の転換線と基準線のクロスは非常に相性がよい。
//@version=4
strategy("Ichimoku Cloud", overlay=true)
source = close
conversionPeriods = input(9, minval=1, title="Conversion Line Periods"),
basePeriods = input(26, minval=1, title="Base Line Periods")
laggingSpan2Periods = input(52, minval=1, title="Lagging Span 2 Periods"),
displacement = input(26, minval=1, title="Displacement")
donchian(len) => avg(lowest(len), highest(len))
conversionLine = donchian(conversionPeriods)
baseLine = donchian(basePeriods)
leadLine1 = avg(conversionLine, baseLine)
leadLine2 = donchian(laggingSpan2Periods)
if (crossover(conversionLine, baseLine))
strategy.entry("conversionLE", strategy.long, comment="conversionLE")
if (crossunder(conversionLine, baseLine))
strategy.entry("conversionSE", strategy.short, comment="conversionSE")
ユーロドル 日足チャート(EURUSD)ユーロドル 日足チャート
水平線とトレンドライン、チャネルラインを入れると、その時点で現在地の状況が見えてきます。
どのように見えてくるのかというと、流れに乗っているのか、それとも変化の時間帯なのかです。
今回のユーロドルを見ると、直近の下降チャネルラインの中で推移しておりますが、
水平線を下回り大局のチャネルラインを下回ってきました。
そのときに、水平線やトレンドラインを入れたところで変化の兆しとなるところが出てきます。
今回は色を濃くした三角形のところが、変化の兆しとなるポイントと見ます。
この三角形が支持線となり切り返すのでしょうか。
この三角形の中で推移するのでしょうか。
この三角形を割って下回ってくるのでしょうか。
直近の変化はここの部分に注意しながらマーケットを見ていくのがよさそうです。
大局(200日EMA)の下で下降が続く弱気相場に戻るのか、
大局(200日EMA)の上を超えて強気相場に移行するのか、
現状の価格帯で横ばいの動きが続くのか、
どう推移するかを予想するのではなく、価格がどう動いているのかを見ていきましょう。
価格の変化の仕方がポイントとなってきますので、ここからの時価帯は注目の時間帯となりますね。
2020.2/6(木) 12時半頃 GBPUSDポンドドルとGBPJPYポンド円1時間足チャートを横長表示にしてみました
ここ数日間、
ポンドは、
ボラティリティを取り戻し、
1日間の値幅でも1円(100pipes)以上の
値動きや流動性が出ています。有難やぁぁ(ΦωΦ)ウレシイ
そこからも、
1月後半からの値動きからの現時点への繋がりを
常時 意識して環境認識している為にも、
チャートの表示範囲を広げれるように、
2画面でも上下の横長表示にしてもみました(ΦωΦ)
★そして、
ポンドトレードに相関もしてくる
各通貨チャートを4分割表示にし、
短期の流れも把握出来るように、
15分足チャート環境で、
ドル円、ユーロポンド、
ポンドドル、ポンド円
を表示してみました(ΦωΦ)
🌟【安易】な【無謀】な「逆張りトレード」は、
しないようにも、
チャート環境が示す値動きに、
【寄り添いながら】トレードをしていたほうが、
効率的にもリスク管理面でも、
精神面や色々な面でも、
【理にかなったトレード】が出来るとも思いますが・・・
★「自論」
チャート分析とは、
他者の【決済】意識を、
チャートから読み解き探す準備であり、
トレードは、
それらを基に行動する行為!
だと個人的には考え、
日々 トレードをしています。
※今週末に向けても有意義な時間を過ごしたいですね☆彡
トライアングル上放れ ~今話題の銘柄~(TSLA)テスラ 週足チャート
テスラはナスダックに上場している電気自動車の会社ですね。
チャートを見ると垂直に上昇しているのが分かりますね。
ファンダメンタルズを見てみましょう。
上昇の要因は異次元のテスラ株を空売りしていた投資家による損失覚悟の買い戻しのようですね。
それまでのチャートを見ると、拡大トライアングルを形成していました。
その後、チャネルラインを上抜けしており、2019年の秋に200EMAを上抜けてきました。
赤丸のところが二つありますが、下のところが一つ目のチャート上の変化です。
次にトライアングルを上抜けてから急騰しています。
チャネルラインの上抜けが一番目の変化の兆し
その後の「上昇のN波動」からの切り返しが二番目の変化の兆し
トライアングル上抜けが三番目の変化の兆し
今回のように見事な上昇があるかは分かりませんが、もみ合い放れのパターンでよく見かける変化の流れです。
チャート上に現れる変化に意識してチャートを見ていきましょう。
チャートがどこで動きだすのか? (USDCAD)米ドル/カナダドル 週足
チャートはトレンド相場と中間波動が混同して構成されています。
トレンド相場とは大きく動く相場で、中間波動とは小さく動く相場です。
大きく動いた相場が終わると、動きが小さくなりやすくなります。
動きが小さい相場が終わると、動きが大きくなりやすくなります。
トレードにおいて大きな利益を狙うには、当然のことながらトレンド相場を獲ることです。
中間波動の小さな動きの中では、トレードが難しく大きな利益を狙い難いところです。
この基本的な原則を理解することで、トレードに関する考え方が大きく変わります。
トレンド相場をいかにつかみ取るかが重要です。
ということは、中間波動が終わるところを狙うことがポイントとなります。
動きが小さい相場がどこで終わるのかを見ていきましょう。
動きが大きくなり始めるところがあります。
その変化の兆しを探していきましょう。
つまり、上がるか下がるかではなく、動きが小さいのか大きいのかに意識しましょう。
日経225先物 ~LIVE配信で分析した銘柄~(NK2251!)日経225先物 240分足
先週末はLIVE配信をさせていただきました。
個人投資家の方のトレード技術の向上に繋がれば嬉しい限りです。
そのときにも、日経225のチャートを表示しました。
チャートを見ると、ダブルトップのような形状になってきています。
ポイントは、ネックラインでサポレジ転換できるかどうかです。
(サポレジ転換に関しては下記の記事をご覧ください)
直近のチャートの形状を見ると、高値が一定で下値が切り下がっており、拡大トライアングルを形成しています。
ここから上下どちらに抜けてくるかです。
新型肺炎の影響からマーケットはリスク回避の動きになっています。
ここから本格的な下降局面となるのか、それとも、一過性の動きで切り返してくるのでしょうか。
その変化の兆しをいち早く察知するためにも、この拡大トライアングルの動きが大事になりますね。
ラインを引きながら、チャートの変化を見ていきましょう。
大循環MACD ~移動平均線大循環分析をより深く分析する~(2109)三井製糖 日足チャート
移動平均線大循環分析は、日足チャートだと
短期(5日)移動平均線
中期(20日)移動平均線
長期(40日)移動平均線
(*超長期(200日)移動平均線)
大循環MACDはこの短期、中期、長期の移動平均線の間隔を見ていきます。
MACD1は短期と中期移動平均線の間隔を見ています。
MACD2は短期と長期移動平均線の間隔を見ています。
MACD3は中期と長期移動平均線の間隔を見ています。
つまり、2本の移動平均線の間隔が広がったり狭くなったりする変化を分析していきます。
移動平均線の間隔の推移がわかり難いところでも
MACDの動をみることで分かるようになります。
MACDが0ラインのところにあるところが、2本の移動平均線がくっついているところです。
つまり、ゴールデンクロス、デッドクロスとなっているところです。
MACDの推移を理解することで移動平均線をより深く分析することが出来るようになります。
MACDを使っていきましょう。
マルチタイムの考え方 ポンド円 日足、4時間足、30分足
日足を見ると第1ステージの安定上昇期から第2ステージに移行してきました。
4時間足は第4ステージですので下降期になっています。
30分足は第1ステージになってきています。
このような時は4時間足を見るべきか、30分足を見るべきか・・
悩ましい展開ですよね。
日足での買いポジションは手仕舞いするかどうか。
4時間足での売りポジションをどうするか。
このような時は、30分足の動きがポイントとなりますね。
直近の動きは上昇しているという認識が必要です。
30分足の動きが点線の高値を更新すれば4時間も変化が出てきます。
一方で、30分足が第4ステージになってくれば、戻り売りになります。
逆張り的な発想で30分足の買いを狙う方法もありますが、日足がステージが変わってきており4時間足が第4ステージですので
30分足が反転したら途転売り(買いを決済して売りポジションにチェンジする手法)するのが良いかもしれません。
大事なことは上がるか下がるかは分からないので、
短い足の動きに注視しながら、中局、大局の動きの変化を見ていくことです。
日足、4時間足、30分足でないといけないということではありません。
4時間足を2時間足にしてもよいでしょう。
30分足を60分足にしてもよいでしょう。
大局の流れに乗るのが一番大きなトレンドを獲りやすいということを理解しましょう。
中局の流れに逆らうと利益が遠のくことを理解しましょう。
小局の流れが変化の兆しであることを理解しましょう。
相場は「臨機応変」が大事なのですが、その方法を学んでいきながら柔軟性を持っていきましょう。
大局のトレンド転換となるのか・・?(RUT)ラッセル2000 週足チャート
このチャートにVIX指数のチャートを比較しています。
では、ここでラッセル2000とはどういったものかを見ていきましょう。
米国市場では約5000社以上が上場しています。
その内の上位3000社がラッセル3000となります。
米国の上位1000社で米国市場の時価総額が約9割ほど占めています。
ということは1001位から3000位までは約1割ほどしかないということです。
その1001位から3000位までの2000社で構成されているのがラッセル2000となります。
つまり、小さな企業の集合体ですから、景気が悪化した時には、倒産リスクが大企業よりも高くなります。
よって、米国景気が悪化してくれば真っ先にこのラッセル2000が敏感に反応します。
ということで、米国企業の小型株のベンチマークとして参照されるのです。
ラッセル2000は未だ過去最高値を更新はしていません。
ラッセル2000が2018年の秋の高値を更新したら、米国経済の好調さを示すことが出来るでしょうし、
このまま、マーケットが反落するれば、景気減速に向かっていきます。
VIX指数は多くの方が理解されていると思いますが、恐怖指数とも言われて株価が急落すると上昇する傾向がある指数です。
このように、VIX指数やラッセル2000などをウォッチしながら、景気の変化をいち早く察知していきましょう。
また、景気に敏感に反応する銘柄は他にもありますので、皆さんも探してみましょう。
大局と小局の両面を意識する(SPX)S&P500 日足チャート
トレンドが発生しているときは、そのトレンドが終わるまでしっかりと狙い切りたいところです。
しかし、トレンドが終わりを迎えるところは、出来るだけ早く手仕舞いたいですよね。
つまり、トレンドの初動で仕掛けてトレンドが終わるところでは素早く手仕舞いをする。
この考え方は理想形ではあります。
ただ、仕掛けを早くすればするほどダマシが多くなります。
手仕舞いを早くすればするほどトレンドの途中で手仕舞いしてしまう可能性が出てきます。
トレンドが発生したのを確認してから仕掛けるのであれば遅くなり、
トレンドが終わったのを確認してから手仕舞いするのであれば遅くなります。
トレンドの有無の確認をどうするか。
これは、トレンドの有無を確認するための大局と、変化の兆しを早く察知するオシレーターの両方を見る必要がありますね。
それを、完ぺきにすることは難しいので、自分のトレードルールを、早く動くルールを作るか、慎重なルールを作るか、を決める必要がります。
それぞれのメリット、デメリットを意識して自分に合ったルールを作りましょう。
ロスカットが多くなったとしても、早く仕掛けや手仕舞いをしたい性格なのか、
仕掛けや手仕舞いが遅くなってもいいので、バタバタしたくない性格なのか、
これは人によって違ってきますね。
早く動くには大循環ストキャスですね。
次に大循環MACD、そして、移動平均線大循環分析の通常、
もっと大きな流れを見るには大局の移動平均線大循環分析となります。
大事なことは基本を理解してから、自分に合ったルールを作ることですね。
あなたに合ったルールはどういったものでしょうか。
風が吹けば桶屋が儲かる(3109)シキボウ 日足チャート
中国で新型コロナウイルスが発生しました。
時期がちょうど春節で中国民族が大移動する時期です。のべ30億人が移動するということで日本にも多くの中国人が訪れるでしょう。
新型コロナウイルスが大流行するとの懸念もあり注意が必要です。
マスクの買い占めが起きて、一部の店舗などではマスクが無くなったといった報道もあるようです。
こういったときには「テーマ株」が動きますね。
風が吹けば桶屋が儲かる。
これは、まさに株式市場の価格変動の要因の一つですね。
では、チャートを見てみましょう。
急騰しているところが派手な動きなので、そこに目線が向いてしまいますが、
大事なところはそこではありません。
どこが大事なのでしょう。
まず、二番底の付け方です。V字上昇よりは、二番底やWボトムの動きになることが多いのです。
次に、アセンディングトライアングル上抜けで200日EMAに挑戦しているところです。
そして、そこから200日EMAでサポレジ転換の動きから上昇。
これらの一連の動きはよくある動きなので、急騰したところに目を向けずに
この一連の流れを確りとチェックしていきましょう。
そうすることで、チャートの変化に敏感になっていくことで対応力がついていきます。
水平線はサポレジが意識される(GBPUSD)ポンドドル 日足チャート
移動平均線大循環分析は、現在価格が買いと売りとどちらにエッジがあるかを浮き彫りにします。
チャート分析が得意だという方と、そうでない方といらっしゃいます。
苦手な方が簡単に出来る方法を今日は見てみましょう。
上がるか下がるかを予想するのではありません。
上がる場合と下がる場合において、どこに大きな支持線、抵抗線があるのかを見る方法です。
作成方法は簡単です。
直近価格から順次高値や安値に水平線を入れていきます。
そうすると、本数が多いところや少ないところが見えてきます。
それで何が分かるかというと、本数が多くなったところはに価格が来た時には抵抗や支持が強く働くということです。
また、本数が少ないところは抵抗や支持が働きにくいところであるということです。
これは何を見ているかというと、相場がどこで加速したり減速したりするのかをイメージするためのものです。
これは、チャート分析にもつながりますし、ロスカットの設定にもつながります。
ロスカット設定は、ご自身のロスカットが入った時にはトレンドが転換してロスを小さく出来ているのであればOKです。
ところが、ロスカットが入ってから相場が元に戻り、ヒゲや一過性の調整でロスカットが入るのであればその設定は間違いということになります。
そのロスカットの設定の精度を上げるためにも、水平線を沢山引いてトレード技術の向上をはかっていきましょう。
100年相場を振り返る ~対数チャートとチャネルライン~(DJI) NYダウ 月足
時には大局の動きを確認して見ましょう。
1930年代からですから90年前後、約100年の大局の動きになります。
ただ、通常のチャートであれば、1930年代の安い価格の動きが小さくなりすぎますので、
目盛りを通常から「対数」に切り替えます。
対数チャートは値幅で目盛りを取るのではなく、比率で目盛りを取ります。
例えば20円から30円になると上昇幅は10円ですが、比率は50%となります。
1000円から1500円になると、上昇幅は500円ですが、比率は50%となります。
つまり、比率が同じなので同じ目盛りになるということですね。
つぎに、そこからチャネルラインを引くと、1990年代までは同じチャネルラインで推移しているのが分かります。
そこから、相場に勢いがつき始めているのが分かります。
なぜなら対数チャートでチャネルラインを上抜けてきたということは、上昇比率が高くなってきたということです。
相場は勢いがつけばつくほど大きく上昇しますが、それは、同時に天井に近づくということです。
このように対数チャートは値動きの比率で出来ているということを理解すると価格変動をより深く理解することが出来るようになります。
また、その対数チャートにチャネルラインを入れることで相場の方向性が見えてきます。
さらに、そのチャネルラインの幅が相場の強弱を示しますので、勢いが強くなったとか、弱くなったとかが見えてきます。
チャートって様々な見方があり、多くの方が今は「買い」だとか「売り」だとか分析しています。
ただ、個人的には上がるか下がるかって、結局神様しか分からないので、そこに拘らなくても良いと考えています。
むしろ、相場がどのような「呼吸」をしているかに注目したほうが相場をより理解が出来るのではないかと考えます。






















