コミュニティのアイデア
「変わらぬもの」
「変わらぬもの」
トレーダーを大きく分けると上手い人下手な人に分かれる。儲かっててる人、損してる人だ。
では何故、儲かる人と損する人に分かれるのだろう?私が思うにそれは、基準になるものが無いから。
100人トレーダーがいたら、100人がばらばらの独自の指針を持ってトレードするから、おのずと結果に
差が出るのは当たり前。
ではもし、「変わらぬもの」普遍的なものがチャート上にあったとしたら。
それがトレードの基準たるものになり得るとしたら。誰れでも勝てるようになるのでは。
今まで164個のアイデア投稿をしてきて、一貫してこれを探してた気がします。
以前に「ダウ理論だけで・・・」とか「損切りトレード」とかいろいろ投稿しましたが。
言い方を変え、見せ方を変え、辿り着いたのはこれでした。一言で言うと「ダウ理論」です。
その理論の中の、「安値切り上げ」「高値切り下げ」「高安値の更新」です。
これは、全てのトレーダーが共通して共有できるものてす。それを私なりに表現したのが今回の図解になります。
全く難しいものではありません。以前から何度も言ってます、ネックからネックまで“ひと波”ごっそり狩る方法です。
「ダウ理論だけで・・・」とか「損切りトレード」とか参照してもらえれば、初心者でも理解できると思います。
今後実践で伝えたいと思います。
SPY/GLD: S&P 500 vs. 金jp.tradingview.com
SPY/GLDは、米株式市場と金市場の相対的なパフォーマンスを比較する指標です。
SPYはS&P 500のETFで、GLDが金相場連動型のETFです。この指標は、具体的には、以下の情報を提供します。
**1. リスクとリターンの関係**
* 高いSPY/GLDは、株式市場が金市場よりも高いリスクとリターンの特性を持っていることを示します。これは、投資家がより高いリターンを求めて株式市場に資金を流入していることを意味します。
* 逆の場合、低いSPY/GLD比は、金市場が株式市場よりも安全な投資先と見なされていることを示します。これは、投資家がリスク回避のために金市場に資金を逃避している可能性を示唆します。
**2. 経済状況**
* 一般的に、景気拡大期にはSPY/GLDが上昇し、景気後退期には下降します。これは、景気拡大期には投資家がリスク許容度が高く、株式市場に資金を流入する傾向があるためです。一方、景気後退期には投資家はリスク回避志向になり、金市場に資金を逃避する傾向があります。
**3. インフレ**
* インフレ懸念の高まりは、インフレに対するヘッジとして金市場に資金を流入させるため、SPY/GLD比を低下させる可能性があります。
**4. 地政学的リスク**
* 地政学的リスクの高まりは、安全な資産として金市場に資金を流入させるため、SPY/GLD比を低下させる可能性があります。
**SPY/GLD比を分析することで、投資家は以下のような判断をすることができます:**
* 株式市場と金市場のどちらに投資するか
* 投資ポートフォリオのリスクとリターンのバランスをどのように調整するか
* 現在の経済状況と今後の見通し
(1)の時点では、SPYが下降トレンドに突入していましたが、現在(2)、株式市場は上昇トレンド維持しています。しかし、史上最高値を更新する米株式市場を横目に、金のパフォーマンスが急上昇しています。そのため、SPY/GLDは下降してきています。これは潜在的なインフレ圧力がまだ鎮圧されていないことを意味しているようです。そして、マーケットは、好調とされているアメリカ経済に対する警戒感を強く感じているということでしょう。
【水平線の引き方】水平線を需要と供給で引くと勝手にMTF分析ができる!!【水平線の引き方】
トレンドフォローで使える需要と供給を意識した水平線の引き方とMTF分析の仕方をご提案します
関連リンクにある「テクニカル手法解説」は同じ話を違う角度からしていますので、両方見ることでより相場の理解が深まりますのでそちらもご確認ください
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※水平線の説明いかがだったでしょうか?頭では理解していることでもお伝えしようとするとなかなか苦戦しました汗
「わかりやすかった!」
逆に「ちょっと何言っているかわからない」などありましたらコメントいただきたいです
あまりに不評だったら撮り直しますw
NTトレード個別銘柄検証結果~日経225型ETF組入れ上位10銘柄
昨日に続き、NT倍率(スプレッド)を利用したデイトレードのストラテジーです。
今回は日経225型ETF組入れ上位10銘柄について見てみましょう(2024年2月29日時点)。
なお、組み入れ1位(ファーストリテイリング)、2位(東京エレクトロン)、5位(信越化学)は昨日までの投稿をご覧ください。
また、具体的な売買ルールも昨日の投稿をご覧ください。
今日のチャートはTDK(6762)を示しましたが、それ以外の銘柄はプロフィットファクター(PF)のみ示します。
※下記のPF値は、1321と1306の条件のみでトレードした結果(ただし、( )内の数値は、昨日投稿の売買ルール②と③の条件を取引銘柄にした場合)。
※また、今回の検証結果も、ストップ(ロスカットや利益確定)は入れていません。
それでは、組み入れ順に示します。
3位.アドバンテスト(6857):買いと売りの合算 1.397(1.212)、買いのみ 2.162(1.793)、売りのみ 1.016(0.913)
4位.ソフトバンクG(9984):買いと売りの合算 1.471(1.098)、買いのみ 1.444(1.02)、売りのみ 1.494(1.198)
6位.KDDI(9433):買いと売りの合算 1.077(0.905)、買いのみ 0.985(0.881)、売りのみ 1.171(0.932)
7位.TDK(6762):買いと売りの合算 1.592(1.423)、買いのみ 1.388(1.408)、売りのみ 1.804(1.436)
8位.テルモ(4543):買いと売りの合算 1.308(1.091)、買いのみ 1.291(1.102)、売りのみ 1.324(1.08)
9位.ファナック(6954):買いと売りの合算 1.482(1.039)、買いのみ 1.298(0.923)、売りのみ 1.638(1.183)
10位.ダイキン(6367):買いと売りの合算 1.163(1.026)、買いのみ 1.025(0.866)、売りのみ 1.295(1.209)
銘柄別では、NTTに続きKDDIが機能していませんでした。目立つのはアドバンテストの買い、ソフトバンク、TDK、ファナックが比較的良い成績。
今回も銘柄ごとにPFの特性が異なりますが、全銘柄とも指数(1321と1306)のみを見た売買条件の方が結果が良くなりました(買いと売りの合算PFで見た場合)。
時価総額上位10社、日経225ETFへの組入れランキングを具体例にしてみましたが、また近々アイデアを考えてみます!
リクエスト銘柄あれば、書き込みしてください。よろしくお願いします。
NTトレード個別銘柄検証結果~時価総額上位6位から10位
これは先日ご紹介したNT倍率(スプレッド)を利用したデイトレードのストラテジーです。
基本的には、日経225でのトレードやTOPIXのトレードに役立ちますが、個別株での利用も可能です。先日は時価総額上位5社について検証結果をご紹介しましたが、今回は6位から10位までを見てみましょう(2024年3月26日時点)。
※いずれもTradingViewの株式スクリーナーを利用。
NT倍率を計算する際には、日経225型ETF(1321)とTOPIX型ETF(1306)を使います。
売買ルールはシンプルですが、念のためルールを再掲します。
15時の引け後に、下記のチェックを行います。
(買いの場合)
①今日のNT倍率(1321÷1306)が前日のNT倍率よりも上がっていること。
②今日の1321終値が前日の1321終値よりも高いこと。
③今日の1321終値が今日の1321始値よりも低いこと(陰線)。
この条件に合致したら、翌日の寄付きで成行買いエントリー。
そして、引けで決済します。
(売りの場合)
①今日のNT倍率(1321÷1306)が前日のNT倍率よりも下がっていること。
②今日の1321終値が前日1321の終値よりも低いこと。
③今日の1321終値が今日1321の始値よりも高いこと(陽線)。
この条件に合致したら、翌日の寄付きで成行売りエントリー。
そして、引けで決済します。
この単純なルールをTradingViewで検証しました。
チャートは三菱商事(8058)を示しましたが、それ以外の銘柄はプロフィットファクター(PF)のみ示します。
※下記のPF値は、1321と1306の条件のみでトレードした結果(ただし、( )内の数値は、②と③の条件を取引銘柄にした場合)。
※また、今回の検証結果も、ストップ(ロスカットや利益確定)は入れていません。
・NTT(9432):買いと売りの合算 1.008(0.736)、買いのみ 1.154(0.912)、売りのみ 0.89(0.608)
・ファーストリテイリング(9983):買いと売りの合算 1.145(1.031)、買いのみ 1.011(1.237)、売りのみ 1.276(0.852)
・三菱商事(8058):買いと売りの合算 1.46(1.446)、買いのみ 1.332(1.293)、売りのみ 1.58(1.62)
・信越化学(4063):買いと売りの合算 1.256(1.227)、買いのみ 1.241(1.063)、売りのみ 1.269(1.386)
・日立(6501):買いと売りの合算 1.337(1.254)、買いのみ 1.343(1.464)、売りのみ 1.332(1.093)
銘柄別では、NTTが全く機能していませんでした。ファーストリテイリングも良くないですね。
今回も銘柄ごとにPFの特性が異なりますが、全銘柄とも指数(1321と1306)のみを見た売買条件の方が結果が良くなりました(買いと売りの合算PFで見た場合)。
ただし、先日に述べた通り、②と③の条件を個別銘柄にすると取引日が変わるので、全体のリスク分散につながる可能性はあるでしょう。
近日中に別銘柄で検証した場合もご紹介します。リクエスト銘柄があれば、書き込みしてください。
米金利と米ドルの関係はスプレッドボリンジャーを使うとどう見える??
TradingViewでは個別株、先物、FX、コモディティなど様々な市場データを長期間使うことができるので非常に便利です。債券や経済指標まで使えるのは有難いですね。
さて、米ドルと米債券には密接な関係があるのは、皆さんもご存じの通りでしょう。
通常は、米金利が上昇すれば米ドルは買われ、米金利が低下すれば米ドルは売られ、という関係ですが、この関係はスプレッドボリンジャーを使うと、どう見えてくるのか?興味深いところです。もし関係性が見えれば、FXや米株等、様々な市場で利用することができるでしょう。
米ドルの取引例は、米インターコンチネンタル取引所 (ICE)に上場している米ドル・インデックス先物を利用しました。そして、スプレッドボリンジャーを使った検証では、
「米金利に対して、米ドルが買われ過ぎになっていると、それは修正され(つまり、売り)、米ドルが売られ過ぎになっていると、それも修正(つまり、買い)される」という検証結果になりました。いわば、スプレッドボリンジャー的には、逆張りの使い方になります。
この結果から考えると、「米ドルを取引するときに、米金利を見ることは有効である」ということが言えそうです。これは当然の結論かもしれませんが、こういった基本理論はスプレッドボリンジャーを利用しても導き出してやることができます。このあたりがこのインジケーターの優秀なところだと感じています。過剰最適化などを行っていないインジケーターなので、様々な市場で有効な結論を導き出してやることができます。
プロフィットファクターなどの値はまだまだですが、資産曲線はそこそこ安定した結果になっています。今回の米債券を使った検証結果は様々な銘柄検証にも繋げられそうです。
次回も米債券を使った検証例を示してみたいと思っています。
Crypto CurrencyとNQ(ナスダック100ミニ先物)
Crypto Currency(クリプトカレンシー、仮想通貨・暗号通貨)は、今や様々なトレーダーの間でボラティリティの高い人気市場になっています。調べていくと、リスク資産同士の相関は高く、S&P500等米国株式市場とも高い相関関係があるようです。
今回もスプレッドボリンジャーを利用し、米株指数先物トレードの検証結果を示したいと思います。取引例はナスダック100ミニ先物(シンボルはNQ)を利用してみます。
これまでも述べてきたとおり、スプレッドボリンジャーは2銘柄間のスプレッドを利用し、様々な市場で順張り・逆張りのスイング・トレードやデイ・トレードに利用することができます。
今回は順張りトレードで優位性を確認することができました。具体的には、
買いルールは、日足スプレッドボリンジャーのインジケーターが上方バンドを上回っているときにはナスダック100先物を取引開始時にロング、取引終了時に売り決済。
売りルールは、日足スプレッドボリンジャーのインジケーターが下方バンドを下回っているときにはナスダック100先物を取引開始時にショート、取引終了時に買戻し決済。
というスプレッドボリンジャーでの寄り引け順張りデイ・トレードでの取引結果を示しています。
取引は2018年以降になりますが、まずまずの結果が出ているようです。なお、この結果はナスダック100ミニ先物だけでなくS&P500ミニ先物でも同様の結果が出ています。検証結果は日足を利用しており、寄り引けデイ・トレードの結果ですが、15分足など皆さんがお気に入りの日中足を利用し、普段から使っているインジケーター等と合わせれば、さらに有効なトレード結果を実現できる可能性があるでしょう。
色々な調査の中で示されている通り、仮想通貨・暗号通貨は米株市場と高い相関関係がありそうです。今回はスプレッドボリンジャーを利用しましたが、興味を感じた方は調査・研究してみてください。
短期移動平均線と帯びの関係(8411)みずほフィナンシャルグループ 週足
相場が安定しているのか、不安定な動きなのかを見るのは、短期移動平均線と帯の関係を見れば分かります。
不安定な相場展開は、短期移動平均線が帯に絡んでいきます。
つまり、移動平均線大循環分析でのステージがコロコロと変化します。
一方で、安定した相場展開は短期移動平均線が帯でサポートされて上昇する。
もしくは、短期移動平均線が帯で抵抗を受けて下降する動きになります。
そうすると、ステージで見ると、帯に接しないステージ1が継続するか、もしくは、ステージが1→2→1の押し目買いが継続します。(売りは454となる)
やはり、ステージが短期間でコロコロと変わる銘柄はトレードが難しいですよね。
分かりやすいチャートでトレードできるように、短期移動平均線と帯の関係に注目しましょう。
商品相場を利用したドルストレート通貨ペアのデイ・トレード
コモディティーは、外国為替市場との間に強い相関があることはご存じの通りでしょう。そうした性質はスプレッドボリンジャーを利用しても表現することが可能です。これまでも述べてきたとおり、スプレッドボリンジャーは2銘柄間のスプレッドを利用し、様々な市場で順張り・逆張りのスイング・トレードやデイ・トレードに利用することができます。今回は、皆さんが良くご存じのコモディティを利用し、ユーロドルの寄り引けデイ・トレードを行ってみます。
買いルールは、日足スプレッドボリンジャーのインジケーターが下方バンドを下回っているときにはユーロドルは売られ過ぎの状態なので、寄付きで買い、引けで売り決済を行う。
売りルールは、日足スプレッドボリンジャーのインジケーターが上方バンドを上回っているときにはユーロドルは買われ過ぎの状態なので、寄付きで売り、引けで買戻し決済を行う。
ストラテジーテスターの結果を見ると、かなり一貫した右上がりの資産曲線が実現されており、ロング、ショートともプラスの成績が出ています。
また、投稿チャートをご覧いただくと分かりますが、直近の結果も優位性のあるトレードが実現されているようです(日足チャートの表示:陽線は赤、陰線は緑)。
ここに皆さんのトレードルールを加味すれば、寄り引けにすることなく取引時間中のエントリーとエグジット(決済)を実現し、より優秀な成果を出すことも可能かもしれません。
また、この戦略はユーロドル以外でも、豪ドル/米ドル(AUDUSD)、英ポンド/米ドル(GBPUSD)といった他のドルストレート通貨ペアでも利用可能です。
いくつかの通貨ペアの成績(プロフィットファクター(PF)で評価)を列挙すると、
※PFについては、これまでの投稿で述べてきたとおり。
■豪ドル/米ドル(AUDUSD) ロング:1.49、ショート:1.305
■英ポンド/米ドル(GBPUSD) ロング:1.27、ショート:1.444
■NZドル/米ドル(NZDUSD) ロング:1.306、ショート:1.15
■米ドル/スイスフラン(USDCHF) ロング:1.301、ショート:1.475
■米ドル/加ドル(USDCAD) ロング:1.361、ショート:1.637
※USDCHFとUSDCADは、ペアが逆表示なので、取引ルールは逆張り→順張りトレードに変わります(つまり、買いと売りが逆になります)。