原油高の恩恵を受ける企業(1605)INPEX 週足チャート
コロナショックまでは原油価格の下落と共に、INPEXの株価も下落していました。
200本EMAも右肩下がりになっていました。
そこから、直近は原油価格の上昇もあり、株価がしっかりと上がってきました。
200本EMAを明確に上抜けて上昇トレンドの動きになってきました。
ポイントは大局の下降トレンドが終焉して、大局の上昇トレンドに移行できるかです。
そのカギとなるのは、2018年初めのところの高値を突破できるかどうかです。
底を突破すると長期下降トレンドの高値切り下げの動きが否定されるからです。
大局の動きに変化が出るのかどうかに注目していきましょう。
チャートパターン
インフレ・紛争に強い企業(5713)住友金属鉱山 日足チャート
世界の株式市場はロシアのウクライナ進攻によって下落しています。
当然のことですが、戦争などが起きれば経済は大きなダメージを受けます。
それに伴い株価も下落していきます。
しかし、そんな環境でも上昇する企業もあるのです。
それは、資源関連銘柄となります。
今回のように、原油や貴金属が上昇すると株価が上昇するのです。
また、コロナショック以降、コモディティの上昇がずっと続いています。
今、世界で何が起きているかというと、インフレの芽がしっかりと育ってきているということです。
コモディティの上昇が続けば、資源を持っている企業の価値は必然的の上昇します。
今回はウクライナ進攻によってゴールドが上昇したことで注目度が上がりましたが、そもそも、今年もインフレの流れが続いておりコモディティ高が続いています。
今年のマーケットのキーワードはインフレと利上げだと思っています。
ここからの展開に注目しましょう。
チャートとしては高値更新してきましたが、その動きが本物かどうかが注目です。
そのカギは短期移動平均線と帯の関係になりますので、そこをしっかりと見ていきましょう。
チャネルがよく効いているオージー円下落、上昇、下落とチャネルに沿って動いてくれているオージー円は取引しやすい。
トレンド方向に逆行する動きがチャネルで跳ね返されトレンド回帰するシーンでエントリーすれば良い。
反対側のチャネル到達で利確。抜けた場合はチャネルをコピーして使う。
チャネルを外れた場合はトレンド転換の可能性が高いので目線を切り替え新しいトレンド方向にポジションを持てばよい。
現在長期移動平均線を価格がまたぎダイナミックに波動を形成しており、移動平均線による途中反発は意識しながら
ラインを中心に取引した方が良さそう。
※コメント欄にチャネルに近い働きをしてくれるエンベロープについて解説しています。
三尊天井にもダマシはある! ~チャートパターンを鵜呑みにするな!~(6789)ローランド ディー.ジー 日足チャート
今回は大局のトレンドが底打ちしたかどうかをどうやって確認するのか。
それから、チャートのパターンのダマシをどうやって見抜いていくのか。
その2点について解説しています。
チャネルを早い段階で予測する方法この投稿では平行チャネルについて、以下の2点を共有したいと思います。
・チャネルを引くときに意識する点
・チャネルを早い段階で予測する方法
チャネルを引くときに意識する点
チャネルに限らず、水平線やトレンドラインにも共通することですが、多くの市場参加者が意識するラインかどうかという点が重要です。
多くの市場参加者の視点が集中する場所であればあるほど、そこで仕掛け(=注文)が発生する可能性が高くなり、トレンドの転換やブレイクへと繋がるからです。
平行チャネルについては、一つの目安ですが、上限/下限どちらかで3点以上接点があるものは市場参加者の多くが意識する可能性の高いチャネルとして考えられます。
ただ、それ以下の場合についても見込みでチャネルを引くことで、あらかじめ将来のサポート・レジスタンスの候補を把握することができます。
以下ではそのチャネルの予測方法について紹介します。
チャネルを早い段階で予測する方法
概念図
上昇チャネルの場合を例にとると、上図のように0->1->2と安値の切り上げが発生した時点で、
1. まず0-2ラインを引く
2. 0-2ラインを高値1にスライドさせる
ことで最も早い段階での見込みチャネルを引くことができます。
そして図の2のポイントから実際に上昇トレンドが発生した場合、見込みチャネルの上限で反発して一旦調整下落へ入るケースは結構頻繁に発生します。
図の2のポイントでロングポジションが持てている場合は、見込みチャネル上限到達で一部利益確定してしまうのも一つの判断でしょう。
ぜひ過去チャートを使って検証してみてください。