【テクニック】米政策金利、市場予測の見方今日は米政策金利予測の見方について説明していきます。
現在は特に、様々なマーケットが米政策金利の行方に注目しています。
今回説明する内容をウォッチングリストに登録しておくことは、間違いなくトレードの役に立つと思います。
米政策金利であるFFレートは先物商品として取引されています。
トレーディングビューで、商品シンボル「ZQ」を検索するとその価格を確認できます。
「ZQ」と検索すると、
ZQ1!、ZQ2!とZQ といったリストが表示されます。
ZQ1!は期近限月、ZQ2!は二つ先の期近限月の繋ぎ足です。
この「ZQ1!」と「ZQ2!」は気にしないで大丈夫です。
重要なのがZQ で表示された一覧なのです。
これらの記号は以下を意味しています。
F:1月
G:2月
H:3月
J:4月
K:5月
M:6月
N:7月
Q:8月
U:9月
V:10月
X:11月
Z:12月
よって、ZQZ2022であれば
ZQ、12月、2022年を意味します。
ZQZ2022をトレーディングビューで表示して見ましょう。
現時点ZQZ2022の価格は97.680ドルとなっています。
これは債券価格表示のため
「100 - 97.680 = 2.32%」が現時点の2022年12月の米政策金利の市場予測となっています。
ただこうやって毎回、債券価格を金利に計算し直さなければならないのは面倒ですね。
ですので「100-ZQZ2022」とシンボルを直接ウォッチングリストに登録してしまいましょう。
こうすることでトレーディングビューが自動的にZQを金利表示に変えてくれます。
「100-ZQZ2022」を入力すると、以下のような金利表示に変わります。
ウォッチングリストには、以下リストを登録しておくことがお薦めです。
100-ZQK2022(2022年5月FFレート予測)
100-ZQM2022(2022年6月FFレート予測)
100-ZQN2022(2022年7月FFレート予測)
100-ZQQ2022(2022年8月FFレート予測)
100-ZQU2022(2022年9月FFレート予測)
100-ZQV2022(2022年10月FFレート予測)
100-ZQX2022(2022年11月FFレート予測)
100-ZQZ2022(2022年12月FFレート予測)
100-ZQZ2023(2023年12月FFレート予測)
100-ZQZ2024(2024年12月FFレート予測)
これらを登録しておくことで、
2022年年内マーケットがどのようなペースで米政策金利予測を行っているのか、
またざっくりと来年、再来年とどんな金利曲線を思い描いているのかが把握できます。
また、ZQはそれ自体を先物商品として取引することも出来ます。
例えば、ZQZ2022(2022年12月限月)は現時点2.32%となっています。
一昨日の米消費者物価指数の発表で、米インフレが頭打ちとみられ金利が低下している訳なのですが、
仮に米インフレが頭打ちをしたとしても、政策目標となる米コアCPIはまだ前年比6.5%の高水準です。
FRBは、このコアCPIを6.5%→2%台に収めなければなりませんので、
年末までにFFレートを中立金利水準である2.5%まで引き上げるというシナリオは変わっていません。
よって今の金利低下は間違いと見て、ZQを金利上昇の方向にポジションを取るといったトレードをすることもできます。
(但し、2.32%→2.5%では旨味がないので、もう一段の金利低下があるならばエントリーといったスタンスで良いと思います。)
この他にもトレーディングビューの計算機能は非常に役に立ちます。
例えば日米5年国債金利差を表示させたい場合は
「US05Y-JP05Y」と入力すれば自動計算をしてくれます。
日米株価の割安・割高状況を把握したいのであれば、
「SPX/NI225」と入力すれば、S&P500と日経平均のレシオを自動計算しチャート表示してくれます。
以上、今回は米政策金利予測の見方とトレーディングビューの小技についてのご紹介でした。
コミュニティのアイデア
今週のセクター値動き確認今週は4セクターがプラス。
ディフェンシブセクターが上昇していた先週とは変わって
今週は一部ディフェンシブセクターもマイナスに動いている。
先週マイナス➡今週プラス:素材・資本財
先週プラス➡今週マイナス:公益・不動産・ヘルスケア
先週も今週もプラス:エネルギー・生活必需品
先週も今週もマイナス:一般消費財・通信・テック
()内は前週➡今週
【プラス】
XLB 素材(マイナス➡プラス)
XLI 資本財(マイナス➡プラス)
XLE エネルギー(プラス➡プラス)
XLP 生活必需品(プラス➡プラス)
【マイナス】
XLY 一般消費財(マイナス➡マイナス)
XLU 公益(プラス➡マイナス)
XLRE 不動産(プラス➡マイナス)
XLC 通信(マイナス➡マイナス)
XLV ヘルスケア(プラス➡マイナス)
XLK テック(マイナス➡マイナス)
波動分析 〜ジグザグ系の組み合わせ5〜こんにちは。たわみこです。
先週の注目ポイントとして下落波が3波動になるか5波動になるかを注目していましたね👀👀👀
忘れちゃった方は前回投稿を、流れを確認したい方は”ジグザグ系の組み合わせ”からご確認下さいね😆
まだ暫定ですが下落波のメインカウントから。。。
ブルーラインをこのまま超えるようであればこの下落波のカウントは確定と考えます。
細かなカウントは色々とありますが、全体を5波動としてカウントするのは無理がありそうですね🧐
例えばこうカウントすると1波が5波動に見えませんね。
こんな3波動に見えます😵💫
と言う事で下落波は3波動と考えます。
→3波動という事は表題の想定1が当てはまりますね。
まだ想定5もこのようなダイアゴナルでしたら考えられますね。今後の上昇波が高値を超えられるかで判断しましょう。
ちなみにまだ想定6も考えられますね。
今後の注目ポイントは。。。
・ブルーラインを超えるか?
・高値を超えるか?→超えた場合は想定5が破綻しますね
になりそうですね😉
では、また来週ですね👀
注目通貨 GBPJPY日足分析
日足では上昇トレンドとなっており、現在は直近高値付近に位置しています。
ただし、週足のレジスタンスライン(白色ライン)があり、週足でみると今日が週末であり本日の終値で週足確定します。ここでしっかりとした下落する展開があれば、週足では上ヒゲを出し、週足実体レベルではレジスタンスラインをまだ超えていないということになります。逆に超えてくれば更なる上昇と言った展開になると予想しています。
上昇する可能性も下落する可能性もあるので、しっかりとどちらに抜けてくるか見極めたいところです。
4時間足分析
4時間足レベルでは前回高値及び週足レジスタンスを実体で超えていますが、これは週足レベルで考えれば誤差(ヒゲ部分)の範疇です。ですので高値付近で揉み合っている状況と言えます。ここでもしっかりと実体で上抜けるかを確認したいところです。
1時間足分析
1時間足でも上昇の勢いが弱くなっています。フィボナッチ23.6%とサポートライン(青色ライン)がありますが、ここを下抜けただけでは少し材料としては不十分です。現在のトレンドは週足、日足レベルでのトレンドになるので、少なくともフィボナッチ38.2%を下抜けてこないとトレンド転換(上位時間足の上昇トレンド中の一時的な戻り、押し目)にはならないと考えています。
週末ということもあり、あまり無理にトレードするつもりはありません。
少し静観しながらチャンスを待ちたいと思います。
日経平均株価は直近上昇の半値水準をキープできるのか?日経平均株価は3月9日の底値から3月25日の高値までの上昇の半値水準(26500円付近)まで下落してきて、反発しているところ。
この半値押しで止まるのかどうかは注目しておきたいところ。
半値押しは全値押しと言われたりしますが、
これは2つの意味があって、
・半値押しは、全値押しと同等レベルの下げと解釈されるので、上昇トレンドが続くのであれば、半値水準が買い時という解釈
もうひとつは
・半値押しすれば、下げの勢いがあるので、全値押しまでいく可能性があるという解釈
真逆の2つの意味があるといわれているので、あるいみ意見が真っ二つに割れる局面に来ているということでもある。
ここからのプライスアクションには注目していきいたい。
GMMA チャートでトレード DAX ショートは利益確定 ユーロドルはここからさらに売り込むのは危険か?GMMA チャートでトレード DAX ショートは利益確定 ユーロドルはここからさらに売り込むのは危険か?
週足で戻りが売られたDAXですが、4時間足で窓埋め完了です。
米国CPIが前日に発表されましたが、材料出尽くしな雰囲気もでてきました。ここまでかなり売られており利益確定します。
ユーロドルもフランス大統領選前(決戦投票)でウクライナ侵攻で安値圏ですが、ここまでかなりショートがたまっておりみんなより先におりて次のチャンスを探したいと思います。
5年前のフランス大統領選のあとのユーロ円では10円上げでかなり利益を出しているのでその再現を期待してユーロ円が下げれば買い増しを考えています。
超シンプルなチャートで分析・トレード!!長期的な目標達成!強い上昇トレンドに乗る。次は175円が目標。前回投稿では、
>再度158円に迫り、今度こそブレイクしていくのか、または反落していくのかに注目です。
>基本的な方針は以前と変わらず、158円の攻防で買い方が勝ったら買いです。
と書いていますが、その後は3/22に158円をブレイクしました。
158円は何度も反転している強いレジスタンスラインなので、
これをブレイクすると一気に上昇が加速しました。
3/28には、日銀の指し値買いオペでの強い円安の流れに乗り、164円に到達しています。
ずっと以前から書いていた長期的な目標に到達しました(祝)
その後は一旦調整でポンドらしく大きめの調整になりましたが、再度164円超え、
3/28の高値を(少しですが)超えて165円に迫る動きになっています。
ここからですが、3/28高値付近はチャート上は前回の長い上ヒゲでの高値なので、
利益確定売りも出やすいところではあります。
新規の売り方の参入もあるでしょう。
ただ、円全面安のトレンドなので、買い方の勢いも強いところです。
よって、ここを完全に抜けるまでは、売り方/買い方の攻防が続くと考えられます。
175円まではレジスタンスがないので、
売り方は165円少し上辺り超えた場合には、
ロスカットして撤退せざるを得ないでしょう。
そうなると、踏み上げ相場となり、さらに大きな上昇が見込まれるところです。
ということで、次の目標は175円におきます。
ドル/円の投稿にも書きましたが、現在、円安メガトレンドが発生しているとみなせます。
この流れに乗っておくだけで楽に利益の出る相場なので、引き続き、乗っておきたいと思います。
*ポンド/円については毎週木曜日に投稿する方針です。
ビットコイン見通し分析ビットコインの下落は現在、より深い展開を見せ、潜在的なサポートラインとなる40,000ドルまで後退している。
ここを下方にブレイクすると、今年の最近の安値である38,000ドルや34,000ドルが視野に入っております。
仮想通貨価格と株式価格で市場は相関性を見せており、米国株式市場が上向くとビットコインへ好材料となるはずです。
レンジ取引は、ビットコインが40,000ドル付近で入ることができる第3の選択肢ですが、そのような結果はビットコインにとって少し異常な状態と考えられます。
買い手の投資家は、短期的に40,600ドルを突破し、その後42,000ドルへ向かっていく可能性が高いことを探っているでしょう。
【ビットコイン】大幅調整期は来るのか?過去10年の動きから見る上昇と調整のサイクルこの投稿では、ビットコインの過去10年の動きに見られる上昇と調整のサイクルについてシェアしたいと思います。
チャートはビットコインの月足(2011年~, ログスケール表示)です。
下段には直近最高値からの調整率を表示しています。
2011年からの動きを振り返って見ると、だいたい2-3年サイクルで上昇と80%ほどの調整が続いていることがわかります。
(チャート下段の赤の破線が80%調整のライン)
まず2011年後半からの動きですが、この時は2013年末に当時のピークである1160ドル付近をつけた後80%の下落。
ピークまでの期間はローソク足25本なのでおよそ2年です。
その次は、2015年1月(左側のオレンジの丸)から2017年末の仮想通貨バブルのピークまで3年近く上昇し、再び80%ほど下落。2018年12月には3000ドル手前まで下落しています。
そして、この3000ドル水準がボトムとなって2018年12月から昨年2021年11月の69000ドルまでちょうど3年かけて上昇し、一旦はピークアウトして現在まで至っています。
このように2-3年かけて上昇し、80%規模の調整をしてから次の大きな上昇サイクルという流れが続いている状況です。
そして2018年12月以降の上昇については、まだ80%規模の調整は発生していません。
もちろん、過去にそう動いたからといって次もそうなるとは限らないのが相場ですが、相場にはサイクルと上げ下げのリズムというものがあります。
それは歴史の浅い仮想通貨でも同様で、月足レベルの長期時間軸ではまだデータが少ないものの、下位のタイムフレームにははっきりと現れています。
史上最高値である69000ドルの80%調整というと、およそ14000ドル水準。
仮想通貨は、その値動きの振れ幅の大きさやバックボーンとなる技術への期待から市場を熱狂させる側面が大きく、将来は10万ドル超えか?などの報道を見るとワクワクするものですが、それと同じくらい過去に人々の希望を粉砕してきた側面もあります。
最悪のシナリオというのはいつどんな時でも持っておくに越したことはないのかもしれません。
「自分用の環境認識」ドル円「注意深く押し目買い」自分の記録用にアップしています。
1時間足をメインに「ダウ理論」を基本にトレードをしています。
大筋のトレードルルーは
1:レンジの上限で「買わない」「下限で売らない」
2:節目のブレイク後は必ず「押し戻し」をまってから!
3:イベントの動きに「飛び乗らない」最低でも1時間足の完成を見てから考える。
4:「抜け」を見るよりも「抜けなかった」を見るつもりで!
※
昨日はこれといった「押目」も無く大きく上昇したが、通貨の強弱を見ると
「ドル:ポンド:ユーロ」の強弱にあまり差はなく、むしろユーロが若干強い形
で引けている(ドルインデックスも前日高値は更新できず)ので、今日も円の
動向を見ながらの「押し目」探しになると思うが、高値掴みには十分注意したい。
EURJPYユーロ円 15分足 窓埋め狙い【カレンダー】
21:30 米コアCPI
【環境認識】
800MA→上
高値安値→切り上げ○
戻り→適度ではない×
137.00のラインで高値を付けて、下落。
長期的にはまだ上目線だが、
月曜日に開いた窓をまだ埋めてないので、
その窓を埋めに行く窓埋め戦術を売りで仕掛ける。
【戦略】
押し目買い
【戦術】
短期逆張りの売り
窓埋め
【場所の情報】
137.00 キリ数、直近高値
136.50 キリ数、本日ピボット
136.00 キリ数
135.00 キリ数、窓、タッチしていないピボット
【エントリー】
sell 136.00
TP 135.180(窓埋めライン)
SL 136.50
【追い風情報】
USDJPYドル円 下落
EURUSDユーロドル 下落
クロス円 下落
【その他】
戻り売りしやすい状況になっているが、
円安相場が続いているので
しっかり追い風情報を確認しながら仕掛けましょう。
ドル円の監視をしっかり行いましょう。
【3/31ドル円ショート,+147pips】MTF分析でエントリータイミングは合った。決済は感情的になった。【トレード結果】
【はじめに】
今回のトレードはルール外。
珍しくチャートをリアルタイムで確認できる機会があり、15分・5分足まで確認できた。
エントリータイミング合っていた。
◯日足
◯4時間足
◯1時間足
◯15分足
【トレード】
4時間足で高値切り下げ確認。暫定の下降トレンドラインを想定。
MTF分析で1時間足、15分足、5分足を確認しエントリー。
決済はダウ理論やトレンドライン、1時間足20SMAから判断。
1時間足で上昇トレンド確認し決済。
その後再び下落した。
エントリーは冷静に待てたが、決済は含み益が減ることに焦りを感じてしまった。
◯エントリー
3/29 21:03 123.547円ショート(成行) 1Lot
◯決済
3/31 11:46 122.059円決済(成行)
+147pips、+14,756円
◯リスクリワード
リスクリワード 1.61
【振り返り】
・これまでテクニカルで学んだ技術を活かして裁量トレードの幅を広げていける機会となった。
・仕事に支障が出ない範囲でLotを下げてトレード。
ダウと10年債利回りの相関変化FRBによる利上げが加速するとの思惑から10年再利回りの上昇が止まりません。
為替はドルが強く、特に金融緩和継続の日本の通貨とのペア、ドル円の上昇は月足高値に迫っても止まらないかもしれない様相です。
一方、株式市場はこの10年債利回り上昇に対し、ある程度までは好感していましたが、金利上昇を嫌気し始めており、
特に借入が多い新興企業が組み込まれているナスダックの下落が目立ち始めました。
債券利回りと株価の関係は、その時々の状況により変化するので、マーケットが今どのように利回りの状況を見ているか、
為替やインデックスの反応を見たり、アナリストの分析を参考にして把握する必要があります。
MACDと一目均衡表の意外な関係一目均衡表のオシレーター(インジケーター)を作ってながめていたのですが、意外なことがわかってきました。
上段がS&P500指数のチャートと一目均衡表、
中段が 終値ー先行スパン1
下段がMACD です。
すべてパラメーターは標準値です。
終値と先行スパン1との関係を強調するために、上段の一目均衡表は先行スパン1を強調し、
遅行スパンを消去しています。
わかったのは、
株価が先行スパン1とクロスするときと、MACD線が0ラインとクロスするときがほぼ等しい 、
ということです。チャートの垂直線で示しています。
つまり、MACDがプラスに転じるとき、つまり12EMAが26EMAを上抜けるとき、
ほぼ時を同じくして株価が先行スパン1を上抜けするということです。
先行スパン1は(今日を含めた)過去26日の半値を26日先に描くものです。
そのため、現在の株価と先行スパン1との差をとると、DPOのような動きをします。
実はこの株価と先行スパン1の差で作った線は、DPOと同時にRSIにもよく似た動きになるのですが、
それについてはまたの機会に書きます。
MACDを使うことの利点の1つはダイバージェンスをみられることですが、
この株価と先行スパン1との関係からもダイバージェンスはみられるようです。
上のチャートで、赤色のトレンドラインで確認できます。
MACD線とシグナル線との関係が一目均衡表でみられるか気になるところですが、
全く同じ動きをするものはないようです。しかし、おおよそのサインでみると、
株価と転換線との関係に近いようです。つまり、
MACDのゴールデンクロスは、株価が転換線を上抜けするときに近く、
MACDのデッドクロスは、株価が転換線を下抜けするときに近い、ということです。
普段、一目均衡表を見ている人も、MACDを見ている人も、これを覚えておくと、
現在のトレンドがわかりやすくなるかもしれません。
超シンプルなチャートで分析・トレード!!強い上昇トレンド継続。97円〜100円が当面の目標豪ドル/円は強い上昇トレンドが継続。
前回の投稿以後、3/29の高値をブレイク寸前まで行き反落しましたが、
短期調整となり再度上昇してきています。
基本的には前回と見方は同じで、3/29高値をブレイクした場合は
97円まではレジスタンスがありませんので当面はこれが目標になります。
さらに97円到達後は100円の大台、2014年高値の102.80あたりが大きな目標になります。
ドル/円、カナダ/円、ポンド/円も好調で、円全面安です。
引き続き、この大きな円安トレンドに乗っていきたいと思います。
(もちろん、時々は調整も入ると思います)
一方、3/31安値を割るほど調整が進んだ場合は、調整が深くなる可能性があります。
*豪ドル/円については、毎週火曜日投稿が基本です。
【ドル円】分析③ 日米金利格差チャート上段:ドル円
チャート中段:日米5年国債利回り格差(ドル円相関)
チャート下段:日米3ヶ月国債利回り格差(ドル円相関)
ドル円と日米金利格差は歴史的に相関関係が強い。
米国金利が上昇すればドル円は円安に進み、米国金利が低下すればドル円は円高に進む。
ではここでいう日米金利格差とはどの金利をみれば良いのだろうか?
結論を言うとそれは「日米5年国債利回り格差」だ。
「日米5年国債利回り格差」が最もドル円と相関関係が強いと言われている。
上記のチャートをご覧いただきたい。
中段が「日米5年国債利回り差」と「ドル円」の相関係数。
下段が「日米3ヶ月国債利回り差」と「ドル円」の相関係数を表している。
チャートを見て分かる通り、
中段チャートの5年債相関係数は「0」よりも上、つまりドル円と一定の正の相関関係があることがわかる。
対して下段チャート、3ヶ月債相関関係を見るとそこにはドル円との間に相関関係は存在しない。
3ヶ月国債の金利は直近の政策金利に近い数値となるが、つまり直近FOMCで利上げが行われた、行われなかったということはドル円トレードの参考にならないということが分かる。
米5年国債利回りは将来の金利予測をもとに価格が決まる。
将来の金利予測はどの様に確認するかというと、米政策金利FFレート先物を見れば分かる。
意外に知られていないが米政策金利FFレートは先物商品として日々マーケットで取引されている。
(商品シンボル:ZQ)
昨日2022年4月8日(金)時点、米政策金利FFレート先物「ZQ12月限月」は2.45%をつけている。
つまりこのことをFOMCに置き換えると2022年、残り6回行われるFOMCにおいて3回の0.5%利上げ、残りは0.25%の利上げをマーケットは折り込んでいることになる。
ドル円と相関関係の強い、米5年国債金利が更に上昇するにはこれ以上強い、タカ派なFOMCでの利上げが必要となってくる訳だが、そうした強い利上げの可能性はあるだろうか?
恐らく、よりタカ派な、強い利上げがFRBにより行われる可能性は十分にあるだろう。
FRBとしては、現在既に危険値に達しているインフレ率をいち早く沈静化させたいという思いがある。
その中で兎に角、早いうちに政策金利を中立金利となる2.4%あたりまで引き上げたいという考えがあるはずだ。
その場合、今後のFOMCでは
2022年5月のFOMC:0.5%利上げ
2022年6月のFOMC:0.5%利上げ
2022年7月のFOMC:0.5%利上げ
2022年9月のFOMC:0.5%利上げ
2022年11月のFOMC:0.25%利上げ(政策金利2.5%到達)
2022年12月のFOMC:0.25%利上げ(年末政策金利2.75%)
といったシナリオが考えられる。
実際にFOMCでこうした利上げが行われるかは別として、金利先物市場では一旦この水準を折り込みに向かうことが十分に想定できる。
この場合、米5年国債金利は3.0%を超える水準に達する可能性が高い。
(米5年国債金利、現時点は2.759%)
ということはまだドル円は円安の余地を残しているということだ。
但し、米5年国債金利の上昇余地も2.759% → 3.0%強程度で、前回のドル円分析②「日本経常収支」と併せて考えても精々ドル円130円あたりまでの押し上げ効果しか無いように思われる。
ここで誤解の無いように、ドル円は130円が売り時だと言いたい訳では無い。
日米金利差の観点から見ると、米5年国債3%辺りをつけた水準がドル円の売り時だという事だ。
その時、ドル円が128円なのか、130円なのか、132円なのかということは分からないし問題では無い。
話は逸れるが、今後一度のFOMCで0.75%以上の利上げが行われる可能性はあるだろうか?
FOMCでの一度に0.75%幅以上の利上げは1994年以降行われておらず、どれだけ経済に悪影響を与えるのかは未知数だ。
よって流石にFRBもそれには踏み切れず、0.75%幅の利上げは今後も無いものとして考える。
(もし0.75%以上の幅で利上げが行われる場合には投資シナリオを全て再考しなければならない。)
以上、これまで数回に渡りご説明してきたドル円のファンダメンタルズ「経常収支」「日米金利差」からは、ドル円はまだ円安の余地を残しているが、その伸び代はそれほど多く無いことが分かる。
ただ申し訳ないが、これで話は終わりでは無い。
次回5月3-4日で発表される見通しのFRBのバランスシート縮小「QT」について触れない訳にはいかない。
今週4月6日に発表されたFRB議事要旨から、5月よりQTが開始される見通しで、その規模は前回2017年の倍額規模となることが明らかとなった。
この来月以降のQTは場合によっては、国債価格の暴落を招き、米5年国債金利を4%、5%と押し上げてしまう可能性がある。
その場合にはドル円は140円、150円台が視野に入ってくるだろう。
ドル円140円、150円台が起こりうるとしたら、このQTによる米国債金利急騰がメインシナリオだろう。
少し長くなってしまったので、今後のQTに関する分析・考察はまた次回書いていきたい。
それとその前に、米政策金利FFレート先物の見方についての詳しい記事を書くかもしれない。
米政策金利FFレート先物をあなたのトレードウォッチリストに入れておくことは間違いなく役に立つ。
あなたが株式トレーダーだろうが、FXトレーダーだろうが、デイトレーダーだろうが、スイングトレーダーだろうが、日々のFFレートの動きを見ることは間違いなく参考になるだろう。
このことについても詳しい解説の投稿を行おうと思う。
尚、私の投資アイデア投稿はファンダメンタルズ分析とは、どのように行えば良いのかということをお伝え出来ればと思い執筆している。
ファンダメンタルズ分析は非常に重要だが、そのやり方はあまり知られていないように思う。
どういった観点からファンダメンタルズ分析を行えば良いのかということを学んでいただくための教材となる自負はある。
ファンダメンタルズ分析を学び、専門性を高めて欲しい。
特に、若い次世代のトレーダー育成に繋がれば嬉しい限りだ。
暫くこのトレーディングビューで投資アイデアの執筆を続けていこうと思う。
アメリカの10年物国債金利はどこまで上がるんでしょうかね。US10Yの月足です。アメリカの10年国債の金利です。
テクニカルとしてSMAを表示しました。また、そのMAのラインを上抜けた期間は短いんだよ。という事を表現するためにMACDを表示しました。
過去の傾向は長い下降トレンドです。その傾向から言えばもう天井圏まで上がってきんじゃないの?と思える所までは上がって来たと思っています。
ただ、前回安値は金利としては底と言える0%にかなり近いので今後は下落トレンドというよりはレンジという展開になる可能性も高いかと。
その場合は値幅的には上が3%で下が0%付近というのも無理があるとは言えないんじゃないかとチャートを見ているだけの素人としては思ってしまいます。
なにせ今の所は上昇している真っ最中なのでまだ上がると仮定して見ていく時だと思うんですがそろそろ天井を予想していくところかと思います。
【KRUS】くら寿司USAが決算発表!!くら寿司USAが2Qの決算発表を行いました。
■決算
・売上高
予想:$30.36M
結果:$31.3M
・EPS
予想:$-0.21
結果:$-0.19
・FY22ガイダンス
予想:$133.98M
結果:$130M〜$140M
・ハイライト
既存店売上高:+183%
新規店舗:3店
各数値とも予想クリアで良いですね。
2022年度には新たに8〜10店舗展開予定とのことで、さらなる拡大も見込めそうです。
■チャート
決算発表は無事通過に思えましたが、発表後の株価は急落。
なんと-12.00%の大幅下落となりました。
現在の株価はは200日移動平均線付近にあり、そのすぐ下に50日移動平均線も迫っています。
今はくら寿司USAに限らず全体的に軟調なので、今すぐに買い向かうのではなく少し様子を見たいですね。
中長期的には期待できると思います。
GBPUSD 2022.4.8 レンジ中800MAから下落してからは横ばいの動きが続いています。今はまだ下落トレンドになったわけではなく、ニュートラルな環境と言えると思います。そのため、動きをしっかりと確認してから本格的にトレードしていきます。
また、4時間足に落としてみると、1.3500~1.3050でのレンジとなっており、現在どちらに向かうかを見ていく時間帯です。
(ここ3日ほどでは1.3100~1.3050でのレンジにも見える)
場所の情報
1.3150→キリ数、800MA、レンジ上辺
1.3100→キリ数
1.3080→本日ピボット
1.3050→レンジ下辺
現在は下辺付近に位置していますので、1.3050の割り込みでレンジ下辺ブレイク戦術を検討。
ブレイク戦術では引っ張らず、利益確保を優先していきましょう。
ブレイク後は再度戻り売りする場所までの戻りを待ち、間近安値である1.3000を狙います。