チャートパターン
トレンド継続か、トレンド転換か?(6199)セラク 週足チャート
右肩下がりの時代から右肩上がりの時代に移行しているチャートです。
右肩下がりの時代は高値切り下げ、安値も切り下げとなっています。
その動きに変化が起きます。
どういった変化かというと、安値を更新しなくなり、今度は高値を切り上げていきます。
どういったところがポイントとなります。
右肩下がりの時代は高値が切り上がり、安値も切り上がります。
2020年10月に高値を付けてからは高値が切り下がり、安値も切り下がっています。
こういった動きのときに、この変化がどういった変化かを見極めなければいけません。
トレンド転換の動きなのか、それとも、一時的な調整の動きかということです。
この判断は難しいところなので、何度もチャートを見て判断力を高める必要がありますが、
基本的な考え方は、高値の位置、安値の位置を気にすることが重要です。
高値や安値が切り上がっていた動きに変化が起きたり、切り下がっていた動きに変化が起きます。
そこにいち早く気付くかどうかです。
この銘柄もそういった意識でチャートを見ていきましょう。
VIX(恐怖指数)がベースライン割れ。市場に安心感広がる。それとも慢心?コロナショックから1年が経過して、米国の株価は史上最高値を更新し続けています。
そして、VIXもコロナショック後のベースラインを割り込んできています。
別名「恐怖指数」とも呼ばれるVIX (COBE VOLATILITY INDEX)は、
コロナショック前は概ね10付近をベースラインとして概ね~20の範囲で動いていました。
それがコロナショック後はコロナショック時の大きな上昇が収まった後も元のベースラインには戻らず、
新たに20付近がベースラインになって推移していましたが、ここにきてその低下が顕著になってきています。
もとのベースラインに戻っていくかのような動きになっています。
今後、金利の上昇スペースが穏やかになり、株価も穏やかに上がっていくという、
所謂 「適温相場」 になっていくのかに、注目しています。
VIXが下げているという事は、
米国株の個別銘柄の株価オプションのプットのプレミアムが下げているということです。
それだけ、 株価の下落に備えている(下落を警戒している)投資家がいなくなっているということ。
安心感が広がっているということになりますが、逆に言えば、
投資家が慢心している、油断しているという事でもあります。
ショックへの耐久性のない相場ともいえるでしょう。
「天災は、忘れたころにやってくる」(寺田寅彦)
という有名な金言がありますが、相場の世界では、
「暴落は、忘れたころにやってくる」
ということをいつも心に置いておきたいと思います。
話題の銘柄のチャートを確認 ~ノイズの拡大と収束~(8604)野村ホールディングス 日足
米投資会社の巨額損失に伴い、野村証券も20億ドルの損失が発生する可能性があると発表がありました。
チャートもその影響を受けて大きくマドを空けて下落しました。
チャートを見ると拡大型のトライアングルと、2021年からの収束型のトライアングルが出来ていた状態でした。
確かに、収束型のトライアングルは上向きになっており、天井警戒のトライアングルにはなっていましたが高値で逃げ切るのは難しいところでしょうね。
ポイントは、この下降によって、収束型のトライアングルを下抜けたのですが、拡大型のトライアングルの下限にきたということです。
ここを下抜けば、流れが大きく変わってきます。
拡大型のトライアングルはノイズが大きくなっている動き。
収束型のトライアングルはノイズが小さくなっている動き。
トレードにおいては、このノイズをどう捉えるかという点も大事になってきますね。
IGF:インフラ関連ETF、トレンド継続・レンジ抜けるかを注視iシェアーズ グローバル・インフラ ETF
❑上位構成銘柄(上位10位)
ーーーーーーー
ENB(エネルギー 5.24%)
AENA(資財・サービス 4.87%)
NEE(公益事業 4.56%)
TCL(資財・サービス 4.23%)
ATL(資財・サービス 3.85%)
TRP(エネルギー 3.71%)
ENEL(公益事業 3.03%)
IBE(公益事業 2.95%)
GET(資財・サービス 2.78%) DUK(公益事業 2.77%)
トレンドラインは意識されている。
44.8ドルを超えてきたら買おうと考えてる。
RSI :上昇転換
MACD:ほぼ横ばい
ADX :GC手前(勢いはまだ)
日経225は天井を打ったのか? ~波動の変化を感じる~(NI225)日経225 日足
2020年11月からの上昇トレンドに変化が起きています。
どういった変化なのでしょうか。
11月からの上昇は高値切り上げ、安値切り上げの動き、つまり、上昇の「N波動」が続いていました。
今年の3月になって上昇のN波動の連続性が終焉を迎えました。
これはチャートの変化です。
ポイントはここからです。
トレンド転換につながる変化なのか、それとも、一時的な調整なのかを見極める必要があります。
トレンド転換となれば、下降のN波動が連続します。
一過性ならば下降のN波動にならずに上昇のN波動に戻ります。
難しいのは下降のN波動が少しだけ出てから、上昇のN波動に戻るパターンですね。
その見極めをしっかりとしていきましょう。
豪ドル高に変化が!? ~サポレジ転換~(AUDUSD) 豪ドル/米ドル 日足
コロナショック以降堅調な動きを見せています。
10月、11月に調整が入りましたが、そこから再び上昇しています。
高値と高値を結んだ線、安値と安値を結んだ線を引くと上向きのトライアングルのような形状となっています。
ここにきて、そのトライアングルを下抜けてきたのかという動きになってきました。
移動平均線の動きを見ると帯が横ばいになって細くなっていますので、トレンドの勢いは弱くなってきているようです。
チャート上にトレンドラインや水平線を引きますが、トレンドラインのダマシはそれなりにありますので決めつけたトレードは厳禁ですが、
一先ず下値支持線を割って、今度はその下値支持線が抵抗線になっているように見えます。
こういった動きのことを「サポレジ転換」と呼びます。
サポート(支持線)だったところがレジスタンス(抵抗線)に変わるということで、トレンド転換の時に出てくる重要なサインの一つです。
これが出たから大局のトレンド転換となるとは言いません。
ただし、少しは注意するべき時間帯に入ってきたということを認識することは大事ですね。
今起きている変化が何を暗示しているのか、どういった予兆なのかを見ていきましょう。
どうなる「円」相場 ~大きな山が動き出すのか~(JXY)円指数(円インデックス) 週足チャート
円指数ですので、ドル円とか、ユーロ円とかではなく、円そのものの強さ、弱さを見るインデックスとなっています。
つまり、チャートの見方は普段のドル円やユーロ円を見るのとは違います。
ドル円やユーロ円はチャートが上がれば円安、下がれば円高とみます。
しかし、円指数は円そのものの強弱をみていますので、チャートが上がれば円高、下がれば円安となりますので注意しましょう。
ではチャートを見てみましょう。
2012年辺りからは強かった円が徐々に弱くなり2015年辺りまでは円安に推移していました。
そこからは一旦切り返しましたが、2017年辺りからはこう着相場になっていました。
高値と高値を結んだライン、安値と安値を結んだラインを引くと、トライアングルの形状を示しています。
そして、200本EMAを挟んで推移しており大きなトレンドが発生していないということが分かります。
かれこれ4年以上大きなトレンドが発生していないことが分かります。
昨年のコロナショックの時は上下に大きく動きましたが、トレンドにはなっていませんでした。
チャートが示唆していることは、そろそろ大きなトレンドが発生する時期が近づいていますよということです。
なぜかというと、トライアングルになっている場合は、上値抵抗線と下値支持線が接近してくるので終わりが分かるからです。
もちろん、大きなトレンドが発生するかどうかはわかりませんがトライアングルを上下どちらかに抜けた場合はトレンドが発生するケースが多いので注目しています。
FXトレーダーは円相場において約4年ほど、大きなトレンドを経験していないということです。
トレンドが無い相場は逆張りが有効ですが、トレンドが発生するとトレンドフォローが有効となります。
逆張りとは高くなった時に売り、安くなった時に買う手法です。
トレンドフォローはトレンドが発生して上がってきたら買い、下がってきたら売る手法です。
ここからの展開に注目していきましょう。
CFTC建玉明細 ~ファンドのポジションを確認~ (USDJPY)ドル円 週足
ドル円の週足チャートで久しぶりに200本EMAを上抜けてきました。
CFTC建玉明細を見ても、ファンドは円買いが多かったのですが、ここにきて、買いと売りが拮抗してきました。
青の折れ線がファンドの円買いのポジション、赤の折れ線がファンドの円売りのポジションです。
年末年始のファンドは円を買っていたのが、ここにきて変化が起きてきました。
ここからファンドが売り越しになって円売りの流れが加速するのかどうかにも注目していきましょう。
チャートとしては週足の上値抵抗線を突破するのかどうかに注目しています。
大きな変化となるのか、小さな変化で終わるのかを見ていきましょう。
チャートを見ていると大きな変化に繋がるのではないかと予測しています。
予想では無く予測です。