ユーロ円の1時間足と、一目の転換線と基準線のクロスは非常に相性がよい。ユーロ円の1時間足と、一目の転換線と基準線のクロスは非常に相性がよい。
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X-indicator
ユーロドル 日足チャート(EURUSD)ユーロドル 日足チャート
水平線とトレンドライン、チャネルラインを入れると、その時点で現在地の状況が見えてきます。
どのように見えてくるのかというと、流れに乗っているのか、それとも変化の時間帯なのかです。
今回のユーロドルを見ると、直近の下降チャネルラインの中で推移しておりますが、
水平線を下回り大局のチャネルラインを下回ってきました。
そのときに、水平線やトレンドラインを入れたところで変化の兆しとなるところが出てきます。
今回は色を濃くした三角形のところが、変化の兆しとなるポイントと見ます。
この三角形が支持線となり切り返すのでしょうか。
この三角形の中で推移するのでしょうか。
この三角形を割って下回ってくるのでしょうか。
直近の変化はここの部分に注意しながらマーケットを見ていくのがよさそうです。
大局(200日EMA)の下で下降が続く弱気相場に戻るのか、
大局(200日EMA)の上を超えて強気相場に移行するのか、
現状の価格帯で横ばいの動きが続くのか、
どう推移するかを予想するのではなく、価格がどう動いているのかを見ていきましょう。
価格の変化の仕方がポイントとなってきますので、ここからの時価帯は注目の時間帯となりますね。
2020.2/6(木) 12時半頃 GBPUSDポンドドルとGBPJPYポンド円1時間足チャートを横長表示にしてみました
ここ数日間、
ポンドは、
ボラティリティを取り戻し、
1日間の値幅でも1円(100pipes)以上の
値動きや流動性が出ています。有難やぁぁ(ΦωΦ)ウレシイ
そこからも、
1月後半からの値動きからの現時点への繋がりを
常時 意識して環境認識している為にも、
チャートの表示範囲を広げれるように、
2画面でも上下の横長表示にしてもみました(ΦωΦ)
★そして、
ポンドトレードに相関もしてくる
各通貨チャートを4分割表示にし、
短期の流れも把握出来るように、
15分足チャート環境で、
ドル円、ユーロポンド、
ポンドドル、ポンド円
を表示してみました(ΦωΦ)
🌟【安易】な【無謀】な「逆張りトレード」は、
しないようにも、
チャート環境が示す値動きに、
【寄り添いながら】トレードをしていたほうが、
効率的にもリスク管理面でも、
精神面や色々な面でも、
【理にかなったトレード】が出来るとも思いますが・・・
★「自論」
チャート分析とは、
他者の【決済】意識を、
チャートから読み解き探す準備であり、
トレードは、
それらを基に行動する行為!
だと個人的には考え、
日々 トレードをしています。
※今週末に向けても有意義な時間を過ごしたいですね☆彡
トライアングル上放れ ~今話題の銘柄~(TSLA)テスラ 週足チャート
テスラはナスダックに上場している電気自動車の会社ですね。
チャートを見ると垂直に上昇しているのが分かりますね。
ファンダメンタルズを見てみましょう。
上昇の要因は異次元のテスラ株を空売りしていた投資家による損失覚悟の買い戻しのようですね。
それまでのチャートを見ると、拡大トライアングルを形成していました。
その後、チャネルラインを上抜けしており、2019年の秋に200EMAを上抜けてきました。
赤丸のところが二つありますが、下のところが一つ目のチャート上の変化です。
次にトライアングルを上抜けてから急騰しています。
チャネルラインの上抜けが一番目の変化の兆し
その後の「上昇のN波動」からの切り返しが二番目の変化の兆し
トライアングル上抜けが三番目の変化の兆し
今回のように見事な上昇があるかは分かりませんが、もみ合い放れのパターンでよく見かける変化の流れです。
チャート上に現れる変化に意識してチャートを見ていきましょう。
チャートがどこで動きだすのか? (USDCAD)米ドル/カナダドル 週足
チャートはトレンド相場と中間波動が混同して構成されています。
トレンド相場とは大きく動く相場で、中間波動とは小さく動く相場です。
大きく動いた相場が終わると、動きが小さくなりやすくなります。
動きが小さい相場が終わると、動きが大きくなりやすくなります。
トレードにおいて大きな利益を狙うには、当然のことながらトレンド相場を獲ることです。
中間波動の小さな動きの中では、トレードが難しく大きな利益を狙い難いところです。
この基本的な原則を理解することで、トレードに関する考え方が大きく変わります。
トレンド相場をいかにつかみ取るかが重要です。
ということは、中間波動が終わるところを狙うことがポイントとなります。
動きが小さい相場がどこで終わるのかを見ていきましょう。
動きが大きくなり始めるところがあります。
その変化の兆しを探していきましょう。
つまり、上がるか下がるかではなく、動きが小さいのか大きいのかに意識しましょう。
日経225先物 ~LIVE配信で分析した銘柄~(NK2251!)日経225先物 240分足
先週末はLIVE配信をさせていただきました。
個人投資家の方のトレード技術の向上に繋がれば嬉しい限りです。
そのときにも、日経225のチャートを表示しました。
チャートを見ると、ダブルトップのような形状になってきています。
ポイントは、ネックラインでサポレジ転換できるかどうかです。
(サポレジ転換に関しては下記の記事をご覧ください)
直近のチャートの形状を見ると、高値が一定で下値が切り下がっており、拡大トライアングルを形成しています。
ここから上下どちらに抜けてくるかです。
新型肺炎の影響からマーケットはリスク回避の動きになっています。
ここから本格的な下降局面となるのか、それとも、一過性の動きで切り返してくるのでしょうか。
その変化の兆しをいち早く察知するためにも、この拡大トライアングルの動きが大事になりますね。
ラインを引きながら、チャートの変化を見ていきましょう。
大循環MACD ~移動平均線大循環分析をより深く分析する~(2109)三井製糖 日足チャート
移動平均線大循環分析は、日足チャートだと
短期(5日)移動平均線
中期(20日)移動平均線
長期(40日)移動平均線
(*超長期(200日)移動平均線)
大循環MACDはこの短期、中期、長期の移動平均線の間隔を見ていきます。
MACD1は短期と中期移動平均線の間隔を見ています。
MACD2は短期と長期移動平均線の間隔を見ています。
MACD3は中期と長期移動平均線の間隔を見ています。
つまり、2本の移動平均線の間隔が広がったり狭くなったりする変化を分析していきます。
移動平均線の間隔の推移がわかり難いところでも
MACDの動をみることで分かるようになります。
MACDが0ラインのところにあるところが、2本の移動平均線がくっついているところです。
つまり、ゴールデンクロス、デッドクロスとなっているところです。
MACDの推移を理解することで移動平均線をより深く分析することが出来るようになります。
MACDを使っていきましょう。
マルチタイムの考え方 ポンド円 日足、4時間足、30分足
日足を見ると第1ステージの安定上昇期から第2ステージに移行してきました。
4時間足は第4ステージですので下降期になっています。
30分足は第1ステージになってきています。
このような時は4時間足を見るべきか、30分足を見るべきか・・
悩ましい展開ですよね。
日足での買いポジションは手仕舞いするかどうか。
4時間足での売りポジションをどうするか。
このような時は、30分足の動きがポイントとなりますね。
直近の動きは上昇しているという認識が必要です。
30分足の動きが点線の高値を更新すれば4時間も変化が出てきます。
一方で、30分足が第4ステージになってくれば、戻り売りになります。
逆張り的な発想で30分足の買いを狙う方法もありますが、日足がステージが変わってきており4時間足が第4ステージですので
30分足が反転したら途転売り(買いを決済して売りポジションにチェンジする手法)するのが良いかもしれません。
大事なことは上がるか下がるかは分からないので、
短い足の動きに注視しながら、中局、大局の動きの変化を見ていくことです。
日足、4時間足、30分足でないといけないということではありません。
4時間足を2時間足にしてもよいでしょう。
30分足を60分足にしてもよいでしょう。
大局の流れに乗るのが一番大きなトレンドを獲りやすいということを理解しましょう。
中局の流れに逆らうと利益が遠のくことを理解しましょう。
小局の流れが変化の兆しであることを理解しましょう。
相場は「臨機応変」が大事なのですが、その方法を学んでいきながら柔軟性を持っていきましょう。
大局のトレンド転換となるのか・・?(RUT)ラッセル2000 週足チャート
このチャートにVIX指数のチャートを比較しています。
では、ここでラッセル2000とはどういったものかを見ていきましょう。
米国市場では約5000社以上が上場しています。
その内の上位3000社がラッセル3000となります。
米国の上位1000社で米国市場の時価総額が約9割ほど占めています。
ということは1001位から3000位までは約1割ほどしかないということです。
その1001位から3000位までの2000社で構成されているのがラッセル2000となります。
つまり、小さな企業の集合体ですから、景気が悪化した時には、倒産リスクが大企業よりも高くなります。
よって、米国景気が悪化してくれば真っ先にこのラッセル2000が敏感に反応します。
ということで、米国企業の小型株のベンチマークとして参照されるのです。
ラッセル2000は未だ過去最高値を更新はしていません。
ラッセル2000が2018年の秋の高値を更新したら、米国経済の好調さを示すことが出来るでしょうし、
このまま、マーケットが反落するれば、景気減速に向かっていきます。
VIX指数は多くの方が理解されていると思いますが、恐怖指数とも言われて株価が急落すると上昇する傾向がある指数です。
このように、VIX指数やラッセル2000などをウォッチしながら、景気の変化をいち早く察知していきましょう。
また、景気に敏感に反応する銘柄は他にもありますので、皆さんも探してみましょう。
大局と小局の両面を意識する(SPX)S&P500 日足チャート
トレンドが発生しているときは、そのトレンドが終わるまでしっかりと狙い切りたいところです。
しかし、トレンドが終わりを迎えるところは、出来るだけ早く手仕舞いたいですよね。
つまり、トレンドの初動で仕掛けてトレンドが終わるところでは素早く手仕舞いをする。
この考え方は理想形ではあります。
ただ、仕掛けを早くすればするほどダマシが多くなります。
手仕舞いを早くすればするほどトレンドの途中で手仕舞いしてしまう可能性が出てきます。
トレンドが発生したのを確認してから仕掛けるのであれば遅くなり、
トレンドが終わったのを確認してから手仕舞いするのであれば遅くなります。
トレンドの有無の確認をどうするか。
これは、トレンドの有無を確認するための大局と、変化の兆しを早く察知するオシレーターの両方を見る必要がありますね。
それを、完ぺきにすることは難しいので、自分のトレードルールを、早く動くルールを作るか、慎重なルールを作るか、を決める必要がります。
それぞれのメリット、デメリットを意識して自分に合ったルールを作りましょう。
ロスカットが多くなったとしても、早く仕掛けや手仕舞いをしたい性格なのか、
仕掛けや手仕舞いが遅くなってもいいので、バタバタしたくない性格なのか、
これは人によって違ってきますね。
早く動くには大循環ストキャスですね。
次に大循環MACD、そして、移動平均線大循環分析の通常、
もっと大きな流れを見るには大局の移動平均線大循環分析となります。
大事なことは基本を理解してから、自分に合ったルールを作ることですね。
あなたに合ったルールはどういったものでしょうか。
風が吹けば桶屋が儲かる(3109)シキボウ 日足チャート
中国で新型コロナウイルスが発生しました。
時期がちょうど春節で中国民族が大移動する時期です。のべ30億人が移動するということで日本にも多くの中国人が訪れるでしょう。
新型コロナウイルスが大流行するとの懸念もあり注意が必要です。
マスクの買い占めが起きて、一部の店舗などではマスクが無くなったといった報道もあるようです。
こういったときには「テーマ株」が動きますね。
風が吹けば桶屋が儲かる。
これは、まさに株式市場の価格変動の要因の一つですね。
では、チャートを見てみましょう。
急騰しているところが派手な動きなので、そこに目線が向いてしまいますが、
大事なところはそこではありません。
どこが大事なのでしょう。
まず、二番底の付け方です。V字上昇よりは、二番底やWボトムの動きになることが多いのです。
次に、アセンディングトライアングル上抜けで200日EMAに挑戦しているところです。
そして、そこから200日EMAでサポレジ転換の動きから上昇。
これらの一連の動きはよくある動きなので、急騰したところに目を向けずに
この一連の流れを確りとチェックしていきましょう。
そうすることで、チャートの変化に敏感になっていくことで対応力がついていきます。
水平線はサポレジが意識される(GBPUSD)ポンドドル 日足チャート
移動平均線大循環分析は、現在価格が買いと売りとどちらにエッジがあるかを浮き彫りにします。
チャート分析が得意だという方と、そうでない方といらっしゃいます。
苦手な方が簡単に出来る方法を今日は見てみましょう。
上がるか下がるかを予想するのではありません。
上がる場合と下がる場合において、どこに大きな支持線、抵抗線があるのかを見る方法です。
作成方法は簡単です。
直近価格から順次高値や安値に水平線を入れていきます。
そうすると、本数が多いところや少ないところが見えてきます。
それで何が分かるかというと、本数が多くなったところはに価格が来た時には抵抗や支持が強く働くということです。
また、本数が少ないところは抵抗や支持が働きにくいところであるということです。
これは何を見ているかというと、相場がどこで加速したり減速したりするのかをイメージするためのものです。
これは、チャート分析にもつながりますし、ロスカットの設定にもつながります。
ロスカット設定は、ご自身のロスカットが入った時にはトレンドが転換してロスを小さく出来ているのであればOKです。
ところが、ロスカットが入ってから相場が元に戻り、ヒゲや一過性の調整でロスカットが入るのであればその設定は間違いということになります。
そのロスカットの設定の精度を上げるためにも、水平線を沢山引いてトレード技術の向上をはかっていきましょう。
100年相場を振り返る ~対数チャートとチャネルライン~(DJI) NYダウ 月足
時には大局の動きを確認して見ましょう。
1930年代からですから90年前後、約100年の大局の動きになります。
ただ、通常のチャートであれば、1930年代の安い価格の動きが小さくなりすぎますので、
目盛りを通常から「対数」に切り替えます。
対数チャートは値幅で目盛りを取るのではなく、比率で目盛りを取ります。
例えば20円から30円になると上昇幅は10円ですが、比率は50%となります。
1000円から1500円になると、上昇幅は500円ですが、比率は50%となります。
つまり、比率が同じなので同じ目盛りになるということですね。
つぎに、そこからチャネルラインを引くと、1990年代までは同じチャネルラインで推移しているのが分かります。
そこから、相場に勢いがつき始めているのが分かります。
なぜなら対数チャートでチャネルラインを上抜けてきたということは、上昇比率が高くなってきたということです。
相場は勢いがつけばつくほど大きく上昇しますが、それは、同時に天井に近づくということです。
このように対数チャートは値動きの比率で出来ているということを理解すると価格変動をより深く理解することが出来るようになります。
また、その対数チャートにチャネルラインを入れることで相場の方向性が見えてきます。
さらに、そのチャネルラインの幅が相場の強弱を示しますので、勢いが強くなったとか、弱くなったとかが見えてきます。
チャートって様々な見方があり、多くの方が今は「買い」だとか「売り」だとか分析しています。
ただ、個人的には上がるか下がるかって、結局神様しか分からないので、そこに拘らなくても良いと考えています。
むしろ、相場がどのような「呼吸」をしているかに注目したほうが相場をより理解が出来るのではないかと考えます。
米国株は強いですね。~インデックスと比較することで見えてくるものがある~(NIKE)ナイキ、米国株の日足チャートです。
この度、東京オリンピックのマラソンで、ナイキの厚底シューズが使用不可になるかもしれないといったニュースが出てきました。
国際陸連は決定を保留していますが、衝撃的なニュースです。
こういったニュースが出たときには株価にも影響が出てきます。
そして、チャートを見れば、そのニュースが多大な影響を与えているのか、大した影響が無いのかが分かります。
チャート見てみましょう。
チャートを見る限りでは大した影響はないようですね。
なぜなら、対して下がらずに史上最高値を更新しているからです。
移動平均線大循環分析でチャートを見ると、第1ステージを維持しているのがわかり、
200日EMAが綺麗な右肩上がりとなっているのも分かります。
また、比較チャートとしてS&P500を入れました。
黒い折れ線チャートがそうです。
実によく連動しているのが分かりますよね。
ということは、NIKEは米国株の個別株ではありますが、
S&P500の動向も一緒に注意して見ていればヒントが見つかるかもしれないということも分かりますよね。
これは、日本の個別株でも当てはまります。
日経225と連動しているのか、TOPIXと連動しているのか、もしくは、マザーズか、ジャスダックに連動しているのか。
それぞれのチャートと比べることで個別株もヒントを探すことが出来るようになります。
通貨ペアの選び方 ~動いている銘柄を選択する~(USDJPY)ドル円
(EURJPY)ユーロ円
(GBPJPY)ポンド円
(CADJPY)カナダドル円
(AUDJPY)豪ドル円
(NZDJPY)NZドル円
(CHFJPY)スイスフラン円
各4時間足
日々のトレードにおいて、どの通貨ペアにするかというのも大事な要素ですね。
2020年に入ってからの動きを確認してみましょう。
年末年始はリスク回避の動きが強まりましたので、ドルやスイスフランが高くなっています。
FXをする場合は、マーケットがリスク選好の動きなのか、リスク回避の動きなのかを確認する必要があります。
なぜかというと、株式市場に懸念や不安がある時は、リスクを回避する動きになります。
株式市場が堅調な時はリスクを選好する動きになります。
リスクを回避するときや、今回のように地政学的リスクが高まると、米ドルやスイスフラン、円が買われる傾向にあります。
また、リスク選好の時は、その逆の動きになる傾向があります。
2020年は通貨で見ると米ドルやスイスフランなどが高く、リスク回避的な動きとなっています。
けれども、株も高いので株高とリスク回避の動きが混在するという非常に珍しい展開となっています。
また、株高とゴールド高が同時に起きているのも珍しい現象です。
リスクを取りながらも心配するところがあり、リスクヘッジも同時にしているといったところでしょうか。
この動きはリスクを回避する動きが全面で出てくるか、リスクを選好する動きが前面に出てくるか、もう直ぐはっきりしてくるかもしれません。
このまま、混在したままで推移するかもしれませんが・・。
このように比較チャートで見ると、マーケットでどのようなことが起きているかが分かるようになります。
皆さんも色々な比較チャートを出し分析してみましょう。
比較チャートの出し方は下の関連するアイデアをご覧くださいね。
移動平均線大循環分析 ~もみ合い相場を乗り切る~(EURUSD)ユーロドル 日足チャート
移動平均線大循環分析でチャートを俯瞰的に見てみましょう。
価格が帯の下で推移していれば、安定して「売り」で利益を獲ることができます。
しかし、価格が帯を挟んで動き、時には下降帯から上昇帯になり、また、下降帯に戻る動きとなっているのが分かります。
つまり、価格は下がっているのに利益を獲り難い動きになっています。
時間軸としては分かり易い動きの時と、わかり難い動きのときがあります。
現在のようにわかり難い動きの時間帯の時にはどうすれば良いでしょうか。
まずは、トレンドラインを引きます。
価格が上昇するときは、安値と安値を結びます。
価格が下降するときは、高値と高値を結びます。
次にチャネルラインを引きます。
そのトレンドラインに平行な線を引きます。
これを大局と小局でチャネルラインを入れることで現状の動きが見えてきます。
次に、小さなチャネルラインの動きに入って、獲り難いチャートになっていれば、足の長さをかえます。
足の長さとは、日足であれば4時間足や1時間足にかえるということです。
そうすることで、価格が帯を挟んで推移するわかり難い動きを回避することができます。
このような動きをしている銘柄は、大きなチャネルラインを抜けてくると分かり易い動きになることがあります。
その見極めもしながら、チャートの形状も意識ししてトレードすることで、分かり易いチャートでトレードが出来るようになります。
日本で初めてのスピンオフ ~チャートからヒントを探そう~(2157)コシダカホールディングス 週足
コシダカホールディングス(カラオケ事業)は、子会社のカーブスホールディングス(女性向けフィットネス事業)を
「スピンオフ」という仕組みを使って分離すると発表しました。
「スピンオフ」とはどうった制度なのでしょう。
日本ではこれまでに前例がない方法ですが、企業が持っている事業を別会社として分離・独立させる方法です。
スピンオフでは、コシダカホールディングスの株主は新しくできるカーブスホールディングスの株式を受け取ることになります。
スピンオフによって株価がどうなるかは分かりませんが、チャートから分析してみましょう。
週足チャートを見ると、2017年から2018年までは上昇トレンドでしたが、そこからは、三角保ち合いになっているように見えます。
相場格言としては、「もち合いは放れに付け」といいます。
ということは、まずは、この保ち合いが上下どちらに抜けるかを見ていく必要があります。
上昇トレンドの後の三角保ち合いは、トレンド継続となり易いので、やや上抜けの可能性が高いのですが、
ここで大事なことは、「やや」なので、5割5分で上、4割5分は下といったイメージです。
決め付けたトレードは相場が曲がった時には対応が遅れてしまいますので注意が必要です。
ですから、何れここからトレンドが出てくるところを狙うというのが作戦としては大事になってきます。
小さな変化の兆しをしっかりとつかんでいきましょう。
地政学的リスクの高まり ~状況によって注目する銘柄を切り替える~(USOIL)WTI原油 日足チャート
2020年は米国とイランの軍事問題により波乱の相場展開となっています。
米国はイランの司令官を殺害しました。
イランはイラクにある米国の基地を攻撃しました。
これに伴いゴールドや原油が急騰しました。
多くの方はこうした急変を察知することはできないということで諦めるかもしれません。
ですが、チャートを見ると不思議なもので、昨年末からじりじりと上昇してきています。
まるで、何かを察知していたかのような動きです。
やはり、コモディティも株価も為替においても、異変をいち早く察知することが出来る人がいます。
その周りの人たちが早耳情報を得て動くのでしょうね。
そして、それが徐々にチャートに現れて何かが起きていると情報を掴んでいない人も動き始めるのでしょうね。
チャート分析で見てみましょう。
移動平均線大循環分析で見ると、ステージが第1ステージとなってきており、もみ合い相場を上抜けてきたような動きです。
現在は、200日EMAも超えてきてました。
ここからは、200日EMAが支持線となるのか、再び割り込んでもみ合い相場に戻るのか。
マーケットが乱高下しています。
価格の後追いをしていると、振り回されてしまいます。
チャートを見て、変化の兆しを感じて動きましょう。
兆しを手で持てば「挑」
道で足を使えば「逃」
つまり、仕掛けと手仕舞いを十二分に意識しながら対応していきましょう。
イランが報復攻撃 ~チャートからファンダメンタルズを考える~(TGD1!)東京金 月足チャート
イランがイラクの米軍基地にミサイル攻撃を行ったとのニュースが入ってきました。
ゴールドや原油が大きく上昇していますが、これって、全く予測不可能なことだったのでしょうか。
チャートで振り返ってみましょう。
勿論、米国とイランが戦争状態のような展開になるということは予測不可能です。
ただ、チャートを見る限り、昨年2019年に6年半ほどの三角保ち合いを上抜けたチャートであることが分かります。
いわゆる、私が研究している中間波動が終焉してトレンド相場に入ってきています。
中間波動が終わりトレンド相場に入った時のターゲットプライスの予測をどこにするか。
基本的な考え方は、三角保ち合いに入った時の高値と安値の値幅が意識されます。
考え方は三つです。
一つ目は、この値幅を持ち合いの中心から抜けた方にプラスする。
二つ目は、抜けたトレンドラインからプラスする。
三つ目は、高値からプラスする。
そう考えると、昨年に三角保ち合いを上抜けたときから、何かが起こる可能性があるということが予測できました。
これで見ると、6000円を超える可能性があることもわかりますが、大事なことをお伝えします。
それは、必ず6000円を超えると決めつけてトレードしないということです。
決め付けたトレードは、動きが逆にいった時に対応が遅れてしまいます。
ですから、上がるとか下がるとかを決めつけずに素直に流れに対応しましょう。
ただ、6000円を超えることなんてあり得ない!と決めつけてもう高いからと安易に売り向かうと火傷をするかもしれません。
売るにしても根拠を持ちましょう。
でも、チャートって本当に不思議ですね。
なぜなら、昨年の上放れたときに、これは何かが起きるだろうとチャートに出ていたからです。
チャートは絶対ではありませんが、沢山のヒントを我々に与えてくれます。
チャート分析をもっと勉強して一緒にレベルアップしていきましょう!
金利は経済の体温 ~2020年は金利に注目~(US10Y)米国10年債利回り 週足チャート
2020年は中国の預金準備率引き下げによりNYダウが史上最高値を更新して始まりました。
ところが、米国がイランの最高司令官を殺害したことで地政学的リスクが一気に高まりました。
マーケットの動向を読みにくくなったと感じている方も多いのではないでしょうか。
ニュースを見ているとポジションを獲り難い展開が昨年から続いていました。
つまり、リスク選好とリスク回避の動きが同時進行するという異常事態になっていたということです。
これを異常事態と素直に受け止めてしまうと、ポジションを獲ることが難しくなります。
ですが、チャートの動きを見てチャートに素直に対応していれば、昨年の2019年は比較的獲りやすいチャートだったと思います。
さて、2020年が昨年同様に分かり易いチャートになるのか、それとも、難しいチャートになるのかを見極めていく必要があります。
考え方としてはファンダメンタルズ分析とテクニカル分析があります。
チャートの動きを見るのがテクニカル分析ですね。
本来はテクニカル分析のみでも問題ありませんが、ファンダメンタルズの動きも確認することでマーケットの全体像が見えやすくなります。
株と債券の関係や、株と為替の関係、コモディティとの関係などをファンダメンタルズ的にも確認するということです。
例えば、昨年のように株高とゴールド高が同時進行していれば、リスクを取りながらも心配なことがあるからゴールドも買われているというのが予測できます。
このように、様々な銘柄をファンダメンタルズとテクニカルの両面で見ることで、分析力の向上をはかることもできます。
ファンダメンタルズ分析では、今回の金利は経済の体温といわれることもありますので、
これをテクニカル的にも分析することで、マーケットの全体像のヒントを得ることが出来るようになります。
テクニカルで見ると、大きなトライアングルと小さなトラアングルがあるのが分かります。
大きなトライアングルが何を示唆しているのか、直近の小さなトライアングルがどちらに抜けてくるのか。
ここに注目するだけで、マーケットの全体像も浮かび上がってきそうですね。
金利が上がるとはどういうことか。
金利が下がるとはどういうことか。
債券と利回りの関係、利回りと株価の関係、利回りと為替の関係などをファンダメンタルズ分析も学ぶことで
テクニカル分析をより深くすることが出来るようになります。
2020年も金利の動向には注目していきましょう。
株高とゴールド高が混在 ~マーケットの心理を読み解く~TGD(ゴールド円建て) 日足
NYダウやナスダック、S&P500が史上最高値を更新しています。
本来ならばリスク選好全開で、ゴールドは大きく売られる展開になってもおかしくはないところです。
この動きを考えると、株高というリスク選好と金高というリスク回避の動きが混在しているのが分かります。
インフレ懸念が高まっているのであれば、株高と金高が平行することもあります。
現在の状況をどう見るか・・・・
リスク選好とリスク回避の混在が市場参加者の心理を表しているようで面白い動きですよね。
相場格言のなかで、
「強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」
という言葉があります。
現在地はどこなのでしょうね。
こう考えると、2020年相場も楽しみですよね。
膠着状態が長い銘柄 ~魅力がない銘柄!?~(2268)B-Rサーティワンアイスクリーム 週間足
2013年に高値を付けてからは、6年以上の膠着状態が続いています。
こういった銘柄は魅力がない銘柄となって
多くの方が価格推移を見なくなります。
確かに、これだけ膠着が続くと関心が薄くなってしまいますよね。
中間波動を研究していると、
私にとっては宝の山に変わるかもしれないと感じます。
こういった銘柄をチェックリストに入れて、
定点観測をして動きに変化が出るかどうかを見ていきます。
トレードする銘柄とウォッチをする銘柄に分けましょう。
そして、変化が出ればウォッチする銘柄からトレードする銘柄に切り替えます。
そのようにしてチャートを見る習慣をつけていきましょう。
現在、膠着している銘柄だからといって、関心を持たないのではなく、変化の兆しを追いかけましょう。