底打ち反転の流れ ~よく見かけるパターン~(USOIL)WTI原油 4時間足
長期下落していた相場が底打ちして反転するまでの流れを見ていきましょう。
常に同じパターンではありませんが、よく似たケースが多いと感じています。
安定下降のトレンドが継続してから、一旦、切り返します。
200EMAに挑戦するも抵抗を受けて反落します。
この動きを強い相場の場合は抵抗を受けずにそのまま反転上昇します。
通常は1回か2回、弱い相場はそれ以上、200EMAの抵抗を受けます。
そして、逆Cカーブのような急落などを付けて底打ちします。
そこから、急騰して底打ちしたような動きを見せてから、再度反落します。
けれども、そこが二番底となり切り返していきます。
ここでも、200EMAが抵抗になることもありますが、今回は一回で切り返しています。
その後、200EMAが抵抗線から支持線へと変わり押し目買いの展開となり反転していきます。
勿論、このまま上昇が続くのか、直ぐに終わるのかは分かりませんが、この一連の流れのパターンを理解しておくと他の銘柄も対応し易くなります。
チャートパターン
CFTC建玉明細 ~ゴールド~(GC1!)ゴールド先物 週足
CFTC建玉明細というのは、(Commodity Futures Trading Commission)、米商品先物取引委員会のことです。
毎週火曜日の建玉の内容をその週末に発表しています。
大口投機家と商業筋のポジション状況が公表されます。
この大口投機家がファンドの手口となります。
ファンドが買っているのか、それとも、売っているのかを見るものです。
緑色の折れ線が買いポジション、赤の折れ線が売りポジション、棒グラフがその差となっています。
これで、ゴールドを見ると、2020年の年初に過去最大の買い越しになっていたのが分かります。
そこから、コロナショックでゴールドも売られて、ファンドも買いポジションを減少させているのが分かります。
ここからの価格とファンドのポジションの動向を比較しながら見ていきましょう。
チャート上のトライアングルを探そう(8308)りそなホールディングス 日足
チャートを見ていると、チャートって不思議でもあり、面白いと感じたりします。
私はチャート上に水平線、トレンドライン、チャネルラインを引くわけですが、
ラインを引けば引くほど、チャート上に三角形や四角形が出てきます。
それを見つけると、私は・・・ですが、お宝を発見した気分になります。
相場はトレンドに勢いがある時と、一服して動きが小さくなる時があります。
トレンド相場と中間波動ということですね。
そして、トレンド相場でも中間波動でもラインを引いていくと、三角形や四角形が浮かび上がってくるのです。
相場はエネルギーの発散と収束の交錯で出来上がっているように感じています。
エネルギーを全部発散すれば、天井だったり底値だったりします。
そして、難しい局面が収束するところ、つまり、中間波動ということになります。
だからこそ、中間波動を制する者が相場のチャンスを掴まえ易くなると考えています。
まずは、皆さんもチャート上のトライアングルを探してみてはいかがでしょう。
似た値動きの物を探す(MOS)マザーズ株価指数 日足
日経平均とTOPIX、ジャスダックやマザーズなどの値動きは、その時々の時勢や情勢によって動きが違います。
そして、似た値動きをしているのはどれだろうか、
もしくは、真逆の動きをしているのはどれだろうかと見ていくとヒントが見つかることがあります。
つまり、相関性が高いか低いかということを意識するということです。
相関性が高いから「買い」とか「売り」ということではなく、
様々なマーケットを見ながら、お金がどこに流れて、どこから逃げているのかをいうことを意識していくと
チャート分析とは違った、マクロ的なイメージもしやすくなるのではないでしょうか。
現在、日本のマザーズ、米国のナスダックのチャートがしっかりしているように見えます。
そこから、お金の流れがどうなっているのかを考えることで、大局の動きを理解する一つになります。
「風が吹けば桶屋が儲かる」という言葉があります。
あるマーケットに異変が起きれば、どのマーケットがどう変化するかと想像していきましょう。
そして、想像と実際のマーケットを比較することで検証する癖がついていきます。
チャートにおいても、自分が立てたシナリオと実際のマーケットの違いを見ながら、
シナリオを常にブラッシュアップしていくことで、精度が上がっていきます。
今、世界は大きな嵐が起きています。
その大きな大きな風が吹くことで、世界は、また、日本はどうなっていくのでしょう。
綺麗なチャートと難しいチャート(7974)任天堂 週足
チャートを見ていると、分かり易いチャートと難しいチャートの局面がありますね。
これは、同じ銘柄でもありますよね。
では、トレードをする時の流れを確認しましょう。
全体像を確認してから、
1、トレードする銘柄を決める。
2、買い、売りを決める
3、取引量を決める。
4、ロスカットを決める。
5、注文が残っているか無くなっているかを確認する。
6、注文が残っていて利益が出ている場合はロスカットをどこに引き上げるかを考える。
5,6の繰り返し
この銘柄を決める時に、分かり易い動きをしそうなのか、難しそうな動きをするのかも考慮するとチャンスが広がるかもしれません。
チャートをパッと見て複雑に動いているか、わかっり易い動きをしているかも意識しましょう。
更にレベルを上げる場合は、チャートの見方にエリオット波動的な考え方を組み合わせてみましょう。
エリオット波動は奥が深い分析なので、興味があれば勉強して見ても良いかもしれません。
勉強しなくても、チャートを見て分かり易い局面か、難しい局面かを注視しましょう。
雑な表現をすれば、複雑な動きの後には分かり易い動きになることがあります。
分かり易い動きが終われば、難しい動きになることがあります。
勿論、それぞれが連続することもありますが、チャートの形状もヒント探しにされてみてはいかがでしょう。
チャート上のトライアングルを探す(USDJPY)8時間足
ドル円は先週105円台の円高に振れました。
そこからはドル高円安の動きになっています。
ここからどういった展開になるかはわかりません。
しかし、上値抵抗線や下値支持線を引くことで、そこにトライアングルが浮かび上がってきます。
現在は、そのトライアングルを上抜けてきたように見えます。
そのトライアングルに5波動のライン(赤い線)を引きました。
5波動のトライアングルを発見すれば、個人的には注目度が一気に高まります。
なぜなら、このパターンは上抜けしやすいパターンで、4の水平線がまずはターゲットとなります。
そして、大きな動きになれば、このトライアングルのスタートラインもターゲットになることもあります。
勿論、パターンは絶対ではありません。
パターン通りにならないことも間々あります。
ゆえに、パターンの予測と実際の値動きの違いを見ていく必要があります。
常にチャートの動きに素直に対応する必要がありますが、チャートのパターンや癖を理解しておくと
チャートからヒントを探すことができますのでチャンスが広がりますね。
複雑なライン ~如何にシンプルに見るか~(EURJPY)ユーロ円 日足
トレンドラインを引いていると、ラインが複雑になってくることがあります。
ユーロ円の日足チャートを見ると、安定下降しているようですが、ラインを引くと拡大トライアングルになっています。
その後、動きが小さくなり小さなトライアングルを形成しています。
動きが大きくなったり小さくなったりすることはよくあります。
ボラティリティ(変動率)が大きい時間帯と小さい時間帯があり、
それらが交錯するということを理解していれば対応し易くなります。
チャートの動きに素直に対応することが重要なのですが、なにも意識しないで素直に対応しようとすれば振り回されることになります。
いつも書くことですが、上がるか下がるかを意識するのではなく、動きの変化に対して意識することが重要です。
なぜなら、上がる下がるを予想して当たったとしても、動きが小さければ利益も小さくなります。
万が一、予想が外れて動きが大きくなれば損が大きくなります。
動きの変化を意識していれば、動き出しの初動を感じるようになります。
変化を捉えるところにチャンスがあると思っています。
チャネルラインと水平線が示唆する世界(9202)ANAホールディングス 週足
皆さんもニュースでご覧になられたと思いますが、
「投資の神様」といわれているウォーレン・バフェット。
彼が率いる米国のバークシャー・ハザウェイは年次株主総会を開催しました。
そこで、彼は新型コロナウイルスの感染拡大によって「世界が変わる」として、
保有していた米航空株を全て売却したことを明らかにしました。
今後、様々な分野でパラダイムシフトが起きるのであろうと思いますが、世界はどうなっていくのでしょうね。
一先ず、その渦中にある航空会社を見ていきましょう。
日本を代表する企業といえば「ANA」です。
チャートを見ると、リーマンショックから立ち直りしっかりと推移していましたが、今回のコロナショックで大きく失速しています。
このまま下降が続けばリーマンショックの時の安値を更新するかもしれません。
もし、仮に今ここでどうしようかと慌てている人がいるとしたら残念なことですが、
チャート分析や今回のテーマである「チャネルラインと水平線」について理解があれば、
もっと早い段階で対応ができていたと思います。
そのためにも、チャネルラインや水平線の引き方などを覚えてきましょう。
非常に簡単であり、尚且つ、初心者の方でも直ぐに使えるものです。
まずは、ご自身の感覚で水平線やチャネルラインを引いてみましょう。
ビットコイン水平線トレード・価格帯別色分けチャート 1000ドル刻みの法則?100日線200日線 365日移動平均線SMAが効く
価格帯別色分けチャート・水平線トレード
現在は9000ドル=94万円の水平線が意識されています
半減期は6日後に迫っています(2020年5月11日(月) 1週間を切っています
暗号資産/仮想通貨ビットコイン
1日足チャート
bitFlyer:BTCJPY
34万7789円=2017年5月25日高値
35万4350円=2018年12月15日安値)
56万6350円=2017年9月2日高値
64万5650円=2018年2月6日安値
82万4000円=2018年9月4日高値
94万2530円=2018年7月25日高値
価格帯別色分けチャート
過去の高値や安値が露骨に効いています
(1ドル@ 107円)
10.7万円=1000ドル
21.4万円=2000ドル
32.1万円=3000ドル
42.8万円=4000ドル
53.5万円=5000ドル
64.2万円=6000ドル
74.9万円=7000ドル
85.6万円=8000ドル
96.3万円=9000ドル
107万円=10000ドル
bitFlyer:BTCJPY 1日足チャート 価格帯別色分けチャート 2020年5月5日(火)21時撮影
移動平均線はサポートラインやレジスタンスラインとして意識されます
100日移動平均線SMA,EMAや200日移動平均線SMA,EMAはもちろんですが、
365日移動平均線SMAや600日移動平均線EMAも2018年に大活躍しました 2018年、2019年、2020年と3年連続で効いています 2020年5月5日(火)21時撮影
RCIインジケーターの見方ですが 短期線、中期線、長期線それぞれ-80上抜けで買い +80下抜けで売り(利確)が目安となります
ビットコイン 300日線刻みの法則性! 半減期後のマイニング損益分岐点一覧まとめ 100週移動平均線 BTCJPY&BTCUSD 2019年12月19日投稿アイデア
2019年12月19日投稿アイデア(アイディア)
ビットコインは75日線、100日線、200日線、365日移動平均線が効く!移動平均線は個別株でも効きます 2020年2月27日投稿アイデア
2020年2月27日投稿アイデア(アイディア)
BITSTAMP:BTCUSD 20日移動平均線SMA,EMA,100日移動平均線SMAEMA,200日移動平均線SMA,EMA,365日移動平均線SMAが露骨に効いています 2020年5月5日(火)21時撮影
600日移動平均線EMA,900日移動平均線EMA,1200日移動平均線EMA,1500日移動平均線EMA,2000日移動平均線EMAも見事に効いています 1800日線は約5年線です
BITFINEX:BTCUSD 週足チャート 高値切り下げ安値切り上げ(底値切り上げ) チャートパターントライアングル
BITSTAMP:BTCUSD 週足チャート
20週移動平均線、100週移動平均線SMA,EMA、200週移動平均線SMA,EMAはトレンド判断に便利です
基本的に移動平均線下抜けは売り(復帰失敗は戻り売り)、上抜けは買い(支えられたら買い)です
下ヒゲはぴったり300週移動平均線SMAで止まっています
今年も200週移動平均線SMAが大底サポートラインとして効きました
チャート形状からヒントを探す(AUDJPY)日足チャート
チャートに2本のラインを引きました。
高値と高値を結んだ線、
安値と安値を結んだ線、
この上下のどちらに抜けてくるかがポイントとなります。
上に抜けてくれば上昇トレンドの可能性が高まります。
下に抜ければ調整局面か下降トレンドの可能性が高まります。
このチャートの形状を「ウェッジ型」とみるか、
「ダイアゴナルトライアングル」とみるかで変わってきます。
ウェッジ型であれば、下降トレンドに移行しますので安値を更新していきます。
ダイアゴナルトライアングルであれば、一先ず下がりますがその後安値を割らずに上昇していきます。
チャートパターンを理解すれば、幾つかのシナリオができるので、あとは価格がどのシナリオに向かって推移するかを見ていけば対応が出来るようになります。
チャートパターンは幾つもありますが、少しずつ覚えていきましょう。
200日移動平均線の役割 ~トレンド転換の流れ~(2681) ゲオホールディングス 日足チャート
コロナショックで世界のマーケットは大きく荒れています。
「巣ごもり」などのキーワードが急上昇していますね。
今回は200日EMAの役割を見ていこうと思います。
200日EMAとは200日間の平均線となりますので、約1年間の平均線を示していることが分かります。
まず、
200日EMAより価格が高ければ、大局の強気を示唆します。
200日EMAより価格が低ければ、大局の弱気を示唆します。
次に、
200日EMAの方向性もポイントとなります。
200日EMAが上向きであれば、大局の流れが強気であることを示唆します。
200日EMAが下向きであれば、大局の流れが弱気であることを示唆します。
その200日EMAの方向性と価格の関係を見て大局の変化を捉えていきます。
様々なチャートでトレンド転換していく流れを見ていくうちに、トレンド転換する変化が見えてきます。
それにより、これからトレードするであろう銘柄を分析するヒントになっていきます。
原油の内部要因を見てみましょう ~CFTC建玉明細~(CL1!)WTI原油 週足チャート
4月20日に米国の原油先物市場が史上初めてマイナスとなりました。
先物取引特有の納会(のうかい)という制度が要因といわれています。
ただ、コモディティはモノの価格なので、「0円にはならない」というのが今までのコンセンサスでした。
そのコンセンサスが崩れたともいえる出来事でした。
そのときに、日本でも原油関連銘柄が非常に活況となりました。
では、市場での売買高において世界一位であるWTI原油の内部要因がどうなっているというのを見るのも、ときにはヒント探しの一つになるかもしれません。
そのヒントの一つが、CFTC(米商品先物取引委員会)が発表している、大口投機家(ファンド)のポジションがどうなっているかを見てみましょう。
チャートの下の緑色がファンドのポジション(買いの総数から売りの総数を引いた枚数)となります。
これを見ると、過去のパターンでは、ファンドのポジションが大きく減少したところで底打ちするケースが散見されます。
先週の動きでは、減少するところかファンドは買いポジションを増やしていました。
内部要因でトレードすることは全く推奨しませんが、過去のパターンからすれば底打ちには、もしかすると、もう少し時間がかかるかもしれません。
株式でも為替でも、あらゆる市場において、誰が買っていて誰が売っているのかを理解することも参考になる場合がありますね。
日足と週足だと見えるチャートが違う ~俯瞰することも重要~(2229)カルビー週足と日足
チャートを見ていて感じることは、トレードしている足種(日足とか、1時間足とか)だけを見ていてはいけないということです。
今回は日足で見るとやや乱高下しているように見える銘柄のチャートです。
2019年5月から順調に上昇し2020年を迎えましたが、そこから一気に急落し、2019年5月の安値を割りました。
相場が崩れたように見えますが、そこから息を吹き返し2020年2月の大きな窓開けの下限まで回復していきました。
ここだけピックアップすれば、獲りやすそうで狙い難い銘柄にも見えます。
もしくは、「V字」上昇しているので、簡単だったという声もあるかもしれません。
ただ、一般的には全世界がパニックになったことで急落した銘柄を強気で買うには一般の投資家には難しいと思います。
今度は週足チャートに切り替えてみて見ると、大局が下降チャネルの中で推移していることがよく分かります。
尚且つ、今回の安値は2017年9月からの更に小さな動きの拡大トライアングルの下限のトレンドラインでサポートされていることが分かります。
このように見ていけば、日足チャートだと一見難しそうでも週足で見ると規則性があるというケースも出てくるかもしれません。
流れに変化が起きるところは、トレンドライン、水平線、チャネルラインのブレイクから始まります。
日足の変化、週足の変化を一緒に観察することで、小さな変化も多きな変化も感じることが出来るようになっていくと思います。
いつもお話することですが、上がるか下がるかではなく、チャートの変化に意識を持っていきましょう。
木を見て森も見よう! ~大局観を備える~(GC1!)ゴールド 月足
コロナショックによってマーケットが荒れています。
そして、世界の経済がストップしたことで、活況があるのは「巣ごもり関連」くらいで、多くの産業が厳しい状況となっています。
食料品でも電化製品でも、株式市場や為替市場でも、基本は需要と供給のバランスです。
今はマスクなどの医療関係などの物は供給不足となっていますが、
不要不急により供給過多というか、需要激減によって大きく下落しているものが増えてきました。
株式市場も30%前後下落しましたので大きい動きですが、金融政策期待などから辛うじて踏ん張っているようにも見えます。
ただ、原油市場などは年初来から見れば、価格が半値以下になっており正に暴落といってよい動きになっています。
石油関連の企業やものは大きな影響を受けています。
ただし、モノの価格が下がるということは貨幣価値は上がることを示唆しています。
そして、通貨の側面も持っている有事に強いゴールドは勢いを増して上昇しています。
2011年に史上最高値をつけてから2015年までは調整局面となっていました。
そこから切り返しが入るのですが、まずはトライアングルを上抜けし、更にチャネルラインも上抜けしてきました。
後は高値を更新するか否かが注目となります。
大局を見ると、高値更新に挑戦しているようです。
そして、もし高値更新となればどういった展開になるのでしょうか?
どうなるかは分かりませんが、この上なく楽しみです。
いつの時代も下がるものがあれば上がるものがあります。
最近は動きが大きくなっている銘柄が多いので、もしかしたら、時間足や分足ばかり見ている人が多いかもしれません。
でも、時には大きな流れも確認してマーケットの全体像を捉えることを意識されてみても良いかもしれませんね。
落ちてくるナイフはつかむな ~エリオット波動的な見方~(USOIL)WTI原油 月足チャート
エリオット波動は非常に奥が深く、熟練の技が求められる手法です。
ですから、安易に波動カウントをすると誤った見方になることが多いので注意が必要です。
そこで、今回は「エリオット波動的」として、細かいカウントをするのではなく、「~的な」見方としてカウントを入れました。
エリオット波動の基本は上昇5波動と下降の3波動で構成されます。(推進する5つの波と修正する3つの波)
2008年のリーマンショック前に史上最高値を付けました。
そこまでは、綺麗な5波動のように見えます。
そこからまず急落しました。これを大局の「A波」と仮定します。
そこから2011年にかけて、戻り(上昇)が入りました。「B波」と仮定します。
そうすると、現在にかけては大局のC波がきているという見方もできるかもしれません。
2018年10月からC波の中の第5波が始まったのかもしれません。
そういう仮説が立つと、どうも、先日の1ドルがその5波目の中の更に細かな3波のようにも見えます。(難しい話ですので、理解できなくても大丈夫です)
底打ちしたのかもしれません。実際どうなるかは神様しかわかりません。
エリオット波動はその時々によって波動を修正しながら波動をカウントします。
ですから、安易に決め付けてトレードをしてはいけません。
上がるか下がるかではなく、変化を意識しましょう。
直近の下落により原油関連銘柄が活況銘柄や取引高の上位に入ってきています。
相場格言に
「落ちてくるナイフはつかむな」という言葉があります。
これは、下がってくれば価格的に魅力を感じて買いたくなりますが、直ぐに買うのではなく底打ちを確認しましょう。
といった意味です。
ここから原油は上がるかもしれません。
ですが、値ごろ感でトレードするのではなく、チャートの変化を捉えていきましょう。
買いにエッジが出てきたから買いを検証する。
売りにエッジが出てきたから売りを検証する。
大事なことだと思っています。