超シンプルなチャートで分析・トレード!!三角レンジのレンジのトレード前回書いた、ノーリスク/ノーストレスにした残りのポジションは注文がヒットして利益確定となりトレード終了となりました。
このようにしておくとお気楽にトレードを続けていくことができます。
その後ですが、すでにもう1トレード終わったばかりなので、今回は「教材」扱いとして投稿いたします。
高値が切り下がり続け、安値はサポートラインができていたので、三角レンジの形になっていました。
このことは、売り圧力が増していく
(前回よりも安いところから売り込まれることが繰り返されているので)
しかし、サポートの付近では買いが入ってくる展開なので、サポートを割れた場合は一気に崩れる可能性があることを表しています。
底辺が水平な三角レンジです。
それで、底辺割れ(サポート割れ)の売りを狙っていました。
そして昨日、割れたので売りエントリーしました。
その後一気に0.7600の切り値割れまで70Pほどの下落となりました。
いつもの通り、半分利益確定。残り半分は売り値下ストップにしましたが、それもヒットして利益確定で、トレード終了となリンました。
今回の三角レンジのトレードはすぐに下落トレンドまでは発展しませんでしたが、今後その可能性もあります。
このような形は、チャートに時々出現します。
チャートパターン
上昇すればするほど調整も大きくなりやすい(2413)エムスリー 日足
移動平均線大循環分析でチャートを見ていきましょう。
上昇帯が右肩上がりで間隔が広がっていましたのでトレンドに勢いがあったのが分かります。
200日EMAも右肩上がりですので大局の動きも強気になっています。
移動平均線大循環分析のステージで見ていきましょう。
コロナショックの時に下降期である第4ステージになりました。
そこから、切り返して第1ステージとなり安定上昇が続いています。
途中でステージが2になり、そして、直ぐに1に戻るという、ステージの「1→2→1の押し目買い」パターンになっています。
この動きが2回ありました。
第2ステージになっても直ぐに第1ステージになったので一時的な調整であったことが分かります。
今回も第2ステージになりましたが、一時的な調整となるのか、それともトレンド転換するのかはわかりませんが、分かっていることが一つあります。
それは、今回2本のトレンドラインを引きましたが、相場の上昇が続けば続くほどノイズは大きくなる傾向があるということです。
どういうことかというと、価格は上昇すればするほど、一時的な調整でも値幅は大きくなりやすいのです。
なぜなら、1000円の3%は30円ですが、10,000円の3%は300円となりますので、必然的に価格が高くなればなるほど値動きは大きくなります。
その上がったり下がったりする動きの幅のことをノイズといいます。
今回も含めて3回目の第2ステージとなりますが、そこの部分に赤丸を付けました。
今回の幅が大きいのが分かります。
そして、価格が上がれば上がるほど値幅が大きくなる傾向になり、また、トレンド転換する可能性も上がります。
短期移動平均線が帯を下抜ければ第3ステージとなります。
ここからどうなっていくのかを注視しましょう。
現状を分析する ~原油市場~(CL2!)WTI原油先物 日足チャート
今回は原油市場の現状分析をしてみようと思います。
幾つかの矢印や色が塗られているので見難いところがあるかもしれませんがご了承ください。
今回は上昇している原油を分析するために、TradingViewの予測・測定ツールで描画しています。
原油市場は昨年の4月に先物市場で歴史上はじめてマイナス価格を付けました。
よって、今回は期限が一番短い「期近」ではなく、「二番限」のチャートで分析します。
まずは、価格を見ていきましょう。
2020年4月に安値を付けてから切り返しその年の8月に高値を付けました。そこから、11月まで調整が入り今年の1月まで上昇しました。
ここから2つの計算値で見ると、「V計算値」だとちょうど現状のところとなります。これは、相場の勢いが弱くなった時やもみ合いの時の計算値です。
前回の波動を継続するのであれば「N計算値」になりますので、まだ未達成です。
次にサイクル(安値から安値の周期)から見てみましょう。
最初の上昇のサイクルを今回に当てはめると、次のボトムが今年の5月となります。
ということは、直近の1月に高値を付けてから下がっていますが、この動きが非常に重要になることが分かります。
どういうことかというと、前回のサイクルが強気型だったので、通常ならば今回も強気型になります。
そうであれば、今の調整が「フラッグ」となりここから更に高値更新していくでしょう。
なぜなら、強気型は上昇している時間の方が長いからです。
一方で、今回のサイクルが弱気であるならば、ここから下降トレンドに移行し昨年の11月の安値を割っていきます。
私はこの原油相場がどうなるかを予想しているのではありません。
現状分析をして、考えられるシナリオを考察し、後は、実際の価格がどう動くかを見てその都度シナリオを微調整しながら未来を計測するのです。
そうすることで、上昇しても下降しても直ぐに対応することができるのです。
皆さんも、トレードする銘柄を計測してみてはいかがでしょうか。
移動平均線と価格の関係を確認(JPXJPY)日経225 日足チャート
今回は移動平均線の乖離率を見てみましょう。
チャートの下のオシレーターは200日移動平均線と価格がどれだけ乖離があるか見ています。
0を中心にみて、0より上の場合は200移動平均線よりも価格が上にあり、0より下の場合は200移動平均線よりも価格が下にあります。
現在の乖離は2013年以来の乖離となっているのが分かります。
ここから何を感じ取るのか。
皆さんはこれを見て何を感じてどう分析されますか?
私は乖離が大きくなったから下がる、ということを言いたいのではありません。
現状の株価はそれだけ勢いが出てきているということを教えてくれています。
ここから更に乖離が大きくなることもあります。
ただし、意識しなければいけないのは乖離が大きくなればなるほど相場が反転した場合は、
トレンド転換しないとしてもそれなりに下降することが想定されます。
今は現状の流れにつ維持しながら、相場が反転した時は値幅が大きくなる調整にも気を付けておきましょう。
強い変動を利用して短期的に利益を得るための考え方載せたチャートはBTCJPYの1時間足チャート。
赤いトレンドラインは、日足レベルでの三角持ち合いを規定するラインである。
明確な三角持ち合いができていたので注目していた方が多かったのではないだろうか。
たぶん三角持ち合いを下抜けるだろうな~と思いながら見ていたが、
案の定下抜け。そして短時間で比較的強い下落が発生した。
こういう強い値動きを見つけた場合、手を出さないのもありっちゃありだが
稼いで行くには勇気をもって手を出すことも必要だ。
私なりの考え方を紹介したいと思う。
画像にポイントを記載してあるが、一つずつ解説していく。
①は、三角持ち合いを下抜け後、急落している状況である。
この急落を見て安易に追随するのは良くない。
なぜならエントリーした瞬間に逆行しはじめることもあるからだ。
ギャンブルになってはいけない。
急落している間は
「買った人がロスカットくらってるな~。かわいそう~」
「初心者が新規で追随売りしてるな~。そんなに売ってると踏み上げられちゃうよ~」
などと思いながらチャートを静観しよう。
②は戻り(=プルバック)の様子である。
このとき、どこまでプルバックするかを注視する。
買いたい人が多いほどプルバックは強くなるが、
下落が継続していくときは急落幅に対して
2~3割程度のプルバックで止まることが多い。
(いわゆるフィボナッチの23.6%戻し、38.2%戻し)
しかし50%以上のプルバックになると下落が続かずに
上昇転換する可能性も高くなってくる。
初めの三角持ち合い下抜けの初動がかなり強い場合は
下落が継続することを見込んで2~3割程度の
プルバックの時点でショートを仕掛けるのもありだ。
ややギャンブルにはなるが、タイトにストップを
置けるのでリスクリワードは良くなるし、小さめの
ロットで入ればさらにリスクを抑えられる。
④において下落が再開した時に、下落の勢いを注視する。
④である程度の勢いをもって下落再開した場合は下落継続の
可能性がけっこう高い。
しかし、下落に勢いがなくダラダラした下落の場合は
売り圧力が弱いということになる。その場合はWを描くような
感じになって上昇転換することもある。
⑤において直近安値まで返ってきた時に反発するか下抜けるかを注視する。
ここで反発されるようだとやはりWを描いて上昇転換
する可能性が出てくるが、下抜けるようであれば下落継続と見る。
⑥で下抜けを確認してから売りで入れば高めの勝率を見込むことができる。
なお、上位足での重要な節目が近くにあるかどうかも重要だ。
仮に節目が近い位置にあるとすると、そこで
下落の進行がストップする可能性も十分考えられる。
上記のチャートだと、3,000,000円という心理的節目までは
多少距離があるのでエントリーしやすい場面だ。
以上が私の考え方だ。
個人的には④、⑤あたりでエントリーすることが多い。
ちなみにこういう短時間で強い値動きが発生している
時はトレーダーたちのストップロスを巻き込んでいたり
欲望に突き動かされて衝動的にエントリーしている
トレーダーが多いので、移動平均などのテクニカル指標は
全くあてにならないと私は考えている。
予測はせずに、ローソク1本1本の値動きから市場の息遣いを
感じて柔軟に対応することが重要だ(それが難しいのだが…)
トレンド相場と中間波動 ~中間波動の終焉はトレンド相場の入り口~(DXY)ドルインデックス 月足
ドルインデックスはドルの個別通貨に対する価値を示したものではなく、国際社会全体に対するドルの価値を示したものです。
複数の主要通貨に対する、米ドルの為替レートを指数化しています。
どういった通貨かというと、ユーロや日本円、英ポンド、カナダドル、スイスフランなど複数の主要通貨に対するものです。
ドルインデックスは定期的に記載していますが、ここからの動向は重要だと感じているので、ここでも記載いたします。
大局を見ると2000年ころまでは上昇トレンド、2008年ころまでは下降トレンド、2014年ころまでは中間波動となっています。
そこから小さなトレンドが出来ましたが、ここ数年はもみ合い相場のようで中間波動となっています。
ポイントは中間波動の動きはトレンドよりは小さくなる傾向がありますが、中間波動が終わればトレンドが出ることが多くなります。
直近の高値と安値に2本の赤い点線を入れています。
このどちらに抜けてくるかが直近の最大の見どころです。
下に抜けて下降トレンドとなるのか、切り返して中間波動が続くか上昇トレンドになるのかを見ていきましょう。
米国の大統領が代わり、共和党から民主党に変わりました。
ドルの動きに変化があるのかをチャートで確認していきましょう。
超シンプルなチャートで分析・トレード!!さらに新たな領域には定着できず。イナゴタワー崩壊!!第2次ビットコインバブル崩壊!!前回書いたようにビットコインの相場は、017年最高値~大底の間の下落幅の倍返しを達成し、435万円の高値をつけたわけですが、そこから一気に300万円近辺まで暴落。そしていったん400万円超えまで回復したあと再度の暴落となっています。
倍返しを達成したあと新たなる領域での値動きに移行することができませんでした。
ビットコインの世界には通称「クジラ」と呼ばれる1000BTC以上を保有する大口投資家が2300アドレスほど存在しています(今年初頭)
クジラたちの売り/買いの動向でビットコインの相場は大きく動かされているようです。
クジラたちの買い込みによる相場の吊り上げにより個人投資家が集まってきて、いわゆる「イナゴタワー」が形成されましたが、そこからはクジラの利益確定売りで一気に下げ、慌ててた個人投資家のロスカット売りが出ているのが、現在の相場なのだと思います。
ここからさらに下げて、2017年の史上最高価格付近まで下げる可能性があります。そうなると、第2次ビットコインバブル崩壊です。ただし、ビットコインにはもともと適正な価値など存在しないので、バブルという表現も違うのかもしれません。
損をするのはいつも個人投資家ばかりなのでしょう。
そんな中、私のフォロワーさんで、ビットコインFXでのショートで、大きな利益を出された方もいらっしゃいます。素晴らしいと思います!
私は現物のリバランス投資だけなので、ショートはできませんが、前に書いたように400万円到達でリバランス売りをしました。そして、本日は310万円でこんどはリバランス買いをしました。230万円~250万円まで下げたらまたリバランス買いをしたいと思います。逆に上げた場合は400万円付近でリバランス売りです。
そうやって、暴騰暴落の相場で淡々とビットコイン投資を続けていきたいと思います。
なお、バブルが崩壊すると、そのあと、ポジション整理や、投資家の気持ちの整理のために、
非常に長い期間の調整期間が来ることになります。今回はどうなるのか注目です。
バイデン政権に移行~何が注目されるのか?~(TJX)TJX Companies 月足
米国に本社がある小売業の多国籍企業です。
コロナショックがくるまでは業績も順調に伸びていましたが、
コロナショックによって一気に業績が悪化しました。
しかし、株価は高値更新を続けており、経済対策の恩恵を受けているようにも見えます。
バイデン政権となって、中低所得者への対策が厚みを増すことで立ち直るのではといった話もあるようですがチャートはどうなっているのでしょう。
チャートを見ると、この20年ほどで株価が何十倍にもなっており米国株の強さを感じるチャートの一つではありますが、
コロナショック前後の動きに特徴としては、拡大型のトライアングルになっている銘柄が多いということが言えます。
NYダウやS&P500などもそうですし米国の個別株でもそうです。
ここから分かることは、米国株の動きはボラティリティー(変動率)が高くなっているということです。
ということは、上昇するにしても、反転するにしても動きが大きくなりやすいということです。
大きく上昇するのであれば、その流れの恩恵を享受しましょう。
もし、相場が反転するのであれば、その動きも大きくなりやすいのですから無理は禁物となります。
今回は月足チャートではありますが、変化を捉えるためには日足チャートを見ていきましょう。
短期移動平均線と帯の関係を見ることで、相場の変化を捉えることができます。
上昇トレンドにおける押し目買いの方法一例としてWTIの日足を載せた。
自分にとって一番勝率の高い手法は、綺麗な上昇トレンドの
最中における押し目買いである。
初心者の頃はどのように押し目買いをすれば良いのか全然
分からなかったが、分析と実践を重ねた結果、
画像に載せた①→②→③の値動きパターンが発生した時に
エントリーするとかなり高い確率で流れに乗れることが
分かってきた。
環境の前提としては、なるべくパーフェクトオーダー形成中かつ
MAの向きが揃っており、しかも傾きにある程度の角度が
ついていることが重要だ。
仮にパーフェクトオーダーを形成していても傾きが水平に近かったり、
各MAの距離が近くて錯綜しそうな場合はエントリーしない。
つまり方向感が分からないときは様子見に徹する。
①→②→③のセットアップが完成した時にエントリーするのが
一番確実で、③の出現とともに出来高も増大していると
より一層確実性が増す。
ただしFXの世界では出来高を確認することができないので
FXの場合は出来高を考えない。
①の比較的大きな下落については、MAとの位置関係を見ることの
他に、目安として2期間RSIの値を見ることもある。
RSIの期間は一般的に14とか20あたりを設定することが多いようだが
自分としては上昇の最中における比較的急な下落を捉えたいので、
RSIの期間を大胆に短くして2期間としている。
強い上昇トレンドが発生しているときであれば、2期間RSIの値が
20以下になったときにロングするという単純な戦法でも
悪くなかったりする。
ロット調整と出口戦略は、基本的にタートルズのやり方を
真似するようにしている。つまり、ATRの1倍の値動きが口座残高の
1%になるようにエントリー時のポジションサイズを調整し、
エントリーポイントから±2×ATRの位置にストップとリミットを置く。
ATRの期間はあまりこだわっていない。とりあえず20期間のATRを
使用するようにしている。
状況によってはロット分割をしてエントリーすることも多い。
たとえば、①が出現したら目標ロットの1/3だけエントリー、
次に②が出現したらさらに目標ロットの1/3をエントリー、
最後に③が出現したら残りの1/3をエントリー、というふうに
少しずつリスクを増やしていくというやり方だ。
このように分割エントリーをすれば想定が外れても損失を
少なくすることができる。
エントリー後は、値動きの展開に応じてストップの位置を
随時上げていく。
値動きや日柄によっては+2ATRまで待たずに利食いすることもある。
タートルズのように+2ATRまで上昇したらピラミッディングを
することはあまりしない。
上記のトレードをおこなうと、一回一回のトレードの
リスクリワードはそんなに大きくならないが、勝つ回数が多いので
例えば1か月トータルでのリスクリワードは1.5前後を保つ
ことができている。
なお、基本的には日足チャートを見ているが、1時間足チャートで
取引することもけっこうある。
チャートはフラクタルなので、基本的にはどの時間軸でも上記の
手法は通用するが、時間軸が短くなればなるほどボラティリティが
上がって綺麗な値動きが少なくなってくるので難易度は上がる。
以上が私の順張り方法である。
私はありとあらゆる方法をやってみた結果、今のところ上記の
方法が一番確実だし一番自分に合っているという結論に至った。
もちろん人によってやり方は様々で、私と全然違う方法で
稼いでいる人もいるはずだ。
手法を構築するうえで重要なのは下記の2点だと思う。
・自分の性格やライフスタイルにフィットする手法であること
・長期的な期待値が正である手法であること
ただし、上記2点はなかなか見つけられるものではない。
相当な試行錯誤をして少しずつ構築していくしかないと思う。
以上述べたことが皆さんの参考になれば幸いである。
強い上昇トレンド綿花日足チャート。
ソフトコモディティはどれも強い上昇トレンドが続いている。
ニュースの情報によると中国が買っているらしいが・・・
これぞトレンドの見本とでもいうべき、非常に綺麗で強い上昇トレンドである。
ある程度下がったら買って待っていればよいだけ。
ただそれだけの作業。
・パーフェクトオーダー形成
・各MAの傾きが揃っている
・深過ぎないプルバック(=押し目)
・テンポの良い波
・ローソクのヒゲが目立ちすぎていない
・ローソクの粒感が揃っている
・ファンダメンタル的な環境変化が特に無い
上記のような条件が揃っている時は絶好の順張り・押し目買いチャンスとなる。
分かりやすい押し目チャンスとしては、載せた画像に丸を描いている箇所だ。
①大きめの陰線が出現
↓
②小さい値動きでレンジを形成
↓
③少し経過した後にやや強めの陽線が出て小さいレンジを上に突破
こういうパターンが出現した時は上昇再開の合図であることがけっこう多い。
日足チャートに限らず、もっと短い時間軸でも同じ考え方は通用するが、時間軸が細かくなればなるほど
値動きは汚くなる傾向があるのでトレードは難しくなってくる。
ところで直近の傾向を見ると、ドルの下落トレンドに変化の兆しが出始めているような感じなので、
仮にもしドルが今後横ばいあるいは上昇ということになってくれば、コモディティの上昇トレンドにも
変化が起きる可能性は十分ある。そこらへんの環境変化にも気を付けながらトレードすべきである。
大局を見てみよう ~上海総合指数~(SHCOMP)上海総合指数 月足
中国の株式市場の動きを見ると、2007年に高値を付けてからその高値を更新していないということが分かります。
2007年というのは米国の不動産バブルが起きたときですね。
いわゆるサブプライムローンバブルの時です。
低所得者の方に対する住宅所得ローンが人気となりました。
そのバブルが弾けてリーマンショックへと繋がっていきました。
上海総合指数も大きな影響を受けました。
そこから、2015年に再度上昇しましたが、2007年の高値を更新することは出来ませんでした。
これらの一連の高値や安値を結んだ線を引くと、大きなトライアングルとなっています。
上海総合指数の動きはこの上下に引いたトレンドラインのどちらに抜けていくのかがポイントとなります。
移動平均線大循環分析で月足チャートを見ると、上昇期である第1ステージになっています。
まだ、もみ合い相場の流れが続くかもしれませんが、2018年1月の高値を僅かではありますが更新してきました。
3本の移動平均線の間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。
今後の動きにも注目していきましょう。
大局の動きを見極める ~NYダウ~(DJI)NYダウ 月足
月足で大局の動きを見てみましょう。
1990年以降の動きを見ると、大局の動きを示す200本EMAがずっと右肩上がりとなっています。
そして、2000年からのITバブル崩壊や、2008年辺りのリーマンショックの時は下降期である第4ステージとなりました。
その後の、2015年のチャイナショック、2020年のコロナショックでも下がりましたが、下降期まではいきませんでした。
ステージの「1→2→1の押し目買い」から、上昇期である第1ステージに直ぐに切り返しています。
世界を代表する株価指数が一番堅調であるということが分かります。
では、ここからの展開としての注意点を見ていきましょう。
2本のトレンドラインを引いています。
上値抵抗線や下値支持線が広がっている「拡大トライアングル」になっています。「Y波動」という言い方もします。
この上値抵抗線を上抜けて新たなトレンドが出てくるのであれば、更に強烈な上昇となります。
逆に、上値抵抗線で抵抗を受けて反落するのであれば、そのときも大きく下落することが考慮されます。
これが、拡大トライアングルの特徴です。
2021年も昨年の流れを受けて強い相場が続いていますが、反転した時にも注意が必要だということも認識しておきましょう。
超シンプルなチャートで分析・トレード!!トレンドの勢いが強い相場では、レジスタンス(前回高値)ブレイクで買うだけ!トレンドが非常に強い相場では、
レジスタンスライン(前回の高値)をブレイクしたら素直に買っていくだけで利益が出る、
非常に楽なトレードができます。
前回は、1/12に特殊要因(外部要因)で売ってみましたが、
1/13には1/8の前回高値をつけたので、ロスカット。
その後は27500円の大台越乗せでの買いを狙っていましたが、
27520円を超えたところで買いました。
1時間足のチャートでは、レジスタンスラインをブレイクしたところでの買いです。
28520円から一気に28962円まで442円上昇しました。
29000円は抜けずに下げてきたのでいったんリカクしました。
(投稿時点では28800円台に下げてきています)
「エンスパ!2021年冬号」にて紹介されたチャートとそっくりです。
あれは日足でしたが。日足でも時間足でも同じようなことが、相場では繰り返しおきています。
2021年相場を読み解く~米10年債利回り~(US10Y)米10年債利回り 月足
米国の10年債利回りの月足チャートを見るケースは少ないのではないでしょうか。
米国の利回りは何十年以上下がり続けていますね。
2016年に安値を付けた後の動きを見ていて、もしかしたら底打ちしたかと思っていましたが更に安値を更新しました。
2020年の3月に安値を付けてから少しだけ切り返しています。
ここから、金利が上昇する時代に変わるのか、それとも、金利が下がり続ける流れが続くのかに注目しています。
2本の水平線を引いていますが、このどちらに抜けるかによって方向性は見えてきます。
金利がマイナス金利が常態化するようであれば、まだまだ下がるかもしれません。
だたし、マイナス金利というのは現実的ではありません。
お金を貸した人よりも借りた人が金利をもらえるというのは、長く続くものではありません。
どこかで下がり続ける金利が上昇する時代に移行すると考えています。
もしかすると、2020年3月が大局の大底になるかもしれません。
そうなると、マーケットの流れが大きく変わるかもしれません。
2021年相場の米10年債利回りのチャートにも大注目しています。
皆さんも、金利の動向に注目していきましょう。
CFTC建玉明細 ~ファンドのポジションを確認~ ファンド(YM1!)ダウ先物 週足
ダウの先物に対するファンドのポジションの推移を見てみましょう。
チャートの下の図の赤の折れ線はファンドの買いポジション、青の折れ線はファンドの売りポジションとなっています。
オレンジ色の棒グラフは買いと売りの差となっており、0より上は買い越し、0より下は売り越しということになります。
これを見ると、2018年8月辺りから2020年3月辺りまではファンドが売り越しになっていたということです。
つまり、ファンドは株式市場に対して弱気になっていたということが分かります。
そこから、コロナショックを経てからは株式市場に対しては強気になってきています。
ファンドの動向がすべてではありませんが、ファンドの動向を確認することでトレードのヒントとすることは出来ます。
ファンドがコロナショックを経てから弱気から強気に変わってきており、この動きがどうなっていくのかも見ていきましょう。
次にチャートの形状を見ると、高値切り上げ、安値切り下げとなっています。
この動きは拡大型のトライアングルです。
NYダウは変動率が高いということです。
上昇が続くにせよ、反転して下降トレンドになるとしても、大きな動きになることが考慮されるということも念頭に置いておきましょう。
ゴールドから学ぶ ~チャートのイロハ~(GOLD)ゴールド 月足
今回はゴールドの月足チャートを表示しました。
このチャートにはチャート分析の大事なことが沢山表示されています。
その中の幾つかを見ていきましょう。
ゴールドの40年以上の動きを見ると、チャートって本当に面白いなと感じますね。
このチャート上には3つの上昇局面が表示されています。
まずは、1980年に向けた上昇、
次に、2011年に向けた上昇、
そして、現在の上昇局面。
それぞれを見ると、ゴールドは超長期の展開で3段上げの動きをしているようにも見えます。
そうすると、現在は超長期の3段目かもしれないと考えられます。
今は上昇の流れが続いていますが、どこかで相場が反転するところが出てくるでしょう。
そのときには細心の注意が必要だということが分かります。
また、上昇の後の調整局面も実に面白い動きです。
どのように面白いかというと、「オルタナティブ」の動きになっているということです。
「オルタナティブ」とは交互のといった意味です。
一つ目の調整は20年以上かけており動きも小さい調整です。
二つ目は短期間で動きが大きく一気に調整が終わっています。
いわゆる「日柄調整」と「値幅調整」が交互にきているのです。
日柄調整の後には値幅調整が来やすく、値幅調整の後には日柄調整が来やすい傾向があることを「オルタナティブ」というのです。
もちろん、月足なので短期間といっても数年はかかっています。
しかし、こういうチャートは日足でも時間足でも散見されます。
ですから、このチャートの動きもしっかりと頭に叩き込んでおきましょう。
2021年相場はどうなる? ドルインデックス(DXY)ドルインデックス 月足
大局の動きを見てみましょう。
この15年ほどを見ると、40カ月前後の周期があるのが分かります。
40カ月というと、3年と少しです。
2018年に安値を付けてからの動きを見ると、約3年となっています。
ということは、今年のどこかでドルインデックスが安値を付けて反転上昇する局面があるかもしれない、ということです。
その時に、ドルインデックスのサイクルが強気となるのか、それとも、弱気となるのかによって長期のトレンドに大きな影響が出てきます。
ドルが上昇する時代となるのか、今のドルの独歩安の流れが継続するのかを見ていきましょう。
2018年の安値を割るのか、それとも割らずに上昇するのかが、まずは、大きなポイントとなるでしょう。
ドルは世界の基軸通貨です。
FXだけでなく、株式市場においても大きな影響があります。
今後のドルの動きをしっかりと見ていきましょう。
セッション出来高HDを利用して価格や出来高を分析する方法セッション出来高HDは、各取引セッションの価格と出来高の分析に新たなレベルの詳細と精度を追加するために作成されました。セッション出来高HDは、チャートを拡大したり縮小したりすると、より多くのデータを表示するように動的に調整されます。
セッション出来高HDは、価格と出来高を分析するための拡大鏡のようなものだと考えてください。どの価格レベルに最も多くの取引量がありますか?また特定の取引セッションを拡大したり縮小したりすると、それはどのように変化するのでしょうか?セッション出来高HDでは、ズームインすればするほど、特定の取引日の価格と出来高の詳細を見ることができます。これは、チャートの解像度を素早く拡大・縮小したり、変更したりするトレーダーや投資家の方に最適なツールです。
上の例は、異なる時間足と解像度に設定されたテスラの2つのチャートです。それぞれのチャートに表示されている出来高プロファイルの違いが確認できますか?左のチャートは11月までさかのぼった日足チャートです。右のチャートは、直近の数日間の取引のみを拡大した65分足チャートです。どちらのチャートもセッション出来高HDを使用して出来高プロファイル分析を行っていますが、それぞれのチャートには異なる詳細レベルが表示されています。これは、セッション出来高HDツールがズームインやズームアウトに合わせて動的に調整されるからです。言い換えれば、より拡大すると、より多くの出来高プロファイルのレベルが表示されます。
セッション出来高HDを理解されて使い始める際には、このツールはあなたのニーズや観察方法に合わせてカスタマイズできることを覚えておいて下さい。設定を開いて、使い始めてみましょう。トレーダーや投資家の方はそれぞれ独自の方法論を持たれていますので、設定はご自身の独自の分析スタイルを作成するのに役立ちます。
ポイント・オブ・コントロール ( POC ) – その期間で最大の取引量がある価格レベル。上の例の両方のチャートで、出来高プロファイルのそれぞれの領域内に表示されている赤い線です。
アップボリューム - 買いが発生し価格が上昇したポイントのアップボリュームの色を決定します。
ダウンボリューム - 売りが発生し価格が下落したポイントのダウンボリュームの色を決定します。
バリューエリアアップ - 多くの出来高を伴い買いが発生した(通常すべての取引の内70%)バリューエリアアップの色を決定します。
バリューエリアダウン - 多くの出来高を伴い売りが発生した(通常すべての取引の内70%)バリューエリアダウンの色を決定します。
プロファイルハイ – 指定された期間中に到達した最高値の価格レベル。
プロファイルロー – 指定された期間中に到達した最安値の価格レベル。
バリューエリア (VA) – その期間中の全出来高の内、指定したパーセンテージで取引された価格水準の範囲。通常、この割合は70%に設定されていますが、トレーダーの裁量次第です。
バリューエリアハイ ( VAH ) – バリューエリア内の最高値の価格レベル。
バリューエリアロー ( VAL ) – バリューエリア内の最安値の価格レベル。
このチュートリアルで、セッション出来高HDと他の出来高プロファイルツールのパワーについてご理解頂ければ幸いです。さらに重要なこととして、これらのツールのすべての特徴や機能、カスタマイズをご理解される為のお役に立つことを願っています。セッション出来高HDは、ご利用頂ける出来高プロファイルツールの一つであり、特定の取引セッションの分析を行う為に、チャートを拡大・縮小したり、時間足を変更したり、さらなる詳細を確認されたりする際に特に役立ちます。
ご覧頂きありがとうございました。フィードバックやコメントがございましたら以下からお知らせください。さらなる出来高プロファイルツールや機能が必要でしたら、ぜひ詳細をお聞かせください!私たちはあなたのためにそれを構築するかもしれません。
2021年相場はどうなる?(NI225)日経225 週足
サイクルから2021年相場を見てみようと思います。
2019年から2020年までの動きを見ると、30週前後の周期でボトム(安値)を付けているのが分かります。
勿論、この30週前後の周期がこの先もずっと続くということではありません。
ただ、現在から未来を予測するときには、直近の周期を参照して未来を予測していきます。
そうすると、2021年の6月前後が30週前後の周期となりますので、この前後にボトム(安値)を付けるという考え方ができます。
この一つの予測に対して、実際の価格がどうなるのかを見て予測を修正していきます。
どう修正するかというと、2020年3月から10月の周期が強気でしたので、現在の2020年10月からの周期も強気になる可能性が高いと予測しています。
ところが、もし2020年10月の安値を下回ってくるとこの周期は弱気に変わります。
安値を割らずに強気が継続すれば、2021年6月前後につけるボトムからの周期も強気になると考えられます。
このように、周期から相場が強気なのか、弱気なのかを理解するだけでも大きなヒントとなります。
皆さんも、取引銘柄がどういう周期があるのかを測ってみましょう。