コミュニティのアイデア
価格はトレンドラインやチャネルのような直線だけでは決まらないこのチャートでわかるように、価格は移動平均線とエンベロープ(中心バンドになる移動平均線からの乖離率を示す)によって支配されています。
もちろんその他の水平線、フィボナッチ、トレンドライン、チャネルラインによっても分析を行なっている投資家が売買判断を行い価格が変化しますが、
それらは属人的で、描く人によって場所が変わるため客観性に乏しいと言えます。
それに対し移動平均線、エンベロープは自動表示でき、人によって位置が変わるこれらのラインと比べ絶対的です。
「でも移動平均線だって投資家達がどんな期間設定するかによって変わっちゃうから属人的じゃないの?」
そんな疑問が浮かぶ人もいるでしょう。(良い発想です!)
そう、そこが移動平均線の1番の課題です。
私はその問題を解決するため、大多数が表示するであろう期間設定の移動平均線、
例えば1日線、1週間線、1ヶ月線、3ヶ月線、6ヶ月線、1年線など、
を各時間足に表示できるインジケーターを作り、どの時間足でもこれらの移動平均線が
同じ位置に同じ色で表示できるようにして解決しました。
この方法で時間軸を手に入れる事ができ、時間足を切り替えた時にトレンドが違って見える問題を解決できます。
エンベロープの中心バンドに使う移動平均線も上記のキリの良い期間設定ものを用いています。
どの時間足でどの期間設定の移動平均線を中心バンドとするエンベロープを表示すべきか、は
チャートの見やすさや、トレードで使いやすいものを選び表示させています。
価格が反転するエンベロープの乖離率は銘柄によって異なるため設定が難しいという課題がありますが、こちらについてもあらゆる銘柄のボラティリティーを調べ、ワンタッチでフィットするバンドが表示できるインジケーターを開発して提供しています。
価格はトレンド方向に過熱し過ぎると反転し(その時エンベロープのバンドにタッチする)、
平均回帰(つまりはなれてしまっていた移動平均線の方向に戻る)し、サポートされるとまた
トレンド方向に動き始め移動平均線から離れていく性質があります。
これはどういう理由でなのか考えてみると、
割高になったら売られ、各投資家各々がリーズナブルかどうか判断に使う平均値に戻ってきたら買われ始める事からこのような現象が起こる、と思われます。
これらの事を移動平均線とエンベロープで可視化できれば、環境認識がかなりしやすくなります。
移動平均線はトレンドを示す、と習いますが、トレードにおいて重要な事は、その事よりも抵抗帯である、という観点で眺めることです。
トレンド方向に行き過ぎないための抵抗帯が乖離率で決まり、トレンドと逆方向に行き過ぎないための抵抗帯が移動平均線。
この視点からトレード戦略を立てる事ができると、どこで買いどこで売るべきかが分かってきます。
また更に応用するとベストなエントリーポイントが見えてきます。
それについてはまたの機会に説明させて頂きます。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
値幅調整と日柄調整(8306)三菱UFJフィナンシャル・グループ 日足
現状を見ると、陰転していたものが陽転してきました。
200日EMAを突破出来るかどうかがカギとなります。
今回は、値幅調整と日柄調整という点について考えます。
直近の下落をトレンド転換と読むのか、それとも大きな上昇の調整とみるかによって戦い方が変わりますよね。
実際は、その両にらみでトレードする必要があります。
話が逸れましたが、値幅調整とは価格が大きく下がって調整をする。
日柄調整は、日柄だけがどんどん経過して調整をするケースです。
チャート上に横向きの三角保ち合いが出れば日柄調整の可能性が高いです。
トレードをする上で調整局面をどう捉えるかがカギとなりますので、このチャートのどこの部分が値幅調整で、どこが日柄調整かを各自チェックしてみましょう。
👑トレードアイデア 非テクニカル相場で絶対にやってはいけない5つのミスどうもこんにちは。
新目健治です。
あなたはテクニカル分析を魔法のツールだと勘違いしていませんか?
そうであれば、この記事があなたのその固定観念をぶっ壊します。先に謝っておきます、ごめんなさい。
テクニカル分析は、ファンダメンタルズ分析ほど非生産的ではないけど、永久機関のような夢の利器でもありません。
ハイブリッド分析は、きっとその中間にあるものです。
にも関わらず、すぐにこういった僕の煽り文章に覚醒し、「なるほど!ハイブリッドは夢のビジネスモデルだ!」なんて勝手に興奮しだす。戯け者め。
ハイブリッド分析は、科学者や技術者の精力的な発明(例えばスタンリー・アレン・メイヤーの水燃料電池とか)にも関わらず実ることなかった「夢の技術」のような優れものでもありません。
ちなみに、無料で相場を縦横無尽に分析しまくれるTradingViewって、30年以上前からトレードしている僕からしてみるとかなり夢の技術に肉薄していると思うんだけど、どう?
閑話休題。
ハイブリッド分析を新たな手法か何かと勘違いしている人たちの典型的なミスを5つ紹介します。
とにかくテクで逝かせようとする
環境認識をしない
オートメーション化しない
TradingViewのデータを十分活用してない
"やらない"という判断ができない
本日お届けするノウハウはこちら
ミス#1 テクニカル至上主義
ミス#2 環境認識しない。してるつもり
ミス#3 オートメーション化しない
ミス#4 TradingViewの宝の持ち腐れ
ミス#5 「やらない」という判断ができない
分析#6 今のドル円の相場は?
ミス#1 テクニカル至上主義
相手にその気がないのに、なんとか雑誌で覚えた稚拙なテクを駆使して逝かせようとする。
そんな自己満足な男ほど滑稽なものはないです。
テクニカル主体で動いている相場で、テクニカル分析を使うからこそ機能するし、勝率もあがるってもんじゃないですかね?
テクニカルで動いている相場とは、やはり高値安値を切り上げ続けているとか、フィボナッチ・リトレースメントがきちんと役割を果たす、
「規則正しい」相場のこと。
レンジ相場も、レンジの上辺下辺が機能しているならテクニカル相場といえますが、
明確に意識された上下のラインがないふらふらとした短なる横ばいではテクニカルは機能しにくい。
そういった、テクニカルでは説明しにくい相場をとりあえず「非テクニカル相場」と呼びましょう。
そんなとき、なんとかテクニカルで分析してやろう!
と、あれこれインジケーターや分析ツールをチャートに重ねては、
新たな「芸術作品」を描ききる。
そういう人がいます。
それは分析しているのではなく、
説明がつけられそうなインジケーターを(しかもあれこれ貼り付けて)もってきて、なんとか相場に寄せていって自分で納得しているだけ。
「どうです!私がもってきたこのインジケーターは今の相場を明確に表しているように見えますでしょう!」
というように。
こんな自己満足ではなく、相場の気持ちを白日の下にさらけ出すノウハウをそのままお渡しします。
ミス#2 環境認識しない。してるつもり
あなたは漁師です。「え?違うよ?サラリーマンだよ」っていう意見はさておき。
漁師になったと仮定して、まずはその日の天気予報を見て、魚が取れそうか、どんな魚か?どこで一番とれるか?
そして、「どうやって穫るか?」という戦術を立てるはず。
相場の天気予報をしないまま、テクニカルを当てはめてしまうのでわからなくなるのです。
ミス#3 オートメーション化しない
トレードの手順が毎回手作業。それでは大変です。
「いや、自分は相場好きやし、時間たっぷりある」
時間があればいいってもんじゃなく、時間をかければかけるほど
脳の認知機能がゲシュタルト崩壊を起こし、
だんだんよくわからなくなってくるのがチャートです。
それにトレードの工程が多すぎると、だんだんめんどくさくなってきますし。
余分な作業(勝率にかかわらない無駄な)を削ぎ落とし、手順を定型化しましょう。
トレードアイデアのリミットは10分。
時間をかけてじっくりと煮込んだら美味しくなるのはカレーくらいです。
ミス#4 TradingViewの宝の持ち腐れ
こんなトレーダーがいます。「私はユーロ円しかやらないから、ユーロ円だけ見ている」とか。
相場はいろいろなものがリンクしていますから、「非テクニカル相場」ではユーロ円だけみていても、合理的に動きを説明付けることができません。
テクニカル要素が100%で動いている相場(めったにありませんが)では、それでもいいでしょう。
しかし、少なくともユーロ円はドル円の影響を受けるでしょうし、原油、金、ユーロドル、米国債の影響を受けます。
ドル円は日経225などの株価指数の影響も。
昔は、これらの必要なデータを一箇所で、しかもお金をかけずに見るのは至難の技でした。
いまはTradingViewさんがあるので、職業トレーダーにとっては鬼に肉棒です。
しかし、それが「宝物」だと知らないと、そもそも見なかったり、活用できなかったり。
宝の持ち腐れになってしまいます。
最強の攻撃呪文、エクスペクトパトローナスを知っていて、パトローナムを使わないようなものですね。
うん、わかりやすい例え。
ミス#5 「やらない」という判断ができない
相場にはテクニカルで分析できない時間帯があるということをお伝えしました。
しかし、さらには「何が起こるかわからない」嵐の前触れのような場面もありますよね。
そんな場面でも、なんとかテクニカルをチャートに当てハメ、分析したがる、ハメたがりのヤリたがりの男がなんと多いことか。
わからないときは、わからないとはっきり宣言し、なぜ自分の手法では説明がつかないのか?を説明することができるのが優れたトレーダーなのです。
釣りの名人は、釣れないときは、釣れなかったと素直に言うものです。
分析#6 今のドル円の相場は?
では、今現在のドル円の相場はどうでしょう?
環境はアップトレンドで、「非テクニカル相場」
超短期米国債の「価格」と正の相関性がある100%ファンダメンタルズ相場です。
ということは超短期の米国債、つまりはファンダメンタルズ分析をしないとドル円が今後どうなるか?どのような戦術でいくのか?という仮説が立てられないということです。
相場は買うか売るかしかないので、適当にやっても当たることもあるでしょう。
しかし、それでは相場の真理にそっているとは言えないので、遅かれ早かれトレード手法が破綻してしまう可能性は高いでしょう。
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「 ZigZagでエリオットを制覇せよ! 」OANDA:GBPUSD
「 ZigZagでエリオットを制覇せよ! 」
ZigZagを極める(希望)!
今回はZigZagを使って波の進捗と反転時期を探ってみようと思います。
ZigZag 深さ20(長期)
ZigZag 深さ4(短期)
* 説明の便宜上、長期・短期と勝手に名付けました。
チャート解説。
チャート図を見ると長期ZigZagがエリオット5波動が完成しているのがわかる。
同時に、1波動ごとに短期の5波動が確認できる箇所がある。
第1・4波は1時間足では波が急騰・急落してるので、長期・短期が合体して表示されている。
第3・5波は短期ZigZagでエリオット5波動が綺麗に確認できる。
長期・短期のZigZagを合わせて使うことで、何波目のどのあたりか、波の進捗を測ることができるのではないかと思う。
トレンドの反転も、エリオット5波動完成が確認できたことで転換のタイミングが近いことを察知できると思う。
トレンド転換のタイミングは過去アイデアの「ZigZag 鉄板エントリーパターン」で説明しているが、この説明では
安全だがタイミングが遅くなる可能性がある。1時間足以上でないと利益を取れないかもしれない。そこで、今回
は多少リスクがあるかもしれないが、長期ZigZag5波動が確認できたら、短期ZigZagの赤波DOUW発生で
反転エントリーしても良いのではないかと思う。この辺は、経験と裁量に任せます。
ちなみに、波の反転には大きなトレンドの反転の他に、推進波から調整波、調整波から推進波への転換もあります。
その反転も、長期・短期ZigZagでタイミングでおおよそ計れます。 以上
そもそもZigZagとは、エリオット波動をチャート上にビジュアルで示してくれるインジケーターです。
がしかし、ZigZagのポテンシャルはそれだけではありません。
1、 押し戻りを明確に示してくれる。
2、 次の波の予想がつく。
ZigZagはジグザグしか表示しません。が、その中には様々なチャートパターンが内包してます。
なので例えば、ZigZagでは一つの上げの波が出たら、次は下げの波が出るだけです。チャートパターンに
翻弄されることはないんです。今の波が推進波か調整波かが分かっていれば次の予想もつけやすいです。
最後に、ZigZagは慣れないと上記したことを理解しにくいかも知れませんが、慣れると案外使えると思います。
余談:よく想定外のことがチャート上では起こります。そして、その都度FXはもう出来ない、と嘆くことがあります。
けど、時間が経ってチャートを見返すと自分の過ちに気が付きます。そして自分の未熟を痛感します。
インジケーターは文句も言わず、愚直に自分の仕事を坦々とこなしています。自分が使いこなしてないだけなんですね。
「 ZigZagで利益の伸ばす。 」(チキン喰いとおさらば)OANDA:GBPUSD
「 ZigZagで利益の伸ばす。 」(チキン喰いとおさらば)
ZigZag活用編 「ZigZagで利益の伸ばす。 」です。
ZigZagを使った利益の伸ばし方。もしくは、この手法をエントリーのタイミングにしても良いかも。を、紹介します。
今回は、リプレイ機能を使って、ZigZagのインジケーターと価格がどう推移していくかをご覧いただきます。
その動画から推進波A、Bと価格がどう動くかを認識することで、利益を伸ばせる理由がわかると思います。
説明は、既にあるポジションを保有していることを前提とします。
そして、そのポジションが推進波A、Bに重なったとします。それを踏まえて動画を観ると、推進波A、Bは常に
直近の最高値を保持しながら、あなたのポジションの価格は変動します。さらによく観ると、推進波A、Bが保持している
高値を更新したところから、推進波と価格は一つになって、最終的には戻り高値まで一緒です。
要するに、推進波A、Bと価格は波の反転の起点になる、戻り高値まで一緒ということです。
さて、ここからが問題です。チャートを見ている私たちが、その戻り高値をどう認識するかです。
そこを起点に利益は波の反転と共に、失っていくわけですから。
確実な方法は、長期ZigZag 白波 Aの発生を待つことです。この波の発生で価格の下落は確実になります。
しかし、この白波が発生した時にはかなり利益を減らしてます。
ここで、短期ZigZagのエリオット波動を活用します。波動を数えて5波動になるまで、ポジションを保有できる。
と言うことは、波動の数え方が合っていれば、短期ZigZagの赤波発生で利確できます。赤波の発生
で済めば、利益の損失はかなり抑えられます。もし、赤波発生に気付くのが遅れても短期の黄色波の戻りで利確できれば
さほど損失は変わらないと思います。
エリオット5波動には、途中にエクステンションなどという変則的な波動も含まれるので注意が必要です。
これは経験と慣れが必要かも知れません。
もし波動の数え方が分からなくても、短期ZigZagの押し戻りに損切りをセットしておくだけでも利益は充分取れると
思います。ちなみに、短期ZigZagの押し戻りブレイクで長期ZigZag白波Aの発生なんですけどね。
長くなったので忘れるところでした、手短に済ませます。
ZigZagの推進波発生は、エリオットの第1・3・5波を表します。私たちが、チャートを見て判断している
ことをZigZagが自動でやってくれています。その推進波発生をトリガーにしてエントリーしても良いかと思います。
これは、ネックブレイクのエントリーと同じことです。注意として短期足では反転周期が短くこの手法は不向きです。
やるなら、4時間足以上が望ましいかと思います。興味があれば各自で試してみて下さい。
最後に一言、長期ZigZag水色推進波が伸びてる間は利確せずに、利益を伸ばせ。です。
注意:この投稿は、個人の見解やアイデアを紹介するもので、トレードを勧めたりするものではありません。
この手法で利益が出なかったり、損害が発生しても、責任は一切負いかねますので、くれぐれもトレードは自己責任でお願いします。
また、アイデアはひらめきや、思い付きで書かれてる部分も多々ありますので、全て鵜呑みにせずご自身で検証の上
トレードの気付きやヒントとして活用いただければ幸いです。