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トレンド継続か、トレンド転換か?(6199)セラク 週足チャート
右肩下がりの時代から右肩上がりの時代に移行しているチャートです。
右肩下がりの時代は高値切り下げ、安値も切り下げとなっています。
その動きに変化が起きます。
どういった変化かというと、安値を更新しなくなり、今度は高値を切り上げていきます。
どういったところがポイントとなります。
右肩下がりの時代は高値が切り上がり、安値も切り上がります。
2020年10月に高値を付けてからは高値が切り下がり、安値も切り下がっています。
こういった動きのときに、この変化がどういった変化かを見極めなければいけません。
トレンド転換の動きなのか、それとも、一時的な調整の動きかということです。
この判断は難しいところなので、何度もチャートを見て判断力を高める必要がありますが、
基本的な考え方は、高値の位置、安値の位置を気にすることが重要です。
高値や安値が切り上がっていた動きに変化が起きたり、切り下がっていた動きに変化が起きます。
そこにいち早く気付くかどうかです。
この銘柄もそういった意識でチャートを見ていきましょう。
話題の銘柄のチャートを確認 ~ノイズの拡大と収束~(8604)野村ホールディングス 日足
米投資会社の巨額損失に伴い、野村証券も20億ドルの損失が発生する可能性があると発表がありました。
チャートもその影響を受けて大きくマドを空けて下落しました。
チャートを見ると拡大型のトライアングルと、2021年からの収束型のトライアングルが出来ていた状態でした。
確かに、収束型のトライアングルは上向きになっており、天井警戒のトライアングルにはなっていましたが高値で逃げ切るのは難しいところでしょうね。
ポイントは、この下降によって、収束型のトライアングルを下抜けたのですが、拡大型のトライアングルの下限にきたということです。
ここを下抜けば、流れが大きく変わってきます。
拡大型のトライアングルはノイズが大きくなっている動き。
収束型のトライアングルはノイズが小さくなっている動き。
トレードにおいては、このノイズをどう捉えるかという点も大事になってきますね。
日経225は天井を打ったのか? ~波動の変化を感じる~(NI225)日経225 日足
2020年11月からの上昇トレンドに変化が起きています。
どういった変化なのでしょうか。
11月からの上昇は高値切り上げ、安値切り上げの動き、つまり、上昇の「N波動」が続いていました。
今年の3月になって上昇のN波動の連続性が終焉を迎えました。
これはチャートの変化です。
ポイントはここからです。
トレンド転換につながる変化なのか、それとも、一時的な調整なのかを見極める必要があります。
トレンド転換となれば、下降のN波動が連続します。
一過性ならば下降のN波動にならずに上昇のN波動に戻ります。
難しいのは下降のN波動が少しだけ出てから、上昇のN波動に戻るパターンですね。
その見極めをしっかりとしていきましょう。
豪ドル高に変化が!? ~サポレジ転換~(AUDUSD) 豪ドル/米ドル 日足
コロナショック以降堅調な動きを見せています。
10月、11月に調整が入りましたが、そこから再び上昇しています。
高値と高値を結んだ線、安値と安値を結んだ線を引くと上向きのトライアングルのような形状となっています。
ここにきて、そのトライアングルを下抜けてきたのかという動きになってきました。
移動平均線の動きを見ると帯が横ばいになって細くなっていますので、トレンドの勢いは弱くなってきているようです。
チャート上にトレンドラインや水平線を引きますが、トレンドラインのダマシはそれなりにありますので決めつけたトレードは厳禁ですが、
一先ず下値支持線を割って、今度はその下値支持線が抵抗線になっているように見えます。
こういった動きのことを「サポレジ転換」と呼びます。
サポート(支持線)だったところがレジスタンス(抵抗線)に変わるということで、トレンド転換の時に出てくる重要なサインの一つです。
これが出たから大局のトレンド転換となるとは言いません。
ただし、少しは注意するべき時間帯に入ってきたということを認識することは大事ですね。
今起きている変化が何を暗示しているのか、どういった予兆なのかを見ていきましょう。