黄金比率 ~フィボナッチ~(NK2251!)日経225先物 日足チャート
日経225先物の動きを見ると、5月後半から相場に勢いが出てきたような動きです。
ウェッジ型のような形状から、トレンドラインを上抜けてきました。
今回のようにコロナショックで大きく下落した相場の時のリバウンド局面などでは、黄金比率(フィボナッチ)が意識されたりもします。
日本では、1/3の戻しとか、半値戻り、2/3戻しなどが良く使われます。
西洋ではこの黄金比率(フォボナッチ)が意識されます。
考え方は似ていますが、比率が若干違います。
日本式では
1/3は0.333・・・
2/3は0.666・・・
となります。
一方で、黄金比率は
0.382
0.618
となります。
さらに、
0.236
0.764
というのもあります。
あくまでも目安に過ぎないのですが、その目安が抵抗線になったり、支持線になったりすることもありますので、
参考程度に黄金比率なども見るというのも選択肢の一つではないでしょうか。
黄金比率で見れば、節目の価格に絡んできましたが、ここから更に勢いよく上昇するのかどうか、
それとも、抵抗を受けて反落していくのか、チャートの変化をしっかりと捉えていきましょう。
チャートパターン
勢いの違う銘柄を比べる(MOS)マザーズ指数 日足チャート
コロナショックで2月から世界中の株式市場が大きく下落しました。
勿論、日経平均株もそうですし、今回取り上げているマザーズ指数もその影響を大きく受けました。
しかし、その後の切り返しの力強さには大きな違いがみられます。
チャートの中央に赤い線があります。
これは大局の強気と弱気を分けるとされる200日EMAですが、
マザーズ指数はあっさりと上抜けてきましたが、日経平均株価はやっと、200日EMAに接近してきたところです。
それだけ、マザーズ指数の動きに力強さがあるということを示しています。
また、黄色のチャネルラインを入れていますが、わかりやすい安定上昇となっているのが分かります。
ここから相場に勢いがつけばチャネルラインを上抜きます。
勢いが無くなればチャネルラインを下抜きます。
まずは、その動きが最初の変化となるでしょう。
チャートの小さな変化が大きな変化へとなっていくと流れが変わっていきます。
ときには、一つの銘柄だけを見るのではなく、他の銘柄や他の指数などと比べることで、チャート上の変化やヒントを探すことができることもあります。
RSI(相対力指数)の考察(IXIC)ナスダック総合指数 日足
コロナショックの影響で大きく下落したマーケットでしたが、
世界の都市封鎖の影響は無かったかのような急反騰が続いています。
そこで、今回はRSI(相対力指数)と一緒にマーケットを見てみようと思います。
RSIは大昔は大好きでよく使っていました。
でも、今はほとんどトレードにおいては使うことはありません。
マーケットの状況を確認するときに見るくらいです。
では、RSIとはどういったものかというと、ある期間の値動き(上昇した動きと下降した動きの合計)を計算します。
そのうち、上昇した値動きがどれだけあったかを計算します。
そして、(上昇した値動き)÷(上昇した動きと下降した動きの合計)を計算して%表記にすると出てきます。
仮に、14日間の値動きが1000円で、その内700円が上昇した値動きであれば700÷1000で0.7、%表記すると×100になり70%となります。
一般的には70%以上は買われ過ぎで売りサイン、30%以下は売られ過ぎで買いサイン、となっていますが、私の考えは違います。
私は70%以上や30%以下は相場が徐々に過熱してきたという考えで、売買サインとは違うと考えます。
むしろ、大事なのは真ん中の50%ポイントで、そこが、買い方優勢と売り方優勢の分岐点と見ています。
このように、RSIも見方を変えると参照できるオシレーターに生まれ変わります。
売買サインに使ってはいけないとは言いませんが、考え方と使い方の工夫がいりますね。
チャネルラインとトレンドラインの攻防(GBPJPY)ポンド円 4時間足
直近の動きを見ると、下降チャネルラインの中で推移していた相場が、
チャネルラインを上抜けてきたような動きになってきています。
さらに、その動きにトレンドラインを引くと、「ウェッジ」型のチャート形状になっているのが分かります。
考え方1、チャネルラインを上抜けたのでトレンド転換。
考え方2、ウェッジ型は中間波動のパターンなのでトレンドラインを下抜けて下降が継続。
さて、大事なことはどちらが正解かと考えるのではなく、どちらになっても良い戦術を構築することが出来るかどうかです。
ウェッジ型のトレンドラインを上抜けるのであれば、ウェッジという考え方が否定されるのでトレンド転換の可能性がやや高まる。
チャネルラインの中に価格が戻ってくれば、ウェッジ型が肯定されて下降トレンド継続の可能性がやや高まる。
現状はチャネルラインを上抜けるという小さな変化なので、とりあえず、買い仕掛けを検討するとすれば、
トレンドラインを下抜けたりチャネルラインの中に戻れば、買いはロスカットを検討する必要性が高まる。
ウェッジ型を下抜けてくると考えて売りを検討するのであれば、ウェッジ型上抜けの時はロスカットを検討する必要性が高まる。
どちらの戦術が成功するかは分かりませんが、私の考え方は小さな変化が出た方向へのトレードを考えます。
そして、小さな変化がもう少し大きな変化に繋がっていけばポジションを増やしていきます。
皆さんもトレードの戦略と戦術を構築してマイルールを作っていきましょう。
トレンドラインを引き難いチャート(EURUSD)日足チャート
チャート上にトレンドライン、チャネルライン、水平線などを引いて、チャート上からヒントを探します。
そのときに、トレンドラインが引き難いときがあります。
(強引に引けば引けないこともありませんが・・・)
このようなもみ合い相場になって、ボックスの動きをしているときは、
水平線を入れて変化を見ていきましょう。
高値、安値からそれぞれ3本ずつ、計6本の水平線を入れました。
その水平線をまずはどちらに抜けてくるのかを見ていきましょう。
それが、変化のサインとなってきます。
一番の高値や一番の安値を更新するまでは、大きな変化にはなり難いと考えられます。
1本更新すれば小さな変化で、2本更新すれば少し大きな変化で、3本更新すれば大きな変化といったイメージです。
相場は大きな変化があれば大きなチャンスに繋がり易くなります。
大きな相場を狙うためにも、チャートの変化を意識しましょう。
チャネルラインは相場の強弱を教えてくれる(AUDUSD) 豪ドル/米ドル 4時間足
コロナショック後の為替市場の動きを見たときに、豪ドルの上昇率が高いですね。
ですから、豪ドルをトレードしている人も増えているともいます。
どの銘柄でもそうですが、私はチャネルラインやトレンドライン、水平線を引きながら相場展開がどう推移しているかを見ています。
例えば、今回の豪ドルであれば、大局の強気と弱気の分岐点である200EMAを超えてきており安定上昇期となっています。
そこに、チャネルラインを入れました。
そうすると、チャネルラインが徐々に緩やかな動きになっているのが分かります。
この動きを見ると、上昇してはいますが勢いが弱くなってきているのが分かります。
次のチャネルラインが勢いを取り戻すのか、それとも、更に勢いが弱くなるのかを見ていきましょう。
そうすることで、相場の変化に気づきやすくなります。
上がるか下がるかといった当たり外れでトレードするのではなく、変化をチャンスにつなげていきましょう。
分かり易い時期とわかり難い時期 ~同じ銘柄でも時期によって違う~(4901)富士フイルムホールディングス 週足
写真のフィルム会社から見事に変身した企業です。
また、昨今のコロナ問題で話題になっている「アビガン」といえばこの会社ですね。
それはさておき、チャートを見ると、分かり易く動く時期と難しそうな時期とがあるのが分かります。
これは、この銘柄だけでなく、多くの銘柄でもよくあると感じています。
ですから、銘柄選びをする時に、そのチャートが分かり易い時期になるのか、それとも、難しい時期になるのかも一考することで、
分かり易い時期の銘柄をトレードすることができるようになるかもしれません。
そのヒントが水平線やトレンドラインを引くことで分かることもあります。
今回は2本のトレンドラインを引くと、拡大トライアングル、もしくは「Y波動」になっているのが分かります。
そして、今回のコロナショックで2本のトレンドラインを上下とも更新しました。
ここからの展開は重要だと思っています。
それは、次に上下どちらに抜けるのかで展開が大きく変わる可能性があるからです。
もしくは、暫くもみ合いになるかもしれませんが、2本のトレンドラインのどちらに抜けるかを見ていきましょう。
ビットコイン 保ち合いから抜けている… 2020/05/20 18:49抜けてる…
下に抜けてますよね。
でも、4度目のチャレンジもあるのか?
これは、観物ですね。
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仮想通貨アイデア
その他チャートや仮想通貨の補足
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的中アイデアもチャートアイデアの参考になります。
jp.tradingview.com
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アクビお気に入り7つテクニカル道具
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①RSI・MACDダイバージェンス理論
②アクビ・ウォルフ波動
③フィボナッチエクスパンション
④一目均衡表
⑤移動平均線(EMA/GMMA)
⑥Cフォーク
⑦チャートパターン
他にも:ギャンスクエア・水平線/トレンドライン・他
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覚えておくと便利な仮想通貨用語
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仮想通貨
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“仮想通貨(かそうつうか、英語: virtual currency)は、一般的にはネットワーク上で電子的な決済の手段として広く流通しているが、法定通貨(法貨)との比較において強制通用力を持たない、または特定の国家による裏付けのないものをいう。ただし、定義や分類は必ずしも一様ではなく複数存在する。”
“600種類を超える仮想通貨が存在し、それらの推定時価総額は2016年4月時点で約80億ドルである。” また、仮想通貨は時価総額トップのビットコイン(BTC)以外をアルトコイン(その他のコイン)と呼ぶことが多い。また、法定通貨をフィアットと呼ぶこともある。
以下、代表的な仮想通貨
・ビットコイン(BTC)世界で最初の仮想通貨と呼ばれている
・リップル(XRP)海外送金のためのブリッジ通貨としてすでに利用されている。
・イーサリアム(ETH)契約行為を組み込めるため不動産や信託などに使われている。
・ライトコイン(LTC)ビットコインから派生した暗号通貨。
・モナコイン(MONA)ライトコインから派生した日本発祥の暗号通貨。
・ネム(XEM)・オミセゴー(OMG)・ビットコインキャッシュ(BTC/BCC)
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ブロックチェーン
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“ブロックチェーン(英語: Blockchain、ブロックチェインとも)とは、分散型台帳技術、または、分散型ネットワークである。ビットコインの中核技術(サトシ・ナカモトが開発)を原型とするデータベースである。ブロックと呼ばれる順序付けられたレコードの連続的に増加するリストを持つ。各ブロックには、タイムスタンプと前のブロックへのリンクが含まれている。理論上、一度記録すると、ブロック内のデータを遡及的に変更することはできない。ブロックチェーンデータベースは、Peer to Peerネットワークと分散型タイムスタンプサーバーの使用により、自律的に管理される。フィンテックに応用されるケースでは独占や資金洗浄の危険が指摘されることもある。
日本ブロックチェーン協会は、独自に技術としてのブロックチェーンを定義している。
ブロックチェーンは以下の諸点でビットコインよりも一般化された概念である。
・管理者を置けるし、取引履歴も非公開の形で運用できる。
・採掘者(マイナー)や、暗号通貨ないしトークンは設計次第で必ずしも要しない。
・企業などによって運用されている既存の決済・ポイントサービスなどのシステムを、記録が非公開で運用されるブロックチェーンのシステムに代替することにより運用コストが削減され、決済手数料等が抑えられると期待されている。
同団体による狭義のブロックチェーンとは、「ビザンチン障害を含む不特定多数のノードを用い、時間の経過とともにその時点の合意が覆る確率が0へ収束するプロトコル、またはその実装」をさす。同団体による広義のブロックチェーンとは、「電子署名とハッシュポインタを使用し改竄検出が容易なデータ構造を持ち、且つ、当該データをネットワーク上に分散する多数のノードに保持させることで、高可用性及びデータ同一性等を実現する技術」をさす。”
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ビットコイン
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ビットコイン(英: bitcoin)は、公共トランザクションログを利用しているオープンソースプロトコルに基づくPeer to Peer型の決済網および暗号資産である。
ビットコインはサトシ・ナカモト(Satoshi Nakamoto) を名乗る人物によって投稿された論文に基づき、2009年に運用が開始された。
ビットコインシステムは、Peer to Peer型のコンピューターネットワークにより運営され、トランザクション(ビットコインの所有権移転: 取引)は仲介者なしでユーザ間で直接に行われる。このトランザクションはネットワークに参加しているノードによって検証され、ブロックチェーンと呼ばれる公開分散元帳に記録されていく。トランザクションでは通貨単位としてビットコイン が使用される。このシステムは中央格納サーバや単一の管理者を置かずに運営されるので、アメリカ合衆国財務省はビットコインを分散化された仮想通貨というカテゴリーに分類している。ビットコインは最初の暗号通貨とも言われるが、DigiCashやRippleといった先行システムが存在し、それを最初の分散化されたデジタル通貨として説明するのがより正確である。
ビットコインは、トランザクション処理作業に対する報酬という形で新規に発行され、ユーザ達が計算能力を提供することでトランザクションは検証され、公開元帳に記録される。このトランザクションの検証・記録作業はマイニング(採掘)と呼ばれ、マイナー(採掘者)はトランザクション手数料と新規発行ビットコインを報酬として受け取る。ビットコインはマイニングにより入手される一方で、他の通貨や商品・サービスの対価として受け取ったり、購入、交換ができる。ビットコインを送信するときに、ユーザはマイナーに任意の額のトランザクション手数料を払うことができる。
ビットコインは極めて低いコストでの決済(およびマイクロペイメント)を権力機関や特別な権限を持つ発行者無しで平均10分程度の待機によって可能にする。ノードから別のノードへの貨幣の移動は電子署名された取引で行われ、ピア・トゥー・ピア型ネットワーク内の全てのノードにブロードキャストされる。初期の通貨流通や、二重支払(英語版)の検知のためプルーフ・オブ・ワーク・システムが用いられている。
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イーサリアム
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イーサリアム(英: Ethereum)とは、分散型アプリケーション (DApps) やスマート・コントラクトを構築するためのプラットフォームの名称、及び関連するオープンソース・ソフトウェア・プロジェクトの総称である。イーサリアム・プロジェクトによって開発が進められている。
イーサリアムでは、イーサリアム・ネットワークと呼ばれるP2Pのネットワーク上でスマート・コントラクトの履行履歴をブロックチェーンに記録していく。またイーサリアムは、スマート・コントラクトを記述するチューリング完全なプログラミング言語を持ち、ネットワーク参加者はこのネットワーク上のブロックチェーンに任意のDAppsやスマート・コントラクトを記述しそれを実行することが可能になる。ネットワーク参加者が「Ether」と呼ばれるイーサリアム内部通貨の報酬を目当てに、採掘と呼ばれるブロックチェーンへのスマート・コントラクトの履行結果の記録を行うことで、その正統性を保証していく。このような仕組みにより特定の中央管理組織に依拠せず、P2P全体を実行環境としてプログラムの実行とその結果を共有することが可能になった。
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リップル
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XRPはリップル・ネットワークのネイティブな通貨である。XRPはドルやユーロとは違い、リップル内にのみ存在する生来の電子的な資産である。1000億XRPがリップル・レジャー内にプログラムされており、リップル・プロトコルのルールでそれ以上は発行されることがない。XRPはリップル内で唯一の資産となる通貨である。リップル内の他の全ての通貨は残高として存在しており、これはゲートウェイの負債であることを意味する。この資産と負債の違いが、数学に基づいた通貨の一つの革命的な性質である。なぜならXRPは負債ではなく資産であるため、ユーザーは第三者のカウンターパーティーリスクを負うことを承諾することなく、USD残高を送金する代わりにXRPで価値の交換を行うことができる。
ブリッジ通貨としてのXRP
XRPは、特定のタイミングで2通貨間の直接的な取引がない場合(例えば2つのマイナーな通貨ペアによる取引の際)に、ブリッジ通貨として機能する。ネットワーク内での両替において、XRPは他の通貨と自由に交換することができ、その市場価格はドル、ユーロ、円、ビットコインなどに対して変動する。他の通貨と異なるのは、XRPによる取引は銀行口座を必要とせず、サービス手数料もかからないという点である。取引先のリスクもなく、運用コストが増えることもない。リップルの設計の焦点は、代替通貨としてのXRPに重点を置くことではなく、両替と分散型即時グロス決済である。Ripple Inc. は、2015年4月にオートブリッジと呼ばれる新しい機能をリップルに追加した。これにより、マーケットメーカーはマイナーな通貨ペアの取引を、より簡単に行うことが可能になった。この機能は更にネットワークに流動性とより良いFXレートをもたらすことを目標としている。
(引用・参照はWikipedia)
底打ち反転の流れ ~よく見かけるパターン~(USOIL)WTI原油 4時間足
長期下落していた相場が底打ちして反転するまでの流れを見ていきましょう。
常に同じパターンではありませんが、よく似たケースが多いと感じています。
安定下降のトレンドが継続してから、一旦、切り返します。
200EMAに挑戦するも抵抗を受けて反落します。
この動きを強い相場の場合は抵抗を受けずにそのまま反転上昇します。
通常は1回か2回、弱い相場はそれ以上、200EMAの抵抗を受けます。
そして、逆Cカーブのような急落などを付けて底打ちします。
そこから、急騰して底打ちしたような動きを見せてから、再度反落します。
けれども、そこが二番底となり切り返していきます。
ここでも、200EMAが抵抗になることもありますが、今回は一回で切り返しています。
その後、200EMAが抵抗線から支持線へと変わり押し目買いの展開となり反転していきます。
勿論、このまま上昇が続くのか、直ぐに終わるのかは分かりませんが、この一連の流れのパターンを理解しておくと他の銘柄も対応し易くなります。
CFTC建玉明細 ~ゴールド~(GC1!)ゴールド先物 週足
CFTC建玉明細というのは、(Commodity Futures Trading Commission)、米商品先物取引委員会のことです。
毎週火曜日の建玉の内容をその週末に発表しています。
大口投機家と商業筋のポジション状況が公表されます。
この大口投機家がファンドの手口となります。
ファンドが買っているのか、それとも、売っているのかを見るものです。
緑色の折れ線が買いポジション、赤の折れ線が売りポジション、棒グラフがその差となっています。
これで、ゴールドを見ると、2020年の年初に過去最大の買い越しになっていたのが分かります。
そこから、コロナショックでゴールドも売られて、ファンドも買いポジションを減少させているのが分かります。
ここからの価格とファンドのポジションの動向を比較しながら見ていきましょう。
チャート上のトライアングルを探そう(8308)りそなホールディングス 日足
チャートを見ていると、チャートって不思議でもあり、面白いと感じたりします。
私はチャート上に水平線、トレンドライン、チャネルラインを引くわけですが、
ラインを引けば引くほど、チャート上に三角形や四角形が出てきます。
それを見つけると、私は・・・ですが、お宝を発見した気分になります。
相場はトレンドに勢いがある時と、一服して動きが小さくなる時があります。
トレンド相場と中間波動ということですね。
そして、トレンド相場でも中間波動でもラインを引いていくと、三角形や四角形が浮かび上がってくるのです。
相場はエネルギーの発散と収束の交錯で出来上がっているように感じています。
エネルギーを全部発散すれば、天井だったり底値だったりします。
そして、難しい局面が収束するところ、つまり、中間波動ということになります。
だからこそ、中間波動を制する者が相場のチャンスを掴まえ易くなると考えています。
まずは、皆さんもチャート上のトライアングルを探してみてはいかがでしょう。
似た値動きの物を探す(MOS)マザーズ株価指数 日足
日経平均とTOPIX、ジャスダックやマザーズなどの値動きは、その時々の時勢や情勢によって動きが違います。
そして、似た値動きをしているのはどれだろうか、
もしくは、真逆の動きをしているのはどれだろうかと見ていくとヒントが見つかることがあります。
つまり、相関性が高いか低いかということを意識するということです。
相関性が高いから「買い」とか「売り」ということではなく、
様々なマーケットを見ながら、お金がどこに流れて、どこから逃げているのかをいうことを意識していくと
チャート分析とは違った、マクロ的なイメージもしやすくなるのではないでしょうか。
現在、日本のマザーズ、米国のナスダックのチャートがしっかりしているように見えます。
そこから、お金の流れがどうなっているのかを考えることで、大局の動きを理解する一つになります。
「風が吹けば桶屋が儲かる」という言葉があります。
あるマーケットに異変が起きれば、どのマーケットがどう変化するかと想像していきましょう。
そして、想像と実際のマーケットを比較することで検証する癖がついていきます。
チャートにおいても、自分が立てたシナリオと実際のマーケットの違いを見ながら、
シナリオを常にブラッシュアップしていくことで、精度が上がっていきます。
今、世界は大きな嵐が起きています。
その大きな大きな風が吹くことで、世界は、また、日本はどうなっていくのでしょう。
綺麗なチャートと難しいチャート(7974)任天堂 週足
チャートを見ていると、分かり易いチャートと難しいチャートの局面がありますね。
これは、同じ銘柄でもありますよね。
では、トレードをする時の流れを確認しましょう。
全体像を確認してから、
1、トレードする銘柄を決める。
2、買い、売りを決める
3、取引量を決める。
4、ロスカットを決める。
5、注文が残っているか無くなっているかを確認する。
6、注文が残っていて利益が出ている場合はロスカットをどこに引き上げるかを考える。
5,6の繰り返し
この銘柄を決める時に、分かり易い動きをしそうなのか、難しそうな動きをするのかも考慮するとチャンスが広がるかもしれません。
チャートをパッと見て複雑に動いているか、わかっり易い動きをしているかも意識しましょう。
更にレベルを上げる場合は、チャートの見方にエリオット波動的な考え方を組み合わせてみましょう。
エリオット波動は奥が深い分析なので、興味があれば勉強して見ても良いかもしれません。
勉強しなくても、チャートを見て分かり易い局面か、難しい局面かを注視しましょう。
雑な表現をすれば、複雑な動きの後には分かり易い動きになることがあります。
分かり易い動きが終われば、難しい動きになることがあります。
勿論、それぞれが連続することもありますが、チャートの形状もヒント探しにされてみてはいかがでしょう。
チャート上のトライアングルを探す(USDJPY)8時間足
ドル円は先週105円台の円高に振れました。
そこからはドル高円安の動きになっています。
ここからどういった展開になるかはわかりません。
しかし、上値抵抗線や下値支持線を引くことで、そこにトライアングルが浮かび上がってきます。
現在は、そのトライアングルを上抜けてきたように見えます。
そのトライアングルに5波動のライン(赤い線)を引きました。
5波動のトライアングルを発見すれば、個人的には注目度が一気に高まります。
なぜなら、このパターンは上抜けしやすいパターンで、4の水平線がまずはターゲットとなります。
そして、大きな動きになれば、このトライアングルのスタートラインもターゲットになることもあります。
勿論、パターンは絶対ではありません。
パターン通りにならないことも間々あります。
ゆえに、パターンの予測と実際の値動きの違いを見ていく必要があります。
常にチャートの動きに素直に対応する必要がありますが、チャートのパターンや癖を理解しておくと
チャートからヒントを探すことができますのでチャンスが広がりますね。