コミュニティのアイデア
金利を見てトレードを改善する方法: パート2みなさん、こんにちは!👋
このシリーズでは、金利とは何か、なぜ重要なのか、そして金利の情報をどのようにトレードに活用できるのかといった金利に関するトピックを取り上げたいと思います。マクロ経済学やファンダメンタル分析についてもっと学びたいという初心者の方にとって、このシリーズが実践的で役に立つものになれば幸いです!
前回は、私たちのプラットフォームで債券価格を見つける方法と、金利がどのように、そしてなぜ動くのかを理解するための簡単なヒントをいくつかご紹介しました。簡単に復習したい場合には、この記事の下にあるリンクをクリックしてください。今回は、なぜ金利の理解が取引に重要なのか、そしてこの情報をどのように利用できるのかについて見ていきましょう。
金利市場は3つの次元から考えることができます。
1.) 絶対的
2.) 相対的
3.) 時間的
言い換えると、以下のような内容です:
1.) 金利は絶対的な基準でどのように取引されているのか?つまり、投資家にとって魅力的なリスク・リワードが提供されているのか?という点。
2). 金利は相対的な基準でどのように取引されているのか?国によって債券価格が異なるのはなぜか?という点。
3). 金利は時間経過と共にどのように取引されるのか?「イールドカーブ」とは何か?という点です。
それぞれの次元で金利がどのように機能しているかについて、もう少し深く見てみる価値はあります。今回はまず金利を「絶対的」という観点から見ていきましょう 。🏦
債券を端的に投資対象として見る場合、投資家は幅広い市場の中で、株式、コモディティー、暗号資産など他の資産クラスと比較して、債券が利回りやトータルリターンの観点からどれだけ魅力的であるかを見ることになります。
このトータルリターンの問いについて判断する場合には、3つの主要なリスクについて知っておくことが重要です。
1.) 中央銀行のFF金利リスク
2.) インフレリスク
3.) 信用リスク
言い換えれば、以下のような事です:
1.) 中央銀行の金利が動いて債券から受け取る金利が不利にならないか?
2.) 債券はタイマー付きのローンですが、インフレで購買力が低下し元本が実質的に目減りしないか?
3.) 債券の満期日が来た時に発行体は額面金額を償還してくれるのか?
米国では、米国政府にお金を貸すことは「リスクフリー」と見なされることが多いため、通常3番目の質問は「無視」されますが、しかし、どのようなシナリオであっても、ある時間軸における債券利回りの魅力と金利やインフレとの関係を理解することはきわめて重要な問題です。
それに加えて、金利の絶対的なリスク・リワードについては、他の資産クラスと比較する必要があります。大企業の収益から支払われるS&P500の利回りが2%だとしたら、株式を保有するリスクは債券を保有するリスクと比較してどうなのでしょうか?金融機関がこの判断をどのように行っているかは、公開市場における金利の動きを見ると見当がつくケースがよくあります。株式のパフォーマンスが債券を上回っているときは、機関投資家の株式に対する需要が高く、人々は良い気分でリスクを取りたいと思っていることを示しています。債券のパフォーマンスが株式を上回っているときは、景気が悪化している企業の株式よりも「リスクのない」利払い手段を持ちたいと思っていることを示唆しています。
これは、金利を見る上で最も分かりやすい方法です。金利は市場の絶対的なリスクと比較してどうでしょうか?他の「利回り」の流れと比較するとどうでしょうか? リスク・リワードの観点からは妥当なものでしょうか?
最後にもう一つ、金利が上昇すると、リスクを取った「対価」として必要になるリターンの額はますます高くならざるを得ず、株式のような他の資産は競争力を失い始めます。さらに、ほとんどの資産価値の計算が「リスクフリーレート」に依存していることを考えると、金利の上昇は将来のキャッシュフローの価値が下がることも意味します。
例えば、昨年末、人々が債券を売り始め、金利が上昇し始めたときに、この崩壊が起こりました。金利が上昇すると、キャッシュフローの実質的な価値が低下するため、「価値」のかなりの部分が将来に織り込まれていた株式が一番大きな打撃を受けることになりました。
金利は、市場の大きな動きを整理するのにとても役立ちます。😀
今回は以上です。次回は信用リスクや為替リスクが債券の相対的な価格設定にどのように影響するかや、様々なソブリン債が相対的な基準で互いにどのように魅力的に見えるのか/見えないかを見ていきます。また最終回は、イールドカーブと時間の経過に伴うリスクが金利の需要にどのような影響を与えるかを見ていきます。
それでは、また!
- チーム・トレーディングビュー
前回の記事をまだご覧になっていない方はこちらをご覧ください:
移動平均線が表している意味を言語化してみよう。移動平均線という抽象的な指標の表す意味を言語化し理解を深めましょう。
期間の違う移動平均線がどのように並んでいるか、クロスした場合は何を意味しているのか理解しましょう。
投資は割安を買い割高で売って利益を出します。
割安になったものが割高に向かっていく過程の早いうちを仕込む必要があります。
価格の複雑な動きを追うのが難しいという人は、移動平均線を参考に取引すれば良いです。
では移動平均線がどうなった時に仕込むべきか、グッと考えてみましょう。
※このインジケーターで表示している移動平均線の種類
紫:24時間EMA 緑:1週間EMA 青:1ヶ月EMA 黒:3ヶ月EMA 黄緑:6ヶ月EMA
「超簡単・チャネルライン トレード」OANDA:USDJPY
「超簡単・チャネルライン トレード」
超簡単シリーズ、今回は「チャネルライン」が主役。
今までに紹介した、「ズボラ」「損切り」「ダウ理論だけで」「ネックtoネック」など。
わりと消極的なトレード手法で、誰とは言えぬが、頭と尻尾はくれてやってた。上げ止まり、下げ止まりの
ギリギリまで攻めてはいなかった。
がしかし!今回の「超簡単・チャネルライン トレード」は、超簡単なのに、機能満載。
この手法を使いこなせれば、直感的に環境認識ができ、トレンド転換もわかってしまう。
一見するとごちゃごちゃで、何が何やらという感じだが、他のチャート図で整理して示すので安心して下さい。
それでは、解説に入りましょう。
使用チャート USDJPY 3時間足。(自分のディスプレイに全体図が入る時間足を使用。)
「この手法の良い所」
1、 他の時間足を確認しなくても、使用時間足のみで環境認識ができてしまう。
2、 トレンドの方向が一目でわかるので、無駄なトレードがなくなるかも?
3、 トレンド方向がわかっているので、チャネルラインがガイドになり押し戻りのポイントを探りやすい。
仮に、ポイントがわからなくても、順張り方向がわかっているのだから、どこからエントリーしても
いずれプラスになる。
4、 チャネルは0.5刻みでラインが引いてあり、そのラインからラインへ効率よくトレードすることができる。
5、 チャネルが引けると同時に上昇、下降ボーダーラインも引けるので、そのラインをブレイクすることで
局面が変わったことを認識できる。
6、 後で説明するが、トレンド転換が一目でわかる。
注意点 トレンド方向は、V・逆Vの字のネックラインをブレイクするまでは確定しないので、エントリーは
ネックラインブレイクの後が安全ですよ。
「超簡単・チャネルライン トレード」手法
1、 チャネルを引く
使用通貨ペア、使用時間足の天井圏または底値圏を確認する。
確認できたら、Vまたは逆Vの字を探す。そのVの字でチャネルを作る。引き方の模式図を
チャート図の左下隅に示す。
2、 エントリーと損切り
チャネルが引けたら、Vの字のネックをブレイクしてるか確認。ブレイクしていたら、一応方向は確定。
一応というのは、作成したチャネルがその波の本来のチャネルではなく、のちのち修正が必要になることが
あるから。なので、直近最高値もしくは最安値に損切りは忘れぬように。
ネックをブレイクしていたら、どこからでもエントリーは可能。より効率よくするのなら、チャネルラインを
使って、押し戻りに挑戦してみよう。
チャネルラインを注意深く見てもらうと、高安値がチャネルラインに多数レジサポされてるのが確認できると
思います。それを利用してポイントを探ってみて下さい。
3、 利益確定
利確もエントリー同様、0.5刻みのチャネルラインを利用して、タッチで決済でも、トレンドの転換まで
引っ張るか。いろいろトライしてみて下さい。
おまけ
トレンド転換の簡単な見つけ方。
これは、当たり前のことで既に誰でも知っていることなんですけど。要するにダウ理論です。
安値の切り上げ、切り下げです。ただの切り上げ切り下げだけなら、調整中でも出現するのでそれだけでは
ダメです。チャート図中にも有りますが、三角作って、ネックをブレイクしたら転換と思っていいと思います。
チャート上に図を書くとわかりやすいと思いますよ。
以前に紹介した、「ズボラ」「損切りトレード」「ダウ理論だけで」「ネックtoネック」なども合わせて理解して
もらえると、分かってもらえると思います。
分かり易く、チャネルごとに分けてチャートを貼ります。
分からない事や、質問などありましたらコメント下さい。できる範囲でお答えしたいと思います。
また、良いこと悪いこと問わずコメントいただけると嬉しいです。
暗号資産の総時価総額を確認する方法2022年8月現在、暗号資産全体の時価総額は約 1兆ドル前後で落ち着いています。
(昨年の一番盛り上がりを見せていたタイミングでは、一時約2.8兆ドルまで達していました。)
暗号資産の時価総額をTradingViewで分析したい場合は、検索バーに「TOTAL」または「CRYPTO MARKET CAP」と入力するか、Total Market Cap ページをご確認ください。
jp.tradingview.com
時価総額は、暗号資産全体の健全性を確認したいときに大変役立ちます。
“Total Market Cap”はその名の通りすべての暗号通貨が合計され、1 つのデータ ポイントとして表示されます。 たとえば、ビットコインの時価総額 + イーサリアムの時価総額 + ライトコインの時価総額 などです。 総時価総額を確認することで、暗号資産全体と、それらがどのように取引されているかを測定することができます。
TradingView の時価総額ページ (上記リンク) では、ビットコインを除く時価総額の合計と、各暗号の時価総額の支配率をパーセンテージでグラフ化することもできます。 これらのチャートはどちらも、暗号通貨の状況をよりよく理解するのに役立ちます。 もしビットコインを差し引いた場合は、ビットコインを含まないすべての暗号通貨の健全性を評価できます。 これにより、アルトコイン に関する洞察を深めることができます。
例えば、「ビットコインの動きには連動しないで市場が一定の方向に動いている」といったケースに気づくことができるかもしれません。 各暗号通貨を総時価総額のパーセンテージとして表示することで、他のすべてのものと比較してどの暗号通貨が今影響力を持っているのかを確認できます。
ぜひ時価総額ページをご活用いただけたら幸いです。
もし暗号資産の現状に関するチャート、独自の分析がありましたら、ぜひコメントまでご記入ください。 また、これらのツールに関するご意見もお待ちしております。
※チャート画面で、”ログスケール”をオンにすると見え方が変わります。
解説はこちらから
200日EMAを見ると大局の動きが分かる(7011)三菱重工業 日足
200日EMAの方向性を見ていると、大局の動きが見えてきます。
200日EMAが右肩上がりであれば、大局は上昇トレンド。
200日EMAが右肩下がりであれば、大局は下降トレンド。
200日EMAが横ばいであれば、大局は中間波動(もみ合い相場)。
その大局の動きに対して、直近の動きがどう関係しているかで見えてくるのがあります。
それは、トレードするときに利益を狙いやすいかどうかです。
200日EMAが右肩上がりで価格が200日EMAから放れる動きは利益が伸びやすく、その反対は利益が小さくなる傾向があります。
200日EMAが右肩下がりで価格が200日EMAから放れる動きは歴が伸びやすく、その反対は利益が小さくなる傾向があります。
ただし、トレンドが転換し、大局の上昇トレンドから下降トレンド、下降トレンドから上昇トレンドに移行する局面は、利益が伸びやすく傾向があります。
このように200日EMAを見ることで、どこをトレードすればよいかといったヒントを得ることができるのです。